JP3243309B2 - 水浄化装置およびその運転方法 - Google Patents

水浄化装置およびその運転方法

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道、各種産業排
水、河川・湖沼・運河などの環境水などを浄化するため
利用される水浄化装置およびその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水浄化装置においては、好気性微
生物による汚濁有機物やアンモニア性窒素の酸化分解除
去による浄化方法が、最も一般的に行なわれている。近
年では装置の小型化のため、微生物が付着増殖する担体
を反応(浄化)槽に充填した水浄化装置が用いられるよ
うになってきている。担体としては各種の材質や形状が
考えられるが、例えば礫、セラミックス、プラスチック
などの粒状体やプラスチックのハニカム構造体などがあ
げられる。
【0003】この水浄化装置では、好気性微生物が汚濁
有機物と酸化分解反応を行なったり、微生物を増殖させ
るため、適切な酸素供給が必要となる。また経時的に
は、増殖微生物と捕促浮遊懸濁物(SS成分)の集合体
としての汚泥が担体の間隙に増大蓄積するため、流量の
低下や目づまりによる流れの停止が生じ、水浄化機能が
失なわれることがある。これを防止するため担体間隙の
洗浄や汚泥の適切な排出が必要となる。また、各担体の
形状を小さくし、これを反応槽に多数充填することによ
り、単位反応槽容積当たりの担体表面積が大きくなり、
単位反応槽容積当たりの微生物量も多くなるため浄化効
率の向上が図れることになる。
【0004】しかしながら、各担体の形状が小さくなる
程、担体間隔が狭くなるため、汚泥の蓄積にともなう目
詰り等の障害が短時間で生じることになり、各担体の形
状を小さくすることに限界がある。このため、現実的な
水浄化装置では、各担体の大きさは20〜100mm程度
と大きくし、短時間での目詰りを防止している。また間
欠的に担体間隙に水あるいは空気などを洗浄源として定
常の被処理水流量の数倍以上の流速で流し、担体間隙に
経時的に蓄積した汚泥を除去する工夫をしている。
【0005】ところで水浄化装置への酸素供給方法は、
担体の下方に設置した散気体から空気を放出するもの
と、反応槽の一部に酸素溶解部を区分して設け、酸素溶
解部の下方に設けた散気体から空気を放出し、気泡の上
昇流を推進力とする被処理水流を作り、これを担体を充
填した反応槽に流すものがある。酸素供給に用いる散気
体は、50〜100μm程度の通気路を有するセラミッ
クス製の管状あるいは板状のものである。定常の散気量
は汚濁成分濃度により変化するが、反応槽全体に溶存酸
素を行き渡らせるため、被処理水量(m3 /Hr)の1
/5〜3倍程度が好ましく、定常的に動力コストがかか
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
水浄化装置では、各担体の形状を小さくして担体表面積
を増加させた場合、目詰り等の障害が短時間で発生して
しまい、効率的な反応槽を形成するのに限界がある。洗
浄や散気のためのエネルギー消費が大きくなってしまう
などの問題がある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、目詰り等の障害を生じさせることなく担体
表面積を増加させて効率的な反応部を形成するととも
に、洗浄や散気のためのエネルギー消費を従来より小さ
くすることができる水浄化装置およびその運転方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、隔壁により囲
まれ被処理水が流入する反応部と、この反応部の上方に
配設され内部に通気路を有する空気供給用基材と、この
空気供給用基材に接続された送気装置と、前記反応部内
に配設され、内部に中空部を形成するとともにこの中空
部から外面に開口する微細孔を設けた複数の中空糸膜状
体とを備え、前記中空糸膜状体は前記空気供給用基材に
取付けられ、前記送気装置からの加圧空気を前記空気供
給用基材に供給する水浄化装置において、前記空気供給
用基材を前記反応部の上流側から下流側に向って少なく
とも2つに区画し、前記送気装置と空気供給用基材の各
々の区画された部分を空気管で接続し、各々の区画され
た部分への加圧空気の供給量を調整する流量調整装置を
設けたことを特徴とする水浄化装置、および請求項1記
載の水浄化装置の運転方法において、反応部の上流側か
ら被処理水を流入させ、送気装置からの加圧空気を空気
供給用基材に、上流側部分の供給量を下流側部分よりも
低く設定して供給し、被処理水を処理し、反応部で処理
された処理水をその後反応部の下流側から流出させるこ
とを特徴とする水浄化装置の運転方法である。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば送風装置から空気
供給用基材に供給された加圧空気等は、複数の中空糸膜
状体の中空部から微細孔を経て、中空糸膜状体に付着す
る微生物に直接酸素を供給するとともに、反応部内の被
処理液の溶存酸素量を高め、空気供給用基材を反応部の
上流側から下流側に向って少なくとも2つに区画したこ
とにより、空気供給用基材の各部分への加圧空気の供給
量調整装置によって調整することができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、空気供給用
基材を反応部の上流側から下流側に向って少なくとも2
つに区画したことにより、空気供給用基材の各部分への
加圧空気の供給量を圧力調整装置によって調整すること
ができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、反応部の上
流側への加圧空気の供給量を下流側への供給量より低く
押えることにより、上流側において中空糸膜状体への微
生物の付着増殖を高密度に維持するとともに、下流側に
おいて溶存酸素を上昇させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は本発明の第1の実施例を
示す図である。
【0013】図2において、反応槽5内が隔壁6および
13によって、中央の反応部8、被処理水が反応部8の
上流側へ流入する左方の分配部7、および処理水が反応
部8の下流側から流出する右方の処理水部14とに区画
されている。また隔壁6および13には、各々導通孔6
aおよび13aが設けられている。さらに反応部8の底
部11は、中央に設けられた排泥部12に向って傾斜し
ており、この排泥部12には排泥弁18aを有する排泥
管18が接続されている。
【0014】また、反応部8の上方には、内部に通気路
を有するプラスチック等からなる空気供給用基材10が
設けられている。さらに空気供給用基材10には、空気
管17を介して分配器16が接続されており、分配器1
6は送気装置15に空気管17を介して接続されてい
る。また、空気供給用基材10の近傍の空気管17に
は、圧力調整弁17aが取付けられている。
【0015】また、反応部8内部には、中央糸膜状体1
が多数配設されており、これら中空糸膜状体1は空気供
給用基材10により保持されている。この場合、中空糸
膜状体1は基材10の通気路と同軸に配置され、基材1
0により保持される。中空糸膜状体1は外面に開口する
微細孔を有しており、空気供給用基材10から供給され
る加圧空気が中空糸膜状体1の中空部3(図1参照)か
ら微細孔を経て外方の被処理水4中へ微細気泡(溶存酸
素)4aとして溶解するようになっている。
【0016】次に中空糸膜状体1について、図1で説明
する。図1に示すように、中空部3を有する中空糸膜状
体1は外径Dが0.3〜1mm程度の小径のもの程、単位
反応部体積当たりの表面積が大きくなり効率的となる。
中空糸膜状体1の微細孔は表面に付着する微生物2が通
過しない大きさのもので微細な程良く、具体的には0.
01〜0.1μm程度の口径のものが望ましい。中空糸
膜状体1の形成層は、平滑な単一層のものより粗い複数
層で構成される方が、微生物2の付着に有利である。中
空糸膜状体1の材質は柔軟性のあるプラスチックス系あ
るいはゴム系のものが選択され、微生物に対する毒性の
ないものであれば良い。例えば、中空糸膜状体1の素材
としては、精密濾過膜あるいは限外ろ過膜として市販さ
れているものと同等のものを利用することができる。
【0017】上述のように中空糸膜状体1の上端部は上
方に位置する空気供給用基材10に固着保持されてい
る。中空糸膜状体1を基材10に固着する際、各中空糸
膜状体1を1本の線状として配置する場合は、中空糸膜
状体1の下端部の中空部3を塞ぎ、U字状に配置する場
合は、中空糸膜状体9の両端を空気供給用基材10に固
着保持する。
【0018】上述のように空気供給用基材10は多数の
中空糸膜状体9の中空部3に送気するため内部に通気路
を有しているが、この空気供給用基材10を中空糸膜状
体1と一体化したユニットとして構成し、複数のユニッ
トを反応部8内に設置することもできる。
【0019】次にこのような構成からなる第1の本実施
例の作用について説明する。
【0020】まず図2において、被処理水は反応槽5の
分配部7に入り、隔壁6の導通口6aから反応部8の上
流側に流入する。反応部8に配設された各中空糸膜状体
1の間隙を被処理水4が通過する過程で、図1に示すよ
うに各中空糸膜状体1の外側表面に微生物2が付着増殖
し、この微生物2が被処理水4中の汚濁有機物やアンモ
ニア性窒素などを酸化分解する。この間の中空糸膜状体
1における作用を、図1により詳述する。図1に示すよ
うに中空糸膜状体1は適当な間隙をもつように並んでお
り、この間隙内を被処理水4が流通する。ある期間を経
て被処理水4中を浮遊している微生物2が中空糸膜状体
1の外表面に付着増殖するようになり、中空糸膜状体1
の外側表面は担体として機能する。
【0021】中空糸膜状体1の内部の中空部3には、送
風装置15から分配器16、圧力調整弁17a、および
空気供給用基材10を順次経て加圧空気が供給される。
そして空気中の酸素が中空部3から中空糸膜状体1の微
細孔から微少流量で溶解され、中空糸膜状体1の外側表
面に増殖している微生物2に直接的に酸素を供給する。
同時に微細気泡4aが被処理水4中に溶解され、被処理
水4に溶存酸素を効率的に補給する。なお、中空糸膜状
体1の微細孔から加圧空気を微少流量で溶解させるに
は、送気装置15の圧力調整および圧力調整弁17aで
流量調整を行なう。
【0022】このように反応部8内において、微生物2
により被処理水4が生物処理され、処理水は反応部8の
下流側から導通孔13aを経て処理水部14に流入し外
方へ導かれる。
【0023】一方、被処理水の溶存酸素を上げたり、付
着汚泥のはく離を促進させる場合は、送気装置15の圧
力設定を高くするか圧力調整器17の設定を上げて微細
気泡4aの発生量を大きくして対処する。この場合、中
空糸膜状体1に付着している増殖汚泥は、被処理水4の
流量変化や送気圧力による変動を受け、ある期間がたつ
と中空糸膜状体1の表面から自然的にはく離した後下方
に移動し、底部11を経て最下部の排泥部12に集積す
る。排泥部12に集積する汚泥量は、被処理水4の有機
物成分の濃度が高い程、単位時間当たりの発生量が多く
なるため、被処理水4の性状に合せた排泥が必要とな
る。汚泥作業は、排泥弁18aを開け、自然的水頭差あ
るいは真空吸引により、汚泥がたまり過ぎない間隔で実
施する。
【0024】以上のように、本実施例によれば、中空糸
膜状体1の外径Dが0.3〜1mm程度となっているた
め、中空糸膜状体の並び間隔によるが、現実的に問題が
多い10mm径の粒状担体を用いた反応槽より担体の表
面積をより大きくすることが可能になる。また中空糸膜
状体1が柔軟体であり、絶えず被処理水4の流量変化に
より揺れ動きかつ粒状担体のような複雑な間隙がないた
め、汚泥増殖にともなう汚泥の自然はく離が促進され
る。このため、従来の増殖にともなう汚泥の自然はく離
が促進される。このため、従来の粒状担体のような担体
間では増殖汚泥の蓄積は少なくなり、汚泥の目詰りを洗
浄するための洗浄エネルギが不要となる。さらに微生物
2への酸素供給が、中空糸膜状体1の中空部3から微細
孔を通して直接的に行なわれるので、酸素供給エネルギ
も少なくてすむ。
【0025】なお、図2に示す送気装置15内におい
て、加圧空気の圧力を低圧と高圧の2段階に電気信号で
切換え可能としてもよい。この場合はタイマー回路によ
り時間から日単位の時間間隔で低圧から分単位の所定短
時間だけより高圧に切換え自動運転することにより、中
空糸膜状体1からの増殖汚泥のはく離をより促進するこ
とができ、安定的な運転を行なうことができる。
【0026】次に図3により本発明の第2の実施例につ
いて説明する。
【0027】図3に示す第2の実施例は、空気供給用基
材の構成について相違する点を除いて、他は図1および
図2に示す第1の実施例と略同様である。
【0028】すなわち、図3に示すように、空気供給用
基材10は、2枚の仕切板21a,21bによって上流
側部分10a、中間部分10b、下流側部分10cの3
つに区画されれている。また分配器16と各々の部分1
0a,10b,10cとは、空気管17によって接続さ
れている。さらに空気管17には、上流側部分10aの
入口、中間部分10bの入口および下流側部分の入口
に、各々圧力調整弁17a,17b,17cが設けられ
ている。
【0029】次に第2の実施例の作用について説明す
る。第1の実施例と同様、分配部7から隔壁6の導通口
6aを介して反応部8の上流側に被処理水が流入する。
【0030】次に中空糸膜状体1の内部の中空部3に、
送風装置15から加圧空気が、分配器16、圧力調整弁
17a,17b,17c、および空気供給用基材10を
順次経て供給される。この場合、圧力調整弁17a,1
7b,17cを調整して、空気供給用基材10の上流側
部分10aへの供給量を下流側部分10cへの供給量よ
り低く押える。そして中間部分10bの供給量を、上流
側部分10aへの供給量と下流側部分10cへの供給量
の間の値に設定する。このように上流側部分10aへの
加圧空気の供給量を制限するのは、次の理由による。
【0031】一般に、反応部8の上流側ほど被処理水4
の基質濃度が高く、浄化効率を高く維持するためには、
上流側ほど、微生物2を高密度に増殖させる必要があ
る。反応部8の上流側の中空糸膜状体1への空気供給量
が多い場合、中空糸膜状体1に付着増殖する微生物2が
中空糸膜状体1からはく離し所定の密度に微生物2を増
殖させることが困難になることが考えられる。本発明の
場合、微生物2が必要とする酸素を中空糸膜状体1から
直接的に得ることができるので、反応部8の上流側で
は、中空糸膜状体1から被処理水4への供給空気流量を
微量最小限とする。他方、反応部8の下流側ほど被処理
水の基質濃度が低下し、微生物2も相対的に少なくな
り、中空糸膜状体1からの供給空気による微生物2のは
く離の影響が少なくなる。このため下流側では、供給空
気流量を所定値まで上昇させ、被処理水4の溶存酸素を
予め定められた値まで上昇させる。本発明の場合、中空
糸膜状体1により気液接触面積を大きくすることができ
るので、溶存酸素を上昇させる機能を、通常用いられる
散気管等による曝気に比較して、効率的に行なうことが
できる。
【0032】次に中空糸膜状体1の中空部3に供給され
た加圧空気は、微細孔を経て外方へ溶解し、中空糸膜状
体1の外側表面に付着している微生物2に直接的に酸素
を供給する。次に反応部8内において、微生物2によっ
て被処理水が生物処理され、処理水は反応部8の下流側
から、導通口13aを経て処理水部14に流入し、外方
へ導かれる。中空糸膜状体の中空部から微細孔を経て微
生物に直接酸素を供給したので、微生物の増殖を最大限
に利用するとともに、酸素供給エネルギを小さく押える
ことができ、かつ汚泥による目詰りを除去するための洗
浄エネルギも小さく押えることができる。
【0033】なお、図3に示す実施例では、空気供給用
基材10が3つに区画された例を示したが、これが限ら
ず2つ以上であればいくつに区画しても良い。
【0034】本実施例によれば、反応部8の上流側への
空気供給量を低く押えることにより、上流側において中
空糸膜状体1への微生物2の付着増殖が高密度に維持さ
れる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば以下のような効果を奏す
ることができる。
【0036】すなわち請求項1記載の発明によれば、空
気供給用基材の各部分への加圧空気の供給量を、所望の
運転状態に応じて種々変化させることができる。
【0037】また請求項2記載の発明によれば、反応部
の上流側において中空糸膜状体への微生物の付着増殖を
高密度に維持するとともに下流側において溶存酸素を上
昇させることができ、効率的な処理を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に示す水浄化装置の中空
糸膜状体の拡大側断面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す水浄化装置全体概
略図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す水浄化装置の全体
概略図。
【符号の説明】
1 中空糸膜状体 2 微生物 3 中空部 5 反応槽 6 隔壁 8 反応部 10 空気供給用基材 10a 上流側部分 10b 中間部分 10c 下流側部分 13 隔壁 15 送気装置 17a,17b,17c 圧力調整弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−66552(JP,A) 特開 昭57−127493(JP,A) 特開 昭55−142596(JP,A) 実開 昭56−118797(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/10 C02F 3/02 C02F 3/06 C02F 3/20 C02F 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隔壁により囲まれ被処理水が流入する反応
    部と、この反応部の上方に配設され内部に通気路を有す
    る空気供給用基材と、この空気供給用基材に接続された
    送気装置と、前記反応部内に配設され、内部に中空部を
    形成するとともにこの中空部から外面に開口する微細孔
    を設けた複数の中空糸膜状体とを備え、前記中空糸膜状
    体は前記空気供給用基材に取付けられ、前記送気装置か
    らの加圧空気を前記空気供給用基材に供給する水浄化装
    置において、前記空気供給用基材を前記反応部の上流側
    から下流側に向って少なくとも2つに区画し、前記送気
    装置と空気供給用基材の各々の区画された部分を空気管
    で接続し、各々の区画された部分への加圧空気の供給量
    を調整する流量調整装置を設けたことを特徴とする水浄
    化装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の水浄化装置の運転方法にお
    いて、反応部の上流側から被処理水を流入させ、送気装
    置からの加圧空気を空気供給用基材に、上流側部分の供
    給量を下流側部分よりも低く設定して供給し、被処理水
    を処理し、反応部で処理された処理水をその後反応部の
    下流側から流出させることを特徴とする水浄化装置の運
    転方法。
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