JP3244371U - 料理用ワンプレート皿 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数個の料理用ワンプレート皿の積重状態において、複数個の各料理用ワンプレート皿を水平状態に保持することができ、複数個の料理用ワンプレート皿の位置ずれを抑制することができ、複数個の料理用ワンプレート皿を安定した状態で積み重ねることができる料理用ワンプレート皿を提供する。【解決手段】料理を盛り付ける料理盛部PA及び側壁部PWからなる略皿状の料理用ワンプレート皿Pであって、料理用ワンプレート皿の側壁部の外面に複数個の隆起凸部PCが形成されてなり、複数個の料理用ワンプレート皿の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿の隆起凸部の底面が下層の料理用ワンプレート皿の側壁部の上面に載置されて複数個の各料理用ワンプレート皿が水平状態に保持される。【選択図】図4
Description
本考案は、例えば、パンやご飯等の主食、肉類、魚類、卵等の主菜、サラダ、きのこ料理等の副菜等の料理を直接盛り付けたり、その他、例えば、果物、ヨーグルト等の乳製品、スープ類等を入れた料理カップ、料理ボウル等の収納容器を載せたりして使用される料理用ワンプレート皿に関するものである。
従来、この種の料理用ワンプレート皿として、料理を盛り付ける料理盛部及び側壁部からなる略皿状の合成樹脂製や木製、陶器製、シリコン製、ステンレス製、メラミン製等の各種材質のものが知られている。
この料理用ワンプレート皿は、所謂、一枚の皿に複数の料理を盛り付けて食するワンプレートランチ料理に用いられ、食後の皿洗浄が容易であると共に、料理の量の把握、栄養のバランス、見栄面等から近年多用され、屋内の食卓用に限らず、例えば、キャンプ、ピクニック等の屋外のレジャー等の多数の用途に用いられている。
しかしながら上記従来構造の場合、不使用時や収納時において、複数個の料理用ワンプレート皿を積み重ねたとき、複数個の各料理用ワンプレート皿が位置ずれすることがあり、それだけ、積重状態が不安定となり、使用の利便性が低下することがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、料理を盛り付ける料理盛部及び側壁部からなる略皿状の料理用ワンプレート皿であって、上記料理用ワンプレート皿の側壁部の外面に複数個の隆起凸部が形成されてなり、上記複数個の料理用ワンプレート皿の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿の隆起凸部の底面が下層の料理用ワンプレート皿の側壁部の上面に載置されて複数個の各料理用ワンプレート皿が水平状態に保持されることを特徴とする料理用ワンプレート皿にある。
又、請求項2記載の考案は、上記料理用ワンプレート皿は合成樹脂製であることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案は、上記料理盛部は単一個又は複数個形成されていることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、料理用ワンプレート皿は料理を盛り付ける料理盛部及び側壁部からなる略皿状に形成され、上記料理用ワンプレート皿の側壁部の外面に複数個の隆起凸部が形成されているから、上記複数個の料理用ワンプレート皿の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿の隆起凸部の底面が下層の料理用ワンプレート皿の側壁部の上面に載置され、これにより複数個の各料理用ワンプレート皿を水平状態に保持することができ、複数個の各料理用ワンプレート皿を傾くことなく、整然と水平に積み重ねることができ、複数個の料理用ワンプレート皿の位置ずれを抑制することができ、不使用時や収納時において、複数個の料理用ワンプレート皿を安定した状態で積み重ねることができ、使用の利便性を向上することができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記料理用ワンプレート皿は合成樹脂製であるから、軽量化を図ることができると共に量産化により製作コストの低減を図ることができ、又、請求項3記載の考案にあっては、上記料理盛部は単一個又は複数個形成されているから、上記料理盛部が単一個の場合、大きな皿状の料理盛部が形成され、料理盛部に主食、主菜、副菜等の沢山の料理を直接盛り付けることができ、果物、ヨーグルト等の乳製品、スープ類等を入れた料理カップ、料理ボウル等の収納容器を載せることができ、盛り付けの自由度が高く、又、上記料理盛部が複数個の場合、複数個の各料理盛部に各種の料理をそれぞれ混ざらずに整然と盛り付けることができる。
図1乃至図17は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図9は第一形態例、図10乃至図17は第二形態例である。
図1乃至図9の第一形態例において、図1、図3、図4、図5、図6、図8、図9の如く、Pは料理用ワンプレート皿であって、料理COを盛り付ける料理盛部PA及び側壁部PWからなる略皿状に形成され、上記料理用ワンプレート皿Pの側壁部PWの外面に複数個、この場合、3個の隆起凸部PC・・が形成され、上記複数個の料理用ワンプレート皿P・・の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿Pの隆起凸部PCの底面が下層の料理用ワンプレート皿Pの側壁部PWの上面に載置されて複数個の各料理用ワンプレート皿P・・が水平状態に保持されるように構成している。
この場合、上記料理用ワンプレート皿Pは、例えば、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂製であり、底面に脚凸部PTが形成され、又、この場合、図1の如く、上記料理盛部PAは単一個の大きな皿状に形成され、所謂、仕切なしタイプの料理用ワンプレート皿Pとなっている。
又、この場合、図2、図7の如く、料理用ワンプレート皿Pは略皿状、この場合、四角皿状に形成され、上記側壁部PWにスプーン、フォーク、ナイフ、箸等の食事用具PEを停留可能な係止凹部PLが形成されている。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、図1、図3、図4、図5、図6、図8、図9の如く、料理用ワンプレート皿Pは料理COを盛り付ける料理盛部PA及び側壁部PWからなる略皿状に形成され、上記料理用ワンプレート皿Pの側壁部PWの外面に複数個、この場合、3個の隆起凸部PC・・が形成されているから、上記複数個の料理用ワンプレート皿P・・の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿Pの隆起凸部PCの底面が下層の料理用ワンプレート皿Pの側壁部PWの上面に載置され、これにより複数個の各料理用ワンプレート皿P・・を水平状態に保持することができ、複数個の各料理用ワンプレート皿P・・を傾くことなく、整然と水平に積み重ねることができ、複数個の料理用ワンプレート皿P・・の位置ずれを抑制することができ、不使用時や収納時において、複数個の料理用ワンプレート皿P・・を安定した状態で積み重ねることができ、使用の利便性を向上することができる。
この場合、上記料理用ワンプレート皿Pは合成樹脂製であるから、軽量化を図ることができると共に量産化により製作コストの低減を図ることができ、又、この場合、図8の如く、上記料理盛部PAは単一個であるから、大きな皿状の料理盛部PAが形成され、料理盛部PAに主食、主菜、副菜等の沢山の料理COを直接盛り付けることができ、又、図9の如く、果物、ヨーグルト等の乳製品、スープ類等を入れた料理カップ、料理ボウル等の収納容器ECを載せることができ、盛り付けの自由度が高く、使用の利便性を向上することができる。
又、この場合、図1、図7、図9の如く、料理用ワンプレート皿Pは、略皿状、この場合、四角皿状に形成され、上記側壁部PWにスプーン、フォーク、ナイフ、箸等の食事用具PEを停留可能な係止凹部PLが形成されているから、食事用具PEの料理用ワンプレート皿Pからの落下やずれを防ぐことができ、料理COの散乱を防ぐことができ、衛生的に安心して料理COを食することができる。
図10乃至図17の第二形態例は別例構造を示し、上記第一形態例と同一態様部分には同符号を付して説明すると、この場合、図10、図11の如く、上記料理盛部PAは仕切リブ部PPにより複数個、この場合、3個に仕切られた複数個の料理盛部PA・・を有する皿状に形成され、所謂、仕切ありタイプの料理用ワンプレート皿Pとなっている。
又、この場合、図17の如く、複数個の料理用ワンプレート皿P・・の積重状態において、収納容器ECとしての、料理カップを複数個積み重ねると共に料理ボウルを複数個積み重ねて横臥した状態でコンパクトに収納することができるように構成している。
この第二形態例にあっては、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができ、かつ、図10、図11、図15の如く、上記料理盛部PAは仕切リブ部PPにより複数個形成されているから、複数個の各料理盛部PA・・に各種の料理COをそれぞれ混ざらずに整然と盛り付けることができる。
尚、本考案は上記実施の形態例に限られるものではなく、料理用ワンプレート皿P、料理盛部PA、側壁部PW、隆起凸部PCの数や大きさ、形態等は適宜設計して変更される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
P 料理用ワンプレート皿
PA 料理盛部
PW 側壁部
PC 隆起凸部
CO 料理
PA 料理盛部
PW 側壁部
PC 隆起凸部
CO 料理
Claims (3)
- 料理を盛り付ける料理盛部及び側壁部からなる略皿状の料理用ワンプレート皿であって、上記料理用ワンプレート皿の側壁部の外面に複数個の隆起凸部が形成されてなり、上記複数個の料理用ワンプレート皿の積重状態において、上層の料理用ワンプレート皿の隆起凸部の底面が下層の料理用ワンプレート皿の側壁部の上面に載置されて複数個の各料理用ワンプレート皿が水平状態に保持されることを特徴とする料理用ワンプレート皿。
- 上記料理用ワンプレート皿は合成樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の料理用ワンプレート皿。
- 上記料理盛部は単一個又は複数個形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の料理用ワンプレート皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003173U JP3244371U (ja) | 2023-09-01 | 2023-09-01 | 料理用ワンプレート皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003173U JP3244371U (ja) | 2023-09-01 | 2023-09-01 | 料理用ワンプレート皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3244371U true JP3244371U (ja) | 2023-10-27 |
Family
ID=88417671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003173U Active JP3244371U (ja) | 2023-09-01 | 2023-09-01 | 料理用ワンプレート皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244371U (ja) |
-
2023
- 2023-09-01 JP JP2023003173U patent/JP3244371U/ja active Active
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