JP3240435U - 風力発電機破断ボルト引き抜き器 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、風力発電機破断ボルト引き抜き器を提供する。【解決手段】風力発電機破断ボルト引き抜き器は、伸縮スリーブ１を含み、伸縮スリーブの一側に弾性ロープ３が固定的に接続され、弾性ロープの伸縮スリーブから離れた一端にコネクタ４が固定的に接続され、伸縮スリーブの内壁の底部に伸縮ばね２が固定的に接続され、伸縮ばねの伸縮スリーブから離れた一端に伸縮板５が固定的に接続され、伸縮板に取付穴が設けられ、伸縮板の取付穴が位置する両側に接続キャビティが設けられ、接続キャビティの内壁に締付けばねが固定的に接続され、締付けばねの接続キャビティから離れた一端に摺動ロッドが固定的に接続され、摺動ロッドに縦板が固定的に接続され、摺動ロッドの締付けばねから離れた一端に円弧状締付板が固定的に接続される。【選択図】図２

Description

本考案は、ファンボルト技術分野に関し、特に風力発電機破断ボルト引き抜き器に関する。

高強度ボルトは、主に重要な機械部品の接続に使用されているが、現在、大型機械設備、建設設備、発電設備などにおける高強度ボルトの使用率がますます高まり、高強度ボルトの故障頻度や、ボルトの故障による設備の異常動作が絶えず発生している。高強度ボルトの故障は、主に高強度ボルトの破断、ねじ山の変形に集中し、高強度ボルトの破断は、ボルト故障の主な形式であり、ボルトの破断には、接続部品の反力による交番荷重、突然の外力、取付方法およびプロセスエラーが含まれ、ボルト破断は、設備の局部の故障、部品の変位による機器全体の故障につながる。

ファンの運転中に、ボルト破断またはボルトのねじ山が潰れることがしばしば発生する。ファンが大きい、ボルトの取付位置が不均一であるため、作業員は、破断および潰したボルトを取り出すとき、補助ツールを使用して引き抜き器の長さを延長する必要がある。しかし、従来の方法では、引き抜き器を補助ツールにねじ込み、使用する際には、引き抜き器を補助ツールのねじ溝にねじ込む必要がある。この方法では、時間と手間がかかり、潰したボルトを外す作業員の作業効率も低下するので、風力発電機破断ボルト引き抜き器を提出した。

本考案の目的は、従来技術に存在する欠点を解決するため、風力発電機破断ボルト引き抜き器を提出することである。

上記の目的を達成するため、本考案は以下の技術的解決策を採用する。

風力発電機破断ボルト引き抜き器は、伸縮スリーブを含み、前記伸縮スリーブの一側に弾性ロープが固定的に接続され、前記弾性ロープの伸縮スリーブから離れた一端にコネクタが固定的に接続され、前記伸縮スリーブの内壁の底部に伸縮ばねが固定的に接続され、前記伸縮ばねの伸縮スリーブから離れた一端に伸縮板が固定的に接続され、
前記伸縮板に取付穴が設けられ、前記伸縮板の取付穴が位置する両側に接続キャビティが設けられ、前記接続キャビティの内壁に締付けばねが固定的に接続され、前記締付けばねの接続キャビティの内壁から離れた一端に摺動ロッドが固定的に接続され、前記摺動ロッドに縦板が固定的に接続され、前記摺動ロッドの締付けばねから離れた一端に円弧状締付板が固定的に接続され、前記縦板の摺動ロッドから離れた一端にスライダが固定的に接続される。

好ましくは、前記取付穴の両側に摺動穴が設けられ、前記摺動ロッドは摺動穴を介して取付穴の内部に伸び、前記摺動ロッドは摺動穴と摺動可能に設置される。

好ましくは、前記円弧状締付板は取付穴の内部にあり、前記スライダは伸縮板と密接に摺動可能に設置される。

好ましくは、前記収縮板の接続キャビティが位置する上部に摺動溝が設けられ、前記縦板は摺動溝を介して伸縮板の外側に伸び、前記縦板は摺動溝と摺動可能に設置される。

好ましくは、前記伸縮板と伸縮スリーブの一側に挿入穴が設けられ、前記コネクタは、挿入穴を介して伸縮スリーブと伸縮板とを固定し、前記コネクタと挿入穴は摺動可能に設置される。

好ましくは、前記伸縮スリーブの上部に摺動口が設けられ、前記伸縮板は摺動口を介して伸縮スリーブと摺動可能に接続される。

従来技術と比較して、本考案の有益な効果は次のとおりである。

本考案は、風力発電機破断ボルト引き抜き器を提供し、締付けばねと、摺動ロッドと、垂直板と、スライダと、円弧状締付板との連携により、スライダを摺動させ、締付けばねの作用により縦板と摺動ロッドを内側に収縮させ、そして、引き抜き器を２つの円弧状締付板の間に挟み、スライダを放し、締付けばねの作用により摺動ロッドを跳ね返してクランプさせる。このような設置により、手間と時間を節約し、作業員の作業効率を向上させる。

本考案が提出する風力発電機破断ボルト引き抜き器の構造概略図である。 本考案が提出する風力発電機破断ボルト引き抜き器の断面構造概略図である。 本考案が提出する風力発電機破断ボルト引き抜き器伸縮板の断面構造概略図である。 図２のＡ部の拡大図である。

以下は、本考案の実施例の図面を併せて本考案の実施例における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。もちろん、ここで説明する実施例は、本考案の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。

図１と図２に示すように、風力発電機破断ボルト引き抜き器は、伸縮スリーブ１を含み、伸縮スリーブ１の一側に弾性ロープ３が固定的に接続され、弾性ロープ３の伸縮スリーブ１から離れた一端にコネクタ４が固定的に接続され、弾力ロープ３とコネクタ４との連携により、コネクタ４を伸縮スリーブ１の一側に安定に配置し、コネクタ４の紛失を回避することができる。伸縮スリーブ１の内壁の底部に伸縮ばね２が固定的に接続され、伸縮ばね２の伸縮スリーブ１から離れた一端に伸縮板５が接続され、伸縮スリーブ１の上部に摺動口が設けられ、伸縮板５は摺動口を介して伸縮スリーブ１と摺動可能に接続され、伸縮板５と伸縮スリーブ１の一側に挿入穴が設けられ、コネクタ４は挿入穴を介して伸縮スリーブ１と伸縮板５とを固定し、コネクタ４は挿入穴と摺動可能に設置される。

図２、図３および図４に示すように、伸縮板５に取付穴６が設けられ、伸縮板５の取付穴６が位置する両側に接続キャビティ６０１が設けられ、接続キャビティ６０１の内壁に締付けばね６０２が固定的に接続され、締付けばね６０２の接続キャビティ６０１の内壁から離れた一端に摺動ロッド６０３が固定的に接続され、取付穴６の両側に摺動穴が設けられ、摺動ロッド６０３は摺動穴を介して取付穴６の内部に伸び、摺動ロッド６０３と摺動穴は摺動可能に設置され、摺動ロッド６０３に縦板６０４が固定的に接続され、伸縮板５の接続キャビティ６０１が位置する上部に摺動溝が設けられ、縦板６０４は摺動溝を介して伸縮板５の外側に伸び、縦板６０４と摺動溝は摺動可能に設置され、摺動ロッド６０３の締付けばね６０２から離れた一端に円弧状締付板６０６が固定的に接続され、縦板６０４の摺動ロッド６０３から離れた一端にスライダ６０５が固定的に接続され、円弧状締付板６０６は取付穴６の内部にあり、スライダ６０５と伸縮板５は密接に摺動可能に設置され、スライダ６０５を摺動することにより、締付けばねの作用により縦板６０４と摺動ロッド６０３を内側に収縮させ、引き抜き器を２つの円弧状締付板６０６の間に挟み、スライダ６０５を放し、締付けバネ６０２の作用により摺動ロッド６０３を跳ね返ってクランプさせる。このような設置により、手間と時間を節約し、作業員の作業効率を向上させる。

図１から図４に示すように、本考案は、以下の操作方法でその機能原理を説明することができる。この工具を使用するとき、伸縮板５を引っ張って伸縮板５を収縮させ、伸縮板５を適切な長さに調整すると、コネクタ４を伸縮スリーブ１と伸縮板５の挿入穴に挿入し、伸縮スリーブ１と伸縮板５を固定する。このような設置により、伸縮板５の長さを自由に調整し、伸縮板５の動作範囲を広げ、破断ボルトの引き抜き作業をよりうまく行うことができることを留意されたい。

伸縮板５の長さを調整した後、伸縮板５両側のスライダ６０５を摺動し、締付けばね６０２の作用により摺動ロッド６０３と縦板６０４を内側に収縮させ、２つの円弧状締付板６０６の間の距離を拡大させ、そして、引き抜き器を２つの円弧状締付板６０６の間に挟み、スライダ６０５を放し、締付けばね６０２の作用により摺動ロッド６０３を跳ね返ってクランプさせ、引き抜き器を２つの円弧状締付板６０６の間に安定に配置する。このような設置により、手間と時間を節約し、作業員の作業効率を高めることを留意されたい。

上記は、本考案の好ましい実施形態にすぎず、本考案の保護範囲を限定するものではない。当業者は、本考案が開示された技術範囲において、本考案の技術的解決策およびその考案の概念に従って行った同等の置換または変更は、本考案の保護範囲に含まれるものとする。

１ 伸縮スリーブ
２ 伸縮ばね
３ 弾性ロープ
４ コネクタ
５ 伸縮板
６ 取付穴
６０１ 接続キャビティ
６０２ 締付けばね
６０３ 摺動ロッド
６０４ 縦板
６０５ スライダ
６０６ 円弧状締付板

Claims (6)

1. 伸縮スリーブ（１）を含み、前記伸縮スリーブ（１）の一側に弾性ロープ（３）が固定的に接続され、前記弾性ロープ（３）の前記伸縮スリーブ（１）から離れた一端にコネクタ（４）が固定的に接続され、前記伸縮スリーブ（１）の内壁の底部に伸縮ばね（２）が固定的に接続され、前記伸縮ばね（２）の前記伸縮スリーブ（１）から離れた一端に伸縮板（５）が固定的に接続され、
   前記伸縮板（５）に取付穴（６）が設けられ、前記伸縮板（５）の前記取付穴（６）が位置する両側に接続キャビティ（６０１）が設けられ、前記接続キャビティ（６０１）の内壁に締付けばね（６０２）が固定的に接続され、前記締付けばね（６０２）の前記接続キャビティ（６０１）の内壁から離れた一端に摺動ロッド（６０３）が固定的に接続され、前記摺動ロッド（６０３）に縦板（６０４）が固定的に接続され、前記摺動ロッド（６０３）の前記締付けばね（６０２）から離れた一端に円弧状締付板（６０６）が固定的に接続され、前記縦板（６０４）の前記摺動ロッド（６０３）から離れた一端にスライダ（６０５）が固定的に接続されることを特徴とする風力発電機破断ボルト引き抜き器。
2. 前記取付穴（６）の両側に摺動穴が設けられ、前記摺動ロッド（６０３）は前記摺動穴を介して前記取付穴（６）の内部に伸び、前記摺動ロッド（６０３）は前記摺動穴と摺動可能に設置されることを特徴とする請求項１に記載の風力発電機破断ボルト引き抜き器。
3. 前記円弧状締付板（６０６）は前記取付穴（６）の内部にあり、前記スライダ（６０５）は前記伸縮板（５）と密接に摺動可能に設置されることを特徴とする請求項１に記載の風力発電機破断ボルト引き抜き器。
4. 前記収縮板（５）の前記接続キャビティ（６０１）が位置する上部に摺動溝が設けられ、前記縦板（６０４）は前記摺動溝を介して前記伸縮板（５）の外側に伸び、前記縦板（６０４）は前記摺動溝と摺動可能に設置されることを特徴とする請求項１に記載の風力発電機破断ボルト引き抜き器。
5. 前記伸縮板（５）と前記伸縮スリーブ（１）の一側に挿入穴が設けられ、前記コネクタ（４）は、前記挿入穴を介して前記伸縮スリーブ（１）と前記伸縮板（５）とを固定し、前記コネクタ（４）と前記挿入穴は摺動可能に設置されることを特徴とする請求項１に記載の風力発電機破断ボルト引き抜き器。
6. 前記伸縮スリーブ（１）の上部に摺動口が設けられ、前記伸縮板（５）は前記摺動口を介して前記伸縮スリーブ（１）と摺動可能に接続されることを特徴とする請求項１に記載の風力発電機破断ボルト引き抜き器。

Images