JP3241617U - ガード部材 - Google Patents

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本泓 陳
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Abstract

【課題】ワークの切削加工終了後、工作機械の主軸に装着されている切削工具の代わりに装着することにより、押し出された加工済みワークを外部衝突等による損傷から守る、ガード部材を提供することを目的としている。【解決手段】工作機械の主軸13に着脱自在に装着されるガード部材40であって、該主軸に着脱可能な接続部41と、該接続部の一端に突出形成される受容部42とを含み、受容部は、接続部と一体成型されたカバー体43と、該カバー体の表面を被覆する緩衝材44とを備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本考案は、工作機械の付属品に関するものであり、特に、工作機械の主軸に取り付けられ、バイス装置から押し出された加工済みワークの損傷を防ぐガード部材に関するものである。
旋盤などの工作機械は主に、切削工具が着脱自在に装着される主軸と、加工対象物のワークを挟持固定するバイス装置とを備える。
前記バイス装置は、水平方向の中心軸線と、該中心軸線を囲繞するように放射状に配置される複数のクランプ部材とを有し、それらのクランプ部材は、前記中心軸線に向かって摺動移動してワークを挟持固定したり、または該中心軸線から離れるように摺動移動して当該挟持固定されているワークを解放したりすることができる。
前記バイス装置では、加工済みワークを自動的に払い出するために押出手段を設置することが多い。該押出手段は、前記バイス装置の内部において中心軸線に沿って設置されると共に、当該バイス装置に対して中心軸線に沿って往復直線移動することが可能である。しかしながら、この構成によれば、ワークの切削加工終了後、前記バイス装置のクランプ部材により挟持固定されているワークが挟持固定状態から解放されて、前記押出手段により押し出されることから、加工済みワークが前記バイス装置から押し出されると、押出手段の押出し力により勢いよく飛び出すので、周りの設備に衝突して損傷する虞があった。
本考案は、前記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、ワークの切削加工終了後、工作機械の主軸に装着されている切削工具の代わりに装着することにより、押し出された加工済みワークを外部衝突等による損傷から守る、ガード部材を提供することを目的としている。
本考案は、上記目的を達成するために、工作機械の主軸に着脱自在に装着されるガード部材を提案したものであり、当該ガード部材は、工作機械の主軸に着脱自在に装着されると共に、該主軸に着脱可能な接続部と、該接続部の一端に突出形成される受容部とを含み、前記受容部は、前記接続部と一体成型されたカバー体と、該カバー体の表面を被覆する緩衝材とを備えることを特徴とする。
上述したように、本考案に係るガード部材は、加工対象物のワークの切削加工が終了した後に、工作機械の主軸に装着されている切削工具用ホルダに替えて装着されて、加工済みワークの押し出される経路の前方に移動し、これにより、バイス装置の押出手段によって押し出されて飛び出す加工済みワークが、前方のガード部材に当たって緩衝されることで、外部衝突等による損傷から守ることが可能となる。
本考案に係るガード部材が装着された工作機械を示す正面図である。 図1の工作機械の一部を示す斜視図である。 図2を他の角度から見た斜視図である。 図2の側面視部分断面図である。 本考案に係るガード部材の斜視図である。 本考案に係るガード部材の側面視断面図である。 図6のA―A線断面図である。 本考案の使用状態を示す模式図である。
図1~図4は、本考案に係るガード部材40が装着された工作機械を示したものであり、これらの図面によると、工作機械は、機械本体10、バイス装置20及び押出手段30を備え、係るガード部材40は、工作機械の主軸13に着脱自在に装着される。
図1に示すように、前記主軸13は、前記機械本体10のベース台11上に移動可能に設置され、前記バイス装置20は、該機械本体10の片側に設置される。
図2~図4に示すように、前記バイス装置20は、水平方向の中心軸線Cと、バイス本体部21と、複数のクランプ部材23を備え、該複数のクランプ部材23は、バイス本体部21上において、該中心軸線Cを囲繞するように放射状に配置されると共に、それぞれが該中心軸線Cに対して接近または離間するように摺動移動可能である。該バイス装置20は、該中心軸線Cを回転軸心として回転可能であり、切削加工時に、ワークを挟持固定して一緒に回転することができる。
図2及び図4に示すように、前記押出手段30は、前記バイス装置20のバイス本体部21内に設置されると共に、プッシュロッド31及びスプリングバネ33を含み、該プッシュロッド31は、該バイス本体部21に対して、前記中心軸線Cに沿って往復直線移動でき、該スプリングバネ33は、該プッシュロッド31とバイス本体部21との間に配置され、当該プッシュロッド31を該バイス本体部21の外部へ移動させる方向に付勢する。
図2~図5に示すように、前記ガード部材40が着脱自在に装着される主軸13は、前記バイス装置20の中心軸線Cに直交する、すなわち、本考案の好適な実施例では立設されている。前記ガード部材40は、前記主軸13に着脱可能な接続部41と、該接続部41の一端に突出形成される受容部42を備え、該接続部41は、既存の切削工具用ホルダにおける工作機械の主軸に連結される接続部と同じ構造を有するので、ここではその詳しい構成説明は省略する。
図4~図7に示すように、前記接続部41の一端に突出形成される受容部42は、当該接続部41と一体成型されるカバー体43と、該カバー体43の表面を被覆する緩衝材44を含む。尚、本考案の好適な実施例において、前記カバー体43と接続部41とは、一体成型された金属製の部品であることが好ましく、前記緩衝材44は、ゴム、シリコンなどの弾性を有する材料からなる熱可塑性エラストマーであってもよく、好ましくはポリ塩化ビニルエラストマー(可撓性PVC)である。
前記カバー体43は、前記ガード部材40の接続部41に連結される頂部431と、該頂部431における、接続部41に連結する側と反対する側の周縁から円弧状に突出形成される胴部433を含み、該胴部433の外周壁面上に、前記バイス装置20に向かう開口部432が設けられている。前記緩衝材44は、前記胴部433の外周壁面、及び前記頂部431における、接続部41側と反対する側の端面を完全に被覆するように構成される。
以下、本考案に係るガード部材40の使用方法について説明する。図8に示すように、切削加工対象物のワーク50を前記バイス装置20に挟持固定する時は、まず、前記複数のクランプ部材23を前記中心軸線Cから離間する方向に摺動移動させ、その後、ワーク50により、前記プッシュロッド31を押圧するように前記スプリングバネ33を圧縮しながら、それらのクランプ部材23の間に差し込み、最後に、それらのクランプ部材23を該中心軸線Cに接近する方向に摺動移動させれば、ワークの挟持固定作業が完了する。工作機械の主軸13に取り付けられている切削工具によるワーク50の切削加工が終了した後、当該切削工具を取り外して、ガード部材40を交換し、その後、前記バイス装置20に挟持固定されているワーク50の前方に移動させる。尚、本好適な実施例における工作機械は、切削工具自動交換機能を有するので、ワークの切削加工後に、ガード部材40を自動的に取り付け替えることが可能となる。続いて、前記バイス装置20が加工済みワーク50を挟持固定状態から解放すると、押出手段30のプッシュロッド31が、前記スプリングバネ33の付勢力により当該バイス装置20の外部に移動して、加工済みワーク50を押し出す。その後、加工済みワーク50が、記押出手段30の押出作用によりバイス装置20から飛び出すように押し出されると、当該ワーク50の前方に移動してきたガード部材40の受容部42の開口部432を通過して当該受容部42の表面を被覆する緩衝材44に当たって緩衝され、これにより、外部衝突等による損傷を回避する。
尚、図1及び図8に示すように、本考案の好適な実施例においては、前記主軸13及びガード部材40の下方にワーク受取手段60が設置されることが好ましく、このような設計により、加工済みワーク50が、ガード部材40の受容部42に当たった後、該ワーク受取手段60に落下して収集される。
本考案に係るガード部材40は、工作機械の主軸13に着脱自在に装着されるような設計とすることにより、ワーク50の切削加工が終わった後に、主軸13上に取り付け替えるだけでよく、ガード部材40を移動させるための移動機構を別途設置する必要がないので、切削加工時の邪魔となることなく、設置空間の節約や設備コストの低減を図ることができる。また、前記ガード部材40の受容部42の表面に緩衝材44を被覆することにより、押出手段30により押し出された加工済みワーク50が受容部42に当たった際の衝撃力を緩衝、吸収することができるので、ワーク50を衝突による損傷から保護することができる。
本考案に係るガード部材40を、切削工具自動交換機能を有する工作機械に適用すれば、ワークの切削加工終了後、ガード部材40の主軸13への交換作業を自動的に行い、バイス装置20から押し出された加工済みワーク50をしっかりと保護することができるので、工作機械の作業効率、労働安全、生産性の向上を図ることができる。
10 機械本体
11 ベース台
13 主軸
20 バイス装置
21 バイス本体部
23 クランプ部材
30 押出手段
31 プッシュロッド
33 スプリングバネ
40 ガード部材
41 接続部
42 受容部
43 カバー体
431 頂部
432 開口部
433 胴部
44 緩衝材
50 ワーク
60 ワーク受取手段
C 中心軸線

Claims (6)

  1. 工作機械の主軸に着脱自在に装着されるガード部材であって、該主軸に着脱可能な接続部と、該接続部の一端に突出形成される受容部とを含み、
    前記受容部は、前記接続部と一体成型されたカバー体と、該カバー体の表面を被覆する緩衝材とを備えることを特徴とするガード部材。
  2. 前記カバー体は、前記接続部に連結される頂部と、該頂部における、接続部側と反対する側に円弧状に突出形成され、その外周面に開口部を有する胴部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のガード部材。
  3. 前記緩衝材が、前記カバー体の胴部の外周壁面を完全に被覆することを特徴とする請求項2に記載のガード部材。
  4. 前記緩衝材が、前記カバー体の頂部における、接続部側と反対する側の端面を被覆することを特徴とする請求項3に記載のガード部材。
  5. 前記カバー体と接続部とは、金属材料により一体成型されており、前記緩衝材は、前記カバー体の表面を被覆する弾性体であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガード部材。
  6. 前記緩衝材が熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項5に記載のガード部材。
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