JP3242489U - 屋内設置用小部屋の骨組部材及び高気圧キャビン - Google Patents

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充洋 横山
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Abstract

【課題】広い内部空間を有する場合でも、組立て作業の労力軽減、作業時間の短縮、及び軽量化を実現し、設置が容易な屋内設置用小部屋の骨組部材を提供する。【解決手段】複数のフレーム2-1、2-2と、これらのフレーム2-1、2-2を所定間隔で保持する連結材3とを含む。フレーム2-1、2-2は、全体が楕円、長円又は卵形などのオーバル形である。連結材3はフレーム2-1、2-2と交差する方向に連続するように配置され、フレーム2-1、2-2には、連結材3を挿通する挿通部4が設けられる。挿通部4に連結材3を挿通させ、フレーム2-1、2-2と連結材3とを接合する。【選択図】図1

Description

本考案は、屋内設置用小部屋の骨組部材に関し、特に高気圧状態で空気及び高濃度酸素含有空気を人体に供給するための屋内設置用の高気圧キャビンを構成するのに好適な骨組部材に関する。
従来から、高気圧状態で酸素を含有した酸素含有空気を人体に対して供給し、高気圧酸素処方が実施するようにした高気圧キャビンが知られている。この高気圧キャビンは、人が入れる内部空間を有するキャビンと、このキャビン内に空気及び高濃度酸素含有空気を供給する酸素供給装置等を備えた酸素供給システムであり、心身のリラクゼーション効果、疲労回復、ダイエット効果、美容等の効果が期待できるものである。
上記酸素供給システムに用いられる高気圧キャビンの本体は、その内部が大気圧よりも気圧が高い高気圧状態(1.1~1.5気圧程度)に維持されるものであるが、以下に示すような先行技術が提案されている。
特開2018-20097号公報には、全体が円筒形である高気圧酸素カプセルが開示されている。これは、筒体と筒体の両端開口部を閉塞する一対のキャップ部材とから構成され、各分割筒体に形成したフランジにボルト孔を設け、これに円筒の端部を閉塞するキャップ部材を、多数のボルト及びナットにより結合するものである(特許文献1)。
意匠登録第1529660号公報には、高気圧酸素ボックスが開示され、これは内部に酸素を充填することによって、内部空間を高気圧・高酸素状態にする建物状のボックスである。この高気圧酸素ボックスは、複数の構成部材がボルト及びナットにより接合されてなる構造である(特許文献2)。
実用新案登録第3074633号公報には、枠体に防音布を張り付けた複数の防音パネルを重ね、これらをボルト・ナットで接合し、簡易防音囲いを形成する壁部、天井部等を得るための構造が開示されている(特許文献3)。この技術は、防音効果を持つ簡易な防音囲いを提供することを目的としている。
特開2018-20097号公報 意匠登録第1529660号公報 特実用新案登録第3074633号公報
特許文献1から3に開示の技術は、いずれも屋内に比較的大型の小部屋やキャビン等を設置し、屋内空間から仕切られた空間を得ることを目的とするものである。従来の高圧酸素キャビンは、人が横臥状態で入るものが多いが、利用者が受ける圧迫感を軽減するため、内部をできるだけ大きな空間とすることが望ましい。そこで、内部をより快適な空間とするために容積を大きくし、リクライニングシート等を設置したもの等がある。
しかし、このような空間が得られるキャビンは大型になり、内部を高気圧にする場合は高い耐圧性を得られるように、堅固な構成部材を、多数のボルト・ナット等の締結具により接合して組立てなければならない。したがって、この組立て作業は、多くの労力と時間を要し、また、その作業により組み立てられた小部屋やキャビンは、多数の締結具を使用したこと、及び堅固な構成部材を用いた耐圧構造であること等の理由から、全体重量が増加する傾向にあり、設置や移動が容易でないという問題があった。
本考案は、比較的広い内部空間を有するものであっても、組立作業が容易で、労力の軽減及び作業時間の短縮化を図ることができ、また、軽量化が実現される屋内設置用小部屋の骨組部材を提供することを目的とする。この骨組部材を用いれば、屋内設置用小部屋の骨組みである柱や梁に相当する部分を簡単に形成でき、これに壁体、天井及び床部を接合させるだけで、屋内設置用小部屋や高気圧キャビンを製作することが可能である。
(構成1)
複数のフレームと、前記フレームを所定間隔で保持する連結材とを含み、
前記フレームの各々は全体がオーバル形であり、
前記連結材は前記フレームと交差する方向に連続し、
前記フレームには、前記連結材が挿通する挿通部が設けられ、
前記挿通部に前記連結材を挿通させ、前記フレームと前記連結材とを接合してなる屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成2)
前記フレームは、楕円、長円又は卵形である、構成1の屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成3)
前記フレームは、これらのフレームを構成するC字形部材を含み、分割及び接合が可能である、構成1又は2の屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成4)
前記連結材は、丸棒、パイプ又は板状体である、構成1又は2の屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成5)
前記フレームは、樹脂カバーにより被覆されている、構成1又は2の屋内設置用小部屋の骨組部材
(構成6)
前記挿通部は、前記連結材の断面形状に対応する形状の貫通孔又は切欠き部である、構成1又は2の屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成7)
前記フレームには下方に突出する脚部を設け、この脚部と、前記骨組部材を載置する基台に設けた脚受け部とが篏合することにより、前記骨組部材が前記基台に取付けられた、構成1又は2の屋内設置用小部屋の骨組部材。
(構成8)
構成1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材を使用し、内周面又は外周面が被覆材により気密に覆われ、かつ、気密に保持される出入口用の扉を備えた、高気圧キャビン
(構成9)
前記被覆材が透光性を有する、構成8の高気圧キャビン。
本考案の屋内設置用小部屋の骨組部材によれば、フレームの挿通部に連結材を挿通し、フレームを連結材に沿って移動させ、所望の位置で固定すれば、屋内設置用小部屋の構成部材をボルト・ナット等の締結具を多用せずに、これを組み立てることが可能である。よって、組立て作業労力の軽減、作業時間の短縮化及び屋内設置用小部屋の軽量化が実現される。
また、フレームをオーバル形に形成したので、フレームは曲線部分(アーチ)を含むものとなる。よって、支柱となるフレームに生じる応力を分散させ、耐圧強度を増大させることができる。特に、内部圧力が高い、例えば1.5気圧程度の高気圧キャビンに使用する場合であっても、十分な強度、耐久性及び安全性が得られる利点があり、これを用いたキャビンは、内部空間を比較的大きくすることが可能である。
本考案に係る屋内設置用小部屋の骨組部材を示す斜視図 中間フレームの正面図 端部フレームの斜視図 中間フレームに連結材が挿通した状態を示す図 本考案に係る骨組部材を使用した高気圧キャビンの全体斜視図 扉を開いた状態を示す図 天井部に天窓を設けた状態を示す斜視図 図5に示す高気圧キャビンの断面図 フレームを樹脂カバーにより被覆した高気圧キャビンの全体斜視図 図9に示す高気圧キャビンの正面図 図9に示す高気圧キャビンの右側面図 図9に示す高気圧キャビンの底面図
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の実施形態は、本考案を具体化する際の一形態であって、本考案をその範囲内に限定するものではない。
図1は、屋内設置用小部屋の骨組部材1の全体を示す斜視図である。この骨組部材1は、複数の中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2と、これら中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2を保持するパイプ状の連結材3とを備えている。
(フレームと連結材)
前記中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2は、全体がオーバル形であり、かつ断面は略L字状であって、図2に例示するように、左右二つのC字形部材2a及び2bを繋ぎ合わせて形成することができる。ここでオーバル形とは、主として楕円、長円又は卵形のものを指す。
前記中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2には、前記連結材3が挿通する複数の丸孔状の挿通部4が設けられている。この挿通部4には、前記連結材3が挿通され、これにより複数の中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2が所定間隔で保持される。この例では、合計7個のフレームが所定間隔をおいて立設され、前記連結材3により連結、保持されている、
図2は中間フレーム2-1の正面図であり、図3は端部フレーム2-2の斜視図である。
これらの中間フレーム2―1及び端部2-2は所定幅を有するものであり、左右の半円状のC形部材2a及び2bを接合して略卵形に形成されている。このように、二つのC字形部材の接合により得られるようにする等、分割可能とすれば運搬が容易となる。その表面には、連結材3の挿通部4としての丸孔が、それぞれ0度、30度、150度、210度及び330度の位置に並列して二つずつ、また、90度と270度の位置にそれぞれ一つ設けられる。この中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2の90度方向に屈曲した一端5は、キャビンの内周面に沿って連続している(図1から図3)。
また、前記連結材3としては、丸棒状のものだけではなく、平板状のもの等を使用することができる。連結材が平板状である骨組部材を高気圧キャビンに適用した例が、図5に示されている。この場合、平板状の連結材30が挿通する挿通部31は、連結材30の形状に対応するように細長い溝形状とする。
図1に示す屋内設置用小部屋の骨組部材1では、中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2の一端5は90度方向に屈曲しているが、端部フレーム2-2の一端5は外側方向には突出せず、端部フレーム2―2の端部表面は平坦に形成されている。
(脚部)
中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2の下部には、左右それぞれに、斜め下方に突出する左脚部6a、右脚部6bが設けられ、かつ、中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2の底部中央には、下方に垂直に延出する脚部7が形成されている。これら左脚部6a、右脚部6b及び脚部7により、中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2は自立可能となっている。
(骨組部材の組立て)
図4は、並設された中間フレーム2-1に対し、複数の連結材3が挿通している状態を示す図である。水平方向に延びる複数の連結材3を、中間フレーム2-1の挿通部4、4・・に挿通させ、この中間フレーム2-1を連結材3に沿って所定位置まで移動させる。次に、これに続く別の中間フレーム2-1を前記挿通部4、4・・に挿通させる。複数の中間フレーム2-1が連結材3により保持される状態となったら、最後に端部フレーム2-2を左右端の所定位置に取り付けることで、中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2及び連結材3が、それぞれ垂直方向及び水平方向に交差するように組み合わされた骨組部材を得ることができる。
また、図1に示すように、中間フレーム2-1の間、又は中間フレーム2-1と端部フレーム2-2の間には、補強材48を挿入・固定し、適宜、強度を調整することができる。
このように、前記フレームの外周に沿って形成された複数の挿通部4の各々に連結材3が挿通され、多数の中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2が所定間隔をおいて連結されたこの骨組部材1は堅固なものであり、耐圧度合はフレーム及び連結材3の太さ、設置間隔や数により調整が可能である。
中間フレーム2-1及び端部フレーム2-2は、前記挿通部4に嵌入され、連結材3と密着して保持される。
(高気圧キャビンに適用した実施形態1)
本考案に係る骨組部材を使用した高気圧キャビンの例を図5に示す。これは、高気圧酸素処方を実施することができる高気圧キャビンである。この高気圧キャビン20では、連結材30は平板状のものが採用され、また水平方向に丸みを帯びた前後部分には、半分に分割された中間フレーム2-1が使用されている。この高気圧キャビン20の各中間フレーム2-1の側面には、化粧板9、9が接合されている。
一方、フレームの屈曲した一端5(図2、図3)の内側には、外面被覆用のパネル材8が接合されている。このパネル材8は、中間フレーム2-1のカーブに沿うように湾曲した樹脂製の透明又は半透明のものである。パネル材8は、側面の窓部における仕切りを構成し、前記一端5に対して、ラバークッション等の気密パッキン12を介してネジ等により接合され、外部との気密性が確保される。パネル材としては、不透明のものや樹脂以外の素材からなるものを使用してもよい。
なお、この実施形態ではパネル材8により、高気圧キャビンのフレームの内側の内周面側が覆われるが、フレームの外側の外周面側を覆うように構成してもよい。
また、このパネル材8は、高気圧キャビンの使用状況に応じて、透明度の高いものから低いものを適宜選択することができ、例えば、ハーフミラー(半透明鏡)を採用してもよい。
図5に示すように、中央部の出入口用の扉18は、二つの中間フレーム2-1の間に設置されている。この扉18は、中間フレーム2-1に対し、その内側において水平方向に移動可能に設けられ、扉18の右端の中央の取っ手11を持って、左方向(図5)に移動させれば扉18を開くことができる。図6は、扉18を開いた状態を示している。
この扉18の上下左右端部には、図示しないゴムパッキン(気密ゴム)が取付けられる。扉18が閉位置にあるときは、前記ゴムパッキンが中間フレーム2-1及び連結材3により形成される周囲の枠部に圧接し、キャビン内部の気密性が保持される。よって、扉18を開く場合には、最初に扉18全体を僅かに内側に移動させ、ゴムパッキンと前記枠部との密着を解除した後、左方向(開方向)にスライドさせる。
この実施形態1では、図7のように、屋根部の中央に、長手方向に延びる天窓25を設ければ、キャビン20の内部の採光性を向上させることができる。
図8は、高気圧キャビン20の断面図である。このキャビン20の内部の上部には天井板27が設置されている。一方、高気圧キャビン20の下部には床板28が設けられ、この床板28は扉18の下端と同一の高さとする。なお、天窓25を設ける場合には、キャビン内部の明るさを確保するために、天井板27は透光性を有するものとする。
このような高気圧キャビン20は、図5に示すように、基台10上に載置することができる。この基台10には、その長手方向の左右端に、それぞれ7個ずつの受止め部16が設けられている。これらの受止め部16は、前記中間フレーム2-1の下部から斜め下方に突出した左脚部6a、右脚部6bと篏合するものであり、これら左脚部6a、右脚部6bを受け入れる凹部22を備えている。このようにして、高気圧キャビン20が基台10に固定される。
また、基台10における扉18に対応する位置にはステップ14が設けられ、キャビン20内への出入りを容易にしている。
この実施形態1においては、骨組部材1の略卵形の中間フレーム2-1によって、高気圧キャビン20内の加圧時に生じる応力を特定箇所に集中させずに分散させることができる。よって、比較的、内部空間が広く、窓部が大きい骨組部材とした場合でも十分な耐圧性を備えるものが得られ、内部を広く明るくすることができる。
この骨組部材1の内側に、壁体、天井板及び床板を接合させれば、軽量な屋内設置用小部屋や高気圧キャビンを製作することが可能である
このキャビン20内には、必要に応じ、天井板27の上部に空調システムを収納し、床板28上には、ソファーやテーブルを設置することができる。
また、基台10との組合せにより、このキャビン20を屋内床面に確実に固定することができる。
高気圧キャビン20内には、空気及び高濃度酸素含有空気を供給する酸素供給口(図示せず)が配置され、高気圧キャビン20内を、例えば1.1から1.5気圧程度の高気圧状態とする。ヒトがこのキャビン20内で酸素を摂取すれば動脈血中の酸素濃度を高めることが可能である。一人乃至は複数人が高気圧キャビン20内に入り所定時間留まることで、末梢の細胞に多くの酸素が送り込まれ、生命活動に必要不可欠な酸素を全身に十分に取り込むことができ、疲労回復、美肌劾果、免疫力向上やケガの早期回復等の効果が期待される。
(高気圧キャビンに適用した実施形態2)
実施形態2について、図9から図12を参照して説明する。
実施形態2における高気圧キャビン40では、実施形態1と同様に、複数の中間フレーム2-1と、これら中間フレーム2-1を保持する連結材3とを備えている。なお、実施形態1と同様の構成については、実施形態1と同一の符号を使用し、ここでの説明を簡略化若しくは省略する。
実施形態2の高気圧キャビン40では、中間フレーム2-1が樹脂カバーにより被覆されている。このような構成を採用することにより、ブレームに生じる錆、損傷の発生が抑制される。また、フレーム表面が平滑になり、かつフレームの太さが強調され、堅牢で斬新な印象が強くなり、キャビン全体の化粧性が高められ、外観性が向上する。
また、フレームどうしの間隔を狭めて窓部を小さくし、キャビン全体に窓部を配置した外観とすることができる。
キャビンの側面及び天井部の窓部には、透光性があるパネル材8が接合される。接合の方法は実施形態1と同様である。また、高気圧キャビン40の中央に、水平方向に開閉できる扉18を設けることも実施形態1と同様である。
この高気圧キャビン40内の屋根部分42のパネル材8の内側には、天井板が設けられる。また、扉18の下端と同じレベルに床板52が設置され、その床面には椅子等を置くことができる。
この高気圧キャビン40の屋根部分42の周囲には、つば部45が形成される。このつば部45により囲まれた部分は、角丸長方形である。このつば部45は外側に向かって上方に傾斜している。図10及び図11に示すように、隣り合う中間フレーム2-1、2-1の間のつば部45の下面(斜面)には、LEDランプ43が取り付けられている。このLEDランプ43を、高気圧キャビン40内部が高気圧状態のときに点灯させれば、このキャビン40が使用中にあるか否かを外部から容易に判別できる。
実施形態2の高気圧キャビン40は、図12(底面図)に示すように、底面には、キャビン本体を支持する基台47が設けられる。この基台47の底面47には、短手方向に所定間隔で複数の設置用部材46が配設されている。この設置用部材46により高気圧キャビン40を、屋内の床面上に安定した状態で設置することができる。
以上のように、本考案に係る骨組部材によれば、屋内において、内部空間が広く軽量な高気圧キャビンを得ることが可能である。その他、この骨組部材は、テレワーク用個室ブース、防音室、休憩室等、様々な屋内設置設備の製作に利用することができ、これらを容易に組み立て、設置することができる。
1:骨組部材
2-1:中間フレーム
2-2:端部フレーム
2a、2b:C形部材
3、30:連結材
4、31:挿通部
5:フレームの屈曲した一端
6a:左脚部
6b:右脚部
7:脚部
8:パネル材
9:化粧板
10:基台
11:取っ手
12:気密パッキン
14:ステップ
16:受止め部
18:扉
20、40:高気圧キャビン
22:凹部
25:天窓
27:天井板
28、52:床板
42:屋根部分
43:LEDランプ
45:つば部
46:設置用部材
47:基台
48:補強材

Claims (9)

  1. 複数のフレームと、前記フレームを所定間隔で保持する連結材とを含み、
    前記フレームの各々は全体がオーバル形であり、
    前記連結材は前記フレームと交差する方向に連続し、
    前記フレームには、前記連結材が挿通する挿通部が設けられ、
    前記挿通部に前記連結材を挿通させ、前記フレームと前記連結材とを接合してなる屋内設置用小部屋の骨組部材。
  2. 前記フレームは、楕円、長円又は卵形である、請求項1に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  3. 前記フレームは、これらのフレームを構成するC字形部材を含み、分割及び接合が可能である、請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  4. 前記連結材は、丸棒、パイプ又は板状体である、請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  5. 前記フレームは、樹脂カバーにより被覆されている、請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  6. 前記挿通部は、前記連結材の断面形状に対応する形状の貫通孔又は切欠き部である、請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  7. 前記フレームには下方に突出する脚部を設け、この脚部と、前記骨組部材を載置する基台に設けた脚受け部とが篏合することにより、前記骨組部材が前記基台に取付けられた、請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材。
  8. 請求項1又は2に記載の屋内設置用小部屋の骨組部材を使用し、内周面又は外周面が被覆材により気密に覆われ、かつ、気密に保持される出入口用の扉を備えた、高気圧キャビン。
  9. 前記被覆材が透光性を有する、請求項8に記載の高気圧キャビン。
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