JP3242531U - 一酸化炭素中毒防止延長排気管 - Google Patents
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Abstract
【課題】 積雪による加重があっても安定して立設させることができる一酸化炭素中毒防止延長排気管を提供すること。【解決手段】 車両Cの排気管Mに基端が接続可能であると共に接続状態で車両の後方に突出する接続管部2と、接続管部の先端に接続され上方に向けて延在し少なくとも上部開口端3dが接続管部よりも上方に位置する延長管本体3と、基端が延長管本体の途中に取り付けられていると共に車両側に向けて延在し、先端が車両に着脱可能な延長管支持部材5と、延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材4とを備えている。【選択図】 図1
Description
実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 令和05年1月13日~15日幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催された「TOKYO AUTO SALON 2023」にて公開
本考案は、積もった雪により車両の排気管の排出口が塞がることを防止し、排気ガスが車両内に進入して一酸化炭素中毒を起こすことを防ぐ一酸化炭素中毒防止延長排気管に関する。
豪雪地帯では、車両が見えない程に雪が積もって車両の排気管(マフラー)付近やボンネットまで雪に覆われてしまう場合がある。このような状態でエンジンを始動すると、排気管が雪で塞がってしまっているため、車体構造上、排気ガスが車内に侵入、充満し、車両内の人間が一酸化炭素中毒になるおそれがあった。
このため、例えば特許文献1~3には、自動車の車両の排気管に延長排気管を接続し、その延長排気管の排出口を排気管よりも高い位置に配する技術が提案されている。すなわち、車両の排気管に接続された延長排気管の排出口が高い位置に設置されることで、車両の排気管の排出口の位置まで雪が積もっても、排気ガスが延長排気管により高い位置まで案内されて排出されるため、車両内への排気ガスの侵入を防ぐことができる。
上記従来の技術において、以下の課題が残されている。
すなわち、従来の延長排気管では、車両の排気管に接続した状態で垂直に上方に立設して延在しているが、積雪によって延長管の周囲も雪に覆われてしまうと、雪の重さや延長管の自重によって傾いたり、倒れたり、押し下げられたりしてしまう問題があった。
上記特許文献2及び3の技術では、延長排気管の途中に車両と固定するための支持部材を設けているが、車両側に固定するための支持部材だけを用いたとしても、延長排気管を十分に支持することが困難であった。特に、延長排気管を押し下げようとする積雪の加重に対しては、車両側に固定する支持部材では、延長排気管を安定的に立設状態を保持することができない。また、延長排気管の自重や雪の加重が、接続した車両の排気管に直接的に加わるため、排気管に対する負荷が大きく、排気管が曲がる等の不都合が生じるおそれもある。
すなわち、従来の延長排気管では、車両の排気管に接続した状態で垂直に上方に立設して延在しているが、積雪によって延長管の周囲も雪に覆われてしまうと、雪の重さや延長管の自重によって傾いたり、倒れたり、押し下げられたりしてしまう問題があった。
上記特許文献2及び3の技術では、延長排気管の途中に車両と固定するための支持部材を設けているが、車両側に固定するための支持部材だけを用いたとしても、延長排気管を十分に支持することが困難であった。特に、延長排気管を押し下げようとする積雪の加重に対しては、車両側に固定する支持部材では、延長排気管を安定的に立設状態を保持することができない。また、延長排気管の自重や雪の加重が、接続した車両の排気管に直接的に加わるため、排気管に対する負荷が大きく、排気管が曲がる等の不都合が生じるおそれもある。
本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、積雪による加重があっても安定して立設させることができる一酸化炭素中毒防止延長排気管を提供することを目的とする。
本考案は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、車両の排気管に基端が接続可能であると共に接続状態で前記車両の後方に突出する接続管部と、前記接続管部の先端に接続され上方に向けて延在し少なくとも上部開口端が前記接続管部よりも上方に位置する延長管本体と、基端が前記延長管本体の途中に取り付けられていると共に前記車両側に向けて延在し、先端が前記車両に着脱可能な延長管支持部材と、前記延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材とを備えていることを特徴とする。
この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、基端が延長管本体の途中に取り付けられていると共に車両側に向けて延在し、先端が車両に着脱可能な延長管支持部材と、延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材とを備えているので、延長管本体の自重や雪の重みによって延長管本体が後方に傾いてしまったり、倒れたり、押し下げられてしまったりすることを、延長管支持部材と共に延長管本体を支持するスタンド部材により防止することができる。また、スタンド部材によって延長管本体の自重や雪の加重を直接的に支持するので、車両の排気管への負荷を大幅に低減することができる。
第2の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、第1の考案において、前記スタンド部材が、前記突出の長さが変更可能であることを特徴とする。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、スタンド部材が、突出の長さが変更可能であるので、車種や地面形状等に応じて延長管本体と地面との間隔が異なっていても、スタンド部材の突出量を調整することで、スタンド部材で延長管本体を確実に支持、立設させることができる。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、スタンド部材が、突出の長さが変更可能であるので、車種や地面形状等に応じて延長管本体と地面との間隔が異なっていても、スタンド部材の突出量を調整することで、スタンド部材で延長管本体を確実に支持、立設させることができる。
第3の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、第2の考案において、前記スタンド部材が、前記延長管本体に固定され前記延長管本体から下方に突出した上部管と、前記上部管内に挿入されて前記上部管内から下方に向けて突出量が可変とされた下部管と、前記上部管から下方に突出した状態の前記下部管を前記上部管に固定する固定機構とを備えていることを特徴とする。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、上部管から下方に突出した状態の下部管を上部管に固定する固定機構を備えているので、簡易な構造で下方への突出量を容易に調整可能である。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、上部管から下方に突出した状態の下部管を上部管に固定する固定機構を備えているので、簡易な構造で下方への突出量を容易に調整可能である。
第4の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、第1又は第2の考案において、前記延長管支持部材が、前記車両に吸着可能な吸盤部を先端に備えていることを特徴とする。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、延長管支持部材が、車両に吸着可能な吸盤部を先端に備えているので、吸盤部が真空吸着するだけであるので、車両側に傷を付けることがない。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、延長管支持部材が、車両に吸着可能な吸盤部を先端に備えているので、吸盤部が真空吸着するだけであるので、車両側に傷を付けることがない。
第5の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、第4の考案において、前記延長管支持部材の長さが、調整可能であることを特徴とする。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、延長管支持部材の長さが、調整可能であるので、延長管本体と車両との間隔(奥行き)を調整することができる。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、延長管支持部材の長さが、調整可能であるので、延長管本体と車両との間隔(奥行き)を調整することができる。
第6の考案に係る一酸化炭素中毒防止延長排気管は、第4の考案において、前記延長管本体が、L字状に曲げられて下端が前記接続管部に着脱可能に接続される下部分割管と、前記下部分割管の上端に着脱可能に接続される中間分割管と、前記中間分割管の上端に着脱可能に接続される上部分割管とを備え、前記スタンド部材が、前記下部分割管に取り付けられ、前記延長管支持部材が、前記中間分割管に取り付けられ、前記上部分割管が、前記上部開口端を少なくとも水平方向よりも下方に向けて曲げられていることを特徴とする。
すなわち、この一酸化炭素中毒防止延長排気管では、スタンド部材が、下部分割管に取り付けられ、延長管支持部材が、中間分割管に取り付けられ、上部分割管が、上部開口端を少なくとも水平方向よりも下方に向けて曲げられているので、嵩張る部分であるスタンド部材、延長管支持部材及び曲がった上部開口端とを、3分割された分割管に別々に分けることで、ポータブルに分離してコンパクトに収納することが可能になる。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案の一酸化炭素中毒防止延長排気管によれば、基端が延長管本体の途中に取り付けられていると共に車両側に向けて延在し、先端が車両に着脱可能な延長管支持部材と、延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材とを備えているので、延長管本体の自重や雪の重みによって延長管本体が後方に傾いてしまったり、倒れたり、押し下げられてしまったりすることを、延長管支持部材と共に延長管本体を支持するスタンド部材により防止することができる。
したがって、本考案の一酸化炭素中毒防止延長排気管では、排気管に接続した延長排気管の立設状態を安定して保持することができ、豪雪地帯において、排気ガスが車内に充満して生じる一酸化炭素中毒発症のリスクを防止することができる。
すなわち、本考案の一酸化炭素中毒防止延長排気管によれば、基端が延長管本体の途中に取り付けられていると共に車両側に向けて延在し、先端が車両に着脱可能な延長管支持部材と、延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材とを備えているので、延長管本体の自重や雪の重みによって延長管本体が後方に傾いてしまったり、倒れたり、押し下げられてしまったりすることを、延長管支持部材と共に延長管本体を支持するスタンド部材により防止することができる。
したがって、本考案の一酸化炭素中毒防止延長排気管では、排気管に接続した延長排気管の立設状態を安定して保持することができ、豪雪地帯において、排気ガスが車内に充満して生じる一酸化炭素中毒発症のリスクを防止することができる。
以下、本考案における一酸化炭素中毒防止延長排気管の一実施形態を、図1に基づいて説明する。
本実施形態における一酸化炭素中毒防止延長排気管1は、図1に示すように、車両Cの排気管Mに基端が接続可能であると共に接続状態で車両Cの後方に突出する接続管部2と、接続管部2の先端に接続され上方に向けて延在し少なくとも上部開口端3dが接続管部2よりも上方に位置する延長管本体3と、基端が延長管本体3の途中に取り付けられていると共に車両C側に向けて延在し、先端が車両Cに着脱可能な延長管支持部材5と、延長管本体3に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材4とを備えている。
なお、本実施形態では、延長管本体3の上部開口端3dが、好ましくは車両Cのトランクよりも高く設定され、より好ましくは車両Cのボンネットよりも高く設定される。
なお、本実施形態では、延長管本体3の上部開口端3dが、好ましくは車両Cのトランクよりも高く設定され、より好ましくは車両Cのボンネットよりも高く設定される。
上記スタンド部材4は、下方への突出の長さが変更可能である。
すなわち、スタンド部材4は、延長管本体3に固定され延長管本体3から下方に突出した上部管4aと、上部管4a内に挿入されて上部管4a内から下方に向けてスライドして突出量が可変とされた下部管4bと、上部管4aから下方に突出した状態の下部管4bを上部管4aに固定する固定機構4cとを備えている。
すなわち、スタンド部材4は、延長管本体3に固定され延長管本体3から下方に突出した上部管4aと、上部管4a内に挿入されて上部管4a内から下方に向けてスライドして突出量が可変とされた下部管4bと、上部管4aから下方に突出した状態の下部管4bを上部管4aに固定する固定機構4cとを備えている。
上記固定機構4cとしては、例えば上部管4aに形成された雌ねじ孔(図示略)と、この雌ねじ孔に螺着可能で先端部を上部管4a内の下部管4bに押し付けて下部管4bを固定する雄ねじ部材とで構成されている。
なお、固定機構4cとしてクランプ部材等を用いて上部管4aに下部管4bを固定しても構わない。
上記スタンド部材4は、例えばネジ止め又は溶接等で延長管本体3に固定されている。
なお、固定機構4cとしてクランプ部材等を用いて上部管4aに下部管4bを固定しても構わない。
上記スタンド部材4は、例えばネジ止め又は溶接等で延長管本体3に固定されている。
また、上記延長管支持部材5は、車両Cに吸着可能な吸盤部5cを先端に備えている。
上記延長管支持部材5は、延長管本体3が挿通可能で延長管本体3の途中にネジ止め又はクランプ部材で固定可能な取付管部5bと、取付管部5bに基端が固定され水平方向に延在した水平突出部5cと、水平突出部5cの先端に取り付けられた上記吸盤部5aとを備えている。
上記延長管支持部材5は、延長管本体3が挿通可能で延長管本体3の途中にネジ止め又はクランプ部材で固定可能な取付管部5bと、取付管部5bに基端が固定され水平方向に延在した水平突出部5cと、水平突出部5cの先端に取り付けられた上記吸盤部5aとを備えている。
なお、上記延長管支持部材5の長さは、調整可能である。
すなわち、延長管支持部材5の上記水平突出部5cは、上記スタンド部材4の固定機構4cのように、例えば互いに径の異なるパイプの一方に他方を挿入してスライド可能な構造とし、位置決め用のネジやクランプ等でパイプを互いに固定することで、長さが調整可能である。
したがって、延長管支持部材5の長さを調整することで、延長管本体3の奥行き調整が可能になっている。
すなわち、延長管支持部材5の上記水平突出部5cは、上記スタンド部材4の固定機構4cのように、例えば互いに径の異なるパイプの一方に他方を挿入してスライド可能な構造とし、位置決め用のネジやクランプ等でパイプを互いに固定することで、長さが調整可能である。
したがって、延長管支持部材5の長さを調整することで、延長管本体3の奥行き調整が可能になっている。
上記延長管本体3は、L字状に曲げられて下端が接続管部2に着脱可能に接続される下部分割管3aと、下部分割管3aの上端に着脱可能に接続される中間分割管3bと、中間分割管3bの上端に着脱可能に接続される上部分割管3cとを備えている。
上記スタンド部材4は、下部分割管3aに取り付けられ、延長管支持部材5が、中間分割管3bに取り付けられている。
上記スタンド部材4は、下部分割管3aに取り付けられ、延長管支持部材5が、中間分割管3bに取り付けられている。
また、上記上部分割管3cは、上部開口端3dを少なくとも水平方向よりも下方に向けて曲げられている。
上記上部分割管3cの下部は、上部よりも内径が大きくかつ中間分割管3bの上部が差し込み可能な第1拡径部3eとなっている。
また、上記中間分割管3bの下部も、上部よりも内径が大きくかつ下部分割管3aの下部が差し込み可能な第2拡径部3fとなっている。
上記上部分割管3cの下部は、上部よりも内径が大きくかつ中間分割管3bの上部が差し込み可能な第1拡径部3eとなっている。
また、上記中間分割管3bの下部も、上部よりも内径が大きくかつ下部分割管3aの下部が差し込み可能な第2拡径部3fとなっている。
すなわち、上部分割管3cの第1拡径部3eに中間分割管3bの上部が差し込み可能になっていると共に、中間分割管3bの第2拡径部3fに下部分割管3aの上部が差し込み可能になっている。
さらに、上部分割管3cの第1拡径部3eに差し込まれた中間分割管3bは、上部分割管3cの中間部と第1拡径部3eとの間の段差に当接して差し込み量が制限される。
同様に、中間分割管3bの第2拡径部3fに差し込まれた下部分割管3aは、中間分割管3bの中間部と第2拡径部3fとの間の段差に当接して差し込み量が制限される。
上記延長管本体3は、例えばステンレス等の金属管や塩ビ等の樹脂管で形成されている。
さらに、上部分割管3cの第1拡径部3eに差し込まれた中間分割管3bは、上部分割管3cの中間部と第1拡径部3eとの間の段差に当接して差し込み量が制限される。
同様に、中間分割管3bの第2拡径部3fに差し込まれた下部分割管3aは、中間分割管3bの中間部と第2拡径部3fとの間の段差に当接して差し込み量が制限される。
上記延長管本体3は、例えばステンレス等の金属管や塩ビ等の樹脂管で形成されている。
上記接続管部2は、耐熱性に優れた金属製であり、車両Cや排気管Mに応じた形状のアタッチメントとなっている。すなわち、接続管部2は、車両Cの形状や排気管Mの形状に対応して変更可能なジョイントパーツであり、排気管Mの先端が接続管部2内に隙間無く挿入可能になっている。
また、接続管部2又は下部分割管3aには、排気による水や結露による水を排出するための水抜き孔(図示略)が地面に面した部分に形成されている。
すなわち、排気管M内,接続管部2内又は延長管本体3内で発生した水によって管内が塞がってしまうことを水抜き孔で防止できる。
また、接続管部2又は下部分割管3aには、排気による水や結露による水を排出するための水抜き孔(図示略)が地面に面した部分に形成されている。
すなわち、排気管M内,接続管部2内又は延長管本体3内で発生した水によって管内が塞がってしまうことを水抜き孔で防止できる。
このように本実施形態の一酸化炭素中毒防止延長排気管1では、基端が延長管本体3の途中に取り付けられていると共に車両C側に向けて延在し、先端が車両Cに着脱可能な延長管支持部材5と、延長管本体3に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材4とを備えているので、延長管本体3の自重や雪の重みによって延長管本体3が後方に傾いてしまったり、倒れたり、押し下げられてしまったりすることを、延長管支持部材5と共に延長管本体3を支持するスタンド部材4により防止することができる。また、スタンド部材4によって延長管本体3の自重や雪の加重を直接的に支持するので、車両Cの排気管Mへの負荷を大幅に低減することができる。
また、スタンド部材4が、突出の長さが変更可能であるので、車種や地面形状等に応じて延長管本体3と地面との間隔が異なっていても、スタンド部材4の突出量を調整することで、スタンド部材4で延長管本体3を確実に支持、立設させることができる。
また、上部管4aから下方に突出した状態の下部管4bを上部管4aに固定する固定機構4cを備えているので、簡易な構造で下方への突出量を容易に調整可能である。
さらに、延長管支持部材5の長さが、調整可能であるので、延長管本体3と車両Cとの間隔(奥行き)を調整することができる。
また、上部管4aから下方に突出した状態の下部管4bを上部管4aに固定する固定機構4cを備えているので、簡易な構造で下方への突出量を容易に調整可能である。
さらに、延長管支持部材5の長さが、調整可能であるので、延長管本体3と車両Cとの間隔(奥行き)を調整することができる。
また、延長管支持部材5が、車両に吸着可能な吸盤部5cを先端に備えているので、吸盤部5cが真空吸着するだけであるので、車両C側に傷を付けることがない。
さらに、スタンド部材4が、下部分割管3aに取り付けられ、延長管支持部材5が、中間分割管3bに取り付けられ、上部分割管3cが、上部開口端3dを少なくとも水平方向よりも下方に向けて曲げられているので、嵩張る部分であるスタンド部材4、延長管支持部材5及び曲がった上部開口端3dとを、3分割された分割管3a,3b,3cに別々に分けることで、ポータブルに分離してコンパクトに収納することが可能になる。
したがって、本実施形態の一酸化炭素中毒防止延長排気管1は、車両Cのトランク内などに分解して収納可能である。
したがって、本実施形態の一酸化炭素中毒防止延長排気管1は、車両Cのトランク内などに分解して収納可能である。
なお、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態では、積雪時に車両内に運転者等が居る場合において本考案の延長排気管を使用する効果を説明しているが、運転者等が車外におり、積雪時において運転前に車両のエンジンを暖機するために本考案の延長排気管を使用しても構わない。この場合でも、暖機中に車両の排気管からの排気ガスが車両内に侵入することを防止でき、暖機後に運転等をするため運転者が車両内に入っても一酸化炭素中毒になることを防止できる。
例えば、本実施形態では、積雪時に車両内に運転者等が居る場合において本考案の延長排気管を使用する効果を説明しているが、運転者等が車外におり、積雪時において運転前に車両のエンジンを暖機するために本考案の延長排気管を使用しても構わない。この場合でも、暖機中に車両の排気管からの排気ガスが車両内に侵入することを防止でき、暖機後に運転等をするため運転者が車両内に入っても一酸化炭素中毒になることを防止できる。
1…一酸化炭素中毒防止延長排気管、2…接続管部、3…延長管本体、3a…下部分割管、3b…中間分割管、3c…上部分割管、3d…上部開口端、4…スタンド部材、4a…上部管、4b…下部管、4c…固定機構、5a…吸盤部、5…延長管支持部材、C…車両、M…排気管
Claims (6)
- 車両の排気管に基端が接続可能であると共に接続状態で前記車両の後方に突出する接続管部と、
前記接続管部の先端に接続され上方に向けて延在し少なくとも上部開口端が前記接続管部よりも上方に位置する延長管本体と、
基端が前記延長管本体の途中に取り付けられていると共に前記車両側に向けて延在し、先端が前記車両に着脱可能な延長管支持部材と、
前記延長管本体に固定され下方に突出して下端が地面に当接可能なスタンド部材とを備えていることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。 - 請求項1に記載の一酸化炭素中毒防止延長排気管において、
前記スタンド部材が、前記突出の長さが変更可能であることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。 - 請求項2に記載の一酸化炭素中毒防止延長排気管において、
前記スタンド部材が、前記延長管本体に固定され前記延長管本体から下方に突出した上部管と、
前記上部管内に挿入されて前記上部管内から下方に向けて突出量が可変とされた下部管と、
前記上部管から下方に突出した状態の前記下部管を前記上部管に固定する固定機構とを備えていることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。 - 請求項1又は2に記載の一酸化炭素中毒防止延長排気管において、
前記延長管支持部材が、前記車両に吸着可能な吸盤部を先端に備えていることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。 - 請求項4に記載の一酸化炭素中毒防止延長排気管において、
前記延長管支持部材の長さが、調整可能であることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。 - 請求項4に記載の一酸化炭素中毒防止延長排気管において、
前記延長管本体が、L字状に曲げられて下端が前記接続管部に着脱可能に接続される下部分割管と、
前記下部分割管の上端に着脱可能に接続される中間分割管と、
前記中間分割管の上端に着脱可能に接続される上部分割管とを備え、
前記スタンド部材が、前記下部分割管に取り付けられ、
前記延長管支持部材が、前記中間分割管に取り付けられ、
前記上部分割管が、前記上部開口端を少なくとも水平方向よりも下方に向けて曲げられていることを特徴とする一酸化炭素中毒防止延長排気管。
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