JP3241027U - 6軸ロボット用可動プラットフォーム及び6軸ロボット - Google Patents

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Abstract

本考案は、6軸ロボット用可動プラットフォーム及び6軸ロボットを提供し、ロボットの技術分野に関し、該可動プラットフォームは、主動駆動機構と、従動駆動機構と、主動駆動プラットフォーム及び従動駆動機構を取り付けるための取り付けプラットフォームとを含み、従動駆動機構は取り付けプラットフォームの幾何学的中心に位置し、主動駆動機構は3つであり、従動駆動機構の周囲に分布しており、各主動駆動機構は従動駆動機構に対して歯車の噛み合いを介して伝動を行い、3つの主動駆動機構は可動プラットフォームをX方向、Y方向及びZ方向に回転させる。本考案では、主動駆動機構が周方向に分布していることにより、ロボットの正転においても逆転においても、把持対象物と可動プラットフォームとの間で互相干渉がなく、また、把持爪の末端の長さを長くする必要がなく、中央部にある従動駆動機構の受力が均一であり、把持精度が向上する。

Description

本考案はロボットの技術分野に関し、特に6軸ロボット用可動プラットフォーム及び6軸ロボットに関する。
現在、中国の国内及び国外では、ロボットとしてはシリアルロボットとパラレルロボットがあり、シリアルロボットは、制御されやすく、作業スペースが大きいので、産業用ロボットや工作機械の分野で広く利用されている。ただし、直列機構は構造上の特徴により、剛性が不十分であり、また、誤差が段階的に蓄積され、これらの欠陥を考慮して、一部の学者が新しいロボット構成を試し始め、並列構成を開発し、直列構成と比較すると、並列機構は、速度が速く、剛性が高く、しかも、誤差が積算されないので、合理的な並列構成は精度を大幅に向上できる。
並列機構は、自由度によって6自由度機構と6自由度未満の機構とに分けられ、6自由度機構は、主に固定プラットフォームと可動プラットフォームとからなり、可動プラットフォームは、ロボットの重要な構成部分として、ロボットの運動軌跡を実現するための直接出力部分であり、構造の安定性や柔軟性はロボットの運動精度及びロボットが達成し得る機能を直接決定し、ロボットの回転や反転の伝動は可動プラットフォームの内部の歯車の噛み合いによって行われる。
従来のロボットでは、主動輪及び従動輪がオフセット方式で取り付けられ、各主動輪と従動輪との距離が異なるので、ロボットが逆転するときに、把持対象物と可動プラットフォームとの間で干渉が存在し、その結果、正転においても逆転においても、相互干渉がないように把持爪の末端の長さを長くする必要があり、ただし、このような方式では、把持爪の受力が不均一になり、把持精度が低下してしまう。
以上に鑑み、本考案の目的の1つは、ロボット用可動プラットフォームを構成する主動輪及び従動輪がオフセット方式で取り付けられるので、ロボットが逆転するときに、把持対象物と可動プラットフォームとの間で干渉が存在し、その結果、正転においても逆転においても相互干渉がないように把持爪の末端の長さを長くする必要があり、ただし、このような方式では、把持爪の受力が不均一になり、把持精度が低下してしまうという従来技術の技術的課題を解決する6軸ロボット用可動プラットフォームを提供する。
本考案の別の目的は、上記6軸ロボット用可動プラットフォームを備えた6軸ロボットを提供することである。
上記の目的の1つを達成させるために、本考案は、
主動駆動機構と、従動駆動機構と、前記主動駆動機構及び前記従動駆動機構を取り付けるための取り付けプラットフォームとを含み、
前記従動駆動機構は前記取り付けプラットフォームの幾何学的中心に位置し、前記主動駆動機構は3つであり、前記従動駆動機構の周囲に分布しており、各前記主動駆動機構は歯車を介して前記従動駆動機構と噛み合って伝動を行い、3つの前記主動駆動機構は前記可動プラットフォームを第1方向、第2方向及び第3方向に回転させる。
1つの好適な実施形態によれば、前記主動駆動機構は、第1主動軸、第1主動歯車、第2主動軸、第2主動歯車、第3主動軸及び第3主動歯車を含み、前記第1主動軸、前記第2主動軸及び前記第3主動軸は平行であり、かつ前記取り付けプラットフォームを縦方向に貫通し、前記第1主動歯車は前記第1主動軸の末端に取り付けられ、前記第2主動歯車は前記第2主動軸の末端に取り付けられ、前記第3主動歯車は前記第3主動軸の末端に取り付けられる。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は第1従動歯車、第2従動歯車及び第3従動歯車を含み、前記第2従動歯車、前記第1従動歯車及び前記第3従動歯車は、中心線が重なり、かつ前記取り付けプラットフォームから離れる方向にこの順で配列され、前記第1従動歯車と前記第1主動歯車は噛み合って接続され、前記第2従動歯車と前記第2主動歯車は噛み合って接続され、前記第3従動歯車と前記第3主動歯車は噛み合って接続される。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は第1垂直軸、中空ブッシュ、第1主動傘歯車及び第1従動傘歯車をさらに含み、前記第1垂直軸は前記第2従動歯車、前記第1従動歯車、前記第3従動歯車及び前記第1主動傘歯車を垂直方向に順次貫通し、前記中空ブッシュは前記第1垂直軸に套設され、前記第1従動歯車及び前記第1主動傘歯車は前記中空ブッシュの両端に取り付けられ、前記第1従動歯車は前記中空ブッシュに回転駆動可能に接続され、前記第1従動傘歯車は水平方向に取り付けられ、かつ前記第1主動傘歯車と噛み合って接続される。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は第2主動傘歯車と第2従動傘歯車をさらに含み、前記第1垂直軸は前記第2主動傘歯車を貫通し、前記第2主動傘歯車は前記第1主動傘歯車の下方に位置し、前記第2従動傘歯車は水平方向に配置され、かつ前記第2主動傘歯車と噛み合って接続される。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は水平軸と第3主動傘歯車をさらに含み、前記水平軸は水平方向に配置され、一端が前記第1垂直軸の底端に位置し、かつ前記第2従動傘歯車、前記第1従動傘歯車及び前記第3主動傘歯車を同時に貫通し、前記第2従動傘歯車及び前記第1従動傘歯車は前記水平軸の一端に位置し、前記第3主動傘歯車は前記水平軸の他端に位置する。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は第2垂直軸と第3従動傘歯車をさらに含み、前記第2垂直軸は前記水平軸の他端に位置し、縦方向に取り付けられ、かつ前記第3従動傘歯車を貫通し、前記第3従動傘歯車と前記第3主動傘歯車は噛み合って接続される。
1つの好適な実施形態によれば、前記従動駆動機構は把持部材をさらに含み、前記把持部材は前記第2垂直軸の底端に傾斜して取り付けられ、前記第2垂直軸は前記把持部材を回転駆動する。
1つの好適な実施形態によれば、前記取り付けプラットフォームは正三角形であり、3つの取り付け孔を有し、前記取り付け孔は前記取り付けプラットフォームの幾何学的中心を中心として分布しており、3つの前記主動駆動機構はそれぞれ前記取り付け孔に対応して取り付けられる。
上記別の目的を達成させるために、本考案は、上記のいずれか1項に記載の6軸ロボット用可動プラットフォームを含み、
固定プラットフォームと動力機構をさらに含み、前記固定プラットフォームは前記可動プラットフォームの上方に位置し、前記動力機構は前記固定プラットフォームに取り付けられ、かつ前記可動プラットフォームに位置する前記主動駆動機構に駆動可能に接続される6軸ロボットを提供する。
本考案で提供される6軸ロボット用可動プラットフォームは、以下の技術的効果を有する。
(1)このような可動プラットフォームは、従来技術の可動プラットフォームに比べて、主として主動駆動機構と、従動駆動機構と、主動駆動機構及び従動駆動機構を取り付けるための取り付けプラットフォームとを含み、従動駆動機構は取り付けプラットフォームの幾何学的中心に位置し、主動駆動機構は3つであり、従動駆動機構の周囲に分布しており、即ち周方向に分布しており、各主動駆動機構は従動駆動機構に対して歯車の噛み合いを介して伝動を行い、主動駆動機構が従動駆動機構の周囲に分布しているので、ロボットの正転においても逆転においても、把持対象物と可動プラットフォームとの間で互相干渉がなく、また、把持爪の末端の長さを長くする必要がなく、中央部にある従動駆動機構の受力が均一であり、把持精度が向上する。
(2)本考案では、1つの主動駆動機構は従動駆動機構と協力して可動プラットフォームをX方向に回転制御し、もう1つの主動駆動機構は従動駆動機構と協力して可動プラットフォームをY方向に回転制御し、残りの主動駆動機構は従動駆動機構と連携して可動プラットフォームをZ方向に回転制御し、主動駆動機構と従動駆動機構は歯車の噛み合いを介して伝動を行うことによって接続され、これによって、6軸ロボット用可動プラットフォームの耐用年数が長くなる。
本考案で提供される6軸ロボットは、以下の技術的な効果を有する。
このような6軸ロボットは、従来技術における6軸ロボットに比べて、可動プラットフォーム、固定プラットフォーム及び動力機構を含み、固定プラットフォームは可動プラットフォームの上方に位置し、動力機構は固定プラットフォームに取り付けられ、かつ可動プラットフォームに位置する主動駆動機構に駆動可能に接続され、即ち、固定プラットフォームの動力機構は主動駆動機構に駆動力を供給し、これによって、可動プラットフォームの回転及び反転が実現される。
本考案の実施例又は従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下の説明における図面は本考案のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な努力を必要とせずに、これらの図面に基づいて他の図面を取得することもできる。
本考案の一実施例の可動プラットフォームの立体構造の概略図である。 図1の可動プラットフォームの上面図である。 図1の可動プラットフォームの内部構造の概略図である。 図1の可動プラットフォームの原理の構造図である。
本考案の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、本考案の技術案を詳細に説明する。明らかに、説明される実施例は本考案の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。当業者が本考案の実施例に基づいて創造的な努力を必要とせずに得る他の全ての実施形態は本考案の実用新案登録請求の範囲に属する。
なお、本考案の説明において、特に断らない限り、「複数」は2つ以上を意味し、「上」、「下」、「左」、「右」、「内」、「外」、「先端」、「後端」、「頭部」、「尾部」などの用語で示される方位又は位置関係は図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本考案を説明しやすくして、説明を簡素化するために過ぎず、係る装置又は構成要素が必ずしも特定の方位を有したり、特定の方位で構造、操作されたりすることを指示又は示唆するものではなく、このため、本考案を制限するものとして理解すべきではない。さらに、「第1」、「第2」、「第3」などの用語は説明の目的にのみ使用され、相対重要性を指示又は示唆するものとして理解すべきではない。
背景技術に記載のとおり、従来技術では、6軸ロボットの主動輪と従動輪がオフセット方式で取り付けられることにより、ロボットが逆転するときに、把持対象物と可動プラットフォームとの間で干渉が存在し、把持効果に影響を与えるので、一般には、把持爪の末端の長さを長くすることにより、このような欠陥を解決し、正転においても逆転においても相互干渉がないようにしたが、このような方式では、把持爪の受力が不均一になり、把持精度が低下してしまう。
以下、図面を参照しながら本考案の技術案を詳細に説明する。
<実施例1>
本実施例で提供される6軸ロボット用可動プラットフォームは、図1~図4に示すように、主動駆動機構1と、従動駆動機構2と、主動駆動機構1及び従動駆動機構2を取り付けるための取り付けプラットフォーム3とを含む。
前記主動駆動機構1は可動プラットフォームの動力機構として機能し、固定プラットフォームの動力駆動機構を介して主動駆動機構1に動力を供給することによって、従動駆動機構2が運動する動力を供給する目的が達成される。
前記従動駆動機構2は可動プラットフォームの実行機構として機能し、主動駆動機構1を介して従動駆動機構2に動力を供給することによって、ロボット把持爪の回転及び反転が実現される。
前記取り付けプラットフォーム3は規則的な形状をしており、幾何学的中心を有し、主動駆動機構1と従動駆動機構2を取り付けることを目的とする。
取り付け形態は、具体的には、以下のとおりである。従動駆動機構2は取り付けプラットフォーム3の幾何学的中心に位置し、例えば、取り付けプラットフォーム3が三角形である場合、図1に示すように、幾何学的中心は三角形取り付けプラットフォーム3の重心となり、3つの主動駆動機構1は従動駆動機構2の周囲に分布しており、即ち、3つの主動駆動機構1は三角形状の取り付けプラットフォーム3の重心を中心として分布しており、ロボットの正転においても逆転においても、把持対象物と可動プラットフォームとの間で互相干渉がなく、また、把持爪の末端の長さを長くする必要がなく、中央部にある従動駆動機構2の受力が均一であり、把持精度が向上する。
本実施例では、説明の便宜上、第1主動軸111によって把持爪が回転駆動される方向をX方向、第2主動軸121によって把持爪が回転駆動される方向をY方向、第3主動軸131によって把持爪が回転駆動される方向をZ方向として定義する。
主動駆動機構1による従動駆動機構2への動力駆動を実現するために、主動駆動機構1と従動駆動機構2の伝動方式は歯車の噛み合いを介して伝動を行うことであり、主動駆動機構1は3つであり、1つの主動駆動機構1は歯車を介して従動駆動機構2と噛み合い、可動プラットフォームをX方向に回転制御し、もう1つは主動駆動機構1が同様に歯車を介して従動駆動機構2と噛み合い、可動プラットフォームをY方向に回転制御し、残りの主動駆動機構1が歯車を介して従動駆動機構2に噛み合い、可動プラットフォームをZ軸方向に回転制御し、歯車の噛み合いによる伝動は、ベルトによる伝動に比べて、6軸ロボット用可動プラットフォームの耐用年数が長くなる。
前記主動駆動機構1は、第1主動軸111、第1主動歯車112、第2主動軸121、第2主動歯車122、第3主動軸131及び第3主動歯車132を含み、図3及び図4に示すように、第1主動軸111、第2主動軸121、及び第3主動軸131は平行であり、かつ、取り付けプラットフォーム3を縦方向に貫通しており、即ち、取り付けプラットフォーム3は第1主動軸111、第2主動軸121及び第3主動軸131を固定することができ、第1主動歯車112は第1主動軸111の末端に取り付けられ、第1主動軸111は第1主動歯車112を360度回転可能であり、第2主動歯車122は第2主動軸121の末端に取り付けられ、第2主動軸121は第2主動歯車122を360度回転駆動可能であり、第3主動歯車132は第3主動軸131の末端に取り付けられ、第3主動軸131は第3主動歯車132を360度回転駆動可能である。
前記従動駆動機構2は、第1垂直軸201、第1従動歯車206、第2従動歯車205及び第3従動歯車207を含み、図3及び図4に示すように、第2従動歯車205、第1従動歯車206及び第3従動歯車207の中心線が重なり、第1垂直軸201は第2従動歯車205、第1従動歯車206及び第3従動歯車207を上から下へ順次貫通し、第1従動歯車206と第1主動歯車112は噛み合って接続され、第2従動歯車205と第2主動歯車122は噛み合って接続され、第3従動歯車207と第3主動歯車132は噛み合って接続される。
さらに、X方向における回転運動を可能にするために、第1垂直軸201においては、第3従動歯車207の下方に、第1主動傘歯車208を有し、第1主動傘歯車208は第1垂直軸201の末端に近く、第1従動歯車206が回転することで第1主動傘歯車208を回転駆動するために、第1垂直軸201の外部には中空ブッシュ202がさらに套設されており、第1従動歯車206及び第1主動傘歯車208は中空ブッシュ202の両端に位置する。
運動は具体的には以下のように伝達される。第1主動歯車112は回転して、第1従動歯車206を回転駆動し、中空ブッシュ202はこれらの回転に連動して回転し、このようにして、第1主動傘歯車208の回転が実現される。水平方向において第1従動傘歯車209をさらに有し、第1従動傘歯車209は水平方向に取り付けられ、第1主動傘歯車208に対して垂直でありながら、噛み合って接続され、第1主動傘歯車208は回転して第1従動傘歯車209を回転駆動させ、これによって、X方向における回転運動が実現される。
さらに、Y方向における回転運動を可能にするために、従動駆動機構2は第2主動傘歯車210、第2従動傘歯車211、水平軸203、第3主動傘歯車212、第2垂直軸204及び第3従動傘歯車213をさらに含み、第1垂直軸201の末端は第2主動傘歯車210を貫通し、第2主動傘歯車210は第1主動傘歯車208の下方に位置し、第2従動傘歯車211は水平方向に配置されながら、第2主動傘歯車210と噛み合って接続され、水平軸203は水平方向に配置され、一端が第1垂直軸201の底端に位置し、かつ第1垂直軸201に垂直であり、また、第2従動傘歯車211、第1従動傘歯車209及び第3主動傘歯車212を貫通し、第2従動傘歯車211及び第1従動傘歯車209は水平軸203の一端に位置し、第3主動傘歯車212は水平軸203の他端に位置し、第2垂直軸204は第3主動傘歯車212に隣接し、縦方向に取り付けられ、かつ、第3従動傘歯車213を貫通し、第3従動傘歯車213と第3主動傘歯車212は噛み合って接続され、これによって、第2方向における回転運動が実現される。
運動は具体的には以下のように伝達される。第2主動歯車122は回転して、第2従動歯車205を回転駆動することで、第1垂直軸201を回転させ、さらに第2主動傘歯車210を回転させ、第2主動傘歯車210と第2従動傘歯車211とが噛み合って接続されるので、第2従動傘歯車211も回転し、第3主動傘歯車212は水平軸203を介してこれらの回転に連動して回転し、第3主動傘歯車212と第3従動傘歯車213とが噛み合って接続されるので、第3従動傘歯車213も回転し、第2垂直軸204はこれらの回転に連動して回転し、これによって、把持部材はY方向に回転する。
さらに、Z方向における回転運動を可能にするために、第3従動歯車207はまた中空ブッシュ202の外部に套設され、第3主動歯車132と第3従動歯車207は噛み合って接続され、これによって、第3従動歯車207は中空ブッシュ202上を動くようになり、Z方向における回転運動が実現される。
本考案の一実施例では、従動駆動機構2は把持部材4をさらに含み、把持部材4は第2垂直軸204の底端に傾斜して取り付けられ、図3及び図4に示すように、以上のように第1方向、第2方向及び第3方向における運動を通じて、把持部材4はX方向、Y方向及びZ方向に回転する。
伝動方式は具体的には以下のとおりである。図4に示すように、動力を得た第1主動歯車112、第2主動歯車122及び第3主動歯車132はそれぞれ、歯車の噛み合いを介して第1従動歯車206、第2従動歯車205及び第3従動歯車207に動力を伝達し、第1従動歯車206は中空ブッシュ202が回転することによって第1主動傘歯車208を回転駆動し、第1従動傘歯車209と噛み合わせ、第2従動歯車205は第1垂直軸201が回転することによって第2主動傘歯車210を回転駆動し、第2従動傘歯車211と噛み合わせ、また、水平軸203を介して第3主動傘歯車212を回転させ、歯車の噛み合いを介して第3従動傘歯車213を回転させ、30°の傾斜角のある把持部材4を回転させる。
本考案の一実施例では、取り付けプラットフォーム3は正三角形であり、取り付けプラットフォーム3の3つの隅部は全て面取りを施されており、面取り末端には中空接続柱302があり、中空接続柱302は3つあり、中空接続柱302は水平に設けられ、取り付けプラットフォーム3と面一であり、固定プラットフォームへの接続のしやすさから、接続部材は中空接続柱302を貫通してもよい。
図2に示すように、取り付けプラットフォーム3はまた3つの取り付け孔301を有し、取り付け孔301は取り付けプラットフォーム3の幾何学的中心を中心として分布しており、具体的には、三角形取り付けプラットフォーム3の重心は幾何学的中心であり、3つの主動駆動機構1はそれぞれ3つの取り付け孔301に取り付けられ、これによって、6軸ロボット用可動プラットフォームは組み立てられている。
また、1つの主動駆動機構1を減少させ、取り付けプラットフォーム3の下方の具体的な構造を変更し、5軸ロボット用可動プラットフォームを構成してもよく、これによって、5軸と6軸を効率よく切り替えるという目的を達成させる。
<実施例2>
本実施例では、実施例1に基づいて、6軸ロボットが提供されており、上記6軸ロボットは、実施例1に記載の可動プラットフォームを含み、固定プラットフォーム及び動力機構をさらに含み、固定プラットフォームは可動プラットフォームの上方にあり、動力機構は固定プラットフォームに取り付けられ、かつ、可動プラットフォームに位置する主動駆動機構1に駆動可能に接続され、即ち、固定プラットフォームの動力機構は主動駆動機構1に駆動力を供給し、これによって、可動プラットフォームの回転及び反転が実現される。
以上は、本考案の特定の実施形態に過ぎず、本考案の保護範囲はこれらに限定されるものではなく、当業者が本考案で開示された技術の範囲を逸脱することなく容易に想到し得る変化や置換は全て本考案の保護範囲に含まれるものとする。したがって、本考案の保護範囲は前記実用新案登録請求の範囲によるべきである。
1 主動駆動機構
111 第1主動軸
112 第1主動歯車
121 第2主動軸
122 第2主動歯車
131 第3主動軸
132 第3主動歯車
2 従動駆動機構
201 第1垂直軸
202 中空ブッシュ
203 水平軸
204 第2垂直軸
205 第2従動歯車
206 第1従動歯車
207 第3従動歯車
208 第1主動傘歯車
209 第1従動傘歯車
210 第2主動傘歯車
211 第2従動傘歯車
212 第3主動傘歯車
213 第3従動傘歯車
3 取り付けプラットフォーム
301 取り付け孔
302 中空接続柱
4 把持部材

Claims (10)

  1. 主動駆動機構と、従動駆動機構と、前記主動駆動機構及び前記従動駆動機構を取り付けるための取り付けプラットフォームとを含み、
    前記従動駆動機構は前記取り付けプラットフォームの幾何学的中心に位置し、前記主動駆動機構は3つであり、前記従動駆動機構の周囲に分布しており、各前記主動駆動機構は前記従動駆動機構に対して歯車の噛み合いを介して伝動を行い、3つの前記主動駆動機構は可動プラットフォームを第1方向、第2方向及び第3方向に回転させる、ことを特徴とする6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  2. 前記主動駆動機構は、第1主動軸、第1主動歯車、第2主動軸、第2主動歯車、第3主動軸及び第3主動歯車を含み、前記第1主動軸、前記第2主動軸及び前記第3主動軸は平行であり、かつ前記取り付けプラットフォームを縦方向に貫通し、前記第1主動歯車は前記第1主動軸の末端に取り付けられ、前記第2主動歯車は前記第2主動軸の末端に取り付けられ、前記第3主動歯車は前記第3主動軸の末端に取り付けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  3. 前記従動駆動機構は第1従動歯車、第2従動歯車及び第3従動歯車を含み、前記第2従動歯車、前記第1従動歯車及び前記第3従動歯車は、中心線が重なり、かつ、前記取り付けプラットフォームから離れる方向にこの順で配列され、前記第1従動歯車と前記第1主動歯車は噛み合って接続され、前記第2従動歯車と前記第2主動歯車は噛み合って接続され、前記第3従動歯車と前記第3主動歯車は噛み合って接続される、ことを特徴とする請求項2に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  4. 前記従動駆動機構は第1垂直軸、中空ブッシュ、第1主動傘歯車及び第1従動傘歯車をさらに含み、前記第1垂直軸は前記第2従動歯車、前記第1従動歯車、前記第3従動歯車及び前記第1主動傘歯車を垂直方向に順次貫通し、前記中空ブッシュは前記第1垂直軸に套設され、前記第1従動歯車及び前記第1主動傘歯車は前記中空ブッシュの両端に取り付けられ、前記第1従動歯車は前記中空ブッシュに回転駆動可能に接続され、前記第1従動傘歯車は水平方向に取り付けられ、かつ前記第1主動傘歯車と噛み合って接続される、ことを特徴とする請求項3に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  5. 前記従動駆動機構は第2主動傘歯車と第2従動傘歯車をさらに含み、前記第1垂直軸は前記第2主動傘歯車を貫通し、前記第2主動傘歯車は前記第1主動傘歯車の下方に位置し、前記第2従動傘歯車は水平方向に配置され、かつ前記第2主動傘歯車と噛み合って接続される、ことを特徴とする請求項4に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  6. 前記従動駆動機構は水平軸と第3主動傘歯車をさらに含み、前記水平軸は水平方向に配置され、一端が前記第1垂直軸の底端に位置し、かつ、前記第2従動傘歯車、前記第1従動傘歯車及び前記第3主動傘歯車を同時に貫通し、前記第2従動傘歯車及び前記第1従動傘歯車は前記水平軸の一端に位置し、前記第3主動傘歯車は前記水平軸の他端に位置する、ことを特徴とする請求項5に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  7. 前記従動駆動機構は第2垂直軸と第3従動傘歯車をさらに含み、前記第2垂直軸は前記水平軸の他端に位置し、縦方向に取り付けられ、かつ前記第3従動傘歯車を貫通し、前記第3従動傘歯車と前記第3主動傘歯車は噛み合って接続される、ことを特徴とする請求項6に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  8. 前記従動駆動機構は把持部材をさらに含み、前記把持部材は前記第2垂直軸の底端に傾斜して取り付けられ、前記第2垂直軸は前記把持部材を回転駆動する、ことを特徴とする請求項7に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  9. 前記取り付けプラットフォームは正三角形であり、3つの取り付け孔を有し、前記取り付け孔は前記取り付けプラットフォームの幾何学的中心を中心として分布しており、3つの前記主動駆動機構はそれぞれ前記取り付け孔に対応して取り付けられる、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の6軸ロボット用可動プラットフォーム。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の6軸ロボット用可動プラットフォームを含み、
    固定プラットフォームと動力機構をさらに含み、前記固定プラットフォームは前記可動プラットフォームの上方に位置し、前記動力機構は前記固定プラットフォームに取り付けられ、かつ前記可動プラットフォームに位置する前記主動駆動機構に駆動可能に接続される、ことを特徴とする6軸ロボット。
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