JP3244373U - 洗浄用ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄毛の構造を改善して洗浄性能を向上させる、洗浄用ブラシを提供する。【解決手段】この洗浄用ブラシは、ヘッド100に一定のパターンをなして洗浄毛220が植え付けられて形成され、洗浄毛220は、先端部が一定の角度に折れ曲がった構造をなすことにより、溝や穴の壁面に洗浄毛の先端が容易に接触して洗浄することができるだけでなく、洗浄毛を洗浄対象に当てて強く押せば、折れ曲がっている先端部が洗浄対象物に広く接することができるので、洗浄対象物を速やかに洗浄することができ、その結果として全般的に洗浄性能の向上を図ることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ブラシに関し、特に、洗浄性能が向上する洗浄毛構造を備えた洗浄用ブラシに関する。
一般に、洗浄用に使用されるブラシは、洗浄毛が植え付けられているヘッドと、前記ヘッドに連設されるハンドルとを含んで形成される。あるいは、ヘッド自体がハンドルとして機能するように形成されてもよい。
ここで、ヘッドに植え付けられている洗浄毛は、一般に合成樹脂又は金属材質で出来ており、直線状に形成されている。所定の厚さをなして必要な強度を有するように構成される。
上述した一般な従来の洗浄用ブラシは、洗浄毛が直線状に形成されるため、先端部が洗浄箇所に接して洗浄作用が実現される。この場合、洗浄用ブラシを洗浄対象物に当てて左右に擦りながら異物を除去する過程で、洗浄毛が洗浄ブラシの進行方向と反対の方向に寝かされる現象が発生する。
上述によれば、洗浄毛の先端が洗浄対象物に強く当接しなくなるため、効果的に異物が除去されない現象が発生する。また、洗浄箇所に溝や穴、隙間が形成されている場合、前記溝や穴、隙間の壁面に洗浄毛の先端を当接させることが容易ではないため、溝や穴、隙間の壁面を洗浄することが難しいという問題点が発生する。
韓国特許第10-1630758号公報(2016年6月20日公告)
本考案は、洗浄毛の構造を改善して洗浄性能を向上させることができるようにする洗浄用ブラシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、ヘッドに一定のパターンをなして洗浄毛が植え付けられて形成され、前記洗浄毛は、先端部が一定の角度に折れ曲がった構造をなす、洗浄用ブラシを提供する。
本考案によれば、洗浄毛が、先端部が折れ曲がっている構造をなすことにより、溝や穴の壁面に洗浄毛の先端が容易に接触して洗浄することができるだけでなく、洗浄毛を洗浄対象に当てて強く押せば、折れ曲がっている先端部が洗浄対象物に広く接することができるので、洗浄対象物を速やかに洗浄することができ、その結果として全般的に洗浄性能の向上を図ることができる。
本考案による洗浄ブラシの例示図である。 本考案による洗浄毛の先端部が直角に折れ曲がった構造を示す例示図である。 本考案による洗浄毛の先端部が鋭角に折れ曲がった構造を示す例示図である。 本考案による洗浄毛が同一の洗浄毛ラインにおいて互いに逆方向に交互に折れ曲がった構造を示す例示図である。 本考案による洗浄毛が洗浄毛束を形成している構造を示す例示図である。 本考案による洗浄毛束における洗浄毛がヘッドの外側に折れ曲がった構造を示す例示図である。 本考案による洗浄ブラシで溝や隙間の壁面を洗浄する状態を示す例示図である。
本考案では、洗浄毛の構造を改善して洗浄性能を向上させることができるようにする洗浄用ブラシを提案するために、ヘッドに一定のパターンをなして洗浄毛が植え付けられて形成されるが、前記洗浄毛は、先端部が一定の角度に折れ曲がった構造をなす洗浄用ブラシを提案する。
以下、本考案を図1~図7に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案による洗浄ブラシの例示図、図2は、本考案による洗浄毛の先端部が直角に折れ曲がった構造を示す例示図、図3は、本考案による洗浄毛の先端部が鋭角に折れ曲がった構造を示す例示図である。
図示の如く、本考案による洗浄用ブラシは、洗浄毛220が植え付けられるヘッド100を含む。ヘッド100は、木、合成樹脂又は金属で形成でき、適切な位置にハンドルが続くように形成できる。このようなヘッド100とハンドルの構成は、公知のものと同様である。
洗浄毛220は、ヘッド100において一定のパターンをなして植え付けられる。ヘッド100において洗浄毛220が植え付けられる箇所には、所定の深さで穴が予め形成されてもよく、前記穴に洗浄毛220が接着剤などで堅固に固定されて植え付けられる。このように植え付けられるそれぞれの洗浄毛220は、所定の間隔で配置される。
本考案による洗浄毛220は、先端部が一定の角度に折れ曲がった構造をなすように形成される。折れ曲がった部分の長さは、洗浄毛220の全長を考慮して決定するもので、約1cm以内であればよい。洗浄毛220の先端部が折れ曲がる角度は、必要に応じて調節できるが、図面には、直角に折れ曲がった構造(図1及び図2)と鋭角に折れ曲がった構造(図3)が例示されている。
一方、洗浄毛220における先端部が折れ曲がった角度は、互いに異なっていてもよく、一部は同じであり且つ一部は異なっていてもよい。
上記の構成において、洗浄毛220が折れ曲がった方向と角度に応じて、洗浄対象物に洗浄毛220の先端が当接する箇所が決定される。すなわち、洗浄用ブラシを掴んで洗浄対象物を洗浄する際に、洗浄毛220の先端部が折れ曲がっている方向に進むと、洗浄毛220が圧力により押されても、その先端は洗浄対象物を強く掻くようになり、反対方向に進むと、柔らかく掻くようになる。このような事情を考慮して決定するのである。
洗浄毛220は、ヘッド100の長手方向に沿って直線状に配列されて植え付けられることができる。それにより、直線状に植え付けられた洗浄毛220によって洗浄毛ラインが形成される。このような洗浄毛ラインは、ヘッド100に複数個形成されてもよい。洗浄対象物に洗浄毛220が当接する面積を拡大させるために、ヘッド100に洗浄毛220を十分に植え付ける必要があるので、複数の洗浄毛ラインを形成する。
上述のように形成される洗浄毛ラインは、ヘッド100の大きさや洗浄毛220の太さ、折れ曲がった先端部の角度又は長さ、及び洗浄対象物の種類又は大きさなどの様々な変数を考慮して決定する。
複数の洗浄毛ラインが形成される構成において、洗浄毛220は、同じ洗浄毛ラインでは互いに同一方向に先端部が折れ曲がった構造をなすように形成できる。これに対し、互いに異なる洗浄毛ライン間には、洗浄毛220の先端部が互いに同一または異なる方向に折れ曲がった構造をなすように形成できる。例えば、洗浄毛ラインが6列に形成されている場合、6列の洗浄毛ライン全体で洗浄毛220の先端が互いに同一方向に折れ曲がるように形成でき、或いは、左3列では洗浄毛220の先端部が左側に折れ曲がるように形成され、右3列では洗浄毛220の先端部が右に折れ曲がるように形成され得る。後者の場合、洗浄用ブラシを左右に擦る過程で左側に進むときは、左3列の洗浄毛ラインに形成された洗浄毛220の先端が洗浄対象物を強く圧迫して掻くようになり、右に進むときは、右3列の洗浄毛ラインに形成された洗浄毛220の先端が洗浄対象物に強く圧迫しながら異物を掻き取って除去することにより、洗浄性能を最大化することができる。
図4は、本考案による洗浄毛が同一の洗浄毛ラインにおいて互いに逆方向に交互に折れ曲がった構造を示す例示図である。
ヘッド100に複数の洗浄毛ラインが形成される構成において、同一の洗浄毛ラインでは洗浄毛220の先端部が折れ曲がった方向は互いに交互に形成され得る。いずれかを基準に左と右に交互に折れ曲がるように形成される。
図5は、本考案による洗浄毛が洗浄毛束を形成している構造を示す例示図である。
洗浄毛220は、植え付けられる箇所ごとに所定の本数が束をなして洗浄毛束200を成すことができる。一箇所に複数の洗浄毛220が植え付けられることにより洗浄毛束200を構成する。これにより、洗浄毛束200を構成する洗浄毛220同士の間で互いに支持する作用が誘発され、その結果、強度が補強されることにより、強力な力を加えながら洗浄対象物を洗浄することができるようにするのに役立つ。
洗浄毛束200においてそれぞれの洗浄毛束200を構成するそれぞれの洗浄毛220は、先端部が互いに異なる方向に折れ曲がった構造をなすように形成できる。洗浄毛220の先端部が放射状に折れ曲がって形成され得る。このような構成によれば、洗浄用ブラシを洗浄対象物にどの方向に擦っても、洗浄毛220の先端が洗浄対象物に強く当接する。その結果、洗浄対象物から異物を効果的に除去することができる。
図6は、本考案による洗浄毛束において洗浄毛がヘッドの外側に折れ曲がった構造を示す例示図である。
ヘッド100の幅方向の両側縁に沿って形成された洗浄毛ラインにおいて、洗浄毛220は、先端部がヘッド100の外側に向かって折れ曲がった構造をなすように形成できる。このような構成は、洗浄毛束200で洗浄毛ラインが形成される場合にも同様に適用できる。
上記の構成によれば、洗浄ブラシを左右に動かしながら洗浄対象を洗浄する過程で、ヘッド100の左右に形成された洗浄毛220が交互に洗浄対象の溝を入り込んで異物を掻き取ることにより除去することができる。
図7は、本考案による洗浄ブラシで溝や隙間の壁面を洗浄する状態を示す例示図である。
本考案による洗浄用ブラシで平坦または屈曲の表面を洗浄することができる。この過程で洗浄毛220の先端部が折れ曲がっている方向に洗浄用ブラシを動かすと、洗浄対象物を強く掻き取って異物を除去することができる。例えば、洗浄毛220の先端部が左又は右に折れ曲がった構成において左/右側に洗浄用ブラシを動かすと、洗浄毛220の先端が前記表面との摩擦によって立てられる現象が発生することにより、洗浄対象物を強く掻いて異物を除去する。さらに、本考案による洗浄用ブラシを前後方向に進ませる場合には、洗浄毛220における折れ曲がり部分が洗浄対象物400の表面に広く当接しながら異物を除去する。その結果、様々な動作演出によって異物を効果的に除去することができる。
特に図示されているように、溝、穴または隙間が形成された洗浄対象物400から異物を効果的に除去することができる。すなわち、洗浄毛220の先端部が一定の角度に折れ曲がっていることにより、洗浄毛220の先端が前記溝、孔又は隙間を入り込んだ態でその壁面を向かうようになり、よって、前記壁面に洗浄毛220の先端が容易に当接する。それにより、前記溝、穴又は隙間の壁面から異物を効果的に掻き取って除去することができる。
100 ヘッド
200 洗浄毛束
220 洗浄毛
400 洗浄対象物

Claims (3)

  1. ヘッドに一定のパターンをなして洗浄毛が植え付けられて形成され、
    前記洗浄毛は、先端部が一定の角度に折れ曲がった構造をなす、洗浄用ブラシ。
  2. 前記洗浄毛は、前記ヘッドの長手方向に沿って直線状に所定の間隔で植え付けられて少なくとも1つの洗浄毛ラインを形成し、
    前記洗浄毛ラインに植え付けられた洗浄毛は、同じ洗浄毛ラインでは互いに同一方向に先端部が折れ曲がり、互いに異なる洗浄毛ライン同士の間では同一または異なる方向に折れ曲がるように形成される、請求項1に記載の洗浄用ブラシ。
  3. 前記洗浄毛は、植え付けられる箇所ごとに所定の本数が束をなして洗浄毛束をなし、
    前記ヘッドの幅方向の両側縁に沿って形成された洗浄毛ラインを形成する洗浄毛束は、洗浄毛の先端部が前記ヘッドの外側に向かって折れ曲がるように形成される、請求項2に記載の洗浄用ブラシ。
JP2023003176U 2022-09-30 2023-09-01 洗浄用ブラシ Active JP3244373U (ja)

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