JP3239452U - 商品陳列用ケース - Google Patents
商品陳列用ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP3239452U JP3239452U JP2022002711U JP2022002711U JP3239452U JP 3239452 U JP3239452 U JP 3239452U JP 2022002711 U JP2022002711 U JP 2022002711U JP 2022002711 U JP2022002711 U JP 2022002711U JP 3239452 U JP3239452 U JP 3239452U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- product display
- display case
- window
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
【課題】簡易な構成で吊り下げ部を容易に収納及び引き出しできる技術を提供する。【解決手段】商品を陳列する商品陳列用ケース1であって、ケースを吊り下げて陳列するための孔又はフックが設けられた吊り下げ部5と、窓部4を有し、前記ケースの一面3を覆う蓋部2と、を備え、前記吊り下げ部は、前記一面と前記蓋部の間に収納される収納状態と前記窓部から突出する突出状態とに変形し、前記蓋部が前記一面を覆うことにより前記窓部の端部が前記吊り下げ部の端部と重なることで、前記吊り下げ部は前記収納状態となる。また、前記蓋部が前記一面を覆った状態で前記重なりが解かれることで、前記吊り下げ部は前記突出状態となる。【選択図】図1
Description
本考案は、商品を店頭にて吊り下げて陳列販売する商品陳列用ケースに関する。
従来、小型商品を店頭にて吊り下げて陳列販売する際、商品を収納する商品陳列用ケースが用いられていた(例えば、特許文献1)。
商品陳列用ケースは店内の壁面に設けられた吊り下げ用フックに吊り下げるための孔を備え、このような孔はケースから突出した部分に設けられていた。また、この突出部分は、ケースの運搬時は不要のため、ケースとは別体のシートとして作成されてケースに封入され、ケースからの出し入れを可能として運搬時は突出しないようにされていた。
しかし、吊り下げるための孔を備えたシートをケースとは別体に作成したため、製造コストが増加したうえ、ケースに収納されたシートを引き出すのが容易でなく陳列作業に不便を招いていた。
本考案はこのような課題に鑑み、簡易な構成で吊り下げ部を容易に収納及び引き出しできる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本考案は、商品を陳列する商品陳列用ケースであって、前記ケースを吊り下げて陳列するための孔又はフックが設けられた吊り下げ部と、窓部を有し、前記ケースの一面を覆う蓋部と、
を備え、前記吊り下げ部は、前記一面と前記蓋部の間に収納される収納状態と前記窓部から突出する突出状態とに変形し、前記蓋部が前記一面を覆うことにより前記窓部の端部が前記吊り下げ部の端部と重なることで、前記吊り下げ部は前記収納状態となる。
を備え、前記吊り下げ部は、前記一面と前記蓋部の間に収納される収納状態と前記窓部から突出する突出状態とに変形し、前記蓋部が前記一面を覆うことにより前記窓部の端部が前記吊り下げ部の端部と重なることで、前記吊り下げ部は前記収納状態となる。
また、本考案は、前記商品陳列用ケースにおいて、前記蓋部が前記一面を覆った状態で前記重なりが解かれることで、前記吊り下げ部は前記突出状態となる。
また、本考案は、前記商品陳列用ケースにおいて、前記吊り下げ部の端部は、面取りされている。
本考案によれば、蓋部が一面を覆うことにより窓部の端部が吊り下げ部の端部と重なることで、吊り下げ部は収納状態となるので、簡易な構成で吊り下げ部を収納することができる。
また、本考案によれば、蓋部がケースの一面を覆った状態で窓部の端部と吊り下げ部の端部との重なりが解かれることで、吊り下げ部は突出状態となるので、吊り下げ部を簡易な構成で突出状態とすることができる。
また、本考案によれば、吊り下げ部の端部は、面取りされているので、吊り下げ部を容易に突出状態とすることができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る商品陳列用ケース1の斜視図であり、蓋部2が開いた状態を示す。商品陳列用ケース1は、厚紙や薄いプラスチックシートで作成される六面の立方体であり、内部に商品(図示せず)が封入される。商品陳列用ケース1に封入される商品は、家庭用のプラスチック製品(弁当箱や文房具等)や衣類等であるが、店舗の陳列壁に吊るされて陳列される商品であればよい。
蓋部2は、商品陳列用ケース1のいずれか一つの面3を開閉する。面3の一辺で商品陳列用ケース1と接続される。蓋部2は、略中央部より外側寄り(面3と反対側)に空隙である窓部4を備える。蓋部2は、面3の方向(F1の方向)へ倒れる(折れる)ことで面3を閉じる。
面3は、解放され、商品が商品陳列用ケース1に出し入れされる開口面である。なお、面3は、蓋部2とは異なる蓋として機能する部材で閉じられていてもよい。その場合、面3を閉じる部材を面3として説明する。面3には、吊り下げ部5が設けられる。
窓部4は、面3の側が方形となり、面3の反対側すなわち先端部分が曲線的な凸形状となる空隙である。凸形状の両側の空隙のない部分は、窓部4の端部41となる。
吊り下げ部5は、方形の平板な部材で一辺が面3に接続される。吊り下げ部5は、面3に接続された一辺を軸として、角度が変形する。すなわち、吊り下げ部5は、面3に対して略90度に屹立した、すなわち突出した突出状態と、面3に対して略0度に伏した状態で面3と蓋部2の間に収納される収納状態とに変形する。
吊り下げ部5は、中央部分に開口51を備える。開口51は陳列用の棒が挿通される。これにより、商品陳列用ケース1が吊り下げられて、商品が陳列される。なお、開口51は、円形や角形の孔形状でもよいし、孔形状が横方向に開口したフック形状でもよい。
吊り下げ部5は、面3が蓋部2とは異なる蓋で閉じられている場合は、当該異なる蓋部に接続して設けられる。面3が開口となる場合は、商品陳列用ケース1の内面のいずれかの面に接続される。
吊り下げ部5は、面3と接続された一辺と反対側の一辺(先端辺)の両角が面取りされている。面取りは、角を斜めに削る処理(C面取り)や角を丸める処理(R面取り)により行われる。吊り下げ部5の両角が面取りされることで、使用者の手指が当たっても使用者に痛痒を生じさせない。
吊り下げ部5の面取りされた両角の内側近傍の領域が、吊り下げ部5の端部52である。
図2は、吊り下げ部5が面3と蓋部2との間に収納された吊り下げ部5の収納状態を示す。吊り下げ部5の収納状態は、蓋部2が面3を覆うことにより窓部4の端部41が吊り下げ部5の端部52と重なる状態である。窓部4の端部41が吊り下げ部5の端部52と重なることで、吊り下げ部5の端部52が窓部4の端部41に抑えられる。これにより、吊り下げ部5は窓部4から突出することができず、吊り下げ部5の収納状態が維持される。
このように、吊り下げ部5の収納状態が維持されると、複数の商品陳列用ケース1を運搬用の箱等に梱包する際、吊り下げ部5が吐出していないので、一つの箱等により多くの商品陳列用ケース1を梱包することができる。
また、商店等で商品陳列用ケース1を吊り下げずに陳列する際には、必要のない吊り下げ部5を収納して(突出させずに)陳列できるので、商品陳列用ケース1の陳列の自由度を向上させることができる。
窓部4の先端部分は曲線的な凸形状となるため、窓部4の先端部分と吊り下げ部5の先端辺53(端部52で挟まれた辺)との間にはわずかに隙間領域42が形成される。
商品陳列用ケース1を吊り下げ陳列しようとする使用者は、蓋部2が面3を覆った状態で隙間領域42に指先を挿入し、吊り下げ部5を上方向(矢印F2の方向)へ引き上げることで(すなわち、窓部4の端部41と吊り下げ部5の端部52との重なりを解くことで)、吊り下げ部5を窓部4から突出状態とさせることができる。
このように、使用者は、窓部4の先端部分と吊り下げ部5の先端辺53との間の隙間領域42に指先を挿入して吊り下げ部5を引き上げるだけで、容易に吊り下げ部5を窓部4から突出させることができる。
また、吊り下げ部5の端部52は面取りされて鋭角や直角な角部がないので、窓部4の端部41によって抑えられた収納状態から窓部4から突出する突出状態に吊り下げ部5を変形させた場合に、使用者は容易に窓部4の端部41と吊り下げ部5の端部52との重なりを解くことができる。
また、吊り下げ部5の端部52は面取りされていることで、当該重なりを解いた場合であっても、端部52が折れにくく端部52の破損を防止できる。
図3は、蓋部2が面3を覆った状態で窓部4の端部41と吊り下げ部5の端部52との重なりが解かれ、吊り下げ部5が突出状態となった状態を示す。
吊り下げ部5が突出状態となったことにより、吊り下げ部5の開口51に吊り下げ用の棒等を挿通して商品陳列用ケース1を吊り下げて陳列することができる。
また、吊り下げ部5が面3の略中心部に配置されるので、比較的重量のある商品が封入された商品陳列用ケース1であっても、安定して吊り下げることができる。このため、商品陳列用ケース1の見栄えが良く、購入者も商品陳列用ケース1を容易に確認できる。
本考案は、商品を店頭にて陳列販売する場合に使用される。特に壁面等での吊り下げ陳列に適し、陳列しない際には嵩ばることのない商品陳列用ケースに関する。
1 商品陳列用ケース
2 蓋部
3 面
4 窓部
5 吊り下げ部
2 蓋部
3 面
4 窓部
5 吊り下げ部
Claims (3)
- 商品を陳列する商品陳列用ケースであって、
前記ケースを吊り下げて陳列するための孔又はフックが設けられた吊り下げ部と、
窓部を有し、前記ケースの一面を覆う蓋部と、
を備え、
前記吊り下げ部は、前記一面と前記蓋部の間に収納される収納状態と前記窓部から突出する突出状態とに変形し、
前記蓋部が前記一面を覆うことにより前記窓部の端部が前記吊り下げ部の端部と重なることで、前記吊り下げ部は前記収納状態となることを特徴とする商品陳列用ケース。 - 請求項1に記載の商品陳列用ケースにおいて、前記蓋部が前記一面を覆った状態で前記重なりが解かれることで、前記吊り下げ部は前記突出状態となることを特徴とする商品陳列用ケース。
- 請求項1に記載の商品陳列用ケースにおいて、
前記吊り下げ部の端部は、面取りされていることを特徴とする商品陳列用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002711U JP3239452U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 商品陳列用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002711U JP3239452U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 商品陳列用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239452U true JP3239452U (ja) | 2022-10-14 |
Family
ID=83544300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002711U Active JP3239452U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 商品陳列用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239452U (ja) |
-
2022
- 2022-08-17 JP JP2022002711U patent/JP3239452U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140262932A1 (en) | Container assembly including a pop-up pocket component | |
US5934551A (en) | Four pack display container | |
US7717323B2 (en) | Shirt box | |
US7243800B1 (en) | Display box with sleeve | |
JP2018535152A (ja) | 消費財用のパック | |
US20140091087A1 (en) | Portable cupcake display and package | |
US5593041A (en) | Combination article and package construction | |
JP3239452U (ja) | 商品陳列用ケース | |
EP2210817A1 (en) | Collapsible multiple-receptacle storage container | |
KR200323165Y1 (ko) | 절첩식 박스 | |
KR101994868B1 (ko) | 포장상자 | |
JP3199075U (ja) | サンドイッチ用バッグ | |
US7866481B2 (en) | Container for holding an article | |
JP3976874B2 (ja) | ケース | |
JP2003192055A (ja) | 小物類の収納ケース | |
JP3237593U (ja) | 紙箱 | |
TWI766689B (zh) | 包裝套件及含有包裝套件之層架 | |
JP3179593U (ja) | 包装体 | |
JP6698296B2 (ja) | 包装箱および手提げ取っ手 | |
JP4152229B2 (ja) | 梱包箱 | |
JP2007161280A (ja) | 乾電池収納箱 | |
JP2008273608A (ja) | 商品梱包容器 | |
JP2572903Y2 (ja) | 商品の店頭展示兼用収納ケース | |
JPH0610121U (ja) | 展示用箱 | |
JP3081896U (ja) | 折りたたみ鞄 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3239452 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |