JP3239198U - ブレーキキャリパー用カバー - Google Patents

ブレーキキャリパー用カバー Download PDF

Info

Publication number
JP3239198U
JP3239198U JP2022002443U JP2022002443U JP3239198U JP 3239198 U JP3239198 U JP 3239198U JP 2022002443 U JP2022002443 U JP 2022002443U JP 2022002443 U JP2022002443 U JP 2022002443U JP 3239198 U JP3239198 U JP 3239198U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake caliper
cover
cover plate
brake
adhesive surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022002443U
Other languages
English (en)
Inventor
康生 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2022002443U priority Critical patent/JP3239198U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3239198U publication Critical patent/JP3239198U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

Figure 0003239198000001
【課題】 制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できると共に、ブレーキキャリパーの美観を向上させることができるブレーキキャリパー用カバーを提供することを目的とする。
【解決手段】 ブレーキキャリパー1側に形成される接着面8、及びこの接着面8の反対側面に形成され、ユーザー好みの色を着色したり文字、ロゴ、マークなどが記入可能な装飾面9を備えているため、ブレーキキャリパー1の美観を向上させることができる。更に、ブレーキキャリパー1外面に沿う形状に折曲形成した金属製のカバー板7よりなるため、制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できる。
【選択図】図1

Description

本考案は自動車等に用いられているディスクブレーキのブレーキキャリパーに装着可能なブレーキキャリパー用カバーに関するものである。
自動車用のブレーキキャリパーは、ディッシュタイプのホイールのうち、例えばスチールホイールなどが装着されている場合、開口が小さいため外部から視認することができない。しかしながら、特にアルミホールに採用されているスポーク、メッシュ、フィン、開口の大きいディッシュなどのデザインのものを装着した場合、ブレーキキャリパーを外部から視認することができるものである。
近年、自動車メーカーも高グレード車には、前述したようなデザインのアルミホイールを設定したり、ユーザーが自動車購入後、好みのアルミホイールに付け替えるなどすることによりブレーキキャリパーが外部から視認できるようになった。これに伴い、ブレーキキャリパー部分の美観向上の要望が増えてきていた。
ここで、ブレーキキャリパーを大きく分けると、安価な一般車に用いられる片押し型キャリパーと、高性能車やレースカーなどに用いられる対向ピストン型キャリパーがある。美観を向上させるためには、例えば片押し型キャリパーから、目立つ色に塗装されメーカー名などの文字が入っている対向ピストン型キャリパーへ変更することが考えられるが、非常に高価となるため手軽に行えないものであった。
このため、特許文献1には、ブレーキキャリパーに被せるカバーであって、樹脂製のカバー本体のホイールに対向する面に孔部を設け、当該孔部に透光性を有する樹脂板を嵌めこむ共に、当該樹脂板に投光可能な位置に照明具を設けたブレーキキャリパー用カバーが開示されており、これにより装飾性を高めるものが開示されている。
実用新案登録第3191435号公報
ブレーキキャリパーは、ディスクブレーキ装置を構成する部品の一つで、ブレーキパッドをブレーキローターに押さえつけることにより、摩擦による制動を可能とするため、制動時には高熱が発生することとなる。この特許文献1に開示されているブレーキキャリパー用カバーは、カバー本体が樹脂製でブレーキキャリパーに被せるだけの構造であるため、制動時に発生する高熱により樹脂製のカバー本体が変形し脱落する恐れがあるという問題があった。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できると共に、ブレーキキャリパーの美観を向上させることができるブレーキキャリパー用カバーを提供することを目的とする。
本考案の請求項1にかかるブレーキキャリパー用カバーは、ブレーキキャリパーの外側を覆うように取り付けるブレーキキャリパー用カバーにおいて、前記ブレーキキャリパー側に形成される接着面、及びこの接着面の反対側面に形成され、着色したり、文字などが記入可能な装飾面を備え、前記ブレーキキャリパー外面に沿う形状に折曲形成した金属製のカバー板よりなることを特徴とする。
本考案の請求項2にかかるブレーキキャリパー用カバーは、請求項1において、前記カバー板の接着面に貼り付けられ、前記ブレーキキャリパー外面にカバー板を接着する高耐熱両面テープを備え、かつ、前記折曲形成は、折曲角度を10度~20度とした上部折曲部と、折曲角度を70度~90度とした下部折曲部の2か所であることを特徴とする。
本考案の請求項1にかかるブレーキキャリパー用カバーは、ブレーキキャリパー側に形成される接着面、及びこの接着面の反対側面に形成され、ユーザー好みの色を着色したり、文字、ロゴ、マークなどが記入可能な装飾面を備えているため、ブレーキキャリパーの美観を向上させることができる。更に、ブレーキキャリパー外面に沿う形状に折曲形成した金属製のカバー板よりなるため、制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できる。
本考案の請求項2にかかるブレーキキャリパー用カバーは、カバー板の接着面に貼り付けられ、前記ブレーキキャリパー外面にカバー板を接着する高耐熱両面テープを備えたことにより、制動時の高熱によるカバー板の脱落を極力防止できる。
図1は本考案のブレーキキャリパー用カバーを備えたキャリパーの分解斜視図である。 図2は本考案のブレーキキャリパー用カバーを付けたキャリパー正面図である。 図3は本考案のブレーキキャリパー用カバーを付けたキャリパー断面図である。 図4は本考案のブレーキキャリパー用カバーのカバー板の正面図である。 図5は本考案のブレーキキャリパー用カバーのカバー板の側面図である。
本考案のブレーキキャリパー用カバーは、自動車などのディスクブレーキ装置のブレーキキャリパーの外側を覆うようキャリパー外面、即ちホイールから見える側に取り付けるものであって、制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できると共に、ブレーキキャリパーの美観を向上させるものである。また、実施例1では片押し型キャリパーを用いて説明するが、対向ピストン型キャリパーに用いても良い。以下、本考案のブレーキキャリパー用カバーについて、図面を参照して実施例を詳述する。
図1は本考案のブレーキキャリパー用カバーを用いるディスクブレーキ装置を示し、ブレーキキャリパー1と、このブレーキキャリパー1により制動されるディスクローター2と、前記ブレーキキャリパー1を取り付けるマウンティングブラケット3を備えているものである。
また、図2、3に示す如く、ブレーキキャリパー1には前記ディスクローター2を挟むブレーキパット4、4と、このブレーキパット4をディスクローター2方向に押し出すピストン5とを備えている。そして、片押し型キャリパーの場合、ピストン5は車体側、即ちホイールとは反対側に位置している。
本考案のブレーキキャリパー用カバーは、このようなブレーキキャリパー1の外面に高耐熱両面テープ6にて接着される金属製のカバー板7よりなるもので、具体的には、入手が容易なアルミ、真鍮、鉄の板を用いる。ここで、材質による熱伝導率(単位:W/m・k)を比較すると、樹脂の一例であるアクリル樹脂は0.21、エポキシ樹脂は0.30、塩化ビニル樹脂(硬質)は0.16であるのに対して、アルミは236、真鍮は106、鉄は67と、熱伝導率の高い金属製にすることによりブレーキキャリパー1の放熱効果も期待できるものである。
また、このカバー板7は、ブレーキキャリパー1側に形成され、前記高耐熱両面テープ6を貼る接着面8と、この接着面8の反対側面に形成され、着色したり文字、ロゴ、マークなどが記入可能な装飾面9を備えるものである。
更に、図4、5に示す如く、カバー板7は、前記ブレーキキャリパー1外面に沿う形状にあらかじめ折曲形成されており、本実施例では、折曲角度を約10度~20度とした上部折曲部Aと、折曲角度を約70度~90度とした下部折曲部Bの2か所を折曲している。特に、この下部折曲部Bによりほぼ断面L字となるため強度の向上を図ることができる。
以上の構成にして、カバー板7を装着する場合、先ず装着するブレーキキャリパー1の寸法を測っておき、ブレーキキャリパー1の外面形状に合うよう上部折曲部Aと下部折曲部Bとを曲げておく。次いで、カバー板7を好みの色に塗装し、装飾面9に好みの文字、ロゴ、マークなどを記入した後、クリア塗装で保護膜を形成する。この状態でカバー板7の接着面8に高耐熱両面テープ6を貼り、前記ブレーキキャリパー1の外面に接着する。
以上詳述した如く、本考案のブレーキキャリパー用カバーによると、ブレーキキャリパー1側に形成される接着面8、及びこの接着面8の反対側面に形成され、ユーザー好みの色を着色したり文字、ロゴ、マークなどが記入可能な装飾面9を備えているため、ブレーキキャリパー1の美観を向上させることができる。更に、ブレーキキャリパー1外面に沿う形状に折曲形成した金属製のカバー板7よりなるため、制動時の高熱による変形を抑え、変形による脱落を極力防止できる。
本考案の請求項2にかかるブレーキキャリパー用カバーは、カバー板7の接着面8に貼り付けられ、前記ブレーキキャリパー1外面にカバー板7を接着する高耐熱両面テープ6を備えたことにより、制動時の高熱によるカバー板の脱落を極力防止できる。
1 ブレーキキャリパー
2 ディスクローター
3 マウンティングブラケット
4 ブレーキパット
5 ピストン
6 高耐熱両面テープ
7 カバー板
8 接着面
9 装飾面

Claims (2)

  1. ブレーキキャリパーの外側を覆うように取り付けるブレーキキャリパー用カバーにおいて、
    前記ブレーキキャリパー側に形成される接着面、及び該接着面の反対側面に形成され、着色したり文字などが記入可能な装飾面を備え、前記ブレーキキャリパー外面に沿う形状に折曲形成した金属製のカバー板よりなることを特徴とするブレーキキャリパー用カバー。
  2. 前記カバー板の接着面に貼り付けられ、前記ブレーキキャリパー外面にカバー板を接着する高耐熱両面テープを備え、かつ、前記折曲形成は、折曲角度を10度~20度とした上部折曲部と、折曲角度を70度~90度とした下部折曲部の2か所であることを特徴とする請求項1記載のブレーキキャリパー用カバー。
JP2022002443U 2022-07-26 2022-07-26 ブレーキキャリパー用カバー Active JP3239198U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022002443U JP3239198U (ja) 2022-07-26 2022-07-26 ブレーキキャリパー用カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022002443U JP3239198U (ja) 2022-07-26 2022-07-26 ブレーキキャリパー用カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3239198U true JP3239198U (ja) 2022-09-26

Family

ID=83398824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022002443U Active JP3239198U (ja) 2022-07-26 2022-07-26 ブレーキキャリパー用カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3239198U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021035801A1 (zh) 一种散热型汽车卡钳罩
US6568110B2 (en) Nonrotating billboard of rotation body
DE602007001510D1 (de) Bremsrotorscheibenanordnung mit Polrad
TW201341257A (zh) 自行車制動墊片
EP3434473A1 (en) Emblem for vehicles
EP1046575A3 (en) Ventilated pad for a bicycle disc brake
DK1831579T3 (da) Skivebremsesystem
JP3239198U (ja) ブレーキキャリパー用カバー
GB2440070A (en) Disc brake cover
CN210344115U (zh) 一种散热型汽车卡钳罩
KR101565706B1 (ko) 범퍼 페시아 패널
US20140306510A1 (en) Custom Wheel With Wooden Inserts
CN205978188U (zh) 煞车碟盘
GB2259891A (en) Insert for automotive wheel
JP3070066B2 (ja) 自動車のドラムブレーキ
WO2006101788A1 (en) Wheel cladding assembly
CN206030940U (zh) 一类美观化造型钢轮
ATE303286T1 (de) Fahrradnabe mit daran angebrachter kühlungsscheibe
GB2408029A (en) Custom drum or disc cover
JP3152974U (ja) バランスウエイト
EP1234689A3 (de) Rad für ein Kraftfahrzeug aus einer magnesiumhaltigen Legierung
CN214775163U (zh) 一种复合型汽车轮毂
JP2020121613A (ja) ワイドトレッドスペーサー
JP3153682U (ja) 自転車用表示ディスク
CN209875796U (zh) 一种汽车碟式制动器的卡钳罩

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3239198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150