JP3240092B2 - イヤホン付き送受話器 - Google Patents

イヤホン付き送受話器

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JP3240092B2
JP3240092B2 JP23238594A JP23238594A JP3240092B2 JP 3240092 B2 JP3240092 B2 JP 3240092B2 JP 23238594 A JP23238594 A JP 23238594A JP 23238594 A JP23238594 A JP 23238594A JP 3240092 B2 JP3240092 B2 JP 3240092B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に用いられる送
受話器に関し、特に受話部では聞きとりにくい場合に当
該受話部からイヤホンを突出させて使用できるようにし
たイヤホン付き送受話器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話機に用いられる送受話器
は、耳にあてる部分に受話部を、口に対応する部分に送
話部をそれぞれ設けている。また、この送受話器を使用
する状況は多種多様であり、例えば、周りの雑音や騒音
によって受話部からの音声が聞き取れない場合や、難聴
者の使用に際しては受話部からの音量が不足している場
合がある。
【0003】したがって、従来、特開平3−36857
号公報に記載のように、受話部からの音量を聞き取りや
すい状態に調整できるようにしたものや、実開平3−9
0553号公報に記載のように、受話部に凸部を設け、
この凸部を耳にあてることにより受話部と耳との間を狭
くして音声を聞き取りやすくしたもの、実開平1−88
547号公報に記載のように、イヤホンおよびそのコー
ドを送受話器に収納自在として、このイヤホンを適宜使
用するようにしたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−36857号公報に記載のものは、受話部からの音
声を単に大きくするものであるため、音声を大きくして
使用している場合に周囲に音が漏れてしまう場合があ
り、特に、携帯電話や公衆電話での使用の際には他人に
迷惑を与える場合があるといった問題点を有している。
さらに、音声を大きくしすぎると音が歪んでよけいに聞
き取りにくくなるおそれがある。
【0005】また、実開平3−90553号公報に記載
のものは、凸部によって耳と受話部との間を狭くするも
のであり、音声の聞き取りやすさは若干向上するが、依
然として外部の雑音や騒音が耳に入る可能性が高いた
め、このような雑音等の影響を受けやすく、かかる環境
下では音声が聞き取りにくいといった問題点を有してい
る。
【0006】さらに、実開平1−88547号公報に記
載のものでは、使用者にとってイヤホンおよびそのコー
ドの取り出しおよび収納が面倒であり、またイヤホンは
コードを介して送受話器に接続されているため、使用に
際してコードがじゃまになるといった問題点を有してい
る。
【0007】そこで、本発明は、簡単な操作でイヤホン
を受話部から突出させ、このイヤホンを耳に差し込むこ
とにより、音声を聞き取りやすくすることができるイヤ
ホン付き送受話器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のイヤホン付き送
受話器は、受話部のイヤホンとは別に設けた操作部の簡
単な操作で、当該イヤホンをその突出状態または収納状
態の位置に切り換えることができるようにしたものであ
る。また、モータの作動により当該イヤホンの突出状態
と収納状態とを切り換えている。
【0009】
【作用】このように、イヤホンを、受話部において突出
状態および収納状態のそれぞれをとり得るように設けて
いるため、使用者が突出状態のイヤホンを耳に差し込ん
で使用することにより、耳から雑音が入るのを防ぎ、音
声を明瞭に聴くことが可能となる。しかも、イヤホンの
使用によって音声が周囲に漏れないようにしている。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図1および図2を参照して
説明する。図において、1は送受話器、1aはコード、
2は受話部、3は送話部、4は受話器ユニット、5は送
話器ユニット、6はイヤホン、6aはガイド溝、7は筒
状部、8はモータ(駆動手段)、9は操作部、10は腕
付ギア、10aは腕部、10bはガイドピン、11は棒
ギア、12は大径ギア、13は小径ギアをそれぞれ示し
ている。
【0011】ここで、送受話器1は、コード1aによっ
て電話機本体(図示せず)に接続されており、その内部
の、受話部2に対応する部分には受話器ユニット4を、
送話部3に対応する部分には送話器ユニット5をそれぞ
れ設けている。この受話器ユニット4は、電話機本体か
らの受信信号を音声に変えるものであり、また送話器ユ
ニット5は、使用者の音声を送信信号に変えるものであ
る。
【0012】そして、受話部2の略中央部分には筒状部
7が設けられるとともに、この筒状部7内を移動して受
話部2における突出状態および収納状態のそれぞれを取
り得るようにイヤホン6を設けている。このイヤホン6
には、受話器ユニット4と同様に電話機本体からの受信
信号が送られるようにしている。なお、イヤホン6の表
面部分には、軟質の抗菌樹脂を使用する。
【0013】また、イヤホン6の駆動手段としてはモー
タ8が用いられており、具体的な構成は、図2に示すよ
うになっている。先ず、モータ8に取り付けられた小径
ギア13が回転することによって大径ギア11が回転
し、この大径ギア11と一体の棒ギア12も回転するこ
とになる。
【0014】続いて、棒ギア12の回転により、棒ギア
12と噛み合っている腕付ギア10が回転し、これにと
もなって腕部10aも移動する。したがって、腕部10
aに設けたガイドピン10bをイヤホン6のガイドピン
6aに入れたかたちで両者を関連させることにより、こ
の腕部10aの移動によってイヤホン6は筒状部7に案
内されて移動する。
【0015】また、送受話器1には、イヤホン6の突出
状態および収納状態を選択的に設定するための操作部9
を、図1に示すように、受話部2と送話部3との間の面
部分に設け、この操作部9の設定モードに応じてイヤホ
ン6をその突出状態または収納状態の位置に切り換え
る。すなわち、操作部9の設定モードに応じてモータ8
の回転方向および腕部10aの移動方向を切り換えてい
る。
【0016】このとき、腕付ギア10は、棒ギア12と
噛み合っているため、この腕付ギア10に力がかかった
ときでも棒ギア12によって回転が規制され、これによ
り、腕部10aも移動を規制される結果、イヤホン6は
その移動位置、例えば突出状態の位置や収納状態の位置
に保持されることになる。
【0017】なお、イヤホン6の駆動手段は、図示のよ
うなモータ8および各種ギアによることに限定されず、
モータを用いないで使用者の操作部に対する押圧力およ
び弾性体の復帰力などを利用するものや、ソレノイドの
作用を利用するものでもよい。これらの場合、イヤホン
6の突出状態および収納状態のそれぞれを保持するため
にフック等を設ける必要がある。
【0018】また、受話音声は、イヤホン6の突出時に
少なくともイヤホン6から出ていることが必要である。
したがって、イヤホン6の突出や収納とは無関係に受話
器ユニット4から音声を常に出すようにしている場合
や、イヤホン6の突出時では受話器ユニット4からの音
声が出ないように駆動手段を連動する所定のスイッチを
設けた場合のいずれであってもよい。
【0019】さらに、受話部2に受話器ユニット4を設
けずに、イヤホン収納時においてもイヤホン6から受話
音声を出すようにしてもよい。また、送受話器1の一部
に受話音量の大きさを調整するためのボリュームを設け
るようにしてもよい。
【0020】このようなイヤホン付き送受話器1は、そ
の全体形状が図示のものに限定されるものではない。例
えば、図示のような、コード1aによって電話機本体と
接続された家庭用電話機や公衆電話の他に、コードレス
電話機や携帯電話などの各種電話機においても使用する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】このように、本発明では、受話部のイヤ
ホンをその突出状態または収納状態に切り換えるための
操作部を、イヤホンとは別に、例えば図1に示すような
位置に設けているので、利用者は、イヤホンを収納した
状態での通話中などにも、通話を中断することなしに、
きわめて簡単な操作でイヤホンを突出させて使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、イヤホン付き送受話器の実施例を示
す説明図である。
【図2】図1のイヤホン付き送受話器の、イヤホンを駆
動するための構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・送受話器 1a・・コード 2・・・受話部 3・・・送話部 4・・・受話器ユニット 5・・・送話器ユニット 6・・・イヤホン 6a・・ガイド溝 7・・・筒状部 8・・・モータ 9・・・操作部 10・・・腕付平ギア 10a・・腕部 10b・・ガイドピン 11・・・棒ギア 12・・・大径平ギア 13・・・小径平ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/03 H04M 1/05 H04M 1/18 H04R 1/10 104

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話部および受話部とこの 受話部において突出状態および収納状態それぞれ
    位置をとり得るイヤホンと、この 突出状態または収納状態を選択的に設定するための
    操作部と、 この操作部の設定モードに応じて前記イヤホンを前記突
    出状態または前記収納状態に切り換えるイヤホン駆動手
    段とを備え、 前記操作部を、前記イヤホンとは別に、前記送話部およ
    び前記受話部の間の面部分に設けた、 ことを特徴とするイヤホン付き送受話器。
  2. 【請求項2】 前記イヤホン駆動手段として、前記操作
    部の設定モードに応じて作動するモータ、および当該モ
    ータによって駆動されるイヤホン移動機構を用いた、 ことを特徴とする請求項1記載のイヤホン付き送受話
    器。
JP23238594A 1994-09-01 1994-09-01 イヤホン付き送受話器 Expired - Fee Related JP3240092B2 (ja)

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JP2007074728A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Simplebe Co Ltd イヤホンを備えたブルートゥース無線ヘッドセット

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