JP3245150U - ダブルブレードファンのファンブレード - Google Patents
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Abstract
【課題】外径サイズを効果的に小さくし、空気流量を増加させ、騒音を低減できるダブルブレードファンのファンブレードを提供する。
【解決手段】本考案によるダブルブレードファンのファンブレードは、ハブ10と、複数の前部ファンブレード20と、エアリング30と、複数の後部ファンブレード40を含む。各前部ファンブレード20は、ハブ10によって駆動されて回転すると、出口空気流が生成される。エアリング30は、風を遮断して出口空気流を集中させるために使用されている。各後部ファンブレード40は、前部ファンブレード20で生成された出口空気流によって駆動されて回転して、出口空気流を集中させて前方に吹く直流風を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】本考案によるダブルブレードファンのファンブレードは、ハブ10と、複数の前部ファンブレード20と、エアリング30と、複数の後部ファンブレード40を含む。各前部ファンブレード20は、ハブ10によって駆動されて回転すると、出口空気流が生成される。エアリング30は、風を遮断して出口空気流を集中させるために使用されている。各後部ファンブレード40は、前部ファンブレード20で生成された出口空気流によって駆動されて回転して、出口空気流を集中させて前方に吹く直流風を形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、ファンに関して、特にファンブレードの外径を小さくし、空気流量を増加させ、騒音を低減することができるダブルブレードファンのファンブレードに関する。
扇風機は、よく使われる電気製品で、家庭や工場、屋外などで広く使われている。また、電子機器内のマザーボード、集積回路、プリント基板などの各種電子部品は、動作中に発熱し、徐々に温度が上昇し、放熱効率が不十分な場合、電子部品の破損やショートが発生する可能性があり、その結果、動作中の電子部品の性能と寿命に影響を与える。そのため、電子機器に冷却ファンを取り付けることも一般的な冷却技術である。
従来の冷却ファンは、一般に軸流ファンであり、その構造は、中空のケーシング、モータ、ファン羽根車を含む。モータは、中空のケーシング内に固定されており、ファン羽根車は、中心に中空軸を有し、中空軸から径方向外側に延びる複数の羽根を有し、中空軸を介してモータのロータにスリーブ装着されて、さらに、モータによって回転する。従来のファン羽根車の各ブレードには、空気収集効果がないため、回転によって生じる空気流がブレードの外縁から漏れ、それにより従来のファン羽根車が供給する空気流量が減少する。
前述した従来の軸流ファンは、運転中に渦電流が発生し、ファンブレードの回転によりファンフレームが共振して騒音を発生し、また、電動モータによるファンブレードの回転により発生する騒音は、周囲の利用者に騒音や不快感を与えることが多い。従来の軸流ファンの主な欠点は、ファンブレードのサイズが大きすぎること、風量が少ないこと、また騒音が高いことである。
本考案の目的は、ファンブレードの外径サイズを小さくし、空気流量を増加させ、騒音を低減できるダブルブレードファンのファンブレードの構造を提供することにある。エアコン完備の寝室、オフィス、デスクトップ、電子機器用の冷却ファン、及び屋外での使用に適している。
本考案のもう一つの目的は、ダブルブレードファンのファンブレードを提供することにある。後部ファンブレードは、前部ファンブレードで生成された気流によって駆動して回転され、前部ファンブレードから吹き出される気流を集中させることができ、そして、気流を静かに前方に吹く直流風に変換する。
本考案のもう一つの目的は、ダブルブレードファンのファンブレードを提供することにある。ファンブレードの角度を調整し、ダブルブレード設計を採用することで、同じ吹出口空気流量値におけるファンブレードの最小外径サイズで、ファンブレードの風向流路を利用することで騒音を低減し、コンパクトでポータブルな製品に設計する。
上記の新たな目的を達成できるダブルブレードファンのファンブレードは、ハブと、複数の前部ファンブレードと、エアリングと、複数の後部ファンブレードを含み、ハブは、駆動されて回転し、前部ファンブレードは、ハブから径方向外側に向けてさらに放射状に配置されており、各前部ファンブレードは、一方向に沿って延伸し、その延伸末端に外縁部を形成し、各前部ファンブレードは、ハブによって駆動されて回転すると、出口空気流が生成され、エアリングは、風を遮断して出口空気流を集中させるために使用されており、エアリングは、各前部ファンブレードの外縁部に接続されており、エアリングには少なくとも1つの空気出口が設けられ、複数の後部ファンブレードは、エアリングから外側に延伸しておりさらに放射状に配置され、各後部ファンブレードは、前部ファンブレードで生成された出口空気流によって駆動されて回転して、出口空気流を集中させて前方に吹く直流風を形成する。
上述のダブルブレードファンのファンブレードにおいて、各の後部ファンブレードは、狭い端部を設けて、外側に延伸して広い端部を形成する。
以下、本考案による実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、同一の参照符号は、同一または類似の構造またはユニットを表すために使用される。説明した実施形態はこの場合の一部の例にすぎず、すべての実施形態ではないことが予想される。上記の例に基づいて、他の実施形態を推測することができ、あるいは必要に応じて構造を修正または変更することができ、それらはすべて本考案の保護範囲に含まれる。
以下の説明では、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「内側」、「外側」、「側」などの方向を示す用語は、添付した図に言及するものとする。方向性に関する用語の使用は、この事例をより適切かつ明確に説明し、理解するためのものであり、説明されているデバイスまたはコンポーネントが特定の方向、構造、動作を持たなければならないことを明示または暗示するものではなく、したがって、本考案の技術的内容を限定するものとして理解することはできない。
具体的かつ明確な仕様や制限がない限り、以下の説明において、「設置」、「互いに連なる」、「接続」、または「に配置されている」は、広く理解されるべきで、たとえば、固定接続、取り外し可能な接続、一体型接続、機械的接続、直接互いに連なること、間接互いに連なること、または2つのコンポーネントの内部接続などである。この場合の当業者であれば、各実施形態およびこの場合においても上記用語の具体的な意味を常識または経験に基づいて理解することができる。
図1~図7を参照すると、本考案によるダブルブレードファンのファンブレード構造は、ハブ10と、複数の前部ファンブレード20と、エアリング30と、複数の後部ファンブレード40を含む。ハブ10は、駆動されて回転する。前部ファンブレード20は、ハブ10から径方向外側に向けてさらに放射状に配置されている。各前部ファンブレード20は、一方向に沿って延伸して、その延伸末端に外縁部21が形成される。各前部ファンブレード20は、ハブ10によって駆動されて回転すると、出口空気流が生成される。エアリング30は、風を遮断して出口空気流を集中させるために使用されている。エアリング30は、各前部ファンブレード20の外縁部21に接続されており、エアリング30には少なくとも1つの空気出口31が設けられている。複数の後部ファンブレード40は、エアリング30から外側に延伸しておりさらに放射状に配置されている。各後部ファンブレード40は、前部ファンブレード20で生成された出口空気流によって駆動されて回転して、出口空気流を集中させて前方に吹く直流風を形成する。
ハブ10は、中央に設けられた中空軸11と、ハブ10から径方向外側に延伸していた複数の前部ファンブレード20とを有している。ファン13は、中空軸11によってモータ(図示せず)の回転軸に設けられ、モータによって駆動して回転される。
エアリング30は、各前部ファンブレード20に連続して外縁部21を囲んでおり、ハブ10が、各前部ファンブレード20を駆動して回転することでと生じた空気流は、エアリング30によって遮断され、集風効果を生み出す。
好ましい実施形態では、各後部ファンブレード40は、狭い端部41を設けて、外側に延伸して広い端部42を形成する。
本考案によるダブルブレードファンのファンブレードは、従来の技術と比較して以下のような利点がある。
(1) ファンブレードの外径サイズを効果的に小さくし、空気流量を増加させ、騒音を低減できるダブルブレードファンのファンブレードを提供する。エアコン完備の寝室、オフィス、デスクトップ、電子機器用の冷却ファン、及び屋外での使用に適している。
(2) 後部ファンブレードは、前部ファンブレードで生成された気流によって駆動して回転され、前部ファンブレードから吹き出される気流を集中させることができ、そして、気流を静かに前方に吹く直流風に変換する。
(3) ファンブレードの角度を調整し、ダブルブレード設計を採用することで、同じ吹出口空気流量値におけるファンブレードの最小外径サイズで、ファンブレードの風向流路を利用することで騒音を低減し、コンパクトでポータブルな製品に設計する。
(1) ファンブレードの外径サイズを効果的に小さくし、空気流量を増加させ、騒音を低減できるダブルブレードファンのファンブレードを提供する。エアコン完備の寝室、オフィス、デスクトップ、電子機器用の冷却ファン、及び屋外での使用に適している。
(2) 後部ファンブレードは、前部ファンブレードで生成された気流によって駆動して回転され、前部ファンブレードから吹き出される気流を集中させることができ、そして、気流を静かに前方に吹く直流風に変換する。
(3) ファンブレードの角度を調整し、ダブルブレード設計を採用することで、同じ吹出口空気流量値におけるファンブレードの最小外径サイズで、ファンブレードの風向流路を利用することで騒音を低減し、コンパクトでポータブルな製品に設計する。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態で実施可能である。
10 ハブ
11 中空軸
20 前部ファンブレード
21 外縁部
30 エアリング
31 空気出口
40 後部ファンブレード
41 狭い端部
42 広い端部
11 中空軸
20 前部ファンブレード
21 外縁部
30 エアリング
31 空気出口
40 後部ファンブレード
41 狭い端部
42 広い端部
Claims (2)
- ハブ(10)と、複数の前部ファンブレード(20)と、エアリング(30)と、複数の後部ファンブレード(40)を含み、
前記ハブは、駆動されて回転する;
複数の前記前部ファンブレードは、前記ハブから径方向外側に向けてさらに放射状に配置されており、各前記前部ファンブレードは、一方向に沿って延伸して、その延伸末端に外縁部を形成して、各前記前部ファンブレードは、前記ハブによって駆動されて回転すると、出口空気流が生成される;
前記エアリングは、風を遮断して出口空気流を集中させるために使用されており、前記エアリングは、各前記前部ファンブレードの外縁部に接続されており、前記エアリングには少なくとも1つの空気出口(31)が設けられている;
複数の前記後部ファンブレードは、前記エアリングから外側に延伸しており放射状に配置されて、各前記後部ファンブレードは、前記前部ファンブレードで生成された出口空気流によって駆動されて回転して、出口空気流を集中させて前方に吹く直流風を形成することを特徴とするダブルブレードファンのファンブレード。 - 各前記後部ファンブレードは、狭い端部を設けて、外側に延伸して広い端部を形成することを特徴とする請求項1に記載のダブルブレードファンのファンブレード。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN2023302565745 | 2023-05-05 | ||
CN202330256574 | 2023-05-05 |
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2023003955U Active JP3245150U (ja) | 2023-05-05 | 2023-10-31 | ダブルブレードファンのファンブレード |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3245150U (ja) |
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2023
- 2023-10-31 JP JP2023003955U patent/JP3245150U/ja active Active
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