JP3242526B2 - プラズマエッチャーのエンドポイント検出装置 - Google Patents

プラズマエッチャーのエンドポイント検出装置

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JP3242526B2
JP3242526B2 JP10968294A JP10968294A JP3242526B2 JP 3242526 B2 JP3242526 B2 JP 3242526B2 JP 10968294 A JP10968294 A JP 10968294A JP 10968294 A JP10968294 A JP 10968294A JP 3242526 B2 JP3242526 B2 JP 3242526B2
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plasma
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slit
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体プロセスのプラ
ズマエッチング(ドライエッチ)過程において発生する
プラズマ光を分光測定し、そのスペクトル光強度の時間
的変化を検出してエッチング終了時間を制御するプラズ
マエッチャーのエンドポイント検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマエッチャーは、図10に
示すように、チャンバ1内に反応ガスを流しながら半導
体ウエハ5をはさみ込んだ電極10a,10bに高周波
電圧をかけ、ウエハ5上でガスをプラズマ化することに
より、効率良く微細パターンのエッチングを行なわせて
いる。
【0003】現在、SiO2 膜のエッチングにプラズマ
エッチャーが良く用いられている。SiO2 膜のエッチ
ングは、Si基板上に形成されたSiO2 膜にホトレジ
ストで所望のパターンを焼付け、現像されたウエハ5を
電極10a,10b間にセットする。そして、チャンバ
1内にCF4 とArの混合ガスを流しながら、電極10
a,10bに高周波電圧をかけ、レジストが取り除かれ
た部分のSiO2 に CF4 +SiO2 →SiF4 ↑+CO2 ↑ の反応を起しエッチングする。なお、電極10aには、
ウエハ5上でガスをプラズマ化しやすくするために、多
数の微細孔12が形成されているのが一般的である。
【0004】以上のようなエッチング工程において、エ
ッチング時間が不足すると、図11に示す点線アの様に
SiO2 が除去し切れずに残る。またエッチング時間が
長すぎると点線イの様にレジストの下までエッチングが
進行していわゆるオーバエッチの状態になってしまう。
これらは、いずれも製品の品質にとって致命的な欠陥と
なりかねないものである。
【0005】そこで、従来のプラズマエッチャーでは、
チャンバ1内で反応によって発生するガス(ここではC
2 )のプラズマ光を、チャンバ1の側壁に設けたビュ
ーポート15から集光レンズ20を介して分光器30の
入射スリット32上に集束させている。そして、入射ス
リット32を通過した光束を分光器30で分光すると共
に、プラズマ光のスペクトルを光検出器31で検出し、
CO2 ガスの発光スペクトル(440.2mm、又は48
2.5mm)を制御回路を介して高周波電源等にフィード
バックすることにより、反応時間を制御している。
【0006】ここで、CO2 ガスのスペクトル強度は、
反応時間とともにおおむね図12(a)に示す様に変化
する。すなわち、エッチングの開始からその進行ととも
に徐々に減少し、エッチングの終了近くで急激に落ち、
さらにオーバーエッチの状態まで徐々に弱くなってい
く。従って、このスペクトル強度の変化が急峻に生じる
時点を目安に反応終了時間を制御すれば、最適なエッチ
ング状態を得ることができる。
【0007】ところで、半導体の微細化に伴い、図11
に於けるレジストの開口部すなわち、エッチングパター
ンのサイズがサブミクロンのオーダに低下し、さらにウ
エハ全体の面積に対する開口部の比率も従来の10%近
くから最近では5%前後、さらに近い将来には1%以下
にまで減少することが予想されている。
【0008】開口率が低下するということは、前述した
SiO2 のエッチングの例では、CO2 ガスの発生量が
低下することを意味し、プラズマ光全体の中でのCO2
ガスによる発光スペクトルの比率が低下することを意味
している。
【0009】こうした条件下での分光器の出力は、図1
2(a)に示すように明確にエッチング終了点が読み取
れるようなものではなく、図12(b)に示すように極
めてS/N比の悪い信号となってしまう。この場合、検
出系の電気的外来ノイズを極力抑えS/N比の向上を計
ったとしても、最後に残る問題はプラズマ光全体の時間
的ドリフトである。
【0010】このプラズマ全体のドリフトは、周波数の
低い成分を多く含んでおり、振幅もCO2 ガスのスペク
トル強度変化に近い大きさのものであるために、電気的
な手段では取り除くことが極めてむづかしいものとなっ
ている。その結果、エッチングのエンドポイントを正確
に検出することが困難になる。
【0011】かかる不具合を解消するために、特開平5
−62944号に記載されたエンドポイント検出装置
は、図13に示すように、分光器30内に配置した穴開
きミラー33でプラズマ光の集束前に2分割し、その分
割した一方のプラズマ光を第2の光検出器34で検出
し、他方のプラズマ光を入射スリット32を通過させた
後にプラズマ光に対応した波長のみを取り出して第1の
光検出器36で検出する。そして、第2,第1の光検出
器34,36の検出信号を制御演算回路37に入力して
第1の光検出器36の出力を第2の光検出器34の出力
で補正ることにより、プラズマ光全体のドリフトの影響
が除去された信号が得られるものとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図13に示すエンドポイント検出装置は、集光レンズ
20によるプラズマ光の集束点に入射スリット32を配
置し、その入射スリット32の手前に穴開きミラー33
を配置しているため、第2の光検出器34には図14に
示すように入射スリット32に相当する発光領域32a
よりも広い範囲32bまで含んだ領域のプラズマ光が入
射するが、第1の光検出器36には図15に示すように
入射スリット32のスリット形状に対応した領域の32
aプラズマ光のみが入射する。ところが、プラズマの発
光強度分布、またはその変動は発光領域全体に亙って均
一であるとは限らない。従って、第1の光検出器と第2
の光検出器とでそれぞれ受光する領域が異なる発光領域
のものであるとドリフトに対する補正が正しく行われな
いという問題がある。
【0013】また、図13に示されたエンドポイント検
出装置では、集光レンズ20として平凸形の単レンズを
用いると次のような不具合が生じる。すなわち、集光レ
ンズが単レンズの場合、図9に示すように、球面収差の
影響により点Cには光軸近傍ではプラズマ発光領域Rの
中の点Aから発した光線(点線)が集光する。これに対
し光軸から離れた周辺部では点Aとは異なる点Bから発
した光線(実線)が集光する。
【0014】スリット32と受光素子34とが点Cに相
当する共役点に配置されているとすれば、凹面グレーテ
ィング35で分光され受光素子36に集光される光は、
穴開きミラー33の中心部を通過した光束なのでA点近
傍から発した光ということになる。一方、受光素子34
に集光される光は穴開きミラー33の周辺部で反射され
た光束なのでB点近傍から発した光ということになる。
従って、2つの受光素子34,36はそれぞれプラズマ
発光領域中で奥行きの異なった点からの光束を受光する
こととなり、前述した光軸と垂直方向での受光位置の違
いと同様な不具合が生じる。
【0015】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、低開口率のウエハであってもプラズマ光全
体のドリフトによる検出精度の低下を防止でき、さらに
プラズマ発光領域からの光束のうち光軸と垂直方向にお
いて同一位置からの光束を受光することができエンドポ
イント検出精度の改善されたプラズマエッチャーのエン
ドポイント検出装置を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、低開口率のウエハであっ
てもプラズマ光全体のドリフトによる検出精度の低下を
防止でき、さらにプラズマ発光領域の奥行き方向に対し
ても正しく同一場所からの光束を受光することができエ
ンドポイント検出精度の改善されたプラズマエッチャー
のエンドポイント検出装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
プラズマエッチャーのチャンバ内で発生したプラズマ光
を集光レンズで入射スリット上に集光させ、該入射スリ
ットを通過した光を分光部材で分光することによりエッ
チングによる化学反応で発生したガスのプラズマ発光ス
ペクトルを取り出し、その強度変化に基づいてエッチン
グ終了時間を制御するプラズマエッチャーのエンドポイ
ント検出装置において、前記入射スリットの後方に配置
され、入射スリットを通過したプラズマ光の光束を中央
領域と輪帯領域とで二方向に分岐可能なミラーと、前記
ミラーの中央領域で分岐された光路上に配置され、前記
中央領域で分岐されたプラズマ光を分岐する分光部材
と、前記分光部材を介して特定波長に選択されたプラズ
マ光の集光位置に配置され、前記中央領域で分岐された
プラズマ発光スペクトルの強度に応じた信号を出力する
第1の光電変換素子と、前記ミラーの輪帯領域で分岐さ
れた光路上に配置され、該輪帯領域で分岐されたプラズ
マ光を集光する集光手段と、前記集光手段の集光位置に
配置され、前記輪帯領域で分岐されたプラズマ光の強度
に応じた信号を出力する第2の光電変換素子と、前記第
2の光電変換素子の前に挿脱可能に設け、前記輪帯領域
で分岐されたプラズマ光の特定波長を選択する干渉フィ
ルタと、前記第1および第2の光電変換素子の出力信号
に基づいてエッチング終了時間を制御する制御手段と、
を具備する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記プラズマエッチャーのエンドポイント
検出装置に、前記入射スリットのスリット形状に入射端
面を合わせたライン状バンドルをさらに備えており、前
記ライン状バンドルは、チャンバ内で発光するプラズマ
光の発光領域の長手方向に配列された入射端面が前記集
光レンズによるプラズマ光の焦点付近に配置され、且つ
出射端面が前記入射スリットに近接配置されることを特
徴としている。
【0018】請求項3記載の発明は、プラズマエッチャ
ーのチャンバ内で発生したプラズマ光を集光レンズで入
射スリット上に集光させ、該入射スリットを通過した光
を分光部材で分光することによりエッチングによる化学
反応で発生したガスのプラズマ発光スペクトルを取り出
し、その強度変化に基づいてエッチング終了時間を制御
するプラズマエッチャーのエンドポイント検出装置にお
いて、前記入射スリットのスリット形状に入射端面を合
わせたライン状バンドルと、前記ライン状バンドルの出
射端面後方に配置され、入射スリットを通過したプラズ
マ光の光束を中央領域と輪帯領域とで二方向に分岐可能
なミラーと、前記ミラーの中央領域で分岐された光路上
に配置され、前記中央領域で分岐されたプラズマ光を分
岐する分光部材と、前記分光部材を介して特定波長に選
択されたプラズマ光の集光位置に配置され、前記中央領
域で分岐されたプラズマ発光スペクトルの強度に応じた
信号を出力する第1の光電変換素子と、前記ミラーの輪
帯領域で分岐された光路上に配置され、該輪帯領域で分
岐されたプラズマ光を集光する集光手段と、前記集光手
段の集光位置に配置され、前記輪帯領域で分岐されたプ
ラズマ光の強度に応じた信号を出力する第2の光電変換
素子と、前記第1および第2の光電変換素子の出力信号
に基づいてエッチング終了時間を制御する制御手段と、
を具備し、前記ライン状バンドルは、チャンバ内で発光
するプラズマ光の発光領域の長手方向に配列された入射
端面が前記集光レンズによるプラズマ光の焦点付近に配
置され、且つ出射端面が前記入射スリットに近接配置さ
れることを特徴としている。
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り、次のような作用を奏する。請求項1に対応するプラ
ズマエッチャーのエンドポイント検出装置では、チャン
バ内で発生したプラズマ光の集光位置に設けられた入射
スリットを通過した光束が中央領域と輪帯領域とで二方
向に分岐可能なミラーに入射して二方向に分岐される。
【0022】ミラーの中央領域と輪帯領域とで二方向に
分岐された光束の一方は、分光部材へ入射しそこで選択
され特定波長成分が第1の光電変換素子に集光すること
により、第1の光電変換素子からプラズマ光の発光スペ
クトル強度に応じた信号が出力される。
【0023】一方、ミラーの中央領域と輪帯領域とで二
方向に分岐された光束の他方は、集光手段により第2の
光電変換素子上に集光し、第2の光電変換素子からプラ
ズマ光の強度に応じた信号が出力される。第2の光電変
換素子の前には、干渉フィルタが挿脱可能に構成されて
いることにより、第2の波長が自由に選択でき、さらに
フィルタを挿入しない場合には全光量が検出できる。
1及び第2の光電変換素子から出力された信号は、制御
手段に入力されてエッチング終了時間の制御に用いられ
る。このように光束を中央領域と輪帯領域とで二方向に
分岐可能なミラーを入射スリットの後方に設けられたこ
とにより、第1,第2の光電変換素子上に集光するプラ
ズマ光は、プラズマ発光領域の光軸に垂直な面内で同一
の領域から発せられたものとなる。さらに、請求項2の
ライン状バンドルを請求項1に対応するプラズマエッチ
ャーのエンドポイント検出装置に備えることにより、設
計上の自由度も大幅に改善することができる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】請求項3に対応するプラズマエッチャーの
エンドポイント検出装置では、チャンバ内で発光するプ
ラズマ光の発光領域の長手方向に配列された入射端面が
集光レンズによるプラズマ光の焦点付近に配置され、出
射端面が入射スリットに近接配置されるライン状バンド
ルが用いられるので、設計上の自由度が大幅に改善でき
るものとなる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には,本発明の一実施例に係るプラズマエッチャーの
エンドポイント検出装置の全体構成が示されており、図
2には本実施例の要部である分光器内の光学系の構成が
示されている。なお、本実施例は、分光器内の光学系を
除いては、前述した図10,13の装置と基本構成は同
じであるので、同一部分には同一符号を付し、説明の重
複を避ける。
【0029】本実施例のエンドポイント検出装置は、プ
ラズマエッチャーのチャンバー1内の電極10a,10
b間に発生するプラズマ光を、チャンバー1のビューポ
ート15から取り出し、分光器30′の入射口に設けら
れた集光レンズ20によって分光器30′内の所定位置
で集光させる。分光器30′内におけるプラズマ光の集
光位置に入射スリット41を配置し、入射スリット41
のスリット部を通過したプラズマ光を光束分割部材42
により2分割する。光束分割部材42により分割した一
方の光束を分光部材としての凹面グレーティング43で
分光し所望の波長λ1のみによる入射スリット像を出射
スリット44上に結像させる。 ここで、分光部材とし
て、凹面グレーティングの他に、平面グレーティングと
結像レンズとを組み合わせたもの、プリズム分光器,波
長選択性を有する干渉フィルター等を用いることができ
る。
【0030】出射スリット44の後方に配置した第1の
光電変換素子45で出射スリット44を通過した波長λ
1の光強度を検出する。この第1の光電変換素子45で
検出される波長λ1の光強度信号を制御演算回路37に
入力する。
【0031】一方、光束分割部材42で分割した他方の
光束を集光レンズ46で所定位置に集光させる。その集
光位置に第2の光電変換素子47を配置してその素子上
にプラズマ光の全波長成分を含んだ像を結像し、その像
の光強度に対応する光強度信号を制御演算回路37に入
力する。
【0032】ここで、光束分割部材42は、図3に示す
ように光軸位置に対応する位置を中心として円形開口4
2aが形成されたミラーから構成されている。円形開口
42aの寸法は、凹面グレーティング43が必要とする
光量を充分満たすだけの大きさに設定されている。すな
わち、円形開口42aの大きさは、凹面グレーティング
43の実質的開口を満たす光束が通過し得る大きさに設
定される。本実施例では、集光レンズ20のFナンバー
(=F1.66)に対して、円形開口42aのFナンバ
ーをF3.5に設定しており、円形開口42aを通過し
たプラズマ光は凹面グレーティング43が必要とする光
量を充分に満たしている。
【0033】また、前述したSiO2 膜のエッチングの
エンドポイント検出の場合であれば、SiO2 ガスのプ
ラズマ発光波長(440.2mm,又は482.5mm )を、凹面グレ
ーティング43の選択波長λ1として設定する。
【0034】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。本実施例では、プラズマエッチ
ャーにおけるチャンバー1内の電極10a,10b間で
発生したプラズマ光が、集光レンズ20によって分光器
30′内の入射スリット41上に結像される。入射スリ
ット41を通過した光束からなる入射スリット像のう
ち、光束分割部材42の円形開口42aに入射した光
が、そのまま通過して凹面グレーティング43に入射し
特定の波長λ1のみが出射スリット44上に結像され
る。また、入射スリット部材41を通過した光束からな
る入射スリット像のうち、光束分割部材42の輪帯領域
42bに入射した光が反射され、集光レンズ46で第2
の光電変換素子47上に結像される。
【0035】ここで、集光レンズ20が入射スリット4
1上に結像するプラズマ光の発光領域と、第1,第2の
光電変換素子45,47の受光領域との関係について説
明する。
【0036】例えば、図5(a)に斜線で示すプラズマ
発光領域Rが入射スリット41上に結像される場合、本
実施例のように入射スリット部材41の後方に配置した
光束分割部材42でプラズマ光を分割した後に結像させ
るのであれば、第1,第2の光電変換素子45,47の
それぞれの受光領域はプラズマ発光領域R内にスリット
41が投影された領域41′aに相当する同一領域とな
る。
【0037】第2の光電変換素子47に入射するプラズ
マ光は、プラズマ光に本来的に含まれている全ての波長
を含んでいるため、その光強度信号はプラズマ光全体の
強度変化に対応するものとなっている。従って、第2の
光電変換素子47の光強度信号によって、第1の光電変
換素子45の光強度信号で表される、所定の反応によっ
て生じるガスのプラズマ光の強度変化を規格化してやれ
ば、プラズマ光全体のドリフトの影響を除去した信号が
得られることになる。
【0038】すなわち、第2の光電変換素子47から出
力される光強度信号を制御演算回路37に入力し、第1
の光電変換素子45からの光強度信号を第2の光電変換
素子47からの光強度信号で割り算する等の補正を施す
ことにより、スペクトル強度信号の時間変化は、図12
(b)に示すようなドリフトが消えて、図12(a)に
示すような変曲点が明確に認識できるものとなる。
【0039】このように本実施例によれば、制御演算回
路37でプラズマ光全体のドリフトの影響を除去した信
号に基づいてエンドポイントの検出を行うようにしたの
で、プラズマエッチングのエンドポイントを高精度に検
出することができ、プラズマエッチングの反応時間を正
しく制御できる。
【0040】また本実施例では、入射スリット41の後
方に、凹面グレーティング43のFナンバーに相当する
穴を開けた光束分割部材42を配置しているために、第
1の光電変換素子45での受光領域と第2の光電変換素
子47での受光領域は、入射スリット41のスリット部
により取り出された,プラズマ発光領域Rの同一位置の
光束となるため、前述したプラズマ光全体のドリフトに
対する補正を正しく行うことができる。
【0041】また本実施例では、分光器に対する光量損
失を伴うことがなく、光量減少によるS/N比の低下を
伴うことはない。さらに、光束分割部材42に穴あきミ
ラーを用いているためにガラスの厚みによる收差の影響
も考慮する必要がない。もちろん、本発明では、穴あき
ミラーの代わりに穴が形成されていないハーフミラーま
たは光分岐プリズム等を用いても十分なS/Nを確保で
きれば用いることができる。
【0042】次に、本発明の第1の変形例についてを参
照して説明する。なお、本変形例は、前述した図1,図
2に示すエンドポイント検出装置と基本構成は同じであ
る。従って、図1,図2を流用して本変形例を説明す
る。
【0043】本変形例は、分光部材として干渉フィルタ
ー50を第2の光電変換素子47の手前に挿脱可能に配
置している。干渉フィルター50はその中心波長λ2を
任意に選択できるものを用いている。そして、エッチン
グが進行すると共に減少するスペクトルの波長を凹面グ
レーティング43の選択波長に設定し、逆にエッチング
が進行すると共に増加するスペクトルの波長を干渉フィ
ルター50の中心波長λ2に設定している。
【0044】このような本変形例では、第1の光電変換
素子45で検出される上記特性を持った波長λ1の光強
度と第2の光電変換素子47で検出される上記特性を持
った波長λ2の光強度との差が制御演算回路37で計算
される。エッチングの進行に伴い減少するスペクトル波
長λ1の強度とエッチングの進行に伴い増加するスペク
トル波長λ2の強度との差をとることにより、上記正規
化によるプラズマ光全体のドリフトの影響が除去できる
と共に、S/N比を2倍に向上することができる利点が
ある。
【0045】なお、凹面グレーティング43の選択波長
λ1と干渉フィルター50の中心波長λ2との組合わせ
は上記組合わせに限定されるものではなく、種々の条件
に応じて適宜変更することが望ましい。また集光レンズ
46及び干渉フィルター50に代えて凹面グレーティン
グを又は平面グレーティングと結像レンズとを組み合わ
せた分光器を用いることもできる。
【0046】次に、他の変形例について説明する。本変
形例は、前述した図1,図2に示すエンドポイント検出
装置において、図4に示す光学系を備えた例であるすな
わち、チャンバー1のビューポイント15から観察され
るプラズマ発光領域の像を、分光器本体と別体に設けら
れた集光レンズ20′により光ファイバー51の入射端
面51aに結像し、その光ファイバー51の出射端面5
1bを分光器内の入射スリット41に密着させている。
【0047】このような本変形例によれば、エッチャー
1と分光器との配置上の自由度が増すので、エッチャー
1周辺のスペースが規制される場合、又はエッチャー近
傍に磁気等の電気的外乱が存在する場合等に有効であ
る。
【0048】なお、上記他の変形例では、1本の光ファ
イバー51を用いているが、入射スリット41のスリッ
ト形状に合わせたライン状バンドルを用いるようにして
も良い。
【0049】図5(a)(b)は、上記光ファイバー5
1およびライン状バンドルを用いた場合の、プラズマ発
光領域Rと第1、第2の光電変換素子45、47の受光
領域との関係を示している。光ファイバー51およびラ
イン状バンドルを用いた場合も、第1、第2の光電変換
素子45、47の受光領域は、光ファイバー51および
ライン状バンドルのそれぞれの端面51a’に相当する
位置となり、プラズマ発光領域Rの同一位置を検出する
ことができる。
【0050】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図6には,第2実施例に係るプラズマエッチャーの
エンドポイント検出装置の全体構成が示されており、図
7には分光器内の光学系の構成が示されている。なお、
前述した第1実施例と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0051】本実施例は、プラズマ光を分光器30′内
に集光するため分光器30′の入射口に集光レンズ2
0′′を設けたことを特徴としている。集光レンズ2
0′′はアクロマティックレンズとアプラナティックレ
ンズの2群3枚構成となっており、球面収差,色収差、
若しくは球面収差及び色収差を補正することができる。
ここでは、集光レンズ20′′が球面収差を補正する場
合について説明する。
【0052】本実施例では、プラズマエッチャーのチャ
ンバー1内で発生したプラズマ光が、集光レンズ2
0′′により分光器30′内の入射スリット41上に集
光する。このとき、集光レンズ20′′は球面収差が十
分に補正されているので図9のA点,B点でそれぞそれ
発した光は、同じ点では集光せずに、それぞれ光軸上の
異なる位置で集光する。従って、チャンバー1内のA点
で発生したプラズマ光が集光する位置に入射スリット4
1を配置し、その入射スリット41の後側に穴開きミラ
ー42を配置すれば、穴開きミラー42の中央部および
周辺部にはA点で発生したプラズマ光のみが入射するも
のとなる。その結果、穴開きミラー42の孔を通過した
光束の特定スペクトル成分が集光する光電変換素子45
と、穴開きミラー42の周辺部で反射された光束が集光
する光電変換素子47とには、同じA点で発生した光
(プラズマ発光スペクトルおよびプラズマ光)が集光す
る。
【0053】また、本実施例では、入射スリット41の
後方に、凹面グレーティング43のFナンバーに相当す
る穴を開けた光束分割部材42を配置しているために、
第1の光電変換素子45での受光量に損失は生じない。
【0054】なお、穴あきミラーの代わりに穴が形成さ
れていないハーフミラー等であっても十分なS/Nを確
保できれば用いることができ、この場合には集光レンズ
は従来通り単レンズであっても支障ない。
【0055】また、上記第2実施例の説明では球面収差
についてのみ説明したが、その他に色収差及び球面収差
の両方の補正を施した集光レンズを用いればさらに効果
がある。
【0056】また、干渉フィルターを第2の光電変換素
子47の手前に挿脱可能に配置する構成としても良い。
干渉フィルターはその中心波長λ2を任意に選択できる
ものを用い、エッチングが進行すると共に減少するスペ
クトルの波長を凹面グレーティング43の選択波長に設
定し、逆にエッチングが進行すると共に増加するスペク
トルの波長を干渉フィルターの中心波長λ2に設定す
る。このような変形例によれば、前述した第1の変形例
と同様に、プラズマ光全体のドリフトの影響が除去でき
ると共に、S/N比を2倍に向上することができる利点
がある。
【0057】図8は、前述した図4の変形例に球面収差
を施した集光レンズ20′′を適用した例を示してい
る。このような構成を採用すれば、前述した第2実施例
の効果と図4の変形例の効果とを同時に奏することがで
きる。
【0058】また、以上の各実施例はプラズマ光全体と
プラズマ発光中の特定スペクトル、又は2つの特定され
たスペクトルの強度比に基づいてエンドポイントを制御
するように構成されているが、複数のプラズマ発光スペ
クトルに基づいてエンドポイントを制御するように構成
することができる。すなわち、入射スリット41を通過
した光束を複数方向に分岐し、その分岐された各光路上
に分光部材を配置し、分岐されたプラズマ光から特定波
長成分をそれぞれ選択して光電変換素子で測光し、その
測光した各信号を制御演算回路に入力しそれら信号に基
づいてエンドポイントを検出するように構成する。本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0059】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、低
開口率のウエハであってもプラズマ光全体のドリフトに
よる検出精度の低下を防止でき、さらにプラズマ発光領
域の平面方向の同一位置からの光束を受光することによ
りエンドポイント検出精度の改善されたプラズマエッチ
ャーのエンドポイント検出装置を提供できる。
【0060】また、本発明によれば、低開口率のウエハ
であってもプラズマ光全体のドリフトによる検出精度の
低下を防止でき、さらにプラズマ発光領域の奥行き方向
に対しても正しく同一場所からの光束を受光することが
できエンドポイント検出精度の改善されたプラズマエッ
チャーのエンドポイント検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るプラズマエッチャー
のエンドポイント検出装置の全体構成図である。
【図2】図1のエンドポイント検出装置に備えた分光器
の光学系の構成図である。
【図3】分光器に備えた光束分割部材の平面図である。
【図4】第1実施例の変形例の要部を示す図である。
【図5】プラズマ発光領域と、入射スリット,光ファイ
バー若しくはライン状バンドルとの関係を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例に係るプラズマエッチャー
のエンドポイント検出装置の全体構成図である。
【図7】図6のエンドポイント検出装置に備えた分光器
の光学系の構成図である。
【図8】第2実施例の変形例の要部を示す図である。
【図9】単レンズの集光レンズを用いた場合の球面収差
による影響を説明するための図である。
【図10】従来より在るプラズマエッチャーのエンドポ
イント検出装置の全体構成図である。
【図11】半導体プロセスのプラズマエッチング工程を
示す図である。
【図12】プラズマエッチング行程におけるCO2 のス
ペクトル強度と時間との関係を示すグラフである。
【図13】従来より在る他のプラズマエッチャーのエン
ドポイント検出装置の全体構成図である。
【図14】図13に示すエンドポイント検出装置におけ
る第2の光検出器の受光領域を示す図である。
【図15】図13に示すエンドポイント検出装置におけ
る第1の光検出器の受光領域を示す図である。
【符号の説明】
1…チェンバー、10a,10b…電極、20,2
0′′…集光レンズ、30′…分光器、37…制御演算
回路、41…入射スリット、42…光束分割部材、43
…凹面グレーティング、44…出射スリット、45…第
1の光電変換素子、47…第2の光電変換素子、50…
干渉フィルター、51…光ファイバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−133466(JP,A) 特開 平5−62944(JP,A) 特開 平4−196529(JP,A) 特開 平5−29276(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 C23F 4/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマエッチャーのチャンバ内で発生
    したプラズマ光を集光レンズで入射スリット上に集光さ
    せ、該入射スリットを通過した光を分光部材で分光する
    ことによりエッチングによる化学反応で発生したガスの
    プラズマ発光スペクトルを取り出し、その強度変化に基
    づいてエッチング終了時間を制御するプラズマエッチャ
    ーのエンドポイント検出装置において、 前記入射スリットの後方に配置され、入射スリットを通
    過したプラズマ光の光束を中央領域と輪帯領域とで二方
    向に分岐可能なミラーと、 前記ミラーの中央領域で分岐された光路上に配置され、
    前記中央領域で分岐されたプラズマ光を分岐する分光部
    材と、 前記分光部材を介して特定波長に選択されたプラズマ光
    の集光位置に配置され、前記中央領域で分岐されたプラ
    ズマ発光スペクトルの強度に応じた信号を出力する第1
    の光電変換素子と、 前記ミラーの輪帯領域で分岐された光路上に配置され、
    該輪帯領域で分岐されたプラズマ光を集光する集光手段
    と、 前記集光手段の集光位置に配置され、前記輪帯領域で分
    岐されたプラズマ光の強度に応じた信号を出力する第2
    の光電変換素子と、前記第2の光電変換素子の前に挿脱可能に設け、前記輪
    帯領域で分岐されたプラズマ光の特定波長を選択する干
    渉フィルタと、 前記第1および第2の光電変換素子の出力信号に基づい
    てエッチング終了時間を制御する制御手段と、を具備し
    たことを特徴とするプラズマエッチャーのエンドポイン
    ト検出装置。
  2. 【請求項2】 前記プラズマエッチャーのエンドポイン
    ト検出装置は、前記入射スリットのスリット形状に入射端面を合わせた
    ライン状バンドルをさらに備えており、 前記ライン状バンドルは、 チャンバ内で発光するプラズマ光の発光領域の長手方向
    に配列された入射端面が前記集光レンズによるプラズマ
    光の焦点付近に配置され、且つ出射端面が前記入射スリ
    ットに近接配置されることを特徴とする請求項1記載の
    プラズマエッチ ャーのエンドポイント検出装置。
  3. 【請求項3】 プラズマエッチャーのチャンバ内で発生
    したプラズマ光を集光レンズで入射スリット上に集光さ
    せ、該入射スリットを通過した光を分光部材で分光する
    ことによりエッチングによる化学反応で発生したガスの
    プラズマ発光スペクトルを取り出し、その強度変化に基
    づいてエッチング終了時間を制御するプラズマエッチャ
    ーのエンドポイント検出装置において、 前記入射スリットのスリット形状に入射端面を合わせた
    ライン状バンドルと、 前記ライン状バンドルの出射端面後方に配置され、入射
    スリットを通過したプラズマ光の光束を中央領域と輪帯
    領域とで二方向に分岐可能なミラーと、 前記ミラーの中央領域で分岐された光路上に配置され、
    前記中央領域で分岐されたプラズマ光を分岐する分光部
    材と、 前記分光部材を介して特定波長に選択されたプラズマ光
    の集光位置に配置され、前記中央領域で分岐されたプラ
    ズマ発光スペクトルの強度に応じた信号を出力する第1
    の光電変換素子と、 前記ミラーの輪帯領域で分岐された光路上に配置され、
    該輪帯領域で分岐されたプラズマ光を集光する集光手段
    と、 前記集光手段の集光位置に配置され、前記輪帯領域で分
    岐されたプラズマ光の強度に応じた信号を出力する第2
    の光電変換素子と、 前記第1および第2の光電変換素子の出力信号に基づい
    てエッチング終了時間を制御する制御手段と、を具備
    し、 前記ライン状バンドルは、 チャンバ内で発光するプラズマ光の発光領域の長手方向
    に配列された入射端面が前記集光レンズによるプラズマ
    光の焦点付近に配置され、且つ出射端面が前記入射スリ
    ットに近接配置されることを特徴とするプラズマエッチ
    ャーのエンドポイント検出装置。
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