JP3241664U - 鍵盤定規 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実際に鍵盤の上に載置して、操作マークを利用して演奏しながら見ることができ、音楽理論の習得に役立つ鍵盤定規を提供すること。【解決手段】 白鍵7個が配置された幅分の長さを12等分した長さdを1単位とする目盛り2が、長辺1a方向に複数配置された透明な板部材で形成された長方形の本体1と、本体1の表面に目盛り2に対応づけて設けられ、上記鍵盤楽器で操作すべき鍵盤の位置を示す操作マークm1,・・・,m8とを備え、操作マークmの内いずれかを所定の鍵盤に合わせて、本体1を上記鍵盤楽器の鍵盤上に載置したとき、上記操作マークが操作すべき鍵盤の上に位置する。【選択図】 図1

Description

本考案は、音楽理論の習得に有用な鍵盤定規に関する。
ピアノには、白鍵と黒鍵とが配置され、7個の白鍵と5個の黒鍵とで1オクターブ相当の12音を構成している。これら白鍵及び黒鍵はいずれも、同じ役割を担っているが、初学者は、白鍵のみに注目したり、黒鍵を特別なものと考えたりしやすく、音階などの理解が難しいことがあった。
このような問題を解決するための学習用具が知られていた。
例えば、特許文献1に記載された鍵盤定規Aは、図11に示すように、等幅Pの12個のマス目1101,1102,1103,・・・,1112が形成された長方形の板部材で構成されている。
また、白鍵1201及び黒鍵1202の基端の幅Qを、上記幅Pに一致させた鍵盤イメージBを形成し、これに鍵盤定規Aを合わせて、音階などについて学習するようにしている。この鍵盤イメージBは実際の楽器の鍵盤とは異なり、基端側で白鍵の幅と黒鍵の幅とが均等の幅Pになるようにし形成されたものである。
さらに、鍵盤定規Aのマス目1101,・・・,1112には、上記鍵盤イメージBの白鍵と黒鍵の配置に合わせた着色を施し、操作すべき鍵盤に対応するマス目に、マークCを取り付けている。このように、マークCを付けた鍵盤定規Aを鍵盤イメージBに沿って配置すれば、音階や和音を理解でき、鍵盤の幅方向に移動させれば、移調を理解しやすくできるというものである(特許文献1参照)。
特開2010-91993号公報
上記した従来の鍵盤定規Aは、鍵盤イメージBと組み合わせて使用するものであって、実際にピアノを演奏しながら用いるものではない。
このような鍵盤定規Aも、ピアノの鍵盤の上に載せれば、鍵盤操作によって音を出しながら、音階などを理解しやすくできるはずである。
しかし、上記鍵盤定規Aは、マス目に白鍵と黒鍵を模した着色がされているため、鍵盤定規Aを重ねた部分では鍵盤が見えにくく、演奏がやりにくいという問題があった。
この考案の目的は、実際に鍵盤の上に載置して、操作マークを利用して演奏しながら見ることができ、音楽理論の習得に役立つ鍵盤定規を提供することである。
第1の考案は、特定の鍵盤楽器において、白鍵7個が配置された幅分の長さを12等分した長さを1単位とする目盛りが、長辺方向に複数配置された透明な板部材で形成された長方形の本体と、上記本体の表面に上記目盛りに対応づけて設けられ、上記鍵盤楽器で操作すべき鍵盤の位置を示す操作マークとを備え、上記操作マークの内いずれかを所定の鍵盤に合わせて、上記本体を上記鍵盤楽器の鍵盤上に載置したとき、上記操作マークが操作すべき鍵盤の上に位置する。
第2の考案は、上記本体に、上記操作マークの上記本体の表面における配置に対応した音階名もしくは和音名を含む定規名が表示されている。
第3の考案は、上記操作マークのそれぞれの近傍に、上記操作マークの位置に対応した音程の度数を表示させている。
第4の考案は、上記目盛りが、上記本体の短辺方向の長さが当該短辺の全長より短い形状からなる。
第5の考案は、上記操作マークが、上記本体上で、隣り合う一対の目盛りの中央付近に、隣合う一対の目盛り幅より小さい幅を有する。
第1の考案によれば、鍵盤定規の本体が透明なので、実際に演奏する楽器の鍵盤上に載置したときに、その下の鍵盤を視認することができる。そのため、本体を載置して、操作マークに基づいて違和感なく演奏でき、音と操作マークとを対比して、音階などをよりよく理解することができる。
第2の考案によれば、操作マークに対応した音階名や和音名を一目で把握することができる。
第3の考案によれば、操作マークと同時に、音程の度数を理解することができる。
第4の考案によれば、目盛りの長さが短いため、等間隔に配置された目盛りが目立たない。そのため、等間隔ではない実際の鍵盤の配置と、等間隔の目盛りとのずれが強調されることがなく違和感が生じない。
第5の考案によれば、鍵盤幅と目盛り幅とが一致しないことによる違和感がなく、操作マークが鍵盤の幅内に位置するので操作位置が分かりやすい。
図1は、第1施形態の鍵盤定規S1平面図である。 図2は、ピアノの鍵盤部分の平面図である。 図3は、第1実施形態の鍵盤定規S1を鍵盤に重ねた状態の平面図である。 図4は、第2実施形態の鍵盤定規S2の平面図である。 図5は、第3実施形態の鍵盤定規S3の平面図である。 図6は、第4実施形態の鍵盤定規S4の平面図である。 図7は、第5実施形態の鍵盤定規S5の平面図である。 図8は、第6実施形態の鍵盤定規S6の平面図である。 図9は、第7実施形態の鍵盤定規の平面図である。 図10は、第8実施形態の鍵盤定規の平面図である。 図11は、従来の鍵盤定規と鍵盤イメージの平面図である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の鍵盤定規S1の平面図、図2は、ピアノの鍵盤の平面図であり、図3は第1実施形態の鍵盤定規S1を鍵盤の上に重ねた状態の平面図である。
図1に示す第1実施形態の鍵盤定規S1は、樹脂製の透明板材からなる長方形の本体1からなる。本体1には、その長辺1aに沿って等間隔の目盛り2が12設けられ、この目盛り2,2,・・・,によって本体1の長辺1aの長さが13等分されている。
上記目盛り2,2の間隔dは、実際の楽器の鍵盤の寸法に基づいて決められている。
図2には、ピアノの鍵盤を示しているが、このピアノにおいて1オクターブ分、白鍵7個分の鍵盤幅Wを12等分した長さを目盛り2,2の間隔d、すなわちW/12=dとしている。なお、この第1実施形態では、本体1の長辺1aの長さがW+dになるようにしている。したがって、この第1実施形態では、本体1の全長はほぼ白鍵8個分の幅に相当し、本体1の両短辺1b,1b側が同じ音に対応することになる。
また、各目盛り2は、本体1を構成する長方形の短辺1bの長さに比べて十分に短い線分で形成されている。
一方、本体1の短辺の長さは、黒鍵の長さL(図2参照)より短く設定されている。
また、本体1には、目盛り2,2間のほぼ中央に、目盛り幅dより直径の小さい円形の操作マークm1,m2,m3,・・・,m8が設けられている。なお、操作マークm8は、操作マークm1に対応する音の1オクターブ上の音である。
上記操作マークm1,・・・,m8は、図3に示すように、鍵盤定規S1を鍵盤に重ねたとき、長音階に対応する鍵盤上に位置するように配置されている。
そして、各操作マークm1,・・・,m8の近傍には、度数表示エリア3が設けられ、音程の度数が表示され、本体1の左上部には定規名表示エリア4が設けられている。
定規名表示エリア4には、当該鍵盤定規S1の上記操作マークmの配置に対応した音階名、「長音階」または「メジャースケール」と表示されている。
なお、以下の説明においても、特に個々の操作マークの位置関係を問題にしない場合には、操作マークmとして説明する。
[作用・効果等]
この第1実施形態の鍵盤定規S1は、図3に示すように鍵盤の上に重ねて、操作マークm1,・・・,m8に対応する鍵盤を弾くことで長音階の、音と鍵盤位置とを同時に把握することを可能にする。
また、鍵盤定規S1を長さ方向にずらすことで、移調が実現でき、移調の概念を理解しやすい。
そして、この第1実施形態の鍵盤定規S1の本体1は透明なので、ピアノの鍵盤の上に重ねても、鍵盤が見えなくなることがない。また、本体1の短辺1bの長さが黒鍵の長さLより短いので、鍵盤定規S1を重ねたままで、白鍵及び黒鍵を弾くことができる。
また、目盛り2が、短辺1bの長さより小さい図形である線分で構成されているので、本体1を重ねた鍵盤の幅と目盛り2,2の幅との僅かなずれが気にならない。
なお、実際のピアノの鍵盤においては、隣接する白鍵の境界線と黒鍵の中心線とは一致していない箇所があり、鍵盤の基端側における幅は全て等しくはなっていない。例えば、図2における鍵盤幅d1,d2,d3,d4は等しくない。そのため、等間隔に配置された目盛り2の長さが長いと、目盛り2と各鍵盤の側面位置とのずれが目立ってしまう。しかし、目盛り2が短い線分や、点などで構成されていれば、鍵盤とのずれが目立つことなく、違和感なく使用できる。
同様に、操作マークmも目盛り幅dより小さい幅の図形なので、対応する鍵盤の略中央に位置し、境界線からのずれが目障りになることはない。
[第2実施形態]
図4に示す第2実施形態は、自然短音階用の鍵盤定規S2である。操作マークm1,・・・m8の配置が、第1実施形態の鍵盤定規S1における上記操作マークm1,・・・,m8とは異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であり、この第2実施形態において第1実施形態と同様の符号を付したものは、第1実施形態と同様に機能する構成要素である。つまり、この第2実施形態においても、透明な本体1に、等間隔dの目盛り2と、定規名表示エリア4とが設けられ、目盛り2,2間であって必要な箇所に、操作マークm1,・・・,m8と、これらの操作マークmに対応した度数表示エリア3が設けられている。
第2実施形態では、鍵盤定規S2に設けられた操作マークm1,・・・,m8が、自然短音階の鍵盤位置に対応した配置であり、定規名表示エリア4には「自然短音階」または「ナチュラルマイナースケール」と表示されている。
また、この実施形態の鍵盤定規S2の操作マークm3,m6,m7の位置は、長音階用の第1実施形態における鍵盤定規S1の操作マークm3,m6,m7よりそれぞれ半音狭い音程であり、このように、半音狭い音程には「♭」が付けられている。なお、さらに、半音狭い音程には「♭♭」を付けるようにしている。
[第3実施形態]
図5に示す第3実施形態は、和声的短音階用の鍵盤定規S3である。定規名表示エリア4に「和声的短音階」または「ハーモニックマイナースケール」と表示されるとともに、操作マークm1,・・・,m8が、和声的短音階に合わせて配置されている。同様に、各操作マークに対応した度数表示エリア3には、操作マークの配置に対応した度数が表示されている。
[第4実施形態]
図6に示す第4実施形態は、旋律的短音階用の鍵盤定規S4である。定規名表示エリア4に「旋律的短音階(上行形)」または「メロディックマイナースケール(上行形)」と表示されるとともに、操作マークm1,・・・,m8が、旋律的短音階(上行形)に合わせて配置されている。同様に、各操作マークに対応した度数表示エリア3には、操作マークの配置に対応した度数が表示されている。
[作用・効果等]
上記第2~4実施形態においても、第1実施形態と同様に、様々な音階について、実際に音を出しながら、理解することができる。また、移調についても、各鍵盤定規S2,S3,S4を長さ方向に移動させることで理解することができる。
さらに、上記第1~4実施形態の鍵盤定規S1~S4の短辺1bを一直線上に並べることによって、音階ごとの操作マークmの配置の違いがわかりやすくなり、音階の特徴を理解しやすい。
[第5実施形態]
図7に示す第5実施形態は、長音階の5音用の鍵盤定規S5である。図1に示した第1実施形態における長音階用の鍵盤定規S1の5音分に相当する定規で、本体1の長辺1aの長さが、目盛り幅dの8倍である。つまり、上記第1~4実施形態の鍵盤定規S1~S4の3分の2の長さであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
定規名表示エリア4には「長音階(5音)」と表示されている。
[作用・効果等]
この第5実施形態の鍵盤定規S5では、長音階の5音だけ(ド・レ・ミ・ファ・ソ)に対応しているので、小型で携帯しやすく、しかも運指を気にせずに5本の指で順にひけるため、特に初心者の練習に有用である。
なお、このような5音用定規は、長音階に限らず、短音階用など、様々な音階でも同様に構成することができる。
[第6実施形態]
図8に示す第6実施形態は、長調の主要3和音である、1度の和音(主和音)、4度の和音(下属和音)、5度の7の和音(属七の和音)を示した鍵盤定規S6である。なお、ここでは、ピアノの初級テキストに準じて、下属和音は第2転回形、属七の和音は第1転回形(第5音省略)の形を採用している。
この鍵盤定規S6も、長方形の透明の本体1に、間隔dの目盛り2,2,・・・が設けられるとともに、操作マークmが表示されている。
ただし、この鍵盤定規S6では、本体1の長辺1aに沿った3本の平行線5,6,7が表示され、これらの直線5,6,7上には、それぞれ主要3和音の鍵盤位置に対応する操作マークmと、和音名とが配置されている。
例えば、直線5上には「ド・ミ・ソ」、直線6上には「ド・ファ・ラ」、直線7上には「シ・ファ・ソ」に対応した操作マークmが表示されている。
そして、本体1には定規名表示エリア4を備え、そこに「主要三和音(長調)」と、定規名(和音名)が表示されている。
また、ここでは直線5上の操作マークm1,m3,m5の近傍のみに度数表示エリア3を設けている。ただし、他の操作マークmの近傍にも度数表示エリア3を設け、度数を表示させてもよい。
なお、短調の主要3和音に対応した位置に操作マークmを設け、短調の主要3和音の鍵盤定規を形成することもできる。
このように、操作マークmを複数列にして表示させる鍵盤定規においては、本体1の短辺1bの長さを、図1の第1実施形態より長めに設定している。
また、上記平行な直線5,6,7は、本体1に実際に表示しても良いし、表示はせずに、仮想線として操作マークmを配置する位置の目安としてもよい。
[作用・効果等]
第6実施形態のように、主要3和音に対応した操作マークmを表示させた鍵盤定規S6は、鍵盤上に重ねることで、和音の種類と音程とを合わせて把握できる。
また、操作マークmの配置から、3和音の関係を理解することもできる。
なお、上記では、1つの本体1に3和音を同時に対応付けているが、3和音を別々の鍵盤定規に表示させるようにしてもよい。
様々な和音の音程に対応した操作マークmの配置を備えた鍵盤定規を用いれば、様々な和音についての理解が容易になる。そして、和音についても、鍵盤定規を長辺1aに沿ってずらすことで、移調を体験することができる。
[第7実施形態]
図9に示す第7実施形態の鍵盤定規S7は、和音の転回形練習用の定規である。
この鍵盤定規S7は、第1実施形態と同様に透明の本体1に等間隔dの目盛り2を備え、必要個所に操作マークmが配置されている。
また、本体1の定規名表示エリア4には、定規名として「長三和音(転回形練習用)」と表示されている。
そして、この第7実施形態は、長3和音の練習用として、本体1の左側から、操作マークm1,m3,m5,m8,m10が、設けられている。左側から3個の、操作マークm1,m3,m5は長3和音の基本形(ド・ミ・ソ)の位置に対応している。
また、左から2番目の操作マークm3から3個目までの操作マークm3,m5,m8は上記基本形の第1転回形(ミ・ソ・ド)の位置に対応し、さらに右にずれた操作マークm5,m8,m10は第2転回形(ソ・ド・ミ)の位置に対応している。
さらに、この実施形態では、基本形に対応する操作マークm1,m3,m5の色とその他の操作マークm8,m10の色とを異なるものにしている。
また、本体1の長辺1aの長さは、上記和音の転回形の配置に合わせて設定されている。
さらに、基本形の操作マークm1,m3,m5の近傍には度数表示エリア3を設けて、度数を表示させている。
[作用・効果等]
この第7実施形態の鍵盤定規S7を鍵盤に重ねて、実際に音を出すことができ、それにより、長3和音の転回形を理解することができる。
この鍵盤定規S7では、基本形の操作マークm1,m3,m5の色と他の操作マークm8,m10の色とを変えることによって、基本形がどれか分かりやすく表示されている。ただし、操作マークによって基本形を区別することは必須ではないし、基本形を区別する場合であっても、操作マークの色ではなく形状によって区別するようにしてもよい。
なお、この図9では、基本形に対応する操作マークm1,m3,m5の近傍のみに度数を表示するようにして、基本形の音を移動させた第1転回形及び第2転回形と、基本形とを区別し易いようにしている。ただし、各操作マークmの近傍には、度数表示エリア3を設けても設けなくてもよい。
さらに、上記では、長3和音を例にして説明したが、例えば、他の3和音や、4音以上の和音など、様々な和音についても、上記と同様にして、基本形及び転回形の操作マークmを配置することで、和音の転回形を学習することができる。
[第8実施形態]
図10に示す第8実施形態は、4和音(7の和音)を理解し、練習するための鍵盤定規S8である。
この第8実施形態においても、第1実施形態と同様の構成要素には、図1と同じ符号を用いている。
鍵盤定規S8は、等間隔dの目盛り2,2,・・・が付された長方形で透明の本体1に、長七の和音に対応して配置された操作マークm1,m3,m5,m7を備え、各操作マークmの近傍には度数表示エリア3が設けられている。
さらに、定規名表示エリア4には、「長七の和音」と表示されている。なお、「長七の和音」の代わりに「メジャーセブンス」と表示してもよい。
[作用・効果等]
上記第8実施形態の鍵盤定規S8を用いて、操作マークmにしたがって音を出せば、長七の和音を把握できる。
なお、長七の和音以外の、例えば属七の和音、短七の和音、減五短七の和音、減七の和音などの4和音についても、図10の鍵盤定規S8と同様にして、和音学習用の鍵盤定規を構成することができる。
また、上記実施形態の鍵盤定規においては、音階や、和音の種類ごとに操作マークmの形状や色を変えて、定規を区別するようにしてもよい。
また、上記第1~第8実施形態の本体1の長辺1aの長さは、表示する操作マークmの配置などに応じて適宜設定されているが、操作マークmの配置のために必要な最低限の長さにする必要はない。例えば、長さ方向両端側に操作マークmが配置されていない部分を設けて、必要以上の長さを備えてもよい。
初心者の音楽理論の習得に役立てることができる。
S1~S8 鍵盤定規
1 本体
1a 長辺
1b 短辺
2 目盛り
3 度数表示エリア
4 定規名表示エリア
d 目盛り幅(間隔)
m,m1~m8,m10 操作マーク

Claims (5)

  1. 特定の鍵盤楽器において、白鍵7個が配置された幅分の長さを12等分した長さを1単位とする目盛りが、長辺方向に複数配置された透明な板部材で形成された長方形の本体と、
    上記本体の表面に上記目盛りに対応づけて設けられ、上記鍵盤楽器で操作すべき鍵盤の位置を示す操作マークとを備え、
    上記操作マークの内いずれかを所定の鍵盤に合わせて、上記本体を上記鍵盤楽器の鍵盤上に載置したとき、上記操作マークが操作すべき鍵盤の上に位置する鍵盤定規。
  2. 上記本体には、上記操作マークの上記本体の表面における配置に対応した音階名もしくは和音名を含む定規名が表示された請求項1に記載の鍵盤定規。
  3. 上記操作マークのそれぞれの近傍に、上記操作マークの位置に対応した音程の度数を表示させた請求項1又は2に記載の鍵盤定規。
  4. 上記目盛りは、上記本体の短辺方向の長さが当該短辺の全長より短い形状からなる請求項1に記載の鍵盤定規。
  5. 上記操作マークは、上記本体上で、隣り合う一対の目盛りの中央付近に、隣合う一対の目盛り幅より小さい幅を有する請求項1に記載の鍵盤定規。
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