JP3243165U - ペットカート - Google Patents

Abstract

【課題】カートフレームを利用してペットバッグとペットカゴを移動することができ、ペットバッグとペットカゴを別々に使用することもできるペットカートを提供する。
【解決手段】ペットカートは、カートフレーム１を含み、カートフレームの支持部にはペットカゴが設けられ、ペットカゴの上方の一側にはペットバッグが取り外し可能に取り付けられる。スナップによってペットバッグとペットカゴを接続することで、使用時にペットバッグとペットカゴを一緒に、または別々に使用できるようにし、接続枠一２、接続マット３、左制限部材および右制限部材を設けることで、使用時に左制限部材内の２つのブラケットが接続溝から伸び出して接続枠一の左側を支持し、右制限部材が接続枠一の右側に係止され、よって、接続枠一と接続マットの接続が実現される。
【選択図】図２

Description

本考案は、ペットカートの技術分野に関し、より具体的に、ペットカートに関する。

人々の生活条件の改善およびペット産業の発展に伴って、ペットの飼育はストレス発散の手段となっている。しかし、犬や猫などのペットを連れて外出する場合、リードを付けて道路を渡ると、安全上のリスクがある。ペットカートは、外出時にペットを運べ、それを勝手に走らせないようにするために必要なものである。

しかし、既存のペットカートは、ペットを運ぶのに便利であるが、その上のペットバッグを取り外して個別に使用できず、かつペットバッグが１つしかないため、ペットを種類に分けて置くことができない。また、使用者は、スーパーに入ったり、ペットを持ち上げたりする必要がある場合、ペットを個別に抱き上げることしかできず、カゴとペットを一緒に持ち上げることはできない。上記の問題について研究を行った結果、本装置を発明することに至った。

従来技術の上記欠点を克服するために、本考案は、既存のペットカートにおけるペットバッグを取り外すことができず、使用しにくいという問題を解決するためのペットカートを提供する。

上記の目的を達成するために、本考案は、以下のような技術的解決手段を提供し、すなわち、ペットカートであって、カートフレームを含み、前記カートフレームの支持部にはペットカゴが設けられ、前記ペットカゴの上方の一側にはペットバッグが取り外し可能に取り付けられる。

好ましい一実施形態では、前記カートフレームの押し部の下方には、接続棒部材が横方向に固定して取り付けられ、前記接続棒部材には第１のドット釦雌側が設けられ、前記ペットバッグの底部の右側には第１のドット釦雄側が設けられる。

好ましい一実施形態では、前記ペットカゴの頂部にはカバーが移動可能に覆われ、前記カバーは直板部と折り畳み部に分けられ、前記ペットバッグは直板部の上方に位置し、前記折り畳み部と直板部は０°－１８０°折り畳むことができ、前記折り畳み部には通気性ネットが設けられる。

好ましい一実施形態では、前記カバーの折り畳み部の前縁部には第２のドット釦雄側が設けられ、前記ペットカゴの頂部の左側には第２のドット釦雌側が設けられ、前記ペットバッグの頂部の左側には第３のドット釦雌側が設けられ、前記折り畳み部と直板部を９０°折り畳むと、前記第２のドット釦雄側と第３のドット釦雌側の固定点が固定される。

好ましい一実施形態では、前記カートフレームの支持部には、接続枠一がネジを介して取り外し可能に取り付けられ、前記接続枠一の上方には接続マットが設けられ、前記接続マットの下面の左右両側には、いずれも２つの支持脚が固定して取り付けられる。

好ましい一実施形態では、前記接続マットの下面の左側と右側には、左制限部材と右制限部材がボルトを介してそれぞれ取り外し可能に取り付けられ、前記接続マットの上面の左右両側には、いずれも鉄製制限用リングが一体的に取り付けられ、前記接続マットの上方には接続枠二が設けられる。

好ましい一実施形態では、前記接続枠二の底部の左右両側には、いずれも２つの接続片が固定して取り付けられ、左側における２つの前記接続片の間および右側における２つの接続片の間には、いずれも鉄製扁形接続部材が移動可能に取り付けられ、前記ペットカゴは、接続マット、接続枠二および２つの鉄製扁形接続部材の外側に設けられる。

好ましい一実施形態では、前記接続枠二の前後両側には、いずれもハンドル固定チューブがボルトを介して取り外し可能に取り付けられ、２つの前記ハンドル固定チューブの間にはカゴハンドルが回転可能に取り付けられる。

好ましい一実施形態では、前記左制限部材は、固定部材、移動部材および引張ばねを含み、前記固定部材は、ボルトを介して接続マットの下面の左側に取り外し可能に取り付けられ、前記移動部材は固定部材の内部に設けられ、前記固定部材の内部には、係止柱一が一体的に取り付けられ、前記移動部材の内部には、係止柱二が一体的に取り付けられ、前記引張ばねの両端は、係止柱一および係止柱二にそれぞれ接続され、前記固定部材の右側面には２つの接続溝が開設され、前記移動部材の右側には２つのブラケットが一体的に接続される。

好ましい一実施形態では、前記ペットカゴの前後両側面には、いずれも通気孔一が開設され、前記ペットバッグの頂部には取っ手が固定して取り付けられ、前記ペットバッグの左側には入れ口が設けられる。

本考案は、従来技術と比べて、以下の有益な効果を有する。

１．本考案では、ペットバッグとペットカゴを設けることで、使用時にペットバッグとペットカゴを一緒に、または別々に使用できるようにし、本装置の実用性が向上した。

２．本考案では、接続棒部材、第１のドット釦雌側および第１のドット釦雄側を設けることで、ペットバッグとカートフレームとの接続が実現され、カバー、第２のドット釦雄側、第２のドット釦雌側および第３のドット釦雌側を設けることで、カバーとペットカゴ、またはカバーとペットバッグの接続が実現された。

３．本考案では、カートフレーム、接続枠一、接続マット、左制限部材および右制限部材を設けることで、接続枠一と接続マットの接続が実現され、構造の設計が合理的であり、使用者は、カートフレームを使用してペットバッグとペットカゴを移動することができ、ペットバッグとペットカゴを別々に使用することもでき、柔軟性が高い。

本出願の実施例または従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下は実施例で使用される図面を簡単に紹介し、当然のことながら、以下の説明における図面は、本考案に記載のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、これらの図面に基づく他の図面を得ることができる。

本考案の全体構造を示す模式図である。 本考案の内部構造を示す模式図である。 本考案に係る接続棒部材と第１のドット釦雌側の構造を示す模式図である。 本考案に係るペットバッグとペットカゴの構造を示す模式図である。 本考案の図４における領域Ａの拡大模式図である。 本考案に係るペットバッグとペットカゴの構造を示す底面図である。 本考案の左制限部材の構造を示す模式図１である。 本考案の左制限部材の構造を示す模式図２である。 本考案に係るペットカゴの内部構造を示す模式図である。 本考案の図９における領域Ｂの拡大模式図である。 本考案に係るペットカゴの内部構造を示す底面図である。

１、カートフレーム；２、接続枠一；３、接続マット；４、支持脚；５、左制限部材；５０１、固定部材；５０２、移動部材；５０３、引張ばね；５０４、係止柱一；５０５、係止柱二；５０６、接続溝；５０７、ブラケット；６、右制限部材；７、鉄製制限用リング；８、接続枠二；９、接続片；１０、鉄製扁形接続部材；１１、ペットカゴ；１２、ハンドル固定チューブ；１３、カゴハンドル；１４、ペットバッグ；１５、通気性ネット；１６、取っ手；１７、通気孔一；１８、入れ口；１９、接続棒部材；２０、第１のドット釦雌側；２１、第１のドット釦雄側；２２、カバー；２３、第２のドット釦雄側；２４、第２のドット釦雌側；２５、第３のドット釦雌側。

特定の具体的な実施例によって本考案の実施形態を以下に説明し、当業者であれば、本明細書で開示された内容に基づいて本考案の他の利点および効果を容易に理解することができ、記載された実施例は、本考案の実施例の一部に過ぎず、その全てではないことが明らかである。当業者は、創造的労力を要することなく、本考案の実施例に基づいて得られた他の実施例は全て、本考案の保護範囲に含まれるものとする。

実施例
図１および図４を参照すると、ペットカートであって、カートフレーム１を含み、本装置に係るカートフレーム１は、市販されている普通のベビーカーフレームであり、前記カートフレーム１の支持部にはペットカゴ１１が設けられ、前記ペットカゴ１１の前後両側面には、いずれも通気孔一１７が開設され、前記ペットカゴ１１の上方の一側にはペットバッグ１４が取り外し可能に取り付けられ、ペットバッグ１４の頂部には通気孔二が開設され、使用時に使用者は、ペットカゴ１１に猫や犬を入れ、ペットバッグ１４に猫を入れることができ、前記ペットバッグ１４の頂部には取っ手１６が固定して取り付けられるとともに、さらにストラップも設けられ、使用者は使用時に、ペットバッグ１４を背負うか、または提げることができ、前記ペットバッグ１４の左側には入れ口１８が設けられ、入れ口１８とペットバッグ１４はジッパーを介して接続され、ペットカゴ１１とペットバッグ１４はマジックテープ（登録商標）やスナップを介して接続され、よって、ペットバッグ１４とペットカゴ１１を一緒に提げることも、別々に使用することも可能となり、本装置の実用性が向上した。

図２、図３および図６を参照すると、前記カートフレーム１の押し部の下方には、カートフレーム１の構造安定性を高める接続棒部材１９が横方向に固定して取り付けられ、前記接続棒部材１９には第１のドット釦雌側２０が設けられ、前記ペットバッグ１４の底部の右側には第１のドット釦雄側２１が設けられ、使用時に第１のドット釦雌側２０と第１のドット釦雄側２１を係合することで、ペットバッグ１４とカートフレーム１０の接続が実現される。

図４および図５を参照すると、前記ペットカゴ１１の頂部にはカバー２２が移動可能に覆われ、前記カバー２２は直板部と折り畳み部に分けられ、前記ペットバッグ１４は直板部の上方に位置し、前記折り畳み部と直板部を９０°折り畳むことができ、前記折り畳み部には通気性ネット１５が設けられ、前記カバー２２の折り畳み部の前縁部には第２のドット釦雄側２３が設けられ、前記ペットバッグ１４の頂部の左側には第３のドット釦雌側２５が設けられ、使用者は、ペットをペットカゴ１１に入れる場合、カバー２２を上向きに反転し、かつ第２のドット釦雄側２３と第３のドット釦雌側２５を係合すると、カバー２２が垂直状態となり、ペットを入れることができるようになり、前記ペットカゴ１１の頂部の左側には第２のドット釦雌側２４が設けられ、第２のドット釦雄側２３と第２のドット釦雌側２４を係合すると、カバー２２が水平状態となり、ペットがペットカゴ１１から飛び出すのを防止できるようになる。

図２および図４を参照すると、前記カートフレーム１の支持部には、接続枠一２がネジを介して水平に取り外し可能に取り付けられ、前記接続枠一２の上方には接続マット３が水平に設けられ、前記接続マット３の下面の左右両側には、いずれも２つの支持脚４が固定して取り付けられ、使用者がペットカゴ１１とペットバッグ１４を別々に使用する場合、支持脚４は、ペットカゴ１１の底部と地面との直接接触を防止することができる。

図６を参照すると、前記接続マット３の下面の左側と右側には、左制限部材５と右制限部材６がボルトを介してそれぞれ取り外し可能に取り付けられ、左制限部材５と右制限部材６を設けることで、接続マット３は接続枠一２と全体として接続できるようになり、前記接続マット３の上面の左右両側には、いずれも鉄製制限用リング７が一体的に取り付けられ、左側に設けられた２つの前記鉄製制限用リング７と右側に設けられた２つの鉄製制限用リング７は、いずれも前後対称に配置され、本装置の使用時に、両側の鉄製扁形接続部材１０はそれぞれ両側の鉄製制限用リング７に接触し、鉄製制限用リング７を設けることで、ペットカゴ１１を成形することができる。

図９および図１０を参照すると、前記接続マット３の上方には接続枠二８が設けられ、前記接続枠二８の底部の左右両側には、いずれも２つの接続片９が固定して取り付けられ、左側に設けられた２つの前記接続片９と右側に設けられた２つの接続片９は、いずれも前後対称に配置され、左側における２つの前記接続片９の間および右側における２つの接続片９の間には、いずれも鉄製扁形接続部材１０が移動可能に取り付けられ、前記ペットカゴ１１は、接続マット３、接続枠二８および２つの鉄製扁形接続部材１０の外側に設けられる。

図１１を参照すると、前記接続枠二８の前後両側には、いずれもハンドル固定チューブ１２がボルトを介して取り外し可能に取り付けられ、２つの前記ハンドル固定チューブ１２の間にはカゴハンドル１３が回転可能に取り付けられ、カゴハンドル１３がハンドル固定チューブ１２の回りに左右に回転できるため、本装置の柔軟性が向上した。

図６－図８を参照すると、前記左制限部材５は、固定部材５０１、移動部材５０２および引張ばね５０３を含み、前記固定部材５０１は、ボルトを介して接続マット３の下面の左側に取り外し可能に取り付けられ、前記移動部材５０２は固定部材５０１の内部に設けられ、前記固定部材５０１の内部には係止柱一５０４が一体的に取り付けられ、係止柱一５０４は横方向に設けられ、前記移動部材５０２の内部には係止柱二５０５が一体的に取り付けられ、係止柱二５０５は縦方向に設けられ、前記引張ばね５０３の両端は、係止柱一５０４および係止柱二５０５にそれぞれ接続され、固定部材５０１の下面には貫通溝が開設され、前記固定部材５０１の右側面には２つの接続溝５０６が開設され、前記移動部材５０２の右側には２つのブラケット５０７が一体的に接続され、２つのブラケット５０７は２つの接続溝５０６をそれぞれ貫通している。

通常の使用では、引張ばね５０３の作用により、２つのブラケット５０７は２つの接続溝５０６をそれぞれ通過して、接続枠一２の左側を支持し、右制限部材６は弧状構造であり、接続枠一２の右側に係止することができ、これにより接続枠一２と接続マット３が全体として接続され、使用者がカートフレーム１によってペットカゴ１１およびペットバッグ１４を移動させることを容易にし、使用者は、ペットカゴ１１をカートフレーム１から取り外す必要がある場合、移動部材５０２を左側に動かすと、引張ばね５０３が収縮し、２つのブラケット５０７が２つの接続溝５０６から引っ込まれ、すなわち、ブラケット５０７が接続枠一２の左側を支持しなくなり、次に、接続枠一２の右側を右制限部材６から取り出すと、接続枠一２と接続マット３の接続状態が解除され、ペットカゴ１１とペットバッグ１４を別々に使用することが容易になる。

最後に、上記は本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案を限定するものではなく、本考案の精神および原則においてなされたあらゆる変更、等価取替および改良などは、いずれも本考案の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (10)

1. カートフレーム（１）を含むペットカートであって、前記カートフレーム（１）の支持部にはペットカゴ（１１）が設けられ、前記ペットカゴ（１１）の上方の一側にはペットバッグ（１４）が取り外し可能に取り付けられることを特徴とする、ペットカート。
2. 前記カートフレーム（１）の押し部の下方には、接続棒部材（１９）が横方向に固定して取り付けられ、前記接続棒部材（１９）には第１のドット釦雌側（２０）が設けられ、前記ペットバッグ（１４）の底部右側には第１のドット釦雄側（２１）が設けられることを特徴とする、請求項１に記載のペットカート。
3. 前記ペットカゴ（１１）の頂部にはカバー（２２）が移動可能に覆われ、前記カバー（２２）は直板部と折り畳み部に分けられ、前記ペットバッグ（１４）は直板部の上方に位置し、前記折り畳み部と直板部は０°－１８０°折り畳むことができ、前記折り畳み部には通気性ネット（１５）が設けられることを特徴とする、請求項１に記載のペットカート。
4. 前記カバー（２２）の折り畳み部の前縁部には第２のドット釦雄側（２３）が設けられ、前記ペットカゴ（１１）の頂部の左側には第２のドット釦雌側（２４）が設けられ、前記ペットバッグ（１４）の頂部の左側には第３のドット釦雌側（２５）が設けられ、前記折り畳み部と直板部を９０°折り畳むと、前記第２のドット釦雄側（２３）と第３のドット釦雌側（２５）の固定点が固定されることを特徴とする、請求項３に記載のペットカート。
5. 前記カートフレーム（１）の支持部には、接続枠一（２）がネジを介して取り外し可能に取り付けられ、前記接続枠一（２）の上方には接続マット（３）が設けられ、前記接続マット（３）の下面の左右両側には、いずれも２つの支持脚（４）が固定して取り付けられることを特徴とする、請求項１に記載のペットカート。
6. 前記接続マット（３）の下面の左側と右側には、左制限部材（５）と右制限部材（６）がボルトを介してそれぞれ取り外し可能に取り付けられ、前記接続マット（３）の上面の左右両側には、いずれも鉄製制限用リング（７）が一体的に取り付けられ、前記接続マット（３）の上方には接続枠二（８）が設けられることを特徴とする、請求項５に記載のペットカート。
7. 前記接続枠二（８）の底部の左右両側には、いずれも２つの接続片（９）が固定して取り付けられ、左側における２つの前記接続片（９）の間および右側における２つの接続片（９）の間には、いずれも鉄製扁形接続部材（１０）が移動可能に取り付けられ、前記ペットカゴ（１１）は、接続マット（３）、接続枠二（８）および２つの鉄製扁形接続部材（１０）の外側に設けられることを特徴とする、請求項６に記載のペットカート。
8. 前記接続枠二（８）の前後両側には、いずれもハンドル固定チューブ（１２）がボルトを介して取り外し可能に取り付けられ、２つの前記ハンドル固定チューブ（１２）の間にはカゴハンドル（１３）が回転可能に取り付けられることを特徴とする、請求項６に記載のペットカート。
9. 前記左制限部材（５）は、固定部材（５０１）、移動部材（５０２）および引張ばね（５０３）を含み、前記固定部材（５０１）は、ボルトを介して接続マット（３）の下面の左側に取り外し可能に取り付けられ、前記移動部材（５０２）は固定部材（５０１）の内部に取り付けられ、前記固定部材（５０１）の内部には、係止柱一（５０４）が一体的に取り付けられ、前記移動部材（５０２）の内部には、係止柱二（５０５）が一体的に取り付けられ、前記引張ばね（５０３）の両端は、係止柱一（５０４）および係止柱二（５０５）にそれぞれ接続され、前記固定部材（５０１）の右側面には２つの接続溝（５０６）が開設され、前記移動部材（５０２）の右側には２つのブラケット（５０７）が一体的に接続されることを特徴とする、請求項６に記載のペットカート。
10. 前記ペットカゴ（１１）の前後両側面には、いずれも通気孔一（１７）が開設され、前記ペットバッグ（１４）の頂部には取っ手（１６）が固定して取り付けられ、前記ペットバッグ（１４）の左側には入れ口（１８）が設けられることを特徴とする、請求項１に記載のペットカート。