JP3238255U - 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 - Google Patents
和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3238255U JP3238255U JP2022001571U JP2022001571U JP3238255U JP 3238255 U JP3238255 U JP 3238255U JP 2022001571 U JP2022001571 U JP 2022001571U JP 2022001571 U JP2022001571 U JP 2022001571U JP 3238255 U JP3238255 U JP 3238255U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- japanese paper
- artificial flowers
- flowers
- built
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
【課題】造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品を製造する用途において、板状の構造と強度を十分に確保することが難しく、板状の補強材が美観を損ねたり、使用する樹脂素材とのなじみが悪かったり、あるいは、反りや曲りによって必要な形状が損なわれたりするなどの点を解決する身飾品を提供する。【解決手段】下記1)又は2)のいずれかの身飾品とする。1)織糸13を内蔵させた半透明の和紙12を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花21を載置した状態において、レジン素材31を被覆して成形したことを特徴とする和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。2)織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花、および補強ワイヤ14を載置した状態において、レジン素材を被覆して成形したことを特徴とする和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。【選択図】図3
Description
本考案は、和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品に関するものである。
従来使用されている造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品は、単に均一な透明な樹脂素材の中に一見浮いているように見える状態で造花等を保持したものが極めて一般的に使用されているものであった。
しかし、造花等を使用するときには、比較的広い面積と光の透過性を考慮し、かつ用途を限定されにくくするため、板状の構造と強度を十分に確保する必要がある。
造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品を製造する用途において、板状の構造と強度を十分に確保するためには、板状の補強材を使用することが可能であるが、装飾性に関しては大きな障害となる。
具体的には、板状の補強材が美観を損ねたり、使用する樹脂素材とのなじみが悪かったり、あるいは、反りや曲りによって必要な形状が損なわれたりするなどの問題があった。
具体的には、板状の補強材が美観を損ねたり、使用する樹脂素材とのなじみが悪かったり、あるいは、反りや曲りによって必要な形状が損なわれたりするなどの問題があった。
解決しようとする問題点は、造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品を製造する用途において、板状の構造と強度を十分に確保することが難しく、板状の補強材が美観を損ねたり、使用する樹脂素材とのなじみが悪かったり、あるいは、反りや曲りによって必要な形状が損なわれたりするなどの点である。
そこで本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、レジン素材を被覆して成形したことを特徴とするものである。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、さらに織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、透明かつ無着色のレジン素材を被覆して成形したことをも特徴とするものである。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花、および補強ワイヤを載置した状態において、透明かつ無着色のレジン素材を被覆して成形したことをも特徴とするものである。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、レジン素材を被覆して成形したレジン成形品からなる身飾品において、織糸を内蔵させた半透明の和紙からなる中芯上に載置した造花や乾燥した草花を、透明かつ無着色のレジン素材の外部に突出させてなることをも特徴とするものである。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品が、簪等の頭飾品あるいはブローチ等のアクセサリーであることをも特徴とするものである。
本考案の本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品は、織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、透明かつ無着色のレジン素材を被覆して成形したものであるので、薄くて軽量であり、また造花や乾燥した草花の色彩がそのまま保持できて不鮮明になることがなく、非常に装飾性が高くて多様な形状や用途に利用することができるという利点がある。
また和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花のみならず、補強ワイヤをも内蔵させることにより、非常に強度に優れた和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品を得ることができるようになった。
また和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花のみならず、補強ワイヤをも内蔵させることにより、非常に強度に優れた和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品を得ることができるようになった。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品は、織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯として使用することにより、その上に造花や乾燥した草花を載置しても、レジン素材内で所定の形状を確実に保持できるようにして実現させた。
図1および図2は、本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品の1実施例であって、その概略正面図および概略分解展開図である。図1は、単に和紙12を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花(ドライフラワーなど)21を載置した状態において、全体をレジン素材31で被覆して板状かつ二本足のくし状に成形したものである。
図3および図4は、本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品の他の実施例であって、その概略正面図および概略分解展開図である。図3は、織糸13を内蔵させた半透明の和紙12を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花(ドライフラワーなど)21を載置した状態において、全体をレジン素材31で被覆して板状かつ二本足のくし状に成形したものである。
以上の紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品11によれば、「簪(かんざし)」や「くし」として使用できることはもちろん、置物台等を利用して室内飾りとしても利用でき、その他さまざまな用途に応用することが可能である。
さらに、レジン成形品として透明かつ無着色の素材を利用することにより、造花や乾燥した草花21をより強調して外部に見せることができ、より装飾性に富む身飾品を提供することが可能となったのである。
図3および図4は、本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品の他の実施例であって、その概略正面図および概略分解展開図である。図3は、織糸13を内蔵させた半透明の和紙12を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花(ドライフラワーなど)21を載置した状態において、全体をレジン素材31で被覆して板状かつ二本足のくし状に成形したものである。
以上の紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品11によれば、「簪(かんざし)」や「くし」として使用できることはもちろん、置物台等を利用して室内飾りとしても利用でき、その他さまざまな用途に応用することが可能である。
さらに、レジン成形品として透明かつ無着色の素材を利用することにより、造花や乾燥した草花21をより強調して外部に見せることができ、より装飾性に富む身飾品を提供することが可能となったのである。
図5および図6は、織糸13を内蔵させた半透明の和紙12を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花(ドライフラワーなど)21を載置した状態において、全体をレジン素材31で被覆して板状かつ二本足のくし状に成形した前記身飾品11の実施例ごとの概略断面図である。
また図5および図6においては、各素材の位置関係がわかりやすいようその概略を示したものであり、本考案における各素材の位置関係を限定的に表したものでなく、製作者、需要者の好みに応じて、例えば前記草花21を前記織糸13を内蔵させた前記半透明の和紙12に密着させる等の、各素材の位置関係を調整して成形できることは言うまでもない。
またドライフラワーのみならず、ハーバリウム(植物標本)等をも使用することができる。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品11は、和紙12として「糸落水」(金長特殊製紙株式会社の登録商標)のような、和紙12の内部に均一な間隔に縦横に織糸13を配置させた特徴のある素材を利用することもでき、装飾性や強度等の面で非常に特色のある身飾品11とすることができるのである。
また図5および図6においては、各素材の位置関係がわかりやすいようその概略を示したものであり、本考案における各素材の位置関係を限定的に表したものでなく、製作者、需要者の好みに応じて、例えば前記草花21を前記織糸13を内蔵させた前記半透明の和紙12に密着させる等の、各素材の位置関係を調整して成形できることは言うまでもない。
またドライフラワーのみならず、ハーバリウム(植物標本)等をも使用することができる。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品11は、和紙12として「糸落水」(金長特殊製紙株式会社の登録商標)のような、和紙12の内部に均一な間隔に縦横に織糸13を配置させた特徴のある素材を利用することもでき、装飾性や強度等の面で非常に特色のある身飾品11とすることができるのである。
そして図6に示したように、本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品11は、レジン素材31を被覆して成形した身飾品11において、織糸13を内蔵させた半透明の和紙12からなる中芯上に載置した造花や乾燥した草花21を、レジン素材31の外部に突出させることもできる。
このように、造花や乾燥した草花21を、レジン素材31の外部に突出させることにより、大幅に装飾性を高めることができる。
このように、造花や乾燥した草花21を、レジン素材31の外部に突出させることにより、大幅に装飾性を高めることができる。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品に使用するレジンとしては、株式会社パジコのUV―LEDレジンや、PETIT AMORE(企業名)のレジン液、Teexpert(企業名)のレジン液(UV―LED)対応、等を好適に利用することができる。
またレジン成形品からなる身飾品11の内部には、織糸13を内蔵させた半透明の和紙12からなる中芯と同様に補強ワイヤ14が組み込まれており、反りや曲がり等から形状を保持したり、前記補強ワイヤ14そのものに装飾を施して装飾用にも利用することができる。
本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品11は、造花等を内蔵したレジン成形品からなる身飾品11を製造する用途において、板状の構造と強度を十分に確保することを可能としたものであり、簪等の頭飾品等に利用して、装飾性に富むばかりか、手触りがよくて使いやすい製品を得ることができるのである。
なお、前記身飾品11の脚部11aには、水引(和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めたもの)を内蔵させることができ、装飾性に優れかつ強度面においても良好な身飾品11を得ることができる。
以上の身飾品11は、「くし」や簪(かんざし)等として使用することができ、その他の種々の用途にも非常に効率的に利用することが可能となるのである。
なお、前記身飾品11の脚部11aには、水引(和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めたもの)を内蔵させることができ、装飾性に優れかつ強度面においても良好な身飾品11を得ることができる。
以上の身飾品11は、「くし」や簪(かんざし)等として使用することができ、その他の種々の用途にも非常に効率的に利用することが可能となるのである。
本考案の本考案の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品は、織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、レジン素材を被覆して成形したものであるので、薄くて軽量であり、また非常に装飾性が高くて多様な形状や用途に利用することができるという利点がある。
11 身飾品
11a 脚部
12 和紙
13 織糸
14 補強ワイヤ
21 草花
31 レジン素材
11a 脚部
12 和紙
13 織糸
14 補強ワイヤ
21 草花
31 レジン素材
Claims (6)
- 和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、レジン素材を被覆して成形したことを特徴とする和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
- 織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花を載置した状態において、透明かつ無着色のレジン素材を被覆して成形したことを特徴とする和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
- 織糸を内蔵させた半透明の和紙を中芯とし、その上に造花や乾燥した草花、および補強ワイヤを載置した状態において、透明かつ無着色のレジン素材を被覆して成形したことを特徴とする和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
- レジン素材を被覆して成形した身飾品において、織糸を内蔵させた半透明の和紙からなる中芯上に載置した造花や乾燥した草花を、透明かつ無着色のレジン素材の外部に突出させてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
- 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品が、簪等の頭飾品あるいはブローチ等のアクセサリーであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
- 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品が、簪等の頭飾品あるいはブローチ等のアクセサリーであることを特徴とする請求項4に記載の和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001571U JP3238255U (ja) | 2022-05-13 | 2022-05-13 | 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001571U JP3238255U (ja) | 2022-05-13 | 2022-05-13 | 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3238255U true JP3238255U (ja) | 2022-07-11 |
Family
ID=82358899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022001571U Active JP3238255U (ja) | 2022-05-13 | 2022-05-13 | 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238255U (ja) |
-
2022
- 2022-05-13 JP JP2022001571U patent/JP3238255U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3238255U (ja) | 和紙をベースとして使用し造花等を内蔵した身飾品 | |
CN105648676A (zh) | 一种湘南布贴绣的制作方法 | |
KR101286256B1 (ko) | 장식용 스팽글 | |
CN2725048Y (zh) | 一种工艺装饰品 | |
CN215204208U (zh) | 可任意移动及拆装饰件的笔 | |
CN201189796Y (zh) | 绒线钩花装饰件 | |
KR100689654B1 (ko) | 점등용 조화장치 | |
CN210094867U (zh) | 一种具有炫彩视觉效果的戒指 | |
CN2738281Y (zh) | 竹编工艺挂钟 | |
CN201869920U (zh) | 一种圣诞装饰手杖 | |
KR200246828Y1 (ko) | 장식편 부착구조를 갖는 악세사리 | |
CN2503326Y (zh) | 四脚方形台灯 | |
KR200296311Y1 (ko) | 연등 | |
KR200370672Y1 (ko) | 장신구용 성형물의 구조 | |
KR101444755B1 (ko) | 한지 악세사리 및 그 제조방법 | |
KR200368733Y1 (ko) | 장신구용 홀로그램판 | |
JP3157307U (ja) | 和紙の立体装飾品 | |
KR20040079356A (ko) | 종이를 이용한 장신구와 그 제조방법. | |
KR200328240Y1 (ko) | 부착수단이 구비된 압화장식품 | |
KR200395678Y1 (ko) | 테이블용 센터피스 | |
KR200479413Y1 (ko) | 몰드프레임에 구성되는 장신구용 장식 | |
KR200286476Y1 (ko) | 알 껍질을 이용한 장신구 | |
JP3926859B2 (ja) | 合成樹脂製の茎支持具 | |
JPH0546649Y2 (ja) | ||
KR200181215Y1 (ko) | 마블제 소품항아리 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3238255 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |