JP3241190U - 三方従動式圧縮脱水機 - Google Patents
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Abstract
【課題】二つの異なる方向のクランプ機能を果たす三方従動式圧縮脱水機を提供する。【解決手段】三方従動式圧縮脱水機1は駆動ユニット20、輸送ユニット30および排水ユニット40を備える。輸送ユニットはフィルタードラムおよびスクリューを有する。フィルタードラムは処理物排出口を有する。スクリューはフィルタードラムに差し込まれ、駆動ユニットの駆動力を受けて回転する。排水ユニットは複数の圧縮部材41~44、押出ユニット52および油圧シリンダ62を有する。複数の圧縮部材は環状に配置されて押出通路45を構成する。押出通路はフィルタードラムの処理物排出口に繋がる。油圧シリンダはピストンロッドを有する。油圧シリンダのピストンロッドが押出ユニットを推し進めれば、複数の圧縮部材は押出ユニットによって押出通路の上下方向および左右方向から奥へ強制的に後退する。【選択図】図1
Description
本考案は脱水機に関し、詳しくは上下方向および左右方向から挟んで固定するクランプ機能によって排水作業を均一に進めることができる三方従動式圧縮脱水機に関するものである。
ペットボトル、サラダ油ボトル、プラスチックシールなどの廃プラスチックを処理する際、廃プラスチックをリサイクルするには分類工程、破砕工程、洗浄工程、脱水工程、梱包工程などを進めなければならない。
脱水工程において廃プラスチックの水分を減らすために押出式脱水機を使用することが一般的である。水分が少ないほど廃プラスチックのリサイクル率は高くなる。
脱水工程において廃プラスチックの水分を減らすために押出式脱水機を使用することが一般的である。水分が少ないほど廃プラスチックのリサイクル率は高くなる。
特許文献1により掲示された押出式脱水機はスクリューによって廃プラスチックに一次排水作業を進め、一次油圧シリンダおよび二次油圧シリンダによって廃プラスチックに二次排水作業を進めるものである。
特許文献1において、一次油圧シリンダと二次油圧シリンダは上下方向から廃プラスチックを挟んで排水作業を進めるが、廃プラスチックの左右両側を挟んで押し詰めることはできないため、排水効果は限られる。また一次油圧シリンダと二次油圧シリンダは配置方式および全体構造が比較的複雑である。
つまり、特許文献1により掲示された押出式脱水機の構造には改善の余地がある。
特許文献1において、一次油圧シリンダと二次油圧シリンダは上下方向から廃プラスチックを挟んで排水作業を進めるが、廃プラスチックの左右両側を挟んで押し詰めることはできないため、排水効果は限られる。また一次油圧シリンダと二次油圧シリンダは配置方式および全体構造が比較的複雑である。
つまり、特許文献1により掲示された押出式脱水機の構造には改善の余地がある。
本考案は上述した問題点に鑑み、構造の簡易化を実現させ、上下方向および左右方向から挟んで固定するクランプ機能によって排水効果を向上させることができる三方従動式圧縮脱水機を提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決するため、三方従動式圧縮脱水機は装置本体、駆動ユニット、輸送ユニットおよび排水ユニットを備える。駆動ユニットは装置本体に装着される。輸送ユニットは装置本体に装着され、フィルタードラムおよびスクリューを有する。フィルタードラムは処理物投入口および処理物排出口を有する。スクリューはフィルタードラムに差し込まれ、駆動ユニットの駆動力を受けて回転する。排水ユニットは複数の圧縮部材、押出ユニットおよび油圧シリンダを有する。複数の圧縮部材は環状に配置されて押出通路を構成する。押出通路はフィルタードラムの処理物排出口に繋がる。油圧シリンダはピストンロッドを有する。油圧シリンダのピストンロッドは突出位置および後退位置の間を往復移動する。押出ユニットは複数の圧縮部材および油圧シリンダに連結されたうえで油圧シリンダのピストンロッドに推し進められる。油圧シリンダのピストンロッドが後退位置から突出位置まで移動すれば、複数の圧縮部材は押出ユニットによって押出通路の上下方向および左右方向から奥へ強制的に後退して廃プラスチックを圧縮し、排水作業を進める。油圧シリンダのピストンロッドが突出位置から後退位置まで移動すれば、複数の圧縮部材は押出ユニットによって押出通路の上下方向および左右方向に向かって強制的に散開し、廃プラスチックを解放する。
上述した構造的特徴により、本考案による三方従動式圧縮脱水機において、油圧シリンダのピストンロッドが突出位置と後退位置との間を移動すれば、複数の圧縮部材は押出ユニットによって押出通路の上下方向および左右方向から奥へ強制的に後退して廃プラスチックを圧縮し、排水作業を進める。言い換えれば、本考案による三方従動式圧縮脱水機は単一の油圧シリンダによって二つの異なる方向のクランプ機能を果たすため、全体構造の簡易化を実現させ、排水効果を向上させることができる。
比較的好ましい場合、押出ユニットは固定板、第一当接アーム、第二当接アーム、第一連結アーム、第二連結アームおよび油圧シリンダホルダーを有する。第一当接アームは固定板に回転可能に連結される。第二当接アームは第一当接アームに向かって固定板に回転可能に連結される。第一連結アームは第一当接アームに回転可能に連結される。第二連結アームは第二当接アームに回転可能に連結される。油圧シリンダホルダーは第一連結アームおよび第二連結アームを連結する。油圧シリンダは油圧シリンダホルダーに装着される。油圧シリンダのピストンロッドを後退位置から突出位置まで移動させれば、油圧シリンダのピストンロッド、第一当接アームおよび第二当接アームは複数の圧縮部材を奥へ強制的に後退させる。油圧シリンダのピストンロッドを突出位置から後退位置まで移動させれば、油圧シリンダのピストンロッド、第一当接アームおよび第二当接アームは複数の圧縮部材を外へ強制的に散開させる。
比較的好ましい場合、複数の圧縮部材は上方圧縮部材、下方圧縮部材、左側圧縮部材および右側圧縮部材から構成される。下方圧縮部材は固定板に固定される。上方圧縮部材はピストンロッドとの間隔を取ったうえでフィルタードラムに回転可能に連結される。左側圧縮部材および右側圧縮部材はフィルタードラムに回転可能に連結される。油圧シリンダのピストンロッドが後退位置から突出位置まで移動すれば、上方圧縮部材は油圧シリンダのピストンロッドの作動によって下方圧縮部材に向かってスウィングする。同時に第一当接アームおよび第二当接アームは油圧シリンダのピストンロッドの作動によって互いに向き合って左側圧縮部材および右側圧縮部材に別々に移動し、当接するとともに、左側圧縮部材および右側圧縮部材を対面させ、移動させる。上述した構造的特徴により、上方圧縮部材および下方圧縮部材は押出通路の上下方向から奥へ後退することができる。左側圧縮部材および右側圧縮部材は押出通路の左右方向から奥へ後退することができる。
比較的好ましい場合、第一当接アームは左側圧縮部材に対応する第一突起部を有する。第二当接アームは右側圧縮部材に対応する第二突起部を有する。油圧シリンダのピストンロッドが後退位置から突出位置まで移動すれば、第一当接アームの第一突起部は左側圧縮部材の外周面に当接することで左側圧縮部材を奥へ移動させる。第二当接アームの第二突起部は右側圧縮部材の外周面に当接することで右側圧縮部材を奥へ移動させる。
比較的好ましい場合、排水ユニットは上方緩衝板、左側緩衝板および右側緩衝板を有する。上方緩衝板は上方圧縮部材の外周面に配置される。左側緩衝板は左側圧縮部材の外周面に配置される。右側緩衝板は右側圧縮部材の外周面に配置される。油圧シリンダのピストンロッドを後退位置から突出位置まで移動させれば、油圧シリンダのピストンロッドは上方緩衝板に当接することで上方圧縮部材の外周面に間接的に当接する。第一当接アームは左側緩衝板に当接することで左側圧縮部材の外周面に間接的に当接する。第二当接アームは右側緩衝板に当接することで右側圧縮部材の外周面に間接的に当接する。
比較的好ましい場合、上方圧縮部材、左側圧縮部材および右側圧縮部材はそれぞれ外周面の両端に補強用リブを有する。上方緩衝板は上方圧縮部材の二つの補強用リブの間に嵌まり込む。左側緩衝板は左側圧縮部材の二つの補強用リブの間に嵌まり込む。右側緩衝板は右側圧縮部材の二つの補強用リブの間に嵌まり込む。上述した構造的特徴により、複数の補強用リブは上方圧縮部材、左側圧縮部材および右側圧縮部材の構造強度を増大させ、同時に上方緩衝板を上方圧縮部材の外周面、左側緩衝板を左側圧縮部材の外周面、右側緩衝板を右側圧縮部材の外周面に固定することができる。
比較的好ましい場合、押出ユニットは第一接続ロッド、第二接続ロッドおよび可動リングを有する。第一接続ロッドは一端が第一連結アームに連結され、他端が可動リングの一端に連結される。第二接続ロッドは一端が第二連結アームに連結され、他端が可動リングの別の一端に連結される。可動リングは油圧シリンダのピストンロッドに装着される。上述した構造的特徴により、油圧シリンダのピストンロッドは可動リングによって制限されたうえで安定しながら軸方向に沿って移動し、径方向振動を抑制することができる。
比較的好ましい場合、排水ユニットはさらに後側板および前側板を有する。後側板は処理物排出口に隣接するようにフィルタードラムに連結される。前側板は後側板に連結され、上方回転接続台座、左側回転接続台座および右側回転接続台座を有する。上方圧縮部材は上方回転接続部材によって上方回転接続台座に回転可能に装着される。左側圧縮部材は左側回転接続部材によって左側回転接続台座に回転可能に装着される。右側圧縮部材は右側回転接続部材によって右側回転接続台座に回転可能に装着される。上述した構造的特徴により、上方圧縮部材、左側圧縮部材および右側圧縮部材はフィルタードラムに向かってスウィングすることができる。
本考案による三方従動式圧縮脱水機の詳細な構造的特徴、組み立てまたは使用方法は、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。また、以下の詳細な説明および本考案により提示された実施形態は本考案を説明するための一例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定できないことは、本考案にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
以下、本考案による三方従動式圧縮脱水機を図面に基づいて説明する。なお、明細書において、本考案およびその応用範囲は材料および形、配置方式および部品の数に関わる記載、技術用語および方向性用語に限定されるものではない。上下、左右、頂部、底部、内側、外側などの方向性用語は通常使用する方向に基づいて表現される。
(一実施形態)
図1に示すように、本考案の一実施形態による三方従動式圧縮脱水機1は装置本体10、駆動ユニット20、輸送ユニット30および排水ユニット40を備える。
図1に示すように、本考案の一実施形態による三方従動式圧縮脱水機1は装置本体10、駆動ユニット20、輸送ユニット30および排水ユニット40を備える。
装置本体10は基板11、六つの支持部材12、第一集水ボックス13、第二集水ボックス14および二つの流出孔15を有する。
六つの支持部材12は三つ一組で間隔を置いて基板11の両側に配置される。第一集水ボックス13は基板11に固定される。
第二集水ボックス14は第一集水ボックス13の後方に位置するように基板11に固定される。二つの流出孔15は第一集水ボックス13および第二集水ボックス14に別々に配置される。
六つの支持部材12は三つ一組で間隔を置いて基板11の両側に配置される。第一集水ボックス13は基板11に固定される。
第二集水ボックス14は第一集水ボックス13の後方に位置するように基板11に固定される。二つの流出孔15は第一集水ボックス13および第二集水ボックス14に別々に配置される。
図1および図2に示すように、駆動ユニット20はモーターマウント21、モーター22、伝動ユニット23、減速機24および旋転軸25を有する。
モーターマウント21は装置本体10に装着される。
モーター22はモーターマウント21に装着される。
伝動ユニット23はモーター22に連結される。
減速機24は伝動ユニット23に連結される。
旋転軸25はモーターマウント21に装着され、一端が減速機24に連結される。
本実施形態において、伝動ユニット23は二つのプーリー231および四つのベルト232を有する。
二つのプーリー231は相互に間隔を置いて配置され、そのうちの一つのプーリー231がモーター22の動力出力軸221に連結され、別の一つのプーリー231が伝動軸233を介して減速機24に連結される。
四つのベルト232は二つのプーリー231に装着される。
上述した構造的特徴により、一端が減速機24に連結される旋転軸25は出力回転速度を降下させ、出力トルクを増大させることができる。伝動ユニット23は本実施形態に限定されず、一つの歯車セットおよび歯車セットに配置されたチェーンを介して動力を伝達する方法を採用してもよい。
モーターマウント21は装置本体10に装着される。
モーター22はモーターマウント21に装着される。
伝動ユニット23はモーター22に連結される。
減速機24は伝動ユニット23に連結される。
旋転軸25はモーターマウント21に装着され、一端が減速機24に連結される。
本実施形態において、伝動ユニット23は二つのプーリー231および四つのベルト232を有する。
二つのプーリー231は相互に間隔を置いて配置され、そのうちの一つのプーリー231がモーター22の動力出力軸221に連結され、別の一つのプーリー231が伝動軸233を介して減速機24に連結される。
四つのベルト232は二つのプーリー231に装着される。
上述した構造的特徴により、一端が減速機24に連結される旋転軸25は出力回転速度を降下させ、出力トルクを増大させることができる。伝動ユニット23は本実施形態に限定されず、一つの歯車セットおよび歯車セットに配置されたチェーンを介して動力を伝達する方法を採用してもよい。
輸送ユニット30は第一集水ボックス13の上方に位置し、ハウジング31、フィルタードラム32およびスクリュー33を有する。ハウジング31は装置本体10の上方に装着される。
フィルタードラム32はハウジング31内に配置される。
スクリュー33はフィルタードラム32に差し込まれて配置され、旋転軸25の一端に連結されたうえで旋転軸25を介してモーター22の駆動力を受けて回転する。
スクリュー33は複数の羽根34を有する。スクリュー33が回転すれば、複数の羽根34は廃プラスチックを推し進め、フィルタードラム32の軸方向に沿って前進させる。
フィルタードラム32は処理物投入口321、処理物排出口322および複数の排水孔323を有する。
処理物投入口321はハウジング31のホッパー311に連結されるため、廃プラスチックをホッパー311からフィルタードラム32に投入することができる。
廃プラスチックはスクリュー33によって推し進められたうえで処理物排出口322から排水ユニット40に流れ込み、続いて複数の排水孔323によって水分を流出させる。
フィルタードラム32はハウジング31内に配置される。
スクリュー33はフィルタードラム32に差し込まれて配置され、旋転軸25の一端に連結されたうえで旋転軸25を介してモーター22の駆動力を受けて回転する。
スクリュー33は複数の羽根34を有する。スクリュー33が回転すれば、複数の羽根34は廃プラスチックを推し進め、フィルタードラム32の軸方向に沿って前進させる。
フィルタードラム32は処理物投入口321、処理物排出口322および複数の排水孔323を有する。
処理物投入口321はハウジング31のホッパー311に連結されるため、廃プラスチックをホッパー311からフィルタードラム32に投入することができる。
廃プラスチックはスクリュー33によって推し進められたうえで処理物排出口322から排水ユニット40に流れ込み、続いて複数の排水孔323によって水分を流出させる。
図2および図3に示すように、排水ユニット40は第二集水ボックス14の上方に位置し、後側板40a、前側板40b、上方圧縮部材41、下方圧縮部材42、左側圧縮部材43、右側圧縮部材44、押出ユニット52および油圧シリンダ62を有する。
後側板40aは一端が処理物排出口322に隣接するようにフィルタードラム32に連結される。
前側板40bは後側板40aに連結され、後側板40aと反対側の面に上方回転接続台座401、左側回転接続台座402および右側回転接続台座403を有する。
上方圧縮部材41、下方圧縮部材42、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は環状に配置されて押出通路45を構成する。
押出通路45はフィルタードラム32の処理物排出口322に繋がる。
上方圧縮部材41の一端は二つの間隔を保って並ぶ上方回転接続部材411によって上方回転接続台座401に回転可能に装着される。
左側圧縮部材43の一端は二つの間隔を保って並ぶ左側回転接続部材431によって左側回転接続台座402に回転可能に装着される。
右側圧縮部材44の一端は二つの間隔を保って並ぶ右側回転接続部材441によって右側回転接続台座403に回転可能に装着される。
上述した構造的特徴により、上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44はフィルタードラム32に向かってスウィングすることができる。
押出通路45はフィルタードラム32の処理物排出口322に繋がる。
上方圧縮部材41の一端は二つの間隔を保って並ぶ上方回転接続部材411によって上方回転接続台座401に回転可能に装着される。
左側圧縮部材43の一端は二つの間隔を保って並ぶ左側回転接続部材431によって左側回転接続台座402に回転可能に装着される。
右側圧縮部材44の一端は二つの間隔を保って並ぶ右側回転接続部材441によって右側回転接続台座403に回転可能に装着される。
上述した構造的特徴により、上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44はフィルタードラム32に向かってスウィングすることができる。
図3および図4に示すように、上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44はそれぞれ外周面に二つの補強用リブ47を有する。
排水ユニット40は上方緩衝板48、左側緩衝板49および右側緩衝板50を有する。
上方緩衝板48は上方圧縮部材41の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
左側緩衝板49は左側圧縮部材43の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
右側緩衝板50は右側圧縮部材44の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
排水ユニット40はさらに9本の強度増大用ロッド51を有する。
9本の強度増大用ロッド51は三つ一組で間隔を置いて上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44の外周面に別々に配置されることで上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44の構造強度を増大させる。
排水ユニット40は上方緩衝板48、左側緩衝板49および右側緩衝板50を有する。
上方緩衝板48は上方圧縮部材41の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
左側緩衝板49は左側圧縮部材43の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
右側緩衝板50は右側圧縮部材44の二つの補強用リブ47の間に嵌まり込む。
排水ユニット40はさらに9本の強度増大用ロッド51を有する。
9本の強度増大用ロッド51は三つ一組で間隔を置いて上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44の外周面に別々に配置されることで上方圧縮部材41、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44の構造強度を増大させる。
押出ユニットは二つの間隔を保って並ぶ固定板53、第一当接アーム54、第二当接アーム55、二つの第一連結アーム56、二つの第二連結アーム57および油圧シリンダホルダー58を有する。
第一当接アーム54は二つの固定板53の間に回転可能に連結される。
第二当接アーム55は第一当接アーム54に向かって二つの固定板53の間に回転可能に連結される。
二つの第一連結アーム56は第一当接アーム54に回転可能に連結される。
二つの第二連結アーム57は第二当接アーム55に回転可能に連結される。
油圧シリンダホルダー58は二つの第一連結アーム56および二つの第二連結アーム57を連結する。
第一当接アーム54は左側圧縮部材43に対応する第一突起部541を有する。
第二当接アーム55は右側圧縮部材44に対応する第二突起部551を有する。
押出ユニット52は二つの第一接続ロッド59、二つの第二接続ロッド60および可動リング61を有する。
それぞれの第一接続ロッド59は一端が第一連結アーム56に連結され、他端が可動リング61の一端に連結される。
それぞれの第二接続ロッド60は一端が第二連結アーム57に連結され、他端が可動リング61の別の一端に連結される。可動リング61は油圧シリンダホルダー58の下方に装着される。
第一当接アーム54は二つの固定板53の間に回転可能に連結される。
第二当接アーム55は第一当接アーム54に向かって二つの固定板53の間に回転可能に連結される。
二つの第一連結アーム56は第一当接アーム54に回転可能に連結される。
二つの第二連結アーム57は第二当接アーム55に回転可能に連結される。
油圧シリンダホルダー58は二つの第一連結アーム56および二つの第二連結アーム57を連結する。
第一当接アーム54は左側圧縮部材43に対応する第一突起部541を有する。
第二当接アーム55は右側圧縮部材44に対応する第二突起部551を有する。
押出ユニット52は二つの第一接続ロッド59、二つの第二接続ロッド60および可動リング61を有する。
それぞれの第一接続ロッド59は一端が第一連結アーム56に連結され、他端が可動リング61の一端に連結される。
それぞれの第二接続ロッド60は一端が第二連結アーム57に連結され、他端が可動リング61の別の一端に連結される。可動リング61は油圧シリンダホルダー58の下方に装着される。
油圧シリンダ62はシリンダチューブ63およびピストンロッド64を有する。
シリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58に装着される。
ピストンロッド64はシリンダチューブ63内に装着される。
油圧シリンダ62のピストンロッド64は突出位置P1(図4参照)と後退位置P2(図5参照)との間を往復移動する。
上述した構造的特徴により、油圧シリンダ62のピストンロッド64は可動リング61に差し込まれ、制限されたうえで安定しながら軸方向に沿って移動し、径方向振動を抑制することができる。
シリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58に装着される。
ピストンロッド64はシリンダチューブ63内に装着される。
油圧シリンダ62のピストンロッド64は突出位置P1(図4参照)と後退位置P2(図5参照)との間を往復移動する。
上述した構造的特徴により、油圧シリンダ62のピストンロッド64は可動リング61に差し込まれ、制限されたうえで安定しながら軸方向に沿って移動し、径方向振動を抑制することができる。
油圧シリンダ62のピストンロッド64を後退位置P2(図5参照)から突出位置P1(図4参照)まで移動させれば、油圧シリンダ62のピストンロッド64は上方緩衝板48に当接することで上方圧縮部材41の外周面に間接的に当接し、押出通路45に向かって上方圧縮部材41をスウィングさせる。
同時に油圧シリンダ62のシリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58を上昇させる。
油圧シリンダホルダー58が上昇する際、第一当接アーム54は第一連結アーム56とともに連動し、第一突起部541を左側緩衝板49に当接させることで左側圧縮部材43の外周面に間接的に当接し、押出通路45に向かって左側圧縮部材43をスウィングさせる。
第二当接アーム55は第二連結アーム57とともに連動し、第二突起部551を右側緩衝板50に当接させることで右側圧縮部材44の外周面に間接的に当接し、押出通路45に向かって右側圧縮部材44をスウィングさせる。
同時に油圧シリンダ62のシリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58を上昇させる。
油圧シリンダホルダー58が上昇する際、第一当接アーム54は第一連結アーム56とともに連動し、第一突起部541を左側緩衝板49に当接させることで左側圧縮部材43の外周面に間接的に当接し、押出通路45に向かって左側圧縮部材43をスウィングさせる。
第二当接アーム55は第二連結アーム57とともに連動し、第二突起部551を右側緩衝板50に当接させることで右側圧縮部材44の外周面に間接的に当接し、押出通路45に向かって右側圧縮部材44をスウィングさせる。
油圧シリンダ62のピストンロッド64を突出位置P1(図4参照)から後退位置P2(図5参照)まで移動させれば、油圧シリンダ62のピストンロッド64は上方緩衝板48から分離する。
同時に油圧シリンダ62のシリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58を降下させる。油圧シリンダホルダー58が降下する際、第一当接アーム54は第一連結アーム56とともに連動し、第一突起部541を左側緩衝板49から分離させる。第二当接アーム55は第二連結アーム57とともに連動し、第二突起部551を右側緩衝板50から分離させる。
同時に油圧シリンダ62のシリンダチューブ63は油圧シリンダホルダー58を降下させる。油圧シリンダホルダー58が降下する際、第一当接アーム54は第一連結アーム56とともに連動し、第一突起部541を左側緩衝板49から分離させる。第二当接アーム55は第二連結アーム57とともに連動し、第二突起部551を右側緩衝板50から分離させる。
以上は本考案による三方従動式圧縮脱水機1の構造的特徴についての説明である。続いて三方従動式圧縮脱水機1の使用方式および効果について説明を進める。
三方従動式圧縮脱水機1が稼働する際、図2に示すように、モーター22は起動され、減速機24の作動によってスクリュー33を旋転させる。
続いて廃プラスチックはホッパー311から投入され、処理物投入口321を通ってフィルタードラム32に流れ込む。
続いて、スクリュー33はフィルタードラム32の軸方向に沿って廃プラスチックを複数の羽根34で推し進める。このとき複数の羽根34はピッチの変化によって廃プラスチックを押し詰めて一回目の排水処理を進める。
廃プラスチックの排水処理に伴って生じた水分はフィルタードラム32の複数の排水孔323から第一集水ボックス13に落下し、続いて第一集水ボックス13の流出孔15から流出する。
続いて廃プラスチックはホッパー311から投入され、処理物投入口321を通ってフィルタードラム32に流れ込む。
続いて、スクリュー33はフィルタードラム32の軸方向に沿って廃プラスチックを複数の羽根34で推し進める。このとき複数の羽根34はピッチの変化によって廃プラスチックを押し詰めて一回目の排水処理を進める。
廃プラスチックの排水処理に伴って生じた水分はフィルタードラム32の複数の排水孔323から第一集水ボックス13に落下し、続いて第一集水ボックス13の流出孔15から流出する。
廃プラスチックがスクリュー33によって推し進められ、処理物排出口322から押出通路45に流れ込んで二回目の排水処理を受ける際、油圧シリンダ62のピストンロッド64は後退位置P2(図5参照)から突出位置P1(図4参照)まで移動する。
上方圧縮部材41は油圧シリンダ62のピストンロッド64に推し進められ、押出通路45の上下方向から奥へ後退する。
油圧シリンダホルダー58はシリンダチューブ63とともに連動し、第一連結アーム56を介して第一当接アーム54を左側圧縮部材43に当接させ、第二連結アーム57を介して第二当接アーム55を右側圧縮部材44に当接させる。
左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は第一当接アーム54および第二当接アーム55によって押出通路45の左右方向から奥へ強制的に後退する。
上述した構造的特徴により、二つの異なる方向の推進力を生じて廃プラスチックに二回目の排水処理を進め、二回目の排水処理に伴って生じた水分を第二集水ボックス14に落下させ、第二集水ボックス14の流出孔15から流出させることができる。
上方圧縮部材41は油圧シリンダ62のピストンロッド64に推し進められ、押出通路45の上下方向から奥へ後退する。
油圧シリンダホルダー58はシリンダチューブ63とともに連動し、第一連結アーム56を介して第一当接アーム54を左側圧縮部材43に当接させ、第二連結アーム57を介して第二当接アーム55を右側圧縮部材44に当接させる。
左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は第一当接アーム54および第二当接アーム55によって押出通路45の左右方向から奥へ強制的に後退する。
上述した構造的特徴により、二つの異なる方向の推進力を生じて廃プラスチックに二回目の排水処理を進め、二回目の排水処理に伴って生じた水分を第二集水ボックス14に落下させ、第二集水ボックス14の流出孔15から流出させることができる。
排水処理が完了した後、廃プラスチックが押出通路45から排出され、油圧シリンダ62のピストンロッド64が突出位置P1(図4参照)から後退位置P2(図5参照)まで移動すれば、油圧シリンダ62のピストンロッド64は上方圧縮部材41から分離し、押出通路45の上下方向に向かって上方圧縮部材41を散開させる。
油圧シリンダホルダー58は油圧シリンダ62のシリンダチューブ63とともに連動し、第一連結アーム56および第二連結アーム57によって第一当接アーム54および第二当接アーム55を左側圧縮部材43および右側圧縮部材44から分離させる。
第一当接アーム54および第二当接アーム55から分離した左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は押出通路45の左右方向に向かって散開し、排水処理を完了させる。
油圧シリンダホルダー58は油圧シリンダ62のシリンダチューブ63とともに連動し、第一連結アーム56および第二連結アーム57によって第一当接アーム54および第二当接アーム55を左側圧縮部材43および右側圧縮部材44から分離させる。
第一当接アーム54および第二当接アーム55から分離した左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は押出通路45の左右方向に向かって散開し、排水処理を完了させる。
上述をまとめてみると、本考案による三方従動式圧縮脱水機1において、油圧シリンダ62のピストンロッド64が突出位置P1と後退位置P2との間を往復移動すれば、上方圧縮部材41、下方圧縮部材42、左側圧縮部材43および右側圧縮部材44は押出ユニット52によって押出通路45の上下方向および左右方向から奥へ強制的に後退する。
言い換えれば、本考案による三方従動式圧縮脱水機1は単一の油圧シリンダ62によって二つの異なる方向のクランプ機能を果たすため、全体構造の簡易化を実現させ、排水効果を向上させることができる。
また、本考案による三方従動式圧縮脱水機1は廃プラスチックの排水処理に適用するとは限らず、排水処理が必要な処理物にも適用する。
言い換えれば、本考案による三方従動式圧縮脱水機1は単一の油圧シリンダ62によって二つの異なる方向のクランプ機能を果たすため、全体構造の簡易化を実現させ、排水効果を向上させることができる。
また、本考案による三方従動式圧縮脱水機1は廃プラスチックの排水処理に適用するとは限らず、排水処理が必要な処理物にも適用する。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1:三方従動式圧縮脱水機
10:装置本体
11:基板
12:支持部材
13:第一集水ボックス
14:第二集水ボックス
15:流出孔
20:駆動ユニット
21:モーターマウント
22:モーター
221:動力出力軸
23:伝動ユニット
231:プーリー
232:ベルト
233:伝動軸
24:減速機
25:旋転軸
30:輸送ユニット
31:ハウジング
311:ホッパー
32:フィルタードラム
321:処理物投入口
322:処理物排出口
323:排水孔
33:スクリュー
34:羽根
40:排水ユニット
40a:後側板
40b:前側板
401:上方回転接続台座
402:左側接続回転台座
403:右側接続回転台座
41:上方圧縮部材
411:上方回転接続部材
42:下方回転接続部材
43:左側圧縮部材
431:左側回転接続部材
44:右側圧縮部材
441:右側回転接続部材
45:押出通路
47:補強用リブ
48:上方緩衝板
49:左側緩衝板
50:右側緩衝板
51:強度増大用ロッド
52:押出ユニット
53:固定板
54:第一当接アーム
541:第一突起部
55:第二当接アーム
551:第二突起部
56:第一連結アーム
57:第二連結アーム
58:油圧シリンダホルダー
59:第一接続ロッド
60:第二接続ロッド
61:可動リング
62:油圧シリンダ
63:シリンダチューブ
64:ピストンロッド
P1:突出位置
P2:後退位置
10:装置本体
11:基板
12:支持部材
13:第一集水ボックス
14:第二集水ボックス
15:流出孔
20:駆動ユニット
21:モーターマウント
22:モーター
221:動力出力軸
23:伝動ユニット
231:プーリー
232:ベルト
233:伝動軸
24:減速機
25:旋転軸
30:輸送ユニット
31:ハウジング
311:ホッパー
32:フィルタードラム
321:処理物投入口
322:処理物排出口
323:排水孔
33:スクリュー
34:羽根
40:排水ユニット
40a:後側板
40b:前側板
401:上方回転接続台座
402:左側接続回転台座
403:右側接続回転台座
41:上方圧縮部材
411:上方回転接続部材
42:下方回転接続部材
43:左側圧縮部材
431:左側回転接続部材
44:右側圧縮部材
441:右側回転接続部材
45:押出通路
47:補強用リブ
48:上方緩衝板
49:左側緩衝板
50:右側緩衝板
51:強度増大用ロッド
52:押出ユニット
53:固定板
54:第一当接アーム
541:第一突起部
55:第二当接アーム
551:第二突起部
56:第一連結アーム
57:第二連結アーム
58:油圧シリンダホルダー
59:第一接続ロッド
60:第二接続ロッド
61:可動リング
62:油圧シリンダ
63:シリンダチューブ
64:ピストンロッド
P1:突出位置
P2:後退位置
Claims (8)
- 装置本体、駆動ユニット、輸送ユニットおよび排水ユニットを備え、
前記駆動ユニットは前記装置本体に装着され、
前記輸送ユニットは前記装置本体に装着され、フィルタードラムおよびスクリューを有し、前記フィルタードラムは処理物投入口および処理物排出口を有し、前記スクリューは前記フィルタードラムに差し込まれ、前記駆動ユニットの駆動力を受けて回転し、
前記排水ユニットは複数の圧縮部材、押出ユニットおよび油圧シリンダを有し、複数の前記圧縮部材は環状に配置されて押出通路を構成し、前記押出通路は前記フィルタードラムの前記処理物排出口に繋がり、前記油圧シリンダはピストンロッドを有し、前記油圧シリンダの前記ピストンロッドは突出位置および後退位置の間を往復移動でき、前記押出ユニットは複数の前記圧縮部材および前記油圧シリンダに連結されたうえで前記油圧シリンダの前記ピストンロッドに推し進められ、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドが前記後退位置から前記突出位置まで移動すれば、複数の前記圧縮部材は前記押出ユニットによって前記押出通路の上下方向および左右方向から奥へ強制的に後退し、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドが前記突出位置から前記後退位置まで移動すれば、複数の前記圧縮部材は前記押出ユニットによって前記押出通路の上下方向および左右方向に向かって強制的に散開することを特徴とする三方従動式圧縮脱水機。 - 前記押出ユニットは固定板、第一当接アーム、第二当接アーム、第一連結アーム、第二連結アームおよび油圧シリンダホルダーを有し、前記第一当接アームは前記固定板に回転可能に連結され、前記第二当接アームは前記第一当接アームに向かって前記固定板に回転可能に連結され、前記第一連結アームは前記第一当接アームに回転可能に連結され、前記第二連結アームは前記第二当接アームに回転可能に連結され、前記油圧シリンダホルダーは前記第一連結アームおよび前記第二連結アームを連結し、
前記油圧シリンダは前記油圧シリンダホルダーに装着され、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドを前記後退位置から前記突出位置まで移動させれば、前記油圧シリンダの前記ピストンロッド、前記第一当接アームおよび前記第二当接アームは複数の前記圧縮部材を奥へ強制的に後退させ、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドを前記突出位置から前記後退位置まで移動させれば、前記油圧シリンダの前記ピストンロッド、前記第一当接アームおよび前記第二当接アームは複数の前記圧縮部材を外へ強制的に散開させることを特徴とする請求項1に記載の三方従動式圧縮脱水機。 - 複数の前記圧縮部材は上方圧縮部材、下方圧縮部材、左側圧縮部材および右側圧縮部材から構成され、前記下方圧縮部材は前記固定板に固定され、前記上方圧縮部材は前記ピストンロッドとの間隔を取ったうえで前記フィルタードラムに回転可能に連結され、前記左側圧縮部材および前記右側圧縮部材は前記フィルタードラムに回転可能に連結され、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドが前記後退位置から前記突出位置まで移動すれば、前記上方圧縮部材は前記油圧シリンダの前記ピストンロッドの作動によって前記下方圧縮部材に向かってスウィングし、同時に前記第一当接アームおよび前記第二当接アームは前記油圧シリンダの前記ピストンロッドの作動によって互いに向き合って前記左側圧縮部材および前記右側圧縮部材に別々に移動し、当接するとともに、前記左側圧縮部材および前記右側圧縮部材を対面させ、移動させることを特徴とする請求項2に記載の三方従動式圧縮脱水機。 - 前記第一当接アームは前記左側圧縮部材に対応する第一突起部を有し、前記第二当接アームは前記右側圧縮部材に対応する第二突起部を有し、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドが前記後退位置から前記突出位置まで移動すれば、前記第一当接アームの前記第一突起部は前記左側圧縮部材の外周面に当接し、前記第二当接アームの前記第二突起部は前記右側圧縮部材の外周面に当接することを特徴とする請求項3に記載の三方従動式圧縮脱水機。 - 前記排水ユニットは上方緩衝板、左側緩衝板および右側緩衝板を有し、前記上方緩衝板は前記上方圧縮部材の外周面に配置され、前記左側緩衝板は前記左側圧縮部材の外周面に配置され、前記右側緩衝板は前記右側圧縮部材の外周面に配置され、
前記油圧シリンダの前記ピストンロッドを前記後退位置から前記突出位置まで移動させれば、前記油圧シリンダの前記ピストンロッドは前記上方緩衝板に当接することで前記上方圧縮部材の外周面に間接的に当接し、前記第一当接アームは前記左側緩衝板に当接することで前記左側圧縮部材の外周面に間接的に当接し、前記第二当接アームは前記右側緩衝板に当接することで前記右側圧縮部材の外周面に間接的に当接することを特徴とする請求項4に記載の三方従動式圧縮脱水機。 - 前記上方圧縮部材、前記左側圧縮部材および前記右側圧縮部材はそれぞれ外周面の両端に補強用リブを有し、前記上方緩衝板は前記上方圧縮部材の二つの前記補強用リブの間に嵌まり込み、前記左側緩衝板は前記左側圧縮部材の二つの前記補強用リブの間に嵌まり込み、前記右側緩衝板は前記右側圧縮部材の二つの前記補強用リブの間に嵌まり込むことを特徴とする請求項5に記載の三方従動式圧縮脱水機。
- 前記押出ユニットは第一接続ロッド、第二接続ロッドおよび可動リングを有し、前記第一接続ロッドは一端が前記第一連結アームに連結され、他端が前記可動リングの一端に連結され、前記第二接続ロッドは一端が前記第二連結アームに連結され、他端が前記可動リングの別の一端に連結され、前記可動リングは前記油圧シリンダの前記ピストンロッドに装着されることを特徴とする請求項2に記載の三方従動式圧縮脱水機。
- 前記排水ユニットはさらに後側板および前側板を有し、前記後側板は前記処理物排出口に隣接するように前記フィルタードラムの一端に連結され、前記前側板は前記後側板に連結され、上方回転接続台座、左側回転接続台座および右側回転接続台座を有し、前記上方圧縮部材は上方回転接続部材によって前記上方回転接続台座に回転可能に装着され、前記左側圧縮部材は左側回転接続部材によって前記左側回転接続台座に回転可能に装着され、前記右側圧縮部材は右側回転接続部材によって前記右側回転接続台座に回転可能に装着されることを特徴とする請求項3に記載の三方従動式圧縮脱水機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW111213091U TWM640173U (zh) | 2022-11-28 | 2022-11-28 | 三面從動式縮口脫水機 |
TW111213091 | 2022-11-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241190U true JP3241190U (ja) | 2023-03-09 |
Family
ID=85413433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023000068U Active JP3241190U (ja) | 2022-11-28 | 2023-01-11 | 三方従動式圧縮脱水機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241190U (ja) |
TW (1) | TWM640173U (ja) |
-
2022
- 2022-11-28 TW TW111213091U patent/TWM640173U/zh unknown
-
2023
- 2023-01-11 JP JP2023000068U patent/JP3241190U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM640173U (zh) | 2023-04-21 |
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