JP3240876U - エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】エッセンシャルオイルの取り扱いを容易にしたエッセンシャルオイルゼリーを使用した製品を提供する。【解決手段】エッセンシャルオイルと寒天液を所定の割合で混合してゼリー状にしたエッセンシャルオイルゼリーを使用した製品は、エッセンシャルオイルゼリーが充填されているチューブの取り出し口の口径よりも大きい口径の穴部6を設けて、エッセンシャルオイルゼリーを穴部6に収容する支持体4を有するペンダントであり、穴部6は、支持体4の上方側に位置し、穴部6の開口を上方に向けて、支持体4の少なくとも1箇所に設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、エッセンシャルオイルをゼリー状にしたエッセンシャルオイルゼリーとそれを使用した製品に関するものである。
エッセンシャルオイルは、人体に精神的・身体的な作用を及ぼすことが知られており、美と健康に役立てる自然療法としてアロマセラピーが人気を博している。最近では、高齢者を対象にした実験で、精油(エッセンシャルオイル)の香りを嗅ぐことで脳への刺激を促し、認知症の症状が改善されたとの報告もあり、介護施設などではアロマ療法が積極的に取り入れられている。
エッセンシャルオイルは、ハンカチなどに少量を含ませて、香りを嗅いで楽しむほか、ケースに入れて外出先などで楽しむことも知られている。
特許文献1には、アロマオイル(天然成分100%のものはエッセンシャルオイルという)を吸収保持するための細かい穴を多数有する多孔質性の吸収体と、これを収容するための開口部を設けた本体とからなるアロマケースが開示されている。
また、常に身近に香りを感じていたいとの要望から、特許文献2に開示されているような、ペンダントに利用したものもある。ここでは、アロマオイルの保持体が化粧用のコットンで構成され、アロマオイルを1、2滴垂らして吸収させたものを使用している。
エッセンシャルオイルは、ハンカチなどに少量を含ませて、香りを嗅いで楽しむほか、ケースに入れて外出先などで楽しむことも知られている。
特許文献1には、アロマオイル(天然成分100%のものはエッセンシャルオイルという)を吸収保持するための細かい穴を多数有する多孔質性の吸収体と、これを収容するための開口部を設けた本体とからなるアロマケースが開示されている。
また、常に身近に香りを感じていたいとの要望から、特許文献2に開示されているような、ペンダントに利用したものもある。ここでは、アロマオイルの保持体が化粧用のコットンで構成され、アロマオイルを1、2滴垂らして吸収させたものを使用している。
上述のように、アロマオイルは液状であるため、使用者が携帯して持ち運びが可能な商品に使用するためには、液漏れ防止などのためにアロマオイルを含ませた吸収体(保持体)が別途必要となり、構造上複雑になるという欠点があった。
また、アロマオイルをそのまま吸収させる構造としているため、香りの発散持続性が短いという欠点もあり、アロマオイルを新しいものに交換したり、補充する際にも構造上容易に交換や補充ができないという問題があった。特に、肢体の衰えた高齢者にとっては、皮膚に強い刺激を与えるものもあり、取り扱いに注意が必要である。
天然成分100%のエッセンシャルオイルを使用する際にも同様の問題がある。
また、アロマオイルをそのまま吸収させる構造としているため、香りの発散持続性が短いという欠点もあり、アロマオイルを新しいものに交換したり、補充する際にも構造上容易に交換や補充ができないという問題があった。特に、肢体の衰えた高齢者にとっては、皮膚に強い刺激を与えるものもあり、取り扱いに注意が必要である。
天然成分100%のエッセンシャルオイルを使用する際にも同様の問題がある。
解決しようとする問題点は、アロマオイル自体が液状であるため、取り扱いに注意が必要となり、使用した商品に補充したいときなどには液をこぼさないように注意して行うため、特に、高齢者にとっては煩わしいものとなっている。また、ペンダントなどを自作してアロマオイルを添加し、その香りを楽しみたいときなどにも液状であるとその収納する構造に工夫が必要となり、複雑になるという問題がある。
本考案は、特に、エッセンシャルオイルについて、その取り扱いを容易にするため、エッセンシャルオイルに寒天液を混合してゼリー状としたこと、及びそれを使用した製品を提供することを最も主要な特徴とする。
本考案のエッセンシャルオイルゼリーは、エッセンシャルオイルをゼリー状にしたことで、エッセンシャルオイルの取り扱いを容易にすることができる。また、エッセンシャルオイルゼリーをチューブに充填した製品とすることで使用の利便性を向上させ、このチューブを用いてエッセンシャルオイル入りのペンダントを製作する際には、エッセンシャルオイルの添加が容易になる。
エッセンシャルオイルを簡易に使用できるようにして、それを使用した製品を作製するという目的を、エッセンシャルオイルをゼリー状にしたことで実現した。
図1は、本考案に係るエッセンシャルオイルゼリーを充填したチューブを示す図であって、チューブは本体1とキャップ2から構成されており、本体1に所定量のエッセンシャルオイルゼリーが充填されている。エッセンシャルオイルゼリーは、既存のエッセンシャルオイルと寒天液を所定の割合で混合してゼリー状にしたものである。
本考案では、エッセンシャルオイルを寒天液と所定の割合で混合してゼリー状にし、適度の希釈を施しているため、安全に使用でき、かつ利便性を向上させることができる。また、直接、エッセンシャルオイルが外気に触れることがないため、蒸発による発散持続性を増すことができて、交換する頻度を減らすことができる。液状ではないため、吸収体(保持体)を設ける必要もない。混合の割合やエッセンシャルオイルの種類に応じて、種々のチューブを用意するようにしてもよい。
本考案では、エッセンシャルオイルを寒天液と所定の割合で混合してゼリー状にし、適度の希釈を施しているため、安全に使用でき、かつ利便性を向上させることができる。また、直接、エッセンシャルオイルが外気に触れることがないため、蒸発による発散持続性を増すことができて、交換する頻度を減らすことができる。液状ではないため、吸収体(保持体)を設ける必要もない。混合の割合やエッセンシャルオイルの種類に応じて、種々のチューブを用意するようにしてもよい。
寒天液は、粉状の寒天を水で溶かして液状にしたものをエッセンシャルオイルと所定の割合で混合する。寒天は、様々な水溶性の物質を閉じ込めることで粘度をもたせて固体のように扱うことができる。寒天に閉じ込まれたエッセンシャルオイルは、水分とともに徐々に蒸発して、香りを発散することになる。なお、寒天は、天草などから作られる植物性の無味無臭のものであるため、香りなどの効果に影響を及ぼすことはない。
図2は、本考案に係るエッセンシャルオイルゼリーを使用したペンダントを示す図であり、首に掛ける紐5と、この紐5を結び付けた支持体4とから構成されている。
支持体4には、エッセンシャルオイルゼリーを収容できる穴部6が形成されている。穴部6は、ペンダントを人が首に掛けて使用した際に、支持体4の上方側に位置しており、穴部6の開口を上方に向けて、支持体4の1箇所に設けられている。エッセンシャルオイルゼリーはゼリー状であるため、穴部6に充填したままでも支持体4が動くことにより開口から溢れて出ることはない。また、穴部6を支持体4の上方に設けるとともに、開口も上方にした構成にしているため、ペンダントを首に掛けることでエッセンシャルオイルの香りを直接嗅ぐことができる。特に、アロマ療法では、効果的に作用する。
支持体4には、エッセンシャルオイルゼリーを収容できる穴部6が形成されている。穴部6は、ペンダントを人が首に掛けて使用した際に、支持体4の上方側に位置しており、穴部6の開口を上方に向けて、支持体4の1箇所に設けられている。エッセンシャルオイルゼリーはゼリー状であるため、穴部6に充填したままでも支持体4が動くことにより開口から溢れて出ることはない。また、穴部6を支持体4の上方に設けるとともに、開口も上方にした構成にしているため、ペンダントを首に掛けることでエッセンシャルオイルの香りを直接嗅ぐことができる。特に、アロマ療法では、効果的に作用する。
穴部6は、開口を円形、楕円形、四角形など外気と接触する面積を大きくして、香りがより広く広がるようにすることもできる。
また、穴部6の開口の大きさは、前述のチューブの取り出し口3の開口よりも大きい口径にすることで、チューブから直接、エッセンシャルオイルゼリーを穴部6の中に、分量を目視しながら充填させることができて、高齢者にとっても取り扱いが容易になる。
なお、本実施例では、穴部6を1箇所としたが、これに限られるものでなく、支持体4の上方側に、複数個所設けるようにすることも可能である。
また、穴部6の開口の大きさは、前述のチューブの取り出し口3の開口よりも大きい口径にすることで、チューブから直接、エッセンシャルオイルゼリーを穴部6の中に、分量を目視しながら充填させることができて、高齢者にとっても取り扱いが容易になる。
なお、本実施例では、穴部6を1箇所としたが、これに限られるものでなく、支持体4の上方側に、複数個所設けるようにすることも可能である。
穴部4に充填したエッセンシャルオイルゼリーが時間の経過とともに乾燥して、廃棄する場合には、穴部4の形状をすり鉢状にするなどにより、乾燥により固まった残留物を簡単に取り出して廃棄できる。
エッセンシャルオイルをゼリー状にしてチューブに充填することで取り扱いが容易になり、装飾品や衣料品、家具などの製品や自作の製品にも容易に利用することができて、エッセンシャルオイルの効能・効果を期待できる用途に適用できる。
1 本体
2 キャップ
3 取り出し口
4 支持体
5 紐
6 穴部
2 キャップ
3 取り出し口
4 支持体
5 紐
6 穴部
Claims (4)
- エッセンシャルオイルと寒天液を所定の割合で混合してゼリー状にしたことを特徴とするエッセンシャルオイルゼリー。
- エッセンシャルオイルと寒天液を所定の割合で混合してゼリー状にしたエッセンシャルオイルゼリーが充填されているチューブからなることを特徴とする、エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品。
- エッセンシャルオイルゼリーが充填されているチューブの取り出し口の口径よりも大きい口径の穴部を有し、前記エッセンシャルオイルゼリーを前記穴部に収容する支持体を有するペンダントからなることを特徴とする、エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品。
- 前記穴部は、前記ペンダントを使用した際の前記支持体の上方側に位置し、その開口部を上方に向けて、前記支持体の少なくとも1箇所に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のエッセンシャルオイルゼリーを使用した製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003725U JP3240876U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003725U JP3240876U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240876U true JP3240876U (ja) | 2023-02-10 |
Family
ID=85151267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003725U Active JP3240876U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | エッセンシャルオイルゼリーを使用した製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240876U (ja) |
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2022
- 2022-11-10 JP JP2022003725U patent/JP3240876U/ja active Active
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