JP3243791U - 負圧加圧メッシュカバー及び扇風機式蚊たたき - Google Patents

Abstract

本考案は、負圧加圧メッシュカバー及び扇風機式蚊たたきを提供し、負圧加圧メッシュカバーは、ホルダと、負圧加圧アセンブリとを含み、前記ホルダは、負圧加圧アセンブリに接続され、負圧加圧アセンブリは、扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、前記負圧加圧アセンブリは、１つ以上の負圧加圧体で構成され、ホルダによって前記扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、負圧加圧体及び負圧加圧体／扇風機のカバーの筐体の間の隙間は、換気口及び換気通路を形成する。本考案は、蚊取り範囲を拡大し、吸引力を高め、蚊取り効率を高め、扇風機の限られた電力を増やさないことを前提に、吸気口への技術的な処理により、扇風機式蚊たたきの蚊取り効率を高める。
【選択図】図１

Description

本考案は、蚊たたきの分野に関し、特に、負圧加圧メッシュカバー及び扇風機式蚊たたきに関するものである。

蚊たたき用の扇風機は、扇風機によって蚊を吸引し、電気メッシュによって蚊を駆除し、しかし、換気通路の一般設計のため、換気通路の前後のサイズは同じであり、吸気口への技術的な処理がなく、吸気口の吸引力を高めることができず、吸気口の断面積と扇風機のブレードの流路面積との差が小さいので、蚊取り範囲が不足し、また、いくつかの蚊たたき用の扇風機では、その吸気口がベルマウス状に拡張し、蚊取り範囲が拡大するが、吸気口の吸引力が低下し、蚊が容易に逃げ出し、蚊取り効率を効果的に高めることができない。高電圧の電気蚊たたきは使いやすいが、高電圧電気によってもたらされる潜在的な安全上の問題があり、市場には、高電圧の電気的リスクがなく、また容易に使用できる蚊たたきが不足している。

従来技術の欠陥に対して、本考案の目的は、負圧加圧メッシュカバー及び扇風機式蚊たたきを提供することにより、従来の蚊たたきの蚊取り効率が低く、高電圧電気によって潜在的な安全上の問題をもたらすという問題を解決することである。

上記目的を達成するために、本考案は、以下の具体的な技術的解決手段を用いる。

負圧加圧メッシュカバーは、ホルダと、負圧加圧アセンブリとを含み、前記ホルダは、負圧加圧アセンブリに接続され、負圧加圧アセンブリは、扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、前記負圧加圧アセンブリは、１つ以上の負圧加圧体で構成され、ホルダによって前記扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、負圧加圧体及び負圧加圧体／扇風機のカバーの筐体の間の隙間は、換気口及び換気通路を形成する。

更に、前記負圧加圧体は、吸気口の断面積を効果的に低減するために使用され、その構造の形状は、気流の流れの速度を高める機能を有する風止板、円錐体、流線形紡錘体、又は菱面体である。

更に、前記負圧加圧体は、スムーズな吸気を容易に実現する傾斜状である。

更に、扇風機式蚊たたきは、負圧加圧メッシュカバーを含み、モーターと、ブレードと、ハンドルと、扇風機のカバーの筐体とを含み、前記モーター及びブレードは、前記負圧加圧メッシュカバー及び前記扇風機のカバーの筐体で構成されたキャビティ内に固定され、前記モーターは、前記ブレードが回転するように駆動し、前記負圧加圧メッシュカバーは、前記ブレードの吸気口の片側に位置し、前記扇風機のカバーの筐体は、扇風機を取り囲む短筒で、吸気端でベルマウス状に拡張し、前記ハンドルは、前記扇風機のカバーの筐体の下方に固定される。

更に、前記負圧加圧メッシュカバーに照明ランプが固定され、前記照明ランプの駆動装置は、前記ハンドル内部に固定される。

更に、前記照明ランプは、ＬＥＤランプである。

更に、前記扇風機のカバーの筐体には、蚊を収集するための細目格子のメッシュカバーが取り付けられる。

更に、前記負圧加圧メッシュカバー及び前記扇風機のカバーの筐体は、一体構造又は取り外し可能な分離式構造である。

更に、前記ハンドル内部には、電源が取り付けられ得、前記ハンドルの外面には、前記電源に電気的に接続されるボタンが設けられる。

本考案の有益な効果は、以下のとおりである。蚊取り範囲を拡大し、吸引力を高め、蚊取り効率を高める。扇風機の限られた電力を増やさないことを前提に、吸気口への技術的な処理により、扇風機式蚊たたきの蚊取り効率を高める。

本考案の実施例又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本考案のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労働なしで、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。

本考案の実施例によって提供される負圧加圧メッシュカバーの一実施例の構造概略図である。 本考案の実施例によって提供される扇風機式蚊たたきの一実施例の構造概略図である。 本考案の実施例によって提供される扇風機式蚊たたきの断面構造概略図である。

以下、本考案の実施例における図面を参照し、本考案の実施例における技術的解決手段を明確、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は、本考案の全てではないが一部の実施例に過ぎない。本考案における実施例に基づき、創造的な作業なしに当業者によって得られる他の実施例は、本考案の保護範囲に属する。

本考案の説明において、説明に必要なものとして、「垂直」、「上」、「下」、「水平」などの用語で示される配向又は位置関係は、添付の図面に示される配向又は位置関係に基づいており、本考案を説明し、説明を簡略化するためにのみ使用され、言及される装置又は要素が特定の配向を有し、特定の方向で構築及び動作しなければならないことを示したり暗示したりするものではなく、従って、それらは本考案への限定として解釈されるべきではない。

本考案の記述では、説明すべきものとして、特に明記されない限り、用語「設け」、「取り付け」、「連結」、「接続」は、広い意味で理解する必要があり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体的な接続であり得、機械的接続又は電気的接続であり得、直接接続又は中間媒体を介した間接的接続であり得、２つの素子間の連通であり得る。当業者は、本考案における上記用語の特定の意味を特定の状況で理解することができる。

図１に示すように、本考案は、ホルダ１と、負圧加圧アセンブリ２とを含む負圧加圧メッシュカバーを提供し、ホルダ１は、負圧加圧アセンブリに接続され、負圧加圧アセンブリは、扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、ホルダ１及び負圧加圧アセンブリ２は、プラスチック製であり得る。吸気口８は、ベルマウス状であり、負圧加圧アセンブリ２は、ホルダ１によって前記扇風機のカバーの筐体６における吸気口に固定され、負圧加圧体２０１及び負圧加圧体２０１／扇風機のカバーの筐体６の間の隙間は、換気口２０２及び換気通路９を形成する。

負圧加圧体２０１は、吸気口８の断面積を効果的に低減することができ、その構造の形状は、風止板、円錐体、流線形紡錘体若しくは菱面体などの気流の流れの速度を高める構成材であり得、又は、その構造の形状は、気流抵抗の低減に役立つ他の構成材であり得る。負圧加圧体２０１は、スムーズな吸気を容易に実現する傾斜状であり得る。負圧加圧体２０１の間の換気口２０２及び換気通路９は、広くなければならず、通気通路の構造はスムーズであり、空気動力学理論によって気流が流れる際の抵抗を低減し、気流の流れの速度を高めることができる。

吸気口８は、ベルマウス状であるので、蚊取りの有効範囲を拡大し、吸気口８を拡大する後に負圧値が低下して吸引力が弱まるという欠陥を補うために、吸気口８に加圧対策を施し、負圧加圧アセンブリ２を配置する必要があり、本考案の対策は、吸気口８内には、一定の面積のある風止板、流線形紡錘体又は円錐体を接続することにより、有効な換気面積を低減し、そのため、残りの換気口２０２の負圧値が向上し、吸引力も向上することである。

加圧の目的を達成するために、負圧加圧アセンブリの断面積の総面積は、吸気口８の拡張後に増加した断面積を相殺しなければならず、残りの換気口２０２の総断面積は、扇風機のブレード４の流路面積以下であるため、蚊取り範囲を拡大しても、吸引力が弱まることはなく、蚊取り効率も高める。強風と十分な吸引力を前提として、風止板又は紡錘体の断面積を適切に減らすことができる。

負圧加圧メッシュカバーは、従来の扇風機式蚊たたきを改善し、蚊取り範囲を拡大し、蚊取り効率を高めるために使用され得る。扇風機の限られた電力を増やさないことを前提に、吸気口８への技術的な処理により、扇風機式蚊たたきの蚊取り効率を高める。

図２及び図３に示すように、本考案は、扇風機式蚊たたきを提供し、それは、負圧加圧メッシュカバーを含み、モーターと、ブレードと、ハンドルと、扇風機のカバーの筐体とを含み、前記モーター及びブレードは、前記負圧加圧メッシュカバー及び前記扇風機のカバーの筐体で構成されたキャビティ内に固定され、前記モーターは、前記ブレードが回転するように駆動し、前記負圧加圧メッシュカバーは、前記ブレードの吸気口８の片側に位置し、前記扇風機のカバーの筐体は、扇風機を取り囲む短筒で、吸気端でベルマウス状に拡張し、前記ハンドルは、前記扇風機のカバーの筐体の下方に固定される。該蚊たたきは、扇風機のブレード４を使用して気流を引き付けて蚊を捕まえ、蚊取り効率が高く、便利で安全に使用でき、高圧の電気蚊たたきの安全上の問題がない。

負圧加圧メッシュカバーに照明ランプ１０が固定され、照明ランプ１０の駆動装置は、ハンドル５内部に固定される。具体的には、照明ランプ１０は、ＬＥＤランプであるので、暗い環境での照明による蚊の発見と誘引に便利である。

扇風機のカバーの筐体６には、蚊を収集するための細目格子のメッシュカバー７が取り付けられる。

負圧加圧メッシュカバー及び扇風機のカバーの筐体６は、一体構造又は取り外し可能な分離式構造である。取り外し可能な分離式構造は、ボルトによって固定して接続するものであり得る。

ハンドル５内部には、電源が取り付けられ得、ハンドル５の外面には、電源に電気的に接続されるボタンが設けられる。ボタンは、扇風機及び照明ランプ１０をオンにするために使用される。

実施プロセスでは、重量を軽減するために、小型で十分な電力を有する電動モーター３を選択して蚊たたきに取り付け、吸気口８は外向きに拡張し、蚊たたき全体の形状を平らなラケットの形状に近づけ、軽量で振ったりたたいたりするのに便利である。

本考案の扇風機式蚊たたきの構造は、吸気口８がベルマウス状であり、吸気口８の断面積が扇風機のブレード４の流路面積よりも大きい。吸気口８は、風止板、紡錘体、円錐体、又は菱面体などの負圧加圧アセンブリに接続され、加圧アセンブリの断面積の総面積は、吸気口８の拡張後に増加した断面積以上である。加圧アセンブリは、リング状に分布し、ホルダ１によって扇風機のカバーの筐体６の吸気口に接続され、２つの加圧アセンブリ間の距離は同じであり、その間の隙間は、リング状の換気口２０２を形成し、気流が入る場合の風の抵抗を低減し、蚊が通れるくらいの幅があるため、換気口２０２の入口は、広くなければならない。

風止板、円錐体、紡錘体などの負圧加圧アセンブリ２０１は、ホルダ１に接続されて吸気口８内に固定される。風止板の上縁が縦方向に突起するので、気流がスムーズに入ることができる。本実施形態では、好ましくは、リング状の紡錘体を使用し、それは、抵抗を減らし、気流をスムーズにし、吸引力を向上させるのに役立つ。

蚊取り範囲を最大範囲に効果的に拡大するために、負圧加圧アセンブリと扇風機のカバーの筐体６との間に隙間があり、リング状の換気口２０２及び換気通路９を形成する。

本考案のキーは、以下のとおりである。第一、扇風機式蚊たたきの吸気口８を拡大し、蚊取り範囲を拡大する。第二、換気口２０２の負圧値を高め、吸引力を向上させ、蚊たたきの蚊取り効率を高める。第三、負圧加圧アセンブリ２による換気通路は、広くなければならず、空気動力学理論によってその構造の形状を設計し、気流をスムーズにすることを確保する。

技術的な保護範囲は、以下のとおりである。蚊たたきの吸気口８を拡張し、蚊取り範囲を拡大した後、吸気口８に風止板、紡錘体、円錐体、又は菱面体などの負圧加圧アセンブリ２を設け、加圧アセンブリの間に形成された換気口２０２の負圧値を増やし、吸引力を向上させ、気流をスムーズにすることを確保し、蚊取り効果を高める。

本考案が風止板を加圧アセンブリとして使用する場合、風止板の上縁を縦方向に突起させることができ、又は、風止板の中部を縦方向に適切に折り曲げることができ、その折り曲げ角が外向きになり、換気口２０２に入る気流の抵抗を低減する。この場合、風止板の間には、換気口２０２のみがあり、換気通路がなく、風止板と扇風機のカバーの筐体のみは、換気通路を構成する。

本考案の負圧加圧メッシュカバーは、集塵器にも適用できる。

本考案による上記の理想的な実施例に基づいて、上記の説明を通じて、当業者は、本考案の技術的思想の範囲から逸脱することなく、様々な変更及び修正を行うことができる。本考案の技術的範囲は、明細書に記載の内容に限定されるものではなく、請求の範囲に従って定めなければならない。

図面の記号説明

図面では、１－ホルダ、２－負圧加圧アセンブリ、２０１－負圧加圧体、２０２－換気口、３－モーター、４－ブレード、５－ハンドル、６－扇風機のカバーの筐体、７－細目格子のメッシュカバー、８－吸気口、９－換気通路、１０－照明ランプ。

Claims (9)

1. 負圧加圧メッシュカバーであって、ホルダと、負圧加圧アセンブリとを含み、前記ホルダは、負圧加圧アセンブリに接続され、負圧加圧アセンブリは、扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、前記負圧加圧アセンブリは、１つ以上の負圧加圧体で構成され、ホルダによって前記扇風機のカバーの筐体における吸気口に固定され、負圧加圧体及び負圧加圧体／扇風機のカバーの筐体の間の隙間は、換気口及び換気通路を形成することを特徴とする、負圧加圧メッシュカバー。
2. 前記負圧加圧体は、吸気口の断面積を効果的に低減するために使用され、その構造の形状は、気流の流れの速度を高める機能を有する円錐体、流線形紡錘体、又は菱面体であることを特徴とする、請求項１に記載の負圧加圧メッシュカバー。
3. 前記負圧加圧体は、スムーズな吸気を容易に実現する傾斜状であることを特徴とする、請求項１に記載の負圧加圧メッシュカバー。
4. 扇風機式蚊たたきであって、請求項１～３のいずれか一項に記載の負圧加圧メッシュカバーを含み、モーターと、ブレードと、ハンドルと、扇風機のカバーの筐体とを含み、前記モーター及びブレードは、前記負圧加圧メッシュカバー及び前記扇風機のカバーの筐体で構成されたキャビティ内に固定され、前記モーターは、前記ブレードが回転するように駆動し、前記負圧加圧メッシュカバーは、前記ブレードの吸気口の片側に位置し、前記扇風機のカバーの筐体は、扇風機を取り囲む短筒で、吸気端でベルマウス状に拡張し、前記ハンドルは、前記扇風機のカバーの筐体の下方に固定されることを特徴とする、扇風機式蚊たたき。
5. 前記負圧加圧メッシュカバーに照明ランプが固定され、前記照明ランプの駆動装置は、前記ハンドル内部に固定されることを特徴とする、請求項４に記載の扇風機式蚊たたき。
6. 前記照明ランプは、ＬＥＤランプであることを特徴とする、請求項５に記載の扇風機式蚊たたき。
7. 前記扇風機のカバーの筐体には、蚊を収集するための細目格子のメッシュカバーが取り付けられることを特徴とする、請求項４に記載の扇風機式蚊たたき。
8. 前記負圧加圧メッシュカバー及び前記扇風機のカバーの筐体は、一体構造又は取り外し可能な分離式構造であることを特徴とする、請求項４に記載の扇風機式蚊たたき。
9. 前記ハンドル内部には、電源が取り付けられ得、前記ハンドルの外面には、前記電源に電気的に接続されるボタンが設けられることを特徴とする、請求項４に記載の扇風機式蚊たたき。