JP3241271U - ルアー - Google Patents

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【課題】 障害物等に引っ掛かったリアフックをさらに取り外し易くするルアーを提供すること。【解決手段】 ルアー本体2と、ルアー本体の後端部に設けられたリアフック接続部3と、リアフック接続部に取り付けられたリアフックと、ラインアイ6aを先端部に有していると共にルアー本体の後端部に基端部6bが取り付けられルアー本体の背側に配されたライン接続ロッド6と、ライン接続ロッドの先端部をルアー本体の前端部に着脱可能に一定の付勢力で固定する先端部固定部とを備え、ライン接続ロッドが、先端部が前端部から外れた際に、基端部を中心に先端部が回動可能とされ、リアフック接続部が、ルアー本体の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、リアフックがリアフック接続部上をスライド可能である。【選択図】 図1

Description

本考案は、障害物等にリアフックが引っ掛かっても外れ易いルアーに関する。
釣りに用いるルアー(疑似餌)は、魚等を掛ける釣り針であるフックを備えているが、海底等の障害物等にフックが引っ掛かってしまい外れなくなる場合がある。
このため、従来、例えば特許文献1には、リアフックを備えたルアー本体と、釣り糸が先端に接続され基端がルアー本体のリアフックアイに取り付けられたライン接続ロッドとを備え、ライン接続ロッドの先端部が、ルアー本体の前端部に着脱可能に支持されているルアーが記載されている。
このルアーでは、リアフックが障害物等に引っ掛かった際に、釣り糸を強く引っ張ってライン接続ロッドの先端部をルアー本体から外すことで、ライン接続ロッドの基端部でルアー本体のリアフックアイを介してリアフックを引っ張ることができ、引っ掛かったリアフックを障害物等から外し易くなる。
台湾特許出願公開第2020/07268号明細書
上記従来の技術において、以下の課題が残されている。
すなわち、特許文献1の技術では、ライン接続ロッドの基端部でルアー本体のリアフックアイを介してリアフックを引っ張ることで、ルアー本体の前端部に釣り糸を接続したものよりも、障害物等からリアフックを取り外し易くなるものの、それでも障害物等から外れない場合が多かった。
本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、障害物等に引っ掛かったリアフックをさらに取り外し易くするルアーを提供することを目的とする。
本考案は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の考案に係るルアーは、前後に長手方向を有して上側が背側とされていると共に下側が腹側とされたルアー本体と、前記ルアー本体の後端部に設けられたリアフック接続部と、前記リアフック接続部にスプリットリングを介して取り付けられたリアフックと、釣り糸が接続可能なラインアイを先端部に有していると共に前記ルアー本体の後端部に基端部が取り付けられ記ルアー本体の背側に配されたライン接続ロッドと、前記ライン接続ロッドの前記先端部を前記ルアー本体の前端部に着脱可能に一定の付勢力で固定する先端部固定部とを備え、前記ライン接続ロッドが、前記先端部が前記前端部から外れた際に、前記基端部を中心に前記先端部が回動可能とされ、前記リアフック接続部が、前記ルアー本体の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ前記腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、前記リアフックが、前記スプリットリングを介して前記リアフック接続部上をスライド可能であることを特徴とする。
このルアーでは、リアフック接続部が、ルアー本体の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、リアフックが、スプリットリングを介してリアフック接続部上をスライド可能であるので、リアフックが障害物等に引っ掛かった際に、リアフックがリアフック接続部上をスライドして後端部から前方の腹側まで移動することで、力が入る支点が変わりリアフックが外れ易くなる。
すなわち、リアフックが障害物等に引っ掛かった際、リアフックはリアフック接続部の後端にスプリットリングを介して繋がっているが、この状態で一定の付勢力に逆らって釣り糸を強く引っ張ることで、ライン接続ロッドの先端部がルアー本体から外れる。このときライン接続ロッドは、基端部を中心に回動すると共に、基端部が接続されているルアー本体の後端部を上方に持ち上げようとする。すなわち、釣り糸を引っ張ると、通常状態では、ライン接続ロッドの先端部が固定されているルアー本体の前端部を引っ張っているが、釣り糸を強く引っ張ってライン接続ロッドの先端部が開放されると、ライン接続ロッドの基端部が接続されているルアー本体の後端部を引っ張ることになる。
このとき、引っ張られた後端部が少し持ち上がってルアー本体の向きが変わると共に、リアフックがスプリットリングを介してリアフック接続部上をスライドして後端部から腹側まで移動し、ライン接続ロッドの基端部から離間する。なお、リアフックは腹側にスライドするため、背側のライン接続ロッドとは干渉しない。
このように、リアフックがスライドすることでリアフックに加わる力の支点が変わり、リアフックを引っ張る力の向きも変わると共に、てこの原理も加わって、リアフックが障害物等から外れ易くなる。
第2の考案に係るルアーは、第1の考案において、前記リアフック接続部が、前記長手方向の最後端に配されて屈曲した最後端屈曲部と、前記最後端屈曲部よりも前側にかつ前記腹側に配されて屈曲した腹側屈曲部と、前記最後端屈曲部から前記腹側屈曲部まで延在したスライド用延在部とを有していることを特徴とする。
このルアーでは、リアフック接続部が、長手方向の最後端に配されてルアー本体側に屈曲した最後端屈曲部と、最後端屈曲部よりも前側にかつ腹側に配されてルアー本体側に屈曲した腹側屈曲部と、最後端屈曲部から腹側屈曲部まで延在したスライド用延在部とを有しているので、リアフックが障害物等に引っ掛かった際に、リアフックがスライド用延在部上をスライドして背側屈曲部から腹側屈曲部まで移動することで、支点が変わりリアフックが外れ易くなる。
すなわち、リアフックが障害物等に引っ掛かった際、リアフックは最後端の背側屈曲部にスプリットリングを介して繋がっているが、この状態で釣り糸を強く引っ張ることで、ライン接続ロッドの先端部がルアー本体から外れると、ライン接続ロッドがルアー本体の後端部を上方に持ち上げようとする。
このとき、引っ張られた後端部が少し持ち上がってルアー本体の向きが変わると共に、腹側屈曲部が最後端屈曲部よりも後側に配される。そのため、リアフックがスプリットリングを介してスライド用延在部上をスライドして最後端屈曲部から腹側屈曲部まで移動する。このように、通常時は最後端屈曲部に係止されてリアフックが後端部に繋がっているが、ライン接続ロッドの先端部が外れて後端部が引っ張られた際には、スライドしたリアフックを腹側屈曲部に係止させることができる。
第3の考案に係るルアーは、第1又は第2の考案において、前記スライド用延在部が、直線状に延在していることを特徴とする。
すなわち、このルアーでは、スライド用延在部が、直線状に延在しているので、スプリットリング及びリアフックがスライド用延在部をスムーズにスライドすることができる。
第4の考案に係るルアーは、第1又は第2の考案において、前記ライン接続ロッドの前記基端部が、前記リアフック接続部の前記スプリットリングよりも前記一端側に繋がっていることを特徴とする。
すなわち、このルアーでは、ライン接続ロッドの基端部が、リアフック接続部のスプリットリングよりも前記一端側に繋がっているので、ライン接続ロッドの基端部の接続とスプリットリングの接続とをリアフック接続部で兼用できると共に、スプリットリング及びリアフックのスライド動作をライン接続ロッドの基端部が邪魔することがない。
第5の考案に係るルアーは、第1又は第2の考案において、前記ルアー本体が、前記背側に前記ライン接続ロッドの少なくとも前記先端部の一部が挿入可能な背側溝部を有し、前記先端部固定部が、前記背側溝部内に設けられ前記背側溝部内に挿入された前記ライン接続ロッドの前記先端部の一部を開口部から差し込み可能なクリップ部を備え、前記クリップ部が、前記開口部を前記ルアー本体の前端に向けて傾けて設置されていることを特徴とする。
すなわち、このルアーでは、クリップ部が、開口部をルアー本体の前端に向けて傾けて設置されているので、釣り糸を前記一定の付勢力に抗して引っ張った際に、前端側に傾いた開口部からライン接続ロッドの先端部を容易に外すことが可能になる。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本考案のルアーによれば、リアフック接続部が、ルアー本体の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、リアフックが、スプリットリングを介してリアフック接続部上をスライド可能であるので、リアフックが障害物等に引っ掛かった際に、リアフックがリアフック接続部上をスライドして後端部から前方の腹側まで移動することで、力が入る支点が変わりリアフックが外れ易くなる。
したがって、本考案のルアーによれば、リアフックが障害物等に引っ掛かっても、障害物等から外し易くなり、取り外しを断念してルアーをロストしてしまうことを防ぐことができる。
本考案に係るルアーの一実施形態において、フックを取り外したルアーを示す長手方向に沿った縦断面図を示す。 本実施形態において、フックを取り外したルアーを示す斜視図である。 本実施形態において、リアフックが障害物等に引っ掛かった状態を示す側面図である。 本実施形態において、ライン接続ロッドの先端部が外れた状態を示す側面図である。 本実施形態において、リアフックが障害物等から外れた状態を示す側面図である。 本実施形態において、ルアー本体の先端部を長手方向に直交する面で切断した断面図であって、ライン接続ロッドの先端部がクリップ部内に差し込まれて固定された状態を示す図(a)と、ライン接続ロッドの先端部がクリップ部から外れた状態を示す図(b)とを示す図である。
以下、本考案におけるルアーの一実施形態を、図1から図6に基づいて説明する。
本実施形態におけるルアー1は、図1から図6に示すように、前後に長手方向を有して上側が背側とされていると共に下側が腹側とされたルアー本体2と、ルアー本体2の後端部に設けられたリアフック接続部3と、リアフック接続部3にスプリットリング4を介して取り付けられたリアフック5と、釣り糸Lが接続可能なラインアイ6aを先端部に有していると共にルアー本体2の後端部に基端部6bが取り付けられルアー本体2の背側に配されたライン接続ロッド6と、ラインアイ6aをルアー本体2の前端部の近傍に配した状態で、ライン接続ロッド6の先端部をルアー本体2の前端部に着脱可能に一定の付勢力で固定する先端部固定部7とを備えている。
上記ライン接続ロッド6は、先端部が前端部から外れた際に、基端部6bを中心に先端部が回動可能とされている。すなわち、ライン接続ロッド6は、先端部が前端部から外れると、ラインアイ6aと共に先端部がルアー本体2背側から離間する方向に回動可能になっている。
上記リアフック接続部3は、ルアー本体2の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ腹側に他端が接続されて延在した金属線材である。
また、上記リアフック5は、スプリットリング4を介してリアフック接続部3上をスライド可能である。
上記リアフック接続部3は、前記長手方向の最後端に配されてルアー本体2側に屈曲した最後端屈曲部3aと、最後端屈曲部3aよりも前側にかつ腹側に配されてルアー本体2側に屈曲した腹側屈曲部3bと、最後端屈曲部3aから腹側屈曲部3bまで延在したスライド用延在部3cとを有している。
上記スライド用延在部3cは、直線状に延在している。
すなわち、リアフック接続部3は、従来の小さな円環状のリアフックアイと異なり、ルアー本体2の最後端から腹側まで延在しており、リアフック5がスプリットリング4を介してスライド可能なスライド用延在部3cを中間に有している。
このためリアフック5は、スライド用延在部3c上を最後端屈曲部3aから腹側屈曲部3bまで前記長手方向に対して斜め方向にスライド可能になっている。
上記ライン接続ロッド6の基端部は、リアフック接続部3のスプリットリング4よりも前記一端側に繋がっている。
上記ルアー本体2は、背側にライン接続ロッド6の少なくとも先端部の一部が挿入可能な背側溝部2aを有している。
本実施形態では、上記背側溝部2aが、ルアー本体2の背側に全長にわたって形成されており、ラインアイ6a及び基端部6b以外を除くライン接続ロッド6全体が挿入可能になっている。
上記先端部固定部7は、図6に示すように、背側溝部2a内に設けられ背側溝部2a内に挿入されたライン接続ロッド6の先端部の一部を開口部8aから差し込み可能なクリップ部8を備えている。
上記クリップ部8は、開口部8aをルアー本体2の前端に向けて傾けて設置されている。
クリップ部8は、一定の付勢力のバネ性(弾性)を持った逆Ω字状に形成されており、背側に開口部8aを配してルアー本体2内部の収納空間2bに設置されている。
すなわち、ライン接続ロッド6の先端部を、クリップ部8の開口部8a内に一定の付勢力に抗して押し込むことで固定可能であると共に、開口部8a内から一定の付勢力に抗して引き出すことで取り外し可能である。
なお、図1及び図2では、ライン接続ロッド6の先端部がクリップ部8から外れた状態を図示している。
また、本実施形態のルアー1は、ルアー本体2の腹側に腹側フックアイ9aを介して腹側フック9が取り付けてある。
上記ルアー本体2は、金属や樹脂等で形成されている。
また、ライン接続ロッド6,リアフック接続部3及びクリップ部8は、例えばSUS等の金属線材で形成されている。
次に、本実施形態のルアー1のリアフック5が、障害物等Xに引っ掛かった場合の外し方について説明する。
まず、図3に示すように、リアフック5が海底の障害物等Xに引っ掛かってしまった場合、リアフック5はリアフック接続部3の後端(最後端の最後端屈曲部3a)にスプリットリング4を介して繋がっているが、この状態で一定の付勢力に逆らって釣り糸Lを強く引っ張ることで、図4に示すように、ライン接続ロッド6の先端部がルアー本体2外れる。このときライン接続ロッド6は、基端部6bを中心に回動すると共に、基端部6bが接続されているルアー本体2の後端部を上方に持ち上げようとする。
すなわち、釣り糸Lを引っ張ると、通常状態では、ライン接続ロッド6の先端部が固定されているルアー本体2の前端部を引っ張っているが、釣り糸Lを強く引っ張ってライン接続ロッド6の先端部がクリップ部8から開放されると、ライン接続ロッド6の基端部が接続されているルアー本体2の後端部を上方に引っ張ることになる。このとき、引っ張られた後端部が少し持ち上がって腹側屈曲部3bが最後端屈曲部3aよりも後側に配される。
そのため、ルアー本体2の向きが変わると共に、リアフック5がスプリットリング4を介してリアフック接続部3上をスライドして後端部から腹側まで移動し、ライン接続ロッド6の基端部6bから離間する。すなわち、リアフック5がスプリットリング4を介してスライド用延在部3c上をスライドして最後端屈曲部3aから腹側屈曲部3bまで移動する。このように、通常時は最後端屈曲部3aに係止されてリアフック5が後端部に繋がっているが、ライン接続ロッド6の先端部が外れて後端部が引っ張られた際には、腹側にスライドしたリアフック5を腹側屈曲部3bに係止させることができる。
なお、リアフック5は腹側にスライドするため、背側のライン接続ロッド6とは干渉しない。
このように、リアフック5がスライドすることでリアフック5に加わる力の支点が変わり、リアフック5を引っ張る力の向きも変わると共に、てこの原理も加わって、リアフック5が障害物等から外れ易くなる。
なお、上記特許文献1のルアーの場合、ライン接続ロッドとリアフックとが小さな円環状のリアフックアイにより近接状態で接続されているため、力の支点が同じになってしまい、上記効果を得ることができない。
このように本実施形態のルアー1では、リアフック接続部3が、ルアー本体2の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、リアフック5がスプリットリング4を介してスライド可能であるので、リアフック5が障害物等Xに引っ掛かった際に、リアフック5がリアフック接続部3上をスライドして後端部から前方の腹側まで移動することで、力が入る支点が変わりリアフック5が外れ易くなる。
また、リアフック接続部3が、長手方向の最後端に配されて屈曲した最後端屈曲部3aと、最後端屈曲部3aよりも前側にかつ腹側に配されて屈曲した腹側屈曲部3bと、最後端屈曲部3aから腹側屈曲部3bまで延在したスライド用延在部3cとを有しているので、リアフック5が障害物等Xに引っ掛かった際に、リアフック5がスライド用延在部3c上をスライドして最後端屈曲部3aから腹側屈曲部3bまで移動することで、支点が変わりリアフック5が外れ易くなる。
また、スライド用延在部3cが、直線状に延在しているので、スプリットリング4及びリアフック5がスライド用延在部3cをスムーズにスライドすることができる。
また、ライン接続ロッド6の基端部6bが、リアフック接続部3のスプリットリング4よりも前記一端側に繋がっているので、ライン接続ロッド6の基端部6bの接続とスプリットリング4の接続とをリアフック接続部3で兼用できると共に、スプリットリング4及びリアフック5のスライド動作をライン接続ロッド6の基端部6bが邪魔することがない。
さらに、クリップ部8が、開口部8aをルアー本体2の前端に向けて傾けて設置されているので、釣り糸Lを前記一定の付勢力に抗して引っ張った際に、前端側に傾いた開口部8aからライン接続ロッド6の先端部を容易に外すことが可能になる。
なお、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1…ルアー、2…ルアー本体、2a…背側溝部、3…リアフック接続部、3a…最後端屈曲部、3b…腹側屈曲部、3c…スライド用延在部、4…スプリットリング、5…リアフック、6…ライン接続ロッド、6a…ラインアイ、6b…ライン接続ロッドの基端部、7…先端部固定部、8…クリップ部、8a…クリップ部の開口部、L…釣り糸

Claims (5)

  1. 前後に長手方向を有して上側が背側とされていると共に下側が腹側とされたルアー本体と、
    前記ルアー本体の後端部に設けられたリアフック接続部と、
    前記リアフック接続部にスプリットリングを介して取り付けられたリアフックと、
    釣り糸が接続可能なラインアイを先端部に有していると共に前記ルアー本体の後端部に基端部が取り付けられ前記ルアー本体の背側に配されたライン接続ロッドと、
    前記ライン接続ロッドの前記先端部を前記ルアー本体の前端部に着脱可能に一定の付勢力で固定する先端部固定部とを備え、
    前記ライン接続ロッドが、前記先端部が前記前端部から外れた際に、前記基端部を中心に前記先端部が回動可能とされ、
    前記リアフック接続部が、前記ルアー本体の後端部に一端が接続されていると共に前記一端よりも前側かつ前記腹側に他端が接続されて延在した金属線材であり、
    前記リアフックが、前記スプリットリングを介して前記リアフック接続部上をスライド可能であることを特徴とするルアー。
  2. 請求項1に記載のルアーにおいて、
    前記リアフック接続部が、前記長手方向の最後端に配されて前記ルアー本体側に屈曲した最後端屈曲部と、
    前記最後端屈曲部よりも前側にかつ前記腹側に配されて前記ルアー本体側に屈曲した腹側屈曲部と、
    前記最後端屈曲部から前記腹側屈曲部まで延在したスライド用延在部とを有していることを特徴とするルアー。
  3. 請求項1又は2に記載のルアーにおいて、
    前記スライド用延在部が、直線状に延在していることを特徴とするルアー。
  4. 請求項1又は2に記載のルアーにおいて、
    前記ライン接続ロッドの前記基端部が、前記リアフック接続部の前記スプリットリングよりも前記一端側に繋がっていることを特徴とするルアー。
  5. 請求項1又は2に記載のルアーにおいて、
    前記ルアー本体が、前記背側に前記ライン接続ロッドの少なくとも前記先端部の一部が挿入可能な背側溝部を有し、
    前記先端部固定部が、前記背側溝部内に設けられ前記背側溝部内に挿入された前記ライン接続ロッドの前記先端部の一部を開口部から差し込み可能なクリップ部を備え、
    前記クリップ部が、前記開口部を前記ルアー本体の前端に向けて傾けて設置されていることを特徴とするルアー。
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