JP3238896B2 - はす歯歯付ベルトおよびその製造方法 - Google Patents
はす歯歯付ベルトおよびその製造方法Info
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- B29D29/08—Toothed driving belts
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯付ベルト、特
に、動力伝動用はす歯歯付ベルトおよびその製造方法に
関するものである。
に、動力伝動用はす歯歯付ベルトおよびその製造方法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、歯付ベルトは、図３に歯付ベルト
の斜視図とその歯部側からみた緯糸ｆの配列状態が示さ
れているように、芯線、すなわち、抗張体１１を中心に
して歯部１２と背部１３からなる。歯部は歯ゴムからな
り、背部は背ゴムからなる。歯の形成される方を歯面側
とすると、歯面側はポリアミド等のマルチフィラメント
糸からなる経糸と緯糸ｆとを織成してなる歯布１４で被
覆されている。そして、歯布１４は、通常、経糸方向が
ベルト幅方向に、緯糸方向がベルト長手方向に一致する
ように配置されている。
の斜視図とその歯部側からみた緯糸ｆの配列状態が示さ
れているように、芯線、すなわち、抗張体１１を中心に
して歯部１２と背部１３からなる。歯部は歯ゴムからな
り、背部は背ゴムからなる。歯の形成される方を歯面側
とすると、歯面側はポリアミド等のマルチフィラメント
糸からなる経糸と緯糸ｆとを織成してなる歯布１４で被
覆されている。そして、歯布１４は、通常、経糸方向が
ベルト幅方向に、緯糸方向がベルト長手方向に一致する
ように配置されている。
【０００３】また、このような歯付ベルトの製造方法と
しては、図４にその製造工程の一部である歯布１４の裁
断工程が示されているように、まず、ゴム糊を含浸させ
た長尺の歯布原反１４ａから原反幅方向の緯糸配列に沿
って歯布シート１４ｂを裁断して取得し、この歯布シー
ト１４ｂの両端部を、経糸方向に沿って相互に接合して
円筒状歯布１４ｃを形成して、歯形溝２１′を母線に沿
って周設した円筒状金型２０′に外嵌し、その上に接着
処理を施した抗張体１１を巻き付け、さらに、その上に
歯ゴム、背ゴムとなる未加硫ゴム配合シートを巻き付
け、加圧缶内で成型加硫した後、取り出して、一定の幅
に裁断して環状の歯付ベルトを得ている。このようにし
て得られた環状の歯付ベルトは、図３に示されているよ
うに、通常、経糸方向がベルト幅方向に、緯糸方向がベ
ルト長手方向に一致するように配置されているため、緯
糸ｆ自体の伸縮性によって、歯布１４が歯形と馴染んで
いる。
しては、図４にその製造工程の一部である歯布１４の裁
断工程が示されているように、まず、ゴム糊を含浸させ
た長尺の歯布原反１４ａから原反幅方向の緯糸配列に沿
って歯布シート１４ｂを裁断して取得し、この歯布シー
ト１４ｂの両端部を、経糸方向に沿って相互に接合して
円筒状歯布１４ｃを形成して、歯形溝２１′を母線に沿
って周設した円筒状金型２０′に外嵌し、その上に接着
処理を施した抗張体１１を巻き付け、さらに、その上に
歯ゴム、背ゴムとなる未加硫ゴム配合シートを巻き付
け、加圧缶内で成型加硫した後、取り出して、一定の幅
に裁断して環状の歯付ベルトを得ている。このようにし
て得られた環状の歯付ベルトは、図３に示されているよ
うに、通常、経糸方向がベルト幅方向に、緯糸方向がベ
ルト長手方向に一致するように配置されているため、緯
糸ｆ自体の伸縮性によって、歯布１４が歯形と馴染んで
いる。
【０００４】したがって、歯付ベルトの歯すじ方向がベ
ルト長手方向に直交した歯付ベルト、いわゆる、真っす
ぐな歯を有する歯付ベルトである場合は、歯布１４が歯
形と馴染んで歯立ちが良く、プーリとの噛み合わせにお
いても支障がなかった。
ルト長手方向に直交した歯付ベルト、いわゆる、真っす
ぐな歯を有する歯付ベルトである場合は、歯布１４が歯
形と馴染んで歯立ちが良く、プーリとの噛み合わせにお
いても支障がなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図６にその
製造工程の一部である歯布の裁断工程が示されているよ
うに、図４で示した歯布シート１４ｂの裁断方法とはす
歯用歯形溝２１を周設した円筒状金型を用いて、歯すじ
方向がベルト長手方向に対して斜交した歯付ベルト、い
わゆる、はす歯歯付ベルトを製造しようとすると、図５
にはす歯歯付ベルトの斜視図とその歯部側からみた緯糸
ｆの配列状態が示されているように、緯糸方向がベルト
長手方向に一致するものの、はす歯の歯すじ方向に対し
て斜めに交差するように配置されているため、加圧缶内
での成型加硫時に緯糸ｆ自体の伸縮性が不足気味となっ
て、歯形に沿った歯布の馴染みが悪くなる。
製造工程の一部である歯布の裁断工程が示されているよ
うに、図４で示した歯布シート１４ｂの裁断方法とはす
歯用歯形溝２１を周設した円筒状金型を用いて、歯すじ
方向がベルト長手方向に対して斜交した歯付ベルト、い
わゆる、はす歯歯付ベルトを製造しようとすると、図５
にはす歯歯付ベルトの斜視図とその歯部側からみた緯糸
ｆの配列状態が示されているように、緯糸方向がベルト
長手方向に一致するものの、はす歯の歯すじ方向に対し
て斜めに交差するように配置されているため、加圧缶内
での成型加硫時に緯糸ｆ自体の伸縮性が不足気味となっ
て、歯形に沿った歯布の馴染みが悪くなる。
【０００６】したがって、所望のはす歯の歯形が得られ
ず、歯立ちの悪いはす歯となるので、プーリなどとの円
滑な噛み合わせに支障を来すことがあり、はす歯歯付ベ
ルトとしての小型化、伝動速度、耐久性、用途、信頼性
などに多くの問題を生じていた。
ず、歯立ちの悪いはす歯となるので、プーリなどとの円
滑な噛み合わせに支障を来すことがあり、はす歯歯付ベ
ルトとしての小型化、伝動速度、耐久性、用途、信頼性
などに多くの問題を生じていた。
【０００７】本発明の目的は、歯形と歯立ちが良く、円
滑な噛み合わせができるはす歯歯付ベルト、および、は
す歯の歯形と歯立ちを高精度に成型することのできる製
造方法を提供することである。
滑な噛み合わせができるはす歯歯付ベルト、および、は
す歯の歯形と歯立ちを高精度に成型することのできる製
造方法を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、はす
歯歯付ベルトのはす歯に添着した歯布の緯糸をはす歯の
歯すじ方向に対して直交させたことにより、前記課題を
解決した。
歯歯付ベルトのはす歯に添着した歯布の緯糸をはす歯の
歯すじ方向に対して直交させたことにより、前記課題を
解決した。
【０００９】また、本発明は、歯形溝が周設されたはす
歯用金型に、歯布シート、抗張体、未加硫ゴム配合シー
トを順次、巻き付けた後、加圧缶内で成型加硫して、環
状に裁断するはす歯歯付ベルトの製造方法において、前
記歯形溝と前記歯布シートの緯糸が直交するようにした
ことにより、前記課題を解決した。
歯用金型に、歯布シート、抗張体、未加硫ゴム配合シー
トを順次、巻き付けた後、加圧缶内で成型加硫して、環
状に裁断するはす歯歯付ベルトの製造方法において、前
記歯形溝と前記歯布シートの緯糸が直交するようにした
ことにより、前記課題を解決した。
【００１０】
【作用】本発明のはす歯歯付ベルトは、歯布の緯糸をは
す歯の歯すじ方向に対して直交して配置したことによっ
て、はす歯で作用する伝動力が歯布の布面に剪断力を発
生させることなく、はす歯に負荷されるので、はす歯の
歯すじ方向で均一に伝動力を伝達する。
す歯の歯すじ方向に対して直交して配置したことによっ
て、はす歯で作用する伝動力が歯布の布面に剪断力を発
生させることなく、はす歯に負荷されるので、はす歯の
歯すじ方向で均一に伝動力を伝達する。
【００１１】また、本発明のはす歯歯付ベルトの製造方
法においては、歯布の緯糸をはす歯用金型の歯形溝に対
して直交させたことによって、加圧缶内での成型加硫時
に緯糸がはす歯用歯形溝の凹凸形状に沿って伸長し、歯
形と馴染みながら、はす歯の外側表面形状を形作ること
になり、一方、経糸がはす歯の歯すじ方向に対して平行
に配置されるので、はす歯の歯すじ方向の形状を均一に
形作ることになる。
法においては、歯布の緯糸をはす歯用金型の歯形溝に対
して直交させたことによって、加圧缶内での成型加硫時
に緯糸がはす歯用歯形溝の凹凸形状に沿って伸長し、歯
形と馴染みながら、はす歯の外側表面形状を形作ること
になり、一方、経糸がはす歯の歯すじ方向に対して平行
に配置されるので、はす歯の歯すじ方向の形状を均一に
形作ることになる。
【００１２】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図１と図２は、本発明によるはす歯歯付ベルト、
および、その製造方法における裁断工程の実施例を示し
ている。
する。図１と図２は、本発明によるはす歯歯付ベルト、
および、その製造方法における裁断工程の実施例を示し
ている。
【００１３】本実施例のはす歯歯付ベルト１０は、図１
にはす歯歯付ベルトの斜視図とその歯部側からみた緯糸
ｆの配列状態が示されているように、芯線、すなわち、
抗張体１１を中心にして歯部１２と背部１３からなる。
にはす歯歯付ベルトの斜視図とその歯部側からみた緯糸
ｆの配列状態が示されているように、芯線、すなわち、
抗張体１１を中心にして歯部１２と背部１３からなる。
【００１４】抗張体１１には、通常、ガラス繊維、アラ
ミド繊維、金属繊維などを撚成した芯線が用いられ、歯
付ベルト内に埋設するに先立って、接着剤溶液に含浸さ
せられる。
ミド繊維、金属繊維などを撚成した芯線が用いられ、歯
付ベルト内に埋設するに先立って、接着剤溶液に含浸さ
せられる。
【００１５】歯部１２は歯ゴムからなり、背部１３は背
ゴムからなる。歯の形成される方を歯面側とすると、歯
面側はポリアミド繊維、ポリアラミド繊維、ポリエステ
ル繊維などのマルチフィラメント糸からなる経糸と緯糸
ｆとを平織、綾織などの織組織で織成してなる歯布１４
で被覆されている。歯布１４の緯糸ｆは、歯形に沿って
緯糸ｆの伸縮性を十分に発揮させるために、捲縮加工を
施したウーリー加工糸を用いている。
ゴムからなる。歯の形成される方を歯面側とすると、歯
面側はポリアミド繊維、ポリアラミド繊維、ポリエステ
ル繊維などのマルチフィラメント糸からなる経糸と緯糸
ｆとを平織、綾織などの織組織で織成してなる歯布１４
で被覆されている。歯布１４の緯糸ｆは、歯形に沿って
緯糸ｆの伸縮性を十分に発揮させるために、捲縮加工を
施したウーリー加工糸を用いている。
【００１６】そして、歯布１４は、はす歯の歯すじ方向
に対して、緯糸ｆが直交するように配置されており、通
常、歯ゴムの表面に接着されるに先立って、ゴム糊が含
浸されている。
に対して、緯糸ｆが直交するように配置されており、通
常、歯ゴムの表面に接着されるに先立って、ゴム糊が含
浸されている。
【００１７】なお、はす歯が噛み合う時に生じる衝突エ
ネルギーを吸収するために、はす歯歯付ベルトの歯先部
分には、ディンプル１５、すなわち、くぼみ部が形成さ
れている。
ネルギーを吸収するために、はす歯歯付ベルトの歯先部
分には、ディンプル１５、すなわち、くぼみ部が形成さ
れている。
【００１８】次に、図２ではす歯歯付ベルト１０の製造
方法における裁断工程が示されているように、まず、ゴ
ム糊を含浸させた長尺の歯布原反１４ａから歯布シート
１４ｂを裁断する場合、はす歯の歯すじ方向と緯糸ｆと
が直交するように、予め緯糸方向に対して斜向した方向
に裁断して歯布シート１４ｂを取得する。
方法における裁断工程が示されているように、まず、ゴ
ム糊を含浸させた長尺の歯布原反１４ａから歯布シート
１４ｂを裁断する場合、はす歯の歯すじ方向と緯糸ｆと
が直交するように、予め緯糸方向に対して斜向した方向
に裁断して歯布シート１４ｂを取得する。
【００１９】そして、この歯布シート１４ｂを、歯布シ
ート１４ｂの両端部を経糸方向に沿って相互に接合して
円筒状歯布１４ｃを形成し、円筒状金型２０に外嵌す
る。このようにして、はす歯の歯すじ方向と緯糸ｆとが
直交するように、すなわち、円筒状金型２０に周設した
歯形溝２１と前記円筒状歯布１４ｃの緯糸ｆが直交する
ように配置される。なお、円筒状金型２０に外嵌する場
合、歯布シート１４ｂを、円筒状歯布１４ｃを形成する
ことなく、巻き付けて外嵌しても良いが、この場合は巻
き付け作業において歯形溝２１と歯布シート１４ｂとの
位置合わせの精度と手間が要求されることになる。
ート１４ｂの両端部を経糸方向に沿って相互に接合して
円筒状歯布１４ｃを形成し、円筒状金型２０に外嵌す
る。このようにして、はす歯の歯すじ方向と緯糸ｆとが
直交するように、すなわち、円筒状金型２０に周設した
歯形溝２１と前記円筒状歯布１４ｃの緯糸ｆが直交する
ように配置される。なお、円筒状金型２０に外嵌する場
合、歯布シート１４ｂを、円筒状歯布１４ｃを形成する
ことなく、巻き付けて外嵌しても良いが、この場合は巻
き付け作業において歯形溝２１と歯布シート１４ｂとの
位置合わせの精度と手間が要求されることになる。
【００２０】次いで、その上に接着処理を施した抗張体
１１を巻き付け、さらにその上に歯ゴム、背ゴムとなる
未加硫ゴム配合シートを巻き付け、加圧缶内で成型加硫
した後、取り出して、一定の幅に裁断して環状の歯付ベ
ルトを得ている。
１１を巻き付け、さらにその上に歯ゴム、背ゴムとなる
未加硫ゴム配合シートを巻き付け、加圧缶内で成型加硫
した後、取り出して、一定の幅に裁断して環状の歯付ベ
ルトを得ている。
【００２１】このようにして得られた本実施例のはす歯
歯付ベルトは、図７に示す本実施例と従来例との歯立ち
の比較で明らかなように、歯先部分にディンプル１５を
形成したはす歯歯付ベルトの場合は、歯布１４の緯糸ｆ
をはす歯の歯すじ方向に対して直交させて緯糸ｆが保有
する伸縮性を十分に発揮させることによって、緯糸ｆが
歯先のディンプル１５の形状に沿って馴染みながら、は
す歯を形作ることになるので、従来のような不正確な歯
形と歯立ちを備えたはす歯歯付ベルトに比較すると、歯
形と歯立ちの精度を向上させることができる。
歯付ベルトは、図７に示す本実施例と従来例との歯立ち
の比較で明らかなように、歯先部分にディンプル１５を
形成したはす歯歯付ベルトの場合は、歯布１４の緯糸ｆ
をはす歯の歯すじ方向に対して直交させて緯糸ｆが保有
する伸縮性を十分に発揮させることによって、緯糸ｆが
歯先のディンプル１５の形状に沿って馴染みながら、は
す歯を形作ることになるので、従来のような不正確な歯
形と歯立ちを備えたはす歯歯付ベルトに比較すると、歯
形と歯立ちの精度を向上させることができる。
【００２２】
【発明の効果】前述したように、本発明のはす歯歯付ベ
ルトは、歯布の緯糸をはす歯の歯すじ方向に対して直交
させたことによって、はす歯で受ける伝動力が歯布の布
面に剪断力を生じせることなく負荷され、はす歯の歯す
じ方向で均一に伝動力を伝達するので、はす歯の歯形が
均一で精度が高く、プーリなどとの間で伝動ロスがな
く、円滑な噛み合わせができる。
ルトは、歯布の緯糸をはす歯の歯すじ方向に対して直交
させたことによって、はす歯で受ける伝動力が歯布の布
面に剪断力を生じせることなく負荷され、はす歯の歯す
じ方向で均一に伝動力を伝達するので、はす歯の歯形が
均一で精度が高く、プーリなどとの間で伝動ロスがな
く、円滑な噛み合わせができる。
【００２３】また、本発明のはす歯歯付ベルトの製造方
法においては、歯布の緯糸をはす歯用金型の歯形溝に対
して直交させて配置したことによって、加圧缶内での成
型加硫時に緯糸がはす歯用歯形溝の凹凸形状に沿って伸
長しながら、歯形と馴染み、はす歯の外側表面形状を形
作ることになり、一方、経糸がはす歯の歯すじ方向に対
して平行に配置されるので、はす歯の歯すじ方向の形状
を均一に形作ることになるので、はす歯の歯形と歯立ち
を高精度に成型することができる。
法においては、歯布の緯糸をはす歯用金型の歯形溝に対
して直交させて配置したことによって、加圧缶内での成
型加硫時に緯糸がはす歯用歯形溝の凹凸形状に沿って伸
長しながら、歯形と馴染み、はす歯の外側表面形状を形
作ることになり、一方、経糸がはす歯の歯すじ方向に対
して平行に配置されるので、はす歯の歯すじ方向の形状
を均一に形作ることになるので、はす歯の歯形と歯立ち
を高精度に成型することができる。
【００２４】特に、はす歯が噛み合う時に生じる衝突エ
ネルギーを吸収するために、歯付ベルトのはす歯の歯先
部分にディンプル、すなわち、くぼみ部を形成したはす
歯歯付ベルトのような場合は、緯糸が歯先のディンプル
の形状に沿って馴染み、はす歯を形作ることになるの
で、ディンプルを有するはす歯歯付ベルトであっても、
歯形と歯立ちを高精度に成型することができる。
ネルギーを吸収するために、歯付ベルトのはす歯の歯先
部分にディンプル、すなわち、くぼみ部を形成したはす
歯歯付ベルトのような場合は、緯糸が歯先のディンプル
の形状に沿って馴染み、はす歯を形作ることになるの
で、ディンプルを有するはす歯歯付ベルトであっても、
歯形と歯立ちを高精度に成型することができる。
【図１】 本実施例のはす歯歯付ベルトの斜視図、およ
び、その底面図。
び、その底面図。
【図２】 本実施例のはす歯歯付ベルトの製造方法にお
ける裁断工程図。
ける裁断工程図。
【図３】 従来の歯付ベルトの斜視図、および、その底
面図。
面図。
【図４】 従来の歯付ベルトの製造方法における裁断工
程図。
程図。
【図５】 従来のはす歯歯付ベルトの斜視図、および、
その底面図。
その底面図。
【図６】 従来のはす歯歯付ベルトの製造方法における
裁断工程図。
裁断工程図。
【図７】 本実施例と従来例との歯立ちの比較図。
１０ ・・・・ 歯付ベルト １１ ・・・・ 抗張体 １２ ・・・・ 歯部 １３ ・・・・ 背部 １４ ・・・・ 歯布 １４ａ ・・・ 歯布原反 １４ｂ ・・・ 歯布シート １４ｃ ・・・ 円筒状歯布 １５ ・・・・ ディンプル ２０ ・・・・ 円筒状金型 ２１ ・・・・ 歯形溝 ｆ ・・・・・ 緯糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 嘉則 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 平11−13840（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−123333（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16G 1/00 - 9/04 B29D 29/08
Claims (2)
- 【請求項１】 はす歯に添着した歯布の緯糸をはす歯の
歯すじ方向に対して直交して配置したことを特徴とする
はす歯歯付ベルト。 - 【請求項２】 歯形溝が周設されたはす歯用金型に、歯
布シート、抗張体、未加硫ゴム配合シートを順次、巻き
付けた後、加圧缶内で成型加硫して、環状に裁断するは
す歯歯付ベルトの製造方法において、前記歯形溝と前記
歯布シートの緯糸が直交するようにしたことを特徴とす
るはす歯歯付ベルトの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07439398A JP3238896B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | はす歯歯付ベルトおよびその製造方法 |
| US09/271,649 US6203886B1 (en) | 1998-03-23 | 1999-03-18 | Skew-toothed belt and method for manufacturing the same |
| IT1999GE000029A IT1310035B1 (it) | 1998-03-23 | 1999-03-18 | Cinghia a denti obliqui e metodo per la sua fabbricazione. |
| FR9903504A FR2776353B1 (fr) | 1998-03-23 | 1999-03-22 | Courroie a denture inclinee et procede de fabrication correspondant |
| DE19912949A DE19912949A1 (de) | 1998-03-23 | 1999-03-23 | Schrägzahnriemen und Verfahren zur Herstellung eines Schrägzahnriemens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07439398A JP3238896B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | はす歯歯付ベルトおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270631A JPH11270631A (ja) | 1999-10-05 |
| JP3238896B2 true JP3238896B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=13545907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07439398A Expired - Lifetime JP3238896B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | はす歯歯付ベルトおよびその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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