JP3241336U - ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】マッサージ効果を与えつつ、皮膚に微弱電流を流し、身体の生体電流を整えるブラシを提供する。【解決手段】可撓性を有する複数のブラシ毛21、22と、複数のブラシ毛を覆うハウジング10と、を備え、複数のブラシ毛は、電位差を有する第1ブラシ毛21および第2ブラシ毛22を有するブラシ1。【選択図】図1

Description

本考案は、ブラシに関する。
身体をマッサージすることにより様々な効果を得られるブラシが知られている。
特許文献1には、多様なマッサージが行えるマッサージブラシが記載されている。
特開2017-108895号公報
皮膚に微弱な電流を流すことで身体の疲労回復のみならず、細胞の活性化等の効果を期待できることが知られている。しかしながら、上記のようなマッサージブラシでは、微弱な電流を流すことはできない。
そこで、本考案は、マッサージ効果を与えつつ、皮膚に微弱電流を流し、身体の生体電流を整えるブラシを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題の少なくとも1つを解決するものであるが、その例を挙げるならば、次の通りである。すなわち、本考案の一態様であるブラシは、可撓性を有する複数のブラシ毛と、前記複数のブラシ毛を覆うハウジングと、を備え、前記複数のブラシ毛は、電位差を有する第1ブラシ毛および第2ブラシ毛を有する。
あるいは、ブラシは、可撓性を有する複数のブラシ毛と、前記複数のブラシ毛の端部を支持する支持部と、前記支持部を覆うハウジングと、を備え、前記支持部の両端に電圧を掛けて前記複数のブラシ毛と皮膚の間に回路を生成するものであってもよい。
前記ブラシ毛および前記支持部は、導電性を有する材料からなるものであってもよい。
前記ブラシ毛の先端付近に金属を取り付けたものであってもよい。
前記ブラシ毛および前記支持部を一体成型により導電性を有する材料から形成したものであってもよい。
前記電圧は、交流および高周波であってもよい。
本考案によれば、マッサージ効果を与えつつ、皮膚に微弱電流を流し、身体の生体電流を整えるブラシが提供される。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態に係るブラシの一例を示す斜視図である。 第1実施形態に係るブラシのA-A線断面を矢印方向から見た分解断面図である。 第1実施形態に係るブラシのブラシ毛の形状の一例を示す図である。 第1実施形態に係るブラシのブラシ毛の作用の一例を示す図である。 第1実施形態に係るブラシの変形例を示すA-A線断面を矢印方向から見た分解断面図である。 第1実施形態に係るブラシの他の変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係るブラシの一例を示す断面図である。 第2実施形態に係るブラシの回路の一例を示す図である。 第2実施形態に係るブラシの第1変形例を示す斜視図である。 第2実施形態に係るブラシの第2変形例を示す斜視図である。 第2実施形態に係るブラシの第3変形例を示す部分断面図である。
本考案の実施形態の例について、以下、図に基づいて説明する。本考案において、構成要素等の形状、位置関係等に言及する場合は、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
図1は、本実施形態に係るブラシ1の一例を示した図である。また、図2は、図1に記載のブラシ1のA-A線断面を、矢印方向から見た分解断面図である。ブラシ1は、ハウジング10と、ブラシ部20と、を備えている。ブラシ1は、ハウジング10の把持部13を指で挟み、ブラシ部20を頭皮等の皮膚に当てて動かすことで、皮膚をマッサージできるとともに、皮膚に微弱電流が流れて身体の生体電流を整えることができるものである。
ハウジング10は、ブラシ部20を覆う第1ハウジング11と、ブラシ部20を保持する第2ハウジング12と、使用者が手で握る把持部13と、を備えている。
第1ハウジング11は、略円盤状で、中央付近に突出した把持部13を備えている。第2ハウジング12は、略円盤状で、平面部分に複数の開口部121を有し、後述する第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22が貫通するように形成されている。第1ハウジング11および第2ハウジング12は、後述するブラシ部20の端部を収容できる中空を有するように端部が結合する。第1ハウジング11および第2ハウジング12の結合方法は特に限定されないが、例えば、ネジやラッチで留めたり、端部を線条と溝によりはめ合わせたりして結合する。
把持部13は、円柱状をしており、中間部分が括れ、第1ハウジング11面と垂直な方向に伸びている。把持部13の端部は、第1ハウジング11面と平行な方向に広がっている。把持部13が括れ部分を有していることにより、掌や指で把持しやすくなる。
第1ハウジング11、第2ハウジング12、及び把持部13は、プラスチック樹脂、非導電性の金属により形成されている。第1ハウジング11と把持部13は、本実施形態では、一体に形成されているが、別々に形成し、接続して形成してもよい。ハウジング10は、例えば、水や汗などによる露出した電極間の絶縁を担う。
複数の第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、ストッパー23と、接触端24と、支持部25とを有している。第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、略錐体状をしており、一端が先細り、他端が平面の形状をしている。
第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、互いに異なる金属粉を含む可撓性の素材から形成される。第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、第1ブラシ毛21と第2ブラシ毛22の間で電位差を生じるように形成されている。電位差が生じれば、どのような素材から形成されてもよい。電位差は高い方が望ましく、具体的には、第1ブラシ毛21には、第2ブラシ毛22で選択された金属の粉よりもイオン化傾向が小さい金属、例えば、金、白金、銀または銅などが用いられ、第2ブラシ毛22には、第1ブラシ毛21で選択された金属よりもイオン化傾向が大きい素材、例えば、亜鉛、チタン、アルミニウム、タングステン、ステンレス、銀または銅などが用いられる。なお、ブラシ毛として利用できる素材は、金属粉を含有する導電性ゴムに限られない。例えば、熱可塑性樹脂やポリエステル樹脂等にメッキや塗装をした素材を用いて電位差を生じるようにしてもよい。また、それぞれ電位の異なる電極の上に、第1ブラシ毛21、第2ブラシ毛22の先端側を、アクリル繊維・ナイロン繊維に硫化銅を化学結合させた有機導電性繊維(例えば、サンダーロン(登録商標))等で毛先を形成したものを接続して、第1ブラシ毛21、第2ブラシ毛22としてもよい。
図3は、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22の先端の形状を示す斜視図である。なお、図3および図4においては、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22をまとめてブラシ毛2として説明する。
図3(a)のブラシ毛2は、先端に向かって徐々に細くなり、先端が略半球形状の略錐体形をしている。
図3(b)のブラシ毛2は、先端が複数に分かれている。具体的には、ブラシ毛2は、先端に向かって徐々に細くなり、先端からブラシ毛2側に2.0mm~10mm程度の位置から複数に枝分かれしている。ブラシ毛2の先端は、少なくとも2つに分かれていればよく、本実施形態では、3つに分かれている例を示している。
図3(c)のブラシ毛2は、先端が略球状をしている。具体的には、ブラシ毛2は、先端に向かって徐々に細くなり、先端からブラシ毛2側に2.0mm~10mm程度の位置が他より窪む凹み部を有している。ブラシ毛2の先端は、略球状をしている。先端の球状体は、半径が0.3mm~2.0mm、好ましくは、0.4mm~1.8mmである。また、突起部211のゴム硬度は、約50度~90度、好ましくは、60度~80度である。
図3(d)のブラシ毛2は、図3(a)で示すブラシ毛2の先端に金属製のピンが差し込まれている。
ここで、ゴム硬度の測定方法について説明する。ゴムの硬さを測定する原理としては、測定するゴムの表面に鋭利ではない針(押針、インデンタ)を押し込んで、その変形量を測定し数値化する方法がとられている。針を押し込む力としてスプリングを用いる「デュロメーター硬さ」と、分銅などで一定の定荷重を用いる「国際ゴム硬さ(IRHD)」がある。このうち「デュロメーター硬さ」の方が、測定器が簡便であることから一般に広く普及している。そこで、本明細書においても、硬さは、「デュロメーター硬さ」を測定することとしている。
デュロメーター硬さの測定では、4種類あるデュロメーターのタイプを測定対象の硬さによって選択する。JIS K 6253-3に規格されており、デュロメーターには、タイプA、タイプD,タイプE及びタイプAMがある。
デュロメーターのタイプの選択は、次の様になっている。
-タイプDデュロメーターで硬さが20未満の値を示す場合は、タイプAを用いる。
-タイプAデュロメーターで硬さが20未満の値を示す場合は、タイプEを用いる。
-タイプAデュロメーターで硬さが90を超える値を示す場合は、タイプDを用いる。
-薄い試験片(厚さ6.0mm未満)の場合は、タイプAMを用いる。
本願明細書および請求の範囲における硬度は、上記で選択されたタイプのデュロメーターで測定される値である。
第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、長さ方向の中央より平面側にストッパー23を有している。ストッパー23は、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22の半径より大きい半径を有する円盤状をしており、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22の外周に沿うように配置される。ストッパー23は、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22と一体的に形成されてもよいし、別々に形成して接着等により接続されてもよい。ストッパー23は、第2ハウジング12の開口部121から第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22が抜けてしまうのを防止する。また、第1ブラシ毛21のストッパー231と、第2ブラシ毛22のストッパー232とは、互いに接触して導通している。
第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、略円柱状の平面の形状をした接触端24を有している。
ブラシ1を組み立てるには、図2に示すように、第2ハウジング12の開口部121に第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22をストッパー23が開口部121の端部に接するようにして貫通させる。次に、第1ハウジング11を接触端24側から被せて第1ハウジング11と第2ハウジング12を結合させる。
ブラシ1の把持部13を例えば掌で握り、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22を頭皮等に当て、ブラシ1を頭皮等に沿うように往復させると、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22によるマッサージ効果が得られる。また、ブラシ1は、第1ブラシ毛21と第2ブラシ毛22が電位差を有しているため、使用時に肌に当たると、両電極と肌との間で電気的閉回路を形成して生体内に微弱電流を流すことができる。
図4は、ブラシ毛2の作用の一例を示している。図4(a)のブラシ毛2は、頭皮等に押し付けてブラシ1を動かすと、徐々に撓み、頭皮、毛根等に適度な刺激を与えることができる。
図4(b)のブラシ毛2は、複数に分かれた先端部分がブラシ1を頭皮等に沿って移動させることで徐々に撓み、頭皮、毛根等に優しい刺激を与えることができる。
図4(c)のブラシ毛2は、全体がブラシ1を頭皮に沿って移動させることで徐々に撓み、また、先端の略球状が凹み部から曲がるため、先端の略球状が頭皮にしっかりと押し付けられ、頭皮、毛根等に適度な刺激を与えることができる。
図4(d)のブラシ毛2は、ブラシ1を頭皮等に沿って移動させると、徐々に撓み、頭皮、毛根等に適度な刺激を与えることができ、また、先端の金属により効率よく微弱電流を流すことができる。
以上、本考案の実施形態について説明した。本実施形に係るブラシ1によれば、マッサージ効果を与えつつ、皮膚に微弱電流を流し、身体の生体電流を整えるブラシが提供される。第1ブラシ毛21と第2ブラシ毛22は、電位差を生じるように異なる金属粉を含有する導電性ゴムから形成されているため、ブラシ1を皮膚に当てるだけで微弱電流を流すことができ、身体の生体電流を整えることができる。また、第1ブラシ毛21と第2ブラシ毛22は、可撓性を有するブラシ毛のため、皮膚に適度な刺激を与えることで、マッサージ効果が得られる。
図5は、本実施形態に係るブラシ1の変形例を示している。図5は、図1に記載のブラシ1のA-A線断面図を、矢印方向から見た分解断面図である。本変形例では、複数の第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、接触端24と接触する支持部25を有している。また、本変形例では、ストッパー23は、開口部121から第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22が抜けない程度に開口部121より大きく形成されている。ストッパー23同士は、接触していない。
支持部25は、略円盤状で導電性を有する素材から形成されている。支持部25は、導電性を有する物質を含む材料で形成されていれば、どのような材料でもよく、例えば、金属、主として炭素を含む材料、導電性を有する樹脂ゴムなどである。
支持部25は、図5に示すように、第1ハウジング11の中空を形成する側に配置されている。第1ハウジング11を接触端24側に被せると、接触端24が支持部25に接触する。各第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22の接触端24が支持部25に接触することで、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22は、相互に電気的に接続され、皮膚に当てると閉回路となり微弱電流を流すことができる。なお、第1ブラシ毛21、第2ブラシ毛22、及び支持部25は、一体成型により形成されていてもよい。
図6は、本実施形態に係るブラシ1の他の変形例を示している。図6は、図1に記載のブラシ1のA-A線断面を矢印方向から見た断面図である。本変形例では、第1ブラシ毛21と支持部25は、一体に形成されている。
一体に形成された支持部25と第1ブラシ毛21は、第2ブラシ毛22が貫通する開口部122を備えている。一体に形成された支持部25と第1ブラシ毛21の先端部分を第2ハウジング12の開口部121に貫通させ、第2ブラシ毛22の先端部分を開口部122及び開口部121の順に貫通させる。第1ハウジング11を被せて第2ハウジングと連結させる。第1ブラシ毛21と第2ブラシ毛22は、異なる金属粉を含有する導電性ゴムにより形成されているため、皮膚に当てると閉回路となり微弱電流を流すことができる。なお、図6は、第1ブラシ毛21及び第2ブラシ毛22の先端が肌や頭皮に沿うように湾曲した状態を示している。
図7は、第2実施形態に係るブラシ1aを示している。図7は、図1に記載のブラシ1のA-A断面図を矢印方向から見た断面と同様の部分断面図である。ブラシ1aは、第1実施形態のブラシ1と同様、ハウジング10と、ブラシ部20とを備えている。なお、本実施形態を含む以降の実施形態では、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
ハウジング10は、把持部13に替えてハンドル部14を備えている。ハンドル部14は、略円柱状の接続部分が第1ハウジング11の中央付近から第1ハウジング11の垂直方向に伸び、端面が第1ハウジング11と平行方向に広がる略楕円形状をしている。
ハンドル部14は、コントロール部141を有し、コントロール部141は、電源(不図示)、制御部(不図示)、及びコントローラ142を備えている。
コントロール部141の電源は、太陽電池、充電可能な二次電池等が用いられ、制御部は、電流量計測器、周波数発生部、タイマー、及び電流制限等が配置されている。コントローラ142は、制御部を操作する操作スイッチ、LED等の画面表示、及び音声装置などが配置されている。なお、上記したすべてのものが用いられ、あるいは配置される必要はなく、適宜取捨選択されるものであってよい。また、電源は、使い切りの一次電池や、ケーブルを介して商用電源コンセントから電力供給を受けるものを用いてもよい。
ハンドル部14は、指掛け部16を備えている。指掛け部16は、指を差し込むことができる貫通孔161を有している。指掛け部16を備えることで、ハンドル部14の操作がし易くなる。
ブラシ部20は、支持部25とブラシ毛が一体に形成されたブラシ毛2aを備えている。支持部25aの両端にコントローラ142の操作により電位を与えることで、ブラシ毛2aの先端が皮膚に接触した接触面間Tに電流を流すことができる。また、ブラシ毛2aは、アクリル繊維・ナイロン繊維に硫化銅を化学結合させた有機導電性繊維(例えば、サンダーロン(登録商標))等で毛先を形成したものを支持部25に差し込み、接着、または溶着等により接続したものでもよい。
図8を用いて、ブラシ1aの使用時における電流の流れを説明する。図8(a)は、ブラシ毛2aの先端が皮膚に接触していない状態、図8(b)は、ブラシ毛2aの先端が皮膚に接触している状態を示す回路図である。なお、R1、R2、及びR3は、電圧を掛けた際のブラシ毛2aの支持部25に該当する箇所の抵抗を示している。R2は、ブラシ毛2a同士の間の抵抗を示している。また、R4は、ブラシ毛2aが皮膚に接触した時の抵抗を示している。
例えば、3Vの電荷を掛けて、R1、R2、及びR3が10kΩとした時、抵抗は30kΩとなる。この時、図8(a)の回路では、0.1mAの電流が流れる。
一方、ブラシ毛2aが皮膚に接触すると、ブラシ毛2a1、皮膚、及びブラシ毛2a2の回路が生成される。ブラシ毛2a1とブラシ毛2a2の間の抵抗R4を10kΩとした時、R1~R4全体の抵抗は25kΩとなる。この時、図8(b)の回路では、全体として0.12mAの電流が流れ、ブラシ毛2a1とブラシ毛2a2の間には、皮膚側に0.06mAの電流が流れる。
図9は、第2実施形態に係るブラシ1aの第1変形例を示す斜視図である。本変形例では、ハンドル部14は、指掛け部16に替えて、第1指掛け部17、第2指掛け部18、第3指掛け部19と、を備えている。
第1指掛け部17は、略楕円形のハンドル部14の長径の一端に設けられる。第2指掛け部18および第3指掛け部19は、第1指掛け部17側寄りの短径に対称に設けられる。第1指掛け部17、第2指掛け部18、及び第3指掛け部19は、曲線を有するように切り欠いて設けられ、指で掴みやすい形状をしている。例えば、右手の場合、第1指掛け部17は、人差し指を、第2指掛け部18は、親指を、第3指掛け部19は、薬指をかけると、軽い力で簡単にハンドル部14を把持することができ、持ち易く、かつ、操作がしやすくなる。
図10は、第2実施形態に係るブラシ1aの第2変形例を示す概略図である。本変形例は、支持部25の形成の仕方が異なっている。
支持部25は、例えば、プラスチック樹脂の表面にメッキや、導電塗料が塗布され板状に形成されるか、あるいは、アルミ板等の金属板により形成される。板状の支持部25に凸状の受け部251を複数設け、受け部251に可撓性を有するブラシ毛3を差し込んでブラシ部20aを形成する。支持部25を配線すれば、電圧を掛けることができる。本実施形態では、交流電圧を印加した場合を示している。なお、交流電圧は、正弦波または三角波に限定されず、さらに、高周波であってもよい。
図11は、第2実施形態の第3変形例を示している。図11は、ブラシ1a部分が図1に記載のブラシ1のA-A線断面図を矢印方向から見た断面と同様の断面図、ハンドル部分が透視図である。本変形例では、ブラシ1aは、ハンドル部14に替えてハンドル15を備えている。
ハンドル15は、第1ハウジング11に接続され、第1ハウジング11面と略平行に伸びる形状をしている。ハンドル15は、内部にコントロール部141が配置されている。また、ハンドルの外周にコントローラ142が配置されている。
ブラシ1aは、柄のように伸びるハンドル15を備えているため、身体の背面等、掌で握った状態ではブラシ毛2を当てるのが難しい箇所でも使用することができる。
以上、本考案に係るブラシの実施形態について説明したが、これらは本考案の実施形態の一例にすぎず、本考案はこれらに限定されるものではない。本考案には、様々な変形例が含まれる。また、実施形態の中で説明した特徴の組合せの全てが考案の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1、1a:ブラシ、2、2a、3:ブラシ毛、10:ハウジング、11:第1ハウジング、12:第2ハウジング、13:把持部、14:ハンドル部、15:ハンドル、16:指掛け部、17:第1指掛け部、18:第2指掛け部、19:第3指掛け部、20、20a:ブラシ部、21:第1ブラシ毛、22:第2ブラシ毛、23:ストッパー、24:接触端、25:支持部、121、122:開口部、141:コントロール部、142:コントローラ、231、232:ストッパー、251:受け部、R1、R2、R3、R4:抵抗、T:接触面間

Claims (6)

  1. 可撓性を有する複数のブラシ毛と、
    前記複数のブラシ毛を覆うハウジングと、を備え、
    前記複数のブラシ毛は、電位差を有する第1ブラシ毛および第2ブラシ毛を有する
    ブラシ。
  2. 可撓性を有する複数のブラシ毛と、
    前記複数のブラシ毛の端部を支持する支持部と、
    前記支持部を覆うハウジングと、を備え、
    前記支持部の両端に電圧を掛けて前記複数のブラシ毛と皮膚の間に回路を生成する
    ブラシ。
  3. 請求項1または2に記載のブラシであって、
    前記ブラシ毛および前記支持部は、導電性を有する材料からなる
    ブラシ。
  4. 請求項1または2に記載のブラシであって、
    前記ブラシ毛の先端付近に金属を取り付けた
    ブラシ。
  5. 請求項3に記載のブラシであって、
    前記ブラシ毛および前記支持部を一体成型により導電性を有する材料から形成した
    ブラシ。
  6. 請求項2に記載のブラシであって、
    前記電圧は、交流および高周波である
    ブラシ。
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