JP3242951U - 紫外線対策帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】つばで日差しを遮りたい状況に応じて、紫外線対策に有効な形状で使えるよう変化できるつばと、衝撃から守るための機能を備える紫外線対策帽子を提供する。【解決手段】頭部3と、頭部3から前方へ向かう前つば1と、頭部3から後方へ向かう後ろつば2とを備える紫外線対策帽子であり、前つば1や後ろつば2を上げたり下げたりすることで、紫外線からの保護と視界の確保を行えるようにできる。また、外からの衝撃から頭を守るために、中に防護カバーを組み込むことで、安全を確保できる。【選択図】図5
Description
本考案は、つばで日差しを遮りたい状況に応じて、紫外線対策に有効な形状で使えるよう変化できるつばと、衝撃から守るための機能を備える紫外線対策帽子に関する。
本考案は、従来の帽子と異なり、紫外線対策においてつばの向きを変えることによって、必要な部位を守ること、また、活動の際の安全のために視界を確保できるようにすることを考慮したものである。
さらに、本考案は、特に児童の通学時の安全を確保するべく、帽子の中に防護カバーを組み合わすことによって、外部からの衝撃を和らげ、安全を確保することも考慮している。
本考案の紫外線対策帽子は、何ら対策されていない従来の帽子の欠点を解消すべく、紫外線対策において有効な6cm以上の長さのつばがついており、つばの向きを変えることによって、必要な部位を守ること、また、活動の際の安全のために視界を確保することを目的とする。
また、本考案は、事故や転倒時の安全を確保すべく、帽子の中に防護カバーを設置することによって、頭を外部の衝撃から守ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の第1の紫外線対策帽子は、頭部と、頭部から前方へ向かうように頭部に取り付けられる前つばと、頭部から後方へ向かうように前つばとは別に頭部に取り付けられる後ろつばとを備え、前つば又は後ろつばの一方又は両方は、先端が頭部との取付け部から少なくとも6cm以上突出するとともに、先端が取付け部に対して上向き及び下向きとなるように屈折可能であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本考案の第2の紫外線対策帽子は、第1の帽子に加えて、頭部の内面側に防護カバーを備えることを特徴とする。
本考案の第1の紫外線対策帽子によれば、日本各所の緯度における日差しに対し、児童の顔を覆う影を作れるつばの長さとして、少なくとも6cm以上を確保している。そして、つばを長くしたときに視界が悪化するなどという問題を解決するため、つばの先端を屈折可能としている。また、前つばと後ろつばで、2つに分けた形状の帽子としている。
これによって、すべてのつば(前つば及び後ろつばの両方)を下ろして被ると頭周りをすべて日差しから守ることが出来る。一方、視界が遮られて前方が見えにくくなるようなら、前つばのみを折り上げ、後ろつばを下ろすことで首筋だけに日陰を作ることが出来る。また、後ろつばが首にあたって脱げそうになるときは、後ろつばのみ折り上げ、前を下ろすことで顔に日陰を作ることが出来る。
このように、本考案の第1の紫外線対策帽子は、その場に応じて前つば又は後ろつばの一方又は両方が上向きや下向きに変化できるようになっていることで、小さな子供から大人までひとつのデザインで頭の必要な部位を日差しから守ることが出来、機能的な紫外線対策を行える。
また、本考案の第2の紫外線対策帽子は、日差しだけでなく頭部を外部からの衝撃から守るため、頭部の内面側に防護カバーを組み合わせている。なお、防護カバーは、帽子の洗濯ができるよう取り外し可能にし、帽子の頭部は、防護カバーを組み合わせたときの安定感を確保する為、汗取りテープなどで固定できるよう防護カバーに合わせたサイズにすることが好ましい。
以下、本考案の紫外線対策帽子の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本考案の第1の紫外線対策帽子の実施例として、ハット型紫外線対策帽子を示しており、つばを前後が別れた2枚のもの(前つば及び後ろつば)にし、その前後の両方を下ろして普通のハット型帽子として被る状態にしている。なお、紫外線対策帽子の形態は左右対称となるので、図1、図5及び図6における各図は左右の兼用として示している。また、1が前つば、2が後ろつば、3が頭部であり、前つば1と後つば2には重なりがある。
図2は、本考案の実施例のハット型紫外線対策帽子を前面から示す図であり、前つば1が後ろつば2の上に重なっているため、前面からみると、つばは前つば1の1枚しか見えないことを示している。
図3は、本考案の実施例のハット型紫外線対策帽子を後面から示す図であり、やはり前つば1が後ろつば2の上に重なっているため、後ろつば2と左右に前つば1が見えることを示している。そして、この実施例では、前つば1と後ろつば2の全体でひとつのつばとして見えるようになっている。
図4は、本考案の実施例のハット型紫外線対策帽子を上から示す図であり、前つば1の重なりが後ろつば2の上であることを示している。そして、この実施例では、前つば1の形状を後ろつば2よりも大きくすることによって、前つば1だけで日差しから児童の顔を覆う影を作れ、後ろつば2で首筋だけに日陰を作ることができるようになっている。
図5は、本考案の実施例のハット型紫外線対策帽子において、図1に示す形態から後ろつば2だけを折り上げ、前つば1だけを下ろした形態の図である。ここで、前つば1は、頭部3から前方へ向かうように頭部3に取り付けられており、前つば1の先端が頭部3との取付け部から6cm突出するとともに、先端が取付け部に対して上向き及び下向きとなるように屈折可能となっている。また、後ろつば2は、頭部3から後方へ向かうように前つば1とは別に頭部3に取り付けられており、後ろつば2の先端が頭部3との取付け部から6cm突出するとともに、先端が取付け部に対して上向き及び下向きとなるように屈折可能となっている。そのため、前つば1を下向きに屈折させた図1の初期状態のままにしておき、後ろつば2を図1の初期状態から折り上げて上向きに屈折させれば図5に示す形態に変化する。
図5に示す形態にすることによって、帽子を被った児童の顔が前つば1で覆われて前方の日差しの影になり、紫外線から顔が保護される。また、児童が顔を上げても後ろつば2が首にあたることはなく、不意に帽子が脱げたりしない。
図6は、本考案の実施例のハット型紫外線対策帽子において、図1に示す形態から前つば1だけを折り上げ、後ろつば2だけを下ろした形態の図である。すわなち、前つば1を図1の初期状態から折り上げて上向きに屈折させ、後ろつば2を下向きに屈折させた図1の初期状態のままにしておけば図6に示す形態に変化する。
図6に示す形態にすることによって、帽子を被った児童の前方の視界が十分に確保される。また、後方からの日差しに対して首筋が後ろつば2で覆われて日陰になる。
このように、本考案の第1の紫外線対策帽子によれば、紫外線対策を安全に行うため、顔を覆う影を作る前つば1や首筋を覆う影を作る後ろつば2の長さを確保しつつ、視界を確保したり脱げにくくするという複数の目的を達成することができる。ここで、顔の紫外線対策を第一の目的にした場合などは、前つば1だけを6cm以上突出させ、後ろつば2を6cm未満にしたり屈折できないようにしてもよい。一方、首筋の紫外線対策を第一の目的にして常に十分な視界を確保したい場合などは、後ろつば2だけを6cm以上突出させてもよい。なお、本考案において、突出長さの上限を示していないが、子供や大人などの使用対象者に応じ、首から上が隠れる程度が適当である。
また、前つば1又は後ろつば2の屈折箇所は、図5及び図6に示すような中間位置であっても、頭部3との取付け部からであってもよい。さらに、上向き及び下向きは相対的なものであり、一方を初期状態として上向き又は下向きに屈折可能であればよく、上向きにしたときの先端は、頭部3との取付け部よりも少し上になるようにすることが好ましい。なお、上向き状態の維持は、前つば1や後ろつば2の材質、芯の挿入などで実現できる。
図7は、本考案の第2の紫外線対策帽子である別の実施例において、帽子の中に入れる防護カバー4を横から表した図である。この防護カバー4には、横から衝撃を受けた時に、破損して頭部を傷つけないようにする切り目(衝撃を和らげる切り目6)が入っている。また、蒸れを防止する通気口(防護カバーの通気口5)が設けられている。
図8は、本考案の第2の紫外線対策帽子の中に入れる防護カバー4の上からの図であり、上から衝撃を受けた時に、衝撃を和らげる切り目6、防護カバーの通気口5がどのように入っているかを示している。
図9は、本考案の第2の紫外線対策帽子の中に入れる防護カバー4を入れた状態で下から見た図であり、防護カバー4がしっかり固定できるよう汗取りテープ(図9の黒く塗りつぶされた部分)にはめ込んだ状態を示している。そのため、防護カバー4の安定感が確保されるとともに、帽子を洗濯する時に、取り外すことができる。
本考案の紫外線対策帽子は、紫外線に対して効果的に対策することができ、外部の衝撃から防護できる。そのため、学帽として最適なだけでなく、小さな子供から大人までひとつのデザインで皆が使用できる。
1は前つばを表す
2は後つばを表す
3は頭部を表す
4は防護カバーを表す
5は防護カバーの通気口を表す
6は衝撃を和らげる切り目を表す
2は後つばを表す
3は頭部を表す
4は防護カバーを表す
5は防護カバーの通気口を表す
6は衝撃を和らげる切り目を表す
Claims (2)
- 頭部と、頭部から前方へ向かうように頭部に取り付けられる前つばと、頭部から後方へ向かうように前つばとは別に頭部に取り付けられる後ろつばとを備え、
前つば又は後ろつばの一方又は両方は、先端が頭部との取付け部から少なくとも6cm以上突出するとともに、先端が取付け部に対して上向き及び下向きとなるように屈折可能であることを特徴とする紫外線対策帽子。 - 頭部の内面側に防護カバーを備えることを特徴とする請求項1に記載の紫外線対策帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001860U JP3242951U (ja) | 2023-05-12 | 2023-05-12 | 紫外線対策帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001860U JP3242951U (ja) | 2023-05-12 | 2023-05-12 | 紫外線対策帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3242951U true JP3242951U (ja) | 2023-07-25 |
Family
ID=87346938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001860U Active JP3242951U (ja) | 2023-05-12 | 2023-05-12 | 紫外線対策帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242951U (ja) |
-
2023
- 2023-05-12 JP JP2023001860U patent/JP3242951U/ja active Active
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