JP3243836B2 - スピーカーケーブル - Google Patents
スピーカーケーブルInfo
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- JP3243836B2 JP3243836B2 JP13683692A JP13683692A JP3243836B2 JP 3243836 B2 JP3243836 B2 JP 3243836B2 JP 13683692 A JP13683692 A JP 13683692A JP 13683692 A JP13683692 A JP 13683692A JP 3243836 B2 JP3243836 B2 JP 3243836B2
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- Japan
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- insulated wire
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- Communication Cables (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ用アンプと
スピーカーとを接続するスピーカーケーブルに関する。
スピーカーとを接続するスピーカーケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、アンプとスピーカーとを接続する
方式として、バイワイヤリング接続と称する方式が用い
られるようになってきた。このバイワイヤリング接続方
式は、１台のアンプからの出力を片チャンネル２系統に
分け、それぞれスピーカーの中高音域用端子と低音域用
端子に接続するもので、低音域用ウーハーからの逆起電
力が中高音域用スピーカーに影響するのを防止し、良好
な音質を得ようとするものである。
方式として、バイワイヤリング接続と称する方式が用い
られるようになってきた。このバイワイヤリング接続方
式は、１台のアンプからの出力を片チャンネル２系統に
分け、それぞれスピーカーの中高音域用端子と低音域用
端子に接続するもので、低音域用ウーハーからの逆起電
力が中高音域用スピーカーに影響するのを防止し、良好
な音質を得ようとするものである。
【０００３】かかるバイワイヤリング接続方式による
と、片チャンネルで中高音域用と低音域用に２本必要
で、左右のチャンネルで計４本のケーブルが必要とな
る。
と、片チャンネルで中高音域用と低音域用に２本必要
で、左右のチャンネルで計４本のケーブルが必要とな
る。
【０００４】スピーカーケーブルとしては、導体断面積
が大きい方が低音域再生に向いており、バイワイヤリン
グ接続方式では、低音域用のケーブルとして中高音域用
のケーブルよりも相対的に導体断面積の大きいものを使
用することが多い。
が大きい方が低音域再生に向いており、バイワイヤリン
グ接続方式では、低音域用のケーブルとして中高音域用
のケーブルよりも相対的に導体断面積の大きいものを使
用することが多い。
【０００５】また、スピーカーケーブルとして、スター
カッド構造と呼ばれる４心のケーブルがある。その構造
は、それぞれ対角線上にある２本の絶縁線心同志を短絡
し１心として使用するのが通常である。４心の識別は、
絶縁体に付与される色により行われ、対角線上にある絶
縁線心を同色とするのが通常である。
カッド構造と呼ばれる４心のケーブルがある。その構造
は、それぞれ対角線上にある２本の絶縁線心同志を短絡
し１心として使用するのが通常である。４心の識別は、
絶縁体に付与される色により行われ、対角線上にある絶
縁線心を同色とするのが通常である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】バイワイヤリング接続
方式では、スピーカーケーブルを片チャンネル２本使用
する必要があり、而も音域の異なるもの毎に導体断面積
の異なったつまり２種類のケーブルが必要となる。
方式では、スピーカーケーブルを片チャンネル２本使用
する必要があり、而も音域の異なるもの毎に導体断面積
の異なったつまり２種類のケーブルが必要となる。
【０００７】４心のスターカッドケーブルでは、識別が
２色による識別のため、低音域用と中高音域用とに分け
て使用する場合、テスター等で極性を確認することが必
要となる。
２色による識別のため、低音域用と中高音域用とに分け
て使用する場合、テスター等で極性を確認することが必
要となる。
【０００８】本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑
み、スターカッドタイプのケーブルとしてもバイワイヤ
リング接続方式のケーブルとしても不自由なく使用で
き、使い勝手の良いこの種のスピーカーケーブルを提供
することに目的がある。
み、スターカッドタイプのケーブルとしてもバイワイヤ
リング接続方式のケーブルとしても不自由なく使用で
き、使い勝手の良いこの種のスピーカーケーブルを提供
することに目的がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明により提供するス
ピーカーケーブルは、相対的に導体断面積の異なる絶縁
線心を２本ずつ有した４心のケーブルであって、絶縁線
心の絶縁体の色を導体断面積が同一となるもの同志で同
色とし且つ導体断面積が異なるもの同志で異色とし、導
体断面積の大きい絶縁線心１本の絶縁体と導体断面積の
小さい絶縁線心１本の絶縁体にそれらの色とは異なる色
の識別手段を付与し、絶縁体が同色となる絶縁線心同志
を隣合わせ、識別手段を有する絶縁線心同志を対角線上
にあるように配置したことを特徴とする。
ピーカーケーブルは、相対的に導体断面積の異なる絶縁
線心を２本ずつ有した４心のケーブルであって、絶縁線
心の絶縁体の色を導体断面積が同一となるもの同志で同
色とし且つ導体断面積が異なるもの同志で異色とし、導
体断面積の大きい絶縁線心１本の絶縁体と導体断面積の
小さい絶縁線心１本の絶縁体にそれらの色とは異なる色
の識別手段を付与し、絶縁体が同色となる絶縁線心同志
を隣合わせ、識別手段を有する絶縁線心同志を対角線上
にあるように配置したことを特徴とする。
【００１０】
【実施例】図１は、本発明にかかるスピーカーケーブル
の一実施例を示すものである。
の一実施例を示すものである。
【００１１】共通のシース１の中に集合された４本の絶
縁線心２，３，４，５は、各々導体６の周上に絶縁体７
を施して外径を統一して形成されるが、相対的に導体断
面積の大きい２本の絶縁線心２，３と導体断面積の小さ
い絶縁線心４，５とからなっている。
縁線心２，３，４，５は、各々導体６の周上に絶縁体７
を施して外径を統一して形成されるが、相対的に導体断
面積の大きい２本の絶縁線心２，３と導体断面積の小さ
い絶縁線心４，５とからなっている。
【００１２】導体断面積の大きい２本の絶縁線心２，３
は、絶縁体を特定の色Ａで色付けされ、導体断面積の小
さい２本の絶縁線心４，５は、絶縁体を特定の色Ｂで色
付けされ、もって、導体断面積の異なる同志で異色の絶
縁体とされる。
は、絶縁体を特定の色Ａで色付けされ、導体断面積の小
さい２本の絶縁線心４，５は、絶縁体を特定の色Ｂで色
付けされ、もって、導体断面積の異なる同志で異色の絶
縁体とされる。
【００１３】導体断面積の大きい１本の絶縁線心２と、
導体断面積の小さい１本の絶縁線心５には、識別手段と
してそれらの絶縁体とは異なる色Ｃにより直線状のマー
キング８が付与されたものである。マーキングに限ら
ず、色相が判別できるものであれば良い。
導体断面積の小さい１本の絶縁線心５には、識別手段と
してそれらの絶縁体とは異なる色Ｃにより直線状のマー
キング８が付与されたものである。マーキングに限ら
ず、色相が判別できるものであれば良い。
【００１４】そして、導体断面積の等しい同志つまり絶
縁体が同色の絶縁線心同志２と３、４と５のそれぞれを
隣合わせとし、導体断面積の大きいマーキング付きの絶
縁線心２と導体断面積の小さいマーキング付きの絶縁線
心５同志が対角線上にあるように配置されるものであ
る。勿論、マーキングのない導体断面積の異なる１本ず
つの絶縁線心３と４も対角線上にあるように配置され
る。
縁体が同色の絶縁線心同志２と３、４と５のそれぞれを
隣合わせとし、導体断面積の大きいマーキング付きの絶
縁線心２と導体断面積の小さいマーキング付きの絶縁線
心５同志が対角線上にあるように配置されるものであ
る。勿論、マーキングのない導体断面積の異なる１本ず
つの絶縁線心３と４も対角線上にあるように配置され
る。
【００１５】前述の如く構成されたスピーカーケーブル
をバイワイヤリングとして用いる場合には、導体断面積
の大きい２本の絶縁線心２，３をその色Ａにより低音域
用として確認選択し而もマーキング８の有無で「＋−］
の極性を確認して、低音域用のターミナルへ接続すると
ともに、導体断面積の小さい２本の絶縁線心４，５をそ
の色Ｂにより中高音域用として確認選択し而もマーキン
グ８の有無で「＋−］の極性を確認して、中高音域用の
ターミナルへ接続すれば良い。従って、一々テスター等
でチェックすることなく、簡単且つ正確にバイワイヤリ
ング接続を成就することができる。
をバイワイヤリングとして用いる場合には、導体断面積
の大きい２本の絶縁線心２，３をその色Ａにより低音域
用として確認選択し而もマーキング８の有無で「＋−］
の極性を確認して、低音域用のターミナルへ接続すると
ともに、導体断面積の小さい２本の絶縁線心４，５をそ
の色Ｂにより中高音域用として確認選択し而もマーキン
グ８の有無で「＋−］の極性を確認して、中高音域用の
ターミナルへ接続すれば良い。従って、一々テスター等
でチェックすることなく、簡単且つ正確にバイワイヤリ
ング接続を成就することができる。
【００１６】一方、本実施例のスピーカーケーブルをス
ターカッドタイプとして用いる場合には、マーキングの
ある導体断面積の異なる１本ずつの絶縁線心２と４、マ
ーキングのない導体断面積の異なる１本ずつの絶縁線心
３と５のそれぞれに分けて各々の導体同志を短絡接続
し、マーキングのある・なしで「＋−」の極性を確認し
て、所定のターミナルへの接続に供すれば良く、誤接続
の心配がない。
ターカッドタイプとして用いる場合には、マーキングの
ある導体断面積の異なる１本ずつの絶縁線心２と４、マ
ーキングのない導体断面積の異なる１本ずつの絶縁線心
３と５のそれぞれに分けて各々の導体同志を短絡接続
し、マーキングのある・なしで「＋−」の極性を確認し
て、所定のターミナルへの接続に供すれば良く、誤接続
の心配がない。
【００１７】
【発明の作用・効果】以上説明したような本発明のスピ
ーカーケーブルによれば、バイワイヤリングとして用い
るときには、絶縁体の色の確認と同色の絶縁体同志のマ
ーキングの有無を確認することにより、低音域用と中高
音域用に選別でき而も各音域における極性も確認でき、
従って、テスター等でチェックすることなしにし予定の
バイワイヤリング接続を簡単且つ正確に行うことができ
る。
ーカーケーブルによれば、バイワイヤリングとして用い
るときには、絶縁体の色の確認と同色の絶縁体同志のマ
ーキングの有無を確認することにより、低音域用と中高
音域用に選別でき而も各音域における極性も確認でき、
従って、テスター等でチェックすることなしにし予定の
バイワイヤリング接続を簡単且つ正確に行うことができ
る。
【００１８】また、導体断面積の異なる１本ずつの絶縁
線心をマーキングのあるものとそうでないものとに分け
て、導体同志を短絡接続することにより、マーキングの
有無で極性を確認させるスターカッドタイプのケーブル
としても使うことができる。
線心をマーキングのあるものとそうでないものとに分け
て、導体同志を短絡接続することにより、マーキングの
有無で極性を確認させるスターカッドタイプのケーブル
としても使うことができる。
【００１９】上記のように、本発明のスピーカーケーブ
ルは、バイワイヤリング用としてもスターカッドタイプ
のケーブルとしても不自由なく使用でき、使い勝手の良
いこの種のスピーカーケーブルを提供するという所期の
目的は十分に達成できる。
ルは、バイワイヤリング用としてもスターカッドタイプ
のケーブルとしても不自由なく使用でき、使い勝手の良
いこの種のスピーカーケーブルを提供するという所期の
目的は十分に達成できる。
【図１】本発明にかかるスピーカーケーブルの一実施例
を示す横断面説明図。
を示す横断面説明図。
１ シース ２ 導体断面積の大きい絶縁線心（マーキング付き） ３ 導体断面積の大きい絶縁線心 ４ 導体断面積の小さい絶縁線心 ５ 導体断面積の小さい絶縁線心（マーキング付き） ６ 導体 ７ 絶縁体 ８ マーキング
Claims (1)
- 【請求項１】相対的に導体断面積の異なる絶縁線心を２
本ずつ有した４心のケーブルであって、絶縁線心の絶縁
体の色を導体断面積が同一となるもの同志で同色とし且
つ導体断面積が異なるもの同志で異色とし、導体断面積
の大きい絶縁線心１本の絶縁体と導体断面積の小さい絶
縁線心１本の絶縁体にそれらの色とは異なる色の識別手
段を付与し、絶縁体が同色となる絶縁線心同志を隣合わ
せ、識別手段を有する絶縁線心同志を対角線上にあるよ
うに配置したことを特徴とするスピーカーケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13683692A JP3243836B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スピーカーケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13683692A JP3243836B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スピーカーケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325659A JPH05325659A (ja) | 1993-12-10 |
| JP3243836B2 true JP3243836B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=15184644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13683692A Expired - Fee Related JP3243836B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スピーカーケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3243836B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP13683692A patent/JP3243836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05325659A (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |