JP3240998U - 詰め物用機能性タブレット - Google Patents

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優也 川嶋
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Abstract

【課題】安価に、かつ箱や袋から取り出した詰め物をすぐに使いたい場合であっても、対象物に香り付けをしたり、付着したニオイを消したりすることのできる詰め物用機能性タブレットを提供する。【解決手段】上記課題を解決するための詰め物用機能性タブレットは、揮散する芳香成分や消臭成分を含浸させた多孔質部材20と、少なくとも、多孔質部材20を収容する収容部32と芳香成分を揮散させるための開口部34とを有するケース30と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、機能性タブレットに係り、特に、箱物などの容器内に充填された素材(詰め物)に対して一時的な香り付けをしたり、容器内に充満し、詰め物に付着したニオイを消したりする場合に好適な機能性タブレットに関する。
箱や袋に詰められた状態で、販売、保管される製品には、保管状態や製造過程の如何によって、製品自体に移り香や残存臭(ニオイ)が生じる場合がある。そうした中、詰め物として利用頻度の高いマスクやティッシュペーパーなどは、使用に際して鼻孔に近接させる機会が多いため、こうした移り香やニオイが僅かなものであったとしても気になる場合が多い。
このような実情の下、マスクの場合には、特許文献1や特許文献2に開示されているような解決策が提案されてきている。特許文献1に開示されている対策は、マスク自体に芳香作用のある機能体を付着させるというものである。詰め物であるマスク自体に、好みの芳香作用を持たせるようにすることで、移り香や残存臭があったとしても、それが気にならなくなるといった効果を得ることができる。しかし、このような対策を採る場合には、詰め物自体の単価が上がってしまうといった問題が生じる。このため、ティッシュペーパーなど、単価の安い詰め物に適用する事は難しい。
また、特許文献2に開示されている対策は、マスクケースを構成するシートの内側面(マスクに接する面)に芳香剤を塗布し、このマスクケースに使用対象とするマスクを入れる事で、マスクに所望する香りを付けるといったものである。このような対策であれば、マスク等に対して安価に香り付けする事が可能となる。しかし、このような対策では、マスク等を予め専用のマスクケースに入れておく必要があり、箱や袋などから取り出したマスク等をすぐに使いたいという場合には対応する事ができない。
特開2019-189989号公報 特開2022-73311号公報
そこで本考案では、安価に、かつ箱や袋から取り出した詰め物をすぐに使いたい場合であっても、対象物に香り付けをしたり、付着したニオイを消したりすることのできる詰め物用機能性タブレットを提供する。
上記課題を解決するための詰め物用機能性タブレットは、揮散する芳香成分や消臭成分を含浸させた多孔質部材と、少なくとも、前記多孔質部材を収容する収容部と前記芳香成分を揮散させるための開口部とを有するケースと、を備えることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する詰め物用機能性タブレットにおいて前記開口部は、前記ケースに複数設けられ、前記開口部には、剥離可能な封止材が貼付されている構成とすると良い。このような特徴を有する事によれば、封止材を剥がす事により、開口部を開放し、芳香成分や消臭成分の揮散効率を向上させる事ができる。また、封止材を剥がす割合を調整し、開放する開口部の面積を変化させれば、揮散効率の調整を行う事も可能となる。
また、上記のような特徴を有する詰め物用機能性タブレットにおいて前記ケースは、開閉可能な蓋体を備え、あるいはケース自体を分割構造とすることにより、前記収容部の開放を可能な構成とすると良い。このような特徴を有する事によれば、収容部に収められた多孔質部材を取出し、交換する事が可能となる。これにより、香り等を変える事も可能となる。
また、上記のような特徴を有する詰め物用機能性タブレットにおいて前記ケースは、平面視形状を円形とし、その厚み寸法を前記円形の半径の寸法よりも小さくすると良い。このような特徴を有する事によれば、狭い隙間にも詰め物用機能性タブレットを配置する事が可能となる。
さらに、上記のような特徴を有する詰め物用機能性タブレットにおいて前記ケースには、前記円形の一部を外側に突出させた突起部が設けられているようにすることが望ましい。このような特徴を有する事によれば、狭い隙間に詰め物用機能性タブレットを配置する場合に、介入させやすくなる。
上記のような特徴を有する詰め物用機能性タブレットを使用することで、安価に、かつ箱や袋から取り出した詰め物をすぐに使いたい場合であっても、対象物に香り付けをしたり、付着したニオイを消したりすることが可能となる。
実施形態に係る詰め物用機能性タブレットの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る詰め物用機能性タブレットの構成を示す分解斜視図である。 実施形態に係る詰め物用機能性タブレットの使用形態の一例を示す斜視図である。
以下、本考案の詰め物機能性タブレットに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本考案を実施する上での好適な形態の一部であり、その効果を奏する限りにおいて、構成の一部に変更を加えたとしても、本考案に含まれるものとする。
[構成]
まず、図1、図2を参照して、本実施形態に係る詰め物用機能性タブレットの構成について説明する。なお、図面において、図1は、実施形態に係る詰め物用機能性タブレットの構成を示す斜視図であり、図2は、同分解斜視図である。
本実施形態に係る詰め物用機能性タブレット(以下、単にタブレット10と称す)は、多孔質部材20と、ケース30とを主体として構成されている。多孔質部材20は、揮散する芳香成分や消臭成分を含有した液体等を含浸させる事を可能とする要素である。多孔質部材20としては、紙片や綿などであっても良いが、芳香成分を含有した液体等の担持性や、耐久性の観点から、立体的な形状形成が可能な固形物であることが望ましい。具体的には、いわゆる素焼きなどの焼結材や、ケイ酸カルシウムなどの塩類の粉末の圧縮形成材(フローライト(登録商標))などであれば良い。
本実施形態では、詳細を後述するケース30における収容部32の形態に合わせ、多孔質部材20の外形形状を円柱(円盤)状としている。そして、端面には、複数の貫通孔22を設ける構成としている。多孔質部材20に貫通孔22を設ける事で、多孔質部材20の表面積を増やす事ができると共に、風が通り抜けやすくなり、芳香成分の揮散効率を向上させることができる。
ケース30は、上述した多孔質部材20を収容する役割を担う要素であり、少なくとも収容部32と、開口部34とが備えられている。収容部32は、多孔質部材20を収容するための要素であり、開口部34は、収容部32に収容された多孔質部材20から、芳香成分を揮散させるための役割を担う。実施形態に係るケース30は、図2に示すように、ケース片30a,30bから成る半割れ状とし、これを開閉可能とすることで、収容部32に対して多孔質部材20を収容、あるいは交換等する事を可能とする。
また、実施形態に係るケース30は、その外観形状を平面視において円形を主体とする形状としたうえで、円形の一部を外側に突出させた突起部36を設けるようにしている。このような構成とすることで、タブレット10を使用する際、内容物が詰められている箱50(図3参照)の隙間に介入させやすくなる。ここで、ケース30の厚みは、主体形状となる円の半径よりも小さくなるように構成されている。このような構成とすることで、狭い隙間にも介入させることが可能となるからである。
また、ケース30の外表面には、収容部32に抜ける開口部34を覆う封止材40が貼付されている。封止材40は、芳香成分、あるいは消臭成分に対する耐性を備えた部材(例えばユポ紙:ポリプロピレン樹脂を主原料とする合成紙)で構成されていれば良く、必ずしも完全に芳香成分や消臭成分を封止する機能を持つものでなくとも良い。封止材40により開口部34を塞ぐことで、開放状態に比べて芳香成分、あるいは消臭成分の揮散量を減らす事ができるからである。ケース30の表面には図1、図2に示すように複数の開口部34が設けられている。封止材40は、ケース30の外表面から剥離する事が可能とされており、封止材40を剥離させる状態の違いにより、ケース30に設けられた開口部34の開放状態(開放する開口部34の数)を変化させることができる。また、開口部34の開放状態に変化を生じさせることで、芳香成分、あるいは消臭成分の揮散量を調整することができる。なお、封止材40は、必ずしも1層とする必要は無い。例えば、バリア性能(揮散成分を封止する性能)の異なる複数の封止材40を積層貼付し、封止材40を剥がす枚数により、芳香成分、あるいは消臭成分の揮散量を変化させるようにしても良い。
[作用・効果]
次に、上記のような構成のタブレット10の使用形態について、図3を参照して説明する。実施形態に係るタブレット10は、マスク52などの箱50や袋に詰められた詰め物への香り付け、あるいはニオイ消しとして用いられる。
まず、ケース30の外表面に貼付されている封止材40を剥離することで、開口部34の開放状態を変化させ、芳香成分、あるいは消臭成分の揮散量を調整する。次に、芳香成分や消臭成分の揮散量の調整を行った後のタブレット10を図3に示すように、マスク52などの詰め物が詰められた箱の中へ配置する。
箱50内でのタブレット10の配置位置は特に限定するものでは無いが、詰め物であるマスク52を箱から取り出す際に邪魔にならない位置、例えばマスク52と箱50の内側面との間などに配置する事が望ましい。また、マスク52が箱50の中でさらに袋などに小分けけされているような場合には、袋と箱50の間に配置する事で、さらにマスク52を取り出す際の邪魔になる確率を低下させる事ができる。
なお、実施形態に係るタブレット10は、ケース30に突起部36が設けられている事で、マスク52と箱50との間のような狭い隙間にも介入させやすいといった特徴がある。さらに、ケース30の外周に丸みを帯びさせ、摩擦や引っ掛かりの発生を抑制していることで、マスク52を取り出す際に、タブレット10が箱50の外へ引き出されてしまう事を防ぐ事ができる。
また、実施形態に係るタブレット10は、ケース30を分割して収容部32を開放することで、多孔質部材20を交換する事もできる。これにより、異なる香りの芳香成分を含浸させた多孔質部材20や、消臭成分を含浸させた多孔質部材20など、好みに合わせた多孔質部材20を選択、使用する事が可能となる。なお当然に、芳香効果や消臭効果が低下した多孔質部材20を新たな物に交換する事もできる。
[変形例]
上記実施形態では、ケース30について、ケース片30aとケース片30bに分割可能な構成と説明したが、分割できない状態とし、いわゆる使い切りタイプとしても良い。このような構成とすることで、耐久性の向上や、使用時の予期せぬ分解を防ぐ事が可能となるからである。
また、上記実施形態では、収容部32の開放について、ケース30を分割する旨記載した。しかしながら、ケース30に蓋(不図示)を設けるなどの手段を講ずることで、収容部32を開放可能な構成とするようにしても良い。
上記実施形態では、詰め物をマスク52とし、タブレット10を介入させる対象物を箱50としている。しかしながら、詰め物は、ニオイ移り等がしやすいものであれば限定するものでは無く、例えばティシュペーパーや、化粧用コットン、ガーゼなどであっても良い。また、タブレット10を介入させる対象物についても、箱50以外に、袋状のものなどであっても良い。
10………タブレット、20………多孔質部材、22………貫通孔、30………ケース、30a,30b………ケース片、32………収容部、34………開口部、36………突起部、40………封止材、50………箱、52………マスク。

Claims (5)

  1. 揮散する芳香成分や消臭成分を含浸させた多孔質部材と、
    少なくとも、前記多孔質部材を収容する収容部と前記芳香成分を揮散させるための開口部とを有するケースと、を備えることを特徴とする詰め物用機能性タブレット。
  2. 前記開口部は、前記ケースに複数設けられ、
    前記開口部には、剥離可能な封止材が貼付されていることを特徴とする請求項1に記載の詰め物用機能性タブレット。
  3. 前記ケースは、開閉可能な蓋体を備え、あるいはケース自体を分割構造とすることにより、前記収容部の開放を可能としたことを特徴とする請求項2に記載の詰め物用機能性タブレット。
  4. 前記ケースは、平面視形状を円形とし、その厚み寸法を前記円形の半径の寸法よりも小さくしたことを特徴とする請求項3に記載の詰め物用機能性タブレット。
  5. 前記ケースには、前記円形の一部を外側に突出させた突起部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の詰め物用機能性タブレット。
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