JP3238283U - 新型高速道路用ガードレール - Google Patents

Abstract

【課題】必要に応じてガードレールの高さを調節することができ、且つ隣接する二つのガードレール間の接続が容易である高速道路用ガードレールを提供する。【解決手段】スクリューロッド３０３の両端の外壁は軸受を介してガードレール１に回転可能に連結され、スクリューロッドの右端には第１ナット３０１が固着され、スクリューロッドの外壁スクリュースレッドには第１ネジブロック３０２が連結され、第１ネジブロックと第２ストラットバーの片端はピンシャフトを介して回転可能に連結され、第２ストラットバーの他端は手すりプレート３０６とピンシャフトを介して回転可能に連結され、第２ストラットバーの中央位置は第１ストラットバーとピンシャフトを介して回転可能に連結され、第１ストラットバーの両端はガードレール１及び手すりプレートとピンを介して回転可能に連結され、手すりプレートの両側はスライダー３０７が固着される。【選択図】図２

Description

本考案はガードレール技術分野に属し、特に新型高速道路用ガードレールに関する。

高速道路用ガードレールは半鋼性のガードレールの主要な形であり、それは波形の鋼ガードレールで互いに継ぎ合わせて且つ主柱で支えられた連続構造である。車両が衝突時にエネルギーを吸収する作用は、壊れにくいと同時に、車両と乗員に良好な保護作用を果たすことができ、高速道路用ガードレールは曲がると美観を高めるとともに、ガードレールの強度を高め、両者を兼ねており、製品の構造が簡潔で、美しくて実用的で、輸送と取り付けにやさしく、盗難防止性能がよく、実際の地形の制限が小さく、山地、傾斜地、多曲地帯への適応性が特に強く、コストが適度で、大面積の採用に適し、現在の技術の高速道路用ガードレールは必要に応じてガードレールの高さを調節するのに不便であると同時に、左右のガードレール間の連結に取り付けるのに不便である。

上記の技術的問題を解決するために、本考案は新型高速道路用ガードレールを提供し、必要に応じてガードレールの高さを調節することができ、かつ隣接する二つのガードレール間の接続が容易である。

上記の目的を達成するために、本考案は採用する技術案は以下のとおりである。
本考案は新型高速道路用ガードレールを提供し、ガードレールを含み、前記ガードレールに昇降装置が設置される。
前記昇降装置は、第1ナット、第1ネジブロック、スクリューロッド、第1ストラットバー、第2ストラットバー、手すりプレートとスライダーを含む。

前記スクリューロッドの両端の外壁は軸受を介してガードレールに回転可能に連結され、前記スクリューロッドの右端には第1ナットが固着され、前記スクリューロッドの外壁のスクリュースレッドには第1ネジブロックが連結され、前記第1ネジブロックと第2ストラットバーの一端はピンシャフトを介して回転可能に連結され、前記第2ストラットバーの他端は手すりプレートとピンシャフトを介して回転可能に連結され、前記第2ストラットバーの中央位置は第1ストラットバーとピンシャフトを介して回転可能に連結され、前記第1ストラットバーの両端はガードレール及び手すりプレートとピンシャフトを介してそれぞれ回転可能に連結され、前記手すりプレートの両側はすべてスライダーが固着され、二つのスライダーはすべてガードレールにスライド連結される。
好ましくは、前記ガードレールの右側面に連接棒が固着され、前記ガードレールの左側に固定装置が設置される。
前記固定装置は、支持台、クランプレベル、スタッド、及び第2ネジブロックを含む。

前記支持台はガードレールの左側面に固着され、前記支持台はスタッドの両端の外壁と軸受を介して回動可能に連結され、前記スタッドの外壁スクリュースレッドには二つの第2ネジブロックが連結され、前記第2ネジブロックはクランプレベルと回転可能に連結され、二つの前記クランプレベルの中間位置はすべてピンシャフトを介して支持台に回動連結される。

好ましくは、隣接する二つの新型高速道路用ガードレールの間は固定装置を介して連接棒と連結され、前記連接棒は隣接する高速道路用ガードレールの二つのグリップバーの間に挟まれる。

好ましくは、前記スタッドには二段の方向が反対の外壁スクリュースレッドが設置され、二つの第2ネジブロックはそれぞれ二段の方向が反対の外壁スクリュースレッドと連結される。
好ましくは、前記スタッドの端部に第2ナットが固着される。
好ましくは、前記手すりプレートにはエアーベントが設置される。
好ましくは、前記ガードレールの下面に台座が固着される。

本考案は以下のような有益な効果がある：
本考案が提供する新型高速道路ガードレールは、必要に応じてガードレールの高さを調節することができ、隣接する二つのガードレール間の接続が容易である。

第1ナット、第1ネジブロック、スクリューロッド、第1ストラットバー、第2ストラットバー、手すりプレートとスライダーとの係合により、レンチを用いて第1ナットを回転させ、第1ナットによってスクリューロッドを回転させ、スクリューロッドによって第1ネジブロックを移動させ、第1ネジブロックによって第2ストラットバーの動きを移動させ、第1ストラットバーの連結下で第2ストラットバーによって手すりプレートを移動させ、手すりプレートが適切な高さに調整されたときに第1ナットの回転を停止させることで、必要に応じてガードレールの高さが調整しにくいという問題を解決する。

支持台、クランプレベル、スタッドと第2ネジブロックの間の係合により、左側の新型高速道路ガードレールの連接棒を右側の新型高速道路ガードレールの二つのクランプレベルの間に位置させ、連接棒の端部を支持台の外壁に合わせ、レンチで第2ナットを回転させ、第2ナットがスタッドを回転させ、スタッドが二つの第2ネジブロックを動かせ、第2ネジブロックがクランプレベルを回転させ、二つのクランプレベルが連接棒を挟んで固定し、左右の二つのガードレールの間が連結しにくいという問題を解決する。

本考案の実施の形態をより明確に説明するために、実施の形態の説明に用いる図面について簡単に説明するが、明らかに、以下の説明における図面は本考案の実施の形態の一部に過ぎない。
は本考案実施例の新型高速道路ガードレールの構造概略図である。 は本考案実施例の新型高速道路ガードレールの構造断面図である。 は本考案実施例の新型高速道路ガードレールの昇降装置の概略図である。 は本考案実施例の新型高速道路ガードレールの固定装置の概略図である。

当業者が本考案の技術案をよりよく理解できるように、以下、図面と具体的な実施例を参照して本考案について詳しく説明する。

本実施例は新型高速道路用ガードレールを提供し、図1から図4までに示すように、ガードレール1、連接棒2、固定装置4を含み、ガードレール1の右側面に連接棒2が固着され、ガードレール1の左側に固定装置4が設置され、ガードレール1の下面に台座5が固着され、台座5がガードレール1の埋設を容易にする。

ガードレール1には昇降装置3が設置され、昇降装置3は第1ナット301、第1ネジブロック302、スクリューロッド302、第1ストラットバー304、第2ストラットバー305、手すりプレート306とスライダー307を含み、スクリューロッド303の両端の外壁は軸受を介してガードレール1に回転可能に連結され、スクリューロッド303の右端には第1ナット301が固着され、第1ナット301によってスクリューロッド303を回転させ、スクリューロッド303の外壁スクリュースレッドには第1ネジブロック302が連結されており、スクリューロッド303は第1ネジブロック302を駆動し、第1ネジブロック302と第2のロッド305の一端はピンシャフトで回転可能に連結され、第1ネジブロック302は第2ストラットバー305を駆動し、第2ストラットバー305の他端は手すりプレート306とピンシャフトで回転可能に連結され、第2ストラットバー305は手すりプレート306を駆動し、第2ストラットバー305の中間位置と第1ストラットバー304とはピンシャフトで回転可能に連結され、第1ストラットバー304の両端はそれぞれガードレール1と手すりプレート306とピンシャフトで回転可能に連結され、第1ストラットバー304は補助的な支持作用を果たし、手すりプレート306の両側にはスライダー307が固着され、二つのスライダー307はすべてガードレール1にスライド連結される。手すりプレート306にはエアーベント7が設けられており、エアーベント7は風を通すことができ、風が吹いたときに装置が壊れないようにしている。

固定装置4は支持台401、クランプレベル402、スタッド403、及び第2ネジブロック404を含み、支持台401はガードレール1の左側面に固着され、支持台401はスタッド403の両端の外壁と軸受を介して回動可能に連結され、スタッド403の端部は第2ナット6が固着され、第2ナット6はスタッド403を回転させ、前記スタッド403には二段の方向が反対の外壁スクリュースレッドが設置され、二段の方向が反対の外壁スクリュースレッドはそれぞれ二つの第2ネジブロック404と連結され、スタッド403は二つのスクリュースレッド404を駆動して運動させ、第2ネジブロック404はクランプレベル402と回転可能に連結され、二つのクランプレベル402の中間位置はすべてピンシャフトを介して支持台401に回転可能に連結され、第2ネジブロック404はクランプレベルを駆動して回転させる。

隣接する二つの新型高速道路用ガードレールの間は固定装置4を介して連接棒2と連結され、連接棒2は隣接する高速道路用ガードレールの二つのグリップバー402の間に挟まれ、連接棒2の端部は隣接する高速道路用ガードレールの台座401の外壁に密着される。

動作原理:
本実施例の新型高速道路用ガードレールを使用する場合、台座5を目標位置に埋設し、必要に応じて防護高さを調整する場合、レンチを用いて第1ナット301を回転させ、第1ナット301によってスクリューロッド303を回転させ、スクリューロッド303によって第1ネジブロック302を移動させ、第1ネジブロック302によって第2ストラットバー305の動きを移動させ、第1ストラットバー304の連結下で第2ストラットバー305によって手すりプレート306を移動させ、手すりプレート306が適切な高さに調整されたときに第1ナット301の回転を停止させる。横方向の取り付けを続ける場合は、左側の新型高速道路ガードレールの連接棒2を右側の新型高速道路用ガードレールの二つのクランプレベル402の間に位置させ、連接棒2の端部を支持台401の外壁に合わせ、レンチで第2ナット6を回転させ、第2ナット6がスタッド403を回転させ、スタッド403が二つの第2ネジブロック404を動かせ、第2ネジブロック404がクランプレベル402を回転させ、二つのクランプレベル402が連接棒2を固定し、二つの新型高速道路用ガードレールの間を固定連結させる。

以上の技術的解決手段から分かり、本考案が提供する新型高速道路ガードレールは、必要に応じてガードレールの高さを調節することができ、隣接する二つのガードレール間の接続が容易である。第1ナット、第1ネジブロック、スクリューロッド、第1ストラットバー、第2ストラットバー、手すりプレートとスライダーとの係合により、レンチを用いて第1ナットを回転させ、第1ナットによってスクリューロッドを回転させ、スクリューロッドによって第1ネジブロックを移動させ、第1ネジブロックによって第2ストラットバーの動きを移動させ、第1ストラットバーの連結下で第2ストラットバーによって手すりプレートを移動させ、手すりプレートが適切な高さに調整されたときに、第1ナットの回転を停止させることで、必要に応じて調整しにくいという問題を解決する。

支持台、クランプレベル、スタッドと第2ネジブロックの間の協力により、左側の新型高速道路ガードレールの連接棒を右側の新型高速道路ガードレールの二つのクランプレベルの間に位置させ、連接棒の端部を支持台の外壁に合わせ、レンチで第2ナットを回転させ、第2ナットがスタッドを回転させ、スタッドが二つの第2ネジブロックを動かせ、第2ネジブロックがクランプレベルを回転させ、二つのクランプレベルが連接棒を挟んで固定し、左右の二つのガードレールの間が連結しにくいという問題を解決する。

以上、本考案の実施例について実施例で詳細に説明するが、上記内容は本考案の実施例の例示的なものであり、本考案の実施範囲を限定するためのものとは考えられない。本考案実施例の保護範囲は特許請求の範囲によって限定される。本考案実施例に記載の技術的手段を利用し、または当業者が本考案実施例の技術的手段に触発されることで、本考案実施例の実質的かつ保護的範囲内で、類似の技術的解決手段を設計して上記の技術的効果を達成した場合、または申請範囲に均等な変化と改善を加えた場合などは、本考案実施例の特許によってカバーされる保護範囲に属するべきである。

1.ガードレール
2.連接棒
3.昇降装置
301.第1ナット
302.第1ネジブロック
303.スクリューロッド
304.第1ストラットバー
305.第2ストラットバー
306.手すりプレート
307.スライダー
4.固定装置
401.支持台
402.クランプレベル
403.スタッド
404.第2ネジブロック
5.台座
6.第2ナット
7.エアーベント

Claims (7)

1. ガードレール（1）を含み、
   前記ガードレール（1）に昇降装置（3）が設置されること
   前記昇降装置（3）は、第1ナット（301）と、第1ネジブロック（302）と、スクリューロッド（303）と、第1ストラットバー（304）と、第2ストラットバー（305）と、手すりプレートと、スライダーと、を含み、
   前記スクリューロッド（303）両端の外壁は軸受を介してガードレール（1）に回転可能に連結され、
   前記スクリューロッド（303）の右端には第1ナット（301）が固着され、前記スクリューロッド（303）の外壁スクリュースレッドには第1ネジブロック（302）が連結され、
   前記第1ネジブロック（302）と第2ストラットバー（305）の片端はピンシャフトを介して回転可能に連結され、
   前記第2ストラットバー（305）の他端は手すりプレート（306）とピンシャフトを介して回転可能に連結され、
   前記第2ストラットバー（305）の中央位置は第1ストラットバー（304）とピンシャフトを介して回転可能に連結され、前記第1ストラットバー（304）の両端はガードレール（1）及び手すりプレート（306）とピンシャフトを介してそれぞれ回転可能に連結され、
   前記手すりプレート（306）の両側はすべてスライダー（307）が固着され、二つの前記スライダー（307）はすべてガードレール（1）にスライド連結されることを特徴とする高速道路用ガードレール。
2. 前記ガードレール（1）の右側表面に連接棒（2）が固着され、前記ガードレール（1）の左側に固定装置（4）が設置され、
   前記固定装置（4）は、支持台（401）と、クランプレベル（402）と、スタッド（403）と、第2ネジブロック（404）とを含み、
   前記支持台（401）はガードレール（1）の左側面に固着され、
   前記支持台（401）はスタッド（403）の両端の外壁と軸受を介して回動可能に連結され、前記スタッド（403）の外壁には二つの第2ネジブロック（404）が連結され、
   前記第2ネジブロック（404）はクランプレベル（402）と連結され、二つの前記クランプレベル（402）の中央位置はすべてピンシャフトを介して支持台（401）と回転可能に連結されることを特徴とする請求項１に記載の高速道路用ガードレール。
3. 請求項2に記載の新型高速道路用ガードレールであって、その特徴は以下のとおりである：隣接する二つのガードレールの間には、固定装置（4）と連接棒（2）を介して連結され、
   前記連接棒（2）は、隣接するガードレールの二つのクランプレベル（402）の間に挟まれることを特徴とする請求項２に記載の高速道路用ガードレール。
4. 前記スタッド（403）には、二段方向が反対の外壁スクリュースレッドが設けられ、
   二つの第2ネジブロック（404）は、それぞれ二段方向との反対の外壁スクリュースレッドに連結されることを特徴とする請求項２に記載の高速道路用ガードレール。
5. 前記スタッド（403）の端部には、第2ナット（6）が固着されることを特徴とする請求項２に記載の高速道路用ガードレール。
6. 前記手すりプレート（306）には、エアーベント（7）が設置されることを特徴とする請求項１に記載の高速道路用ガードレール。
7. 前記ガードレール（1）の下表面には、台座（5）が固着されることを特徴とする請求項１に記載の高速道路用ガードレール。
   
   

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