JP3242419U - 多様なアレンジ可能な、ずり落ちないショール(ストール) - Google Patents

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Abstract

【課題】布地を傷つけずに、ずり落ちないように着用でき、かつ着者が多様なアレンジを行うことが可能な、防寒目的や寒い時期のファッションとしてのショール(ストール)を提供する。【解決手段】略矩形のショール(ストール)において、略矩形の両側の短辺の中点を結んだ線に沿って、前記両側の短辺の中点から、端部において連続しない、等しい長さの切れ目を設ける。前記略矩形が1枚の布地の場合には、その長辺と平行な中心線に沿って両端から切れ目を入れることで、また、前記略矩形が2枚の略矩形の布地のうち上側の略矩形の底部長辺と下側の略矩形の上部長辺の中央部だけを接合して作成されることで、中心線または接合部の上側左及び下側左にコの字型部分が、及び上側右及び下側右にコの字型部分ができる。上側左と下側左の上下のコの字部分を左肩から身体の腹側に垂らし、上側右と下側右のコの字型部分を右肩から左肩に巻き付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、ショール(ストール)に関する。
ショール(ストール)は、防寒又は装飾のために利用されている。非着用時の平面視においては、略矩形の平面であるものが多い。着用時は、首、肩、腕に巻き付けることが多く、歩行や動作によってずり落ちない工夫が提案されている。なお、広辞苑でショールは、「正方形・長方形・三角形などの女性用肩掛け。」と記述され、ストールは、「毛皮・羽毛・織物・編物などで作る婦人用肩掛。」と記述され、慣用的にも区別されずに使用されている。よって、本出願は、いずれでも適用できるため「ショール(ストール)」と記述する。
実公平27―3202102公報
特開平8―158126公報
実公平20―3140050公報
防寒や寒い時期の装飾としてのショール(ストール)には、首、肩、腕に巻き付けて着用するが、歩行や動作をすることで、ずり落ち易いという課題がある。これに対して、ピンでとめる、紐をつける、ボタンをつけるなどの工夫が行われてきたが、各々布地に穴をあけて傷つけてしまう、装飾として平面でなくなり美感を損なう、という課題が残っている。特に布地が、高価な反物などでは、再利用制約を生む点で、大きな課題がある。加えて、ショール(ストール)は、平面の布地であるため、折りたたむ、結ぶといった自由な可塑性を持っており、この可塑性を利用して、着用のかたちに様々なアレンジができるので、そうした可塑性をより増やすことが課題である。すり落ちないで、布地を損傷することなく、可塑性を増すショール(ストール)ができれば、着用者が多様なアレンジを行うことが可能となり、もって装飾のための衣類としての価値を増すことができる。
特許文献1のストールは、略矩形の形状の一辺に連続し、その一辺と対向する辺には連続しないスリットを形成して、前記スリット部分に首を挟むことで、ずり落ちを防ごうとする考案である。しかしながら、ずり落ちを防ぐために、前記スリットの両側に開閉手段を設け、前記開閉手段として、ボタン、ボタン孔、スナップボタン、またはホック及びアイを取り付ける考案であって、ずり落ちるという課題は解決しているが、布地に穴をあけて傷をつけてしまう点の課題が残っている。また、ボタンやスナップをつけることで、装飾として平面でなくなり美感を損なう、という課題が残っている。また、特に布地が、高価な反物などでは、再利用制約を生む点で、大きな課題が残っている。また、ずり落ちないようにする方法が特定され、着用者が、布地を可塑的にアレンジすることに制約が残り、もって装飾における多様な使い方にも大きな制約が残る点に課題がある。
特許文献2のTカットショールスカーフは、ショール本体の中心から一辺へ向けて、T字にカットを入れることで、前記カット部分に首を挟むことで、ずり落ちを防ごうとする考案である。しかしながら、ずり落ちを防ぐために、前記スリットの両側のほか各所にスナップボタンを取り付ける考案であって、ずり落ちるという課題は解決するが、布地に穴をあけて傷をつけてしまう課題が残っている。また、スナップを各所につけることで、装飾として平面でなくなり美感を損なう、という課題が残っている。また、特に布地が、高価な反物などでは、再利用制約を生む点で、大きな課題が残っている。また、ずり落ちないようにする方法が特定されているほか、レインコートとして用いる場合にはフードを事後に取り付ける、またポンチョとして利用する場合にはスナップの止め方を変えるなど機能に応じて使い方が特定されることから、着用者が、布地を可塑的にアレンジすることには制約があり、もって装飾における多様な使い方にも大きな制約が残る点に課題がある
特許文献3のストールは、左右2片の布よりなり、左右の布を円形からゆるい円形にカットして、2片の布を、左右対称に置き、上部から18cm位のところの1点で結合するものである。左右2片の布の両側から切れ込みがあることで、切れ込みに首を置くことで、着用時にずり落ちることを防止でき、また円形からゆるい円形にカットされた左右対称の布を用いることでファンション性の高いストールを提供する考案である。しかしながら、ずり落ちるという課題は解決するが、布地を特徴ある形にカットすることで、装飾として特定の形しかできないことから多様なファッションを実施することはできない、という課題が残っている。また、特に布地が、高価な反物などでは、再利用制約を生む点で、大きな課題が残っている。また、2片の布の結合点が1点であることから、本考案における2枚の布の中央部を結合するのと異なり、2片の布の結合が安定的でないという課題が残っている。いずれの点からも、着用者が、布地を可塑的にアレンジすることには制約があり、もって装飾における多様な使い方にも大きな制約が残る点に課題がある。
本考案は、かかる問題の解決を図るものであり、ずり落ちを防ぐことができ、布地を傷つけず、かつ多様なアレンジを行い得ることで、着用者が多様なアレンジをする装飾が可能となるショール(ストール)の提供を目的とする。
第一の考案は、略矩形の両側の短辺の中点を結んだ線に沿って、前記両側の短辺の中点から端部において連続しない、等しい長さの切れ目があるショール(ストール)である。
第一の考案のショール(ストール)においては、ショール(ストール)を首と肩に巻き付けて、上側左及び下側左のコの字部分を左肩から身体の腹側に垂らし、上側右及び下側右のコの字型部分を右肩から左肩にかけ、各々を左肩のところで身体の背側と腹側に振り分けることで、歩行や動作によりショール(ストール)がずり落ちることを防げる。また、ショールを身体の腹側に縦に置き、上側左と下側左のコの字部分を首に回して首の後ろで結び、上側右と下側右のコの字型部分を腰のところで身体の腹側から背側に回して結ぶことで、ベストのように着用して、装飾におけるアレンジをしつつ、ずり落ちないようにすることができる。また、ショール(ストール)を首と肩に巻いて、上側左のコの字部分と上側右のコの字型部分を身体の腹側に回して結ぶことでマントのように着用して、装飾におけるアレンジをしつつ、ずり落ちないようにすることができる。
第二の考案は、第一の考案において、前記略矩形は、1枚の略矩形の布地からなる、ショール(ストール)である。
第三の考案は、第一の考案において、前記略矩形は、2枚の略矩形の布地を並べたうちの上側の略矩形の底部長辺と下側の略矩形の上部長辺の中央部のみを接合して作成した、ショール(ストール)である。
以上のように、本考案のショール(ストール)によれば、略矩形の布地を傷つけずに、ずり落ちないように着用でき、かつ着用者が多様なアレンジを行うことが可能となり、もって装飾におけるアレンジができる点で、衣類としての価値を増すことができる。
1枚の略矩形の布地からなるストール(ショール)の全体図である。 2枚の略矩形の布地からなるストール(ショール)の全体図である。 〔カラー写真(図3)〕 2枚の略矩形の布地からなるストール(ショール)の全体の写真である。 〔カラー写真(図4)〕 ショール(ストール)の使用状態の一例(首に巻き付けて、片側を身体の前後に振り分けて着用する)を示す身体正面からの写真である。 〔カラー写真(図5)〕 図4及びカラー写真(図4)の身体の背面からの写真である。 〔カラー写真(図6)〕 ショール(ストール)の使用状態の一例(ベストのように着用する)を示す身体正面からの写真である。 〔カラー写真(図7)〕 図6及びカラー写真(図6)の身体の背面からの写真である。 〔カラー写真(図8)〕 ショール(ストール)の使用状態の一例(マントのように着用する)を示す身体正面からの写真である。 〔カラー写真(図9)〕 図8及びカラー写真(図8)の身体の背面からの写真である。
以下、図面及びカラー写真を参照して、本考案の実施形態を以下において説明する。なお、本考案の実施形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、ショール(ストール)は、非着用時において、略矩形の形状を有する。図1は、略矩形が1枚の布地からなるショール(ストール)1である。ストール1は、略矩形である本体10の両側の短辺の中点を結んだ線に沿って、前記両側の短辺の中点から端部において連続しない、等しい長さの切れ目(左側)11及び切れ目(右側)12があり、前記切れ目(左側)11により上側左のコの字型部分10a及び下側左のコの字型部分10cが、また前記切れ目12(右側)により上側右のコの字型部分10b及び下側右のコの字型部分10dが形成されるショール(ストール)である。図2は、略矩形が2枚の布地からなるショール(ストール)2である。図3及びカラー写真(図3)は、2枚の略矩形の布地からなるストール(ショール)の全体の写真である。ストール2は、2枚の略矩形の布地を並べたうちの上側の略矩形の本体20の底部長辺と下側の略矩形の本体30上部長辺の中央部のみを接合して接合部22を形成し、接合部の両側に等しい長さの切れ目(切れ目(左側)21及び切れ目(右側)23)を残したショール(ストール)である。前記切れ目(左側)21により上側左のコの字型部分20a及び下側左のコの字型部分30aが、また前記切れ目(右側)23により上側右のコの字型部分20b及び下側右のコの字型部分30bが形成されるショール(ストール)である。
図4及びカラー写真(図4)は、ショール(ストール)2の使用状態の一例(首に巻き付けて、片側を各々、身体の前後に振り分けて着用する)を示す身体正面からの写真である。図5及びカラー写真(図5)は、図4及びカラー写真(図4)の身体の背面からの写真である。ショール(ストール)2の着用者は、ショール(ストール)の本体20及び30を首と肩に巻いて、上側左のコの字型部分20aと下側左のコの字型部分30aを左肩から身体の腹側に垂らし、上側右のコの字型部分20bと下側右のコの字型部分30bを右肩から左肩に巻き付け、各々を左肩のところで身体の背側と腹側に振り分けることで、歩行や動作によりショール(ストール)2がずり落ちることを防げることができる。ショール(ストール)1においても、ショール(ストール)2と同じ使用状態(首に巻き付けて着用する)とすることができ、その効果も同じである。
図6及びカラー写真(図6)は、ショール(ストール)2の使用状態の一例(ベストのように着用する)を示す身体正面からの写真である。図7及びカラー写真(図7)は、図6及びカラー写真(図6)の身体の背面からの写真である。ショール(ストール)2の着用者は、ショール(ストール)の本体20及び30を身体の腹側に縦に置き、上側左のコの字型部分20aと下側左のコの字型部分30aを首に回して首の後ろで結び、上側右のコの字型部分20bと下側右のコの字型部分30bを腰のところで身体の腹側から背側に回して結ぶことで、ベストのように着用して、装飾におけるアレンジをしつつ、ずり落ちないようにすることができる。ショール(ストール)1においても、ショール(ストール)2と同じ使用状態(首に巻き付けて着用する)とすることができ、その効果も同じである。
図8及びカラー写真(図8)は、ショール(ストール)2の使用状態の一例(マントのように着用する)を示す身体正面からの写真である。図9及びカラー写真(図9)は、図8及びカラー写真(図8)の身体の背面からの写真である。ショール(ストール)2の着用者は、ショール(ストール)2の本体20及び30を首と肩に巻いて、上側左のコの字型部分20aと上側右のコの字型部分20bを身体の腹側で結ぶことでマントのように着用して、装飾におけるアレンジをしつつ、ずり落ちないようにすることができる。ショール(ストール)1においても、ショール(ストール)2と同じ使用状態(首に巻き付けて着用する)とすることができ、その効果も同じである。
1 ショール(ストール)1
10 本体
10a 上側左のコの字型部分
10b 上側右のコの字型部分
10c 下側左のコの字型部分
10d 下側右のコの字型部分
11 切れ目(左側)
12 切れ目(右側)
2 ショール(ストール)2
20 上側の本体
20a 上側左のコの字型部分
20b 上側右のコの字型部分
21 切れ目(左側)
22 接合部
23 切れ目(右側)
30 下側の本体
30a 下側左のコの字型部分
30b 下側右のコの字型部分

Claims (3)

  1. 略矩形の布地の両側の短辺の中点を結んだ線に沿って、前記両側の短辺の中点から端部において連続しない、等しい長さの切れ目があるショール(ストール)
  2. 前記略矩形は1枚の略矩形の布地からなる、請求項1に記載のショール(ストール)
  3. 前記略矩形は2枚の略矩形の布地のうちの上側の略矩形の底部長辺と下側の略矩形の上部長辺の中央部のみを接合した、請求項1に記載のショール(ストール)
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