JP3238409U - ハンディ型グリップ・グローブ乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】雨天等の必要時だけ持ち歩いて使用できるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機を提供する。【解決手段】ハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上部開口11からゴルフクラブ1のグリップ部2が挿入される有底筒状の乾燥機本体10と、上記乾燥機本体10の内周面に貼り付けられたヒータ20と、上記乾燥機本体10の底部に配置されて上記上部開口11に向かって風を送るファン30と、上記ヒータ20と上記ファン30を駆動するための蓄電池40とを含んで構成され、上記乾燥機本体10が二重断熱構造を有するものであり、上記乾燥機本体10の底部近傍には、上記乾燥機本体10の内部に外気を入れるための吸気口17が、上記二重断熱構造を維持した状態で開口している。挿入されたグリップ部2に対し、上記ヒータ20によって加熱された熱風を送り、素早く容易に乾燥させる。ゴルフ用グローブ3を乾燥させるときは上部開口11の部分に被せる。【選択図】図1
Description
本考案は、雨天時等に濡れたゴルフクラブのグリップやゴルフグローブを乾燥させるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機に関するものである。
ゴルフプレイにおいては、雨天等の理由によりゴルフクラブのグリップが水に濡れてしまうことがある。プレイ中は濡れたゴルフクラブを繰り返し使用することがあり、タオルで水分をふき取ることが行われている。しかしながら、グリップの水分が完全に除去されるわけではなく、滑りやすく、使用感が戻らないという問題がある。また、雨天ではグリップだけでなくゴルフグローブも濡れてしまい、同様の問題が生じる。
そこで、濡れたグリップを乾燥させることを目的とした先行技術文献として、本出願人は以下の特許文献1および2を把握している。
〔特許文献1〕
上記特許文献1は、「ゴルフクラブのグリツプ乾燥保温装置」に関するものであり、つぎの記載がある。
[明細書第3頁第16行目~第4頁第16行目]
図示のように、キヤデイバツク内に収納する筒体1は、ゴルフクラブ2のシヤフト3が挿入できる円筒状に形成され、この筒体1の下端部に熱源4が設けられ、シヤフト3のグリツプ部分5を加温するようになつている。
上記筒体1は、プロテクターと称するネツト等によつて形成され、シヤフト3の全長が収まる程度の長さを有し、また熱源4は、筒体1に挿入したシヤフト3のグリツプ部分5の全長を加温するように設けられている。
この熱源4は、第1図に示す第1の例の場合、単車のグリツプや自動車のハンドル等に採用されているヒータ6を用い、バツテリーにより昇温する構造になつている。
第2図に示す熱源4の第2の例は、化学カイロ7を用い、ケース8で筒体1に対して着脱自在となるカートリツジ式としたものである。
また。第3図に示す第3の例は、電動フアンヒータ9を用い、温風によってグリツプ部分5を効率よく加温することができるようにしたものである。
上記特許文献1は、「ゴルフクラブのグリツプ乾燥保温装置」に関するものであり、つぎの記載がある。
[明細書第3頁第16行目~第4頁第16行目]
図示のように、キヤデイバツク内に収納する筒体1は、ゴルフクラブ2のシヤフト3が挿入できる円筒状に形成され、この筒体1の下端部に熱源4が設けられ、シヤフト3のグリツプ部分5を加温するようになつている。
上記筒体1は、プロテクターと称するネツト等によつて形成され、シヤフト3の全長が収まる程度の長さを有し、また熱源4は、筒体1に挿入したシヤフト3のグリツプ部分5の全長を加温するように設けられている。
この熱源4は、第1図に示す第1の例の場合、単車のグリツプや自動車のハンドル等に採用されているヒータ6を用い、バツテリーにより昇温する構造になつている。
第2図に示す熱源4の第2の例は、化学カイロ7を用い、ケース8で筒体1に対して着脱自在となるカートリツジ式としたものである。
また。第3図に示す第3の例は、電動フアンヒータ9を用い、温風によってグリツプ部分5を効率よく加温することができるようにしたものである。
〔特許文献2〕
上記特許文献2は、「ゴルフクラブ用グリップ乾燥機」に関するものであり、つぎの記載がある。
[公報第2頁右上欄第14行目~同頁左下欄第6行目]
本発明によればこの目的は、ゴルフクラブを倒立位置に収容するゴルフクラブケースに用いられるグリップ乾燥機であって、燃料ガスを収容するガスボンベと、前記燃料ガスを燃料とする燃焼器と、この燃焼器で加熱した温風を前記クラブ用ケース内に下方から供給する電動ファンと、この電動ファンを駆動するための電池とを備えることを特徴とするゴルフクラブ用グリップ乾燥機、により達成される。
ここにゴルフクラブ用ケースは携帯用ゴルフバッグで形成し、このゴルフバッグの底部に、ガスボンベおよび電池と、電動ファンと、燃焼器とが下から上に順次配列することができる。
上記特許文献2は、「ゴルフクラブ用グリップ乾燥機」に関するものであり、つぎの記載がある。
[公報第2頁右上欄第14行目~同頁左下欄第6行目]
本発明によればこの目的は、ゴルフクラブを倒立位置に収容するゴルフクラブケースに用いられるグリップ乾燥機であって、燃料ガスを収容するガスボンベと、前記燃料ガスを燃料とする燃焼器と、この燃焼器で加熱した温風を前記クラブ用ケース内に下方から供給する電動ファンと、この電動ファンを駆動するための電池とを備えることを特徴とするゴルフクラブ用グリップ乾燥機、により達成される。
ここにゴルフクラブ用ケースは携帯用ゴルフバッグで形成し、このゴルフバッグの底部に、ガスボンベおよび電池と、電動ファンと、燃焼器とが下から上に順次配列することができる。
上記特許文献1は、キヤデイバツク内に収納する筒体1の下端部に熱源4を設けるようにしている。一般に、キヤデイバツク内に収納する筒体1は、ゴルフクラブの本数分使用する。このため、上記熱源4を使用するゴルフクラブの本数分準備して各筒体1に取り付けなければならない。このように、設備効率がわるく、キヤデイバツクの重量も嵩むことになる。
上記特許文献2は、ゴルフクラブケースにガスボンベや燃焼器を装備しなければならず、構造が複雑なうえ、ゴルフクラブケースの重量が嵩むことになる。雨の心配がない晴天時でも重量のあるゴルフクラブケースを持ち歩くことになってしまう。
加えて、上記特許文献1および特許文献2ではいずれも、雨天に濡れてしまったゴルフグローブの乾燥については考慮されていない。
本考案は、上記課題を解決するため、つぎの目的をもってなされた。
雨天等の必要時だけ持ち歩いて使用することができるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機を提供する。
雨天等の必要時だけ持ち歩いて使用することができるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機を提供する。
請求項1記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上記の目的を達成するため、つぎの構成を採用した。
上部開口からゴルフクラブのグリップ部が挿入される有底筒状の乾燥機本体と、上記乾燥機本体の内周面に貼り付けられたヒータと、上記乾燥機本体の底部に配置されて上記上部開口に向かって風を送るファンと、上記ヒータと上記ファンを駆動するための蓄電池とを含んで構成され、
上記乾燥機本体が二重断熱構造を有するものであり、上記乾燥機本体の底部近傍には、上記乾燥機本体の内部に外気を入れるための吸気口が、上記二重断熱構造を維持した状態で開口している。
上部開口からゴルフクラブのグリップ部が挿入される有底筒状の乾燥機本体と、上記乾燥機本体の内周面に貼り付けられたヒータと、上記乾燥機本体の底部に配置されて上記上部開口に向かって風を送るファンと、上記ヒータと上記ファンを駆動するための蓄電池とを含んで構成され、
上記乾燥機本体が二重断熱構造を有するものであり、上記乾燥機本体の底部近傍には、上記乾燥機本体の内部に外気を入れるための吸気口が、上記二重断熱構造を維持した状態で開口している。
請求項2記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、請求項1記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記二重断熱構造が真空断熱構造であり、上記吸気口の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁である。
上記二重断熱構造が真空断熱構造であり、上記吸気口の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁である。
請求項3記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、請求項1または2記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記上部開口から挿入されたゴルフクラブのグリップ部が上記ファンと干渉するのを防止する干渉防止部材を有している。
上記上部開口から挿入されたゴルフクラブのグリップ部が上記ファンと干渉するのを防止する干渉防止部材を有している。
請求項1記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、乾燥機本体とヒータとファンと蓄電池とを含んで構成されている。上記乾燥機本体は、上部開口からゴルフクラブのグリップ部が挿入される有底筒状のものである。上記ヒータは、上記乾燥機本体の内周面に貼り付けられたものである。上記ファンは、上記乾燥機本体の底部に配置されて上記上部開口に向かって風を送る。上記蓄電池は、上記ヒータと上記ファンを駆動するためのものである。
上記乾燥機本体の底部近傍には吸気口があり、上記乾燥機本体の内部に外気を入れる。このため、上記上部開口から乾燥機本体に挿入されたゴルフクラブのグリップ部に対し、上記ヒータによって加熱された熱風を送り、素早く容易に乾燥させることができる。また、上記乾燥機本体が二重断熱構造を有するものであり、上記吸気口は上記二重断熱構造を維持した状態で開口しているため、上記ヒータを加熱しても上記乾燥機本体の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部を乾燥させることができる。また、上記上部開口の部分にゴルフ用のグローブを被せることで、雨天に濡れてしまったゴルフ用のグローブを乾燥させることができる。
上記乾燥機本体の底部近傍には吸気口があり、上記乾燥機本体の内部に外気を入れる。このため、上記上部開口から乾燥機本体に挿入されたゴルフクラブのグリップ部に対し、上記ヒータによって加熱された熱風を送り、素早く容易に乾燥させることができる。また、上記乾燥機本体が二重断熱構造を有するものであり、上記吸気口は上記二重断熱構造を維持した状態で開口しているため、上記ヒータを加熱しても上記乾燥機本体の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部を乾燥させることができる。また、上記上部開口の部分にゴルフ用のグローブを被せることで、雨天に濡れてしまったゴルフ用のグローブを乾燥させることができる。
請求項2記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上記二重断熱構造が真空断熱構造であり、上記吸気口の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁である。このため、上記ヒータを加熱しても上記乾燥機本体の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部を乾燥させることができる。
請求項3記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上記上部開口から挿入されたゴルフクラブのグリップ部が上記ファンと干渉するのを防止する干渉防止部材を有している。このため、乾燥機本体の上部開口からゴルフクラブのグリップ部を挿入しても、底部のファンと干渉しない。たとえば、グリップ部を上にむけて把持したゴルフクラブに上記乾燥機本体を被せた状態でグリップ部を乾燥させることができる。
以下、本考案のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機の実施形態について詳細に説明する。
図1~図3は、本考案の一実施形態におけるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機を説明する図である。
図1~図3は、本考案の一実施形態におけるハンディ型グリップ・グローブ乾燥機を説明する図である。
本実施形態のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、乾燥機本体10とヒータ20とファン30と蓄電池40とを含んで構成されている。
上記乾燥機本体10は、上部開口11からゴルフクラブ1のグリップ部2が挿入される有底筒状のものである。上記乾燥機本体10は、後述するように挿入された上記グリップ部2を長手方向において全体を覆う長さに設定されている。
上記ヒータ20は、上記乾燥機本体10の内周面に貼り付けられている。上記ファン30は、上記乾燥機本体10の底部に配置されて上記上部開口11に向かって風を送るようになっている。上記蓄電池40は、上記ヒータ20と上記ファン30を駆動するためのものである。
上記乾燥機本体10は上述したように有底筒状であり、上部開口11から底部に向かって上記グリップ部2が挿入される。このとき、上記グリップ部2は根元側から挿入される。また、ゴルフ用グローブ3を乾燥させるときは、上記ゴルフ用グローブ3を上記乾燥機本体10の上記上部開口11の部分に被せるようにする。
上記乾燥機本体10の内周面には、上記ヒータ20が貼り付けられている。上記ヒータ20は、この例では、後述する内容器14の内面においてらせん状に周回するように貼り付けられている。これにより、後述するように挿入された上記グリップ部2の長手寸法方向において全体に対応するように配置される。上記ヒータ20は、図示しないスイッチでオンオフ操作され、発熱する。
有底筒状の上記乾燥機本体10の底部には、上記ファン30と上記蓄電池40が配置されている。上記ファン30は、図示しないスイッチでオンオフ操作され、上述したように、上記上部開口11に向かって風を送る。上記蓄電池40は、上記ヒータ20と上記ファン30を駆動する電源である。図において符号41は充電用のコネクタである。
上記乾燥機本体10の底部寄りの部分には、上記上部開口11から挿入されたゴルフクラブ1のグリップ部2が上記ファン30と干渉するのを防止する干渉防止部材50が取り付けられている。上記干渉防止部材50は、上記上部開口11から挿入された上記グリップ部2の端部が当接することにより、上記グリップ部2と上記ファン30との干渉を防止する。上記干渉防止部材50は、この例ではリング51と支持部材52とから構成される。上記干渉防止部材50は、上記グリップ部2の端部が当接した状態で、上記ファンが上記上部開口11に向かって送る風を通過させる障害にならないようになっている。
上記乾燥機本体10は、二重断熱構造を有するものである。つまり、外容器13と内容器14の二重構造を呈し、上記外容器13と上記内容器14の間に断熱層15が形成されている。
この例では、上記二重断熱構造は、真空断熱構造である。つまり、上記外容器13と上記内容器14の間に形成される断熱層15は、真空断熱層である。この場合、上記外容器13と上記内容器14には、ステンレス鋼を好適に用いることができる。
この例では、上記乾燥機本体10の底部近傍に、上記乾燥機本体10の内部に外気を入れるための吸気口17が開口している。上記吸気口17は、上記二重断熱構造を維持した状態で開口している。上述したように、図示した形態は、上記二重断熱構造が真空断熱構造である。したがって、上記吸気口17の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁18である。つまり、上述した外容器13と内容器14に対して気密状に接合され、外容器13と内容器14の間に形成される真空断熱層の真空状態が維持される。この例では、上記吸気口17は複数(図示した例では4つ)設けられ、有底筒状の乾燥機本体10に対して同心となる扇形を形成している。上記複数の吸気口17は、乾燥機本体10の軸を中心とする仮想円状に等間隔で配置されている。
上記ヒータ20およびファン30に通電することにより、上記ヒータ20が発熱し、上記ファン30が稼働する。上記ヒータ20の発熱により、上述したように挿入された上記グリップ部2は、長手寸法方向において全体にわたって加温される。また、上記ファン30の稼働により、上記吸気口17から外気が上記乾燥機本体10の底部から取り込まれ、ヒータ20の熱で加温されて温風となって上記上部開口11に向かって送られる。これにより、濡れたグリップ部2から蒸発した水分が上記上部開口11から排出される。
〔作用効果〕
上記実施形態のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、乾燥機本体10とヒータ20とファン30と蓄電池40とを含んで構成されている。上記乾燥機本体10は、上部開口11からゴルフクラブ1のグリップ部2が挿入される有底筒状のものである。上記ヒータ20は、上記乾燥機本体10の内周面に貼り付けられたものである。上記ファン30は、上記乾燥機本体10の底部に配置されて上記上部開口11に向かって風を送る。上記蓄電池40は、上記ヒータ20と上記ファン30を駆動するためのものである。
上記乾燥機本体10の底部近傍には吸気口17があり、上記乾燥機本体10の内部に外気を入れる。このため、上記上部開口11から乾燥機本体10に挿入されたゴルフクラブ1のグリップ部2に対し、上記ヒータ20によって加熱された熱風を送り、素早く容易に乾燥させることができる。また、上記乾燥機本体10が二重断熱構造を有するものであり、上記吸気口17は上記二重断熱構造を維持した状態で開口しているため、上記ヒータ20を加熱しても上記乾燥機本体10の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部2を乾燥させることができる。また、上記上部開口11の部分にゴルフ用グローブ3を被せることで、雨天に濡れてしまったゴルフ用グローブ3を乾燥させることができる。
上記実施形態のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、乾燥機本体10とヒータ20とファン30と蓄電池40とを含んで構成されている。上記乾燥機本体10は、上部開口11からゴルフクラブ1のグリップ部2が挿入される有底筒状のものである。上記ヒータ20は、上記乾燥機本体10の内周面に貼り付けられたものである。上記ファン30は、上記乾燥機本体10の底部に配置されて上記上部開口11に向かって風を送る。上記蓄電池40は、上記ヒータ20と上記ファン30を駆動するためのものである。
上記乾燥機本体10の底部近傍には吸気口17があり、上記乾燥機本体10の内部に外気を入れる。このため、上記上部開口11から乾燥機本体10に挿入されたゴルフクラブ1のグリップ部2に対し、上記ヒータ20によって加熱された熱風を送り、素早く容易に乾燥させることができる。また、上記乾燥機本体10が二重断熱構造を有するものであり、上記吸気口17は上記二重断熱構造を維持した状態で開口しているため、上記ヒータ20を加熱しても上記乾燥機本体10の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部2を乾燥させることができる。また、上記上部開口11の部分にゴルフ用グローブ3を被せることで、雨天に濡れてしまったゴルフ用グローブ3を乾燥させることができる。
上記実施形態のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上記二重断熱構造が真空断熱構造であり、上記吸気口17の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁18である。このため、上記ヒータ20を加熱しても上記乾燥機本体10の外側は熱くならず、手持ちでグリップ部2を乾燥させることができる。
上記実施形態のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機は、上記上部開口11から挿入されたゴルフクラブ1のグリップ部2が上記ファン30と干渉するのを防止する干渉防止部材50を有している。このため、乾燥機本体10の上部開口11からゴルフクラブ1のグリップ部2を挿入しても、底部のファン30と干渉しない。たとえば、グリップ部2を上にむけて把持したゴルフクラブ1に上記乾燥機本体10を被せた状態でグリップ部2を乾燥させることができる。
〔変形例〕
以上は本考案の特に好ましい実施形態について説明したが、本考案は図示の実施形態に限定する趣旨ではない。本考案は、上述した以外の各種の態様に変形して実施することができ、上述した以外の各種の変形例を包含する趣旨である。
以上は本考案の特に好ましい実施形態について説明したが、本考案は図示の実施形態に限定する趣旨ではない。本考案は、上述した以外の各種の態様に変形して実施することができ、上述した以外の各種の変形例を包含する趣旨である。
たとえば、上記実施形態では上記断熱層15が真空断熱層である例を示したが、上記断熱層15として真空断熱層以外の断熱材層を適用することもできる。
1:ゴルフクラブ
2:グリップ部
3:ゴルフ用グローブ
10:乾燥機本体
11:上部開口
13:外容器
14:内容器
15:断熱層
17:吸気口
18:気密保持壁
20:ヒータ
30:ファン
40:蓄電池
41:コネクタ
50:干渉防止部材
51:リング
52:支持部材
2:グリップ部
3:ゴルフ用グローブ
10:乾燥機本体
11:上部開口
13:外容器
14:内容器
15:断熱層
17:吸気口
18:気密保持壁
20:ヒータ
30:ファン
40:蓄電池
41:コネクタ
50:干渉防止部材
51:リング
52:支持部材
Claims (3)
- 上部開口からゴルフクラブのグリップ部が挿入される有底筒状の乾燥機本体と、上記乾燥機本体の内周面に貼り付けられたヒータと、上記乾燥機本体の底部に配置されて上記上部開口に向かって風を送るファンと、上記ヒータと上記ファンを駆動するための蓄電池とを含んで構成され、
上記乾燥機本体が二重断熱構造を有するものであり、上記乾燥機本体の底部近傍には、上記乾燥機本体の内部に外気を入れるための吸気口が、上記二重断熱構造を維持した状態で開口している
ことを特徴とするハンディ型グリップ・グローブ乾燥機。 - 上記二重断熱構造が真空断熱構造であり、上記吸気口の内周面は、上記真空断熱構造を維持するための気密保持壁である
請求項1記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機。 - 上記上部開口から挿入されたゴルフクラブのグリップ部が上記ファンと干渉するのを防止する干渉防止部材を有している
請求項1または2記載のハンディ型グリップ・グローブ乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001693U JP3238409U (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | ハンディ型グリップ・グローブ乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001693U JP3238409U (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | ハンディ型グリップ・グローブ乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3238409U true JP3238409U (ja) | 2022-07-22 |
Family
ID=82448831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022001693U Active JP3238409U (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | ハンディ型グリップ・グローブ乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238409U (ja) |
-
2022
- 2022-05-24 JP JP2022001693U patent/JP3238409U/ja active Active
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Legal Events
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