JP3245262U - 消火シート - Google Patents

消火シート Download PDF

Info

Publication number
JP3245262U
JP3245262U JP2023004088U JP2023004088U JP3245262U JP 3245262 U JP3245262 U JP 3245262U JP 2023004088 U JP2023004088 U JP 2023004088U JP 2023004088 U JP2023004088 U JP 2023004088U JP 3245262 U JP3245262 U JP 3245262U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguishing
extinguishing agent
sheet
fire
agent layers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023004088U
Other languages
English (en)
Inventor
有里紗 乾
哲史 久保田
辰基 遠藤
圭介 神代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Protec Corp
Original Assignee
Yamato Protec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Protec Corp filed Critical Yamato Protec Corp
Priority to JP2023004088U priority Critical patent/JP3245262U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245262U publication Critical patent/JP3245262U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】消火剤組成物の形態保持性、防湿性及び耐衝撃性に優れ、所望の場所に簡易に設置及び使用できる消火シートを提供する。【解決手段】消火シート1は、熱分解によりエアロゾルを発生させる消火剤を含む複数の消火剤層3と、複数の消火剤層の第1面を覆い、複数の消火剤層を互いに離間した状態で保持する第1保護フィルム5aと、複数の消火剤層の第2面を覆う第2保護フィルム5bと、を具備する。【選択図】図2

Description

本考案は、火災時にエアロゾルを発生させて火炎を消火ないし抑制する消火シートに関する。
出願人は、特許文献1(国際公開WO2017/134703号)において、燃焼によりエアロゾルを発生して火災を消火抑制することができる消火剤組成物を開示した。
国際公開WO2017/134703号
出願人は、消火剤組成物を組み込んだ消火器具及び設備を実用化するべく開発を続けているところ、消火剤組成物の形態保持性、防湿性及び耐衝撃性に優れ、簡易に設置及び使用できる消火器具を開発した。
すなわち、本考案は、消火剤組成物の形態保持性、防湿性及び耐衝撃性に優れ、所望の場所に簡易に設置及び使用できる消火シートを提供することを目的とする。
上述した課題を解決すべく、本考案は、
熱分解によりエアロゾルを発生させる消火剤を含む複数の消火剤層と、
前記複数の消火剤層の第1面を覆い、前記複数の消火剤層を互いに離間した状態で保持する第1保護フィルムと、
前記複数の消火剤層の第2面を覆う第2保護フィルムと、
を具備することを特徴とする消火シート、を提供する。
本考案の消火シートでは、前記第1保護フィルムと前記第2保護フィルムとが、前記複数の消火剤層の外側に、他の部分よりも薄い薄肉部を形成すること、が好ましい。また、前記薄肉部には、破線部又はミシン目部が形成されていること、が好ましい。
また、本考案の消火シートでは、前記複数の消火剤層のそれぞれが略矩形であること、が好ましい。
また、本考案の消火シートでは、前記複数の消火剤層のそれぞれが、その整列方向に5cm~20cmの幅を、前記整列方向に直交する方向に5cm~20cmの幅を有すること、が好ましい。
本考案の消火シートでは、消火剤組成物が保護フィルムの間に挟み込まれているので、消火剤組成物の形態保持性、防湿性及び耐衝撃性に優れている。また、消火剤組成物の形態保持性、防湿性及び耐衝撃性に優れていることから、消火シートを所望の場所に簡易に設置及び使用できる。
本実施形態に係る消火シート1の概略図である。 消火シート1の断面図である。 消火シート1の利用形態の一例を示す概略図である。 本実施形態の変形例に係る消火シート11の概略図である。
以下、本考案の消火シートの一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本考案はこれら図面に限定されるものではない。また、図面は、本考案を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。
本実施形態では、消火シート1は、例えばスマートフォンを含む携帯端末、リチウムイオン電池及び可燃物などの保護対象Pとともに用いて、保護対象Pが発火ないし延焼した際に消火ないし火炎の抑制を行う(例えば図3参照)。ただし、本発明の消火シート1はこのような用途に限られない。
図1及び図2に示すように、消火シート1は、複数の消火剤層3と保護層5を含む。
使い勝手の良さの観点からは、消火シート1は全体として略矩形であることが好ましいが、これに限られない。本実施形態では、消火シート1は3つの消火剤層3を有するが、消火剤層3は2つ以上であればよい(図4参照)。
各消火剤層3は、充分な量のエアロゾルを生成し得る限り、どのような形状でもよいが、製造効率や消火性能の観点からは、略矩形の消火剤層3が好適である。ただし、略円形、略多角形、その他の幾何学図形でもよいし、あるいは、動植物、人物、風景又は構造物をあしらった模様をなしてもよい。
各消火剤層3は、その厚み方向に略直交する所定方向に離間して配置される。離間距離Dに特段の制限はないが、例えば5mm~500mmとすることができる。すなわち、隣り合う消火剤層3の間で消火シート1を折り曲げる際の曲げやすさの観点からは、例えば5mm以上の離間距離Dが設定されるとよい。また、十分な消火抑制性能の観点からは、例えば500mm以下の離間距離Dが設定されるとよい。
消火剤層3は上述した所定方向(縦方向)に整列する。消火剤層3は更に、縦方向に直交する方向(横方向)にも整列してもよい。つまり、複数の消火剤層3は縦横に整列してもよい。隣り合う消火剤層3同士の間で消火シート1を切断することで、消火シート1を用途に適したサイズにすることができる。
各消火剤層3は同じ寸法でもよいし、異なる寸法でもよい。消火シート1を例えばスマートフォンの保護のために利用する場合には、消火剤層3は、縦方向に5cm~20cmの幅を、横方向に5cm~20cmの幅を有することが好適である。
次いで、消火剤層3の組成について詳細に説明する。
各消火剤層3は、熱分解によりエアロゾルを発生させる消火剤を含み、これをシート状ないし膜状に形成したものである。
具体的には、消火剤層3は、バインダー樹脂と、燃焼(分解反応)によってエアロゾルを発生する消火剤成分と、を含む。消火剤成分は、例えば、無機酸化剤とラジカル発生剤とを少なくとも含む。ラジカル発生剤は、燃焼ラジカルを安定化して燃焼の連鎖反応を抑制する作用(負触媒作用)を有する。
消火剤層3の厚さは、保護対象Pや設置場所、配合すべき消火剤成分の量に応じて適宜設定すればよい。消火剤層3の厚さは、例えば、1mm以下であればよく、30~1000μmとすることができ、120~500μmであってもよい。
消火剤層3における消火剤成分の含有率(消火剤層3の質量基準)は、例えば、20~97質量%であり、好ましくは33~95質量%であり、より好ましくは80~92質量%である。消火剤成分の含有率が20質量%以上であることで、十分な消火性能を達成することができ、他方、97質量%以下であると、消火剤の安定した成形を達成できる。消火剤成分の単位面積当たりの量は、消火すべき対象に応じて設定すればよい。
消火剤成分について詳細に説明する。
消火剤成分は、追って詳しく述べるように、無機酸化剤とラジカル発生剤とを少なくとも含む。
すなわち、無機酸化剤(以下「(A)成分」ということがある。)は、バインダー樹脂とともに燃焼して熱エネルギーを発生する成分である。無機酸化剤として、塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸ストロンチウム、塩素酸アンモニウム、塩素酸マグネシウム及び過塩素酸カリウムが挙げられる。これらは、一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
ラジカル発生剤(以下「(B)成分」ということがある。)は、バインダー樹脂及び無機酸化物の燃焼により生じた熱エネルギーによりエアロゾル(ラジカル)を発生させるための成分である。ラジカル発生剤として、分解開始温度が90~350℃の範囲のものを使用することが好ましい。
ラジカル発生剤として、カリウム塩及びナトリウム塩が挙げられる。カリウム塩として、酢酸カリウム、プロピオン酸カリウム、クエン酸一カリウム、クエン酸二カリウム、クエン酸三カリウム、エチレンジアミン四酢酸三水素一カリウム、エチレンジアミン四酢酸二水素二カリウム、エチレンジアミン四酢酸一水素三カリウム、エチレンジアミン四酢酸四カリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸二カリウム、シュウ酸水素カリウム、シュウ酸二カリウム及び重炭酸カリウムが挙げられる。ナトリウム塩として、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム及び重炭酸ナトリウムが挙げられる。これらは、一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
(A)成分の含有量は、(A)成分及び(B)成分の合計量100質量部に対し、例えば、10~60質量部であり、好ましくは20~50質量部であり、より好ましくは35~45質量部である。(B)成分の含有量は、(A)成分及び(B)成分の合計量100質量部に対し、例えば、45~90質量部であり、好ましくは50~80質量部であり、より好ましくは55~65質量部である。
消火剤層3はバインダー樹脂を含んでもよい。
バインダー樹脂として、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂を使用できる。熱可塑性樹脂として、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ(1-)ブテン系樹脂、ポリペンテン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン系樹脂、メチルメタクリレート-ブタジエン-スチレン系樹脂、エチレン-酢酸ビニル樹脂、エチレン-プロピレン樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂として、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンコム(BR)、1,2-ポリブタジエンゴム(1,2-BR)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、ニトリルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン-プロピレンゴム(EPR、EPDM)、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム(ACM、ANM)、エピクロルヒドリンゴム(CO、ECO)、多加硫ゴム(T)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM、FZ)、ウレタンゴム(U)等のゴム類、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネート樹脂、ポリイソシアヌレート樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。バインダー樹脂には、硬化剤成分が含まれていてよい。
エポキシ樹脂は、消火剤成分との相溶性に優れるとともに、後述のアルコール溶媒に可溶であり且つ安定性が高い点で、バインダー樹脂に適している。エポキシ樹脂は、カリウム塩及びナトリウム塩(ラジカル発生剤)と相溶性に優れるため、厚さが均一の消火剤層3が得られやすい。これに加え、エポキシ樹脂は湿熱による加水分解及び脆化が生じないため、エポキシ樹脂をバインダー樹脂として含む消火剤層3は優れた安定性を有する。また、エポキシ樹脂は、消火剤層3の熱分解反応と概ね等しく約260~350℃で熱分解を開始するから、消火性能を損なうことなく、エアロゾルを発生することができる。
消火剤層3の全量を基準とするバインダー樹脂の含有量は、例えば、3~80質量%であり、好ましくは5~67質量%であり、より好ましくは8~20質量%である。バインダー樹脂の含有率が3質量%以上であることで、優れた成形性を達成でき、他方、80質量%以下であることで、優れた消火性能を達成できる。
消火剤層3には、上述した成分以外の他の成分が配合されてもよい。他の成分として、水等の分散剤、溶剤、着色剤、酸化防止剤、難燃剤、無機充填材及び粘着剤が挙げられるが、これらに限られるものではない。これらの成分は消火剤層3の組成及びバインダー樹脂の種類によって適宜選択すればよい。
次いで保護層5について説明する。
保護層5は、消火剤層3を覆って保護する。すなわち、保護層5は、消火剤層3に耐水性、耐湿性、耐擦過性、防汚性、耐衝撃性、及び耐久性を付与する。保護層5は、消火剤層3の反応開始時間を調節する役割をも果たす。
図2に示すように、保護層5は、消火剤層3の両面を覆いつつ互いに貼り付けられた保護フィルム5a,5b(即ち、保護フィルム5a,5bの積層体)を含む。
保護フィルム5a,5bは、消火剤層3の両面に貼り付けられることで積層されるが、これに限られない。例えば、保護フィルム5a,5bと消火剤層3との間に他の層(例えば模様層)が介在してもよい。また、保護フィルム5a,5bは、消火剤層3側に接着剤層(図示せず)を有してもよい。
保護性能の確保の観点からは、保護フィルム5a,5bが消火剤層3の両面の全面を覆うことが好ましい。ただし、保護性能の一部を少なくとも確保できる限り、保護フィルム5a,5bの間から消火剤層3が露出してもよいし、あるいは、保護フィルム5a,5bの孔ないしスリット(図示せず)から消火剤層3が露出してもよい。
したがって、消火シート1には、厚さ方向(図2参照)に亘って消火剤層3が存在ない薄肉部7がある。薄肉部7は、消火剤層3を含む他の部分と比べて薄く形成されている。あるいは、薄肉部7は、消火剤層3の外縁部とも言えるし、あるいは、保護フィルム5a,5b同士が直接的に対向する積層部分とも言える。
薄肉部7は、消火剤層3を含む他の部分と比べて薄く柔軟であり、屈曲しやすい。それゆえ、薄肉部7を屈曲させることで、消火シート1を、例えば略U字状、略V字状といった所望の形に変形させることができる。
薄肉部7は他の部分と比べて薄いため、薄肉部7を例えばハサミで切断することは容易である。これにより、保護対象Pに合わせて消火シート1の寸法を簡易に調節することができる。なお、切断をより容易にするために、薄肉部7に破線部又はミシン目部を形成してもよい。
保護フィルム5a,5bの材質としては、例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、フッ素樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミド、金属、酸化物、窒化物、酸窒化物等が挙げられる。とりわけ、透明な保護フィルム5a,5bを得るためには、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート又は塩化ビニル樹脂が好適である。透明な保護フィルム5a,5bを用いることで、消火剤層3の状態を外部から観察することができる。
保護フィルム5a,5bの厚さは、特に制限されるものではなく、消火対象や設置場所、配合すべき消火剤成分の量に応じて適宜設定すればよい。保護フィルム5a,5bの厚さは、それぞれ、例えば、1~1000μmであってよく、20~200μmであってもよい。
消火シート1の製造方法を説明する。
上述した消火剤組成物を含むスラリーを塗布装置により塗布して、帯状ないしロール状の消火剤層3を生成する。次いで、帯状ないしロール状の消火剤層3を所望の寸法に切断する。
切断された複数の消火剤層3を保護フィルム5a上に配置する。このとき、複数の消火剤層3を離間距離Dだけ離間して載置する。また、複数の消火剤層3を縦方向及び横方向に配置してもよい。
複数の消火剤層3の他面側を更に保護フィルム5bで覆い、保護フィルム5a,5bを貼り合わせる。消火シート1は更に、薄肉部7において所望の大きさに切断されてもよい。これにより消火シート1が完成する。
消火シート1の使用方法を説明する。
図3に示すように、収納ボックス9にスマートフォン(保護対象)Pを預け置く場面を考える。
まず消火シート1を所望の大きさに切断しておく。ここでは、スマートフォンPの保護のために適切と考えられる、3枚の消火剤層3を有する消火シート1とした。
収納ボックス9のトレー91を引き出し、消火シート1を敷く。中央の消火剤層3の上方にスマートフォンPを載置し、両側の消火剤層3をスマートフォンPに向けて折り畳む。これにより、スマートフォンPは消火剤層3により取り囲まれた状態となる。この状態で、トレー91を収納ボックス9内に収めることで、スマートフォンPの保護を維持したまま保管可能となる。
スマートフォンPが発火し又は他の火元から延焼し、所定の温度に達すると、保護フィルム5a,5bが熱で溶け、消火剤層3が露出する。消火剤層3は熱分解し、消火性のエアロゾルを発生させる。エアロゾルの負触媒効果によりスマートフォンP及びその周囲の火炎が消火ないし抑制される。
以上、本考案の一実施形態である消シートについて説明したが、本考案はこれらのみに限定されるものではなく、本考案の技術的思想を具備する限りは種々の設計変更が可能であり、かかる設計変更態様は全て本考案の技術的範囲に含まれる。
例えば、消火剤層3と少なくとも一方の保護フィルム5a,5bとの間に、模様などを含むデザイン層が配置されてもよい。これにより消火シート1のデザイン性が向上する。
また、消火シート1は、建物の壁面などに貼付されてもよい。この場合、保護フィルム5aのみが消火剤層3の一方の面に設けられてもよい。
あるいは、保護層5の少なくとも一方の外面に模様層が積層されてもよい。建物の壁面などに貼付された消火シート1が、周囲の模様や色彩と馴染み、違和感を生じさせない。模様層は例えば保護層5への印刷や塗布により形成することができる。模様層の形成は、消火剤層3への保護層5の積層前に(つまり単体の保護フィルム5a,5bに対して)行ってもよいし、消火剤層3への保護層5の積層後に(つまり積層済みの消火シート1に対して)行ってもよい。
また、縦幅、横幅及び厚さの少なくとも1つにおいて異なる寸法や異なる形状を有する消火剤層3が含まれていてもよい。この場合、消火シート1を所望する寸法や形状に切り離して使用することができ、種々の箇所や用途に適用し易い。
1 消火シート
3 消火剤層
5 保護層
5a,5b 保護フィルム

Claims (5)

  1. 熱分解によりエアロゾルを発生させる消火剤を含む複数の消火剤層と、
    前記複数の消火剤層の第1面を覆い、前記複数の消火剤層を互いに離間した状態で保持する第1保護フィルムと、
    前記複数の消火剤層の第2面を覆いつつ前記第1保護フィルムに貼り合わされる第2保護フィルムと、
    を具備することを特徴とする消火シート。
  2. 前記第1保護フィルムと前記第2保護フィルムとが、前記複数の消火剤層の外側に、他の部分よりも薄い薄肉部を形成していること、
    を特徴とする請求項1に記載の消火シート。
  3. 前記薄肉部に、破線部又はミシン目部が形成されていること、
    を特徴とする請求項2に記載の消火シート。
  4. 前記複数の消火剤層のそれぞれが略矩形であること、
    を特徴とする請求項1~3のうちのいずれかに記載の消火シート。
  5. 前記複数の消火剤層のそれぞれが、その整列方向に5cm~20cmの幅を、前記整列方向に直交する方向に5cm~20cmの幅を有すること、
    を特徴とする請求項4に記載の消火シート。
JP2023004088U 2023-11-10 2023-11-10 消火シート Active JP3245262U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004088U JP3245262U (ja) 2023-11-10 2023-11-10 消火シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023004088U JP3245262U (ja) 2023-11-10 2023-11-10 消火シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3245262U true JP3245262U (ja) 2024-01-12

Family

ID=89451462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023004088U Active JP3245262U (ja) 2023-11-10 2023-11-10 消火シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245262U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6764023B2 (ja) 耐火樹脂組成物、耐火シート、耐火積層体、及びバッテリー
RU2343592C1 (ru) Небольшой блок батареи, имеющий огнезащитную клейкую деталь
JP2021137445A (ja) 消火用積層体
JP2021137346A (ja) 消火用積層体及びその製造方法、並びに消火用積層体の巻重体
CN110740863B (zh) 用于防火的材料
JP3245262U (ja) 消火シート
KR20090066087A (ko) 건축용 복합기능의 진공 방화심재
JP6550035B2 (ja) ダクト保温構造、ダクト保温構造の施工方法
US20220355144A1 (en) Fire stopper
JP7220927B2 (ja) 消火具
JP5080354B2 (ja) 耐火処理材
WO2021149777A1 (ja) 防火方法及び消火体
JP2022171057A (ja) 消火用積層体
JP4938359B2 (ja) 防火断熱パネル
WO2023224061A1 (ja) 消火体
JP2022171060A (ja) 消火用積層体及びエレクトロニクス部材
JP7505507B2 (ja) 消火体
JP7469507B2 (ja) 消火体
WO2022230982A1 (ja) 消火性部材及びその製造方法
KR20080003279U (ko) 열발포성 깔개와 전선격벽 구조물이 부착된 케이블방염트레이
WO2018047321A1 (ja) 太陽電池モジュール
JP5295194B2 (ja) 不燃性テープ
JP2023146688A (ja) 電池パック
JP2023039532A (ja) 自己消火性建材
JP2024056393A (ja) 消火体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3245262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150