JP3243010U

JP3243010U - 合体メモブロック

Info

Publication number: JP3243010U
Application number: JP2023001876U
Authority: JP
Inventors: 勝彦中村
Original assignee: NAKASHOSHIKO CO.,LTD.
Current assignee: NAKASHOSHIKO CO.,LTD.
Priority date: 2023-05-31
Filing date: 2023-05-31
Publication date: 2023-07-28
Anticipated expiration: 2033-05-31

Abstract

【課題】従来にはない新規な方法で固定された合体メモブロックを提供する。【解決手段】四角形のメモ用紙２を接着して合体メモブロック１にしたもので、ブロック状に接着するにあたり、大きさや形状が同じか異なる複数の四角形のメモ用紙について、各メモ用紙の４辺のうち２つの辺が、それぞれ他のメモ用紙の辺とボンド接着層３を介して向かい合うように接着して構成する。【選択図】図１

Description

本考案は、メモ用紙を垂直方向に積重ねて形成したブロックの側面を、ボンド接着層で接着固定した合体メモブロックに関する。

図４は、従来から使われているメモ用紙ブロックを示す。従来のメモ用紙ブロック１は、四角形のメモ用紙の４辺のうち１辺、通常は印刷面となっている用紙の天側をボンドでブロック状に固定したものである。具体的には、メモ用紙２が積み重ねられてブロック状となり、その１側面を接着面としてボンド接着層３で接着している。
このようなメモ用紙ブロックの利用者は、上面にあるメモ用紙の１枚をめくり、これをはぎ取ってメモに利用していた。

特許文献１には、メモ用紙束と付箋紙束によって形成される平坦な端面を薄膜上の連結材で固定してメモ用紙と付箋の利用性を向上したものが、また、特許文献２には、メモ用紙のブロックユニットの１端面を、強化ネットで固定して糊綴じ層を形成したものが記載されている。
いずれもメモ用紙ブロックの１側面（天側）のみを接着層で固定したものに過ぎない。

実用新案登録第３２３７９４１号実用新案登録第３１９７０４４号

本考案は、従来にはない新規な方法で固定された合体メモブロックを提供するもので、意匠的にも美感に富んだメモ用紙ブロックを提供することを目的とする。

上記目的を達成するための本考案は、四角形のメモ用紙を接着してブロック状にしたものである。ブロック状に接着するにあたり、大きさや形状が同じか異なる複数の四角形のメモ用紙について、各メモ用紙の４辺のうち２つの辺が、それぞれ他のメモ用紙の辺とボンド接着層を介して向かい合うように接着して構成したブロック状メモ用紙である（請求項１）。
また、上記四角形のメモ用紙は、長方形、正方形、菱形、あるいは、どのような形状の四角形からなっていてもよく（請求項２）、用途に応じて各種印刷が施されていてもよい（請求項３）。
また、本考案で用いる上記ボンド接着層は、印刷物やシールを内部に埋め込んで平板状に固められたものである（請求項４）。

本考案の合体メモブロックによれば、メモ用紙の使用が進行してもメモ用紙を適正に保持することができる他、メモ用紙の形状や表面への印刷内容を検討することで、美感に優れるばかりでなく利便性の高い合体メモブロックとすることができる。
また、印刷物の天側を接着面とすることで、デスクの中央に置けば対面席のどちらからでも使いたいときに切り取ることができ、さらに、底面に厚いボール紙を敷いておくと安定感に優れたものとなる。

同じ形状の長方形であって、２種類の異なる色紙からなる４枚のメモ用紙を、着色したボンド接着層で固定した合体メモブロック。同じ形状の菱形であって、異なる色からなる６枚のメモ用紙をボンド接着層で固定した合体メモブロック。異なる形状の四角形であって印刷が施されている、日めくりカレンダーの形態の合体メモブロック天側のみをボンド接着層で接着する従来のメモ用紙ブロック

以下に本考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。

（合体メモブロックの構造）
本考案のブロック状メモ用紙は、ブロックを構成する四角形のメモ用紙において、それぞれの四角形のメモ用紙の２辺が別々の他の四角形のメモ用紙の１辺と接した構造となっている。このように、メモ用紙の２辺が固定されているため、メモ用紙がめくれ上がることはない。このため、メモ用紙の使用が進んで残りが少なくなった段階でも、それぞれのメモ用紙は適正に保持されている。

（メモ用紙の形状）
本考案で用いるメモ用紙は、他のメモ用紙の１辺と接着面を形成できるよう組み合わせられるならば、どのような形状の四角形でもよい。図１の合体メモブロックは、２色の長方形のメモ用紙を配置したものである。また、図２の合体メモブロックのように、菱形や凧型のメモ用紙を複数組み合わせて円環状に構成してもよい。様々な形状のメモ用紙を組み合わせることで、斬新な構造の合体メモブロックとすることができる。また、メモ用紙の配色を考慮して複数の色紙を配置することで、意匠的にも美しい外観の合体メモブロックとすることができる。

また、メモ用紙には、伝言用紙、方眼、罫線、予約票などが印刷されていてもよく、その用途に応じて各種メモ用紙の複数を組わせてブロック化することができ、合体メモブロックの利便性を向上させることができる。
図３は、一般的に備忘録として使用されるメモブロックと、めくる行為が一日のはじまりのしきたりとして根強い人気のある日めくりめくるカレンダーを組み合わせたもので、１日が始まる時点で日めくりカレンダー部分の用紙を新たにすることで、これから使用するメモ用紙に日にちを正確に反映することができる。

（ボンド接着層）
ボンド接着層は、合体メモブロック内で向かい合うメモ用紙間に挟まれてメモ用紙に対して垂直方向に立つ平板上の接着層で、メモ用紙の１辺と他のメモ用紙の１辺の間に挟まれて、それぞれのメモ用紙の１辺を接着・固定する。
ボンド接着層中にロゴマークやキャラクターの絵が描かれた印刷物やシールを埋め込んでおくと、メモ用紙の使用が進行するにつれて、ボンド接着層からロゴマーク等が現れるように細工することができるので、使っていく楽しみができ、ノベルティグッズとしての価値が向上する。

その他、本考案は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。

１：合体メモブロック
２：メモ用紙
３：ボンド接着層

Claims

四角形のメモ用紙を接着してブロック状にしたもので、ブロック状に接着するにあたり、大きさや形状が同じか異なる複数の四角形のメモ用紙について、各メモ用紙の４辺のうち２つの辺が、それぞれ他のメモ用紙の辺とボンド接着層を介して向かい合うように接着して構成した合体メモブロック。
上記四角形のメモ用紙は、長方形、正方形、菱形、あるいは、任意の形状の四角形からなる請求項１に記載の合体メモブロック。
上記メモ用紙は、用途に応じて各種印刷が施されている請求項１又は２に記載の合体メモブロック。
上記ボンド接着層は、印刷物やシールを内部に埋め込んで平板状に固められたものである請求項１又は２に記載の合体メモブロック。