JP3239730B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3239730B2
JP3239730B2 JP02010496A JP2010496A JP3239730B2 JP 3239730 B2 JP3239730 B2 JP 3239730B2 JP 02010496 A JP02010496 A JP 02010496A JP 2010496 A JP2010496 A JP 2010496A JP 3239730 B2 JP3239730 B2 JP 3239730B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を相互に
接続して構成されるネットワークシステムに関わり、電
子機器相互間でネットワークの論理構造を自動的に再構
成する機能を有するネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器を相互に接続するネット
ワークにおいて、ネットワークに接続されている電子機
器間すなわちノード間の相互の通信のために、各ノード
は固有の識別子を備えている。また、識別子は各ノード
間で重複しないように割り当てられている必要があり、
この割り当ての方式としては、静的な手法と動的な手法
の大きく分けて2種類の方法がある。
【0003】静的な手法では、ネットワークの管理者が
各ノードに固有の識別子を決定するもので、この識別子
が重複しないことは管理者が保証する。一方、動的な手
法では、ネットワークが形成されたときに、各ノードが
自ノードに対してランダムな識別子を仮に設定し、それ
が他のノードの識別子と重複しないかを確認したあと、
自ノードの識別子として確定させる方法である。これら
の識別子の動的な確保は、電源投入時など、ネットワー
クの構成の開始時点に一度だけ行われる。
【0004】また、ネットワークの構成においては、識
別子だけでなく、ネットワークの論理構造も決定する必
要がある場合がある。例えば、IEEE1394などで
規定されているようなネットワークでは、各ノードの役
割は並列ではなく、ネットワークの論理的な接続形態が
ツリー構造となるように動的に形成される。このような
方式のネットワークの場合、新規ノードの参入あるいは
既存ノードの離脱により、該新規ノードに対して固有な
識別子を与える必要があるとともに、論理構造を組み直
す必要がある。
【0005】さらに、論理構造がある程度単純なネット
ワークの方式においても、新規ノードの参入あるいは既
存ノードの離脱に際して、バス型のネットワークでルー
プが形成されていないかを検出したり、リング型のネッ
トワークでリングが切断されていないかを検出する必要
がある。多くのネットワークにおいては、新規ノードの
参入あるいは既存ノードの離脱に際して、特別な処理を
用意することなく、ネットワークの構成を初めから行う
こと(バスリセット)により対処するようにしている。
また、このように初期状態に戻さないネットワークにお
いても、上記ループや切断の検出や、資源の再割当に
は、ある程度の時間とネットワーク資源(通信帯域な
ど)の消費を伴う。
【0006】ところで、電子楽器の分野において、鍵
盤、音源装置、ミキサあるいはレコーダ等の複数の機器
を接続して、例えばレコーディングや編集等を行うシス
テムを構成することは各機器を有効に利用するのに適し
ている。また、このような複数の機器間でデータ通信を
行うための規格としてはMIDI規格がある。しかし、
このMIDI規格の通信プロトコルは、単方向のデータ
通信である点やデータ転送速度が遅いなどの点で、シス
テム全体を有効に利用するには不十分である。
【0007】そこで、前記のようなネットワークによ
り、音源装置、ミキサあるいはレコーダ等の機器でLA
Nを構成することが試みられている。また、前記のよう
な動的なネットワークの形成は、利用者がネットワーク
上の識別子などについて考慮しなくともよいという点
で、電子楽器などの一般の民生機器に応用するのに適し
ている。例えば、ユーザー側にあまり高度な技術が無く
ても、機器をただ繋げば正常に動作するようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
動的なネットワークでは、新規ノードの参入あるいは既
存ノードの離脱に際してネットワークに負担がかかるた
め、以下のような不都合が生じる。例えば、通信線上を
楽音波形データが流れているときに、新たなノードが参
入した場合、より優先順位の高い通信により識別子の付
与や論理構成の再構築が起こるので、楽音波形データを
時間通りに送信できなかったりして、一瞬、音が途切れ
る可能性がある。特に、ライブ録音などでミスが許され
ないような場合には、このような事態が生じることはさ
けなければならない。
【0009】なお、このような動的なネットワークの問
題点は、電子楽器の分野に適用した場合に限らず、例え
ば画像処理システムに適用した場合でも生じる。例え
ば、動画データを転送しているときに新たなノードが参
入し、論理構成の再構築に1フレーム時間以上かかる
と、画像が一瞬停止することになる。
【0010】本発明は、複数の電子機器相互間のネット
ワークの論理構造を自動的に再構成する機能を有するネ
ットワークシステムにおいて、転送データが不用意に中
断されないようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の請求項1記載のネットワークシステ
ムは、それぞれが他の電子機器を接続するポートを有す
複数の電子機器が相互に接続されるとともに、該ポー
トにおける他の電子機器の接続状態の変化が検出される
と電子機器相互間のネットワークの論理構造を自動的に
再構成する機能を有するネットワークシステムにおい
て、前記ポートにおける前記接続状態の変化検出時に自
動的に行われるネットワークの論理構造を再構成する機
能の有効/無効を選択する手段を備え、前記無効と指定
されているときは前記接続状態の変化検出時に自動的に
行なわれるネットワークの論理構造を再構成する機能を
禁止し、ネットワーク上の転送データが不用意に中断さ
れないようにしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2記載のネットワー
クシステムは、それぞれが他の電子機器を接続するポー
トを有する複数の電子機器が相互に接続されるととも
に、該電子機器に新たな電子機器が接続されると電子機
器相互間のネットワークの論理構造を自動的に再構成す
る機能を有するネットワークシステムにおいて、前記他
の電子機器を接続するポートの有効/無効を選択する手
段を設けるとともに、該ポートに前記他の電子機器が接
続されたとき、該ポートが無効と指定されているときは
前記ネットワークの論理構造を再構成する機能を禁止
し、ネットワーク上の転送データが不用意に中断されな
ようにしたことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項3記載のネットワー
クシステムは、請求項2の構成を備え、前記他の電子機
器を接続するポートの有効が選択されたことに応じて当
該選択されたポートを閉成し、前記他の電子機器を接続
するポートの無効が選択されたことに応じて当該選択さ
れたポートを開成する手段を設けたことを特徴とする。
さらに、請求項4のネットワークシステムは、請求項1
または2の構成を備え、前記無効が選択され、新たな電
子機器が接続された状態において、前記有効が選択され
た場合、相互に接続されている電子機器についてこれら
電子機器相互間のネットワークの論理構造を自動的に再
構成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示すブロ
ック図であり、本発明のネットワークシステムを電子楽
器に適用したものである。この例では、マイク1、鍵盤
2、音源装置3、ミキサ4、シーケンサ5、レコーダ6
をそれぞれノードとし、各ノード間をケーブルで接続し
てネットワークが構成されている。また、この実施例の
ネットワークシステムは、ノード間で双方向の通信が可
能なIEEE1394の規格でシリアル通信を行うもの
であり、ネットワークの論理構造を自動的に再構成する
機能を備えている。例えば、システムの電源を投入した
ときに、前記のような動的な手法により各ノードに固有
な識別子が設定され、その後、この識別子に基づいてパ
ケット伝送を行って各ノード間でデータ通信が行われ
る。
【0015】このネットワークシステムの使い方として
は、各ノードの機能に応じて各種の使い方があるが、各
ノード間でデータ通信を行うことにより、例えば、マイ
ク1から入力される音声データ、鍵盤2の操作により音
源装置3から出力される楽音波形データ、あるいは、シ
ーケンサ5で得られる演奏データ等がレコーダ6にレコ
ーディングされる。なお、IEEE1394の規格で
は、送信側ノードから受信側ノードに向けて一定時間内
(125μs)に必ず一つのパケットデータを転送する
モードがあり、この転送モードにより上記のような楽音
波形データがリアルタイムに送信される。
【0016】図1に示したように、各ノードはケーブル
を接続するためのポートPをそれぞれ備えており、マイ
ク1以外のノードは3つのポートを備えている。そし
て、空いているポートには、第2の音源装置7などのよ
うに他のノードをケーブルを介して物理的に接続するこ
とができる。また、後述説明するように、各ノードの各
ポートPは、他のノードの接続状態を有効とする場合
(以後、単に「有効」という。)と接続状態を無効とす
る場合(以後、単に「無効」という。)とに選択的に指
定可能になっており、図1において「有効」になってい
るポートは「○」で図示し、「無効」になっているポー
トは「・」で図示してある。
【0017】ここで、レコーディング時など楽音波形デ
ータを送信しているときに、例えば、別のレコーディン
グのために第2の音源装置7を前もってミキサ4に接続
すると、従来考えられているシステムではバスリセット
により論理構成の再構築が起こって楽音波形データが途
切れる可能性があるが、この実施例では、第2の音源装
置7はミキサ4の無効なポートに接続されるので、後述
説明するように、バスリセットが発生せず楽音波形デー
タやその他データの途切れが回避される。
【0018】なお、システムを再構成するときなどは、
必要なノードを接続した後に、その接続したポートを
「有効」に指定するか、ノードを接続するポートを「有
効」に指定しておき、その有効なポートにノードを接続
することにより、強制的にバスリセットを行うことがで
きる。
【0019】図2はノードの一例として音源装置3の構
成を示すブロック図である。CPU31にはバス32を
介してROM33、RAM34、楽音合成回路35、バ
スインターフェイス36が接続されており、CPU31
はROM33に記憶されているプログラムに基づいてR
AM34のワーキングエリアを利用して音源装置3全体
の制御を行い、楽音合成回路35で楽音信号を発生して
サウンドシステム37で楽音を発生する。
【0020】バスインターフェイス36は、この音源装
置3とポートPに接続された他のノードとの間での通信
を制御する回路であり、後述説明する動作フローを実現
するようなハードロジックで構成されている。そして、
ポートPで受信したデータをCPU31に転送するとと
ともに、CPU31からのデータを指定されたポートP
を介して転送する。また、バスインターフェイス36
は、ポートPへの他のノードの接続状態とそのポートP
が「有効」に指定されているか「無効」に指定されてい
るかに応じて、バスリセット信号の出力を制御する。
【0021】以上の説明は音源装置3をノードの一例と
して説明しているが、その他のノード(鍵盤2、音源装
置3、ミキサ4、シーケンサ5、レコーダ6)も、バス
インターフェイス36と同様の構成を備えている。な
お、以下の第1実施例および第2実施例は、ポートPの
有効/無効の指定の仕方とバスインターフェイス36の
動作フローを変えたものであるが、両実施例とも音源装
置3を一例として説明する。
【0022】図3は第1実施例におけるバスインターフ
ェイスおよびポート部の回路を示す図であり、この第1
実施例では、バスインターフェイス36と3つのポート
P(Port1,Port2,Port3)との間にリ
レースイッチ38が配設されており、各リレースイッチ
38はポート指定スイッチ39のオン/オフによってポ
ートPとバスインターフェイス36との間を閉成または
開成する。なお、各ポート指定スイッチ39は音源装置
3の図示しないリア・パネル等において、対応するリレ
ースイッチ38の対応するポートPにそれぞれ対応付け
て配設されている。
【0023】そして、この第1実施例では、ポート選択
スイッチ39のオン/オフに対応して、リレースイッチ
38を閉成することによりポートPを「有効」に指定
し、リレースイッチ38を開成することによりポートP
を「無効」に指定する。すなわち、バスインターフェイ
ス36は、ポートPに他のノードが接続されていなけれ
ばリレースイッチ38の閉成または開成(「有効」また
は「無効」)に係わらず、「ノードが接続されていな
い。」として検出するが、ポートPに他のノードが接続
されているとき(または接続されたとき)は、そのポー
トPのリレースイッチ38が閉成されているとき(「有
効」のとき)のみ、「ノードが接続されている。」とし
て検出する。そして、このポートPの接続状態の変化が
検出されるとバスリセット信号を各ポートから出力す
る。
【0024】図4は第1実施例におけるバスインターフ
ェイス36の動作フローを示すフローチャートであり、
ステップS1でポートに受信信号があるか否かを判定
し、受信信号がなければステップS3に進み、受信信号
があれば、ステップS2で受信した信号を変換して1つ
のデータのパケットを作成し、楽器システム(CPU3
1側)へパケットを送出し、ステップS3に進む。
【0025】ステップS3では、楽器システムからパケ
ットを受信したか否かを判定し、受信していなければス
テップS5に進み、受信していれば、ステップS4で受
信したパケットを電気信号に変換して、指定されたポー
トにその信号を出力し、ステップS5に進む。このステ
ップS1〜ステップS4の処理により、バスインターフ
ェイス36は通常動作として通信の制御を行う。
【0026】ステップS5では、ポートPの接続状態の
変化を検出し、接続状態の変化が検出されなければステ
ップS1に戻り、接続状態の変化が検出されれば、ステ
ップS6でバスリセット信号を各ポートPからブロード
キャスト(一斉同報)してステップS1に戻る。
【0027】以上のステップS5,ステップS6の処理
により、リレースイッチ38が閉成されて「有効」に指
定されているポートPにおいてノードの接続または離脱
が行われたときと、リレースイッチ38が開成されて
「無効」に指定されているポートPにノードが接続され
ていて、そのリレースイッチ38が閉成されて「有効」
に指定されたときは、バスリセットが出力される。一
方、リレースイッチ38が開成されて「無効」に指定さ
れているポートPにおいては、ノードの接続または離脱
が行われても、バスリセットが出力されることがない。
【0028】したがって、システムを再構成するときな
どは、ポート指定スイッチ39でポートPを「有効」に
指定してそのポートPにノードを接続するか、ポートP
にノードを接続してそのポートPを「有効」に指定こと
により、バスリセットを行うことができる。また、シス
テムで使用しているポートPだけを「有効」に指定し、
システムで使用していないポートPを「無効」に指定し
ておくことにより、システムの動作中に他のノードを前
もって接続してもバスリセットが発生することがなく、
楽音波形データやその他データの途切れを回避すること
ができる。
【0029】なお、上記の実施例では、バスインターフ
ェイス36とポートPとの間をリレースイッチ38で閉
成または開成するようにしているが、このリレースイッ
チ38の代わりにICによるスイッチを用いるようにし
てもよい。
【0030】また、バスインターフェイス36のような
回路は、ネットワークに直接リンクするための物理層チ
ップが用いられるが、この物理層チップのトランスミッ
ターとレシーバーの入出力をディセーブルすることによ
りそのポートを「無効」に指定するようにしてもよい。
なお、この場合、「無効」にされた入出力ピンは高イン
ピーダンスとなり、その入出力ピンに対応するポートに
他のノードが接続されてもバスインターフェイス36は
接続状態として検出することはない。
【0031】図5は第2実施例におけるバスインターフ
ェイスおよびポート部の回路を示す図であり、この第2
実施例では、バスインターフェイス36と3つのポート
Pは直に接続されており、この第2実施例では、バスイ
ンターフェイス36は、ポートPに他のノードが接続さ
れているか否かを直接検出する。また、ポートPの「有
効」および「無効」は、例えば、前記鍵盤2の操作パネ
ル等により指定され、各ポートPの「有効」および「無
効」の指定状態は、システムの起動時などにRAM34
に記憶される。すなわち、鍵盤2の操作パネル等で各ノ
ードの各ポートPの「有効」または「無効」を指定する
と、各ノードに対してその指定情報が送出され、各ノー
ドのRAMに記憶される。
【0032】図6は第2実施例におけるバスインターフ
ェイス36の動作フローを示すフローチャートであり、
第1実施例(図4)と異なるところは、ステップS5と
ステップS6の間にステップS5′を挿入したところで
ある。すなわち、ステップS1〜ステップS4の処理で
は通常動作として通信の制御を行う。
【0033】また、ステップS5でポートPの接続状態
の変化が検出されなければそのままステップS1に戻る
が、ステップS5でポートPの接続状態の変化が検出さ
れれば、ステップS5′で、そのポートPが「有効」に
指定されているか否かを判定する。そして、「有効」に
指定されていれば、ステップS6でバスリセット信号を
各ポートPからブロードキャストしてステップS1に戻
るが、「有効」に指定されていなければそのままステッ
プS1に戻る。
【0034】以上の処理により、第1実施例と同様に、
システムを再構成するときなどのバスリセットを行うこ
とができるとともに、システムで使用していないポート
Pを「無効」に指定しておくことにより、楽音波形デー
タやその他データの途切れを回避することができる。
【0035】なお、以上の説明は、音源装置3のバスイ
ンターフェイス36の動作を例として説明したが、他の
ノードにおいても同様の動作を行うものであることはい
うまでもない。
【0036】以上の各実施例では、本発明を電子楽器に
適用した場合について説明したが、例えば画像処理シス
テムに適用した場合、動画データを転送しているとき、
新たなノードの参入による画像の一瞬停止等を回避する
ことができる。すなわち、本発明は、楽音波形データや
動画データなど、リアルタイムに連続的なデータを転送
するようなシステムにおいて、特に有効である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のネットワークシステムによれば、それぞれが他の電
子機器を接続するポートを有する複数の電子機器が相互
に接続されるとともに、該ポートにおける他の電子機器
の接続状態の変化が検出されると電子機器相互間のネッ
トワークの論理構造を自動的に再構成する機能を有する
ネットワークシステムにおいて、前記ポートにおける前
記接続状態の変化検出時に自動的に行われるネットワー
クの論理構造を再構成する機能の有効/無効を選択する
手段を備え、前記無効と指定されているときは前記接続
状態の変化検出時に自動的に行なわれるネットワークの
論理構造を再構成する機能を禁止し、ネットワーク上の
転送データが不用意に中断されないようにしたので、特
にリアルタイムに連続的なデータを転送するようなシス
テムにおいて、データの途切れを回避することができ
る。
【0038】また、本発明の請求項2記載のネットワー
クシステムによれば、それぞれが他の電子機器を接続す
るポートを有する複数の電子機器が相互に接続されると
ともに、該電子機器に新たな電子機器が接続されると電
子機器相互間のネットワークの論理構造を自動的に再構
成する機能を有するネットワークシステムにおいて、前
他の電子機器を接続するポートの有効/無効を選択す
る手段を設けるとともに、該ポートに前記他の電子機器
が接続されたとき、該ポートが無効と指定されていると
きは前記ネットワークの論理構造を再構成する機能を禁
し、ネットワーク上の転送データが不用意に中断され
ないようにしたので、特にリアルタイムに連続的なデー
タを転送するようなシステムにおいて、データの途切れ
を回避することができる。
【0039】また、本発明の請求項3記載のネットワー
クシステムによれば、請求項2と同様な効果が得られる
とともに、ネットワークの論理構造を自動的に再構成す
る機能を有効とするかあるいは無効とするかの選択に応
じてポートの閉成あるいは開成自体を制御できる。
た、本発明の請求項4記載のネットワークシステムによ
れば、請求項1または請求項2と同様な効果が得られる
とともに、本体ネットワークシステムが備えるべき自動
的なバスリセット機能を同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のネットワークシステムを示す
ブロック図である。
【図2】実施例におけるノードの一例として音源装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例におけるバスインターフェイスおよ
びポート部の回路を示す図である。
【図4】第1実施例におけるバスインターフェイスの動
作フローを示すフローチャートである。
【図5】第2実施例におけるバスインターフェイスおよ
びポート部の回路を示す図である。
【図6】第2実施例におけるバスインターフェイスの動
作フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
36…バスインターフェイス、38…リレースイッチ、
39…ポート指定スイッチ、P…ポート。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが他の電子機器を接続するポー
    トを有する複数の電子機器が相互に接続されるととも
    に、該ポートにおける他の電子機器の接続状態の変化が
    検出されると電子機器相互間のネットワークの論理構造
    を自動的に再構成する機能を有するネットワークシステ
    ムにおいて、前記ポートにおける 前記接続状態の変化検出時に自動的
    に行われるネットワークの論理構造を再構成する機能の
    有効/無効を選択する手段を備え 前記無効と指定されているときは前記接続状態の変化検
    出時に自動的に行なわれるネットワークの論理構造を再
    構成する機能を禁止し、ネットワーク上の転送データが
    不用意に中断されないようにし たことを特徴とするネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 それぞれが他の電子機器を接続するポー
    トを有する複数の電子機器が相互に接続されるととも
    に、該電子機器に新たな電子機器が接続されると電子機
    器相互間のネットワークの論理構造を自動的に再構成す
    る機能を有するネットワークシステムにおいて、 前記他の電子機器を接続するポートの有効/無効を選択
    する手段を設けるとともに、該ポートに前記他の電子機
    器が接続されたとき、該ポートが無効と指定されている
    ときは前記ネットワークの論理構造を再構成する機能を
    禁止し、ネットワーク上の転送データが不用意に中断さ
    れないようにしたことを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記他の電子機器を接続するポートの有
    効が選択されたことに応じて当該選択されたポートを閉
    成し、前記他の電子機器を接続するポートの無効が選択
    されたことに応じて当該選択されたポートを開成する手
    段を設けたことを特徴とする請求項2記載のネットワー
    クシステム。
  4. 【請求項4】 前記無効が選択され、新たな電子機器が
    接続された状態において、前記有効が選択された場合、
    相互に接続されている電子機器についてこれら電子機器
    相互間のネットワークの論理構造を自動的に再構成する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク
    システム。
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