JP3244214U - ガス保護ろう付け装置 - Google Patents

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【課題】酸化物スラグなどの欠陥が発生しないガス保護ろう付け装置を提供する。【解決手段】ガス保護ろう付け装置は、支持アセンブリと、加熱アセンブリとを含む。支持アセンブリは、収容空間104を有し、収容空間は、ワーク101を収容するために用いられ、加熱アセンブリは、ワークを加熱するために用いられる。支持アセンブリは、少なくとも1つの吸気孔105と1つの排気孔106とを有する。吸気孔を介して支持アセンブリ内に保護ガスを通すことができ、保護ガスは、収容空間内の空気を排気孔を介して排出することができ、加熱アセンブリがワークを加熱するとき、収容空間内には流動する保護ガスが存在する。ガス保護ろう付け装置は、ろう剤を添加する方式ではなく、保護ガスを導入する方式を採用し、溶接ビードに酸化物スラグが存在しないことを保証し、同時に有害物質の発生がない。【選択図】図1

Description

本願は、溶接技術分野に関し、特にガス保護ろう付け装置に関する。
ろう付けは、現代の溶接技術の三大構成部分の一つとして、重要な工事の面で広く応用されている。ろう付け過程において、継手母材及びろう付け金属を酸化から保護することは、高品質のろう付けワークを得るための基礎である。母材がろう付け時に酸化すると、液状ろう材が母材の表面を濡らすことができず、溶接ビードのろう付け率が低下する。ろう材金属が酸化すると、液状ろう材の空隙充填能力が悪くなる。酸化が深刻な場合、内部の液状金属が表面の酸化膜の束縛を破ることができず、ろう材の流動が困難になる。
現在、ろう剤の添加は、継手母材及びろう付け金属を酸化から保護するための一般的な手段である。しかし、ろう剤を添加することを採用すると、溶接ビード内部に酸化物スラグ、気孔などの欠陥が発生する。
そのため、従来技術に存在する技術的問題をある程度解決するために、ガス保護ろう付け装置が必要である。
本願の目的は、ろう剤を添加することにより溶接ビード内部に酸化物スラグ、気孔などの欠陥が発生するという従来技術の技術的問題をある程度解決するためのガス保護ろう付け装置を提供することにある。
本願は、ろう材をプリフォームしたワークをろう付けするためのガス保護ろう付け装置を提供し、支持アセンブリと、加熱アセンブリとを含む。前記支持アセンブリは、収容空間を有し、前記収容空間は、前記ワークを収容するために用いられ、前記加熱アセンブリは、前記ワークを加熱するために用いられる。前記支持アセンブリは、少なくとも1つの吸気孔と1つの排気孔とを有する。前記吸気孔を介して前記支持アセンブリ内に保護ガスを通すことができ、前記保護ガスは、前記収容空間内の空気を前記排気孔を介して排出することができ、前記加熱アセンブリが前記ワークを加熱するとき、前記収容空間内には流動する前記保護ガスが存在する。
上記の技術手段において、更に、前記支持アセンブリは、保護カバー及びベースを含む。前記保護カバーは、前記収容空間を有し、且つ前記保護カバーの底端は、開口端であり、前記ベースは、前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能である。前記吸気孔は、前記保護カバー又は前記ベースの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記保護カバー又は前記ベースの他方に設けられる。
上記の技術手段において、更に、前記支持アセンブリは、保護カバー及びシールカバーを含む。前記保護カバーは、前記収容空間を有し、且つ前記保護カバーの先端は、開口端であり、前記シールカバーは、前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能である。前記吸気孔は、前記保護カバー又は前記シールカバーの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記保護カバー又は前記シールカバーの他方に設けられる。
上記の技術手段において、更に、前記支持アセンブリは、保護カバー、シールカバー及びベースを含む。前記保護カバーの両端は、いずれも開口端である。前記シールカバーは、前記保護カバーの頂部に設けられ、前記ベースは、前記保護カバーの底部に取り外し可能であり、前記シールカバー及び/又は前記ベースによって前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができる。前記吸気孔は、前記シールカバー又は前記ベースの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記シールカバー又は前記ベースの他方に設けられる。
上記の技術手段において、更に、前記ベースの直径は、前記保護カバーの横断面の直径よりも大きい。前記ベースには、前記ベースの中心を円心とし、前記保護カバーの断面の半径を半径とする環状の溝が開設され、前記保護カバーの底部が前記溝に係合する。前記保護カバーに露出したベースの側壁及び前記保護カバー内に位置する前記ベースには、相互に通じる前記吸気孔又は前記排気孔が開口している。
上記の技術手段において、更に、前記加熱アセンブリは、誘導コイルと、前記誘導コイルに電気的に接続された電源とを含む。前記誘導コイルは、前記保護カバーに嵌設される。前記電源は、前記誘導コイルに電流を供給する。
上記の技術手段において、更に、前記加熱アセンブリは、コントローラと、前記コントローラと通信接続されたセンサとを更に含む。前記コントローラは、前記電源に通信接続される。前記コントローラは、前記保護カバー内の温度を所定温度に設定し、前記センサは、前記保護カバー内の温度を検出し、前記温度を前記コントローラにフィードバックすることができ、前記コントローラは、前記温度と前記所定温度とを比較し、前記温度と前記所定温度との差に基づいて前記電源を制御する。
上記の技術手段において、更に、高さ調整アセンブリを更に含む。前記高さ調節アセンブリは、固定部と、前記固定部に接続された調節部とを有する。前記調整部は、前記ベースに接続される。前記調整部は、前記ワークが前記誘導コイルによって巻回された空間内に位置するように、前記ベースの高さを調整することができる。
上記の技術手段において、更に、前記高さ調整アセンブリは、シリンダを含む。前記シリンダのピストンロッドは、前記調整部とし、前記シリンダのベースは、前記固定部とする。
上記の技術手段において、更に、前記ガス保護ろう付け装置は、酸素濃度検出センサを更に含む。前記酸素濃度検出センサは、前記排気孔に近接し、前記排気孔における酸素濃度を検出するために用いられる。前記酸素濃度検出センサが酸素濃度ゼロを検出すると、前記加熱アセンブリを起動させて前記支持アセンブリ内に前記保護ガスを通し続ける。
従来技術と比べ、本願による有益な効果は、以下である。
本願は、ろう材をプリフォームしたワークをろう付けするためのガス保護ろう付け装置を提供し、支持アセンブリと、加熱アセンブリとを含む。前記支持アセンブリは、収容空間を有し、前記収容空間は、前記ワークを収容するために用いられ、前記加熱アセンブリは、前記ワークを加熱するために用いられる。前記支持アセンブリは、少なくとも1つの吸気孔と1つの排気孔とを有する。前記吸気孔を介して前記支持アセンブリ内に保護ガスを通すことができ、前記保護ガスは、前記収容空間内の空気を前記排気孔を介して排出することができ、前記加熱アセンブリが前記ワークを加熱するとき、前記収容空間内には流動する前記保護ガスが存在する。
以上より、本願が提供するガス保護ろう付け装置は、ろう剤を添加する方式ではなく、保護ガスを導入する方式を採用し、溶接ビードに酸化物スラグ、気孔などの欠陥が存在しないことを保証し、同時に有害物質の発生がなく、環境を保護する。
これに加えて、本願における収容空間は、吸気孔と排気孔を介して大気環境と熱交換するだけである。このような構成により、ワークの加熱中に大気環境との熱交換が減少し、集熱効果が実現され、ろう付けの加熱時間を短縮し、ワークの降温速度を緩和することができる。
本願の具体的な実施形態又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下、具体的な実施形態又は従来技術の説明に用いられる図面を簡単に紹介する。以下の説明における図面は、本願の実施形態の一部であり、当業者であれば、創造性のある作業を付することなく、これらの図面から他の図面を取得することができることは明らかである。
本願の実施例1に提供されるガス保護ろう付け装置の構造概略図である。
本明細書で説明される方法、装置及び/又はシステムを読者が完全に理解するのを支援するために、以下の具体的な実施形態を提供する。しかしながら、ここで説明される方法、装置及び/又はシステムの様々な変更、修正及び同等物は、本願の開示内容を理解した後で明らかになるであろう。例えば、ここに記述された動作の順序は、単なる例であり、ここに記述された順序に限定されるものではなく、特定の順序で行わなければならない動作を除き、本願の開示を理解した後に明らかになるであろう変更をすることができる。更に、明瞭性と簡潔性を高めるために、当技術分野で知られている特徴の説明を省略することができる。
本明細書で説明される特徴は、異なる形態で実施することができ、本明細書で説明される例に限定されると解釈されるべきではない。より具体的には、本明細書に記載された例は、本明細書に記載された方法、装置及び/又はシステムを実現するために、本明細書の開示を理解した後に明らかになるであろう多くの実行可能な方法のうちのいくつかを示すためにのみ提供されている。
明細書全体において、層、領域又は基板などの要素が、別の要素の「上」に「存在」するとか、別の要素に「接続」されるとか、別の要素に「結合」されるとか、別の要素の「上」に「存在」し又は別の要素を「覆う」ように記述されている場合、直接別の要素の「上」に「存在し」、別の要素に「接続」にされ、別の要素に「結合」され、別の要素の「上」に「存在」し又は別の要素を「覆う」か、又はそれらの間に介在する1つ以上の他の要素が存在してもよい。対照的に、要素について別の要素の「上」に「直接存在」し、別の要素に「直接接続」し、別の要素に「直接結合」し、別の要素の「上」に「直接存在」し又は別の要素を「直接覆う」ように記述されている場合、それらの間に介在する他の要素が存在しなくてもよい。
ここで使用されるように、用語「及び/又は」には、列挙された関連項目のいずれかと、2つ以上の任意の組み合わせが含まれる。
ここでは、「第1」、「第2」、「第3」などの用語を使用して、各部材、構成要素、領域、層又は部分を記述することができるが、これらの部材、構成要素、領域、層又は部分は、これらの用語に限定されない。より正確には、これらの用語は、1つの部材、コンポーネント、領域、層又は部分を別の部材、構成要素、領域、層、又は部分と区別するためにのみ使用される。したがって、例の教示から逸脱することなく、本明細書に記載の例において称される第1の部材、構成要素、領域、層又は部分は、第2の部材、構成要素、領域、層又は部分とも称されることができる。
説明を容易にするために、ここでは、図面に示すような1つの要素と他の要素との関係を記述するために、「…の上に存在する」、「上部」、「…の下に存在する」、「下部」などの空間関係用語を使用することができる。そのような空間関係用語は、図面に描かれた方位に加えて、使用又は動作における装置の異なる方位を含むことを意図している。例えば、図面の装置が反転されている場合、別の要素に対して「…の上」又は「上部」に位置すると説明された要素は、その後、別の要素に対して「…の下」又は「下」に位置する。
したがって、用語「…の上に存在する」は、装置の空間方位に応じて「…の上に存在する」と「…の下に存在する」の2つの方位を含む。装置は、また、他の方法(例えば、90度回転又は他の方位)で位置決めすることができ、ここで使用される空間関係用語について適切に解釈することができる。
本明細書で使用される用語は、種々の例を説明するためにのみ使用され、本開示を限定するために使用されるものではない。前後の文章から特に明確に示されない限り、単数の形式も複数の形式を含むことを意図している。用語「含む」、「含有」及び「有する」は、存在する記述された特徴、数量、操作、部材、要素及び/又はそれらの組合せを列挙するが、1つ又は複数の他の特徴、数量、操作、部材、要素及び/又はそれらの組合せの存在又は追加を排除しない。
製造技術及び/又は公差のために、図面に示す形状の変化が生じることがある。したがって、ここで説明する例は、図面に示す特定の形状に限定されるものではなく、製造中に発生する形状の変更を含む。
本明細書に記載された例の特徴は、本願の開示内容を理解した後に明らかになるであろう様々な方法で組み合わされることができる。また、本明細書に記載の例は様々な構成を有しているが、本願の開示を理解した後で明らかになるように、他の構成が可能である。
[実施例1]
図1に示すように、ろう材をプリフォームしたワーク101をろう付けするためのガス保護ろう付け装置は、支持アセンブリと、加熱アセンブリとを含む。前記支持アセンブリは、収容空間104を有し、前記収容空間104は、前記ワーク101を収容するために用いられ、前記加熱アセンブリは、前記ワーク101を加熱するために用いられる。前記支持アセンブリは、少なくとも1つの吸気孔105と1つの排気孔106とを有する。前記吸気孔105を介して前記支持アセンブリ内に保護ガスを通すことができ、前記保護ガスは、前記収容空間104内の空気を前記排気孔106を介して排出することができ、前記加熱アセンブリが前記ワーク101を加熱するとき、前記収容空間104内には流動する前記保護ガスが存在する。
具体的には、実際のろう付け過程において、以下のステップが行われる。
ステップ100:前記吸気孔105を介して前記支持アセンブリ内に保護ガスを通す。ここの保護ガスは、窒素ガス、アルゴンガスなどである。保護ガスを用いて支持アセンブリ内の空気を排出することの主な目的は、収容空間104内の酸素を排出し、ワーク101が収容空間104内の酸素により酸化されることを防止することである。
ステップ200:収容空間104内の酸素が排除された後、加熱アセンブリを起動させ、加熱アセンブリを用いてワーク101を加熱し、ろう材が完全に溶解してから加熱を停止する。なお、加熱アセンブリを用いてワーク101を加熱する過程で、吸気孔105を介して収容空間104に絶えずに保護ガスを流入させ、収容空間104の保護ガスを排気孔106から排出することができる。即ち、加熱中、収容空間104内には、常に流動する保護ガスが存在する。言い換えれば、ろう材は、溶解する過程で、常に保護ガスに保護され、全体の溶解過程で、常に酸素がなく、ワーク101の酸化を防止する。
ステップ300:加熱アセンブリを停止し、収容空間104に保護ガスを通し続け、ワーク101が徐々に室温まで冷却されてからワーク101を取り出す。
以上より、本願が提供するガス保護ろう付け装置は、ろう剤を添加する方式ではなく、保護ガスを導入する方式を採用し、溶接ビードに酸化物スラグ、気孔などの欠陥が存在しないことを保証し、同時に有害物質の発生がなく、環境を保護する。
これに加えて、本願における収容空間104は、吸気孔105と排気孔106を介して大気環境と熱交換するだけである。このような構成により、ワーク101の加熱中に大気環境との熱交換が減少し、集熱効果が実現され、ろう付けの加熱時間を短縮し、ワーク101の降温速度を緩和することができる。
この実施例では、前記支持アセンブリは、保護カバー102、シールカバー107及びベース103を含む。前記保護カバー102の両端は、いずれも開口端である。前記シールカバー107は、前記保護カバー102の頂部に設けられ、前記ベース103は、前記保護カバー102の底部に取り外し可能である。前記保護カバー102、前記シールカバー107及び前記ベース103は、前記収容空間104を囲むように設けられている。実際のろう付け過程では、前記シールカバー107及び/又は前記ベース103によって前記ワーク101を前記保護カバー102に出し入れすることができ、操作が簡単で便利である。
具体的には、吸気孔105と排気孔106の設置位置について以下の2つの場合がある。
場合1:前記吸気孔105を前記シールカバー107に設置し、前記排気孔106を前記ベース103に設置する。場合2:前記吸気孔105を前記ベース103に設置し、前記排気孔106をシールカバー107に設置する。吸気孔105と排気孔106をどのように選択するかは、通過する保護ガスの原子量に基づいて決定する必要がある。
好ましくは、前記シールカバー107の材質は、通常のクレーを選択し、そのシール性が良好で、入手が便利で、高温硬化後の硬度が低く、水を加えるとリサイクルできる。
好ましくは、前記保護カバー102の材質は、透明ガラス材質を選択し、ろう材の融解状況を容易に見ることができる。
以上より、保護カバー102、シールカバー107及びベース103の寸法は、ワーク101の寸法に応じて決定することができ、操作が簡単で、実行性が高く、実験コストが低く、室内実験に適している。
この実施例では、前記ベース103の直径が前記保護カバー102の横断面の直径よりも大きいことは、ベース103が保護カバー102から出ていると理解できる。前記ベース103には、前記ベース103の中心を円心とし、前記保護カバー102の断面の半径を半径とする環状の溝が開設され、前記保護カバー102の底部が溝に係合しており、即ち溝によって保護カバー102を固定することを実現する。
具体的には、前記保護カバー102に露出したベース103の側壁には、吸気孔105又は排気孔106が開口し、前記保護カバー102内に位置する前記ベース103には、前記吸気孔105又は排気孔106が開口する。ベース103を介して保護カバー102内に保護ガスを通排気することができるように、前記保護カバー102に露出したベース103の側壁に開口している吸気孔105又は排気孔106と、前記保護カバー102内に位置する前記ベース103に開口している吸気孔105又は排気孔106とを相互に通じさせる。
この実施例では、加熱アセンブリは、誘導コイル108による加熱方式を採用する。具体的には、前記加熱アセンブリは、誘導コイル108と、前記誘導コイル108に電気的に接続された電源109とを含む。前記誘導コイル108は、ガラス材質の前記保護カバー102に嵌設され、前記電源109は、前記誘導コイル108に電流を供給する。
具体的には、電源109は、誘導コイル108に電力を供給し、誘導コイル108に通電させる。金属材質のワーク101が誘導コイル108に囲まれた加熱空間内に位置すると、誘導線を切断し、誘導線を切断すると同時に、誘導電流が発生し、即ちワーク101に渦電流が発生する。この渦電流は、金属材質のワーク101を加熱することができ、即ちろう材を溶解することができる。
この実施例では、前記加熱アセンブリは、コントローラと、前記コントローラと通信接続されたセンサとを更に含む。前記コントローラは、前記電源109に通信接続される。前記コントローラは、前記保護カバー内の温度を所定温度(例えば、所定温度50°)に設定する。前記センサは、前記保護カバー102内の温度(例えば、検出された温度が40°)を検出することができる。前記センサは、前記温度(40°)を前記コントローラにフィードバックすることができる。前記コントローラは、前記温度(40°)を前記所定温度(50°)と比較し、前記温度と前記所定温度との差(50°-40°=10°)に基づいて前記電源109を制御し、誘導コイル108の電流を増大させる。
以上より、本願では誘導コイル108の方式を採用し、実現したのは温度閉ループ制御システムであり、加熱アセンブリの加熱温度を正確に制御でき、ろう材の溶解時間を短縮し、ワーク101のろう付けの作業効率を高めることができる。
この実施例では、ガス保護ろう付け装置は、高さ調整アセンブリを更に含む。高さ調整アセンブリを用いて、ワーク101を誘導コイル108によって構成された加熱空間内に適切に位置させることができ、加熱アセンブリの加熱効率を高め、更にろう付けの効率を高めることができる。
具体的には、前記高さ調整ユニットは、固定部と、前記固定部に接続される調整部とを含む。前記調整部は、前記ベース103に接続する。前記調整部は、前記ワーク101が誘導コイル108によって巻回された加熱空間内に位置するように、前記ベース103の高さを調整することができる。
より具体的には、前記高さ調整アセンブリは、シリンダを含む。前記シリンダのピストンロッドは、前記調整部とし、前記シリンダのベース103は、前記固定部とする。ピストンロッドの伸びや後退により、ベース103の高さを調整する。
この実施例では、前記ガス保護ろう付け装置は、酸素濃度検出センサを更に含む。前記酸素濃度検出センサは、前記排気孔106に近接し、前記排気孔106における酸素濃度を検出するために用いられる。前記酸素濃度検出センサが酸素濃度ゼロに検出すると、収容チャンバ内に酸素がないことが証明され、前記加熱アセンブリを起動させて前記保護ガスを前記支持アセンブリ内に通し続ける。
以下にワーク101に対するろう付けの3つの応用方法を提供する。
方法1:ステップ100:材料を準備する。保護カバー102の材質として石英管を選択する。ここで、保護カバー102は、外径が70mmであり、長さが300mmであり、厚さが3mmである。保護カバー102の上端には、排気孔106を有する高温耐性ゴム材質のシールカバー107が設けられている。ベース103には耐火煉瓦が用いられ、耐火煉瓦には直径71mmの環状の溝が開設されている。耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分及び保護カバー102の前記耐火煉瓦を覆っている部分にはそれぞれ吸気孔105が設けられており、且つ耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分に位置する吸気孔105と、保護カバー102の耐火煉瓦を覆っている部分に位置する吸気孔105とを通じさせることを保証する。
なお、このステップでは、保護カバー102と耐火煉瓦の接触部を通常のクレーで密封し、ガスが漏れないように保証する。
ステップ200:ワーク101を置く。保護カバー102を外し、歯切りワーク101を耐火煉瓦の上に置き、シリンダを利用して歯切りワーク101を調整し、歯切りワーク101が誘導コイル108に囲まれた空間内に位置するようにする。ここで、ろう材は、CuMnNi(675)ボタンろう材を選択し、溶接中にろう剤を添加しない。
ステップ300:窒素ガスを通す。ろう付け加熱前に吸気孔105を介して窒素ガスを2min通し、ガス流量は、0.05L/minに制御する。
ステップ300:加熱アセンブリを起動させる。酸素濃度検出センサを利用して排気孔106における酸素濃度を検出し、酸素濃度がゼロの場合、電源109を投入し、誘導コイル108でワーク101を加熱し、透明石英管材質の保護カバー102を通じてろう材を観察し、ろう材が完全に溶融してから加熱を停止する。
ステップ300:ワーク101を取り出す。加熱を停止した後、窒素ガスを通し続け、ワーク101が室温まで冷却してから取り出す。
方法2:ステップ100:材料を準備する。保護カバー102の材質として石英管を選択する。ここで、保護カバー102は、外径が70mmであり、長さが300mmであり、厚さが3mmである。保護カバー102の上端には、排気孔106を有する高温耐性ゴム材質のシールカバー107が設けられている。ベース103には耐火煉瓦が用いられ、耐火煉瓦には直径71mmの環状の溝が開設されている。耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分及び保護カバー102の前記耐火煉瓦を覆っている部分にはそれぞれ吸気孔105が設けられており、且つ耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分に位置する吸気孔105と、保護カバー102の耐火煉瓦を覆っている部分に位置する吸気孔105とを通じさせることを保証する。
なお、このステップでは、保護カバー102と耐火煉瓦の接触部を通常のクレーで密封し、ガスが漏れないように保証する。
ステップ200:ワーク101を置く。保護カバー102を外し、歯切りワーク101を耐火煉瓦の上に置き、シリンダを利用して歯切りワーク101を調整し、歯切りワーク101が誘導コイル108に囲まれた空間内に位置するようにする。ここで、ろう材は、CuMnNi(675)ボタンろう材を選択し、溶接中にろう剤を添加しない。
ステップ300:アルゴンガスを通す。ろう付け加熱前に吸気孔105を介してアルゴンガスを2min通し、ガス流量は、0.05L/minに制御する。
ステップ300:加熱アセンブリを起動させる。酸素濃度検出センサを利用して排気孔106における酸素濃度を検出し、酸素濃度がゼロの場合、電源109を投入し、誘導コイル108でワーク101を加熱し、透明石英管材質の保護カバー102を通じてろう材を観察し、ろう材が完全に溶融してから加熱を停止する。
ステップ300:ワーク101を取り出す。加熱を停止した後、アルゴンガスを通し続け、ワーク101が室温まで冷却してから取り出す。
方法3:ステップ100:材料を準備する。保護カバー102の材質として石英管を選択する。ここで、保護カバー102は、外径が70mmであり、長さが300mmであり、厚さが3mmである。保護カバー102の上端には、排気孔106を有する高温耐性ゴム材質のシールカバー107が設けられている。ベース103には耐火煉瓦が用いられ、耐火煉瓦には直径71mmの環状の溝が開設されている。耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分及び保護カバー102の前記耐火煉瓦を覆っている部分にはそれぞれ吸気孔105が設けられており、且つ耐火煉瓦の保護カバー102から突出している部分に位置する吸気孔105と、保護カバー102の耐火煉瓦を覆っている部分に位置する吸気孔105とを通じさせることを保証する。
なお、このステップでは、保護カバー102と耐火煉瓦の接触部を通常のクレーで密封し、ガスが漏れないように保証する。
ステップ200:ワーク101を置く。保護カバー102を外し、歯切りワーク101を耐火煉瓦の上に置き、シリンダを利用して歯切りワーク101を調整し、歯切りワーク101が誘導コイル108に囲まれた空間内に位置するようにする。ここで、ろう材は、CuZnMnNi(855)ボタンろう材を選択し、溶接中にろう剤を添加しない。
ステップ300:窒素ガスを通す。ろう付け加熱前に吸気孔105を介して窒素ガスを2min通し、ガス流量は、0.05L/minに制御する。
ステップ300:加熱アセンブリを起動させる。酸素濃度検出センサを利用して排気孔106における酸素濃度を検出し、酸素濃度がゼロの場合、電源109を投入し、誘導コイル108でワーク101を加熱し、透明石英管材質の保護カバー102を通じてろう材を観察し、ろう材が完全に溶融してから加熱を停止する。
ステップ300:ワーク101を取り出す。加熱を停止した後、窒素ガスを通し続け、ワーク101が室温まで冷却してから取り出す。
[実施例2]
この実施例2は、上記実施例に加えて改良されたものである。上記実施例に開示された技術的内容は、重複して記述されず、上記実施例に開示された内容も、この実施例2に開示された内容に属する。
この実施例では、前記支持アセンブリは、保護カバー102及びベース103を含む。前記保護カバー102は、前記収容空間104を有し、且つ前記保護カバー102の底端は、開口端である。前記ベース103は、前記ワーク101を前記保護カバー102に出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能である。前記吸気孔105は、前記保護カバー102又は前記ベース103の一方に設けられ、且つ前記排気孔106は、前記保護カバー102又は前記ベース103の他方に設けられる。
以上より、この実施例では、単に保護カバー102の底部に開口端があり、且つ開口端にベース103が設けられ、ベース103によってワーク101を出し入れすることができる。言い換えれば、この実施例では、実施例1におけるシールカバー107と保護カバー102とを一体成形しており、操作がより簡単である。
[実施例3]
この実施例3は、上記実施例に加えて改良されたものである。上記実施例に開示された技術的内容は、繰り返し説明されず、上記実施例に開示された内容も、この実施例3に開示された内容に属する。
この実施例では、前記支持アセンブリは、保護カバー102及びシールカバー107を含む。前記保護カバー102は、前記収容空間104を有し、且つ前記保護カバー102の先端は、開口端である。前記シールカバー107は、前記ワーク101を前記保護カバー102に出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能である。前記吸気孔105は、前記保護カバー102又は前記シールカバー107の一方に設けられ、且つ前記排気孔106は、前記保護カバー102又は前記シールカバー107の他方に設けられる。
以上より、この実施例では、単に保護カバー102の頂部に開口端があり、且つ開口端にシールカバー107が設けられ、シールカバー107によってワーク101を出し入れすることができる。言い換えれば、この実施例では、実施例1におけるベース103と保護カバー102とを一体成形しており、操作がより簡単である。
最後に、上述の各実施例は、本願の技術手段を限定するものではなく、説明するためのものである。前記の各実施例を参照して本願を詳細に説明したが、当業者にとって、前記の各実施例に記載の技術手段を変更したり、その中の一部又はすべての技術的構成の均等代替をしたりすることができる。これらの変更や代替は、対応する技術手段を本質的に本願の各実施例の技術手段の範囲から逸脱させない。
101 ワーク
102 保護カバー
103 ベース
104 収容空間
105 吸気孔
106 排気孔
107 シールカバー
108 誘導コイル
109 電源

Claims (10)

  1. ろう材をプリフォームしたワークをろう付けするためのガス保護ろう付け装置であって、
    前記ガス保護ろう付け装置は、支持アセンブリと、加熱アセンブリとを含み、
    前記支持アセンブリは、収容空間を有し、前記収容空間は、前記ワークを収容するために用いられ、前記加熱アセンブリは、前記ワークを加熱するために用いられ、
    前記支持アセンブリは、少なくとも1つの吸気孔と1つの排気孔とを有し、
    前記吸気孔を介して前記支持アセンブリ内に保護ガスを通すことができ、前記保護ガスは、前記収容空間内の空気を前記排気孔を介して排出することができ、前記加熱アセンブリが前記ワークを加熱するとき、前記収容空間内には流動する前記保護ガスが存在することを特徴とするガス保護ろう付け装置。
  2. 前記支持アセンブリは、保護カバー及びベースを含み、
    前記保護カバーは、前記収容空間を有し、且つ前記保護カバーの底端は、開口端であり、前記ベースは、前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能であり、
    前記吸気孔は、前記保護カバー又は前記ベースの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記保護カバー又は前記ベースの他方に設けられること、を特徴とする請求項1に記載のガス保護ろう付け装置。
  3. 前記支持アセンブリは、保護カバー及びシールカバーを含み、
    前記保護カバーは、前記収容空間を有し、且つ前記保護カバーの先端は、開口端であり、前記シールカバーは、前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができるように前記開口端に取り外し可能であり、
    前記吸気孔は、前記保護カバー又は前記シールカバーの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記保護カバー又は前記シールカバーの他方に設けられること、を特徴とする請求項1に記載のガス保護ろう付け装置。
  4. 前記支持アセンブリは、保護カバー、シールカバー及びベースを含み、
    前記保護カバーの両端は、いずれも開口端であり、
    前記シールカバーは、前記保護カバーの頂部に設けられ、前記ベースは、前記保護カバーの底部に取り外し可能であり、前記シールカバー及び/又は前記ベースによって前記ワークを前記保護カバーに出し入れすることができ、
    前記吸気孔は、前記シールカバー又は前記ベースの一方に設けられ、且つ前記排気孔は、前記シールカバー又は前記ベースの他方に設けられること、を特徴とする請求項1に記載のガス保護ろう付け装置。
  5. 前記ベースの直径は、前記保護カバーの横断面の直径よりも大きく、
    前記ベースには、前記ベースの中心を円心とし、前記保護カバーの断面の半径を半径とする環状の溝が開設され、前記保護カバーの底部が前記溝に係合し、
    前記保護カバーに露出したベースの側壁及び前記保護カバー内に位置する前記ベースには、相互に通じる前記吸気孔又は前記排気孔が開口していること、を特徴とする請求項2又は4に記載のガス保護ろう付け装置。
  6. 前記加熱アセンブリは、誘導コイルと、前記誘導コイルに電気的に接続された電源とを含み、
    前記誘導コイルは、前記保護カバーに嵌設され、
    前記電源は、前記誘導コイルに電流を供給すること、を特徴とする請求項5に記載のガス保護ろう付け装置。
  7. 前記加熱アセンブリは、コントローラと、前記コントローラと通信接続されたセンサとを更に含み、
    前記コントローラは、前記電源に通信接続され、
    前記コントローラは、前記保護カバー内の温度を所定温度に設定し、前記センサは、前記保護カバー内の温度を検出し、前記温度を前記コントローラにフィードバックすることができ、前記コントローラは、前記温度と前記所定温度とを比較し、前記温度と前記所定温度との差に基づいて前記電源を制御すること、を特徴とする請求項6に記載のガス保護ろう付け装置。
  8. 高さ調整アセンブリを更に含み、
    前記高さ調節アセンブリは、固定部と、前記固定部に接続された調節部とを有し、
    前記調整部は、前記ベースに接続され、
    前記調整部は、前記ワークが前記誘導コイルによって巻回された空間内に位置するように、前記ベースの高さを調整することができること、を特徴とする請求項6に記載のガス保護ろう付け装置。
  9. 前記高さ調整アセンブリは、シリンダを含み、
    前記シリンダのピストンロッドは、前記調整部とし、前記シリンダのベースは、前記固定部とすること、を特徴とする請求項8に記載のガス保護ろう付け装置。
  10. 前記ガス保護ろう付け装置は、酸素濃度検出センサを更に含み、
    前記酸素濃度検出センサは、前記排気孔に近接し、前記排気孔における酸素濃度を検出するために用いられ、
    前記酸素濃度検出センサが酸素濃度ゼロを検出すると、前記加熱アセンブリを起動させて前記支持アセンブリ内に前記保護ガスを通し続けることを特徴とする請求項1に記載のガス保護ろう付け装置。
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