JP3241431U6 - 高い橋脚ためのメンテナンス装置 - Google Patents

Abstract

【課題】高い橋脚に対する噴霧及びメンテナンスをより高効率かつ便利にし、作業者の労力を削減し、労働強度を低減する高い橋脚ためのメンテナンス装置を提供する。
【解決手段】高い橋脚のためのメンテナンス装置は、主柱を有し、主柱の底部には移動台座を設け、移動台座の下端面には複数のローラーを設け、主柱の前端面には上下調節可能な内押え板を設け、内押え板の前端面には案内折り棒を設け、案内折り棒の頭部には噴霧頭を設け、内押え板の上端面には案内縄を設け、主柱の後端面には案内縄の尾部に対応する円形繋ぎ板を設け、円形繋ぎ板の外側には取っ手を設ける。主柱の前端面に上下調節可能な内押え板を設けることで案内折り棒及び噴霧頭を内押え板で同期して移動させる。さらに、内押え板の頂部に案内縄を設けることで案内縄の尾部を主柱の頂部を超えて円形繋ぎ板の内側に接続させ、取っ手の回転によって内押え板及び噴霧頭の高さを調節する。
【選択図】図１

Description

本考案は、橋脚の保全技術分野に関し、特に高い橋脚ためのメンテナンス装置に関する。

柱は、土木工事において上部の構造物を負うために用いられた下部の耐力構造であるが、高い橋脚は、より高い柱として道路橋や鉄道橋や出入道路梁や歩道橋などの工事の主要な構成要素である。高い橋脚の架設が完了した後、所定の周期で水噴霧保全が必要として湿度及び温度条件を作るのは、打設されたばかりの高い橋脚内のコンクリートが硬化及び強度を正常に行われたり、加速されたりするようにさせて、高い橋脚の安定性を高める。メンテナンス作業中、作業者はいつも噴霧管を持って高い橋脚の周辺を噴霧するため、噴霧管を長時間保持するだけでなく、高い橋脚の高さに応じて位置角度を繰り返し調節する必要がある。これは、能率を保証せず、長時間による労働強度が高くなり、不便を生じるようにさせる。

本考案は、上記問題を効果的に解決するためになされたものであり、高い橋脚ためのメンテナンス装置を提供することを目的とするものである。

上記の目的を達成するために、本考案に採用された技術的解決策は、次のとおりである。
主柱を有し、前記主柱の底部には移動台座を設け、前記移動台座の下端面には複数のローラーを設ける高い橋脚ためのメンテナンス装置であって、前記主柱の前端面には上下調節可能な内押え板を設け、前記内押え板の前端面には案内折り棒を設け、前記案内折り棒の頭部には噴霧頭を設け、前記内押え板の上端面には案内縄を設け、前記主柱の後端面には、前記案内縄の尾部に対応する円形繋ぎ板を設け、前記円形繋ぎ板の外側には取っ手を設けることを特徴とする高い橋脚ためのメンテナンス装置。前記主柱の前端面には上下調節可能な内押え板を設けることで前記案内折り棒及び前記噴霧頭を内押え板で同期に運動させる。さらに、前記内押え板の頂部には前記案内縄を設けることで前記案内縄の尾部を前記主柱の頂部に超えさせて前記円形繋ぎ板の内側に接続させるため、取っ手の回転によって前記内押え板及び前記噴霧頭の高さを調節する可能性がある。これは、高い橋脚ための噴霧及びメンテナンスをより高効率かつ便利にし、作業者の労力を削減し、労働強度を低減するようにさせる。

好ましくは、前記主柱と前記移動台座との間は溶接で固定され、前記主柱の前端面の両側には側辺板を設け、前記側辺板の外側端面にはバッフル板を設け、前記内押え板は前記側辺板の間に位置し、前記バッフル板は前記内押え板の外側に位置する。

好ましくは、前記内押え板と前記案内折り棒との間は溶接で固定され、前記案内折り棒には２つの折り節の間の夾角が９０度であり、前記噴霧頭の後方には送水管を設ける。

好ましくは、前記主柱の上端面の前後端には固定塊を設け、前記固定塊の上端面には円弧状支持塊を設け、前記円弧状支持塊の上端面には前記案内縄に対応する案内溝を設け、前記案内縄は活動可能に前記案内溝に取り付けられ、前記主柱の前後端の頂部には位置制限嵌め板を設け、前記位置制限嵌め板は溶接で前記主柱と固定され、前記位置制限嵌め板の中部には位置制限孔を設け、前記案内縄は前記位置制限孔を通す。

好ましくは、前記主柱の後端面には前記円形繋ぎ板に対応する円形溝を設け、前記円形繋ぎ板は溶接で前記円形溝に固定され、前記円形繋ぎ板の上端面には前記案内縄に対応する上り円形孔を設け、前記上り円形孔の下方には下り円形溝を設け、前記下り円形溝に活動可能に円形盤を設け、前記案内縄の尾部は前記上り円形孔を通して前記円形盤の頂部に接続する。

好ましくは、前記円形盤の外側端面の中部には同期軸を設け、前記円形繋ぎ板の外側端面には前記同期軸に対応する外円孔を設け、前記同期軸の頭部は、前記外円孔を通して横板を有し、前記取っ手の尾部は、前記横板の前端面の頭部に接続する。

本考案は、従来技術と比較して、以下の有益な効果を有する。

本考案には、主柱の前端面に上下調節可能な内押え板を設けることで案内折り棒及び噴霧頭を内押え板で同期に運動させ、さらに、内押え板の頂部に案内縄を設けることで案内縄の尾部を主柱の頂部に超えさせて円形繋ぎ板の内側に接続させるため、取っ手の回転によって内押え板及び噴霧頭の高さを調節する可能性がある。これは、高い橋脚ための噴霧及びメンテナンスをより高効率かつ便利にし、作業者の労力を削減し、労働強度を低減するようにさせる。

図１は、本考案の結構全体の構造図である。 図２は、本考案の内押え板の構造図である。 図３は、本考案の円弧状支持塊の構造図である。 図４は、本考案の円形繋ぎ板の構造図である。

本考案によって達成された技術手段と技術的特徴と技術的目的と技術的効果を理解し易くなるために、次に具体的な実施形態と合わせて本考案をさらに説明する。

図１－４に示されたように、高い橋脚ためのメンテナンス装置は、主柱１を有し、主柱１の底部には移動台座２を設け、移動台座２の下端面には複数のローラー３を設け、主柱１の前端面には上下調節可能な内押え板４を設け、内押え板４の前端面には案内折り棒５を設け、案内折り棒５の頭部には噴霧頭６を設け、内押え板４の上端面には案内縄８を設け、主柱１の後端面には、案内縄８の尾部に対応する円形繋ぎ板９を設け、円形繋ぎ板９の外側には取っ手１０を設ける。

本実施例においては、内押え板４の上下移動の安定性を確保するために、主柱１と移動台座２との間は溶接で固定され、主柱１の前端面の両側には側辺板１１を設け、側辺板１１の外側端面にはバッフル板１２を設け、内押え板４は側辺板１１の間に位置し、バッフル板１２は内押え板４の外側に位置し、内押え板４と案内折り棒５との間は溶接で固定され、案内折り棒５には２つの折り節の間の夾角が９０度であり、噴霧頭６の後方には送水管７を設ける。

本実施例においては、案内縄８の移動の安定性を確保するために、主柱１の上端面の前後端には固定塊１３を設け、固定塊１３の上端面には円弧状支持塊１４を設け、円弧状支持塊１４の上端面には案内縄８に対応する案内溝１５を設け、案内縄８は活動可能に案内溝１５に取り付けられ、主柱１の前後端の頂部には位置制限嵌め板１６を設け、位置制限嵌め板１６は溶接で主柱１と固定され、位置制限嵌め板１６の中部には位置制限孔１７を設け、案内縄８は位置制限孔１７を通す。

本実施例においては、案内縄８を巻き取り易くして噴霧頭６の高さを調節し、高い橋脚に対して完全な噴霧及びメンテナンスを容易にするために、主柱１の後端面には円形繋ぎ板９に対応する円形溝１８を設け、円形繋ぎ板９は溶接で円形溝１８に固定され、円形繋ぎ板９の上端面には案内縄８に対応する上り円形孔１９を設け、上り円形孔１９の下方には下り円形溝２０を設け、下り円形溝２０に活動可能に円形盤２１を設け、案内縄８の尾部は上り円形孔１９を通して円形盤２１の頂部に接続し、円形盤２１の外側端面の中部には同期軸２２を設け、円形繋ぎ板９の外側端面には同期軸２２に対応する外円孔２３を設け、同期軸２２の頭部は、外円孔２３を通して横板２４を有し、取っ手１０の尾部は、横板２４の前端面の頭部に接続する。

注意すべきことは、本考案が高い橋脚ためのメンテナンス装置を目指し、実際な使用中、高い橋脚の架設が完了した後メンテナンスが必要になる場合、まず、ローラー３を介して移動台座２を移動して高い橋脚の近傍に到達させ、その後、噴霧頭６の尾部に送水管７を接続し；次に主柱１の後端面の取っ手１０を見つけて回動させると、取っ手１０が横板２４及び同期軸２２を連動し、同期軸２２が結び付いた円形盤２１を連動し、円形盤２１が回動して頂部の案内縄８を連動するのは、円形盤２１が案内縄８を徐々に巻き取り、案内縄８が引っ張られ且つ円弧状支持塊１４に沿って滑り続けるに従って、案内縄８の他端に接続された内押え板４を動かすようにさせ、内押え板４は、側辺板１１間の位置に沿って徐々に上昇するに従って、案内折り棒５及び噴霧頭６を連動して上昇させ；次に噴霧頭６で噴霧を行って、高い橋脚のメンテナンスが完了する。取っ手１０を回転させると噴霧の高さを均一に変化させるのは、噴霧及びメンテナンスの能率を高めるようにさせ、作業者がいつも噴霧管を持つことを必要としないのは、作業者の労働強度を有効的に低減できるようにさせる。なお、ローラー３を介して移動台座２及び主柱１の位置を調節して噴霧頭６の向きを変えることができるのは、噴霧頭６を高い橋脚のまわりで調節でき、高い橋脚に対して全方位の噴霧及びメンテナンスを遂げるようにさせる。

上文には本考案の使用原理や技術的特徴や有益な効果を記述する。当業者が上文に基づいて理解できることは、上文が本考案を限定するものではなく、上記に実施形態及び明細書が本考案の基本原理及び技術的特徴を記載し、さまざまな変更と改善が本考案の概念に適う前提の下で行われるが、これらは本考案の保護範囲内に入るべきである。請求項に係る本考案の保護範囲は、添付の請求項及びその均等物によって定義される。

１－主柱、２－移動台座、３－ローラー、４－内押え板、５－案内折り棒、６－噴霧頭、７－送水管、８－案内縄、９－円形繋ぎ板、１０－取っ手、１１－側辺板、１２－バッフル板、１３－固定塊、１４－円弧状支持塊、１５－案内溝、１６－位置制限嵌め板、１７－位置制限孔、１８－円形溝、１９－上り円形孔、２０－下り円形溝、２１－円形盤、２２－同期軸、２３－外円孔、２４－横板。

Claims (6)

1. 主柱（１）を有し、前記主柱（１）の底部には移動台座（２）を設け、前記移動台座（２）の下端面には複数のローラー（３）を設ける高い橋脚ためのメンテナンス装置であって、前記主柱（１）の前端面には上下調節可能な内押え板（４）を設け、前記内押え板（４）の前端面には案内折り棒（５）を設け、前記案内折り棒（５）の頭部には噴霧頭（６）を設け、前記内押え板（４）の上端面には案内縄（８）を設け、前記主柱（１）の後端面には、前記案内縄（８）の尾部に対応する円形繋ぎ板（９）を設け、前記円形繋ぎ板（９）の外側には取っ手（１０）を設けることを特徴とする高い橋脚ためのメンテナンス装置。
2. 前記主柱（１）と前記移動台座（２）との間は溶接で固定され、前記主柱（１）の前端面の両側には側辺板（１１）を設け、前記側辺板（１１）の外側端面にはバッフル板（１２）を設け、前記内押え板（４）は前記側辺板（１１）の間に位置し、前記バッフル板（１２）は前記内押え板（４）の外側に位置する
   ことを特徴とする請求項１に記載の高い橋脚ためのメンテナンス装置。
3. 前記内押え板（４）と前記案内折り棒（５）との間は溶接で固定され、前記案内折り棒（５）には２つの折り節の間の夾角が９０度であり、前記噴霧頭（６）の後方には送水管（７）を設ける
   ことを特徴とする請求項１に記載の高い橋脚ためのメンテナンス装置。
4. 前記主柱（１）の上端面の前後端には固定塊（１３）を設け、前記固定塊（１３）の上端面には円弧状支持塊（１４）を設け、前記円弧状支持塊（１４）の上端面には前記案内縄（８）に対応する案内溝（１５）を設け、前記案内縄（８）は活動可能に前記案内溝（１５）に取り付けられ、前記主柱（１）の前後端の頂部には位置制限嵌め板（１６）を設け、前記位置制限嵌め板（１６）は溶接で前記主柱（１）と固定され、前記位置制限嵌め板（１６）の中部には位置制限孔（１７）を設け、前記案内縄（８）は前記位置制限孔（１７）を通す
   ことを特徴とする請求項１に記載の高い橋脚ためのメンテナンス装置。
5. 前記主柱（１）の後端面には前記円形繋ぎ板（９）に対応する円形溝（１８）を設け、前記円形繋ぎ板（９）は溶接で前記円形溝（１８）に固定され、前記円形繋ぎ板（９）の上端面には前記案内縄（８）に対応する上り円形孔（１９）を設け、前記上り円形孔（１９）の下方には下り円形溝（２０）を設け、前記下り円形溝（２０）には活動可能に円形盤（２１）を設け、前記案内縄（８）の尾部は前記上り円形孔（１９）を通して前記円形盤（２１）の頂部に接続することを特徴とする請求項１に記載の高い橋脚ためのメンテナンス装置。
6. 前記円形盤（２１）の外側端面の中部には同期軸（２２）を設け、前記円形繋ぎ板（９）の外側端面には前記同期軸（２２）に対応する外円孔（２３）を設け、前記同期軸（２２）の頭部は、前記外円孔（２３）を通して横板（２４）を有し、前記取っ手（１０）の尾部は、前記横板（２４）の前端面の頭部に接続する
   ことを特徴とする請求項５に記載の高い橋脚ためのメンテナンス装置。