JP2009055983A - 歯の清掃用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛先が接触しなくても歯面の清掃効果に優れる歯ブラシ等の歯の清掃用具を提供する。
【解決手段】 ブラシ毛2の線材3の外周面に円形状の凹部3aを散在するように複数形成する。線材3が歯面に接触すると弾性変形して歯間の隙間に入り、隙間部分が歯磨きされる。歯面に対しては、線材3の変形時にその凹部3aの縁部が突出し、その鋭利な縁部が歯ブラシの往復運動に沿って歯面をあたかもスクレーパで削り取るかのように摩擦し、歯面の汚れが確実且つ短時間に除去される。
【選択図】 図1

Description

本発明は歯ブラシ等の歯の清掃用具に関する。
従来、歯ブラシのブラシ毛は毛先が歯間の狭い箇所へ入り易いように弾性変形する細長い線材で構成され、線材の外周面は平滑に形成されているものが一般的である。
ところで、従来の歯ブラシでは、線材が変形すると歯面(特に側面)には線材の外周面が滑るように接触するだけで毛先は接触し難いもので、汚れを完全に除去するのに時間を要するとともに、毛先が接触しない箇所は磨き残しとなって虫歯の原因になっていた。
実用新案登録第3097882号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、毛先が接触しなくても歯面の清掃効果に優れる歯の清掃用具を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 握り柄の先端にブラシ毛を一方向に植毛した歯ブラシとして用いるための歯の清掃用具において、ブラシ毛を構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具
2) 握り柄の先端にブラシ毛を放射状に植毛した歯間ブラシとして用いるための歯の清掃用具において、ブラシ毛を構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具
3) 握り柄の先端に備えた鍬状部にフロスを張設した歯間清掃具として用いるための歯の清掃用具において、フロスを構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具
4) デンタルフロスとして用いるための歯の清掃用具において、フロスを構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具
5) 線材の凹部が円形状で、散在するように複数形成した、前記1)〜4)いずれか記載の歯の清掃用具
6) 線材の凹部が外周に渡る環状で、1本又は複数本形成した、前記1)〜5)いずれか記載の歯の清掃用具
7) 線材の凹部が直線状で、線材の長さ方向に沿って1本又は複数本形成した、前記1)〜6)いずれか記載の歯の清掃用具
8) 線材の凹部の底面に突起を形成し、線材の変形時に凹部が拡張して突起が突出し、同突起が凹部の縁部とともに歯面を摩擦して清掃できるようにした、前記1)〜7)いずれか記載の歯の清掃用具
にある。
本発明によれば、歯ブラシや歯間ブラシにおいては、清掃時に線材が変形すると、外周面の凹部の鋭利な縁部が突出して歯面を削るように摩擦し、歯面を確実且つ短時間に清掃できるようになる。また、歯ブラシのブラシ毛の毛先は従来通り歯間に入り易く、歯間の磨き残しはない。歯間清掃具とデンタルフロスにおいては、フロスを往復運動させて清掃する際に線材が変形し、その凹部の鋭利な縁部が突出して対向する歯面を削るように摩擦し、歯間と対向する歯面を確実且つ短時間に清掃できるようになる。
本発明の線材の凹部の形状としては、散在するように形成した円形状・四角形状・三角形状・十字状、外周に渡るように形成した環状、線材の長さ方向に沿って形成された直線状のものがあり、形状は限定されない。円形状・四角形状・三角形状・十字状と環状のものは歯面に対する垂直(縦)方向の清掃に有効であり、直線状のものは奥歯に対する横方向の清掃に有効である。これらは単独で構成しても組み合わせて構成してもよい。
また、凹部の底面に突起を別途形成すると、線材の変形時に凹部が拡張して突起が突出し、この突起が凹部の縁部とともに歯面を摩擦して清掃の効果を高める。以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜3に示す実施例1は、ブラシ毛の線材に円形状の凹部を散在するように複数形成した歯ブラシの例と、環状の凹部を3本形成した歯ブラシの例である。図1,2は実施例1の歯ブラシの線材の説明図、図3は実施例1の歯ブラシによる歯磨きを示す説明図である。図中、1は握り柄、2はブラシ毛、3は線材、3aは凹部、3bは縁部、Dは歯である。
実施例1の歯ブラシは、図1に示すように握り柄1の先端部に弾性変形できる多数本の細長い線材3を一方向に植毛してブラシ毛2が構成され、線材3の外周面に円形状の凹部3aが散在するように複数形成されている。図2に示す線材3は凹部3aが外周に沿う環状で、3本形成されている。
実施例1では、ブラシ毛2の線材3が歯Dの面に接触すると、線材3が弾性変形して歯Dの間の隙間に入り、隙間部分が歯磨きされる。この際、歯Dの面は従来では線材3の外周面が滑るように接触するだけで歯磨きの清掃効果が低かった。
しかし、実施例1では図3に示すように線材3の変形時にその凹部3aの縁部3bが突出し、その鋭利な縁部3bがブラッシングの垂直又は縦方向の往復運動に沿って歯Dの面をあたかもスクレーパで削り取るかのように摩擦し、歯Dの汚れが確実且つ短時間に除去される。図2に示す線材3も図1の線材3と同様の作用効果を奏する。
図4〜6に示す実施例2は、直線状の凹部を線材の長さ方向に沿って複数本形成した例である。図4,5は実施例2の歯ブラシの線材の説明図、図6は実施例2の歯ブラシによる歯磨きを示す説明図である。
実施例2では、図4に示す線材3は凹部3aが長い直線状で、線材3の長さ方向に沿って等間隔に4本形成されている。図5に示す線材3は凹部3aが短い直線状で、線材3の長さ方向に沿って交互に位置を異ならせて複数本形成されている。
図6に示すように凹部3aの縁部3bが歯Dの面に沿って横方向に摩擦し、汚れを確実に除去する(図6は断面を示し、線材3が手前と奥行きを往復される)。奥歯は歯ブラシの先が接触しずらく、歯ブラシを横方向に往復運動させて歯磨きする場合が多い。このように、実施例2の歯ブラシは、奥歯などブラシ毛2が届き難い箇所の歯磨きに有効である。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図7,8に示す実施例3は、線材の凹部の底面に突起を形成した例である。図7は実施例3のブラシ毛の線材の説明図、図8は実施例3のブラシ毛による歯磨きを示す説明図である。図中、3cは突起である。
実施例3の線材3は、図7に示すように凹部3aの底面に突起3cを形成している。図8に示すように、線材3の変形で凹部3aが拡張して突起3cが突出し、この突起3cが縁部3bとともに歯Dの面を摩擦して歯磨きの効果を高める。突起3cは様々な形状の凹部3aに形成することができ、環状や直線状の凹部3aには複数形成してもよい。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図9に示す実施例4は、ブラシ毛の線材に円形状の凹部を散在するように複数形成した歯間ブラシの例である。図9は実施例4の歯間ブラシの説明図である。実施例4では、図9に示すように握り柄1の先端部に弾性変形できる多数本の細長い線材3を放射状に植毛してブラシ毛2が構成され、線材3の外周面に円形状の凹部3aが散在するように複数形成されている。このブラシ毛2を歯間に差し込んで往復運動させることで、線材3の変形で突出した凹部3aの縁部が対向する歯面を効果的に清掃する。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図10に示す実施例5は、フロスを構成する線材に円形状の凹部を散在するように複数形成した歯間清掃具の例である。図10は実施例5の歯間清掃具の説明図である。実施例5では、図10に示すように握り柄1の先端部に備えた鍬状部に弾性変形できる細長い線材3を張設し、線材3の外周面に円形状の凹部3aが散在するように複数形成されている。この線材3を歯間に差し込んで往復運動させることで、線材3の変形で突出した凹部3aの縁部が対向する歯間だけでなく歯面も効果的に清掃する。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図11に示す実施例6は、フロスを構成する線材に円形状の凹部を散在するように複数形成したデンタルフロスの例である。図11は実施例6のデンタルフロスの説明図である。実施例6では、図11に示すように線材3の外周面に円形状の凹部3aが散在するように複数形成されている。この線材3を歯間に差し込んで往復運動させることで、線材3の変形で突出した凹部3aの縁部が歯間だけでなく対向する歯面も効果的に清掃する。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本発明の技術は、歯ブラシの他に歯間ブラシ・糸ようじ(登録商標)・デンタルフロス等にも利用でき、さらにはタワシ等のブラシ毛を備えた洗浄用具にも応用できる。
実施例1の歯ブラシの線材の説明図である。 実施例1の歯ブラシの線材の説明図である。 実施例1の歯ブラシによる歯磨きを示す説明図である。 実施例2の歯ブラシの線材の説明図である。 実施例2の歯ブラシの線材の説明図である。 実施例2の歯ブラシによる歯磨きを示す説明図である。 実施例3のブラシ毛の線材の説明図である。 実施例3のブラシ毛による歯磨きを示す説明図である。 実施例4の歯間ブラシの説明図である。 実施例5の歯間清掃具の説明図である。 実施例6のデンタルフロスの説明図である。
符号の説明
1 握り柄
2 ブラシ毛
3 線材
3a 凹部
3b 縁部
3c 突起
D 歯

Claims (8)

  1. 握り柄の先端にブラシ毛を一方向に植毛した歯ブラシとして用いるための歯の清掃用具において、ブラシ毛を構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具。
  2. 握り柄の先端にブラシ毛を放射状に植毛した歯間ブラシとして用いるための歯の清掃用具において、ブラシ毛を構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具。
  3. 握り柄の先端に備えた鍬状部にフロスを張設した歯間清掃具として用いるための歯の清掃用具において、フロスを構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具。
  4. デンタルフロスとして用いるための歯の清掃用具において、フロスを構成する弾性変形可能な線材の外周面に凹部を形成し、清掃時に線材の変形で凹部の縁部が突出し、同縁部で歯面を摩擦して清掃できるようにしたことを特徴とする、歯の清掃用具。
  5. 線材の凹部が円形状で、散在するように複数形成した、請求項1〜4いずれか記載の歯の清掃用具。
  6. 線材の凹部が外周に渡る環状で、1本又は複数本形成した、請求項1〜5いずれか記載の歯の清掃用具。
  7. 線材の凹部が直線状で、線材の長さ方向に沿って1本又は複数本形成した、請求項1〜6いずれか記載の歯の清掃用具。
  8. 線材の凹部の底面に突起を形成し、線材の変形時に凹部が拡張して突起が突出し、同突起が凹部の縁部とともに歯面を摩擦して清掃できるようにした、請求項1〜7いずれか記載の歯の清掃用具。
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