JP3241561U - ルアー - Google Patents

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誠司 加藤
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株式会社レヴォニック
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【課題】 集魚力を高める効果を狙った衝撃音を出力し易いルアーを提供すること。【解決手段】ルアー10は、可動体Mが移動可能な収容空間を構成する収容壁Wが本体11の内部に設けられ、収容壁Wに可動体Mが衝突することによる衝撃音を出力可能に構成され、本体11は、可動体Mと収容壁Wとを内部に収容可能な大きさの内部空間を形成する内壁11cを備え、収容壁Wが内壁11cに対して浮いた状態にして設けられる構成とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、衝撃音を発生する構造を有するルアーに関する。
従来、釣り具として、本体内部に形成した空間内を移動可能な可動体(ラトル)により衝撃音を発生させることが可能なルアーが知られている。この種のルアーは、例えば、小魚を模した本体を、プラスチックや木材により形成し、本体内部に形成した空間内に、可動体として重りとなる金属(鉛、タングステンなど)を収容して構成される。
ルアーは、リールが巻かれたり、ロッド操作がなされることにより、水面や水中にて、ローリングしたり、振動したりする形状とされ、可動体が本体内部にて壁面に衝突して衝撃音を発生する。この衝撃音は、集魚効果があると認識されており、壁面の材質や形状、可動体の数や大きさなどにより、集魚力を高める工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-248441号公報
しかしながら、可動体を収容するための本体内部に形成される壁は、本体の内壁から立ち上がる構造とされるのが一般的である。このため、本体の大きさや形によって可動体による衝撃音は制限され、衝撃音の大きさ、音程(音の高さ)、及び、音色の設定自由度が限定される。したがって、集魚力を高めることを狙った衝撃音を発生させるための構造について、未だ改良の余地がある可能性があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、集魚力を高める効果を狙った衝撃音を出力し易いルアーを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のルアーは、所定の可動体が移動可能な収容空間を構成する収容壁が本体の内部に設けられ、該収容壁に前記可動体が衝突することによる衝撃音を出力可能に構成されたルアーであって、前記本体は、前記可動体と前記収容壁とを内部に収容可能な大きさの内部空間を形成する内壁を備え、前記収容壁が前記内壁に対して浮いた状態にして設けられることを特徴とする。
請求項2に記載のルアーは、請求項1に記載のルアーにおいて、前記可動体が、前記内壁と前記収容壁とのいずれにも衝突可能に構成され、前記内壁と前記収容壁とが1又は複数の突起部を介して接続されて浮いた状態とされる。
請求項3に記載のルアーは、請求項2に記載のルアーにおいて、前記収容壁に対して前記内壁が所定の方向に対する両側に位置し、いずれの前記内壁にも前記可動体が接触可能に構成され、一方の前記内壁に対しては前記突起部を介して前記収容壁が接続されることで浮いた状態とされ、他方の前記内壁に対しては前記収容壁が接続されないことを特徴とする。
請求項4に記載のルアーは、請求項1から3のいずれかに記載のルアーにおいて、前記収容壁は、前記内壁を形成する前記本体とは別に成形された別部品により構成される。
請求項5に記載のルアーは、請求項1から3のいずれかに記載のルアーにおいて、前記収容壁は、金属製のワイヤを用いた部品により構成される。
本考案によれば、本体の内壁から浮かした状態とされた収容壁に可動体が衝突することとなるため、本体の大きさや形状に依存しない衝撃音を出力可能な収容壁を形成し易くすることができる。このため、本体の大きさや形状によって制限された音色とは異なる音色を出力可能とするなど、集魚力を高める効果を狙った衝撃音が出力されるルアーを製造し易くすることができる。
実施例1のルアーを示した図であり、(a)は左側面図、(b)は図1(a)のA-A線における断面図、(c)は収容壁を示した斜視図である。 (a)は左側面側から見たルアーの断面図、(b)は図1(a)のB-B線における断面図である。 実施例2と変形例のルアーを説明するための図であり、(a)は実施例2のルアーを上方から見た断面図、(b)は図3(a)の第2収容壁を側方から見た拡大図、図3(c)は変形例を示した図である。
本考案のルアーは、本体の内壁から浮かした状態とされた収容壁に可動体を収容することにより、可動体が収容壁に衝突して出力される衝撃音を、従来とは異なるものとしたことを特徴としたものである。以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して、説明する。
[実施例1]
ルアー10は、本体11の内部に収容壁Wが設けられ、収容壁Wの内部には可動体Mが設けられて、収容壁Wに可動体Mが衝突することによる衝撃音を出力可能に構成される。収容壁Wは、本体11の内部に浮いた状態にして前後の2箇所に離間して設けられる場合を例示している。
ルアー10には、本体11の前側に突出するリップ12にライン接続部13が設けられ、2つのフックFが設けられる場合を例示している。なお、可動体Mは、重りとなる金属(鉛、タングステン、真鍮、鉄、ステンレスなど)であってもよいし、金属に限らず、ガラスや樹脂などの別材料で構成してもよい。また、本体11及び収容壁Wのいずれも、プラスチック、木材、金属などのいずれの材料で構成してもよく、複数の材質(例えば、プラスチックと金属板)とを組み合わせて構成してもよい。また、ルアー10の種類や、収容壁W、可動体M及びフックFなどの位置や数は、例示したものとは別の仕様とすることができ、例えば、トップウォータープラグ、ミノー、クランクベイトなどのいずれにも本考案を適用できる。
本体11は、複数の構成部11a,11bによって形成され、可動体Mと収容壁Wとを内部に収容可能な大きさの内部空間が内壁11cにより形成される。本体11は、例えば、左側部分を構成する左構成部11aと、右側部分を構成する右構成部11bとを別々に樹脂で成形して中央部分で接着固定して構成される。なお、本体11は、3以上の構成部を組み合わせて構成してもよいし、分割構造についても左右に分割する構造に限らず、上下に分割するなど別の構成としてもよい。
収容壁Wは、図1(b)に示すように、可動体Mを収容する収容空間を構成する。また、収容壁Wは、本体11の左構成部11aの内壁11cに、突起部14を介して接続され、本体11の内部に位置決めされた状態とされ、収容壁Wが本体11の内壁11cに完全には接続されず、内壁11cに対して収容壁Wの大部分が浮いた状態となる。これにより、可動体Mが収容壁Wに衝突することで、従来とは異なる音質や音色の衝撃音を出力することができる。また、収容壁Wと本体11との隙間部分を衝撃音が通過可能となるので、反響音を発生させることとなる内壁11cの範囲が大きく拡がり、大きな反響音を発生させることもできる。
なお、突起部14は、収容壁Wと一体成形して構成してもよいし、内壁11cと一体成形してもよく、または、収容壁Wと内壁11cとは別の部品を利用してもよく、接着や溶着などいずれの固定構造であってもよい。また、突起部14の数は少なく設定し、大きさも小径とすることが、収容壁Wを浮いた状態とした効果が発揮され易くて好ましい。また、突起部14は、収容壁Wに対して所定の方向(例えば、左右方向)に沿った両側に設けられて、その両側部分で内壁11cと接続されてもよいが、片側のみで接続されることが好ましい。また、突起部14は、収容壁Wに対して左右方向に沿った側に設けられる構成に限らず、上下方向、前後方向、或いは、斜め方向に設けられてもよい。
収容壁Wとしては、図1(a)に示すように、本体11の前側部分に設けられる収容壁W(第1収容壁W1)と、本体11の中央部分に設けられる収容壁W(第2収容壁W2)とが設けられる。いずれの収容壁Wも、図2(a)に示すように、内壁11cから離間した状態に相当する浮いた状態とされ、本体11を構成する2つの構成部11a,11bのうち、1つの構成部11aのみに突起部14を介して接続される。このため、一方の収容壁W(例えば、第2収容壁W2)と可動体Mとの衝突により発生した衝撃音が、別の収容壁W(例えば、第1収容壁W1)を超えた領域まで、本体11の内部で伝達され易く、より大きな反響音を発生させ易くすることができる。
収容壁Wは、図1(b)及び(c)に示すように、一定の断面形状をした円筒状で、両端側が開口されている場合を例示している。しかし、収容壁Wの断面形状は、矩形形状や多角形状、前後方向に連続する細長形状など別の形状であってもよいし、また、一定の断面形状でなく中央側部分が大きく左右の構成部11a,11bに近い両側ほど縮小された形状など断面形状が一定でなく変化する構成であってもよい。
可動体Mは、収容壁Wにより前後方向及び上下方向の移動が制限され、本体11により左右方向の移動が制限される構成としている。第1収容壁W1に収容された可動体Mは、図2(b)に示すように、本体11に設けられる突出体15により左右方向の移動が制限される。第2収容壁W2に収容された可動体Mは、内壁11cと収容壁Wとのいずれにも衝突可能に構成され、内壁11cと収容壁Wとが突起部14を介して接続されて浮いた状態とされている。このため、収容壁Wの内部において内壁11cが位置する開口した側に進行した衝撃音は、内壁11cと収容壁Wとの間部分の隙間を経由して収容壁Wの外側に進行し易く、これによっても、本体11の外側に向けて広範囲から衝撃音を出力し易くできる。
[実施例2]
次に、実施例2のルアー20について、図3を参照して説明する。ルアー20は、上記した実施例1のルアー10に対して、収容壁Wの構造が異なるものである。具体的には、収容壁Wが、図3(a)に示すように、金属製のワイヤを複数回巻き回して形成されている。また、収容壁Wの外形形状が、第1収容壁W1は両端側より中央側が拡大された形状とされ、第2収容壁W2は、一定の断面形状とされた場合を例示している。また、収容壁
Wは、内壁11cに接続される突起部21が、ワイヤの端部で形成される場合を例示している。また、突起部21の先端部分は、左右の構成部11a,11bの内壁11cに形成される溝部分に進入し、非接着で本体11と一体化される構造としている。
また、収容壁Wの端部は、図3(b)に示すように、ワイヤの端部が収容壁Wの内部に形成される収容空間の出口部分を塞ぐように、中央側に屈曲する蓋部22を構成する場合を例示している。蓋部22としてのワイヤの端部は、可動体Mを内部に収容した後で、収容空間の出口部分を塞ぐ位置まで屈曲させて構成することができる。また、予め蓋部22を構成する位置までワイヤを屈曲させた形状としておき、ワイヤを弾性変形させることで収容空間の内部に通じる入口部分を形成し、その入口部分を通じて収容壁Wの内部に可動体Mを収容する構成としてもよい。
ここで、ルアー20の収容壁Wは、筒状に形成したワイヤの巻回部分の少なくとも片側の端部に、実施例1と同様、1又は複数の箇所に設けられる突起部14を設け、この突起部14を介して、収容壁Wが内壁11cに接続される構成としてもよい。
なお、本考案は、上記実施形態に限られるものでなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものであり、例えば、以下に記載するように変形して実施してもよい。
例えば、上記実施形態において、ワイヤを用いて構成した収容壁Wは、複数回巻き回して複数のワイヤが並んで構成される場合について例示したが、ワイヤは可動体Mの移動を制限できる壁として利用できればよく、1以上のいずれの本数で収容壁Wを構成してもよい。例えば、図3(c)に示すルアー30の収容壁W(収容壁W1)のように環状に1周巻き回したワイヤを用いて構成してもよいし、収容壁W(収容壁W2)のように、直線状のワイヤの一端を本体の内壁11cに固定し、他端側を自由端とした支持構造にして収容壁Wを構成してもよい。
また、上記実施形態における収容壁W及び可動体Mの構造や数、組合せ、設置位置などは、上記に限らず、別の構成としてもよく、例えば、別の位置に設置してもよいし、異なる組合せで設置してもよいし、1つのルアーに対して1つや3つ以上など異なる数を設置してもよく、また、収容壁Wが連続する方向についても前後方向や上下方向のいずれに連続するように構成してもよいし、本体11の前後や左右に交差する斜め方向に連続してもよいし、直線状に限らず、折れ曲がり部分や、曲線部分を含む形状に構成としてもよい。また、収容壁Wは、両端側が開口した筒状に限らず、少なくともいずれかの端部が閉塞される構成としてもよく、例えば、一部のみが開口する構成であってもよい。また、収容壁Wと内壁11cとを接続する部品を金属を用いて形成し、その金属をルアーの重りとして利用してもよい。
本考案のルアーは、釣り竿に取り付けられたリールに巻かれるラインに取り付けることによって、魚を釣るために使用することができる。
10,20,30:ルアー
11 :本体
11c :内壁
14,21:突起部
M :可動体
W :収容壁

Claims (5)

  1. 所定の可動体が移動可能な収容空間を構成する収容壁が本体の内部に設けられ、該収容壁に前記可動体が衝突することによる衝撃音を出力可能に構成されたルアーであって、
    前記本体は、前記可動体と前記収容壁とを内部に収容可能な大きさの内部空間を形成する内壁を備え、
    前記収容壁が前記内壁に対して浮いた状態にして設けられることを特徴とするルアー。
  2. 前記可動体が、前記内壁と前記収容壁とのいずれにも衝突可能に構成され、
    前記内壁と前記収容壁とが1又は複数の突起部を介して接続されて浮いた状態とされることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
  3. 前記収容壁に対して前記内壁が所定の方向に対する両側に位置し、いずれの前記内壁にも前記可動体が接触可能に構成され、
    一方の前記内壁に対しては前記突起部を介して前記収容壁が接続されることで浮いた状態とされ、他方の前記内壁に対しては前記収容壁が接続されないことを特徴とする請求項2に記載のルアー。
  4. 前記収容壁は、前記内壁を形成する前記本体とは別に成形された別部品により構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のルアー。
  5. 前記収容壁は、金属製のワイヤを用いた部品により構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のルアー。

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