JP3242787U - パッケージ - Google Patents

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美奈 富田
渉 坂
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Abstract

Figure 0003242787000001
【課題】使用者が開封部分を認識し易いパッケージを提供する。
【解決手段】実施形態にかかるパッケージ10は、おむつ100を包装する基層11(包装体)を有している。基層11の最外層に、おむつ100と使用者の手の皮膚を想定した疑似皮膚との接触によって発生する擦過音が相対的に異なる擦過部12(領域)を備えている。
【選択図】図2

Description

本考案は、パッケージに関する。
従来から、外装体によって吸収性物品が包装されている。特許文献1において、吸収性物品と、その吸収性物品を包装している外装体には、使用者が吸収性物品の仕様を確認するための情報が表示されている。
特開2011-111165号公報
ところで、パッケージに包装されている吸収性物品の開封部分が使用者に認識され易いことが好ましい。
本考案の目的は、使用者が開封部分を認識し易いパッケージを提供することである。
本考案のパッケージは、吸収性物品を包装する包装材を有し、包装材の最外層に、吸収性物品と使用者の手の皮膚を想定した疑似皮膚との接触によって発生する擦過音が相対的に異なる領域を備えている。
本考案のパッケージによれば、使用者が開封部分を認識し易い。
実施形態にかかるパッケージ10の斜視図である。 パッケージ10の一部の斜視図である。 パッケージ10の正面の部分の断面図である。 実施形態の変形例1にかかるパッケージ20の一部の斜視図である。 実施形態の変形例2にかかるパッケージ30の一部の斜視図である。 実施形態の変形例3にかかるパッケージ40の一部の斜視図である。
実施形態にかかるパッケージ10について図1乃至図3を参照しながら説明する。図1は、実施形態にかかるパッケージ10の斜視図である。図2は、パッケージ10の一部の斜視図である。図3は、パッケージ10の正面の部分の断面図である。
パッケージ10には、図1に示すように、複数のおむつ100(吸収性物品)が包装されている。尚、パッケージ10によって包装する吸収性物品は、おむつ100を想定しているが、ナプキン等としてもよい。パッケージ10を構成する基層11、擦過部12、表示層13及び報知部14について説明する。
基層11(包装体)は、袋状に形成され、おむつ100を包装する層である。基層11は、複数のおむつ100を収納する。基層11の正面11aに、相対的に剛性が低く使用者が切断して開封する切断部11Kが備えられている。ここで、使用者が、切断部11Kを手500でつまんで引っ張ると、切断部11Kを境にして、切断片11Pが形成される。この切断片11Pによって、基層11に開封口が形成される。基層11は、例えば、ポリアミド、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレート等からなる。
擦過部12(領域)は、基層11の最外層に設けられ、おむつ100と使用者の手の皮膚を想定した疑似皮膚との接触によって発生する擦過音が、基層11と相対的に異なる。擦過音は、摩擦音の一種である。擦過音が異なるとは、後述するように、音の周波数または音圧レベル等が異なることである。擦過部12は、例えば三角形状の第1擦過部12S及び第2擦過部12Tからなり、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。擦過部12は、切断部11Kの周辺において、基層11の外側表面と疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させる。擦過部12は、後述する開封口を示す報知部14の周辺に備えられている。擦過部12は、疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させるマット材によって構成されている。具体的には、擦過部12は、樹脂12mに粒状のマット剤12nが含有されて構成されている。樹脂12mは、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂又はフェノキシ系樹脂等からなる。マット剤12nは、例えば、シリカ、アルミナ、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム又はカーボンブラック等からなる。
擦過部12と疑似皮膚との接触によって発生する擦過音について説明する。実験の結果、擦過部12と疑似皮膚との擦過音は、2500Hzの周波数において45.9dBとなった。また、基層11と疑似皮膚との擦過音は、3150Hzの周波数において51.1dBとなった。摩擦音の一種である擦過音は、次のようにして測定した。測定台の上に使用者の指を想定した疑似皮膚(株式会社ビューラックス社製のバイオスキンプレート(A4ハイブリッドゲル5T-11×0.21S、ウェットコーティング))を固定し、1kPaになるように調整した錘(接触面5cm x 5cm、錘2.5kg)の下面にフィルムを固定し、疑似皮膚の上を一定方向に10cmの距離を1秒間に20往復させた。この際、錘から10cmの位置に騒音計(リオン株式会社製、精密騒音計 NL-52)を固定し、摩擦により生じる音の測定を行った。1000Hz~4000Hzの各周波数(1000、1250、1600、2000、2500、3150及び4000Hz)における音圧レベル(dB)を記録し、その最大値を算出した。同様に、前記方向と直交する方向についても測定を行なった。それぞれの方向について、各3回ずつ計測し、6点の測定値の平均値を算出した。
表示層13は、例えば、基層11の右側面11bの下方に設けられ、おむつ100に関する情報がインクによって印刷された層である。情報は、例えば、パッケージ10に包装されているおむつ100のサイズや枚数である。表示層13は、例えば、カーボンブラック、ジアミン、ポリオール、硬化剤及び有機溶媒等を含有してなるインク組成物が、グラビア印刷法等によって、基層11の外表面側に塗布されて形成されている。有機溶媒は、例えば、トルエン等からなり、印刷後に揮発する。硬化剤は、例えば、イソシアネート等からなる。
報知部14は、使用者に開封口を報知するマークである。報知部14は、基層11の正面11aに設けられ、擦過部12の周辺に位置する。報知部14は、例えば、OPENの文字からなる。
実施形態の変形例1にかかるパッケージ20について図4を参照しながら説明する。図4は、実施形態の変形例1にかかるパッケージ20の一部の斜視図である。実施形態の変形例1において、前述した実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す実施形態の変形例1において、擦過部21は、切断部11Kを境にした両側を部分的に欠落させて構成されている。具体的には、擦過部21は、基層11の正面11a、右側面11b、左側面11c及び天井面11dに設けられている。擦過部21は、基層11の正面11aにおいて、例えば三角形状の空隙からなる第1擦過部21S及び第2擦過部21Tを、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。
実施形態の変形例2にかかるパッケージ30について図5を参照しながら説明する。図5は、実施形態の変形例2にかかるパッケージ30の一部の斜視図である。実施形態の変形例2において、前述した実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
基層11の切断部11Kは、基層11の天井面11dに備えられている。擦過部31は、例えば三角形状の第1擦過部31S及び第2擦過部31Tからなり、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。すなわち、擦過部31は、基層11の天井面11dに設けられている。報知部14は、第1擦過部31S及び第2擦過部31Tの周辺に位置している。
実施形態の変形例3にかかるパッケージ40について図6を参照しながら説明する。図6は、実施形態の変形例3にかかるパッケージ40の一部の斜視図である。実施形態の変形例3において、前述した実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
擦過部41は、基層11の天井面11dに設けられた切断部11Kを境にした両側を部分的に欠落させて構成されている。擦過部41は、基層11の正面11a、右側面11b、左側面11c及び天井面11dに設けられている。擦過部41は、基層11の天井面11dにおいて、例えば三角形状の空隙からなる第1擦過部41S及び第2擦過部41Tを、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。報知部14は、第1擦過部41S及び第2擦過部41Tの周辺に位置している。
実施形態にかかるパッケージ10、20、30及び40の作用効果について説明する。
例えば、図2に示す実施形態において、パッケージ10は、おむつ100を包装する基層11(包装体)を有している。基層11の最外層に、おむつ100と使用者の手の皮膚を想定した疑似皮膚との接触によって発生する擦過音が相対的に異なる擦過部12(領域)を備えている。このような構成によれば、使用者が、パッケージ10を手で触れた際に、周囲に対して音の異なる擦過部12を目印にして、パッケージ10の開封部分を容易に認識できる。この結果、パッケージ10は、使用者が開封部分を認識し易い。例えば就寝中の子供を起こさないように、使用者が暗所でパッケージ10を開封するような場合に好適である。
例えば、図2に示す実施形態において、基層11に、相対的に剛性が低く使用者が切断して開封する切断部11Kが備えられている。領域は、切断部11Kの周辺において、基層11の外側表面と疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させる擦過部12によって構成されている。このような構成によれば、切断部11Kまたは11Kの位置を使用者が認識することができる。具体的には、パッケージ10には開封のためのミシン目からなる切断部11Kが設けられている、ミシン目がどこにあるのかが分かり難いことがある。印刷による報知部14は、開封口の目印となるが、暗所では視認し難いことも有り得る。このため、擦過部12によって、切断部11Kまたは11Kの位置を使用者に精度良く認識させる。
図2に示す実施形態において、擦過部12は、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。図5に示す実施形態の変形例2において、擦過部32は、切断部11Kを境にした両側に設けて構成されている。このような構成によれば、擦過音を発生させる擦過部12を基層11に局所的に設ける構成によって、開封口の目印とすることができる。また、切断部11Kまたは11Kの位置を使用者が精度良く認識することができる。
図4に示す実施形態の変形例1において、擦過部21は、切断部11Kを境にした両側を部分的に欠落させて構成されている。図6に示す実施形態の変形例3において、擦過部41は、切断部11Kを境にした両側を部分的に欠落させて構成されている。このような構成によれば、擦過音を発生させる擦過部21または41を基層11に局所的に設けない構成によって、開封口の目印とすることができる。また、切断部11Kまたは11Kの位置を使用者が精度良く認識することができる。
全ての実施形態において、擦過部12、21、31及び41は、疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させるマット材によって構成されている。このような構成によれば、マット材によって、擦過音を効果的に発生させて、使用者に認識させることができる。
全ての実施形態において、擦過部12、21、31及び41(領域)は、開封口を示す報知部14の周辺に備えられている。このような構成によれば、擦過部12、21、31及び41と報知部14とを関連付けて、使用者に認識させることができる。
本考案を実施するに当たり、上記の実施形態は、一例であり、具体的な態様を種々に変更して実施できる。
10…パッケージ、11…基層、11a…正面、11b…右側面、11c…左側面、11d…天井面、11K…切断部、11P…切断片、12…擦過部、12m…樹脂、12n…マット剤、12S…第1擦過部、12T…第2擦過部、13…表示層、14…報知部、20…パッケージ、21…擦過部、21S…第1擦過部、21T…第2擦過部、30…パッケージ、31…擦過部、31S…第1擦過部、31T…第2擦過部、32…擦過部、40…パッケージ、41…擦過部、41S…第1擦過部、41T…第2擦過部、100…おむつ(吸収性物品)、500…手

Claims (6)

  1. 吸収性物品を包装する包装材を有し、
    前記包装材の最外層に、前記吸収性物品と使用者の手の皮膚を想定した疑似皮膚との接触によって発生する擦過音が相対的に異なる領域を備えた、パッケージ。
  2. 前記包装材に、相対的に剛性が低く前記使用者が切断して開封する切断部が備えられ、
    前記領域は、前記切断部の周辺において、前記包装材の外側表面と前記疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させる擦過部によって構成された、請求項1に記載のパッケージ。
  3. 前記擦過部は、前記切断部を境にした両側に設けて構成された、請求項2に記載のパッケージ。
  4. 前記擦過部は、前記切断部を境にした両側を部分的に欠落させて構成された、請求項2に記載のパッケージ。
  5. 前記擦過部は、前記疑似皮膚との接触によって擦過音を発生させるマット材によって構成されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパッケージ。
  6. 前記領域は、開封口を示す報知部の周辺に備えられている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパッケージ。
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