JP3238253U - 軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数回使用でき、取り付け、取り外しが便利で、板の歪みや移動などの施工難題を解決する、軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠を提供する。【解決手段】ベース排水溝4を施工するための排水溝全体板と、クッション層19を施工するためのクッション層定型鋼板と、プレキャスト管杭キャップを施工するための杭キャップ板群と、軌道立柱7を施工するための立柱定型板とを含み、排水溝全体板は、一体式全鋼板と排水溝側板とを含み、一体式全鋼板は、ベース排水溝の側型及び底型を囲み、排水溝側板は、一体式全鋼板の端部開口を塞ぎ、杭キャップ板群は、杭キャップ板を含み、複数の杭キャップ板は、プレキャスト管杭予備鉄筋に接続されて型キャビティを囲んで形成し、立柱定型板は、二つの柱面側板を含み、柱面側板の間に二つの柱面端板が接続されて型ボックスを構成し、専用板を設計し治具プロセスと組み合わせる。【選択図】図1

Description

本考案は、軌道交通工事施工の技術分野に属し、具体的には軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠に関する。
地下鉄の車庫の運用庫は、地下鉄車両の駐車、運用及び点検修理を担当する主な場所であり、地下鉄工事に不可欠な重要な構成部分である。駐車技術検査庫は、そのうちの最も主要な機能施設の一つであり、全ての地下鉄車両の駐車及び日常整備作業を担当し、地下鉄車両セグメント、車庫の設計において使用頻度が最も高く、敷地面積が最も大きい単一建築物であり、その設計特徴が日常運営作業に直接的に反映される。地下鉄車両セグメント、車庫の庫内線は、地下鉄車両の点検要求を満たすために、その設計が一般的に柱式検査ピットの道床構造を採用し、現在、一般的には土建を採用し、一部の立柱コンクリート構造を予め設置し、軌道を敷設した後、残りの立柱コンクリートの二次打設施工を行う方法を採用する。該施工方法は、まず土建施工会社により設計に応じて立柱レールの下の500mmの高さまで一回限り打設し、次に軌道施工会社により軌道の敷設を行った後、型枠を取り付けて二回打設により立柱の残りの部分のコンクリートの打設を完了する。立柱コンクリートを二次打設する時、作業空間が小さいため、一般的に木質テンプレートを採用して型枠を取り付ける。立柱構造の構造特徴のため、木製テンプレートは、テンプレートの取り付けと取り外しが困難であり、テンプレートの繰り返し利用率が低いなどの欠陥が存在する。立柱コンクリートを二次打設する時に、テンプレートの歪み、テンプレートの移動等の問題を引き起こしやすく、立柱コンクリートの施工品質及び軌道係合部品の鉄製パッドの正確な位置決めを保証しにくく、後続の軌道精密調整作業に大きな技術的困難をもたらす。
本考案の目的は、軌道交通工事柱式検査ピット軌道柱施工に用いられる型枠システムを提供することであり、本型枠システムを採用し、複数回繰り返して使用することができ、取り付け及び取り外しがいずれも便利で迅速であり、上記存在する問題を効果的に解決する。
上記目的を達成するために、本考案は、軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠を提供し、ベース排水溝を施工するための排水溝全体テンプレートと、クッション層を施工するためのクッション層定型鋼テンプレートと、プレキャスト管杭キャップを施工するための杭キャップテンプレート群と、軌道立柱を施工するための立柱定型テンプレート及び立柱配筋ブラケットを含み、排水溝全体テンプレート、クッション層定型鋼テンプレート、杭キャップテンプレート及び立柱定型テンプレートは、施工手順に応じて指定領域にテンプレートを取り付け、排水溝全体テンプレートは、一体式全鋼テンプレートと排水溝側テンプレートとを含み、一体式全鋼テンプレートは、一体成形されてベース排水溝の側型及び底型を囲み、排水溝側テンプレートは、一体式全鋼テンプレートの端部開口を塞ぎ、クッション層定型鋼テンプレートは、端部テンプレートと側テンプレートとを含み、端部テンプレート及び側テンプレートは、カバー本体を囲んで形成し、杭キャップテンプレート群は、杭キャップテンプレートを含み、複数の杭キャップテンプレートは、プレキャスト管杭予備鉄筋に接続されて型キャビティを囲んで形成し、立柱定型テンプレートは、二つの平行で対称的な柱面側テンプレートを含み、柱面側テンプレートの間に二枚の柱面端テンプレートが接続されて型ボックスを構成し、同じ列の複数の立柱定型テンプレートは、迅速着脱なステー鋼管ユニットにより全体として固定される。
さらに、一体式全鋼テンプレートの底型にベースグラウト注入口が設置され、側型の上部に側型グラウト注入口が設置され、一体式全鋼テンプレートの二つの側型の間に支持ロッドが設置され、排水溝側テンプレートに溝付き固定ラグプレートが接続され、溝付き固定ラグプレートが一体式全鋼テンプレートのスクリューに引っ掛けられ、スクリューが一体式全鋼テンプレートの側型の二つの立板に垂直に穿設される。
さらに、クッション層定型鋼テンプレートは、テンプレート支持フレーム、調整可能なねじロッド、固定スリーブ、係合板、側テンプレート、端部テンプレート、鋼ドリルを含み、隣接するテンプレート支持フレームの対向する面に固定スリーブが取り付けられ、係合板がクッション層に近接するテンプレート支持フレームに設置され、かつ係合板がテンプレート支持フレームにおける固定スリーブの反対面に位置し、テンプレート支持フレームがベース排水溝内に配置され、テンプレート支持フレームの外側面がベース排水溝の内壁に貼り付けられ、調整可能なねじロッドの両端が隣接する二つのテンプレート支持フレーム上の固定スリーブ内にそれぞれ配置され、テンプレート支持フレームが係合板上に設置され、テンプレート支持フレーム及び調整可能なねじロッドがベース排水溝を支持として側型枠に当接し、端部テンプレートが鋼ドリルにより側テンプレートに接続されてカバー本体を囲んで形成する。
さらに、杭キャップテンプレート群は、杭キャップ鋼テンプレート、テンプレート立柱、L型調整可能なねじロッド、拡大支持板を含み、杭キャップ鋼テンプレートの背面は、テンプレート立柱に接続され、テンプレート立柱の柱底は、拡大支持板に接続され、テンプレート立柱の杭キャップよりも高い部分は、L型調整可能なねじロッドに接続され、L型調整可能なねじロッドにおける杭キャップ鋼テンプレートから離れた端に鋼管スリーブが接続され、鋼管スリーブは、プレキャスト管杭予備鉄筋に挿着され、L型調整可能なねじロッドは、拡大支持板を反力支持としてテンプレート立柱を引っ張る。
さらに、立柱定型テンプレートにおける柱面側テンプレートの形状は、立柱の柱形に適合し、二つの柱面端テンプレートは、柱面側テンプレートの前後端に位置し、接続された柱面側テンプレートと柱面端テンプレートにそれぞれ位置決め接続孔が設置され、位置決め接続孔は、位置決めボルトを貫通して柱面側テンプレートと柱面端テンプレートを接続して型ボックスを構成する。
さらに、柱面側テンプレートは、第一パネル及び第一パネルの背面の左右側縁部に位置する第一接続バーを含み、位置決め接続孔は、第一接続バー及び第一パネルを貫通し、柱面端テンプレートは、第二パネル及び第二パネルの背面の左右側縁部に位置する第二接続バーを含み、第二接続バーは、第一パネルに当接し、第一接続バーと整列し、当接部に位置決め接続孔が開設され、第一パネル及び第二パネルの背面にいずれも縦横に交差する補強リブが配置される。
さらに、柱面側テンプレートは、長方形の柱面プレートブロックと、一体に接続されたブラケット側板とを含み、一つの柱面端テンプレートは、柱面プレートブロック、ブラケットウェブ、ブラケット立板により接合され、もう一つの柱面端テンプレートは、長方形の柱面プレートブロックである。
さらに、迅速着脱なステー鋼管ユニットは、立柱定型テンプレートの両側に設置された挟持板と、隣接する二つの挟持板を接続するためのピット鋼管とを含み、ピット鋼管と挟持板との間は、ボルトにより接続され、両側の挟持板は、中央の複数の立柱定型テンプレートの位置を制限して複数の立柱定型テンプレートを一体に接続させる。
さらに、型枠システムは、定型化はしごをさらに含み、定型化はしごは、複数のはしごユニットを含み、はしごユニットの両端にそれぞれ凹部及び凸部が設置され、凹部及び凸部に予備孔が対応して設置され、隣接するはしごユニットが接続される場合、プラグによりそのうちの一つのはしごユニットの凹部上の予備孔を他のはしごユニットの凸部上の予備孔に接続する。
さらに、凸部及び凹部にいずれも少なくとも二つの予備孔が設置される。
従来の技術に比べて、本考案の利点は、以下のとおりである。
本考案の提供する軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠において、各部材がいずれも工場でプレキャスト加工されたものであり、施工速度が速く、いずれも施工現場外で組み立てられ、テンプレート部材の回転速度を向上させ、施工コストを低減する。操作しやすく、施工速度を加速し、人工手前を節約する。一般的な木製テンプレート支持技術に比べて、専用テンプレートを設計しかつ治具プロセスと組み合わせることにより、テンプレートの歪み、テンプレートの移動を引き起こしやすいなどの施工難題を解決する。
図1は、柱式検査ピット軌道柱の断面模式図である。 図2は、一体式全鋼テンプレートの模式図である。 図3は、排水溝側テンプレートの模式図である。 図4は、クッション層支持型の模式図である。 図5は、クッション層支持型の模式図である。 図6は、クッション層支持型の模式図である。 図7は、プレキャスト管杭キャップの型取付の模式図である。 図8は、プレキャスト管杭キャップの型取付の模式図である。 図9は、定型化はしごの模式図である。 図10は、はしごユニットの模式図である。 図11は、立柱配筋ブラケットの模式図である。 図12は、柱式検査ピット軌道柱の平面模式図である。 図13は、軌道立柱の型取付の模式図である。 図14は、I型立柱定型テンプレートの上面図である。 図15は、I型立柱定型テンプレートの正面図である。 図16は、II型立柱定型テンプレートの上面図である。 図17は、II型立柱定型テンプレートの正面図である。
本考案の実施例又は従来の技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来の技術の記載に必要な図面を簡単に説明し、明らかに、以下に記載される図面は、本考案の一部の実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図1に示すように、軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠は、ベース排水溝4を施工するための排水溝全体テンプレートと、クッション層19を施工するためのクッション層定型鋼テンプレートと、プレキャスト管杭キャップを施工するための杭キャップテンプレート群と、軌道立柱7を施工するための立柱定型テンプレート40及び立柱配筋ブラケット37を含み、排水溝全体テンプレート、クッション層定型鋼テンプレート、杭キャップテンプレート及び立柱定型テンプレート40は、施工手順に応じて指定領域にテンプレートを取り付け、排水溝全体テンプレートは、一体式全鋼テンプレート10と排水溝側テンプレート15とを含み、一体式全鋼テンプレート10は、一体成形されてベース排水溝4の側型及び底型を囲み、排水溝側テンプレート15は、一体式全鋼テンプレート10の端部開口を塞ぎ、クッション層定型鋼テンプレートは、端部テンプレート27と側テンプレート18とを含み、端部テンプレート27及び側テンプレート18は、カバー本体を囲んで形成し、杭キャップテンプレート群は、杭キャップテンプレート50を含み、複数の杭キャップテンプレート50は、プレキャスト管杭予備鉄筋24に接続されて型キャビティを囲んで形成し、立柱定型テンプレート40は、二つの平行で対称的な柱面側テンプレート48を含み、柱面側テンプレート48の間に二枚の柱面端テンプレート49が接続されて型ボックスを構成し、同じ列の複数の立柱定型テンプレート40は、迅速着脱なステー鋼管ユニット43により全体として固定される。
図2、図3に示すように、一体式全鋼テンプレート10は、工場でプレキャスト加工され、一体式全鋼テンプレート10の底型にベースグラウト注入口11が設置され、側型の上部に側型グラウト注入口28が設置され、一体式全鋼テンプレート10の二つの側型の間に支持ロッド13が設置され、排水溝側テンプレート15に溝付き固定ラグプレート14が接続され、溝付き固定ラグプレート14が一体式全鋼テンプレート10のスクリュー12に引っ掛けられ、スクリュー12が一体式全鋼テンプレート10の側型の二つの立板に垂直に穿設される。順次ベースグラウト注入口11、側型グラウト注入口28を介してベース排水溝4を打設し、第一段階でベース排水溝4を打設する時に、一体式全鋼テンプレート10の両側にいずれも排水溝側テンプレート15を取り付ける必要があり、他の段階では一体式全鋼テンプレート10の一端のみに排水溝側テンプレート15を取り付ける必要があり、他端を打設が完了されたベース排水溝の辺側に配置する。
図4、図5、図6に示すように、クッション層定型鋼テンプレートは、テンプレート支持フレーム17、調整可能なねじロッド16、固定スリーブ20、係合板21、側テンプレート18、端部テンプレート27、鋼ドリル29を含み、隣接するテンプレート支持フレーム17の対向する面に固定スリーブ20が取り付けられ、係合板21がクッション層19に近接するテンプレート支持フレーム17に設置され、かつ係合板21がテンプレート支持フレーム17の固定スリーブ20の反対面に位置し、テンプレート支持フレーム17がベース排水溝4内に配置され、テンプレート支持フレーム17の外側面がベース排水溝4の内壁に貼り付けられ、調整可能なねじロッド16の両端が隣接する二つのテンプレート支持フレーム17上の固定スリーブ20内にそれぞれ配置され、側テンプレート18が係合板21上に設置され、テンプレート支持フレーム17及び調整可能なねじロッド16がベース排水溝4を支持として側テンプレート18に当接し、端部テンプレート27が鋼ドリル29により側テンプレート18に接続されてカバー本体を囲んで形成する。
調整可能なねじロッド16の長さを調整することによりテンプレート支持フレーム17とベース排水溝4の内側壁を密着させ、さらにテンプレート支持フレーム17とベース排水溝4の内壁により側テンプレート18を挟持して固定する。端部テンプレート27は、鋼ドリル29により側テンプレート18に接続されることにより、端部テンプレート27と側テンプレート18とが接続されてカバー本体を囲んで形成する。クッション層定型鋼テンプレートの取付を完了した後、端部テンプレート27と側テンプレート18で囲まれたカバー本体にコンクリートを打設してクッション層19を形成する。
図7、図8に示すように、杭キャップテンプレート群は、杭キャップ鋼テンプレート50、テンプレート立柱22、L型調整可能なねじロッド25、拡大支持板26を含み、杭キャップ鋼テンプレート50の背面は、テンプレート立柱22に接続され、テンプレート立柱22の柱底は、拡大支持板26に接続され、テンプレート立柱22の杭キャップよりも高い部分は、L型調整可能なねじロッド25に接続され、L型調整可能なねじロッド25における杭キャップ鋼テンプレート50から離れた端に鋼管スリーブ23が接続され、鋼管スリーブ23は、プレキャスト管杭予備鉄筋24に挿着され、L型調整可能なねじロッド25は、拡大支持板26を反力支持としてテンプレート立柱22を引っ張る。杭キャップテンプレートの取付が完了した後にプレキャスト管杭キャップコンクリートを打設する。
注意すべきなのは、プレキャスト管杭1を打設する前に、ベース2及びクッション層19の対応する位置にプレキャスト管杭1の打設通路を開設する必要があり、それによりプレキャスト管杭キャップテンプレートによりプレキャスト管杭1を打設することに役立つ。
図14、図15、図16、図17に示すように、立柱定型テンプレート40における柱面側テンプレート48の形状は、立柱の柱形に適合し、二つの柱面端テンプレート49は、柱面側テンプレート48の前後端に位置し、接続された柱面側テンプレート48と柱面端テンプレート49にそれぞれ位置決め接続孔が設置され、位置決め接続孔は、位置決めボルト48を貫通して柱面側テンプレート48と柱面端テンプレート49を接続して型ボックスを構成する。
柱面側テンプレート48は、第一パネル48.1及び第一パネルの背面の左右側縁部に位置する第一接続バー48.2を含み、位置決め接続孔は、第一接続バー48.2及び第一パネル48.1を貫通し、柱面端テンプレート49は、第二パネル49.1及び第二パネルの背面の左右側縁部に位置する第二接続バー49.2を含み、第二接続バー49.2は、第一パネル48.1に当接し、第一接続バー48.2と整列し、当接部に位置決め接続孔が開設され、第一パネル48.1及び第二パネル49.1の背面にいずれも縦横に交差する補強リブ47が配置される。
立柱定型テンプレート40は、I型テンプレート及II型テンプレートという二種類のタイプを含む。I型テンプレートは、運用庫検査ピットの矩形小立柱専用テンプレートである。II型テンプレートは、運用庫検査ピットのブラケット付きの一体型鋼テンプレートである。
図16、図17に示すように、柱面側テンプレート48は、長方形の柱面プレートブロックAと、一体に接続されたブラケット側板Bとを含み、一つの柱面端テンプレート49は、柱面プレートブロックA、ブラケットウェブC、ブラケット立板Dにより接合され、もう一つの柱面端テンプレート49は、長方形の柱面プレートブロックAである。
図14、図15に示すように、I型テンプレートにおいて、柱面側テンプレート48と柱面端テンプレート49は、いずれも長方形の柱面ブロックAである。
迅速着脱なステー鋼管ユニット43は、立柱定型テンプレート40の両側に設置された挟持板と、隣接する二つの挟持板を接続するためのピット鋼管とを含み、ピット鋼管と挟持板との間は、ボルトにより接続され、両側の挟持板は、中央の複数の立柱定型テンプレート40の位置を制限して複数の立柱定型テンプレート40を一体に接続させる。
立柱配筋ブラケット37は、工場で軌道立柱7の大きさに応じて加工製造され、立柱配筋ブラケット37上のねじスリーブ36は、軌道立柱7の主筋の位置と一対一に対応し、軌道立柱7の主筋の正確な位置決め及び迅速な取り付けを実現することができる。立柱配筋ブラケット37は、ラフト基礎3の鉄筋に溶接接続される。
軌道立柱7のコンクリート打設は、巻上機牽引レールライン式材料搬送打設システムを採用し、該打設システムは、ホッパー38、牽引式軌道一時ブラケット39、牽引式軌道梁42、滑車46を含み、牽引式軌道一時ブラケット39は、工場で加工製造され、迅速に着脱することができ、牽引式軌道一時ブラケット39の上部は、牽引式軌道梁42に接続され、ホッパー38に滑車46が回転可能に接続され、滑車46は、牽引式軌道梁42に沿って移動することにより、ホッパー38は、牽引式軌道梁42に沿って異なる立柱定型テンプレート40の位置に移動し、かつホッパー38により現場打ちコンクリート軌道立柱7のコンクリート打設を行う。具体的には、ホッパー38内にコンクリートが積載され、ホッパー38を異なる立柱定型テンプレート40の位置に移動した後、外部打設装置によりホッパー38内のコンクリートを立柱定型テンプレート40内に打設して現場打ちコンクリート軌道立柱を形成する。軌道立柱7の頂部に軌道梁41が設置され、軌道梁41は、固定留め具44、留め具スリーブ45により軌道立柱7の主筋に固定される。
図9、図10に示すように、型枠システムは、定型化はしご31をさらに含み、定型化はしご31により柱式検査ピットを出入りし、定型化はしご31は、複数のはしごユニット32を含み、はしごユニット32の両端にそれぞれ凹部34及び凸部35が設置され、凹部34及び凸部35に予備孔33が対応して設置され、隣接するはしごユニット32が接続される場合、プラグ30によりそのうちの一つのはしごユニット32の凹部34上の予備孔33を他のはしごユニット32の凸部35上の予備孔33に接続する。さらに、定型化はしご31を迅速に接合して延長するか又は短くできる。
具体的には、凸部35と凹部34にいずれも少なくとも二つの予備孔33が設置されることにより、凸部35と凹部34が予備孔33により接続される場合、二つ以上の予備孔33により凸部35と凹部34との間の水平位置を保証することができる。
開示された実施例の上記説明により、当業者は、本考案を実現するか又は使用することができる。これらの実施例に対する様々な修正は、当業者にとって明らかであり、本明細書に定義された一般的な原理は、本考案の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例において実現することができる。したがって、本考案は、本明細書に示されたこれらの実施例に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲に適合すべきである。
1-プレキャスト管杭、2-ベース、3-ラフト基礎、4-ベース排水溝、5-斜面保護、6-全硬化クッション層、7-軌道立柱、8-柱底排水溝、9-埋め戻し土、10-一体式全鋼テンプレート、11-ベースグラウト注入口、12-スクリュー、13-支持ロッド、14-溝付き固定ラグプレート、15-排水溝側テンプレート、16-調整可能なねじロッド、17-テンプレート支持フレーム、18-側テンプレート、19-クッション層、20-固定スリーブ、21-係合板、22-テンプレート立柱、23-鋼管スリーブ、24-プレキャスト管杭予備鉄筋、25-L型調整可能なねじロッド、26-拡大支持板、27-端部テンプレート、28-側型グラウト注入口、29-鋼ドリル、30-プラグ、31-定型化はしご、32-はしごユニット、33-予備孔、34-凹部、35-凸部、36-ねじスリーブ、37-立柱配筋ブラケット、38-ホッパー、39-牽引式軌道一時ブラケット、40-立柱定型テンプレート、41-軌道梁、42-牽引式軌道梁、43-迅速着脱なステー鋼管ユニット、44-固定留め具、45-留め具スリーブ、46-滑車、47-補強リブ、48-柱面側テンプレート、49-柱面端テンプレート、50-杭キャップ鋼テンプレート、A-柱面プレートブロック、B-ブラケット側板、C-ブラケットウェブ、D-ブラケット立板

Claims (10)

  1. ベース排水溝(4)を施工するための排水溝全体テンプレートと、クッション層(19)を施工するためのクッション層定型鋼テンプレートと、プレキャスト管杭キャップを施工するための杭キャップテンプレート群と、軌道立柱(7)を施工するための立柱定型テンプレート(40)及び立柱配筋ブラケット(37)とを含み、
    排水溝全体テンプレート、クッション層定型鋼テンプレート、杭キャップテンプレート及び立柱定型テンプレート(40)は、施工手順に応じて特定領域にテンプレートを取り付け、排水溝全体テンプレートは、一体式全鋼テンプレート(10)と排水溝側テンプレート(15)とを含み、一体式全鋼テンプレート(10)は、一体成形されてベース排水溝(4)の側型及び底型を囲み、排水溝側テンプレート(15)は、一体式全鋼テンプレート(10)の端部開口を塞ぎ、クッション層定型鋼テンプレートは、端部テンプレート(27)と側テンプレート(18)とを含み、端部テンプレート(27)及び側テンプレート(18)は、カバー本体を囲んで形成し、杭キャップテンプレート群は、杭キャップテンプレート(50)を含み、複数の杭キャップテンプレート(50)は、プレキャスト管杭予備鉄筋(24)に接続されて型キャビティを囲んで形成し、立柱定型テンプレート(40)は、二つの平行で対称的な柱面側テンプレート(48)を含み、柱面側テンプレート(48)の間に二枚の柱面端テンプレート(49)が接続されて型ボックスを構成し、同じ列の複数の立柱定型テンプレート(40)は、迅速着脱なステー鋼管ユニット(43)により全体として固定される、ことを特徴とする軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  2. 前記一体式全鋼テンプレート(10)の底型にベースグラウト注入口(11)が設置され、側型の上部に側型グラウト注入口(28)が設置され、一体式全鋼テンプレート(10)の二つの側型の間に支持ロッド(13)が設置され、排水溝側テンプレート(15)に溝付き固定ラグプレート(14)が接続され、溝付き固定ラグプレート(14)が一体式全鋼テンプレート(10)のスクリュー(12)に引っ掛けられ、スクリュー(12)が一体式全鋼テンプレート(10)の側型の二つの立板に垂直に穿設される、ことを特徴とする請求項1に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  3. 前記クッション層定型鋼テンプレートは、テンプレート支持フレーム(17)、調整可能なねじロッド(16)、固定スリーブ(20)、係合板(21)、側テンプレート(18)、端部テンプレート(27)、鋼ドリル(29)を含み、隣接するテンプレート支持フレーム(17)の対向する面に固定スリーブ(20)が取り付けられ、係合板(21)がクッション層(19)に近接するテンプレート支持フレーム(17)に設置され、かつ係合板(21)がテンプレート支持フレーム(17)における固定スリーブ(20)の反対面に位置し、テンプレート支持フレーム(17)がベース排水溝(4)内に配置され、テンプレート支持フレーム(17)の外側面がベース排水溝(4)の内壁に貼り付けられ、調整可能なねじロッド(16)の両端が隣接する二つのテンプレート支持フレーム(17)上の固定スリーブ(20)内にそれぞれ配置され、側テンプレート(18)が係合板(21)上に設置され、テンプレート支持フレーム(17)及び調整可能なねじロッド(16)がベース排水溝(4)を支持として側テンプレート(18)に当接し、端部テンプレート(27)が鋼ドリル(29)により側テンプレート(18)に接続されてカバー本体を囲んで形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  4. 前記杭キャップテンプレート群は、杭キャップ鋼テンプレート(50)、テンプレート立柱(22)、L型調整可能なねじロッド(25)、拡大支持板(26)を含み、杭キャップ鋼テンプレート(50)の背面は、テンプレート立柱(22)に接続され、テンプレート立柱(22)の柱底は、拡大支持板(26)に接続され、テンプレート立柱(22)の杭キャップよりも高い部分は、L型調整可能なねじロッド(25)に接続され、L型調整可能なねじロッド(25)における杭キャップ鋼テンプレート(50)から離れた一方端に鋼管スリーブ(23)が接続され、鋼管スリーブ(23)は、プレキャスト管杭予備鉄筋(25)に挿着され、L型調整可能なねじロッド(25)は、拡大支持板(26)を反力支持としてテンプレート立柱(22)を引っ張る、ことを特徴とする請求項1に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  5. 前記立柱定型テンプレート(40)における柱面側テンプレート(48)の形状は、立柱の柱形に適合し、二つの柱面端テンプレート(49)は、柱面側テンプレート(48)の前後端に位置し、接続された柱面側テンプレート(48)と柱面端テンプレート(49)にそれぞれ位置決め接続孔が設置され、位置決め接続孔は、位置決めボルト(48)を貫通して柱面側テンプレート(48)と柱面端テンプレート(49)を接続して型ボックスを構成する、ことを特徴とする請求項1に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  6. 前記柱面側テンプレート(48)は、第一パネル(48.1)及び第一パネルの背面の左右側縁部に位置する第一接続バー(48.2)を含み、位置決め接続孔は、第一接続バー(48.2)及び第一パネル(48.1)を貫通し、柱面端テンプレート(49)は、第二パネル(49.1)及び第二パネルの背面の左右側縁部に位置する第二接続バー(49.2)を含み、第二接続バー(49.2)は、第一パネル(48.1)に当接し、第一接続バー(48.2)と整列し、当接部に位置決め接続孔が開設され、第一パネル(48.1)及び第二パネル(49.1)の背面にいずれも縦横に交差する補強リブ(47)が配置される、ことを特徴とする請求項5に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  7. 前記柱面側テンプレート(48)は、長方形の柱面プレートブロック(A)と、一体に接続されたブラケット側板(B)とを含み、一つの柱面端テンプレート(49)は、柱面プレートブロック(A)、ブラケットウェブ(C)、ブラケット立板(D)により接合され、もう一つの柱面端テンプレート(49)は、長方形の柱面プレートブロック(A)である、ことを特徴とする請求項6に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  8. 前記迅速着脱なステー鋼管ユニット(43)は、立柱定型テンプレート(40)の両側に設置された挟持板と、隣接する二つの挟持板を接続するためのピット鋼管とを含み、ピット鋼管と挟持板との間は、ボルトにより接続され、両側の挟持板は、中央の複数の立柱定型テンプレート(40)の位置を制限して複数の立柱定型テンプレート(40)を一体に接続させる、ことを特徴とする請求項5~7のいずれか一項に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  9. 型枠システムは、定型化はしご(31)をさらに含み、定型化はしご(31)は、複数のはしごユニット(32)を含み、はしごユニット(32)の両端にそれぞれ凹部(34)及び凸部(35)が設置され、凹部(34)及び凸部(35)に予備孔(33)が対応して設置され、隣接するはしごユニット(32)が接続される場合、プラグ(30)によりそのうちの一つのはしごユニット(32)の凹部(34)上の予備孔(33)を他のはしごユニット(32)の凸部(35)上の予備孔(33)に接続する、ことを特徴とする請求項1に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
  10. 前記凸部(35)及び前記凹部(34)にいずれも少なくとも二つの予備孔(33)が設置される、ことを特徴とする請求項9に記載の軌道交通工事柱式検査ピット鉄筋コンクリート軌道柱施工型枠。
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