JP3242315U - マッサージチェア揺動周波数変調構造 - Google Patents

マッサージチェア揺動周波数変調構造 Download PDF

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Abstract

Figure 0003242315000001
【課題】マッサージチェア揺動周波数変調構造を提供する。
【解決手段】マッサージチェア揺動周波数変調構造は機台10と、揺動機構20と、調節可能なダンパー50とを含む。揺動機構20は機台10に揺動可能に設置され、揺動ベースと、揺動ベースの両端に対称に設置されている揺動駆動アーム22と、揺動ベースに設置されている駆動機構とを備えている。揺動駆動アーム22の頂端は機台10に回転可能に設置され、駆動機構は揺動駆動アーム22の底端に適合し、回転することで揺動駆動アーム22の底端を駆動して揺動駆動アーム22の頂端の周りで振り子運動を行わせる。調節可能なダンパー50は揺動駆動アーム22の底端と機台10との間に設置され、ダンパー50の両端は揺動駆動アーム22の底端及び機台10にそれぞれ結合し、且つ揺動機構に対し抵抗力を提供することで、振り子運動の揺動周波数を改変する。
【選択図】図1

Description

本考案は、マッサージチェアの技術分野に関し、より詳しくは、マッサージチェア揺動周波数変調構造に関する。
現在、人々の生活水準が向上するに連れて、健康器具としてのマッサージチェアの人気が高まっており、応用が広がっている。ユーザーが疲労した際に、心地良くリラックスするために、市場で愛される製品となっている。一般的には、マッサージチェアは背中、シート、手、腿、足等の部位に設置された機械式、空圧式、振動式、律動式等の各種マッサージ機構により人体に対するマッサージを行い、健康的なマッサージを行う目的を達成している。
現在市場にある搖動マッサージチェアは、搖動方式の多くは人力または電力により駆動している。しかしながら、人力か電力で駆動するかによらず、搖動マッサージチェアの搖動周波数は揺動機構の振り子の長さが不変であるため、搖動周波数もほぼ固定値となっている。また、物理法則の振り子の原理の制限を受けるため、単振り子の揺動周波数は揺動幅及び振り子の重量とは相関せず、振り子の長さに反比例するのみである。
また、上述の先行技術による搖動マッサージチェアは、その揺動周波数が調整不能であり、ユーザーの呼吸のリズムと一致せず、好ましい搖動マッサージチェア体験が得られなかった。このため、先行技術による搖動マッサージチェアは快適性が不足し、更に好ましいリラックス効果を達成できなかった。これを鑑み、マッサージチェア揺動周波数変調構造を如何に設計するかが、解決が待たれる問題であった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案者らは、鋭意検討を重ねた結果、マッサージチェア揺動周波数変調構造とその制御方法を採用することによって、上記目的が達成されることを見出し、本考案を完成させるに至った。
マッサージチェア揺動構造は、機台と、揺動機構と、調節可能なダンパーと、を備えている。揺動機構は、揺動ベースと、揺動駆動アームと、駆動機構と、を含む。
揺動機構は機台に揺動可能に設置されている。
揺動機構は、揺動ベースと、揺動ベースの両端に対称に設置されている揺動駆動アームであって、揺動駆動アームの頂端は機台に回転可能に設置されている揺動駆動アームと、揺動ベースに設置されている駆動機構であって、駆動機構は揺動駆動アームの底端に適合し、回転することで揺動駆動アームの底端を駆動して揺動駆動アームの頂端の周りで振り子運動を行わせる駆動機構と、を備えている。
調節可能なダンパーは揺動駆動アームの底端と前記機台との間に設置され、且つダンパーの両端は揺動駆動アームの底端及び機台にそれぞれ連結されている。調節可能なダンパーは、揺動機構に対し抵抗力を提供することで振り子運動の揺動周波数を改変する。
本考案のいくつかの実施形態によれば、調節可能なダンパーはガスダンパーまたは油圧ダンパーを含む。
本考案のいくつかの実施形態によれば、調節可能なダンパーは、調節可能なガス室と、調節可能な空気室の臨界線と、一方向ピストンバルブと、コネクティングロッドと、第一固定端と、第二固定端と、を含む。コネクティングロッドの両端は一方向ピストンバルブ及び第一固定端にそれぞれ結合され、第二固定端は第一固定端の反対の一側に位置し、且つ調節可能なガス室に結合されている。
本考案のいくつかの実施形態によれば、コネクティングロッドにより一方向ピストンバルブを押圧すると共に調節可能なガス室を圧縮すると、調節可能なガス室が逆方向の抵抗力を提供して一方向ピストンバルブを押圧する。調節可能なガス室の容積空間が小さくなる程、逆方向の抵抗力が大きくなり、且つコネクティングロッドにより一方向ピストンバルブを引き抜くと、調節可能なガス室が大気圧に連通された後に逆方向の抵抗力の提供を停止する。
本考案のいくつかの実施形態によれば、第二固定端を回転することで、第二固定端が調節可能な空気室の臨界線に接近し、調節可能なダンパーが揺動機構に提供する抵抗力の大きさを決定するように調節可能なガス室の容積空間を調整する。
以上述べた如く、本考案は揺動駆動アームの底端と機台との間に設置されている調節可能なダンパーにより逆方向の抵抗力を提供することで、マッサージチェアを揺動する振り子システムに影響する外力を発生させ、振り子運動の揺動周波数を改変する。また、調節可能なダンパー構造の調節可能なガス室を改変することで、揺動機構に対し多段階の揺動周波数の調整を行い、ユーザーの呼吸のリズムに対応させ、ユーザーがマッサージチェアをさらに快適に使用可能にする。
本考案の一実施例に係るマッサージチェア揺動周波数変調構造を示す概略構成図である。 本考案の一実施例に係るマッサージチェア揺動周波数変調構造を示す分解図である。 本考案の一実施例に係る調節可能なダンパーを示す概略断面図である。 本考案の一実施例に係る揺動機構を示す概略構成図である。 本考案の一実施例に係る駆動機構を示す概略構成図である。 本考案の一実施例に係る揺動駆動アームを示す概略構成図である。 本考案の一実施例に係る静止時の機台及び揺動駆動アームと揺動従動アームが接続する構成図である。 図7の正面図である。 図8のAを示す概略拡大断面図である。 本考案の一実施例に係るフロアマットを示す概略構成図である。 本考案の一実施例に係るマッサージチェア揺動周波数変調の作用を示すフローチャートである。
本考案の実施形態の目的、技術的方法、及び利点を更に明確にするため、以下、本考案の実施形態の添付図面を共に参照し、本考案の実施形態の技術的方法について明確且つ完全に記載する。明らかに、記載された実施形態は、本考案の実施形態の一部であり、すべての実施形態ではない。本考案の実施形態に基づいて、本分野の普通の技術者が創造性を働かせずに獲得した全ての他の実施方式も、全て本考案の保護範囲に含まれる。よって、以下、添付図面中の本考案の実施形態の詳細な記載は全て保護を請求する本考案の範囲を制限するものではなく、本考案の選択した実施形態を表示しているに過ぎない。
本明細書において、「第一」、「第二」という用語は記載する目的のために使用しているに過ぎず、重要性を指す或いは暗示すると解釈してはならず、指示する技術的特徴の数量を暗に含むと解釈してもならない。よって、「第一」、「第二」と限定されている特徴は、1つまたは複数の前記特徴を含むことを明示または暗示している。なお、本明細書において「複数」とは、特に断りのない限り、2つ以上を意味する。
まず、図1乃至図10を参照しつつ、本考案に係るマッサージチェア揺動周波数変調構造について具体的に説明する。本考案は、以下の構成を主に備える。
機台10と、
機台10に揺動可能に設置されている揺動機構20と、
揺動駆動アーム22の底端と機台10との間に設置されている調節可能なダンパー50であって、ダンパーの両端は揺動駆動アーム22の底端及び機台10にそれぞれ連結され、調節可能なダンパー50は揺動機構20に対し抵抗力を提供することで、振り子運動の揺動周波数を改変する調節可能なダンパー50と、を備えている。
また、揺動機構20は、
揺動ベース21と、
揺動ベース21の両端に対称に設置されている揺動駆動アーム22であって、揺動駆動アーム22の頂端は機台10に回転可能に設置されている揺動駆動アーム22と、
揺動ベース21に設置されている駆動機構23であって、駆動機構23は揺動駆動アーム22の底端に適合し、回転することで揺動駆動アーム22の底端を駆動して揺動駆動アーム22の頂端の周りで振り子運動を行わせる駆動機構23と、を含む。
具体的な実施において、マッサージチェア揺動周波数変調構造は、機台10と、揺動機構20と、ブラケット30と、制御機構40と、調節可能なダンパー50と、を含んで構成されている。機台10に揺動可能に設置されている揺動機構20は、揺動ベース21と、揺動ベース21の両端に対称に設置されている揺動駆動アーム22と、揺動ベース21に設置されている駆動機構23と、を備えている。揺動駆動アーム22の頂端は機台10に回転可能に設置され、駆動機構23は揺動駆動アーム22の底端に適合し、駆動機構23が回転することで揺動駆動アーム22の底端を駆動して揺動駆動アーム22の頂端の周りで振り子運動を行わせ、揺動機能を実現している。単振り子の周期の公式に基づいて、まずマッサージチェアが振り子運動を行う際に、揺動の周期(或いは、周波数の逆数)が振り子の長さ(ここでは、揺動駆動アーム22)及びその時点での振り子(ここでは、揺動機構20)の重力加速度(g)にのみ関連し、その揺動の周期は揺動幅に従って変動はしない。よって、本考案もマッサージチェア揺動構造に調節可能なダンパー50を増設している。図1の例では、調節可能なダンパー50の両端は機台10及び揺動従動アーム26にそれぞれ連結されているが、但しこの限りではない。調節可能なダンパー50の両端は揺動駆動アーム22及び機台10に連結されてもよい。さらに、本考案の実施例は両側の揺動従動アーム26及び揺動駆動アーム22に4つの調節可能なダンパー50をそれぞれ増設してもよく、本考案の実施例における上述の調節可能なダンパー50の揺動位置が共にマッサージチェアの周波数変調効果を達成するが、揺動する位置はこれに限定されない。調節可能なダンパー50は調節可能な第二固定端56を回転または押圧することで、調節可能なダンパー50の調節可能なガス室51の体積を変調させ、上述の調節可能なダンパー50がマッサージチェアの揺動機構20に提供する抵抗力の大きさを調整し、マッサージチェアの揺動状態が多段階の揺動周波数変調効果を有する。調節可能な空気室の臨界線52は第二固定端56が回転または押圧することで達する最大の臨界位置である。換言すれば、第二固定端56が調節可能な空気室の臨界線52に達すると、調節可能なガス室51の体積が最小の態様となる。機台10の後端に設置されている制御機構40は、支持フレーム322を前後に移動するように駆動するように機台10の前端に設置されているプッシュロッド機構33を制御し、ブラケット30の後倒し状態(即ち、ブラケット30の傾斜角度)を調節し、ユーザーがブラケット30を必要な角度まで調節するために適用し、ユーザーの快適性を高めている。
本考案の一実施形態によれば、調節可能なダンパー50はガスダンパーまたは油圧ダンパーを含む。
本考案の一実施形態によれば、調節可能なダンパーは、調節可能なガス室51と、調節可能な空気室の臨界線52と、一方向ピストンバルブ53と、コネクティングロッド54と、第一固定端55と、第二固定端56と、を含み、コネクティングロッドの両端は一方向ピストンバルブ53及び第一固定端55にそれぞれ結合され、第二固定端56は第一固定端55の反対の一側に位置し、且つ調節可能なガス室51に結合されている。
本考案の一実施形態によれば、コネクティングロッド54が一方向ピストンバルブ53を押圧すると共に調節可能なガス室51を圧縮すると、調節可能なガス室51が逆方向の抵抗力を提供して一方向ピストンバルブ53を押圧する。調節可能なガス室51の容積空間が小さくなるほど、提供する逆方向の抵抗力が大きくなり、且つコネクティングロッド54により一方向ピストンバルブ53を引き抜くと、調節可能なガス室51が大気圧に連通することで、逆方向の抵抗力の提供を停止する。
本考案の一実施形態によれば、調節可能なガス室51が逆方向の抵抗力を提供して一方向ピストンバルブ53を押圧し、理想気体の状態方程式:PV=nRTを用いて説明する。Pは調節可能なガス室51内の理想気体の圧力を示し、Vは調節可能なガス室51の容積空間を示し、nは気体物質の量を示し(通常はモル(mole)を単位とする)、Rは理想気体の定数を示し、Tは理想気体の温度を示す。上述の各パラメーターの説明内容から分かるように、等号の右辺は本考案に係る調節可能なダンパー50の調節可能なガス室の環境において、nRTの積は固定定数と見做す。等号の左辺のPまたはVは互いに反比例関係にある。よって、Vが小さくなるほど(即ち、調節可能なガス室51の空間が圧縮されて小さくなるほど)、Pが大きくなる。
本考案の一実施形態によれば、調節可能なガス室51の容積空間を調整することで、調節可能なダンパー50が揺動機構20に対し提供する抵抗力の大きさを決定する。
本考案は揺動ベース21に設置されている駆動機構23により、揺動ベース21の両端に対称に設置されていると共に頂端が機台10に回転可能に設置されている揺動駆動アーム22を駆動し、揺動駆動アーム22の底端が揺動駆動アーム22の頂端の周りで振り子運動を行うことで、揺動機能を実現している。この揺動構造は固定ルートに沿って周期的に揺動し、ユーザーが更なるリラックス効果を得て、快適性が高まる。
さらに、駆動機構23は、駆動モーター231と、駆動モーター231に接続されている減速ギアボックス232と、減速ギアボックス232に回転可能に連結されているモーターシャフト233と、を備えている。2つの揺動駆動アーム22の底端は連結部材によりモーターシャフト233の両端にそれぞれ対応するように連結されている。
具体的な実施において、揺動ベース21の前端は2つの揺動従動アーム26により機台10の両側にある取り付けフレームの前端に回転可能に連結され、揺動駆動アーム22の上端が第一ベアリング25により機台10に回転可能に連結され、減速ギアボックス232がプログラム制御により正逆の回転を実現している。モーターシャフト233にあるピンはピンスロットに締りばめされ、モーターシャフト233の両端の端口箇所は共に第一ベアリング25に連結されている。駆動モーター231が動作すると、揺動駆動アーム22が揺動するように駆動される。
さらに、連結部材は、揺動駆動アーム22に設置されているシャフトスリーブ24、及びシャフトスリーブ24の中央部に設置されている第一ベアリング25を備えている。シャフトスリーブ24にはモーターシャフト233にあるピン234に適合するピンスロット241が設けられ、第一ベアリング25はモーターシャフト233に連結されている。ピンスロット241の長さ方向及び垂直方向により、50°<a<70°である夾角aが形成されている。
具体的な実施において、揺動駆動アーム22の底端にはピンスロット241を有しているシャフトスリーブ24が設置され、シャフトスリーブ24の中央部には第一ベアリング25が設置され、モーターシャフト233はピンによりシャフトスリーブ24にあるピンスロット241に締りばめされ、ピン軸はモーターシャフト233を貫通する。即ち、モーターシャフト233、ピン234、及びシャフトスリーブ24が安定的に解体可能な全体を形成している。ピン軸をボルトまたは溶接技術によりモーターシャフト233に設置する従来技術に比べ、その利点は、ボルトによりピンを緊締することで生じる緩み、或いは溶接の応力で生じるひびを防止し、前記マッサージチェア揺動構造の耐用年数を延ばし、組み立てと解体及びメンテナンスを便利にしている。ピンスロット241の長さ方向及び垂直方向により夾角aが形成され、aの値は50°~70°の間の範囲である。揺動従動アーム26、取り付けフレーム、揺動駆動アーム22、及び揺動ベース21の間には逆台形構造が形成されている。前記マッサージチェアが静止している場合、揺動機構20に設置されているブラケット30の位置は最低状態になり、揺動従動アーム26、取り付けフレーム、揺動駆動アーム22、及び揺動ベース21の間には逆等脚台形構造が形成される。ピンスロット241の長さ方向及び垂直方向により形成される夾角は55°~65°が最適であり、前記マッサージチェアが起動して揺動する際に、駆動機構23の初期運動エネルギーが減少し、駆動機構23が揺動駆動アーム22を揺動するように駆動し、揺動駆動アーム22を揺動するように連動し、揺動機能を実現する。
さらに、このマッサージチェア揺動構造は揺動機構20に設置されているブラケット30と、揺動ベース21の両端に連結されていると共にブラケット30を支持するために用いられている2組の支持部材31と、揺動ベース21に設置されていると共に摺動組立部材32により支持部材31に連結されているプッシュロッド機構33と、を更に備えている。
さらに、摺動組立部材32は、揺動ベース21の両側に設置されているスライドレール321、及び一端がスライドレール321にスライド可能に連結されていると共に他端が支持部材31に連結されている支持フレーム322を備えている。
さらに、プッシュロッド機構33は、揺動ベース21に設置されているプッシュロッドモーター331、及びプッシュロッドモーター331に連結されているプッシュロッド332を備え、プッシュロッド332の可動端は支持フレーム322に連結されている。
具体的な実施において、支持フレーム322はH型構造として設置され、その構造は安定しており、ブラケット30を更に好適に支持している。プッシュロッド機構33が伸縮運動を行うと、揺動ベース21に設置されているプッシュロッドモーター331がプッシュロッド332を伸縮運動を行うように駆動し、支持フレーム322も運動するように連動し、支持フレーム322の底端の両側がスライドブロックにより揺動ベース21の両側のスライドレール321上で前後運動を行い、ユーザーが求める角度に適合するようにブラケット30の傾斜角度を調節し、ユーザーの快適性を高めている。
さらに、このマッサージチェア揺動構造は揺動ベース21の両端に対称に設置されている揺動従動アーム26を更に備え、揺動従動アーム26の頂端は機台10に回転可能に設置されている。
具体的な実施において、揺動駆動アーム22の上端には第一ベアリング25が設置され、揺動駆動アーム22の底端にはシャフトスリーブ24が設置され、揺動従動アーム26の両端には共に第二ベアリング28が設置されている。本実施例では、揺動従動アーム26の上端に設置されている第二ベアリング28がピンにより機台10に回転可能に連結され、揺動従動アーム26の底端に設置されている第二ベアリング28がピンにより揺動ベース21に回転可能に連結されている。揺動駆動アーム22が駆動機構23の作用により揺動すると、揺動従動アーム26も揺動するように連動することで、マッサージチェアの揺動機能を実現している。
さらに、揺動従動アーム26及び揺動駆動アーム22には複数組の補強リブ27が設置されている。本実施例では、補強リブ27は2組あり、揺動従動アーム26または/及び揺動駆動アーム22に平行するように設置され、揺動従動アーム26または/及び揺動駆動アーム22の強度を高め、その耐用年数を延ばしている。
さらに、機台10の底部にはボルトにより前記機台10に連結されている複数組のフロアマット11が設置され、フロアマット11の底部には複数の溝部12が設けられている。本実施例では、フロアマット11の中央部には2つの凹型溝が設けられ、凹型溝にはねじ穴が設けられ、且つボルトは前記ねじ穴によりフロアマット11を機台10の底部に固定している。クッションがゴム材質であり、その底部には複数の溝部12が設けられ、前記フロアマット11の底部に波形構造が形成され、地面との間の摩擦力を増加させ、マッサージチェアの使用時に生じる移動を防止している。
図11はマッサージチェア揺動周波数変調構造の制御方法を示す。前記制御方法は、以下のステップを主に備える。
S10:駆動機構23を正方向に回転するように制御することで、最低点から正方向に揺動するように揺動駆動アーム22を駆動する。
S11:正方向に回転する駆動機構23によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して正方向の極限角α1まで到達する前に、駆動機構23が電源を遮断するように制御する。
S12:揺動駆動アーム22が慣性により正方向の極限角α1まで自然に上昇する。
S13:揺動駆動アーム22が正方向の極限角α1から最低点まで戻るように複合振り子運動を行う。
S20:駆動機構23を逆方向に回転するように制御することで、揺動駆動アーム22を最低点から逆方向に揺動するように駆動する。
S21:調節可能なダンパー50が揺動機構20に逆方向の抵抗力を付勢することで、逆方向の抵抗力が複合振り子運動の周波数を改変する。
S22:逆方向に回転する駆動機構23によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して逆方向の極限角β1まで到達する前に、前記駆動機構23が電源を遮断するように制御すると共に揺動駆動アーム22の回転を停止する。
S23:揺動駆動アーム22が慣性により逆方向の極限角β1まで自然に上昇し、逆方向の極限角β1は正方向の極限角α1より小さい。
S24:揺動駆動アーム22が逆方向の極限角β1から最低点まで複合振り子運動を行うと、調節可能なダンパー50が逆方向の抵抗力の付勢を停止すると共にステップS10に戻る。
静止時には、揺動機構20に設置されているブラケット30の位置が自然に後退し、最低状態になり、揺動従動アーム26、取り付けフレーム、揺動駆動アーム22、及び揺動ベース21の間に逆等脚台形構造が形成される。また、揺動駆動アーム22及び垂直方向が形成する夾角yは8.5°~41.5°であり、その夾角yは25°が最も好適であり、起動時に駆動モーター231の初期運動エネルギーを減少させる。動作時には、制御機構40が駆動モーター231を正方向に回転するように制御し、揺動駆動アーム22が最低点から正方向に揺動する。また、ピンスロット241の長さ方向及び垂直方向が50°<a<70°である夾角aを形成し、駆動モーター231の初期運動エネルギーが更に減少し、駆動モーター231が揺動駆動アーム22を振り子運動を行うように駆動する。正方向に回転する駆動モーター231によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して正方向の極限角α1まで到達する前に、駆動モーター231が電源を遮断するように制御し、揺動駆動アーム22が慣性により正方向の極限角α1まで自然に上昇する。その後、揺動駆動アーム22がブラケット30の重力の作用により、逆方向に複合振り子運動を行う。揺動駆動アーム22が正方向の極限位置から最低点まで複合振り子運動を行うと、制御機構40が駆動モーター231を逆方向に回転するように制御して揺動駆動アーム22を最低点から逆方向に揺動するように駆動する。逆方向に回転する駆動モーター231によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して逆方向の極限角β1まで到達する前に、駆動モーター231が電源を遮断するように制御し、揺動駆動アーム22が慣性により逆方向の極限角β1まで自然に上昇する。調節可能なダンパー50の作用を受けて、逆方向の極限角β1が正方向の極限角α1より小さくなることで、その揺動周波数が改変される。その後、揺動駆動アーム22がブラケット30の重力の作用及び調節可能なダンパー50が提供する逆方向の抵抗力により、正方向に複合振り子運動を行う。揺動駆動アーム22が逆方向の極限位置から最低点まで複合振り子運動を行うと、上述のステップが重複して実行される。この元に戻る運動により、揺動機能を実現している。正方向に回転する駆動モーター231によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して正方向の極限角α1まで到達する前の角度はθ1と定義し、α1~θ1の範囲は1°~3°である。逆方向に回転する駆動モーター231によって駆動された揺動駆動アーム22が揺動して逆方向の極限角β1まで到達する前の角度はθ2であり、β1~θ2の範囲は1°~3°であり、頓挫感を防止し、快適性を高めている。
上述したように、調節可能なダンパーがマッサージチェア揺動周波数を改変する方式以外、複数組の直列型ばねを使用して揺動駆動アーム22及び機台10を結合する方式を更に含む。本考案の実施例はフックの法則により、揺動機構が揺動すると共にばねを圧縮することで弾性変形が生じる際に発生する弾力を逆方向の抵抗力として、揺動機構20の単振り子運動状態を改変する。
下記式(1)はフックの法則の公式の内容及びそれが対応する定数を示す。
F=-K*X……(1)
ここでは、Kはばねの弾性定数(ばね定数)であり、単位はニュートン/メートルであり、N/mで示す。前記弾性定数は通常材料の性質及び幾何学的外形により決定する。Xはばねが変形した際の長さの数値である。この公式の符号は、ばねの変形時に生じる弾力がその伸長(または圧縮)方向とは逆になるため、即ち、前記弾力(F)は回復力であり、前記弾力(F)がシステム全体の平衡を回復する傾向を有していることを示す。
以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
10 機台
20 揺動機構
21 揺動ベース
22 揺動駆動アーム
23 駆動機構
231 駆動モーター
232 減速ギアボックス
233 モーターシャフト
234 ピン
24 シャフトスリーブ
25 第一ベアリング
241 ピンスロット
30 ブラケット
31 支持部材
32 摺動組立部材
321 スライドレール
322 支持フレーム
33 プッシュロッド機構
331 プッシュロッドモーター
332 プッシュロッド
26 揺動従動アーム
27 補強リブ
11 フロアマット
12 溝部
40 制御機構
50 調節可能なダンパー
51 調節可能なガス室
52 調節可能な空気室の臨界線
53 一方向ピストンバルブ
54 コネクティングロッド
55 第一固定端
56 第二固定端
28 第二ベアリング
S10 ステップ
S11 ステップ
S12 ステップ
S13 ステップ
S20 ステップ
S21 ステップ
S22 ステップ
S23 ステップ
S24 ステップ

Claims (5)

  1. 機台と、
    前記機台に揺動可能に設置されている揺動機構であって、
    揺動ベースと、
    前記揺動ベースの両端に対称に設置されている揺動駆動アームであって、前記揺動駆動アームの頂端は前記機台に回転するように設置されている揺動駆動アームと、
    前記揺動ベースに設置されている駆動機構であって、前記駆動機構は前記揺動駆動アームの底端に適合し、且つ回転することで前記揺動駆動アームの底端を駆動して前記揺動駆動アームの頂端の周りで振り子運動を行わせる駆動機構と、を有している揺動機構と、
    前記揺動駆動アームの底端と前記機台との間に設置されている調節可能なダンパーであって、前記ダンパーの両端は前記揺動駆動アームの底端及び前記機台にそれぞれ連結され、前記調節可能なダンパーは前記揺動機構に対し抵抗力を提供することで前記振り子運動の揺動周波数を改変する調節可能なダンパーと、を備えていることを特徴とするマッサージチェア揺動周波数変調構造。
  2. 前記調節可能なダンパーはガスダンパーまたは油圧ダンパーを含むことを特徴とする請求項1に記載のマッサージチェア揺動周波数変調構造。
  3. 前記調節可能なダンパーは、調節可能なガス室と、調節可能な空気室の臨界線と、一方向ピストンバルブと、コネクティングロッドと、第一固定端と、第二固定端と、を含み、前記コネクティングロッドの両端は前記一方向ピストンバルブ及び前記第一固定端にそれぞれ結合され、前記第二固定端は前記第一固定端の反対の一側に位置し、且つ前記調節可能なガス室に結合されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージチェア揺動周波数変調構造。
  4. 前記コネクティングロッドにより前記一方向ピストンバルブを押圧すると共に前記調節可能なガス室を圧縮すると、前記調節可能なガス室が逆方向の抵抗力を提供して前記一方向ピストンバルブを押圧し、前記調節可能なガス室の容積空間が小さくなるほど、前記逆方向の抵抗力が大きくなり、且つ前記コネクティングロッドにより前記一方向ピストンバルブを引き抜くと、前記調節可能なガス室が前記逆方向の抵抗力の提供を停止することを特徴とする請求項3に記載のマッサージチェア揺動周波数変調構造。
  5. 前記第二固定端を回転させることで、前記第二固定端が前記調節可能な空気室の臨界線に接近し、前記調節可能なダンパーが前記揺動機構に提供する前記抵抗力の大きさを決定するように前記調節可能なガス室の容積空間を調整することを特徴とする請求項3に記載のマッサージチェア揺動周波数変調構造。
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