JP3242131U - 分割型吸引筒ジャケットの取付機器及びその基礎 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で取り付けやすい、分割型吸引筒ジャケットの取付機器及びその基礎を提供する。【解決手段】取付機器は、吸引ポンプ1と位置決めブラケット2とを含み、位置決めブラケットは、第1接続部21、複数の接続パイプ22及び複数の第2接続部23を含み、第1接続部は一端が吸引ポンプに接続され、他端が複数の接続パイプに連通し、第2接続部は、吸引筒3との取り外し可能な接続に適しており接続パイプの第1接続部から離れる端部に連通する。取付時、第2接続部を分割型吸引筒ジャケット基礎における吸引筒に取り外し可能に接続し、船舶用電気機械機器によって位置決めブラケットと吸引筒を取付位置に吊り上げ、取付泥面に吊り下ろし、第1接続部が接続パイプを介して第2接続部に連通するため、吸引ポンプによって吸引筒内の水及び空気を汲み出すことができ、吸引筒の沈下及び貫入が完了する。【選択図】図1
Description
本考案は、洋上風力発電機器の技術分野に関し、具体的には、分割型吸引筒ジャケットの取付機器及びその基礎に関する。
洋上風力発電は、土地リソースを占有せず、基本的に地形の影響を受けず、風速が速く、
風力エネルギーリソースが豊富であるという利点がある。洋上風力発電リソースの利用には多くの洋上風力発電機が必要であり、吸引筒ジャケット基礎の構造は、固定型基礎構造として水深60m以内の海域に適し、特に沿岸大陸棚に洋上風力発電機を取り付けることに適する。吸引筒ジャケット基礎は、負圧で沈下及び貫入できるため、杭打ちによる海洋環境への影響が大幅に低下し、施工効率が向上し、洋上風力発電インフラの建設コストが削減される。
風力エネルギーリソースが豊富であるという利点がある。洋上風力発電リソースの利用には多くの洋上風力発電機が必要であり、吸引筒ジャケット基礎の構造は、固定型基礎構造として水深60m以内の海域に適し、特に沿岸大陸棚に洋上風力発電機を取り付けることに適する。吸引筒ジャケット基礎は、負圧で沈下及び貫入できるため、杭打ちによる海洋環境への影響が大幅に低下し、施工効率が向上し、洋上風力発電インフラの建設コストが削減される。
従来技術では、吸引筒ジャケット基礎は、通常、モノリシック構造であり、地質条件が悪く又は水深が深い海域に対して、この基礎の重さと高さが必然的に増加するが、既存の船舶用電気機械機器によって制限されているため、モノリシック構造の吸引筒ジャケット基礎を取り付けにくい。
したがって、本考案が解決しようとする技術的問題は、従来技術における吸引筒ジャケット基礎が通常、モノリシック構造であり、取り付けにくいという欠点を克服することである。
上記問題を解決するために、本考案は、
吸引ポンプと、位置決めブラケットと、を含み、
前記位置決めブラケットは、第1接続部、複数の接続パイプ及び複数の第2接続部を含み、
前記第1接続部は、内部が空洞であり、一端が前記吸引ポンプに接続され、他端が複数の前記接続パイプに連通し、前記第2接続部は、吸引筒との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、前記第2接続部は、前記接続パイプの前記第1接続部から離れる端部に連通する、
分割型吸引筒ジャケットの取付機器を提供する。
吸引ポンプと、位置決めブラケットと、を含み、
前記位置決めブラケットは、第1接続部、複数の接続パイプ及び複数の第2接続部を含み、
前記第1接続部は、内部が空洞であり、一端が前記吸引ポンプに接続され、他端が複数の前記接続パイプに連通し、前記第2接続部は、吸引筒との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、前記第2接続部は、前記接続パイプの前記第1接続部から離れる端部に連通する、
分割型吸引筒ジャケットの取付機器を提供する。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、複数の前記接続パイプと前記第1接続部は、八字形を呈しており、前記位置決めブラケットは、隣接する前記第2接続部の間に設けられ、前記第1接続部から離れる側に位置する第1支持ロッドをさらに含む。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、前記位置決めブラケットは、前記接続パイプの外壁に取り付けられる吊りリングをさらに含む。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、前記第2接続部に第1取付孔が開けられ、前記第1取付孔を貫通し、前記第2接続部と前記吸引筒とを取り外し可能に接続することに適する固定部材をさらに含む。
本考案は、
内部が空洞であり、上記の分割型吸引筒ジャケットの取付機器との取り外し可能な接続に適する複数の吸引筒と、
塔状を呈しており、内部に通路が設けられ、底部が前記吸引筒に取り外し可能に接続されるジャケットと、を含む
分割型吸引筒ジャケットの基礎をさらに提供する。
内部が空洞であり、上記の分割型吸引筒ジャケットの取付機器との取り外し可能な接続に適する複数の吸引筒と、
塔状を呈しており、内部に通路が設けられ、底部が前記吸引筒に取り外し可能に接続されるジャケットと、を含む
分割型吸引筒ジャケットの基礎をさらに提供する。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの基礎では、前記吸引筒は、底部が開口であり、上部に孔が設けられる筒本体と、一端が前記孔に連通し、他端が前記第2接続部に外嵌接続され、前記固定部材の取付に適する第2取付孔が開けられる第3接続部と、を含む。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの基礎では、前記吸引筒は、前記第2接続部と前記第3接続部との間に設けられるシール部材をさらに含む。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの基礎では、前記ジャケットは、内部に通路が設けられ、上部に注入口が設けられ、底部に複数の排出口が設けられる本体と、一端が前記排出口に接続され、他端が前記第3接続部に取り外し可能に接続される第4接続部と、前記本体間に設けられる第2支持ロッドと、を含む。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの基礎では、前記第4接続部には、固定部材の取付に適する第3取付孔が開けられる。
さらに、この分割型吸引筒ジャケットの基礎は、前記吸引筒に充填される充填材をさらに含む。
本考案は、以下の利点を有する。
1.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器は、吸引ポンプと位置決めブラケットとを含み、位置決めブラケットは、第1接続部、複数の接続パイプ及び複数の第2接続部を含み、第1接続部は、内部が空洞であり、一端が吸引ポンプに接続され、他端が複数の接続パイプに連通し、第2接続部は、吸引筒との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、第2接続部は、接続パイプの第1接続部から離れる端部に連通する。
1.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器は、吸引ポンプと位置決めブラケットとを含み、位置決めブラケットは、第1接続部、複数の接続パイプ及び複数の第2接続部を含み、第1接続部は、内部が空洞であり、一端が吸引ポンプに接続され、他端が複数の接続パイプに連通し、第2接続部は、吸引筒との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、第2接続部は、接続パイプの第1接続部から離れる端部に連通する。
取付時、第2接続部を分割型吸引筒ジャケットの基礎における吸引筒に取り外し可能に接続し、船舶用電気機械機器によって位置決めブラケットと吸引筒を取付位置に吊り上げ、取付泥面に吊り下ろし、第1接続部が接続パイプを介して第2接続部に連通するため、吸引ポンプによって吸引筒内の水及び空気を汲み出すことができ、これにより、吸引筒の沈下及び貫入が完了し、構造が簡単であり、取り付けやすいという利点がある。
2.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、複数の接続パイプと第1接続部は、八字形を呈しており、位置決めブラケットは、隣接する第2接続部の間に設けられ、第1接続部から離れる側に位置する第1支持ロッドをさらに含む。
接続パイプと第1接続部を八字形に設けることにより、位置決めブラケットの重心を低くすることができ、取付時に安定性が良く、海の波に邪魔されにくくなり、第1支持ロッドを設けることにより、位置決めブラケットの剛性を強化することができ、位置決めブラケットの堅牢性が向上する。
3.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、位置決めブラケットは、接続パイプの外壁に取り付けられる吊りリングをさらに含み、これにより、取付時の吊り上げが容易になり、機器の実用性と利便性が向上する。
4.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器では、第2接続部材に第1取付孔が開けられ、第1取付孔を貫通する固定部材をさらに含み、これにより、第2接続部と吸引筒を取り外し可能に接続することが容易になり、構造が簡単であり、操作しやすいという利点がある。
5.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの基礎は、複数の吸引筒とジャケットとを含み、吸引筒は、内部が空洞であるため、分割型吸引筒ジャケットの取付機器との取り外し接続に適し、ジャケットは、塔状を呈しており、内部に通路が設けられ、底部が吸引筒に取り外し可能に接続される。
吸引筒とジャケットを取り外し可能に接続することにより、取付時に吸引筒とジャケットをそれぞれ取り付けることができ、1回の吊り上げて取付時のサイズ及び重さが低減され、地質条件が悪い海域や水深が深い海域に対して、取り外し可能な分割型吸引筒ジャケット基礎は、重さと高さを分解することができ、既存の船舶用電気機械機器の輸送及び積み込みの制限を受けないため、構造全体の取付がより容易になる。
6.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの基礎では、吸引筒は、第2接続部と第3接続部との間に設けられたシール部材をさらに含み、これにより、吸引筒と位置決めブラケットとの間のシール性が向上し、吸引筒内の水及び空気を汲み出すことがより容易になる。
7.本考案に係る分割型吸引筒ジャケットの基礎では、ジャケットは、本体と第4接続部とを含み、本体の内部に通路が設けられ、本体の上部に注入口が設けられ、本体の底部に複数の排出口が設けられ、第4接続部は、一端が排出口に接続され、他端が第3接続部に取り外し可能に接続される。
本体の上部の注入口から充填材が注入され、本体内の通路に沿って吸引筒の空洞内に直接注入されてもよく、これにより、吸引筒の空洞が完全に充填され、充填後の吸引筒内に空隙が残らない。
本考案の具体的な実施形態又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、
以下に具体的な実施形態又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に説明される図面は、本考案の幾つかの実施形態であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
以下に具体的な実施形態又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に説明される図面は、本考案の幾つかの実施形態であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
以下に図面を参照しながら本考案の技術的解決手段を明確且つ全面的に説明し、明らかに、
説明される実施例は、本考案の一部の実施例であるが、全ての実施例でない。本考案における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要せずに得る全ての他の実施例は、本考案の保護範囲に属する。
説明される実施例は、本考案の一部の実施例であるが、全ての実施例でない。本考案における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要せずに得る全ての他の実施例は、本考案の保護範囲に属する。
本考案の説明では、用語「中央」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「横」、「内」、「外」などに示される方位又は位置関係は、図面に基づいて示される方位又は位置関係であり、本考案を容易に説明し、説明を簡略化するためのものだけであり、言及された装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構築及び操作することを示し、又は暗示するためのものではなく、したがって、本考案を制限するものではないと理解されるべきである。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は、説明するためのものに過ぎず、相対的な重要性を示し、又は暗示するものとして理解できない。
本考案の説明では、特に明確に規定及び制限されていない限り、「取付」、「連結」、「接続」は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよく、又は一体的接続でもよいし、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよいし、直接接続であってもよいし、中間媒体を介した間接的接続であってもよいし、2つの素子内部の連通であってもよい。当業者であれば、本考案における上記の用語の具体的な意味を、具体的な状況に応じて理解することができる。
また、以下に説明される本考案の異なる実施形態に係る技術的特徴は、互いに衝突を構成せずに互いに組み合わせることができる。
図1及び図2に示すように、本実施例に係る分割型吸引筒ジャケットの取付機器は、
吸引ポンプ1と位置決めブラケット2とを含み、位置決めブラケット2は、第1接続部21、複数の接続パイプ22及び複数の第2接続部23を含み、第1接続部21は、内部が空洞である管状を呈しており、一端が吸引ポンプ1に接続され、他端が複数の接続パイプ22に連通し、第2接続部23は、吸引筒3との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、第2接続部23は、接続パイプ22の第1接続部21から離れる端部に連通する。
吸引ポンプ1と位置決めブラケット2とを含み、位置決めブラケット2は、第1接続部21、複数の接続パイプ22及び複数の第2接続部23を含み、第1接続部21は、内部が空洞である管状を呈しており、一端が吸引ポンプ1に接続され、他端が複数の接続パイプ22に連通し、第2接続部23は、吸引筒3との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、第2接続部23は、接続パイプ22の第1接続部21から離れる端部に連通する。
取付時、第2接続部23を分割型吸引筒ジャケット基礎における吸引筒3に取り外し可能に接続し、船舶用電気機械機器によって位置決めブラケット2と吸引筒3を取付位置に吊り上げ、取付泥面に吊り下ろし、第1接続部21が接続パイプ22を介して第2接続部23に連通するため、吸引ポンプ1によって吸引筒3内の水及び空気を汲み出すことができ、これにより、吸引筒3の沈下及び貫入が完了し、構造が簡単であり、取り付けやすいという利点がある。
本実施例では、複数の接続パイプ22と第1接続部21との間は、八字形を呈しており、位置決めブラケット2は、隣接する第2接続部23の間に設けられ、第1接続部21から離れる側に位置する第1支持ロッド24をさらに含む。
隣接する接続パイプ22と第1接続部21を八字形に設けることにより、位置決めブラケット2の重心を低くすることができ、取付時に安定性が高く、海の波に邪魔されにくくなり、第1支持ロッド24を設けることにより、位置決めブラケット2の剛性を強化することができ、位置決めブラケット2の堅牢性が向上する。
本実施例では、接続パイプ22は、具体的に限定されず、実際の状況に対応するために、本実施例では、接続パイプ22の数は3つであり、図2に示すように、本実施例では3つの接続パイプ22は、等間隔で配置され、隣接する接続パイプ22の底部の間に第1支持ロッド24が固定されるため、接続パイプ22と第1支持ロッド24は、固定された後に略三角錐状を呈する。
本実施例では、位置決めブラケット2は、接続パイプ22の外壁に取り付けられる吊りリング25をさらに含み、これにより、取付時の吊り上げが容易になり、機器の実用性と利便性が向上する。使用時、位置決めブラケット2と吸引筒3を取り外し可能に接続した後、吊りリング25を船舶用電気機械機器の吊りフックに接続すると、位置決めブラケット2を海に吊り下ろすことができる。
本実施例では、第2接続部23に第1取付孔が開けられ、第1取付孔を貫通する固定部材4をさらに含み、これにより、第2接続部23と吸引筒3を取り外し可能に接続することが容易になり、構造が簡単であり、操作しやすいという利点がある。
本実施例では、固定部材4は、具体的に限定されず、実際の状況に対応するために、本実施例では固定部材4は、自動制御ピン軸を採用しており、自動制御ピン軸と吸引ポンプ1は、コントローラからの信号によって制御され、コントローラが吸引力を制御して吸引筒3内の水及び空気を汲み出した後、コントローラは、自動制御ピン軸に信号を送信して自動制御ピン軸を閉じ、これにより、位置決めブラケット2と吸引筒3が分解され、さらに位置決めブラケット2を吊り上げることが容易になる。
図3に示すように、本実施例と実施例1との相違点は、本実施例では接続パイプ22の数が4本であるという点であり、本実施例では4本の接続パイプ22は、等間隔で配置され、隣接する接続パイプ22の底部の間に第1支持ロッド24が固定されるため、接続パイプ22と第1支持ロッド24は、固定された後に略三角錐状を呈する。
図4ないし図6に示すように、本実施例に係る分割型吸引筒ジャケットの基礎は、複数の吸引筒3とジャケット5とを含み、吸引筒3は、内部が空洞であるため、分割型吸引筒ジャケットの取付機器との取り外し接続に適し、ジャケット5は、塔状を呈しており、内部に通路50が設けられ、ジャケット5の底部が吸引筒3に取り外し可能に接続される。
吸引筒3とジャケット5を取り外し可能に接続することにより、取付時に吸引筒3とジャケット5をそれぞれ取り付けることができ、1回の吊り上げて取付時のサイズ及び重さが低減され、地質条件が悪い海域や水深が深い海域に対して、取り外し可能な分割型吸引筒ジャケット基礎は、重さと高さを分解することができ、既存の船舶用電気機械機器の輸送及び積み込みの制限を受けないため、構造全体の取付がより容易になる。
本実施例では、吸引筒3は、筒本体31と第3接続部32とを含み、筒本体31は、底部が開口であり、上部に孔が設けられ、第3接続部32は、一端が孔に連通し、他端が第2接続部23又はジャケット5に取り外し可能に外嵌接続されてもよく、第3接続部32には、固定部材4の取付に適する第2取付孔が開けられる。
本実施例では、吸引筒3は、第2接続部23と第3接続部32との間に設けられるシール部材33をさらに含み、これにより、吸引筒3と位置決めブラケット2との間のシール性が向上し、吸引筒3内の水及び空気を汲み出すことがより容易になる。
本実施例では、シール部材33は、具体的に限定されず、実際の状況に対応するために、本実施例ではシール部材33は、シールリングを採用するが、他の幾つかの図示されていない実施例では、シール部材33は、シーラントなどであってもよい。
本実施例では、ジャケット5は、本体51と第4接続部52とを含み、本体51は、塔状の枠構造であり、内部に通路50が設けられ、本体51の上部には、注入口511が設けられ、本体51の底部には、複数の排出口512が設けられ、第4接続部52は、一端が排出口512に接続され、他端が第3接続部32に取り外し可能に接続され、枠状の本体51の間には、本体51の堅牢性を高めるために千鳥状に配置された第2支持ロッド53が設けられる。
本体51の上部の注入口511から充填材6が注入され、本体51内の通路に沿って吸引筒3の空洞に直接注入されてもよく、これにより、吸引筒3の空洞が完全に充填され、充填後の吸引筒3内に空隙が残らない。
本実施例では、第4接続部52には、固定部材4の取付に適する第3取付孔が開けられる。
本実施例では、吸引筒3の空洞に充填された充填材6は、具体的に限定されず、実際の状況に対応するために、本実施例では、充填材6はコンクリートである。
本実施例では、ジャケット5には、船舶用電気機械機器による吊り上げを容易にするための吊りリング25が設けられる。
以上により、この分割型吸引筒ジャケット基礎では、基礎全体を取り外し可能に取り付けられる吸引筒3とジャケット5として設けており、分割型吸引筒ジャケットの取付機器によって吸引筒3を海底の泥面に設け、ジャケット5を吸引筒3に吊り上げて吸引筒3に取り付け、取り付けた後にジャケット5の上部の注入口から充填材6を充填すると、取付を完了することができ、分割型の構造の分解後のサイズと重さが大幅に低減され、船舶用電気機械機器の輸送及び取付が容易になり、これにより、取り付けて組み合わせた分割型吸引筒ジャケット基礎のサイズと重力が大きくなり、地質条件が悪い海域や水深が深い海域での取付の適応性が高くなる。
明らかに、上記の実施例は、明確に説明するための例だけであり、実施形態を限定するものではない。当業者であれば、上記の説明に基づいて他の異なる形態の変形又は変更を行うことができる。ここで全ての実施形態を網羅することが必要ではなく且つ不可能である。これから派生する明らかな変更又は変形は依然として本考案で作成された保護範囲にある
1 吸引ポンプ
2 位置決めブラケット
21 第1接続部
22 接続パイプ
23 第2接続部
24 第1支持ロッド
25 吊りリング
3 吸引筒
31 筒本体
32 第3接続部
33 シール部材
4 固定部材
5 ジャケット
50 通路
51 本体
511 注入口
512 排出口
52 第4接続部
53 第2支持ロッド
6 充填材
2 位置決めブラケット
21 第1接続部
22 接続パイプ
23 第2接続部
24 第1支持ロッド
25 吊りリング
3 吸引筒
31 筒本体
32 第3接続部
33 シール部材
4 固定部材
5 ジャケット
50 通路
51 本体
511 注入口
512 排出口
52 第4接続部
53 第2支持ロッド
6 充填材
Claims (10)
- 分割型吸引筒ジャケットの取付機器であって、
吸引ポンプ(1)と、位置決めブラケット(2)と、を含み、
前記位置決めブラケット(2)は、第1接続部(21)、複数の接続パイプ(22)及び複数の第2接続部(23)を含み、
前記第1接続部(21)は、内部が空洞であり、一端が前記吸引ポンプ(1)に接続され、他端が複数の前記接続パイプ(22)に連通し、前記第2接続部(23)は、吸引筒(3)との取り外し可能な接続に適しており、その内部が空洞であり、前記第2接続部(23)は、前記接続パイプ(22)の前記第1接続部(21)から離れる端部に連通する
ことを特徴とする分割型吸引筒ジャケットの取付機器。 - 複数の前記接続パイプ(22)と前記第1接続部(21)は、八字形を呈しており、
前記位置決めブラケット(2)は、隣接する前記第2接続部(23)の間に設けられ、前記第1接続部(21)から離れる側に位置する第1支持ロッド(24)をさらに含む
ことを特徴とする請求項1に記載の分割型吸引筒ジャケットの取付機器。 - 前記位置決めブラケット(2)は、前記接続パイプ(22)の外壁に取り付けられる吊りリング(25)をさらに含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の分割型吸引筒ジャケットの取付機器。 - 前記第2接続部(23)に第1取付孔が開けられ、
前記第1取付孔を貫通し、前記第2接続部(23)と前記吸引筒(3)とを取り外し可能に接続することに適する固定部材(4)をさらに含む
ことを特徴とする請求項3に記載の分割型吸引筒ジャケットの取付機器。 - 分割型吸引筒ジャケットの基礎であって、
内部が空洞であり、請求項4に記載の分割型吸引筒ジャケットの取付機器との取り外し可能な接続に適する複数の吸引筒(3)と、
塔状を呈しており、内部に通路(50)が設けられ、底部が前記吸引筒(3)に取り外し可能に接続されるジャケット(5)と、を含む
ことを特徴とする分割型吸引筒ジャケットの基礎。 - 前記吸引筒(3)は、
底部が開口であり、上部に孔が設けられる筒本体(31)と、
一端が前記孔に連通し、他端が前記第2接続部(23)に外嵌接続され、前記固定部材(4)の取付に適する第2取付孔が開けられる第3接続部(32)と、を含む
ことを特徴とする請求項5に記載の分割型吸引筒ジャケットの基礎。 - 前記吸引筒(3)は、
前記第2接続部(23)と前記第3接続部(32)との間に設けられるシール部材(33)をさらに含む
ことを特徴とする請求項6に記載の分割型吸引筒ジャケットの基礎。 - 前記ジャケット(5)は、
内部に通路(50)が設けられ、上部に注入口(511)が設けられ、底部に複数の排出口(512)が設けられる本体(51)と、
一端が前記排出口(512)に接続され、他端が前記第3接続部(32)に取り外し可能に接続される第4接続部(52)と、
前記本体(51)間に設けられる第2支持ロッド(53)と、を含む
ことを特徴とする請求項7に記載の分割型吸引筒ジャケットの基礎。 - 前記第4接続部(52)には、固定部材(4)の取付に適する第3取付孔が開けられる
ことを特徴とする請求項8に記載の分割型吸引筒ジャケットの基礎。 - 前記吸引筒(3)に充填される充填材(6)をさらに含む
ことを特徴とする請求項9に記載の分割型吸引筒ジャケットの基礎。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202320372559.1 | 2023-02-28 | ||
CN202320372559.1U CN219386387U (zh) | 2023-02-28 | 2023-02-28 | 分体式吸力筒导管架安装设备及基础 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3242131U true JP3242131U (ja) | 2023-05-29 |
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ID=86537506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023001020U Active JP3242131U (ja) | 2023-02-28 | 2023-03-31 | 分割型吸引筒ジャケットの取付機器及びその基礎 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242131U (ja) |
CN (1) | CN219386387U (ja) |
-
2023
- 2023-02-28 CN CN202320372559.1U patent/CN219386387U/zh active Active
- 2023-03-31 JP JP2023001020U patent/JP3242131U/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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CN219386387U (zh) | 2023-07-21 |
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