JP3238640U - 解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】材料取りが簡単で、構築しやすく、製作も非常に容易であり、かつ規範指導のある建物において、ある程度の普遍性を有する。同時に合理的な計算及び配置により、元の耐力柱を直接置き換えることができる。工事実践において重要な役割を果たす、解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造を提供する。【解決手段】インバース法施工及び建物改造補強工事分野に属し、立柱1と、ベース2と、トップビーム3と、継ぎ板4と、クロスステー5と、を含む。立柱の数は4本であり、立柱は矩形の4つの頂点位置に設けられる。ベースは隣接する2本の立柱の底部の間に接続される。トップビームは隣接する2本の立柱の頂部の間に接続される。継ぎ板は立柱の端部とベースの端部との間に接続される。クロスステーの端部は継ぎ板に接続される。【選択図】図1

Description

本考案は、インバース法施工及び建物改造補強工事分野に関し、具体的には、解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造である。
インバース法施工が基礎部分の施工に一般的に適用されることに伴い、かつ都市の地下空間に対する使用もより科学的及び精細化になり、そのため従来の地下施設を改造及び補強する必要がある。ただし、改造過程において、元の耐力構造部分のみに依存することは非常に危険である。施工荷重は局所的な領域に使用荷重より大きい状況を発生させる傾向があり、したがって、より便利で、効果的な補強又は耐力構造を代替する手段が必要である。
従来技術では、萬場足場の形で支持することが多い。計算に対する要求が高く、実際に施工を指導しにくいという1つ目の問題と、足場が完成した後に施工空間が小さく、足場周辺の振動に対する要求が高く、古い構造柱を解体する時に施工しにくいことを引き起こすという2つ目の問題が存在する。
本考案の目的は、萬場足場支持を採用して存在する計算要求が高く、実際に施工を指導しにくく、足場が完成した後に施工空間が小さく、足場周辺の振動に対する要求が高く、古い構造柱を解体する時に施工しにくいことを引き起こすという技術的問題を解決するために、解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造を提供することである。
上記技術的問題を解決するために、本考案は、解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造を提供し、
数は4本であり、矩形の4つの頂点位置に設けられる立柱と、
隣接する2本の立柱の底部の間に接続されるベースと、
隣接する2本の立柱の頂部の間に接続されるトップビームと、
立柱の端部とベースの端部との間に接続される継ぎ板と、
端部は継ぎ板に接続されるクロスステーと、を含む。
好ましくは、クロスステーは、
板状構造である鋼構造シートと、
鋼構造シートの両側に溶接して接続され、かつ鋼構造シートの両側の第1山形鋼が平行に対向して設けられる第1山形鋼と、
第1山形鋼の両側の鋼構造シートの両側に対称的に溶接して接続され、かつ鋼構造シートの両側の第2山形鋼が平行に対向して設けられ、鋼構造シートの同側の第2山形鋼が同一直線に位置する第2山形鋼と、を含む。
好ましくは、第1山形鋼は鋼構造シートの狭い側方向に沿って設けられ、第2山形鋼は鋼構造シートの広い側方向に沿って設けられる。
好ましくは、立柱、ベース及びトップビームはいずれもH形鋼である。
好ましくは、4本の立柱のウェブ板は互いに平行に設けられる。
好ましくは、立柱の頂部は、トップビームの頂部を超える。
従来技術に比べ、本考案の特徴と有益な効果は、本考案が鋼構造を設計して解体改造工事の仮アンダーピニング鋼支持に用いられ、該鋼構造は材料取りが簡単で、構築しやすく、製作も非常に容易であり、かつ規範指導のある建物において、ある程度の普遍性を有する。同時に合理的な計算及び配置により、元の耐力柱を直接置き換えることができる。工事実践において重要な役割を果たすことにある。
仮アンダーピニング鋼支持構造の概略図である。 クロスステーの概略図である。 クロスステーの正面構造概略図である。 クロスステーの左側面構造概略図である。 クロスステーの平面構造概略図である。
本考案が実現する技術的手段、革新的な特徴、達成目的と効果を分かりやすくするために、以下、本考案について更に説明する。
ここに記載された実施例は本考案の特定の具体的な実施形態であり、本考案の構想を説明するためのものであり、いずれも説明的かつ例示的なものであり、本考案の実施形態及び本考案の範囲を限定するものと解釈すべきではない。本明細書に記載の実施例に加えて、当業者は、実用新案登録請求の範囲及び明細書に開示された内容に基づいて他の明白な技術的解決手段を採用することもでき、これらの技術的解決手段には、本明細書に記載の実施例に対する任意の明白な置き換え及び修正された技術的解決手段が含まれる。
本考案の説明において、なお、用語「上」、「下」、「内」、「外」、「先端」、「後端」、「両端」、「一端」、「他端」などの指示された方位又は位置関係は図面に示された方位又は位置関係に基づくものであり、単に本考案を説明しやすく説明を簡略化するためのものであり、示される装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作しなければならないことを指示又は示唆するものではなく、したがって本考案を限定するものと理解することができない。また、用語「第1」、「第2」は目的を説明するためだけに用いられ、相対的な重要性を指示又は示唆するものと理解することができない。
本考案の説明において、なお、他に明確な規定と限定がない限り、用語「取り付ける」、「設置されている」、「接続する」などは、広く理解すべきであり、例えば「接続」は、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、又は一体的な接続であってもよい。機械的接続であってもよく、電気的接続であってもよい。直接接続してもよく、中間媒体を介して間接接続してもよく、2つの素子内部の連通であってもよい。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本考案における具体的な意味を理解することができる。
図1~5に示すように、解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造は立柱1と、ベース2と、トップビーム3と、継ぎ板4と、クロスステー5と、を含む。立柱1、ベース2及びトップビーム3はいずれもH形鋼である。
立柱1の数は4本であり、立柱1は矩形の4つの頂点位置に設けられる。4本の立柱1のウェブ板は互いに平行に設けられる。ベース2は隣接する2本の立柱1の底部の間に接続される。トップビーム3は隣接する2本の立柱1の頂部の間に接続される。立柱1の頂部はトップビーム3の頂部を超える。継ぎ板4は立柱1の端部とベース2の端部との間に接続され、全体性と安定性を向上させる。クロスステー5の端部は継ぎ板4に接続される。
クロスステー5は鋼構造シート51と、第1山形鋼52と、第2山形鋼53と、を含む。鋼構造シート51は板状構造である。第1山形鋼52は鋼構造シート51の両側に溶接して接続され、かつ鋼構造シート51の両側の第1山形鋼52は平行に対向して設けられる。第2山形鋼53は第1山形鋼52の両側の鋼構造シート51の両側に対称的に溶接して接続され、かつ鋼構造シート51の両側の第2山形鋼53は平行に対向して設けられ、鋼構造シート51の同側の第2山形鋼53は同一直線に位置する。第1山形鋼52は鋼構造シート51の狭い側方向に沿って設けられ、第2山形鋼53は鋼構造シート51の広い側方向に沿って設けられる。
ある工事を例として、立柱1は22b号H形鋼を採用し、長さが3.4メートルである(実際の施工需要に応じてH形鋼の型番と長さを変換することができる)。ベース2は20号H形鋼を採用し、長さが1.7メートルである。トップビーム3は20号H形鋼を採用し、長さが1.7mである。継ぎ板4及び鋼構造シート51はいずれも7mm厚さの高強度鋼シートを用いる。
以上の実施例は単に本考案の好ましい実施形態を説明するものであり、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案の設計の精神を逸脱しない前提で、当業者が本考案の技術的解決手段に対して行った各種の変形や改良は、いずれも本実用新案登録請求の範囲で定められた保護範囲内に入るべきである。
1 立柱
2 ベース
3 トップビーム
4 継ぎ板
5 クロスステー
51 鋼構造シート
52 第1山形鋼
53 第2山形鋼

Claims (6)

  1. 解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造であって、
    数は4本であり、矩形の4つの頂点位置に設けられる立柱(1)と、
    隣接する2本の立柱(1)の底部の間に接続されるベース(2)と、
    隣接する2本の立柱(1)の頂部の間に接続されるトップビーム(3)と、
    立柱(1)の端部とベース(2)の端部との間に接続される継ぎ板(4)と、
    端部は継ぎ板(4)に接続されるクロスステー(5)と、を含む、
    ことを特徴とする解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
  2. 前記クロスステー(5)は、
    板状構造である鋼構造シート(51)と、
    鋼構造シート(51)の両側に溶接して接続され、かつ鋼構造シート(51)の両側の第1山形鋼(52)が平行に対向して設けられる第1山形鋼(52)と、
    第1山形鋼(52)の両側の鋼構造シート(51)の両側に対称的に溶接して接続され、かつ鋼構造シート(51)の両側の第2山形鋼(53)が平行に対向して設けられ、鋼構造シート(51)の同側の第2山形鋼(53)が同一直線に位置する第2山形鋼(53)と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
  3. 前記第1山形鋼(52)は鋼構造シート(51)の狭い側方向に沿って設けられ、第2山形鋼(53)は鋼構造シート(51)の広い側方向に沿って設けられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
  4. 前記立柱(1)、ベース(2)及びトップビーム(3)はいずれもH形鋼である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
  5. 4本の立柱(1)のウェブ板は互いに平行に設けられる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
  6. 前記立柱(1)の頂部はトップビーム(3)の頂部を超える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の解体改造工事に応用される仮アンダーピニング鋼支持構造。
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