JP3237803B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP3237803B2
JP3237803B2 JP25249593A JP25249593A JP3237803B2 JP 3237803 B2 JP3237803 B2 JP 3237803B2 JP 25249593 A JP25249593 A JP 25249593A JP 25249593 A JP25249593 A JP 25249593A JP 3237803 B2 JP3237803 B2 JP 3237803B2
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switch
door
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turned
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本 博 之 橋
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検査効率を向上させ
た電子レンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は電子レンジ15の斜視図であり、
10はドア、16は内部に設けられているマイクロ波発
生装置、17は冷却ファン、18は電源トランスであ
る。図6は図5のA―A線断面図の主要部を示すもの
で、ドア10の内側のインターロックスイッチ機構を示
しており、通常インターロックスイッチはb接点のモニ
タスイッチ1、a接点のプライマリースイッチ2、a接
点のセカンダリスイッチ3の3個のスイッチを有してい
る。
【0003】ここで3個のスイッチのうちモニタスイッ
チ1は、ドア10の開閉を検知してCPUに知らせる働
きをするスイッチであり、他のプライマリースイッチ2
やセカンダリスイッチ3よりも優先して動作するように
構成されている。すなわちモニタスイッチ1は、ドア1
0を閉じたときには他のプライマリースイッチ2やセカ
ンダリスイッチ3に対して最初に開き、かつドア10を
開いたときには他のプライマリースイッチ2やセカンダ
リスイッチ3より遅れて最後に閉成するように構成され
ている。プライマリースイッチ2やセカンダリスイッチ
3は入力電源線上にある安全スイッチであり、内部のア
ンド回路によりドア10の開閉を検知する。図6におい
て動作は次のようになる。ドア10を閉じたときはフッ
クリンク4がその下方の先端4Bでモニタスイッチ1の
アーム11を介してボタン1Aを押圧することにより、
最初にモニタスイッチ1がオンする。次に、フックリン
ク4の先端4Aでボタン2Aを押圧することによりプラ
イマリースイッチ2がオンし、続いてスイッチレバー1
2が回転することによりボタン3Aが押圧されてセカン
ダリスイッチ3がオンする。逆に、ドア10を開いたと
きはプライマリースイッチ2とセカンダリスイッチ3が
オフした後に、モニタスイッチ1が最後にオフする。な
お、6はドアオープンレバー、7はドアオープンボタ
ン、8はスプリングである。
【0004】図7は、電子レンジ15の内部回路の構成
を示すブロック図であり、21はマイクロコンピュー
タ、22はマイクロコンピュータ21のROMであり電
子レンジの制御用プログラムなどが格納されている。2
3はタイマ、24は操作部、25は加熱時間など各種情
報を表示する表示部である。
【0005】図8はマイクロ波発生装置16およびその
電源回路の構成を示す回路図であり、16aはマイクロ
波発生部、16bはマイクロ波発生部16aのカソード
を加熱するためのカソード加熱コイル、16cはマイク
ロ波発生部16aのプレートに高電圧を印加するための
高電圧発生コイル、31は電源ラインに挿入されたヒュ
ーズである。
【0006】上述した従来の電子レンジ、特に外国向け
の電子レンジにおいては工場出荷の際に輸出先の国にお
ける安全規格、たとえばアメリカ合衆国におけるUL規
格などを満足するための前記モニタスイッチ1やプライ
マリースイッチ2やセカンダリスイッチ3に対する断線
や溶着などの検査が義務付けられている。
【0007】この検査は、ドアフックの形状をした2種
類の治具を用いて前記モニタスイッチ1,プライマリー
スイッチ2,セカンダリスイッチ3に対し夫々行なうも
のであり、プライマリースイッチ2についての検査は前
記ドアフックの形状をした治具によりプライマリースイ
ッチ2をオンしたときにマイクロ波発生装置16が動作
しないことを確認する検査であり、またセカンダリスイ
ッチ3についての検査は前記ドアフックの形状をした治
具によりセカンダリスイッチ3をオンしたときにマイク
ロ波発生装置16が動作しないことを確認する検査であ
り、またモニタスイッチ1についての検査は前記ドアフ
ックの形状をした治具(この場合に使用する治具は、前
記プライマリースイッチ2についての検査の際に使用し
たプライマリースイッチ2をオンするための治具と、セ
カンダリスイッチ3をオンすると共にモニタスイッチ1
を閉成したままにする治具)を使用し電源ラインのブレ
ーカまたはヒューズが動作して電源ラインを遮断するこ
とを確認する検査である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子レンジは以
上のように構成されているので、工場出荷の際の検査に
は2種類以上の治具を使用しなければならず、治具の取
り付けや取り外しに時間を要し検査効率が良くない問題
点があった。
【0009】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、検査効率を向上させた電子レンジ
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子レンジ
は、マイクロ波を発生するためのマイクロ波発生装置
と、そのマイクロ波発生装置の動作/非動作を制御する
ためのドアの開閉によりオン/オフするモニタスイッチ
とプライマリースイッチとセカンダリスイッチと、前記
各種情報を設定するための操作部と、その操作部により
設定された各種情報を表示する表示部と、前記マイクロ
波発生装置,操作部,表示部を制御する制御部とを有
し、材料をマイクロ波加熱により加熱する電子レンジに
おいて、ドアの開閉によりオン/オフされるドアスイッ
チと、前記セカンダリスイッチに代えて設けられたセカ
ンダリリレー接点と、そのセカンダリリレー接点を前記
ドアスイッチのオン/オフを基に制御するリレー接点制
御手段と、前記制御部を特殊モードに移行させるための
特殊モード移行手段と、その特殊モード移行手段により
前記制御部が特殊モードに移行したときに前記セカンダ
リリレー接点を外部からの操作によりオン/オフする外
部リレー接点制御手段と、前記ドアスイッチのオン/オ
フを基にドアの開閉状態を識別し、識別した「開」状態
もしくは「閉」状態を前記表示部に表示する開閉状態表
示制御手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明における電子レンジは、セカンダリスイ
ッチの代りにセカンダリリレー接点を設け、特殊モード
に移行すると前記セカンダリリレー接点が外部からの操
作によりオン/オフできるため、セカンダリスイッチの
検査の際に使用していたセカンダリスイッチをオンする
ための治具が不要となり、検査の際に使用する治具を1
種類に減少させ検査効率を向上させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、本実施例の電子レンジの電気回路の構成を
示すブロック図である。図1において図7および図8と
同一または相当の部分については同一の符号を付し説明
を省略する。35はドア10の開閉を検出するドアスイ
ッチである。このドアスイッチ35はマイクロコンピュ
ータ21(制御部,リレー接点制御手段,特殊モード移
行手段,外部リレー接点制御手段,開閉状態表示制御手
段)の図示していない入力ポートの所定の端子に接続さ
れている。マイクロコンピュータ21のROM22に
は、図2〜図4に示すフローチャートがプログラムとし
て格納されている。36はリレー駆動トランジスタ37
のベース電流制限抵抗である。38はセカンダリリレー
回路であり、このセカンダリリレー回路38のa接点3
8a(セカンダリリレー接点)がセカンダリスイッチと
して用いられている。そして、通常使用時ではセカンダ
リリレー回路38のa接点38aは、ドアスイッチ35
がドア10の「開」を検出したときには開いており、ま
たドアスイッチ35がドア10の「閉」を検出したとき
には閉じるようにマイクロコンピュータ21により制御
される。
【0013】次に、本実施例の電子レンジのモニタスイ
ッチ1,プライマリースイッチ2,セカンダリスイッチ
(本実施例ではセカンダリリレー回路38のa接点38
a)に対し検査を行なう際の動作について説明する。図
2はセカンダリスイッチの検査を示すフローチャート、
図3はモニタスイッチ1の検査を示すフローチャート、
図4はドアスイッチの検査確認を示すフローチャートで
ある。
【0014】まず、プライマリースイッチ2についての
検査は、従来と同様にドアフックの形状をした治具によ
りプライマリースイッチ2をオンしたときにマイクロ波
発生装置16が動作しないことを確認する。
【0015】次に、セカンダリスイッチについての検査
について図2のフローチャートに基づいて説明すると、
ステップS1において特殊モードの設定が行なわれる。
この特殊モードの設定は、操作ボード24の所定のキー
を操作することにより行なわれる。次のステップS2で
は、操作部24の別のキー操作によりセカンダリリレー
38のオン指令が入力され、セカンダリリレー38のコ
イルがリレー駆動トランジスタ37により励磁され、セ
カンダリリレー38のa接点38aが閉じられる。この
場合、プライマリースイッチ2をオンするための治具は
取り外された状態にあり、セカンダリリレー38のa接
点38aが閉じられてもマイクロ波発生装置16が動作
しないことを確認する。したがってこの検査では治具は
使用しない。
【0016】次に、モニタスイッチ1についての検査に
ついて図3のフローチャートに基づいて説明すると、ス
テップS11において特殊モードの設定が行なわれる。
この特殊モードの設定は、図2のステップS1と同様に
操作部24の所定のキーを操作することにより行なわれ
る。次のステップS12では、ドアフックの形状をした
治具によりプライマリースイッチ2がオンされたか否か
を判定し、プライマリースイッチ2がオンされたときに
は、さらにステップS13で操作部24の別のキー操作
によりセカンダリリレー38のオン指令が入力されるこ
とを条件にセカンダリリレー38のコイルがリレー駆動
トランジスタ37により励磁され、セカンダリリレー3
8のa接点38aが閉じられる。この場合、プライマリ
ースイッチ2をオンするための治具は取り付けられた状
態にあり、またセカンダリリレー38のa接点38aが
閉じられることによりマイクロ波発生装置16が動作し
ないことを確認すると共に、ヒューズ31が溶断し、ま
たモニタスイッチ1,プライマリースイッチ2,セカン
ダリリレー38のa接点38aが溶着しないことを確認
する。
【0017】次にドアスイッチ35についての検査につ
いて図4のフローチャートに基づいて説明すると、ステ
ップS21において特殊モードの設定が行なわれる。こ
の特殊モードの設定は、図2のステップS1と同様に操
作部24の所定のキーを操作することにより行なわれ
る。次のステップS22では、ドア10を開閉しドアス
イッチ35によりドア10の「開」,「閉」を検出さ
せ、続くステップST23ではドアスイッチ35が検出
したドア10の「開」,「閉」を識別し、その識別結果
に応じて「開」表示、もしくは「閉」表示を表示部25
に表示する。なお、このドア10の開を意味する「00
00」表示、もしくは閉を意味する「1111」表示は
特殊モードの際、表示部に表示される。
【0018】以上説明してきたようにこの実施例では、
セカンダリスイッチをセカンダリリレー38のa接点3
8aに代えると共に、検査の際には特殊モードに移行し
てセカンダリリレー38のa接点38aのオン/オフを
外部から独立して操作できるように構成したので、従来
のようにセカンダリスイッチをオンするための治具やセ
カンダリスイッチ3をオンすると共にモニタスイッチ1
を閉成したままにする治具が不要となり、検査の際に使
用する治具の種類が減少し検査効率が向上することにな
る。
【0019】上記実施例ではドアの開閉表示は特殊モー
ド時に記号又は数値によって示しているが、ドアの開閉
を通常の場合にでもLCD等によって表示するようにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検査の際
に使用する治具の種類が1種類に減少するため検査効率
が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子レンジの電気回路
の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による電子レンジにおけるセ
カンダリスイッチの検査を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による電子レンジのモニタス
イッチの検査を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例による電子レンジのドアスイ
ッチの検査を示すフローチャートである。
【図5】従来の電子レンジを示す斜視図である。
【図6】図5に示す従来の電子レンジにおけるA−A線
断面を示す断面図である。
【図7】従来の電子レンジの電気回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】従来の電子レンジにおけるマイクロ波発生装置
およびその電源回路の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 モニタースイッチ 2 プライマリースイッチ 3 セカンダリスイッチ 10 ドア 15 電子レンジ 16 マイクロ波発生装置 21 マイクロコンピュータ(制御部,リレー接点制御
手段,特殊モード移行手段,外部リレー接点制御手段,
開閉状態表示制御手段) 24 操作部 25 表示部 35 ドアスイッチ 38a a接点(セカンダリリレー接点)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波を発生するためのマイクロ波
    発生装置と、そのマイクロ波発生装置の動作/非動作を
    制御するためのドアの開閉によりオン/オフするモニタ
    スイッチとプライマリースイッチとセカンダリスイッチ
    と、前記各種情報を設定するための操作部と、その操作
    部により設定された各種情報を表示する表示部と、前記
    マイクロ波発生装置,操作部,表示部を制御する制御部
    とを有し、材料をマイクロ波加熱により加熱する電子レ
    ンジにおいて、ドアの開閉によりオン/オフされるドア
    スイッチと、前記セカンダリスイッチに代えて設けられ
    たセカンダリリレー接点と、そのセカンダリリレー接点
    を前記ドアスイッチのオン/オフを基に制御するリレー
    接点制御手段と、前記制御部を特殊モードに移行させる
    ための特殊モード移行手段と、その特殊モード移行手段
    により前記制御部が特殊モードに移行したときに前記セ
    カンダリリレー接点を外部からの操作によりオン/オフ
    する外部リレー接点制御手段と、前記ドアスイッチのオ
    ン/オフを基にドアの開閉状態を識別し、識別した
    「開」状態もしくは「閉」状態を前記表示部に表示する
    開閉状態表示制御手段とを備えた電子レンジ。
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