JP3238515U - 片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具 - Google Patents

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威廷 陳
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Abstract

【課題】片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具を提供する。【解決手段】片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具に関する。前記動力工具は、把持部33と操作ポート321とを有する筐体30と、駆動装置50の作動方向を制御できる制御部材を有する駆動装置と、前記駆動装置の下に設けられ、前記駆動装置を駆動できる動力源40と、前記動力源の周辺に設けられ、切替部材61を有する切替組立体60とを備える。前記切替部材は、前記制御部材を制御して変位の変化を生じ、前記駆動装置から離れた切替組立体の回しの動作により前記駆動装置の駆動方向を変え、かつ前記把持部と前記操作ポートとの間に適切な操作距離を有し、使用者が片手で把持・操作し、同じ位置で回転方向を切り替えることができるようにさせる。【選択図】図4

Description

本考案は、動力工具に関し、特に、切替組立体が把持部付近に設けられ、片手で操作しやすく片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具に関する。
ラチェットレンチは、一般的に使用される手持ち工具で、狭い角度で力を加えることができるようにするため、内部にラチェット構造を使用し、例えば特許文献1の構造であり、特許文献1のレンチは、ラチェット構造を前記ラチェット構造の周辺に設けられた切替操作装置と組み合わせて構成され、前記切替操作装置の位置を切り替えることにより、前記ラチェット構造の回転方向を変え、ワークピースを回転させるが、前記切替操作装置が前記ラチェット構造に近すぎるため、操作中、レンチを元の操作位置から外し、もう一方の手をラチェット構造の近くに移して回転方向を切り替え、前記ラチェット111の回転方向を変更する必要がある。回転方向切替の操作位置を変更するため、図1に示すように、従来の手動ラチェットレンチ10は、主にラチェットの回転方向を変えてラチェットレンチの力を加える方向を変えることであり、ラチェット構造11;ラチェット111、係止歯112と、制御部材113とから成るラチェット構造11を有し、前記ラチェット111の周縁にラッチ歯が設けられ、前記係止歯112は前記ラチェット111の外面に相対的に噛み合わせることができ、前記係止歯112が異なる方向で前記ラチェット111に噛合わせることにより、前記ラチェット111を異なる方向に回転させて、ワークピースを回転させることができる。前記制御部材113は、前記係止歯112に彈性的に当接し、前記係止歯112を駆動して方向を変えることができ、前記操作レバー12の一端は前記制御部材113に連結されて動かせ、他端が前記ラチェットレンチ10のハンドル部に設けられ、前記操作レバー12の前記ハンドル部における位置の往復切替りを通じて前記制御部材113の回転方向を切り替える。
また、図2に示すのは、電動ラチェットレンチで、係止歯112は、ラチェット111の外側に設けられ、制御部材113は前記ラチェット111の内部に設けられ、制御部材113の方向を切り替えることによって前記ラチェット111の作動方向を調整する。また、例えば特許文献2或いは特許文献3は、前記ラチェットレンチ10の外周に回転方向切替装置が設けられ、回転方法により前記制御部材の操作位置を遠位端で駆動して変換させることで、前記係止歯の位置を調整する。
手動ラチェットレンチ又は電動ラチェットレンチを問わず、従来使用されているラチェット構造は、操作者がレンチを操作位置から外し、もう一方の手をラチェット構造11の近くに移して前記制御部材113或いは前記操作レバー12を切り替えることで、前記ラチェット111の作動方向を切り替える。
しかしながら図1の操作レバー12は、把持部の近い位置に設けられているが、手の握り位置まで一定の距離があるが、この操作距離は人間工学の理想的な間隔に適合せず、かつ前記制御部材113の切り替え時、前記操作レバー12を押して前後に動かし、片手で把持する状態において、同じ手の指で力を加えて切り替えることが困難であるため、切替の過程で、片手で前記ラチェットレンチを把持し、もう一方の手で前記操作レバー12を切り替えなければならず、また且つ、前記操作レバー12を前後に押す時、前記操作レバー12に必要な移動スペースが比較的大きく、ほこりが入りやすいことで支障を形成し、前記操作レバー12の動作位置に詰まり、切替時の支障が起き、操作過程中で、工具又は使用者の手に油汚れなどの異物が付着されることで、使用者が押す時に油汚れの影響を受けて力を加えることが難しくなり、また手動ラチェットレンチを手で回して力を加えて回転させる必要があるため、より大きな操作スペースが必要になる。また、図2のラチェット構造11の制御部材113は、前記ラチェット111内に設けられるため、前記制御部材13の切り替え過程で、使用者は片手で前記電動ラチェットレンチを把持し、空いている手で前記制御部材13の回転方向切替を操作し、回転方向を切り替える時、まず工具を操作位置から取り出す必要があり、比較的狭い又は奥まで届きにくい作業エリアにある場合、工具を取り出して回転方向を切り替えた後で再度入れるのにかなりの時間がかかることにより、操作に不便が生じる。次に、制御部材113は、手で切り替える必要があるため、使用者が前記ラチェットレンチを取り出した後で更に空いている手で回転方向を切替えるため、切替過程中の使用効率を低下させる。また、図2のラチェットレンチを操作する時、前記制御部材13は、前記ラチェット11の歯の動きに伴って回転するため、使用者が現在の操作方向を判断できなくなり、前記制御部材13を左右に交互に回転させて判断する必要が生じることが多く、使い勝手が悪い。また、特許文献2又は特許文献3の構造であっても回転方向切替装置の位置は、ヘッド位置ではなくなるが、ラチェット構造又はヘッド部に非常に近いため、位置の切替時、使用者も前記ラチェットレンチを元の操作位置から外してから操作する必要があり、前記回転方向切替装置はやはり前記ラチェット構造或いはヘッド部に非常に近いため、使用者が移動或いは操作時に誤って触れることで、前記ラチェットレンチを逆反方向に回転させ、作業上の困りが起きる。また、前記回転方向切替構造は、回転切替を行って前記制御部材の位置を制御する時、片手で把持し、もう一つの手で回転させることで、相対回転動作を発生させることができるため、操作時も両手で同時に操作することで、回転方向切替の操作を実現ができ、操作上でも不便であり、切替位置も人間工学に適合していない。
台湾特許第I650205号公報 台湾実用新案第M590506号公報 台湾特許第I661909号公報
本考案の主な目的は、動力工具の回転方向を片手で切り替えるに便利で、操作が簡単で、手及び工具の位置を移動させる必要がない片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具を提供することである。
本考案の別の目的は、切替組立体がラチェット機構から離れた位置又は手の握り部の近く位置に設けられ、片手で把持すると共に駆動装置の動作ヘッドの回転方向切替を直接実施できる片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具を提供することである。
上記目的を達成するため、本考案は、
内部に収容空間を有し、筐体の底部に把持部が設けられ、前記筐体の上に操作ポートが貫設され、前記把持部の底部と前記操作ポートとの間に片手把持長さを有し、前記片手把持長さは100~160mmの範囲である筐体と、
前記筐体の収容空間内に収容され、動作ヘッドと、制御ユニットとを含み、前記制御ユニットは位置を変更して前記動作ヘッドを制御して異なる方向に回転させることができる制御部材を備える駆動装置と、
前記筐体の収容空間内に設けられ、前記駆動装置の下に位置し、前記動作ヘッドを駆動して作動させることができる動力源と、
前記筐体の操作ポート内に設けられ、動作ヘッドの回転位置の変化を生じさせることができる切替組立体と、
を備える片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具を提供する。
本考案により提供される片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具は、前記切替組立体を前記把持部の上方の操作ポート位置に設けることにより、前記駆動装置から離れた操作方向に制御でき、駆動装置の近くで切り替える必要がなく、前記切替部材を介して切り替えると、本来の手の把持動作を維でき、手付き又は把持位置を変える必要もなく、操作が簡単だけではなく、使用者が工具位置を動かさずに動作方向を切り替えることができ、操作過程中でも直接方向を変えることもできるため、作業効率を向上させることができ、かつ切替組立体が前記駆動装置から離れているため、誤って他の物体に触れて誤動作を生じさせない。
本考案の目的、特徴及び効果をさらに理解するため、下記の8つの好ましい実施例を挙げて図面を参照しつつ以下に詳細に説明する。
従来のラチェットレンチの外観図である。 別の従来のラチェットレンチの立体分解図である。 本考案の第1の好ましい実施例の動力工具の立体外観図である。 本考案の第1の好ましい実施例の動力工具の内部分解図である。 図3の5A-5A線に沿った動力工具の断面図である。 図3の5B-5B線に沿った動力工具の断面図である。 本考案の第1の好ましい実施例の切替組立体が前記連動部材を押し上げる動作概略図である。 本考案の第1の好ましい実施例の切替組立体が前記連動部材を引き下げる動作概略図である。 本考案の第1の好ましい実施例に係る動力工具を手で把持して操作する様子を示す図である。 本考案の第1の好ましい実施例に係る動力工具を手で把持して回転方向を切り替える様子を示す図である。 本考案の第2の好ましい実施例の内部構造図である。 本考案の第3の好ましい実施例の内部構造図である。 本考案の第4の好ましい実施例の内部構造図である。 本考案の第5の好ましい実施例の動力工具の外部概略図である。 本考案の第6の好ましい実施例の動力工具の立体外観図である。 本考案の第6の好ましい実施例の動力工具の部分的分解図である。 本考案の第7の好ましい実施例の動力工具の概略外観図である。 本考案の第8の好ましい実施例の動力工具の立体外観図である。 本考案の第8の好ましい実施例の動力工具の内部分解図である。 図17の19A-19A線に沿った動力工具の断面図である。 図17の19B-19B線に沿った動力工具の断面図である。 図17の19C-19C線に沿った動力工具の断面図である。 本考案の第8の好ましい実施例の切替組立体が前記連動部材を押し上げる動作概略図である。 本考案の第8の好ましい実施例の切替組立体が前記連動部材を引き下げる動作概略図である。 本考案の第8の好ましい実施例に係る動力工具を手で把持して操作する様子を示す図である。 本考案の第8の好ましい実施例に係る動力工具を手で把持して回転方向を切り替える様子を示す図である。 本考案の第8の好ましい実施例に係る動力工具を手で把持して操作する様子を示す側面図である。
図3~図5を参照すると、本考案の一つの好ましい実施例で提供される動力工具20は、以下の構成を有する。
筐体30は、上筐体31と、下筐体32と、把持部33と、端蓋35とを備え、前記上筐体31の底部に差込部311が設けられ、前記差込部311に4つの位置決めブロック312が設けられ、前記上筐体31の前記差込部311の上に4つの第1組付孔313が周設される。前記上筐体31の一側には、取付・修理用孔314が凹設され、前記取付・修理用孔314内の上端に位置決め孔315が設けられる。前記下筐体32の側辺に円形の操作ポート321を有し、前記下筐体32の頂端の内側に前記位置決めブロック312に対応して4つの位置決め溝322が凹設され、並びに頂端の外側に4つの第2組付孔323が設けられる。前記上筐体31と下筐体32との間は、嵌め合わせるよう設けられ、嵌め合わされる時、前記差込部311は前記下筐体32内に挿入され、前記位置決めブロック312が前記位置決め溝322内に弾性的にスナップイン結合される。同時に、前記第1組付孔313は、前記第2組付孔323と位置合わされ、ボルト又はその他の固定具で前記第1組付孔313と前記第2組付孔323を固定し、前記上筐体31と前記下筐体32との間の結合位置を確実にし、前記筐体内の構成要素の組立位置を正確にさせ、組立の精度及び歩留まりを向上させることができる。前記下筐体32の底部に前記把持部33が設けられ、前記操作ポート321は前記把持部33の上に位置し、前記把持部33の底部331から前記操作ポート321の中心位置までの間に片手把持長さHが形成され、長さが100mm~160mmの範囲で、好ましい長さが120mm~140mmの範囲で、好適な長さが130mmである。前記把持部33の下に電池が設けられ、前記端蓋35は、前記上筐体31の蓋溝314内に覆設され、前記端蓋35に前記位置決め孔315内に対応して嵌め込まれる位置決め部351が設けられる。また、前記端蓋35の前記位置決め部351の下に円筒状ポスト352が凸設され、前記位置決め部内に螺合具353が挿設される。
図4を参照すると、動力源40は、一部が前記上筐体31内に位置し、一部が前記下筐体32内に位置し、モータ41と、動力ギアセット42とを備え、前記動力ギアセット42は一部が前記上筐体31内に設けられ、一部が前記下筐体32内に設けられ,前記モータ41は前記下筐体32内に設けられ、前記動力ギアセット42と噛み合い、モータ41の設置位置が使用又は製造のニーズに応じて調整することができるものとするが、この構成によって限定されることない。前記モータ41は、前記動力ギアセット42を作動させることができ、前記動力ギアセット42が減速ギアセットで、回転速度変化の作用を提供でき、前記動力ギアセット42の前端に偏心シャフト421が設けられる。また、前記下筐体32の操作ポート321は、前記動力源40のモータ41の下に近い位置に設けられる。
(HERE)
図4及び5(A)、図(5B)を参照すると、駆動装置50は、前記上筐体31内に設けられ、一端に動作ヘッド51が枢設けられ、前記上筐体31が取り外されると、前記駆動装置50も取り外すことができるため、メンテナンス・取替が容易であり、前記動作ヘッド51の外周にラチェット511が周設される。制御ユニットは、スイング部材52と、制御部材53と、2つの牽引部材とを備え、前記スイング部材52の一端は前記上筐体31に枢設され、他端に受部521が凹設され、前記受部521内には前記動力源40の偏心シャフト421が収容され、前記偏心シャフト421が偏心して回転すると、前記スイング部材52を往復スイングさせ、同時に、前記スイング部材52は枢軸522を介して前記上筐体31内に枢設され、前記枢軸522の一端に螺合穴523が螺設され、前記枢軸522の螺合穴523を有する側が前記位置決め孔315に設けられる。前記制御部材53は、前記スイング部材52内に枢設され、突っ張り支持部531と、2つのガイド部532とを備え、前記2つのガイド部532は前記突っ張り支持部531の両側に設けられる。前記制御部材53は、カム533を備え、前記カム533の位置の変更により前記制御部材53の方向に切替させて異なる位置に変更することができ、前記制御部材53の軸心部に丸穴534が凹設される。前記動作ヘッド51と前記スイング部材52との間に前記2つの牽引部材が設けられ、本実施例において、前記2つの牽引部材は、2つのスイングアーム54から成り、前記動作ヘッド51を前記牽引部材によって牽引されて所定の方向に回転させることができ、前記牽引部材が前記スイング部材52に枢設されて、前記スイング部材52とともに振れることができ、前記2つのスイングアーム54の一端と前記動作ヘッド51は歯部541を介して前記ラチェット511に噛み合い、他端に当接部543が設けられ、前記当接部543は前記制御部材53に当接される。弾性体542は、両末端が前記2つのスイングアーム54に弾性的に設けられ、前記2つのスイングアーム54が弾性力によって前記動作ヘッド51に押し付けられることができる。前記2つのスイングアーム54の他端は、前記制御部材53と接触する。前記制御部材53の突っ張り支持部531が前記スイングアーム54の一方と接触する時、前記スイングアーム54の動作ヘッド51と接触する端が動作ヘッド51から押し出され、他方の前記スイングアーム54が前記ガイド部532と接触することで、前記スイングアーム54を前記動作ヘッド51に接触させることができ、前記スイング部材52が作動する時、前記動作ヘッド51と接触するスイングアーム54は、前記動作ヘッド51を回して同じ方向に回転させる。上記の動力源40及び駆動装置50の構成は、従来の回転方向切替が可能な動力工具の構成で、前記技術分野における関連又は類似の駆動方法を本考案に適用することができ、構造を特に限定しない。また、前記端蓋35が前記上筐体31の取付・修理用孔314内を覆い被せる時、前記位置決め部351は、前記位置決め孔315を挿通し、前記螺合具353を前記枢軸522の螺合穴523内に螺入することができ、前記枢軸522の位置を固定させると共に前記スイング部材52を前記上筐体31に枢設させることができ、かつ前記端蓋35の円筒状ポスト352も前記制御部材53の丸穴534内に対応して設けられ、前記制御部材53の回転軸心位置を固定させることができる。前記端蓋は、前記制御部材53の外側、特に、カム533の位置への保護を機能し、ほこりや汚れが入るのを防ぐことができ、内部の清潔さを維持できる。前記制御部材53のカム533を取り付け及びメンテナンスしようとする時、前記取付・修理用孔314の孔径が前記カム533のサイズより大きいため、前記カム533を直接前記取付・修理用孔314から取り付け・取り外すことができ、このようにして上筐体31全体の厚さを薄くすることができ、使用者も前記取付・修理用孔314を介してメンテナンス及び取り替えることができ、解体の時間を短縮し、メンテナンスの利便性を高めることができる。
図4を参照すると、切替組立体60は、下筐体32の操作ポート321に設けられ、かつ前記動力源40の周辺位置に位置させ、前記操作ポート321内に枢設され、回転の変位変化を生じすることができる円形の切替部材61を備え、前記切替部材61の底部に前記切替部材61とともに回転できるギア611が設けられる。使用者が力を加えやすくするため、前記切替部材61に切替レバー612が凸設され、前記切替レバー612は下筐体32の外側に設けられ、前記切替レバー612の長さが前記ギア611の半径より大きいため、前記切替レバー612は小さな作用力を加えることで、前記切替部材61を回すことができることで、使用者が操作しやすくすることができる。前記切替レバー612の方向は、前記筐体30の把持部33方向に向けて配置されている。
図4を参照すると、本実施例において、連動部材70は、2つのリンク71を連結してから成り、単一リンク等の異なる構成要素から成ることもでき、位置変化を伝達することができる構造であれば、連動部材とすることができる。前記連動部材70の2つのリンク71の末端に前記制御部材53のカム533を外嵌するU字型開口部711及び前記切替部材61のギア611に噛み合うラック712がそれぞれ設けられ、相対的な位置の変化が生じることができ、前記2つのリンク71の連結位置にU字型嵌部713が設けられ、前記切替部材61に変位の変化があった時、前記制御部材53も対応する変位の変化を生じ、前記制御部材53が変位により回転が生じた時、突っ張り支持部531とガイド部532の位置にも角変位の変化を相対的に生じさせることで、異なるスイングアーム54と接触して、異なるスイングアーム54と動作ヘッド51との接触を制御し、かつ前記連動部材70を介して前記切替部材61及び制御部材53をけん引する時、両者の回転直径が異なるため、前記切替部材61の回転角が前記制御部材53の回転角とは異なり、詳細には前記切替部材61の回転角は、±50度程度で、前記制御部材53が±30度で、使用者は明らかに前記切替部材61の位置を切り替えることができるようにさせる。前記連動部材70は、前記筐体30の内側に設けられるので、前記連動部材70と前記制御部材53が外力の干渉を受けて回転方向切替に影響を及ぼすことはなく、ほこりの付着も避けることができる。
図5(A)を参照すると、前記動力工具20の操作時、まず前記動力源40を起動させ、前記モータ41が前記動力ギアセット42を回転させ、前記偏心シャフト421を偏向させる。前記偏心シャフト421は、前記スイング部材52の受部521内で偏心して揺動できることで、前記スイング部材52を、軸点を中心として両端に向けて振れさせることができる。前記スイング部材52がスイングすると、前記動作ヘッド51と接触している前記スイングアーム54が前記動作ヘッド51を回させて続けて、前記動作ヘッド51を同じ方向に回転させて続け、同じ方向に作動し続けることができる。使用者は、前記動力工具20を把持する時、前記筐体30の下筐体32の下の把持部33を把持でき、前記把持部33の底部311と操作ポート321との間の片手把持長さHは使用者の手に把持させることができる。
図8及び図9を参照すると、使用者の親指は、前記操作ポート321の近傍に位置し、使用者が親指でスライドするのに便利である。前記切替レバー612をスライドする時、使用者の手は、元の操作時の把持状態のままで前記把持部33の位置にあり、前記動力工具20を把持する手の親指で前記切替レバー612をスライドするだけでよく、回転方向切替時前記動力工具20の位置を変える必要がない。前記片手把持長さHは、人の手の大きさに合うため、切替時、手の把持位置及び動作を変えることなく直接操作でき、操作は人間工学に適合し、操作に不便が生じない。
図6及び図7は、本考案による前記動力工具の回転方向の切り替え状態を示している。前記切替組立体60の切替部材61が回転されて位置を切り替える時、使用者は前記切替レバー612をスライドして前記切替部材61を回転させ、前記ギア611を回転させて前記連動部材70のラック712を動かせ、前記連動部材70に線形変位の変化を生じさせる。前記動力工具20の駆動装置50が回転方向を切り替える時、図3及び図7を参照すると、親指で前記切替部材61の切替レバー612をスライドして、前記切替部材61の位置を切り替え、前記切替部材61を時計回りに回転(図7の方向を基準)させて前記ギア611を同時に時計回りに回転させ、前記ギア611は前記連動部材70に噛み合うラック712を動かせて前記連動部材70を上方に変位させ、前記制御部材53を角変位させ、前記切替部材61の回転角度は50度で、前記制御部材53の角度が30度で、前記切替部材61と制御部材53との間に角度差があり、使用者が切り替える時前記切替部材61に明らかな回転角を生じさせ、制御部材53を回転方向切替可能な角度に切り替えるだけでよい。前記制御部材53のカム533が時計回りに変位すると、前記突っ張り支持部531は別の方向のスイングアーム54に向かい、すなわち前記連動部材70から離れる方向に移動し、前記突っ張り支持部531によって突っ張り支持される前記スイングアーム54を前記動作ヘッド51から離れさせ、前記突っ張り支持部531によって元々突っ張り支持されるスイングアーム54は、前記ガイド部532と接触する。同時に、前記弾性体542の弾性力は、前記スイングアーム54を前記動作ヘッド51の方向に押し、前記スイングアーム54が前記動作ヘッド51に接触されるようにさせ、前記動作ヘッド51を別のスイングアーム54で駆動させ、前記動作ヘッド51を反対方向に回転させる。
回転方向を再度切り替える時、図6を参照すると、前記切替組立体60の切替部材61を別の方向(反時計回り方向)に回転させるだけでよい。この時、前記切替部材61が反時計回り方向に回転すると、前記ギア611を逆方向に回転させ、前記連動部材70のラック712を下方に移動させ、前記連動部材70が前記制御部材53のカム533を反時計回りに回転させて、前記突っ張り支持部531を前記連動部材70に接近する方向に移動させ、連動部材70から離れたスイングアーム54が前記動作ヘッド51と噛み合う。
図10を参照すると、本考案により提供される第2の好ましい実施例であり、主な構造は第1の好ましい実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付ける。ここで、前記切替組立体60の切替部材61は、カム613で、前記連動部材70はリンク72から成り、前記リンク72に支点721が設けられ、前記支点721は前記動力工具20に枢設され、前記切替部材61のカム613は前記リンク72の一端に連結され、前記駆動装置50の制御部材53のカム533が前記リンク72の他端に連結され、前記支点721は前記制御部材53に近い位置に設けられることができ、前記切替部材61に回転変位があると、前記カム613も位置の変化を相対的に生じる。
前記カム613の位置の変化は、前記リンク72の一端を連動し、前記リンク72が前記支点721を中心軸として位置を変化し、前記リンク72の他端は切替部材61の位置変化と反対の変位を発生させ、前記制御部材53のカム533を切り替えて位置の切り替えを生じる。前記リンク72のレバー作用を介して、前記切替部材61と制御部材53との間の変位の変化量を調整できる以外に、リンク72の支点721両端の長さの違いによって異なる加える力の変化を生じることもできる。また、前記切替部材60の切替レバー612とカム613との間のフォースアームの変化、及び前記制御部材53のカム533のフォースアームを介して使用者が前記切替部材61をスライドして回転方向を切り替えるために加える力を低減できる。
図11を参照すると、本考案により提供される第3の好ましい実施例で、主な構造は第2の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記リンク72は、前記切替部材61のカム613及び前記制御部材53のカム533に直接連結され、前記リンク72は、前記切替部材61が回転する時に前記カム613を動かして生じた位置変化に伴って前記制御部材53のカム533位置を変えることができる。
図12を参照すると、本考案により提供される第4の好ましい実施例で、主な構造は第1の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記連動部材70のリンク71の両端は、ラック712で、前記制御部材53に従動ギア535が対応して設けられ、前記従動ギア535の歯数は切替部材61のギア611より多く、つまり前記従動ギア535の直径は前記ギア611より大きい。回転方向を切り替える時、前記切替部材611のギア611は、前記連動部材70の下のリンク71のラック712の位置を変化させ、同時に前記連動部材70の上のリンク71のラック712が前記従動ギア535を回転させることで、前記制御部材53を回転させて回転方向に切り替え、前記ギア611と従動ギア535の直径が異なるため、同じ歯数の回転下で、前記ギア611の回転角も前記従動ギア535の回転角より大きい。
図13を参照すると、本考案により提供される第5の好ましい実施例で、主な構造は第1の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記切替組立体60の切替部材61の切替レバー612は、駆動装置50の方向、すなわち頂端に向けて設けられ、操作時使用者の親指が前記切替レバー612の位置に置いてスライドし、対照的に前記操作ポート321と前記把持部33の底部との間の片手把持長さHを少し短い長さに設けることで、全長を短くすることができ、前記動力工具の重心をよりよく制御させることができる。
図14及び図15を参照すると、本考案により提供される第6の好ましい実施例で、主な構造は第1の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記切替組立体60の切替部材61は、ボタン614で、前記動力源40のモータ41の側辺に設けられる。また電磁切替部81を設けた電動切替ユニット80をさらに備え、前記ボタン614は押圧を介して電子信号を生成して前記電動切替ユニット80に送信し、前記電動切替ユニット80が信号を受け取った後、電磁作用が発生して前記電磁切替部81に変位の変化が生じさせる。本実施例では、前記電磁切替部81は前記連動部材70を介して前記制御部材53のカム533と連結し、前記電磁切替部81も直接又は間接等の他の方法で前記制御部材53を動かせて回転方向に切り替えることができ、電磁切替部81の動作方法に限定されない。前記電磁切替部81に変位の変化が生じさせると、連動部材70を動かせて前記カム533の位置を変化させることから、前記制御部材53の位置を変化させて異なるスイングアーム54に突き当たる。使用者は、前記動力工具20を使用する時、片手で前記把持部33を把持でき、前記操作ポート321から前記把持部33の底端までの間の片手把持長さHは、使用者が片手で前記動力工具20を把持して操作しやすくなり、回転方向を切り替える時、使用者の親指を前記切替部材61のボタン614に置き、使用者が前記把持部33を把持している手を動かすことなく親指で回転方向を切り替えることができ、片手で把持操作及び回転方向切替を行うことができ、かつ把持位置を変える必要がない。
図16を参照すると、本考案により提供される第7の好ましい実施例で、主な構造は第1の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記筐体30の前記下筐体32と前記把持部33は、一体的に形成されるため、使用者が把持する時より良い把持感を持たせ、前記筐体30の組立体の数を減らすことができ、着脱の難易度も低下する。
図17~図24を参照すると、本考案により提供される第8の好ましい実施例で、主な構造は第1の実施例と同じで、同じ構成要素には同じ符号を付したので、説明を省略する。ここで、前記下筐体32の側辺には、前記動力源40のモータ41側辺の近く位置に設けられた細長い操作ポート324を有し、前記下筐体32の前記細長い操作ポート324の周辺に突起部を設けていないので、前記細長い操作ポート324の周辺部が前記下筐体32から特に突出しない。図17を参照すると、前記切替組立体60は、前記動力源40のモータ41の側辺に位置し、細長いプッシュ切替部材62を有し、細長いプッシュ切替部材62は前記細長い操作ポート324内に摺動可能に設けられるので、押しストロークLで上下の往復変位の変化が生じることができ、長さは25mm~50mmの範囲であるため、前記プッシュ切替部材62の頂部に側溝621が設けられ、前記側溝621は前記プッシュ切替部材62に追動し、前記側溝621と前記プッシュ切替部材62を同一平面上に配置することにより、前記プッシュ切替部材62全体の厚さを薄くすることができることから、前記細長い操作ポート324の周辺の高さを上げて隆起することなく、前記動力源40の周辺に取り付けることもできる。本実施例では、前記連動部材70は、リンク71であり、前記リンク71の末端に前記制御部材53のカム533を外嵌するU字型開口部711が設けられ、並びに他方の末端にサイドフック714が設けられ、前記サイドフック714は、前記プッシュ切替部材62の側溝621に横方向に引っ掛けられ、相対的な位置変化を生じさせることができ、前記サイドフック714と前記側溝621との間は平面組付方法を用い、組付位置の厚さを薄くすることができ、前記細長い操作ポート324の周辺部を平坦に保つことができる。
図19Cを参照すると、トリガー部90は、前記把持部33に設けられ、枢着端91と、押圧端92とを備え、前記枢着端91は前記把持部33に枢設され、前記押圧端92は前記枢着端91を軸として把持部33の方向に押すことができ、前記押圧端92が押されると、前記動力源40は前記駆動装置50を駆動して回転させる。前記トリガー部90と前記細長い操作ポート321は、対向に配置され、さらに図24を参照すると、両者の角度間隔が180度で、使用者が前記把持部33を把持する時、親指で前記プッシュ切替部材61を制御し、他の4本の指を前記トリガー部90に置いて押圧できるようにし、同時に前記押圧端92と前記細長い操作ポート324の底部との間に操作長さOを有し、長さは30mm~80mmの範囲であるため、親指で前記プッシュ切替部材62を押して回転方向を切り替える時、手は元の把持位置を離れる必要がなく、すなわち把持部33を手放す又は位置を変える必要がない。
前記動力工具20を操作する時、図19A及び図19Cを参照すると、使用者の手は前記把持部33を把持し、まず前記トリガー部90の押圧端92を人差し指で押して前記動力源40を起動させる。同時に図24を参照すると、操作長さOの設置長さは、人差し指と親指がそれぞれ前記トリガー部90の押圧端92及び前記プッシュ切替部材62を操作できるようにするため、前記プッシュ切替部材62の位置を切り替える時、使用者の手は変更せずに元の位置を把持することができ、操作上で人間工学に適合し、操作に不便を生じさせないか、前記トリガー部90を押圧しながら前記プッシュ切替部材64の切り替えを行うことができる。図22~図24を参照すると、前記操作長さOの設置により、前記使用者の手が前記把持部33を把持する時、親指は前記細長い操作ポート324の近傍にあるので、使用者は親指で押すことが容易になり、前記プッシュブロック622を押す時、使用者の手は元の操作時の把持状態のまま前記把持部33の位置にあり、前記動力工具20を把持する手の親指を通じて前記プッシュブロック622を動かすだけでよく、親指押しの過程では、前記押しによる回転方向切替ストロークLも前記親指関節の可動距離に適するため、押し過程で手の位置を変えて操作する必要がなく、かつ回転方向切替の時前記動力工具20の位置を変える必要がなく、前記動力工具20を元の操作位置に保つことができるようにするだけでよい。また、操作長さOの設置により、使用者は普段使い慣れている方法で操作時親指以外の他の4本の指の把持方法を調整できるようにさせ、例えば図24に示す4本の指はトリガー部90を把持する、又は小指及び薬指だけが前記トリガー部90を把持し、他の2本の指をトリガー部90の上方に置くのは、操作者の使用習慣に適合させることができる。かつ前記細長い操作ポート324は、前記下筐体32に平らに配置され、前記プッシュ切替部材62のプッシュブロック622が前記細長い操作ポート324から突出しないので、使用者が操作使用又は把持する時、前記プッシュ切替部材62に誤って触れて誤動作が生じることはない。
本考案の動力工具の操作ポートと切替部材との間に把持部の底部から片手把持長さまでの距離を設け、使用者に片手で把持すると共に回転方向切替の操作を行わせ、前記切替組立体が前記駆動装置から離れた位置で回転方向を切り替えるようにさせることができ、従来の切替構造と比較して、この切替動作は前記動力工具を操作位置から取り外す必要がない、又は使用者が手を把持部から放してから回転方向を切り替える必要がない、或いは同時に両手で操作する必要がない。
10 ラチェットレンチ
11 ラチェット構造
111 ラチェット
112 係止歯
113 制御部材
12 操作レバー
20 動力工具
30 筐体
31 上筐体
311 差込部
312 位置決めブロック
313 第1組付孔
314 取付・修理用孔
315 位置決め孔
32 下筐体
321 操作ポート
322 位置決め溝
323 第2組付孔
324 細長い操作ポート
33 把持部
331 底部
35 端蓋
351 位置決め部
352 円筒状ポスト
353 螺合具
40 動力源
41 モータ
42 動力ギアセット
421 偏心シャフト
50 駆動装置
51 動作ヘッド
511 ラチェット
52 スイング部材
521 受部
522 枢軸
523 螺合穴
53 制御部材
531 突っ張り支持部
532 ガイド部
533 カム
534 丸穴
535 従動ギア
54 スイングアーム
541 歯部
542 弾性体
543 当接部
60 切替組立体
61 切替部材
611 ギア
612 切替レバー
613 カム
614 ボタン
62 プッシュ切替部材
621 側溝
622 プッシュブロック
70 連動部材
71 リンク
711 開口部
712 ラック
713 嵌部
714 サイドフック
72 リンク
721 支点
80 電動切替ユニット
81 電磁切替部
90 トリガー部
91 枢着端
92 押圧端
H 片手把持長さ
L 押しストローク
O 操作長さ

Claims (25)

  1. 片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具であって、
    内部に収容空間を有し、筐体の底部に把持部が設けられ、前記筐体の上に操作ポートが貫設され、前記把持部の下の底部と前記操作ポートとの間に片手把持長さを有し、前記片手把持長さは100~160mmの範囲である筐体と、
    動作ヘッドと、制御ユニットとを備え、前記動作ヘッドの外周にラチェットが周設され、前記制御ユニットはスイング部材と、制御部材と、2つの牽引部材とを含み、前記スイング部材は往復スイングでき、前記制御部材は前記スイング部材内に枢設され、前記2つの牽引部材は前記制御部材の両側に設けられ、かつ前記制御部材は前記2つの牽引部材を制御して前記動作ヘッドからから離れるか、又は動作ヘッドに近づくことで、前記動作ヘッドを制御して、異なる方向に回転させることができる駆動装置と、
    前記駆動装置の下に設けられ、前記スイング部材を駆動してスイングさせることができる偏心シャフトを有する動力源と、
    前記操作ポート内に設けられた切替部材を有し、前記切替部材は前記制御部材を駆動して位置の変化が生じることができる切替組立体と、
    を含む動力工具。
  2. 前記切替部材は、前記操作ポート内に枢設され、回転変位の変化が生じることができ、一端は前記切替部材に連結され、他端が前記制御ユニットの制御部材に連動される連動部材をさらに含み、前記切替部材の変位の変化により前記連動部材を動かせ、前記連動部材が前記制御部材を連動して変位の変化を生じて、前記動作ヘッドの回転方向を変えることができる請求項1に記載の動力工具。
  3. 前記切替部材はギアを備え、前記連動部材はラックを備え、前記ギアは前記ラックと噛み合う請求項2に記載の動力工具。
  4. 前記制御部材にカムが設け有れ、前記連動部材は前記カムに設けられ、前記カムは前記連動部材の変位に応じて前記制御部材の位置を切り替える請求項2に記載の動力工具。
  5. 前記切替組立体の切替部材の回転角は、前記駆動装置の制御部材の回転角よりも大きい請求項2に記載の動力工具。
  6. 前記切替組立体の切替部材は、前記操作ポート内に設けられたボタンであり、電磁切替部を有する電動切替ユニットをさらに含み、前記ボタンが電子信号を生成して前記電動切替ユニットを駆動して前記電磁切替部の位置を切り替えることができ、前記電磁切替部は前記制御部材の位置を切り替えることができる請求項1に記載の動力工具。
  7. 前記制御部材は、突っ張り支持部と、2つのガイド部とを備え、前記2つのガイド部は前記突っ張り支持部の両側に設けられ、前記制御部材にカムが凸設され、前記カムは前記連動部材によって駆動されて、前記制御部材を駆動して回転方向を切り替えることができるので、前記突っ張り支持部が異なる牽引部材を押すことができる請求項1に記載の動力工具。
  8. 前記切替組立体の切替部材は、細長い前記操作ポート内に摺動自在に設けられたプッシュ切替部材であり、前記プッシュ切替部材は細長い前記操作ポート内で前記制御部材を往復して押して位置の変化を生じることができる請求項1に記載の動力工具。
  9. 前記操作ポートは、前記動力源の周辺部に設けられる請求項1に記載の動力工具。
  10. 片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具であって、
    内部に収容空間を有し、筐体の底部に把持部が設けられ、前記筐体の上に操作ポートが貫設され、前記把持部の下の底部と前記操作ポートとの間に片手把持長さを有し、前記片手把持長さは100~160mmの範囲である筐体と、
    前記筐体の収容空間内に収容され、動作ヘッドと、制御ユニットとを含み、前記制御ユニットは位置を変更して前記動作ヘッドを制御して異なる方向に回転させることができる制御部材を備える駆動装置と、
    前記筐体の収容空間内に設けられ、前記駆動装置の下に位置し、前記動作ヘッドを駆動して作動させることができる動力源と、
    前記筐体の操作ポート内に設けられ、動作ヘッドの回転位置の変化を生じさせることができる切替組立体と、
    を含む動力工具。
  11. 前記切替部材は、前記操作ポート内に枢設され、回転変位の変化が生じることができ、一端は前記切替部材に連結され、他端が前記制御ユニットの制御部材に連動される連動部材をさらに含み、前記切替部材の変位の変化により前記連動部材を動かせ、前記連動部材が前記制御部材を連動して変位の変化を生じて、前記動作ヘッドの回転方向を変えることができる請求項10に記載の動力工具。
  12. 前記切替部材はギアを備え、前記連動部材はラックを備え、前記ギアは前記ラックと噛み合う請求項11に記載の動力工具。
  13. 前記切替組立体の切替部材の回転角は、前記駆動装置の制御部材の回転角よりも大きい請求項11に記載の動力工具。
  14. 前記筐体は、上筐体と、下筐体とを含み、前記駆動装置は前記上筐体内に設けられ、前記動力源及び前記連動部材は前記上筐体内及び前記下筐体内にそれぞれ部分的に設けられ、前記操作ポートは前記下筐体に設けられる請求項10に記載の動力工具。
  15. 前記筐体は、前記下筐体の下に設けられた把持部をさらに含む請求項14に記載の動力工具。
  16. 前記下筐体の下に前記把持部が一体的に形成される請求項14に記載の動力工具。
  17. 前記切替組立体の切替部材は、前記操作ポート内に設けられたボタンであり、電磁切替部を有する電動切替ユニットをさらに含み、前記ボタンが前記電動切替ユニットを駆動して前記電磁切替部の位置を切り替えることができ、前記電磁切替部は前記制御部材の位置を切り替えさせることができる請求項10に記載の動力工具。
  18. 前記切替組立体の切替部材は、細長い前記操作ポート内に摺動自在に設けられたプッシュ切替部材であり、前記プッシュ切替部材は細長い前記操作ポート内で前記制御部材を往復して押して位置の変化を生じることができる請求項10に記載の動力工具。
  19. 片手で回転方向の切り替えが可能な動力工具であって、
    内部に収容空間を有し、筐体の底部に把持部が設けられ、前記筐体の上に細長い操作ポートが貫設され、前記把持部の下の底部と前記操作ポートの中央部との間に片手把持長さを有し、前記片手把持長さは100~160mmの範囲である筐体と、
    動作ヘッドと、制御ユニットとを備え、前記動作ヘッドの外周にラチェットが周設され、前記制御ユニットはスイング部材と、制御部材と、2つの牽引部材とを含み、前記スイング部材は往復スイングでき、前記制御部材は前記スイング部材内に枢設され、前記2つの牽引部材は前記制御部材の両側に設けられ、かつ前記制御部材は前記2つの牽引部材を制御して前記動作ヘッドからから離れるか、又は動作ヘッドに近づくことで、前記動作ヘッドを制御して、異なる方向に回転させることができる駆動装置と、
    前記駆動装置の下に設けられ、前記スイング部材を駆動してスイングさせることができる偏心シャフトを有する動力源と、
    細長い前記操作ポート内に摺動自在に設けられたプッシュ切替部材を有し、前記プッシュ切替部材は細長い前記操作ポート内で前記制御部材を往復して押して位置の変化を生じることができる切替組立体と、
    棒体から成り、一端は前記プッシュ切替部材に連結され、他端が前記制御ユニットの制御部材に連動され、前記プッシュ切替部材の往復変位の変化により連動部材を動かせ、前記連動部材が前記制御部材を連動して変位の変化を生じて、前記動作ヘッドの回転方向を変えることができる連動部材と、
    を含む動力工具。
  20. 前記把持部は、トリガー部をさらに含み、前記トリガー部は枢着端と、押圧端とを備え、前記枢着端は前記把持部に枢設され、前記押圧端は前記枢着端を軸として押すことができる請求項19に記載の動力工具。
  21. 前記トリガー部の押圧端と前記細長い操作ポートの底部との間に操作長さを有し、長さは、30~80mmの範囲である請求項20に記載の動力工具。
  22. 前記細長い操作ポートは、前記動力源の周辺部に設けられる請求項19に記載の動力工具。
  23. 前記筐体に取付・修理用孔が設けられ、前記連動部材と前記制御部材との連結部が前記取付・修理用孔内に設けられ、前記取付・修理用孔に端蓋が覆設され、前記取付・修理用孔の面積は前記駆動装置の制御部材の面積よりも大きい請求項19に記載の動力工具。
  24. 前記端蓋に円筒状ポストが設けられ、前記制御部材に丸穴が設けられ、前記端蓋を前記取付・修理用孔に覆設する時、前記円筒状ポストが前記丸穴内に枢設され、前記端蓋に位置決め部が凸設され、前記筐体に位置決め孔が貫設され、前記駆動装置のスイング部材が枢軸で筐体に枢設されて、前記位置決め孔に対向し、前記軸棒に螺合穴が凹設され、前記端蓋を前記取付・修理用孔に覆設する時、前記位置決め部が前記位置決め孔内に設けられ、かつ前記位置決め部は螺合具で前記螺合穴に螺設されて、前記軸棒が螺着されることができる請求項23に記載の動力工具。
  25. 前記プッシュ切替部材は、前記細長い操作ポート内に押しストロークがあり、前記押しストロークの長さが25mm~50mmの範囲である請求項19に記載の動力工具。
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