JP3243421U - パウチ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】発注者や利用者の要望に応じて印刷ができるパウチ容器を提供する。【解決手段】パウチ容器1Aは、パウチ容器本体2を含み、パウチ容器本体2は、一対のフィルムを含み、一方のフィルムは正面フィルム21であり、他方のフィルムは裏面フィルム22であり、一対のフィルムにおいて、上縁部23、両側縁部24及び底縁部25が連結し、かつ、上縁部23、両側縁部24及び底縁部25よりも内側部は袋構造の収容部が形成され、収容部は、収容物を収容可能であり、少なくとも一つの縁部が、開口部を形成可能であり、パウチ容器本体2の表面には、オリジナルデザインエリア部28が形成され、オリジナルデザインエリア部は、パウチ容器の発注者及び利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷するエリア部である。【選択図】図1
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 電気通信回線を通じた公開(証明書(1)に係る公開) 掲載日:令和4年7月11日 掲載アドレス:https://lucidsoft.jp/ec 電気通信回線を通じた公開(証明書(2)に係る公開) 掲載日:令和4年10月27日 掲載アドレス:https://brandly.jp/ 電気通信回線を通じた公開(証明書(3)に係る公開) 掲載日:令和5年5月27日 掲載アドレス:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000039204.html 販売による公開(証明書(4)に係る公開) 販売日:令和4年8月25日から令和5年6月24日までの間 販売した場所:証明書(4)添付の別紙1「販売先一覧」記載の各「販売した場所」(ただし、No.47の納品先につき、「納品場所」に関する別紙2添付)
本考案は、パウチ容器に関する。
パウチ容器は、飲料等の容器として広く利用されている。そして、パウチ容器の印字に関して、特許文献1のような技術が公開されている。
イベント等には、一度に多くの人が集まる。そのため、イベント等において配布される販促品や記念品等は、多くの人が目にするものとなる。そこで、広告等、要望に応じた印刷がある販促品等の配布は、大きな宣伝効果につながる。しかし、特許文献1の容器においては、印刷の内容や印刷範囲が限られている。このように、パウチ容器は、発注者や利用者の要望に応じた印刷ができなかった。そのため、イベント等における販促品等として利用がされていなかった。
そこで、本考案は、発注者や利用者の要望に応じて印刷ができるパウチ容器の提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本開示に係るパウチ容器は、
パウチ容器本体を含み、
前記パウチ容器本体は、一対のフィルムを含み、
前記一対のフィルムにおいて、一方のフィルムは正面フィルムであり、他方のフィルムは裏面フィルムであり、
前記一対のフィルムにおいて、上縁部、両側縁部及び底縁部が連結し、かつ、前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部よりも内側部は非連結であることで袋構造の収容部が形成され、
前記収容部は、収容物を収容可能であり、
前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部の少なくとも一つの縁部が、開口部を形成可能であり、
前記パウチ容器本体の表面には、オリジナルデザインエリア部が形成され、
前記オリジナルデザインエリア部は、パウチ容器の発注者及びパウチ容器の利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷するエリア部である。
パウチ容器本体を含み、
前記パウチ容器本体は、一対のフィルムを含み、
前記一対のフィルムにおいて、一方のフィルムは正面フィルムであり、他方のフィルムは裏面フィルムであり、
前記一対のフィルムにおいて、上縁部、両側縁部及び底縁部が連結し、かつ、前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部よりも内側部は非連結であることで袋構造の収容部が形成され、
前記収容部は、収容物を収容可能であり、
前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部の少なくとも一つの縁部が、開口部を形成可能であり、
前記パウチ容器本体の表面には、オリジナルデザインエリア部が形成され、
前記オリジナルデザインエリア部は、パウチ容器の発注者及びパウチ容器の利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷するエリア部である。
本考案によれば、発注者や利用者の要望に応じて印刷することができるため、パウチ容器は、様々な分野や業種に応じ、例えば、販促グッズ、イベントや展示会のノベルティ、周年記念品、お店のウェルカムドリンク・アフタードリンク等に適宜使用することができる。
本開示にかかるパウチ容器の実施形態について、図を用いて説明する。なお、本開示は、以下の実施形態には限定されない。以下の各図において、同一部分には、同一符号を付している。
図1及び図2に、本開示の一例のパウチ容器1Aを示す。図1(A)は、パウチ容器1Aの正面図であり、図1(B)は、パウチ容器1Aの裏面図であり、図1(C)は、パウチ容器1Aの側面図である。また、図2(A)は、パウチ容器1Aの上縁付近を上縁に沿って切断した切断斜視図であり、図2(B)は、前記切断面を上縁から底縁方向に見た断面図である。図1及び図2に示すように、パウチ容器1Aは、パウチ容器本体2を含む。なお、図1及び図2で示した本開示のパウチ容器1Aの構成は、一例であり、これに限定されない。
パウチ容器本体2は、一対のフィルムを含む。前記一対のフィルムは、正面フィルム21及び裏面フィルム22から構成されている。前記一対のフィルムは、上縁部23、両側縁部24及び底縁部25が連結している。なお、両側縁部24は、正面フィルム21を正面から見て左右の縁に配置されている。また、図1及び図2では、前記一対のフィルムの対応する上縁部23、両側縁部24及び底縁部25は、直接連結されているが、これに限定されず、例えば、側面フィルム、底面フィルム等、他のフィルムを介して連結するものであってもよい。前記一対のフィルムの上縁部23、両側縁部24及び底縁部25よりも内側の部分は、非連結である。図2は、パウチ容器1Aの切断面を開いた状態を示しているが、図2のとおり前記一対のフォルムの上縁部23、両側縁部24及び底縁部25に囲まれた内側部は、離すことによって空間ができ、収容物を収容可能な構造になっている。なお、図1(C)の側面図は、収容物が収容されているときの状態を示している。つまり、パウチ容器本体2は、収容物4を収容したとき、側面から見て膨らんだ状態となる。このように、パウチ容器本体2は、前記一対のフィルムにおいて、袋構造の収容部26が形成される。なお、図1では、パウチ容器本体2は、正面形状及び裏面形状が縦長の略長方形であるが、本開示は、これに限定されず、内部に収容物を収容できるものであれば、どのような形状であってもよい。
上縁部23、両側縁部24及び底縁部25の少なくとも一つの縁部は、開口部27を形成可能である。開口部27は、例えば、図2の切断面のように、収容物を取り出す部分として形成してもよい。なお、開口部27は、これに限定されず、例えば、飲み口(スパウト)を取り付ける部分として、飲み口の取付部分の大きさ及び形状に併せて形成してもよい。また、開口部27は、例えば、チャックを備えて、残っている収容物を保管できるように構成してもよく、どのような態様であってもよい。さらに、開口部27を形成する位置は、上縁部23、両側縁部24及び底縁部25のいずれであってもよく、2以上の縁部にまたがって配置されてもよく、各縁部の形状に関わらず、前記一対のフィルムの外周に位置する各縁部のいずれの位置に配置されてもよい。
図1(A)及び図2(A)の正面フィルム21には、オリジナルデザインエリア部28が形成されている。「your design here」と表示されたオリジナルデザインエリア部28は、パウチ容器の発注者及びパウチ容器の利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷する部分である。このように、パウチ容器本体2の表面には、オリジナルデザインエリア部28が形成される。なお、図1(A)及び図2(A)では、オリジナルデザインエリア部28は、正面フィルム21に配置されているが、これに限定されず、パウチ容器本体2の表面であれば、どの位置に形成されてもよい。つまり、オリジナルデザインエリア部28の配置は、例えば、パウチ容器本体2の正面、裏面、側面、上面及び底面等のいずれの位置であってもよい。また、オリジナルデザインエリア部28は、1つに限定されず、2以上形成されてもよい。
図3に、本開示の別の一例のパウチ容器1Bを示す。図3(A)は、パウチ容器1Bの斜視図であり、図3(B)は、パウチ容器1Bの底面図である。前述のように、前記一対のフィルムの対応する上縁部23、両側縁部24及び底縁部25は、例えば、側面フィルム、底面フィルム等、他のフィルムを介して連結するものであってもよい。パウチ容器1Bは、前記一対のフィルムにおいて、前記両側縁部24が側面フィルム201を介して連結し、前記底縁部25が底面フィルム202を介して連結しているパウチ容器の一例である。パウチ容器1Bは、パウチ容器1Aと同様に、パウチ容器本体2を含む。図3のように、パウチ容器本体2は、前記一対のフィルムである正面フィルム21及び裏面フィルム22を含む。前記一対のフィルムの対応する上縁部23は、直接連結しており、前述のとおり、両側縁部24及び底縁部25は、直接連結しており、前記両側縁部24が側面フィルム201を介して連結し、前記底縁部25が底面フィルム202を介して連結している。前記一対のフィルムの上縁部23、両側縁部24及び底縁部25よりも内側部は、非連結である。図3(A)は、収容物が収容された状態を示している。図3(A)のように、パウチ容器1Bは、収容物を収容したとき、側面フィルム201が示すように、側面方向から見て膨らんだ状態となる。このように、パウチ容器本体2の内部は、図2のように、パウチ容器1Aと同様、側面フィルム201及び底面フィルム202を介して連結した前記一対のフィルムにおいて、袋構造の収容部26を形成している。パウチ容器1Bは、パウチ容器1Aと同様に、前記一対のフィルムの少なくとも1つの縁部が開口部27を形成可能であり、パウチ容器本体2の表面にオリジナルデザインエリア部28が形成されている。パウチ容器1Bは、前述の側面フィルム201及び底面フィルム202を介して連結している点を除き、パウチ容器1Aと同様である。
図4、及び図5に、本開示のさらに別の一例のパウチ容器1Cを示す。図4(A)は、パウチ容器1Cの正面図であり、図4(B)は、パウチ容器1Cの裏面図であり、図4(C)は、パウチ容器1Cの側面図である。また、図5は、パウチ容器1Cの分解斜視図である。図4及び図5に示すように、パウチ容器1は、パウチ容器本体2とパウチ容器首体3とを含む。パウチ容器本体2は、上部に開口部27が形成されている。開口部27は、パウチ容器首体3を取り付ける部分である。また、パウチ容器本体2の正面に位置する表面には、オリジナルデザインエリア部28が配置されている。パウチ容器首体3は、上部開口31及び底部開口32を有し、上部開口31から底部開口32まで筒状の空洞となっている。パウチ容器首体3は、開口部27に、収容部26と連通した状態で配置されている。また、パウチ容器首体3の下方には、パウチ容器本体2に取り付けるための取付部33が配置され、パウチ容器首体3の上方部分には、キャップ4を嵌めるための嵌合部34が配置され、取付部33と嵌合部34との間には、筒状部35が配置されている。図4(C)に示すように、パウチ容器本体2は、収容物を収容したとき、側面から見て膨らんだ状態となる。パウチ容器1Cは、パウチ容器首体3を含む点を除き、パウチ容器1Aと同様であり、図2のように、パウチ容器本体2の内部には、収容部26が形成されている。そして、パウチ容器首体3は、開口部27に、収容部26と連通した状態で配置されている。
図6に、パウチ容器首体3の一例を示す。図6(A)は、パウチ容器首体3の正面図、図6(B)は、パウチ容器首体3の平面図、図6(C)は、パウチ容器首体3の底面図である。図6のとおり、パウチ容器首体3は、上部開口31及び底部開口32の筒状である。図6では、パウチ容器首体3の下方には、パウチ容器本体2の開口部27に取り付けるための取付部33がある。また、パウチ容器首体3の上方部分には、キャップ4を嵌めるための嵌合部34がある。そして、取付部33と嵌合部34との間には、上部開口31及び底部開口32を貫通する筒状の空洞の形状に合わせた筒状部35がある。図6の平面図では、取付部33は、上部開口31側から見て楕円状であるが、これに限定されない。取付部33の形状は、例えば、多角形でもよく、円形でもよく、パウチ容器本体2の開口部27に固定できるものであれば、形状及び大きさはどのようなものであってもよい。また、図6では、嵌合部34は、キャップ4を嵌めるためのねじ溝が設けられている。嵌合部34の形状は、これに限定されず、上部開口31を閉塞させる構成に利用できるものであれば、構造、形状、大きさはどのようなものであってもよい。パウチ容器首体3は、例えば、収容物を吸い出すためのものであり、図6の形状に限定されず、パウチ容器本体2に固定し、収容物を通すことができるものであれば、形状及び構造はどのようなものであってもよい。なお、図6のパウチ容器首体3には、キャップ4を嵌めるための嵌合部34が設けられているが、パウチ容器1Cは、キャップ4を含むものとしてもよい。この場合、キャップ4は、図7のように、例えば、嵌合部34に嵌められる等により、パウチ容器首体3の上部開口部(上記開口31が配置される部分)に配置可能である。なお、図7は、本開示にかかるパウチ容器のキャップの一例を説明する参考図である。
パウチ容器首体3は、パウチ容器本体2の開口部27に、パウチ容器本体2内部と連通した状態で配置される。図4では、パウチ容器本体2の開口部27は、パウチ容器本体2の上部中央に設けられているが、これに限定されない。図8は、本開示にかかるパウチ容器におけるパウチ容器首体の配置の別の一例を示す参考図である。例えば、図8のパウチ容器1Dのように、パウチ容器本体2の斜め上部に設けられてもよい。本開示のパウチ容器は、パウチ容器本体2にパウチ容器首体3が固定され、例えば、パウチ容器首体3の上部開口31から収容物を吸い出せるように、連通した状態になっていれば、図4及び図8の形状に限定されない。
パウチ容器本体2内部の収容部26に収容される収容物は、例えば、液体である。前記液体は、例えば、水(ミネラルウォーター(天然水)、シリカ水、水素水、保存水等)である。前記液体は、シリカ以外の水溶性のミネラル等を添加したものでもよく、例えば、ビタミンC、アミノ酸等、水溶性かつ匂いが強くないもの入れたものであってもよい。また、前記液体は、例えば、お茶、果汁入りの清涼飲料、スポーツドリンク等の飲料であってもよい。また、前記収容物は、液体に限定されず、例えば、ゼリー、シャーベット等の飲食品であってもよい。さらに、前記収容物は、例えば、洗剤、シャンプー等、パウチ容器に充填して配布できるものでれば、飲食品に限定されない。このように、本開示のパウチ容器は、本体2内部に、様々なものを収容することができる。
図1等に示されるように、パウチ容器本体2の表面には、オリジナルデザインエリア部28が形成されている。オリジナルデザインエリア部28は、本開示のパウチ容器の発注者及び前記パウチ容器の利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷するエリア部である。前記パウチ容器の発注者は、例えば、イベント等の主催者である。前記発注者は、これに限定されず、例えば、記念品を企画する者、ウエルカムドリンクを提供する店舗等、パウチ容器1の発注する者を広く含む。また、前記パウチ容器の利用者は、例えば、イベント等の参加者であるが、これに限定されず、例えば、前記パウチ容器を受け取り、収容物である水を飲む者等、サービスを受ける者が広く含まれる。また、図1等において、オリジナルデザインエリア部28は、パウチ容器本体2の正面中央に配置されているが、これに限定されない。オリジナルデザインエリア部28は、例えば、パウチ容器本体2の上部、下部、左右等、どの位置に配置されてもよい。また、オリジナルデザインエリア部28は、1つに限定されず、2以上のエリア部を設けられてもよく、例えば、パウチ容器本体2の正面、裏面、側面、上面及び底面のいずれの位置に設けられてもよく、例えば、隣り合う面にまたがる等、どのように配置されてもよい。
前記デザインの内容は、前記発注者及び前記利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインである。つまり、前記デザインは、例えば、原料表示、製造者、販売者、賞味期限等の表示とは、異なる印刷である。ただし、前記デザインは、前記要望に応じたものであれば、前記原料表示等を併せて印刷されるものであってもよい。前記デザインは、例えば、イベントを企画する会社の社名が大きく表示された装飾文字である。前記デザインは、これに限定されず、例えば、前記要望に応じた形状、模様、色彩等が広く含まれ、装飾文字、図形、文字と図形の組合せを含み、デザインされた社名、会社のロゴ、動植物の絵、風景画等でもよく、どのようなものであってもよい。また、前記デザインは、例えば、商品の広告文、イベントや会社を紹介する文章等、文章を含むものであってもよい。これにより、前記パウチ容器は、例えば、イベント等において多数の人に配布されることによって、自社の存在等を大きくアピールすることができる。なお、前記パウチ容器の活用は、イベントでの配布に限定されない。例えば、前記パウチ容器は、展示会での配布、記念品としての配布、お店でのサービス品等、幅広い場面での活用が可能である。
前記パウチ容器の製造は、まず、例えば、パウチ容器本体2の正面、裏面、底面を構成する部分が一体として型抜きされたシートに、前記デザインを印刷する。前記デザインの印刷は、例えば、サーマルプリンタを用いて行われる。そして、例えば、パウチ容器本体2は、前記デザインが印刷されたシートを折り畳み、接続部分を溶着さて、製袋される。なお、パウチ容器首体3を含む場合には、前記パウチ容器は、例えば、前記整袋の際に、溶着して固定される。なお、前記パウチ容器の製造方法は、前述の例示に限定されない。例えば、パウチ容器本体2を構成するシートは、正面、裏面、底面等の部分が独立したシートであり、前記複数のシートを溶着して製袋してもよい。また、前記印刷方法は、サーマルプリンタによるものに限定されず、印刷可能な方法であれば、どのような方法であってもよい。また、本開示のパウチ容器は、例えば、収容物を充填しながらパウチ容器本体2のオリジナルデザイン部28に印刷してもよい。このように、前記パウチ容器の製造方法は、例えば、パウチ容器本体2内部に収容物を収容できるように製袋し、パウチ容器本体2の表面にデザインを印刷できる方法であれば、どのような方法であってもよい。そして、前記パウチ容器は、例えば、収容物が充填され、キャップ4で閉じられて、例えば、前記パウチ容器に入った天然水等として使用される。
パウチ容器本体2は、フィルムから形成されるものである。そのため、パウチ容器本体2は、少なくとも使用後において、折り畳み及び巻回の少なくとも一方が可能である。図9は、本開示にかかるパウチ容器の使用後の状態の一例を示す参考図である。パウチ容器本体2は、使用後、例えば、図9(A)のように、薄くなる。これによって、パウチ容器本体2は、例えば、折り畳むことが可能であり、図9(B)のように巻いて、コンパクトにまとめることができる。その結果、パウチ容器1は、例えば、図10のように、ペットボトルと比べて、大幅にゴミの量を減らすことができる。なお、図10は、本開示にかかるパウチ容器のゴミの排出量の一例を示す説明図である。また、前記パウチ容器は、例えば、使用後、軽く、薄く、かさばらない。そのため、前記パウチ容器の使用は、例えば、持ち運びに便利であり、品質を保持しながら、環境にやさしいという効果が得られる。さらに、前記パウチ容器の利用は、例えば、ペットボトルと比べて、小ロットにも対応が可能であり、納品までの期間を短縮できるという利点もある。
前記フィルムは、例えば、透明樹脂フィルムであってもよい。前記樹脂素材は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等であるが、材料は特に限定されない。フィルムを透明にすることによって、例えば、前記パウチ容器は、外部から収容物を確認することが可能であり、例えば、収容物が天然水であることが一目で確認できる。また、透明樹脂フィルムを利用することによって、コストを抑えることができる。なお、前記フィルムは、透明のものに限定されず、例えば、透過性のある色付きのものであってもよく、透過性のないものであってもよい。
また、前記フィルムは、例えば、アルミフィルム等の遮光性フィルムであってもよい。遮光性フィルムから形成されることによって、前記パウチ容器は、例えば、光による内容物の変性等が防止できる。また、アルミフィルムから形成されることによって、前記パウチ容器は、例えば、さらに、高級感のあるものとなる。さらに、アルミフィルムを利用した場合、本開示のパウチ容器は、例えば、5年保存水に対応することができる。なお、前記5年保存に対応可能であることは、検査済みである。
前記パウチ容器は、例えば、オリジナルデザインエリア部28に、識別コードを含む前記デザインが印刷されたものであってもよい。前記識別コードは、例えば、QRコード(登録商標)、バーコード、他の二次元コード等であるが、これに限定されない。前記デザインに識別コードを含めることによって、前記パウチ容器は、例えば、手にした人の携帯端末でQRコード(登録商標)を読み込ませ、専用画面を表示させることが可能となる。また、前記デザインに含まれるQRコード(登録商標)を活用して、特定のプログラムを利用した事業に活用することも可能である。つまり、前記デザインに含まれる識別コードは、例えば、特定のプログラムと連動したものとすることができる。その結果、前記パウチ容器は、情報媒体としての機能を備えることが可能である。
本開示のパウチ容器は、例えば、イベント等、多数の人が集まる場所で配布される。例えば、航空ショーなどのイベントでは、一度に1000人以上の人が集まることもある。このような、多数の人が集まる場所で、パウチ容器1が配布されれば、例えば、前記パウチ容器に印刷された広告等のデザインは、絶大な宣伝効果を得ることができる。パウチ容器1は、例えば、さりげないデザインや文字だけのシンプルなデザインが引き立つ。また、例えば、前記パウチ容器に天然水を入れて配布すると、印刷されたデザインは、パウチ容器に入った天然水自体が珍しいため、多くの人の目にとまる。そのため、前記パウチ容器は、例えば、広告媒体として有効に活用することができる。また、前記パウチ容器は、例えば、使用後に、コンパクトにまとめることができる。そのため、前記パウチ容器は、ゴミの量を大幅に減らすことができ、環境にやさしいという効果も持っている。前記パウチ容器は、例えば、広告用のデザインを印刷して、会社の知名度を上げるという活用もできる。また、例えば、前記商品の説明の文章を印刷すれば、印刷された前記文章は、商品の理解を促し、商品の知名度を上げることに活用することができる。また、印刷されたデザインにQRコード(登録商標)等を含めれば、前記パウチ容器は、例えば、特定のプログラムの情報媒体として、プログラムを利用した事業に活用することができる。このように、パウチ容器1は、例えば、広告媒体、情報媒体等として、広く活用できる。
以上、実施形態を参照して本開示の説明をしたが、本開示は、上記実施形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
本開示のパウチ容器は、発注者や利用者の要望に応じたデザインを印刷することができる。その結果、本開示に係るパウチ容器は、例えば、商品や会社の広告への活用、プログラム等を利用した事業への活用に有用である。
1A、1B、1C、1D パウチ容器
2 パウチ容器本体
3 パウチ容器首体
4 キャップ
21 正面フィルム
22 裏面フィルム
23 上縁部
24 側縁部
25 底縁部
26 収容部
27 開口部
28 オリジナルデザインエリア部
31 上部開口
32 底部開口
33 取付部
34 嵌合部
35 筒状部
201 側面フィルム
202 底面フィルム
2 パウチ容器本体
3 パウチ容器首体
4 キャップ
21 正面フィルム
22 裏面フィルム
23 上縁部
24 側縁部
25 底縁部
26 収容部
27 開口部
28 オリジナルデザインエリア部
31 上部開口
32 底部開口
33 取付部
34 嵌合部
35 筒状部
201 側面フィルム
202 底面フィルム
Claims (10)
- パウチ容器本体を含み、
前記パウチ容器本体は、一対のフィルムを含み、
前記一対のフィルムにおいて、一方のフィルムは正面フィルムであり、他方のフィルムは裏面フィルムであり、
前記一対のフィルムにおいて、上縁部、両側縁部及び底縁部が連結し、かつ、前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部よりも内側部は非連結であることで袋構造の収容部が形成され、
前記収容部は、収容物を収容可能であり、
前記上縁部、前記両側縁部及び前記底縁部の少なくとも一つの縁部が、開口部を形成可能であり、
前記パウチ容器本体の表面には、オリジナルデザインエリア部が形成され、
前記オリジナルデザインエリア部は、パウチ容器の発注者及びパウチ容器の利用者の少なくとも一方の要望に応じたデザインを印刷するエリア部である、
パウチ容器。 - 前記一対のフィルムにおいて、前記両側縁部は、側面フィルムを介して連結し、前記底縁部は、底面フィルムを介して連結している、
請求項1記載のパウチ容器。 - さらに、パウチ容器首体を含み、
前記開口部は、上縁部に形成され、
前記パウチ容器首体は、上部開口及び底部開口の筒状体であり、
前記パウチ容器首体は、前記開口部に、前記収容部と連通した状態で配置されている、
請求項1記載のパウチ容器。 - さらに、キャップを含み、
前記キャップは、前記パウチ容器首体の前記上部開口部に配置可能であり、かつ、前記上部開口を閉塞可能である、
請求項3記載のパウチ容器。 - 前記パウチ容器本体は、正面形状及び裏面形状が縦長の略長方形状である、
請求項1記載のパウチ容器。 - 前記パウチ容器本体は、少なくとも使用後において、折り畳み及び巻回の少なくとも一方が可能である、
請求項1記載のパウチ容器。 - 前記フィルムは、透明樹脂フィルムである、
請求項1記載のパウチ容器。 - 前記フィルムは、遮光性フィルムである、
請求項1記載のパウチ容器。 - 前記オリジナルデザインエリア部に、識別コードを含む前記デザインが印刷された、
請求項1記載のパウチ容器。 - 前記収容物は、液体である、
請求項1記載のパウチ容器。
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---|---|---|---|
JP2023002273U JP3243421U (ja) | 2023-06-28 | 2023-06-28 | パウチ容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002273U JP3243421U (ja) | 2023-06-28 | 2023-06-28 | パウチ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243421U true JP3243421U (ja) | 2023-08-24 |
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Family Applications (1)
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JP2023002273U Active JP3243421U (ja) | 2023-06-28 | 2023-06-28 | パウチ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243421U (ja) |
-
2023
- 2023-06-28 JP JP2023002273U patent/JP3243421U/ja active Active
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20230714 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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