JP3238953U - マット - Google Patents
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Abstract
【課題】高吸湿、抗菌防ダニ、消臭などの様々な機能を有し、より使用ニーズを満たしたマットを提供する。【解決手段】マットは、第1表面層1、第2表面層、および第1表面層1と第2表面層間に設けられた中間層3を含み、その中で、第1表面層1または/および第2表面層は不織布2であり、不織布2は抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維がニット法により織り込まれ絡み付けて接続して不織布2が形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、家庭用品の技術分野に関し、特にマットに関する。
一般的に、マットは家庭、自動車、床、ベッド、テーブルや椅子などの幅広い場面で使用されている。不織布は従来のマットでよく使用されている素材である。
不織布は、英語でNon Woven FabricまたはNonwoven clothであり、配向またはランダム繊維で構成され、防湿、通気、柔軟、軽量、不燃、分解しやすく、無毒・無刺激性、カラフル、安価、サイクル可能などの特徴を有する新世代の環境に優しい材料である。ポリプロピレン(pp材)粒子を原料として、高温溶融、シールスプレー、ネット敷設、ホットプレスや巻き取りなどの連続工程で生産される。布のような外観およびある性能を有することから、布と呼ばれる。
不織布は、高分子スライス、短繊維、フィラメントから直接、気流や機械的なウェブに繊維を通し、補強のためにハイドロエンタングル、ニット法、熱ロールなどを行い、最後に仕上げ加工をしてソフトで通気性がよく、フラット構造の新繊維製品で、繊維片が出ず、丈夫でシルキーソフト、さらに補強材としても使えるものである。
不織布は、主に医療用保護具、衣料、家庭用装飾品、産業用繊維、農業用など幅広い用途で使用され、一般的に使用されている不織布は、主に通気性、ろ過性、断熱性、耐水性に優れているという利点を有する。
しかしながら、本出願者は、従来の不織布がマットに適用される場合少なくとも以下の技術的問題を見だした。
従来の不織布は、抗菌防臭ができないため、不織布層を含むマットの抗菌防臭性能が不十分であり、実際使用上のニーズに十分に対応することができない。
これを鑑み、本考案の目的は、従来技術におけるマットの抗菌防臭性能が不十分で、実際使用ニーズを満たすことができないという技術的問題を解決するためのマットを提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案は、第1表面層、第2表面層および前記第1表面層と前記第2表面層間に設けられた中間層を含み、その中で、前記第1表面層または/および前記第2表面層は不織布であり、
前記不織布は抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、前記抗菌防臭繊維、前記消臭防ダニ繊維および前記吸水繊維がニット法により絡み付けられて接続されて前記不織布が形成される、マットを提供する。
前記不織布は抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、前記抗菌防臭繊維、前記消臭防ダニ繊維および前記吸水繊維がニット法により絡み付けられて接続されて前記不織布が形成される、マットを提供する。
本考案のさらなる改善として、前記抗菌防臭繊維は、ポリエステル繊維基材および抗菌防臭層を含み、前記ポリエステル繊維基材は、抗菌防臭薬剤で含浸処理されその表面に前記抗菌防臭層が形成され、前記抗菌防臭層は前記ポリエステル繊維基材の表面に付着している。
本考案のさらなる改善として、前記消臭防ダニ繊維は、ビスコース繊維基材、消臭層および防ダニ層を含み、前記ビスコース繊維基材はその表面に消臭薬剤の含浸処理によって前記消臭層が形成され、前記消臭層は前記ビスコース繊維基材の表面に付着し、表面に前記消臭層が付着したビスコース繊維基材に対してダニ除去薬剤噴霧処理して前記防ダニ層を形成する。
本考案のさらなる改善として、前記吸水繊維は、アクリル繊維および熱可塑性繊維を含み、その中で、前記熱可塑性繊維の質量比が1%である。
本考案のさらなる改善として、前記抗菌防臭繊維の質量比が40%~70%であり、前記消臭防ダニ繊維の質量比が20%~30%であり、前記吸水繊維の質量比が5%~15%である。
本考案のさらなる改善として、前記不織布のグラム重が80~250g/m2である。
本考案のさらなる改善として、前記第2表面層は不織布であり、前記不織布の一側の表面にアルミニウム層が積層され、前記アルミニウム層は前記中間層に接触する。
本考案のさらなる改善として、前記アルミニウム層の任意の2点の厚さが同じであり、前記アルミニウム層の面積が前記不織布の面積と一致している。
本考案のさらなる改善として、前記中間層に複数の布袋が設けられ、前記布袋が前記中間層にチェックボード状に配列され、各前記布袋内に薬効材料が充填されている。
本考案で提供されるマットは、第1表面層、第2表面層および第1表面層と第2表面層間に設けられた中間層を含み、その中で、第1表面層または/および第2表面層は不織布であり、本考案の不織布は、抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維がニット法により絡み付けられて接続される。不織布の設置により、本考案で提供されるマットは、高吸湿、抗菌防ダニ、消臭などの様々な機能を有し、よりよく使用ニーズを満たし、市場の見通しが良く、普及価値が高い。
本考案の実施例または従来技術の技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施例または従来技術の説明において必要な図面を簡単に説明するが、以下説明される図面は本考案のいくつかの実施例に過ぎず、当業者は、創造的な労働をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができるのは言うまでもない。
本考案の実施例で提供されるマットの構造概略図である。
本考案の実施例で提供される不織布の断面図である。
本考案の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、以下、本考案の技術的解決策を詳細に説明する。明らかに、説明される実施例は本考案の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本考案の実施例に基づいて、当業者は創造的な労働をすることなく得られる他の実施形態は、すべて本考案の保護範囲に含まれるべきである。
本考案の説明において、特に明示しない限り、「複数」は2つまたは2つ以上を意味し、「上」、「下」、「左」、「右」、「内」、「外」、「前端」、「後端」、「頭部」、「尾部」などの用語で示される方位または位置関係は図面に基づく方位または位置関係であり、本考案の説明および説明の簡略化のためのものであり、かかる装置またはデバイスは必ずしも特定の方位を有し、特定の方位で構成および操作されるのを指示または暗示しないため、本考案を制限するものと解釈されるものではない。さらに、「第1」、「第2」、「第3」などの用語は記述的な目的でのみ使用され、相対的な重要性を指示または暗示するものとして解釈されるものではない。
本考案の説明において、特に明確に規定および限定しない限り、「取付」、「連結」、「接続」などの用語は広義的に理解されるべきであり、例えば、固定的に接続してもよく、着脱可能に接続してもよく、または一体的に接続してもよく、機械的に接続してもよく、電気的に接続してもよく、直接に連結してもよく、中間媒体を介して間接に連結してもよい。当業者は、具体的な状況に応じて本考案での上記の用語の具体的な意味を理解すればよい。
図1および図2を参照すると、本考案は、第1表面層1、第2表面層、および第1表面層1と第2表面層間に設けられた中間層3を含み、その中で、第1表面層1または/および第2表面層は不織布2である、マットを提供する。
なお、本実施例中の不織布2は抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維がニット法により絡み付けられて接続されて不織布2が形成される。本考案で提供されるマットは高吸湿、抗菌防ダニ、消臭などの様々な機能を有し、よりよく使用ニーズを満たす。
本実施例の選択可能な実施形態として、抗菌防臭繊維はポリエステル繊維基材および抗菌防臭層を含み、ポリエステル繊維基材の表面に抗菌防臭層が付着し、ポリエステル繊維基材は市販されている抗菌防臭薬剤で含浸処理されその表面に抗菌防臭層が形成される。
本実施例の選択可能な実施形態として、消臭防ダニ繊維はビスコース繊維基材、消臭層および防ダニ層を含み、ビスコース繊維基材の表面に消臭層が付着し、ビスコース繊維基材は消臭薬剤で含浸処理された後その表面に消臭層が形成され、表面に消臭層が付着したビスコース繊維基材に対してダニ除去薬剤で噴霧処理して防ダニ層を形成する。薬剤互換性がより良いビスコース繊維を使用することで、含浸と噴霧処理された後、ビスコース繊維が消臭防ダニの役割を発揮する。
本実施例の選択可能な実施形態として、吸水繊維はアクリル繊維および熱可塑性繊維を含み、アクリル繊維は非常に高い吸水能力を有し、その中で、熱可塑性繊維の質量比が1%であり、製品の除湿性能を大幅に向上させ、ポリエステル繊維と組み合わせると吸水繊維の使用耐久性も向上させることができる。
本実施例では、抗菌防臭繊維の質量比が40%~70%であり、消臭防ダニ繊維の質量比が20%~30%であり、吸水繊維の質量比が5%~15%である。抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維が綿混機で一定の割合で混合された後、ニット不織布装置でニット法によりニット不織布に加工する。その中で、不織布2のグラム重が80~250g/m2である。製品の用途によると、上記のグラム重を調節して加工することで、様々な製品に対応し、不織布2のグラム重がここで特に限定されない。
本考案の一実施例として、第2表面層を不織布2とし、第1表面層1を通気性のある柔らかい風合いの綿とし、不織布2一側の表面にアルミニウム層4を積層し、アルミニウム層4が中間層3に接触する。
本考案は、アルミニウム層4を含む不織布2をマット製品に適用し、不織布2自身は通気性と柔軟性を有し、アルミニウムは反射性能を有し、マットに適用されると、体の熱を反射し、保温性能の役割を果たす。
このマットを使用する場合、体の熱が第1表面層1から中間層3に伝達され、中間層3を介して不織布2上のアルミニウム層4に伝達され、アルミニウム層4の反射性能により、体の熱が反射され、体からの熱の拡散も抑えられ、保温の効果を達する。本実施例では、アルミニウム層4の任意の2点の厚さが同じであり、アルミニウム層4の面積が不織布2の面積と一致している。
なお、中間層3に複数の布袋が設けられ、布袋が中間層3にチェックボード状に配列され、各布袋内に薬効材料が充填されている。これらの薬効材料はラベンダーやカシアであってもよい。その中で、ラベンダーの主な働きは、心地よい自然な香りを放つことであり、カシアの主な働きは、脂肪を減らす、消化を助ける、肌を白くする、肺に栄養を与える、肝臓を保護し視力を改善するなどである。ユーザは実際ニーズに応じて、異なる布袋内に異なる薬効材料をは入れたり、各布袋内に上記薬効材料の混合物をは入れたりことができ、実際ニーズに応じて充填すればよい。
本考案は不織布を設置することでマットは高吸湿、抗菌防ダニ、消臭などの様々な機能を有し、より良く使用ニーズを満たし、市場の見通しが良く、普及価値が高い。
以上、本考案の具体的な実施形態に過ぎず、本考案の保護範囲がここに限定されなく、当業者は本考案の技術範囲から逸脱することなく、容易に想到した変更や置換は、すべて本考案の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本考案の保護範囲は実用新案登録請求の範囲に従うものとする。
1 第1表面層
2 不織布
3 中間層
4 アルミニウム層
2 不織布
3 中間層
4 アルミニウム層
Claims (9)
- 第1表面層、第2表面層、および前記第1表面層と前記第2表面層間に設けられた中間層を含み、その中で、前記第1表面層または/および前記第2表面層は不織布であり、
前記不織布は抗菌防臭繊維、消臭防ダニ繊維および吸水繊維を含み、前記抗菌防臭繊維、前記消臭防ダニ繊維および前記吸水繊維がニット法により絡み付けて接続されて前記不織布が形成される、ことを特徴とするマット。 - 前記抗菌防臭繊維は、ポリエステル繊維基材および抗菌防臭層を含み、前記ポリエステル繊維基材は、抗菌防臭薬剤の含浸処理によりその表面に前記抗菌防臭層が形成され、前記抗菌防臭層は前記ポリエステル繊維基材の表面に付着している、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記消臭防ダニ繊維は、ビスコース繊維基材、消臭層および防ダニ層を含み、前記ビスコース繊維基材はその表面に消臭薬剤の含浸処理によって前記消臭層が形成され、前記消臭層は前記ビスコース繊維基材の表面に付着し、表面に前記消臭層が付着したビスコース繊維基材に対してダニ除去薬剤噴霧処理して前記防ダニ層を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記吸水繊維は、アクリル繊維および熱可塑性繊維を含み、その中で、前記熱可塑性繊維の質量比が1%である、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記抗菌防臭繊維の質量比が40%~70%であり、前記消臭防ダニ繊維の質量比が20%~30%であり、前記吸水繊維の質量比が5%~15%である、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記不織布のグラム重が80~250g/m2である、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記第2表面層は不織布であり、前記不織布の一側の表面にアルミニウム層が積層され、前記アルミニウム層は前記中間層に接触する、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
- 前記アルミニウム層の任意の2点の厚さが同じであり、前記アルミニウム層の面積が前記不織布の面積と一致している、ことを特徴とする請求項7に記載のマット。
- 前記中間層に複数の布袋が設けられ、前記布袋が前記中間層にチェックボード状に配列され、各前記布袋内に薬効材料が充填されている、ことを特徴とする請求項1に記載のマット。
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JP2022002221U Active JP3238953U (ja) | 2022-06-15 | 2022-07-05 | マット |
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