JP3245015U - 排気式ソール - Google Patents

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Abstract

【課題】この考案は、透気靴の技術分野に属し、特に、排気式ソールに関するものである。【解決手段】この考案の排気式ソールはミッドソールと底部ソールを含み、前記ミッドソールの下表面には気体収納室、気体送入通路及び片方向排気通路が形成され、前記気体収納室はヒールと対応する位置に形成されている。気体送入通路は気体収集通路と気体案内通路を含み、前記気体収集通路は靴のソールと対応する位置に形成されかつ複数の気体導入孔を含み、前記気体送入通路は気体案内通路により気体収納室の後端に連結される。前記片方向排気通路はテスラバルブのような構造を具備し、片方向排気通路の一端は気体収納室の前端に連結され、片方向排気通路の他端にはミッドソールを貫通する気体排出孔が形成され、片方向排気通路において気体排出孔から気体収納室に向く方向は高抵抗方向でありる。この考案はテスラバルブのような構造を具備している片方向気流通路を用い、気流が互いに対抗する原理により気流の片方向の流動を実現する。すなわち、排気式ソールの内部に移動部品が取り付けられていないので、使用寿命を延長させ、安定性を向上させることができる。また、製造工程を簡単にし、効率を向上させ、コストを低減することができる。【選択図】図1

Description

この考案は、透気靴の技術分野に属し、特に、排気式ソールに関するものである。
靴は我々の生活において常用している着用品である。従来のスニーカー(sneakers)は通常、靴の上表面の材料を変えることにより靴の透気性を向上させる。足において汗とにおいが最も多い箇所は足の裏であるので、靴の上表面の材料を変えることにより靴の透気性を効率的に向上させることができない。
前記問題を解決するため、特許番号がCN100423663Cである中国特許は、換気機能及び汗排出機能を具備しているポリウレタン(Polyurethane)シューアッパー付き射出成型健康靴を提案した。前記健康靴は、シューアッパー、インソール、ミッドソール及びポリウレタンアウトソールを含み、シューアッパーとアウトソールは射出成型により一体に成型されている。前記ポリウレタンアウトソールの踵にはエアバッグ収納室が形成され、エアバッグはエアバッグ収納室内に取り付けられる。前記インソールの前足には通気孔が形成され、前記ミッドソールはインソールとアウトソールとの間に配置され、ミッドソールには連通気道と吸気逆止弁が形成されている。前記ミッドソールの踵には給気袋から突出している押圧孔が形成され、靴内の空間は通気孔、ミッドソール上の連通気道及び吸気逆止弁によりエアバッグに連通状態に連結される。前記アウトソールの踵にはエアバッグと外部を連通させる排気孔が形成され、排気孔には排気逆止弁が取り付けられている。
従来の換気式靴は通常、逆止弁により気流の流動方向を制御する。従来の逆止弁の内部に移動部品が取り付けられることによりバルブの開閉を制御することができる。使用者が従来の換気式靴を踏むたびに換気式靴は排気を実施するので、逆止弁が作動する頻度は高い。使用者がジョッギングをするとき、逆止弁に頻度が高くかつ大きい負荷が印加されることにより、逆止弁の内部の移動部品が破損されるか或いは無効になるおそれがある。靴のソールが地面に接触するとき、少量の埃と液体が逆止弁が入ることを避けることができない。逆止弁の内部の空間は小さいので、少量の埃が逆止弁内に入ることにより、逆止弁の作動に影響を与え、逆止弁が無効になるおそれがある。以上のとおり、従来の換気式靴の安定性がよくないことにより、換気式靴を幅広く使用することができない。
従来の技術の欠点を解決するため、この考案は排気式ソールを提供する。
前記目的を解決するため、この考案は排気式ソールを提供する。前記排気式ソールはミッドソールと底部ソールを含み、前記ミッドソールの下表面には内部に窪むことにより形成された気体収納室、気体送入通路及び片方向排気通路が形成され、前記気体収納室はヒールと対応する位置に形成され、気体収納室は外部から遠心に向いて深さが段々深くなる形状に形成されている。前記気体送入通路は気体収集通路と気体案内通路を含み、前記気体収集通路は靴のソールと対応する位置に形成され、前記気体収集通路はミッドソールを貫通するように形成されている複数の気体導入孔を含み、前記気体送入通路は気体案内通路により気体収納室の後端に連結される。前記片方向排気通路はテスラバルブのような構造を具備し、片方向排気通路の一端は気体収納室の前端に連結され、片方向排気通路の他端にはミッドソールを貫通する気体排出孔が形成され、片方向排気通路において気体排出孔から気体収納室に向く方向は高抵抗方向でありる。前記底部ソールの上表面がミッドソールの下表面に緊密に接着することにより、気体送入通路、気体収納室及び片方向排気通路は底部ソールとミッドソールとの間に密閉状態に形成される。
ミッドソールは高反発材料で製造され、前記気体収納室の周囲にはミッドソールの下表面から内部に窪んでいる階段部が形成され、前記階段部の後端には内部に窪んでいる後部連通切欠口が形成され、前記気体案内通路は後部連通切欠口により気体収納室に連結され、ヒールと対応するミッドソールの箇所は圧力を受けるとき後部連通切欠口が変形することにより密閉状態にされる。前記階段部の前端には内部に窪んでいる前部連通切欠口が形成され、前記片方向排気通路は前部連通切欠口により気体収納室内に連結され、前部連通切欠口の両側には拡大部が形成され、前記拡大部が形成されていることによりミッドソールが変形するとき前部連通切欠口の開放状態を維持することができる。
底部ソールの上表面には外部に突出している結合部が形成され、前記結合部は気体収納室と対応する位置に形成され、結合部は階段部に結合され、前記底部ソールの上表面とミッドソールの下表面は加熱接着手段または接着剤により密閉状態に連結され、結合部の上表面は階段部と当接しないように連結される。
ミッドソールはETPU材料で一体に成型される。
ヒールに接近している前記ミッドソールの箇所には第一突出部が一側に突出しており、前記ミッドソールを靴の底面に接着させるとき、第一突出部は靴の一側に突出し、前記片方向排気通路は順に連結されている前進部、円弧型過度部及び回流部を含み、前進部は前部連通切欠口から前部に延伸しており、前進部の方向は円弧型過度部により後部に変わりかつ回流部により第一突出部まで延伸していることにより、気体排出孔は第一突出部内に連結される。
底部ソールにはミッドソールの第一突出部と対応する第二突出部が形成されている。
気体収集通路は複数の環状通路を含み、複数の環状通路は同心の状態に配置され、かつ各環状通路の直径は外部から遠心に向いて低減し、気体案内通路は各環状通路に連通状態に連結される。
インソースを更に含み、前記インソースはミッドソールの上表面に取り付けられ、前記インソースの靴のソールと対応する位置にはインソースの上下を貫通する貫通孔が形成され、貫通孔の位置は気体収集通路の複数の気体導入孔の位置にそれぞれ対応し、貫通孔内には透気網が取り付けられている。
この考案の排気式ソールは、使用者が歩行するとき、使用者の踵は先に接地し、ヒールの後部に位置しているミッドソールの箇所は圧力を受けることにより変形し、後部連通切欠口はミッドソールの変形により密閉状態にされるステップと、
使用者が歩行し続けるとき、踵に圧力を印加し続け、その場合、ミッドソールの気体収納室は圧力を受けることに変形し、気体収納室の体積は小さくなり、後部連通切欠口は密閉状態にされることにより、気体収納室内の気体は前部連通切欠口により片方向排気通路内に送入され、片方向排気通路内に送入された気体は気体排出孔により外部に排出され、前部連通切欠口の両側に拡大部が形成されることにより、ミッドソールが変形するとき前部連通切欠口が密閉状態にされることを防止するステップと、
使用者が歩行するとき踵をあげると、ヒールの後部に位置しているミッドソールの箇所は弾性により復位し、後部連通切欠口は開放状態になり、気体収納室の体積が増加することにより気体収納室内には負圧が形成され、片方向排気通路において、気体排出孔から気体収納室に向く方向は高抵抗方向であるので、気体は前部連通切欠口から気体収納室内に容易に入ることができず、気体収納室内の負圧は気体案内通路により気体収集通路内に伝導され、靴内の気体は気体導入孔により気体収集通路内に入った後、気体案内通路により気体収納室内に送入されるステップと、
使用者が歩行するとき、前記ステップを繰り返すことにより靴内の気体を外部に絶えず排出させるステップとにより靴内の気体を排気する。
従来の技術と比較してみると、この考案の排気式ソールはテスラバルブのような構造を具備している片方向気流通路を用い、気流が互いに対抗する原理により気流の片方向の流動を実現する。すなわち、排気式ソールの内部に移動部品が取り付けられていないので、使用寿命を延長させ、安定性を向上させることができる。発泡材料の一体成型によりミッドソールと底部ソールをそれぞれ製造した後、製造されたミッドソールと底部ソールを一体に接着させることにより、製造工程を簡単にし、効率を向上させ、コストを低減することができる。気体送入通路は気体収納室の後端に連結されることにより、使用者が歩行する快適性を向上させ、使用者の踵が接地するとき後部連通切欠口は密閉状態にされ、使用者が踵をあげるとき後部連通切欠口は開放状態にされることができる。片方向気流通路は三段式構造を具備していることによりミッドソールの構造の最適化を実現することができる。前部連通切欠口に拡大部が形成されていることにより前部連通切欠口の開放状態を維持することができる。使用者が歩行をするとき、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
この考案において下記排気式ソールを更に提供する。前記排気式ソールはソール本体を含み、ソール本体には、気体収納室、排気通路及び片方向吸気通路が形成され、気体収納室はヒールの位置に形成され、片方向吸気通路はテスラバルブのような構造を具備し、片方向吸気通路の一端は気体収納室に連通状態に連結され、他端には靴の内部と連通状態にされている気体導入孔が形成され、片方向吸気通路において気体収納室から気体導入孔に向く方向は高抵抗方向であり、排気通路の一端は気体収納室に連通状態に連結され、他端には靴の外部と連通している気体排出孔が形成されている。使用者が歩行するとき、使用者が気体収納室を踏むことにより、気体収納室は変形し、気体収納室内の気体は排気通路により靴の外部に排出される。片方向吸気通路の片方向が詰まっていることにより、少量の気体のみが片方向吸気通路により排出されることができる。使用者が足を上げるとき、気体収納室が弾性復位をすることにより、靴内の気体は片方向吸気通路により気体収納室内に入ることができる。使用者が気体収納室を再び踏むとき、気体収納室内の気体を外部に排出することにより、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
前記ソール本体はミッドソールと底部ソールを含み、前記ミッドソールの下表面には内部に窪むことにより形成された前記気体収納室、前記排気通路及び前記片方向吸気通路が形成され、前記底部ソールの上表面がミッドソールの下表面に緊密に接着することにより、排気通路、片方向吸気通路及び気体収納室はミッドソールと底部ソールとの間に密閉状態に取り付けられる。
前記片方向吸気通路は気体収集通路とテスラ通路を含み、前記気体収集通路は靴のソールと対応する位置に形成され、前記気体収集通路はミッドソールを貫通するように形成されている複数の気体導入孔を含み、前記テスラ通路は前記気体収集通路と気体収納室に連結され、テスラ通路はテスラバルブのような構造を具備している。
前記気体収納室から前記気体排出孔に向かって前記排気通路の横方向断面は小さくなっている。それにより、外部の気体は排気通路により気体収納室内に容易に入ることができないが、気体収納室内の気体は排気通路により外部に容易に排出されることができる。
前記排気通路は前記気体収納室の前端に連結され、前記片方向吸気通路は前記気体収納室の後端に連結される。使用者が歩行するとき、使用者の踵は先に接地し、片方向吸気通路と気体収納室が連通された箇所が変形することにより密閉状態にされる。それにより気体収納室内の気体は片方向吸気通路により排出されることができない。
この考案の実施例に係る排気式ソールのミッドソールを示す平面図である。 この考案の実施例に係る排気式ソールの構造を示す図である。 この考案の実施例に係る排気式ソールの構造を示す第一分解図である。 この考案の実施例に係る排気式ソールの構造を示す第二分解図である。 この考案の第二実施例に係る排気式ソールのミッドソールを示す平面図である。 この考案の第三実施例に係る排気式ソールのミッドソールを示す平面図である。
以下、この考案の具体的な実施例を詳細に説明する。
実施例一
図1~図4に示すとおり、本実施例の排気式ソール(Exhaust sole)は、ミッドソール(Midsole)1、底部ソール2及びインソース(insole)3を含む。
ミッドソール1は高反発材料(High rebound material)、例えばETPU(Expanded thermoplastic polyurethane)材料で一体に成型される。ミッドソール1の下表面には内部に窪むことにより形成された気体収納室11、気体送入通路12及び片方向排気通路13が形成されている。気体収納室11はヒール(heel)と対応する位置に形成され、気体収納室11は外部から遠心に向いて深さが段々深くなる形状に形成されている。気体収納室11の周囲にはミッドソール1の下表面から内部に窪んでいる階段部14が形成され、階段部14の後端には内部に窪んでいる後部連通切欠口141が形成されている。ヒール(heel)と対応するミッドソール1の箇所が圧力を受けるとき、後部連通切欠口141が変形することにより密閉状態にされる。階段部14の前端には内部に窪んでいる前部連通切欠口142が形成され、前部連通切欠口142の両側には拡大部1421が形成されている。拡大部1421が形成されていることにより、ミッドソール1が変形するとき前部連通切欠口142の開放状態を維持することができる。
気体送入通路12は気体収集通路121と気体案内通路122を含み、気体収集通路121は靴のソール(Sole)と対応する位置に形成され、気体収集通路121は複数の環状通路を含む。複数の環状通路は同心の状態に配置され、各環状通路の直径は外部から遠心に向いて低減している。気体収集通路121はミッドソール1を貫通するように形成されている複数の気体導入孔123を含む。気体案内通路122は各環状通路に連通状態に連結され、気体送入通路12は気体案内通路122により気体収納室11の後端に連結される。気体案内通路122は後部連通切欠口141により気体収納室11に連結される。
片方向排気通路13はテスラバルブ(Tesla valve)のような構造を具備している。片方向排気通路13の一端は気体収納室11の前端に連結され、かつ前部連通切欠口142により気体収納室11内に連結される。片方向排気通路13の他端にはミッドソール1を貫通する気体排出孔131が形成されている。片方向排気通路13において、気体排出孔131から気体収納室11に向く方向は高抵抗方向である。底部ソール2の上表面がミッドソール1の下表面に緊密に接着することにより、気体送入通路12、気体収納室11及び片方向排気通路13は底部ソール2とミッドソール1との間に密閉状態に形成されている。
底部ソール2の上表面には外部に突出している結合部21が形成され、結合部21は気体収納室11と対応する位置に形成されている。結合部21は階段部14に結合され、底部ソール2の上表面とミッドソール1の下表面は加熱接着手段または接着剤により密閉状態に連結され、結合部21の上表面は階段部14と当接しないように連結される。
ヒールに接近しているミッドソール1の箇所には第一突出部15が一側に突出している。ミッドソール1を靴の底面に接着させるとき、第一突出部15は靴の一側に突出する。片方向排気通路13は順に連結されている前進部13a、円弧型過度部13b及び回流部13cを含む。前進部13aは前部連通切欠口142から前部に延伸しており、前進部13aの方向は円弧型過度部13bにより後部に変わりかつ回流部13cにより第一突出部15まで延伸している。それにより気体排出孔131は第一突出部15内に連結される。底部ソール2にはミッドソール1の第一突出部15と対応する第二突出部22が形成されている。
インソース3はミッドソール1の上表面に取り付けられ、インソース3の靴のソールと対応する位置にはインソース3の上下を貫通する貫通孔31が形成されている。貫通孔31の位置は気体収集通路121の複数の気体導入孔123の位置にそれぞれ対応している。貫通孔31内には透気網32が取り付けられている。
この考案において前記排気式ソールが含まれている排気式靴を更に提供する。前記排気式靴は下記靴内部の排気方法(Exhaust method inside shoes)により靴内の空気を排気させる。
ステップ一において、使用者が歩行するとき、使用者の踵は先に接地し、ヒールの後部に位置しているミッドソール1の箇所は圧力を受けることにより変形し、後部連通切欠口141はミッドソール1の変形により密閉状態にされる。
ステップ二において、使用者が歩行し続けるとき、踵に圧力を印加し続ける。その場合、ミッドソール1の気体収納室11は圧力を受けることに変形し、気体収納室11の体積は小さくなり、後部連通切欠口141は密閉状態にされる。気体収納室11内の気体は前部連通切欠口142により片方向排気通路13内に送入され、片方向排気通路13内に送入された気体は気体排出孔131により外部に排出される。前部連通切欠口142の両側には拡大部1421が形成されていることにより、ミッドソール1が変形するとき前部連通切欠口142が密閉状態にされることを防止する。
ステップ三において、使用者が歩行するとき踵をあげると、ヒールの後部に位置しているミッドソール1の箇所は弾性により復位し、後部連通切欠口141は開放状態にされ、気体収納室11の体積が増加することにより気体収納室11内には負圧が形成される。片方向排気通路13において、気体排出孔131から気体収納室11に向く方向は高抵抗方向であるので、気体は前部連通切欠口142から気体収納室11内に容易に入ることができない。気体収納室11内の負圧は気体案内通路122により気体収集通路121内に伝導される。気体収集通路121は汗とにおいが多く形成される足の裏に対応し、靴内の気体は気体導入孔123により気体収集通路121内に入った後、気体案内通路122により気体収納室11内に送入されることができる。
使用者が歩行するとき、前記ステップ一~ステップ四を繰り返すことにより靴内の気体を外部に絶えず排出させることができる。すなわち、靴内の湿気とにおいを排出させることにより靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
実施例二
図5に示すとおり、本実施例の排気式ソールはソール本体を含み、ソール本体には、気体収納室11、排気通路16及び片方向吸気通路17が形成されている。気体収納室11はヒールの位置に形成され、その構造は実施例一の構造と同じであるので、ここで再び説明しない。片方向吸気通路17はテスラバルブのような構造を具備している。片方向吸気通路17の一端は気体収納室11に連通状態に連結され、他端には靴の内部と連通状態にされている気体導入孔173が形成されている。片方向吸気通路17において、気体収納室11から気体導入孔173に向く方向は高抵抗方向である。排気通路16の一端は気体収納室11に連通状態に連結され、他端には靴の外部と連通している気体排出孔131が形成されている。使用者が歩行するとき、使用者が気体収納室11を踏むことにより、気体収納室11は変形し、気体収納室11内の気体は排気通路16により靴の外部に排出される。片方向吸気通路17の片方向が詰まっていることにより、少量の気体のみが片方向吸気通路17により排出されることができる。使用者が足を上げるとき、気体収納室11が弾性復位をすることにより、靴内の気体は片方向吸気通路17により気体収納室11内に入ることができる。使用者が気体収納室11を再び踏むとき、気体収納室11内の気体を外部に排出することにより、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
ソール本体はミッドソール1と底部ソール2を含む。ミッドソール1の下表面には内部に窪むことにより形成された気体収納室11、排気通路16及び片方向吸気通路17が形成されている。底部ソール2の上表面がミッドソール1の下表面に緊密に接着することにより、排気通路16、片方向吸気通路17及び気体収納室11はミッドソール1と底部ソール2との間に密閉状態に取り付けられる。
片方向吸気通路17は気体収集通路171とテスラ通路172を含む。気体収集通路171は靴のソールと対応する位置に形成され、気体収集通路171はミッドソール1を貫通するように形成されている複数の気体導入孔173を含む。テスラ通路172は気体収集通路171と気体収納室11に連結され、テスラ通路172はテスラバルブのような構造を具備している。
気体収納室11から気体排出孔161に向かって排気通路16の横方向断面は小さくなっている。それにより、外部の気体は排気通路16により気体収納室11内に容易に入ることができないが、気体収納室11内の気体は排気通路16により外部に容易に排出されることができる。排気通路16は気体収納室11の後端に連結され、片方向吸気通路17は気体収納室11の前端に連結されている。使用者が歩行するとき、使用者の踵は先に接地し、気体収納室11は圧縮される。そのとき、片方向吸気通路17と気体収納室11が連通される箇所が気体収納室11の前端に位置していることにより、片方向吸気通路17と気体収納室11との間の連通状態に影響を与えない。具体的な連通構造は実施例一を参照することができる。また、排気通路16と気体収納室11が連通される箇所が大きいことにより排気通路16と気体収納室11との間の連通状態に影響を与えず、気体は排気通路16により外部に排出されることができる。気体収納室11が弾性復位をすることにより、靴内の気体は片方向吸気通路17により気体収納室11内に入ることができる。使用者が気体収納室11を再び踏むとき、気体収納室11内の気体を外部に排出することにより、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
実施例三
図16を参照すると、実施例三と実施例二は類似している。相違点は、排気通路16が気体収納室11の前端に連結され、片方向吸気通路17が気体収納室11の後端に連結されることにある。使用者が歩行するとき、使用者の踵は先に接地し、気体収納室11は圧縮される。そのとき、片方向吸気通路17と気体収納室11が連通された箇所が変形することにより密閉状態にされる。それにより、気体収納室11内の気体は片方向吸気通路17により排出されず、排気通路16のみにより排出される。気体収納室11が弾性復位をすることにより、靴内の気体は片方向吸気通路17により気体収納室11内に入ることができる。使用者が気体収納室11を再び踏むとき、気体収納室11内の気体を外部に排出することにより、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。
以上、この考案の3つの具体的な実施例を説明してきたが、この考案は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。この技術分野の技術者はこの考案の要旨を逸脱しない範囲内において前記実施例に対して設計の変更等をすることができ、それらがあってもこの考案に含まれることは当然である。
以上、この考案の好適な実施例を説明してきたが、前記実施例はこの考案の例示にしか過ぎないものであるため、この考案は前記実施例の構成にのみ限定されるものでない。この技術分野の技術者はこの考案の実用新案登録請求の範囲が定めた範囲内において前記実施例に対して設計の変更、改良等をすることができ、それらがあってもこの考案に含まれることは当然でである。
この考案の排気式ソールにおいて、ソールに気体収納室、気体送入通路及び片方向排気通路を形成する。使用者が歩行するとき、気体収納室が変形することにより気体送入通路内の気体を気体収納室内に送入し、片方向排気通路により気体収納室内の気体を靴の外部に排出することができる。したがって、使用者が歩行をするとき、靴内の湿気とにおいを外部に排出させ、靴内の熱量を効率的に排出させることができない問題を防止することができる。また、この考案の排気式ソールにより、製造工程を簡単にし、使用の範囲を広げることができるので、この考案は産業上の利用可能性を有している。
1 ミッドソール
11 気体収納室
12 気体送入通路
121 気体収集通路
122 気体案内通路
123 気体導入孔
13 片方向排気通路
131 気体排出孔
13a 前進部
13b 円弧型過度部
13c 回流部
14 階段部
141 後部連通切欠口
142 前部連通切欠口
1421 拡大部
15 第一突出部
2 底部ソール
21 結合部
22 第二突出部
3 インソース
31 貫通孔
32 透気網

Claims (13)

  1. ミッドソールと底部ソールを含み、前記ミッドソールの下表面には内部に窪むことにより形成された気体収納室、気体送入通路及び片方向排気通路が形成され、前記気体収納室はヒールと対応する位置に形成され、気体収納室は外部から遠心に向いて深さが段々深くなる形状に形成され、前記気体送入通路は気体収集通路と気体案内通路を含み、前記気体収集通路は靴のソールと対応する位置に形成され、前記気体収集通路はミッドソールを貫通するように形成されている複数の気体導入孔を含み、前記気体送入通路は気体案内通路により気体収納室の後端に連結され、前記片方向排気通路はテスラバルブのような構造を具備し、片方向排気通路の一端は気体収納室の前端に連結され、片方向排気通路の他端にはミッドソールを貫通する気体排出孔が形成され、片方向排気通路において気体排出孔から気体収納室に向く方向は高抵抗方向であり、前記底部ソールの上表面がミッドソールの下表面に緊密に接着することにより、気体送入通路、気体収納室及び片方向排気通路は底部ソールとミッドソールとの間に密閉状態に形成されることを特徴とする排気式ソール。
  2. 前記ミッドソールは高反発材料で製造され、前記気体収納室の周囲にはミッドソールの下表面から内部に窪んでいる階段部が形成され、前記階段部の後端には内部に窪んでいる後部連通切欠口が形成され、前記気体案内通路は後部連通切欠口により気体収納室に連結され、ヒールと対応するミッドソールの箇所は圧力を受けるとき後部連通切欠口が変形することにより密閉状態にされ、前記階段部の前端には内部に窪んでいる前部連通切欠口が形成され、前記片方向排気通路は前部連通切欠口により気体収納室内に連結され、前部連通切欠口の両側には拡大部が形成され、前記拡大部が形成されていることによりミッドソールが変形するとき前部連通切欠口の開放状態を維持することができることを特徴とする請求項1に記載の排気式ソール。
  3. 前記底部ソールの上表面には外部に突出している結合部が形成され、前記結合部は気体収納室と対応する位置に形成され、結合部は階段部に結合され、前記底部ソールの上表面とミッドソールの下表面は加熱接着手段または接着剤により密閉状態に連結され、結合部の上表面は階段部と当接しないように連結されることを特徴とする請求項2に記載の排気式ソール。
  4. 前記ミッドソールはETPU材料で一体に成型されることを特徴とする請求項2に記載の排気式ソール。
  5. ヒールに接近している前記ミッドソールの箇所には第一突出部が一側に突出しており、前記ミッドソールを靴の底面に接着させるとき、第一突出部は靴の一側に突出し、前記片方向排気通路は順に連結されている前進部、円弧型過度部及び回流部を含み、前進部は前部連通切欠口から前部に延伸しており、前進部の方向は円弧型過度部により後部に変わりかつ回流部により第一突出部まで延伸していることにより、気体排出孔は第一突出部内に連結されることを特徴とする請求項2に記載の排気式ソール。
  6. 底部ソールにはミッドソールの第一突出部と対応する第二突出部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の排気式ソール。
  7. 前記気体収集通路は複数の環状通路を含み、複数の環状通路は同心の状態に配置され、かつ各環状通路の直径は外部から遠心に向いて低減し、気体案内通路は各環状通路に連通状態に連結されることを特徴とする請求項1に記載の排気式ソール。
  8. インソースを更に含み、前記インソースはミッドソールの上表面に取り付けられ、前記インソースの靴のソールと対応する位置にはインソースの上下を貫通する貫通孔が形成され、貫通孔の位置は気体収集通路の複数の気体導入孔の位置にそれぞれ対応し、貫通孔内には透気網が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の排気式ソール。
  9. ソール本体を含み、ソール本体には、気体収納室、排気通路及び片方向吸気通路が形成され、気体収納室はヒールの位置に形成され、片方向吸気通路はテスラバルブのような構造を具備し、片方向吸気通路の一端は気体収納室に連通状態に連結され、他端には靴の内部と連通状態にされている気体導入孔が形成され、片方向吸気通路において気体収納室から気体導入孔に向く方向は高抵抗方向であり、排気通路の一端は気体収納室に連通状態に連結され、他端には靴の外部と連通している気体排出孔が形成されていることを特徴とする排気式ソール。
  10. 前記ソール本体はミッドソールと底部ソールを含み、前記ミッドソールの下表面には内部に窪むことにより形成された前記気体収納室、前記排気通路及び前記片方向吸気通路が形成され、前記底部ソールの上表面がミッドソールの下表面に緊密に接着することにより、排気通路、片方向吸気通路及び気体収納室はミッドソールと底部ソールとの間に密閉状態に取り付けられることを特徴とする請求項9に記載の排気式ソール。
  11. 前記片方向吸気通路は気体収集通路とテスラ通路を含み、前記気体収集通路は靴のソールと対応する位置に形成され、前記気体収集通路はミッドソールを貫通するように形成されている複数の気体導入孔を含み、前記テスラ通路は前記気体収集通路と気体収納室に連結され、テスラ通路はテスラバルブのような構造を具備していることを特徴とする請求項9に記載の排気式ソール。
  12. 前記気体収納室から前記気体排出孔に向かって前記排気通路の横方向断面は小さくなっていることを特徴とする請求項9に記載の排気式ソール。
  13. 前記排気通路は前記気体収納室の前端に連結され、前記片方向吸気通路は前記気体収納室の後端に連結されることを特徴とする請求項9に記載の排気式ソール。
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