JP3244617B2 - 光学機器における可動レンズの目隠し装置 - Google Patents

光学機器における可動レンズの目隠し装置

Info

Publication number
JP3244617B2
JP3244617B2 JP09006995A JP9006995A JP3244617B2 JP 3244617 B2 JP3244617 B2 JP 3244617B2 JP 09006995 A JP09006995 A JP 09006995A JP 9006995 A JP9006995 A JP 9006995A JP 3244617 B2 JP3244617 B2 JP 3244617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
cover
blindfolding
movable
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09006995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08262395A (ja
Inventor
則明 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP09006995A priority Critical patent/JP3244617B2/ja
Publication of JPH08262395A publication Critical patent/JPH08262395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244617B2 publication Critical patent/JP3244617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶プロジェクター等
の光学機器において、可動レンズ装置が可動した際に該
レンズの周囲から機器内部が見えるのを防止するための
目隠し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は液晶プロジェクターの一部を示
し、フロントパネル21に設けられた長円形の窓22内
にレンズ装置23が前後可動に配置され、該レンズ装置
23は窓22内で昇降し得るようになっている。
【0003】この場合、窓22が長円形であるため、レ
ンズ装置23が昇降した際にレンズ装置23の周囲から
機器の内部が見えてしまうから、これを隠蔽するために
フード状の目隠し手段24が設けられている。
【0004】従来のこの目隠し手段24は、レンズ装置
23に被せる円形リング部材25と、上記窓22に嵌合
する長円形リング部材26と、両リング部材間に張設さ
れた布製の筒状伸縮体27とで構成されており、リング
部材25,26は合成樹脂で成形されると共に筒状伸縮
体27は布を縫目27aで縫合して略筒状に形成され、
その開口端部をリング部材25,26にそれぞれ固定
し、上記円形リング部材25をレンズ装置23に被せる
と共に長円形リング部材26を窓22に嵌合し、それぞ
れをビス28で固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の目隠
し手段にあっては、筒状伸縮体27の縫合やリング部材
への取り付け等、組立てにかなりの工数を要し、また、
レンズ装置23の昇降により筒状伸縮体27の布にしわ
が入り、外観上も好ましいものではなかった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来の目隠し手
段の欠点を解消し、組立工数が少なく、外観的にも優れ
た光学機器における可動レンズの目隠し装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光学機器におけ
る可動レンズの目隠し装置は、レンズ装置が光軸に対し
て交軸方向に可動するように配置された投影装置等の光
学機器において、レンズ装置の可動を許容する大きさを
有する筒状のカバーを機器本体に固定し、上記レンズ装
置が貫通する貫通穴を設けた目隠し板を上記カバーに対
して上記交軸方向にスライドし得るように配置したもの
である。
【0008】目隠し板はカバーに設けられたガイド溝に
沿ってスライドするようにする。また、目隠し板の側縁
部、特に上端縁には目隠しシートを取り付けて、目隠し
板が降下した際の上部空隙を隠蔽する。
【0009】
【作用】レンズ装置の昇降に伴なって目隠し板が上下
し、レンズ装置の周囲からセット内部が見えるのを防い
でいる。また、レンズ装置の前後の移動に関しては、目
隠し板の穴の中を接触しながら移動し、目隠し板の動き
はない。目隠し板が降下した際の上側の間隙は目隠しシ
ートで隠蔽される。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る光学機器における可動レ
ンズの目隠し装置を液晶プロジェクターに実施した例を
示す分解斜視図である。図において、1はフロントパネ
ル、2はフロントパネル1に形成された縦長の角窓、3
はレンズ装置であり、矢示F1方向に前後移動すると共
に矢示F2方向にも昇降する。
【0011】4は目隠し装置であり、レンズ装置3の昇
降を許容する高さを有する角筒状のカバー5と、上記レ
ンズ装置3の前進後退を許容するように該レンズ装置3
が貫通する貫通穴8を設けた目隠し板7とで構成され、
カバー5及び目隠し板7は共に合成樹脂で成形されてい
る。
【0012】カバー5は上記角窓2に対応するように配
置されると共に取付部5aを介してビス11で機器本体
に固定され、目隠し板7はカバー5の後部開口部近くに
縦設したガイド溝6に沿って昇降するようになってい
る。9は目隠し板7の両側縁部の下部に形成した切欠部
であって、その上端縁が上記ガイド溝6の下端に設けた
突当り部に係合することにより上記目隠し板7の降下下
限ストッパーとなるようにしたものである。
【0013】10は目隠し板7の上端縁に貼着した柔軟
材からなる目隠しシートであって、目隠し板7が降下し
た際にケース12との間に生じる上部空隙を隠蔽するた
めのものであり、組込みに際しては後方に曲げて組み立
てられる。組込みに際しては上記カバー5のガイド溝6
に目隠し板7が挿入され、目隠し板7の貫通穴8にレン
ズ装置3が挿入される。
【0014】上記の実施例では機器本体の高さの都合
上、目隠し板7の上端縁に目隠しシート10を貼着した
が、目隠し板7が降下しても内部が見えないような高さ
位置関係であれば目隠しシート10は不要であり、これ
によって部品点数及び工数の削減が可能となる。また、
実施例では液晶プロジェクターに実施した例を説明した
が、レンズ装置が上下方向又は左右方向に可動する他の
光学機器の目隠し装置にも応用することができるのは勿
論である。
【0015】
【発明の効果】本発明の光学機器における可動レンズの
目隠し装置によれば、レンズ装置が光軸に対して交軸方
向に可動するように配置された投影装置等の光学機器に
おいて、機器本体に固定されると共にレンズ装置の可動
を許容する大きさを有する筒状のカバーと、該カバーに
対して上記交軸方向にスライドし得るように配置され、
上記レンズ装置が貫通する貫通穴を有する目隠し板とで
構成されているから、構成は簡単であり、しかも、例え
ば、カバー及び目隠し板を合成樹脂で成形することがで
きるから、外観的に美しくすることが可能となる。ま
た、装置全体が嵌め込み形式であるから組立てが容易で
あり、組立工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学機器における可動レンズの目
隠し装置を液晶プロジェクターに実施した例を示す分解
斜視図。
【図2】従来の液晶プロジェクターにおける目隠し手段
を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 フロントパネル 2 角窓 3 レンズ装置 4 目隠し装置全体 5 カバー 6 ガイド溝 7 目隠し板 8 貫通穴 10 目隠しシート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ装置が光軸に対して交軸方向に可
    動するように配置された投影装置等の光学機器におい
    て、機器本体に固定されると共にレンズ装置の可動を許
    容する大きさを有する筒状のカバーと、該カバーに対し
    て上記交軸方向にスライドし得るように配置され、上記
    レンズ装置が貫通する貫通穴を有する目隠し板とを備え
    ていることを特徴とする光学機器における可動レンズの
    目隠し装置。
  2. 【請求項2】 目隠し板の側縁部に目隠しシートが取り
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の光学機
    器における可動レンズの目隠し装置。
  3. 【請求項3】 目隠し板はカバーに設けられたガイド溝
    に沿ってスライドするようになっていることを特徴とす
    る請求項1記載の光学機器における可動レンズの目隠し
    装置。
JP09006995A 1995-03-24 1995-03-24 光学機器における可動レンズの目隠し装置 Expired - Fee Related JP3244617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09006995A JP3244617B2 (ja) 1995-03-24 1995-03-24 光学機器における可動レンズの目隠し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09006995A JP3244617B2 (ja) 1995-03-24 1995-03-24 光学機器における可動レンズの目隠し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08262395A JPH08262395A (ja) 1996-10-11
JP3244617B2 true JP3244617B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=13988255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09006995A Expired - Fee Related JP3244617B2 (ja) 1995-03-24 1995-03-24 光学機器における可動レンズの目隠し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3244617B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08262395A (ja) 1996-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3475940B2 (ja) プロジェクタ装置
US4773174A (en) Clamping apparatus for flat reproductions
EP0639788A1 (en) Picture projecting device and window structure for an aeroplane
JP3244617B2 (ja) 光学機器における可動レンズの目隠し装置
CA1240355A (en) Visor with flexible mirror cover
JPH10301179A (ja) 折りたたみカメラ
EP0410687A1 (en) Over centre visor
KR200483334Y1 (ko) 슬라이드식 사진체결구조를 갖는 액자
US2627067A (en) Television receiver cabinet light shield
WO2019205215A1 (zh) 内后视镜、使用方法及汽车
GB2048665A (en) Picture frame having integral latch means
JP2898146B2 (ja) レンズシートの取付け装置
JP2666257B2 (ja) スクリーン取付け装置
JPH0939567A (ja) 車両用サンバイザとその付属ユニット
KR200280292Y1 (ko) 자동차용 차광막 조립체
CN220773382U (zh) 背光模组及显示设备
CN213690201U (zh) 一种改善图像“溢光”现象的投影仪装置
JPH0243772Y2 (ja)
JP3077746U (ja) 目隠し装置
JPH11278052A (ja) 車両用ライニング
KR20190023574A (ko) 액자 및 구도기 겸용 프레임
CN116852962A (zh) 一种遮光板及车辆
JP2005017397A (ja) フレーム部材接合装置
JP3432292B2 (ja) 雲台駆動カメラのレインカバー
JPS5927685A (ja) テレビジヨン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010918

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees