JP3241337U - 音声振動マッサージ器 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造がよりコンパクトで、より組み立てやすく、製造コスト及び組み立てコストが低減された音声振動マッサージ器を提供する。【解決手段】音声振動マッサージ器は、磁気シールドカバー1、磁石ブロック2、振動板3、ボイスコイルホルダー4及びマッサージヘッド5を含み、該磁気シールドカバーに上端が開口した収納チャンバ11が設けられ、該磁石ブロックは収納チャンバ内に固着され、該磁石ブロックと収納チャンバの壁との間に、ボイスコイルホルダーを入れるための隙間12が形成され、該ボイスコイルホルダーの下部にボイスコイル41が周設され、ボイスコイルホルダーの上部にマッサージヘッドが一体成型され、該ボイスコイルホルダーの外周に振動固定リング7が固定接続され、該振動固定リングは振動板を介して磁気シールドカバーに接続されている。【選択図】図1
Description
本考案は、音声電気変換技術分野に関し、特に音声振動マッサージ器に関する。
従来のマッサージ製品は、音声信号を骨伝導マッサージに同期変換したり、音声や高温空気を出したりする機能を実現できていないが、モータを使用してマッサージを行うため、加工プロセスが煩雑であり、複雑な組み立てが要求される。マッサージ効果も望ましくなく、機能が単一で、娯楽機能が何もなく、マッサージに関連する健康促進分野で普及させるには限界がある。
上記の技術的課題を解決するため、技術者によって設計されたオーディオマッサージスピーカーとして、中国実用新案第209151321号明細書を参照すると、弾性支持部材を含み、該弾性支持部材にチャンバが設けられ、該チャンバ内に山型カップ部材が設けられ、該山型カップ部材の上方に位置決め支持体及びボイスコイル伝導支持体が設けられており、該ボイスコイル伝導支持体の外側に支持固定部材及びマッサージ伝導部材が嵌設されており、該ボイスコイル伝導支持体の上部は、該マッサージ伝導部材の空洞内に設けられており、該ボイスコイル伝導支持体の下部にボイスコイルが接続され、該ボイスコイルは該山型カップ部材の内壁に近接している。しかしながら、このオーディオマッサージスピーカーは構造が複雑で、組み立てが繁雑である上、マッサージ伝導部材とボイスコイル伝導支持体が別体として接続されているため、加工製造コスト及び組み立てコストが増加している。
本考案の目的は、構造がコンパクトで組み立てやすく、また、マッサージヘッドとボイスコイルホルダーを一体成型して、製造コスト及び組み立てコストを低減した音声振動マッサージ器を提供することである。
本考案の上記技術的目的は、以下の技術的解決手段によって実現される。音声振動マッサージ器であって、磁気シールドカバー、磁石ブロック、振動板、ボイスコイルホルダー及びマッサージヘッドを含み、該磁気シールドカバーに上端が開口した収納チャンバが設けられ、該磁石ブロックは収納チャンバ内に固着され、該磁石ブロックと収納チャンバの壁との間に、ボイスコイルホルダーを入れるための隙間が形成され、該ボイスコイルホルダーの下部にボイスコイルが周設され、ボイスコイルホルダーの上部にマッサージヘッドが一体成型され、該ボイスコイルホルダーの外周に振動固定リングが固定接続され、該振動固定リングは振動板を介して磁気シールドカバーに接続されている。
さらに、該ボイスコイルホルダーとマッサージヘッドとの間に接続部が設けられ、該振動固定リングは接続部に嵌設され、該接続部は径方向に延びて、振動固定リングを支持するためのフランジを有し、該振動固定リングは固定ナットを介して接続部と螺合し接続部に固定されている。
さらに、該接続部内に、上向きに延びてマッサージヘッドの頂部まで貫通する放熱通路が設けられ、該放熱通路は該接続部の底部に連通する。
さらに、該磁気シールドカバーの上端に段差が形成され、該振動板の内周は磁気シールドカバーの段差に対応する位置に固定接続されている。
さらに、該振動固定リングの下部に環状溝が形成され、該振動板の外周は振動固定リングの環状溝に対応する位置に固定接続されている。
さらに、該磁気シールドカバー、振動固定リング及びボイスコイルホルダーは同軸に設置されている。
さらに、該ボイスコイルホルダーの底部に、径方向に延びるストップリングが設けられている。
さらに、該固定ナットの外周に、捻って回しやすい切り欠きが設けられている。
さらには、該マッサージ器はさらに底板を含み、該磁気シールドカバーは底板の上端に固定接続されている。
さらに、該ボイスコイルホルダーの底部に磁石ブロックを入れるための逃げ孔が設けられている。
以上をまとめると、本考案は以下の有益な効果を有する。
音声振動マッサージ器であって、構造がコンパクトで組み立てやすく、また、マッサージヘッドとボイスコイルホルダーを一体成型して、製造コスト及び組み立てコストを低減している。
次に、図面と組み合わせて本考案をさらに説明する。
図1~2に示す通り、音声振動マッサージ器は、磁気シールドカバー1、磁石ブロック2、振動板3、ボイスコイルホルダー4、マッサージヘッド5及び底板9を含み、該マッサージヘッド5はボール状構造を用いており、該磁気シールドカバー1は底板9の上端に設置されて底板9と一体に溶接されている。
該磁気シールドカバー1は上端が開口した収納チャンバ11が設けられ、該磁石ブロック2は収納チャンバ11内に固着されている。該磁石ブロック2は強力磁石であり、この強力磁石は収納チャンバ11の内端中心に接着剤で固定接続することができる。該磁石ブロック2と収納チャンバ11の壁との間に、ボイスコイルホルダー4を入れるための隙間12が形成され、該ボイスコイルホルダー4の底部に磁石ブロック2を入れるための逃げ孔42が設けられており、初期位置では、ボイスコイルホルダー4が振動時に伸縮するために、該磁石ブロック2の上端面と逃げ孔42の内端面との間に間隔が空けられている。
該ボイスコイルホルダー4の下部にボイスコイル41が周設され、該ボイスコイルホルダー4の上部にマッサージヘッド5が一体成型され、該ボイスコイルホルダー4の外周に振動固定リング7が固定接続されている。具体的には、該ボイスコイルホルダー4とマッサージヘッド5との間に接続部6が設けられ、該振動固定リング7は接続部6に嵌設され、該接続部6は径方向に延びて、振動固定リング7を支持するためのフランジ61を有し、該振動固定リング7は、固定ナット8を介して接続部6と螺合し接続部6に固定されている。当然ながら、同等の技術手段として、該振動固定リング7と接続部6はねじを介して固定接続されてもよく、そのねじ山は、垂直下向きに設置されていることが好ましい。該振動固定リング7は、接続部6と直接螺合してもよい。
該振動固定リング7は振動板3を介して磁気シールドカバー1に接続されており、該振動固定リング7、振動板3及び磁気シールドカバー1は同軸に設置されている。上記の設置により、本音声振動マッサージ器は、構造がよりコンパクトになり、より組み立てやすくなっている。また、マッサージヘッド5とボイスコイルホルダー4とを一体成型することにより、製造コスト及び組み立てコストが低減されている。
動作原理は以下の通りである。ボイスコイル41に音声信号が入力され動作する際に生じる磁界と磁石ブロック2との相互作用により、振動板3を押動して振動を生じさせる。該振動板3は振動固定リング7、ボイスコイルホルダー4及びマッサージヘッド5を同期して振動させ、マッサージヘッド5の振動マッサージを実現する一方で、音声を増幅する。
該接続部6内に、上向きに延びてマッサージヘッド5の頂部まで貫通する放熱通路62が設けられ、該放熱通路62は該接続部6の底部に連通している。具体的には、該放熱通路62とマッサージヘッド5は同軸に設置されており、放熱通路62の設置によって、収納チャンバ11内の熱を放熱しやすくなり、さらには使い勝手を向上させ、使用寿命を長くする。
該磁気シールドカバー1の上端に段差13が形成され、該振動板3の内周は磁気シールドカバー1の段差13に対応する位置に固定接続されている。該振動固定リング7の下部に環状溝71が形成され、該振動板3の外周は振動固定リング7の環状溝71に対応する位置に固定接続されている。上記の設置により、振動板3の迅速な取り付けを可能にする一方で、該振動板3をより安定的かつ堅固に接続する。
該磁気シールドカバー1の底部は溝付き凹部14が上向きに凹設されている。溝付き凹部14の設置によって、該磁気シールドカバー1を載置するときにより安定させることができる。具体的には、ミネラルウォーターのボトル底部の構造を参照されたい。
該ボイスコイルホルダー4の底部には、径方向に延びるストップリング43が設けられており、ストップリング43の設置によって、ボイスコイルホルダー4の下部面積を増大させる一方で、振動板3が振動して、ボイスコイルホルダー4を下向きに振動させるとき、磁気シールドカバー1の収納チャンバ11の内端とボイスコイルホルダー4との接触面積が増加しているため、少ない作用力でボイスコイルホルダー4に圧力の強さを与え、ひいては該ボイスコイルホルダー4の使用寿命を長くしている。また、フランジ61とストップリング43の連動により、ボイスコイルホルダー4に周設されたボイスコイル41が振動中にボイスコイルホルダー4から落下または離脱するのを防止する。
該固定ナット8の外周には捻って回しやすい切り欠き81が設けられている。本考案では、該切り欠き81は、操作者が容易に捻って回し、振動固定リング7を迅速に取り付けられるように、周方向に均等に分散して4個配置されている。
以上の記述は本考案の好ましい実施形態にすぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲に記載された構造、特徴及び原理に従ってなされた等価の変更または修飾は、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれる。
1 磁気シールドカバー
11 収納チャンバ
12 隙間
13 段差
14 溝付き凹部
2 磁石ブロック
3 振動板
4 ボイスコイルホルダー
41 ボイスコイル
42 逃げ孔
43 ストップリング
5 マッサージヘッド
6 接続部
61 フランジ
62 放熱通路
7 振動固定リング
71 環状溝
8 固定ナット
81 切り欠き
9 底板
11 収納チャンバ
12 隙間
13 段差
14 溝付き凹部
2 磁石ブロック
3 振動板
4 ボイスコイルホルダー
41 ボイスコイル
42 逃げ孔
43 ストップリング
5 マッサージヘッド
6 接続部
61 フランジ
62 放熱通路
7 振動固定リング
71 環状溝
8 固定ナット
81 切り欠き
9 底板
Claims (10)
- 磁気シールドカバー(1)、磁石ブロック(2)、振動板(3)、ボイスコイルホルダー(4)及びマッサージヘッド(5)を含み、前記磁気シールドカバー(1)に上端が開口した収納チャンバ(11)が設けられ、前記磁石ブロック(2)は前記収納チャンバ(11)内に固着され、前記磁石ブロック(2)と前記収納チャンバ(11)の壁との間に、ボイスコイルホルダー(4)を入れるための隙間(12)が形成され、前記ボイスコイルホルダー(4)の下部にボイスコイル(41)が周設され、前記ボイスコイルホルダー(4)の上部に前記マッサージヘッド(5)が一体成型され、前記ボイスコイルホルダー(4)の外周に振動固定リング(7)が固定接続され、前記振動固定リング(7)は前記振動板(3)を介して前記磁気シールドカバー(1)に接続されていることを特徴とする、音声振動マッサージ器。
- 前記ボイスコイルホルダー(4)と前記マッサージヘッド(5)との間に接続部(6)が設けられ、前記振動固定リング(7)は前記接続部(6)に嵌設され、前記接続部(6)は径方向に延びて、前記振動固定リング(7)を支持するためのフランジ(61)を有し、前記振動固定リング(7)は固定ナット(8)を介して前記接続部(6)と螺合し、前記接続部(6)に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記接続部(6)内に、上向きに延びて前記マッサージヘッド(5)の頂部まで貫通する放熱通路(62)が設けられ、前記放熱通路(62)は前記接続部(6)の底部に連通することを特徴とする、請求項2に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記磁気シールドカバー(1)の上端に段差(13)が形成され、前記振動板(3)の内周は前記磁気シールドカバー(1)の前記段差(13)に対応する位置に固定接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記振動固定リング(7)の下部に環状溝(71)が形成され、前記振動板(3)の外周は前記振動固定リング(7)の前記環状溝(71)に対応する位置に固定接続されていることを特徴とする、請求項4に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記磁気シールドカバー(1)、前記振動固定リング(7)及び前記ボイスコイルホルダー(4)は同軸に設置されていることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記ボイスコイルホルダー(4)の底部に、径方向に延びるストップリング(43)が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記固定ナット(8)の外周に、捻って回しやすい切り欠き(81)が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記音声振動マッサージ器はさらに底板(9)を含み、前記磁気シールドカバー(1)は前記底板(9)の上端に固定接続されていることを特徴とする、請求項6に記載の音声振動マッサージ器。
- 前記ボイスコイルホルダー(4)の底部に前記磁石ブロック(2)を入れるための逃げ孔(42)が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の音声振動マッサージ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004132U JP3241337U (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | 音声振動マッサージ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022004132U JP3241337U (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | 音声振動マッサージ器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3241337U true JP3241337U (ja) | 2023-03-22 |
Family
ID=85600261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022004132U Active JP3241337U (ja) | 2022-12-15 | 2022-12-15 | 音声振動マッサージ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3241337U (ja) |
-
2022
- 2022-12-15 JP JP2022004132U patent/JP3241337U/ja active Active
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