JP3237706U - 陽極酸化アルミニウム合金製のホイールリム - Google Patents

陽極酸化アルミニウム合金製のホイールリム Download PDF

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Abstract

【課題】着色不良のない審美的な仕上がりのホイールリムを提供する。【解決手段】酸化アルミニウム層23を含む陽極酸化アルミニウム合金製のホイールリム20であって、酸化アルミニウム層23は、その表面に25nm~500nmのサイズの細孔24を有する。陽極酸化アルミニウム合金は、その表面22上に1μm~500μmのサイズの孔を含み、表面22上に酸化アルミニウム層23を含む。酸化アルミニウム層23の細孔24の間の距離28は、20nm~700nmであり、酸化アルミニウム層23の厚さは、5μm~100μmである。細孔24は、酸化アルミニウム層23の基部29に配置されるような深さ27を有し、基部29の厚さは、2μm未満である。【選択図】図2

Description

本発明は、金属製部品を表面処理する方法に関するものである。
自動車分野では、特にアルミニウム合金製の部品がホイールリムなどの構造要素の製造に使用され、製造した部品は塗料やラッカーを塗布して染色される。
このようなアルミニウム合金製の部品の多くは、ケイ素、銅、マグネシウムなどの他の合金元素と共にアルミニウム鋳造法で得られ、特徴として鋳造工程中に生成される金属間化合物や微細な孔の含有量が高いため、染色を行うと着色不良が起こり、多くの場合、自動車分野では許容されない人の目に見える白色または変色した斑点などが発生する。
染色前に、金属製部品の表面に直流陽極酸化処理を施すことは、先行技術として知られている。直流陽極酸化処理は、これら部品の表面に酸化アルミニウム層を生成する。この層は、電気化学的方法により達成され、アルミニウムの強度と耐久性を高める。しかしながら、この処理によって染色後の着色不良が発生してしまう。
本発明の目的は、特許請求の範囲で定義されるようなアルミニウム合金部品の表面処理方法および陽極酸化アルミニウム合金部品を提供することである。
本発明の第1の態様は、表面に500μm以下のサイズの孔を有するアルミニウム合金の部品、特に鋳造によって得られるホイールリムの表面処理方法であって、電流パルスによって表面の少なくとも一部を陽極酸化し、表面に25nm~500nmのサイズの細孔有する酸化アルミニウム層を形成する工程を含む。
本発明の第2の態様は、陽極酸化されたアルミニウム合金部品であって、陽極酸化された表面は、25nm~500nmのサイズの細孔を有する。
パルス電流による陽極酸化では、処理面全体にほぼ均一な厚さの酸化アルミニウム層を形成することができ、また孔径を上記の範囲に制御することができるため、被処理部を染色する際に着色不良が発生しないことを保証する。
本発明の方法によれば、純アルミニウム領域および金属間化合物および/または細孔の存在する領域の両方において酸化アルミニウム層が生成されるため、完全な被覆か可能となり、前記細孔のサイズを前記範囲内に制御することができる。これらの特徴により、被処理部に染色工程を施す際に、着色不良の発生を防止できる。
したがって、本発明は、アルミニウム合金、特に合金元素の含有量が高いアルミニウム合金からなる染色部品を、着色不良のない審美的な仕上がりで得るための効率的で費用効果の高い方法である。
図1は、本発明の方法の一実施形態の工程を示す。 図2は、本発明の方法によって得られた陽極酸化アルミニウム合金製の部品の断面図を示す。
本発明の第1の態様は、ケイ素、銅および/またはマグネシウムのような合金元素の含有量が高いアルミニウム合金部品の表面処理方法であって、鋳型に鋳造することによって処理または製造されるホイールリムに関し、表面に500μm以下のサイズの孔を有し、部品の表面の少なくとも一部を陽極酸化する工程を含み、前記表面の一部に酸化アルミニウム層が生成され、前記陽極酸化が電流パルスによって行われ、前記酸化アルミニウム層が25nm~500nmのサイズの細孔を有する、前記表面処理方法に関する。
図2は、縮尺通りに描かれていない本発明の方法によって得られた陽極酸化アルミニウム合金で作られた部品20を示しており、アルミニウム合金製の部品21は、好ましくはケイ素、銅、および/またはマグネシウムのような合金元素の含有量が高く、その表面22に、1μm~500μmのサイズの孔を有し、その表面22上に、部品21をパルス電流により陽極酸化して得られた酸化アルミニウム層23が形成され、その酸化アルミニウム層23は、その外面に25nm~500nmのサイズの細孔24を有する。酸化アルミニウム層23は、ハニカム形状の六角形のセル構造を有する。各セルの細孔24は、略円筒形の形状をなしている。
本発明において、孔のサイズとは、孔の幅を指し、距離25はアルミニウムからなる部品21の孔の幅に対応し、距離26は酸化アルミニウム層23の細孔24の幅に対応する。
本発明者等は、本発明の酸化アルミニウム層23の細孔24のサイズの範囲が、細孔24内に染料を適切に取り込んで存続させることを観察した。
細孔24は、サイズが小さいと、細孔24内に染料を適切に取り込めず、サイズが大きいと、例えばホイールリムの場合には、天候や摩擦などの悪条件に曝されて色が剥げ易く、色の持続性に影響を及ぼすことになる。
本発明は、2000系から8000系までの任意のアルミニウム合金系の部品に適用することができる。これら合金系は、その組成中の主な合金元素に応じたアルミニウム合金の分類を意味する。
好ましい実施形態では、本発明は、熱処理中に金属間化合物を発生させる主合金元素としてケイ素およびマグネシウムを有することを特徴とする6000系のアルミニウム合金の部品に適用することができる。さらに、鋳造工程固有の特徴を考慮すると、これらの合金部品は、通常、1μm~500μmのサイズの孔を有することを特徴とする。
好ましい実施形態では、パルスによる陽極酸化工程は、1.3M~2.8M、好ましくは2.2Mのモル濃度の硫酸媒体中で行われる。
好ましい実施形態では、印加された各パルスは、10V~20Vの電位および1分~5分の処理時間を有する。好ましい実施形態では、10パルス~20パルス、好ましくは15パルスが印加され、パルス印加の時間差は1秒~3分である。
好ましい実施形態では、陽極酸化が行われる媒体の温度は、15℃~30℃との間、好ましくは20℃~25℃との間に含まれる。
本発明者らは、前述の条件を組み合わせることにより、酸化アルミニウム層23の成長や厚さ、陽極酸化工程で発生する細孔24のサイズや形状、細孔24間の距離を制御できることを確認した。
したがって、好ましい実施形態では、陽極酸化工程中に形成される酸化アルミニウム層の細孔24間の距離28は、20nm~700nmである。本発明者らは、この距離範囲が、後に染色される部品において均一に色の持続性を有利にすることを実証した。
他の実施形態では、陽極酸化工程中に形成される酸化アルミニウム層23の厚さは、5μm~100μm、好ましくは10μm~30μmである。本発明の方法は、鋳造工程において生成された金属間化合物および/または孔を含む被処理部の表面の領域を含む、処理表面全体に酸化アルミニウム層23の厚さを実現することができる。細孔24は、本実施形態では2μm未満、好ましくは1μm未満の厚さを有する酸化アルミニウム層23の基部29に配置されるような深さ27を有する。この実施態様では、後の染色工程における染料をより良好に取り込むことができ、陽極酸化された要素がマットな外観を呈することを防止できる。
陽極処理後、部品は、通常、水溶液で洗浄される。しかしながら、本発明者らは、この洗浄が十分でない場合があることを発見したため、好適な実施形態では、陽極酸化工程の後、陽極酸化された部品に中和工程を施し、陽極酸化された表面に、pH値が10~13の液体を塗布する場合、この液体は、pH値が11のアンモニア溶液であることが好ましい。本発明者らは、この中和工程が、その後の染色を妨げることなく、さらには細孔24内に存在する硫酸の痕跡や残留物を排除できるため、より効率的であることを見出した。
好ましい実施形態では、この中和工程は1分~5分で行われ、この時間は、後の染色に影響を与える可能性のあるあらゆる微量の酸の除去を確実にするのに十分な時間である。
好ましい実施形態では、中和工程の後、本発明の方法は、中性化された表面上に、中性pH値を有する水性液体を塗布する洗浄工程を含む。これにより、被処理表面は、後の染色の準備が整う。
好ましい実施形態では、洗浄工程の後、この方法は、洗浄された部分を染色するための電解着色工程および/または化学染色工程、および色封止工程を含む。
化学染色は、被処理面の細孔内に染料を導入して染色する方法である。染料としては、水への溶解性が高く、日光による劣化に強い有機化合物や無機化合物があり、酸性染料、アリザリンやインディゴ染料などの直接染料、金属錯体を用いた染料、ジアゾ染料などが挙げられる。
しかしながら、染料は、時として細孔24の内側を被覆できず、他の着色領域に対して容認し難い白色スポット状の視覚的欠陥を生じさせるので、好ましい実施形態では、化学染色の前に、予め中和され洗浄された表面に電解着色工程が施される。電解着色は、金属塩溶液に交番電流を印加することによる細孔24内に粒子を付着させるものである。好ましい実施形態では、電解着色工程は、金属塩および硫酸を含む槽内に処理された部品の表面を導入することであり、この槽に、最大電圧7V~25Vの交流電流を20秒~30分間、周波数20Hz~300Hz、好ましくは50Hzで印加する。電解着色は、細孔24の内部、具体的には底部が、色を付与する金属粒子によって被覆されることを確実なものとする。電解着色に用いることができる金属塩溶液の例としては、スズ、コバルト、ニッケル、銅などの水溶液が挙げられるが、これらに限定されない。
その後、染色された部品は、色封止工程が施されるが、この工程は、ホットシールまたはコールドシールでされ得る。ホットシール工程は、90℃~100℃の温度で染色された部品を水中に浸漬する。水がアルミニウム層を水和して細孔24を閉塞することで、染料を細孔24の内部に封じ込めることができる。コールドシール工程は、金属塩または金属酸化物もしくはクロム酸塩を用いて、pH4.5~pH8、温度20℃~40℃、好ましくは25℃~35℃で行われる。特に、ニッケル塩やコバルト塩、NiFやNaFなどのアルカリ金属フッ化物、アニオン性および非イオン性の界面活性剤を組み合わせて使用することができる。封止剤には、有機酸塩と非イオン性界面活性剤、例えば、P3-almeco(登録商標)seal 1(Henkel)などを使用することができる。封孔処理の時間は、陽極酸化層の厚さに依存し、例えば、酸化層の厚さ1μmあたり0.5分~2.5分、好ましくは0.7分~1.2分であり、総時間は5分~100分、好ましくは10分~30分で行われる。
この封孔処理により、陽極酸化合金製の部品の耐食性が向上する。
この部品は、陽極酸化処理および染色を阻害する可能性のある不純物および元素を含有することがあるので、本実施形態では、陽極酸化処理前の部材に脱脂および/または酸洗いを施す。これらの工程は、後の陽極酸化処理および/または染色を阻害または変更し得るグリース、酸化物、および他の成分を、表面から除去するのに有用である。
図1は、以下の工程を含む、アルミニウム合金製の部品を処理するための方法10の実施形態を示す。
-脱脂および/または酸洗い工程11;
-パルス電流による陽極酸化工程12;
-中和工程13;
-洗浄工程14;
-電解着色および/または化学染色工程15;および
-封止工程16。
本発明の好ましい実施形態では、追加の洗浄工程14は、図1に示されるステップ11、ステップ12、ステップ13、ステップ15、および/またはステップ16の間に行われる。
図2の実施形態で例示される本発明の第2の態様は、その表面に酸化アルミニウム層23を有し、該酸化アルミニウム層23は、好ましくは本発明の方法によって得られる、25nm~500nmのサイズの細孔24を有する、陽極酸化アルミニウム合金製の部品20に関する。
好ましい実施形態では、アルミニウム合金の部品21は、好ましくはケイ素、銅、および/またはマグネシウムなどの合金元素の含有量が高いアルミニウム合金であり、その表面22に1μm~500μmの大きさの孔を有し、表面22上に、好ましくは同様に、25nm~500nmのサイズの細孔24をその表面に有する酸化アルミニウム層23を含んで構成する。
好ましい実施形態では、酸化アルミニウム層23の細孔24の間隔の距離28は、20nm~700nmである。
好ましい実施形態では、酸化アルミニウム層23は、5μm~100μm、好ましくは10μm~30μmの厚さを有し、細孔24の深さ27と酸化アルミニウム層23の基部29との合計は、酸化アルミニウム層23の厚さと一致する。
好ましい実施形態では、陽極酸化された表面22は、電解着色および/または化学染色される。
この陽極酸化アルミニウム合金製の部品は、ホイールリムのような美的仕上げを必要とする自動車分野のあらゆる部品となり得る。好適な実施形態では、上記合金製の部品は、鋳造により得られたアルミニウム合金製のホイールリムである。
本発明の特徴および効果を明確にする例示的な実施例を以下に説明する。しかしながら、それは特許請求の範囲に定義されているように、本発明の目的を限定するものとして解釈されるべきではない。
実施例1:本発明の方法により処理されたアルミニウム合金製の部品と従来技術の方法により処理された部品に存在する着色不良の比較。
部品1:グループA356のアルミニウム合金製の部品の面積0.3dmの表面に、以下の処理を施した。
-槽の温度を60℃、処理時間を5分とし、GardoClean(登録商標) S 5201によるアルカリ脱脂を行った。
-槽の温度を25℃、処理時間を2分とし、GardoClean(登録商標) S 5240による酸洗いを行った。
-槽の温度を20℃、定電圧を13V、処理時間を30分とし、2.2M硫酸でパルス電流陽極酸化処理を行った。
-槽の温度を60℃、処理時間を13分とし、0.5g/Lの濃度、pH値5.40のSanodure(登録商標) Bronze 2LW染料により化学染色を行った。
GardoClean(登録商標) S 5201は、弱アルカリ性で、ケイ酸塩およびホウ酸塩を含まない液体脱脂剤である。GardoClean(登録商標) S 5201は、主に鋼や亜鉛メッキ鋼の脱脂に使用されるが、アルミニウム表面の脱脂にも適している。
GardoClean(登録商標) S 5240/2は、アルミニウム、マグネシウム材料に適した液体酸洗い剤である。主に、対応する洗浄工程でアルカリ脱脂後の化成処理前に使用される。GardoClean(登録商標) S 5240/2は、脱脂性があり、油分、グリース、冷却剤、削りカス、摩耗金属などの固形残留物の除去に適している。
Sanodure(登録商標) Bronze 2LWは、アニオン性のクロム錯体である水溶性のアゾ染料であり、吸着による陽極酸化アルミニウムの染色に用いられる。
結果:眼から80cmの距離で処理した領域における目視可能な着色不良の数:1dmあたり130個。
部品2:グループA356のアルミニウム合金製の部品の面積0.3dmの表面に、以下の処理を施した。
-槽の温度を60℃、処理時間を5分とし、GardoClean(登録商標) S 5201によるアルカリ脱脂を行った。
-槽の温度を25℃、処理時間を2分とし、GardoClean(登録商標) S 5240による酸洗いを行った。
-槽の温度を20℃、定電圧を13V、処理時間を30分とし、2.2M硫酸でパルス電流陽極酸化処理を行った。
-槽の温度を室温、処理時間を3分とし、pH11のアンモニアで中和処理を行った。
-槽の温度を60℃、処理時間を13分とし、0.5g/Lの濃度、pH値5.40のSanodure(登録商標) Bronze 2LW染料により化学染色を行った。
結果:眼から80cmの距離で処理した領域における目視可能な着色不良の数:1dmあたり25個。
部品3:グループA356のアルミニウム合金製の部品の面積0.3dmの表面に、以下の処理を施した。
-槽の温度を60℃、処理時間を5分とし、GardoClean(登録商標) S 5201によるアルカリ脱脂を行った。
-槽の温度を25℃、処理時間を2分とし、GardoClean(登録商標) S 5240による酸洗いを行った。
-槽の温度を20℃、パルス数を15、各パルスの電圧を13V、処理時間を2分、パルス間隔を1分間隔とし、2.2M硫酸でパルス電流陽極酸化処理を行った。
-槽の温度を室温、処理時間を3分とし、pH11のアンモニアで中和処理を行った。
-槽の温度を60℃、処理時間を13分とし、0.5g/Lの濃度、pH値5.40のSanodure(登録商標) Bronze 2LW染料により化学染色を行った。
結果:眼から80cmの距離で処理した領域における目視可能な着色不良の数:1dmあたり5個。
部品4:グループA356のアルミニウム合金製の部品の面積0.3dmの表面に、以下の処理を施した。
-槽の温度を60℃、処理時間を5分とし、GardoClean(登録商標) S 5201によるアルカリ脱脂を行った。
-槽の温度を25℃、処理時間を2分とし、GardoClean(登録商標) S 5240による酸洗いを行った。
-槽の温度を25℃、パルス数を15、各パルスの電圧を13V、処理時間を2分、パルス間隔を1分間隔とし、2.2M硫酸でパルス電流陽極酸化処理を行った。
-槽の温度を室温、処理時間を3分とし、pH11のアンモニアで中和処理を行った。
-槽の温度を60℃、処理時間を13分とし、0.5g/Lの濃度、pH値5.40のSanodure(登録商標) Bronze 2LW染料により化学染色を行った。
結果:眼から80cmの距離で処理した領域における目視可能な着色不良の数:1dmあたり0個。
部品5:グループA356のアルミニウム合金製の部品の面積0.3dmの表面に、以下の処理を施した。
-槽の温度を60℃、処理時間を5分とし、GardoClean(登録商標) S 5201によるアルカリ脱脂を行った。
-槽の温度を25℃、処理時間を2分とし、GardoClean(登録商標) S 5240による酸洗いを行った。
-槽の温度を25℃、パルス数を15、各パルスの電圧を13V、処理時間を2分、パルス間隔を1分間隔とし、2.2M硫酸でパルス電流陽極酸化処理を行った。
-槽の温度を室温、処理時間を3分とし、pH11のアンモニアで中和処理を行った。
-槽の温度を19℃、10Vの直流電流を15秒間流した後、16Vの交流電流を15秒間流し、硫酸スズを溶解した硫酸溶液中で電解着色を行った。
-槽の温度を60℃、処理時間を2分とし、0.5g/Lの濃度、pH値5.40のSanodure(登録商標) Bronze 2LW染料により化学染色を行った。
結果:眼から80cmの距離で処理した領域における目視可能な着色不良の数:1dmあたり0個。
以下の表は、各部品において検出された1dmあたりの着色不良の数をまとめたものである。
Figure 0003237706000002
考案は、ホイールリムに関するものである。
自動車分野では、特にアルミニウム合金製の部品がホイールリムなどの構造要素の製造に使用され、製造した部品は塗料やラッカーを塗布して染色される。
このようなアルミニウム合金製の部品の多くは、ケイ素、銅、マグネシウムなどの他の合金元素と共にアルミニウム鋳造法で得られ、特徴として鋳造工程中に生成される金属間化合物や微細な孔の含有量が高いため、染色を行うと着色不良が起こり、多くの場合、自動車分野では許容されない人の目に見える白色または変色した斑点などが発生する。
染色前に、金属製部品の表面に直流陽極酸化処理を施すことは、先行技術として知られている。直流陽極酸化処理は、これら部品の表面に酸化アルミニウム層を生成する。この層は、電気化学的方法により達成され、アルミニウムの強度と耐久性を高める。しかしながら、この処理は、染色後の着色不良が発生してしまう。
考案の目的は、実用新案登録請求の範囲で定義されるような酸化アルミニウム層を有 する陽極酸化アルミニウム合金製のホイールリムを提供することである。
考案のホイールリムの酸化アルミニウム層は、25nm~500nmのサイズの細孔 を有する。細孔のサイズが上記範囲にあることにより、被処理部に染色処理を施した際に 、着色不良の発生を防止できる。
本考案によれば、被処理部に染色処理を施した際に、着色不良の発生を防ぐことができ る陽極酸化アルミニウム合金製のホイールリムを提供することができる。
本考案の一実施形態に係るホイールリムの詳細を示す断面図である。
図1は、縮尺通りに描かれていない陽極酸化アルミニウム合金で作られたホイールリム 20を示している。アルミニウム合金製の部品21は、好ましくはケイ素、銅、および/ またはマグネシウムのような合金元素の含有量が高く、その表面22に、1μm~500 μmのサイズの孔を有し、その表面22上に、部品21をパルス電流により陽極酸化して 得られた酸化アルミニウム層23が形成され、その酸化アルミニウム層23は、その外面 に25nm~500nmのサイズの細孔24を有する。酸化アルミニウム層23は、ハニ カム形状の六角形のセル構造を有する。各セルの細孔24は、略円筒形の形状をなしてい る。
本考案において、孔のサイズとは、孔の幅を指し、距離25はアルミニウムからなる部 品21の孔の幅に対応し、距離26は酸化アルミニウム層23の細孔24の幅に対応する
本考案者等は、本考案の酸化アルミニウム層23の細孔24のサイズの範囲が、細孔2 4内に染料を適切に取り込んで存続させることを観察した。
細孔24は、サイズが小さいと、細孔24内に染料を適切に取り込めず、サイズが大き いと、例えばホイールリムの場合には、天候や摩擦などの悪条件に曝されて色が剥げ易く 、色の持続性に影響を及ぼすことになる。
本考案は、2000系から8000系までの任意のアルミニウム合金系の部品に適用す ることができる。これら合金系は、その組成中の主な合金元素に応じたアルミニウム合金 の分類を意味する。
好ましい実施形態では、本考案は、熱処理中に金属間化合物を発生させる主合金元素と してケイ素およびマグネシウムを有することを特徴とする6000系のアルミニウム合金 の部品に適用することができる。さらに、鋳造工程固有の特徴を考慮すると、これらの合 金部品は、通常、1μm~500μmのサイズの孔を有することを特徴とする。
本考案のホイールリムは、図1に部分的に示す実施形態で説明すると、陽極酸化アルミ ニウム合金製のホイールリム20であって、その表面に酸化アルミニウム層23を有し、 該酸化アルミニウム層23は、25nm~500nmのサイズの細孔24を有する。
好ましい実施形態では、ホイールリム20は、好ましくはケイ素、銅、および/または マグネシウムなどの合金元素の含有量が高いアルミニウム合金であり、その表面22に1 μm~500μmの大きさの孔を有し、表面22上に、好ましくは同様に、25nm~5 00nmのサイズの細孔24をその表面に有する酸化アルミニウム層23を含んで構成す る。
好ましい実施形態では、酸化アルミニウム層23の細孔24の間隔の距離28は、20 nm~700nmである。
好ましい実施形態では、酸化アルミニウム層23は、5μm~100μm、好ましくは 10μm~30μmの厚さを有し、細孔24の深さ27と酸化アルミニウム層23の基部 29との合計は、酸化アルミニウム層23の厚さと一致する。
好ましい実施形態では、細孔24は、本実施形態では2μm未満、好ましくは1μm未 満の厚さを有する酸化アルミニウム層23の基部29に配置されるような深さ27を有す る。この実施態様では、後の染色工程における染料をより良好に取り込むことができ、陽 極酸化された要素がマットな外観を呈することを防止できる。
好ましい実施形態では、陽極酸化された表面22は、電解着色および/または化学染色 される。
この陽極酸化アルミニウム合金製の部品は、ホイールリムのような美的仕上げを必要と する自動車分野のあらゆる部品となり得る。好適な実施形態では、上記合金製の部品は、 鋳造により得られたアルミニウム合金製のホイールリムである。
20 ホイールリム、
21 部品、
22 部品の表面、
23 酸化アルミニウム層、
24 細孔、
25 部品の孔の距離(幅)、
26 細孔の距離(幅)、
27 細孔の深さ、
28 隣接する細孔の間隔、
29 酸化アルミニウム層の基部。

Claims (22)

  1. アルミニウム合金製の部品(21)、特に鋳造によって製造され、表面(22)に500μm以下のサイズの孔を有するホイールリムの表面処理方法であって、電流パルスによって前記表面(22)の少なくとも一部を陽極酸化し、前記表面(22)に25nm~500nmのサイズの細孔(24)を有する酸化アルミニウム層(23)を形成する陽極酸化工程を含む、表面処理方法。
  2. 前記電流パルスによる前記陽極酸化工程において、印加される各パルスは、10V~20Vの電位および1分~5分の処理時間を含む、請求項1記載の表面処理方法。
  3. 前記陽極酸化工程において、印加するパルスを10パルス~20パルスの間、好ましくは15パルスとし、パルス印加の時間差を1秒~3分とする、請求項1または2に記載の表面処理方法。
  4. 前記陽極酸化工程は、1.3M~2.8Mのモル濃度を有する硫酸媒体中で行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  5. 前記陽極酸化工程は、15℃~30℃の温度で行われる、請求項1~4のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  6. 前記陽極酸化工程中に発生する前記酸化アルミニウム層(23)の細孔(24)間の距離(28)は、20nm~700nmである、請求項1~5のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  7. 陽極酸化処理中に形成される前記酸化アルミニウム層(23)の厚さは、5μm~100μmである、請求項1~6のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  8. 前記細孔(24)は、前記酸化アルミニウム層(23)の基部(29)上に配置されるような深さ(27)を有し、前記基部(29)の厚さは、2μm未満、好ましくは1μm未満である、請求項1~7のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  9. 前記陽極酸化工程の後に、前記陽極酸化された前記表面上に液体を塗布する中和工程を含み、前記液体は、pH値10~13を有する、請求項1~8のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  10. 前記中和工程の前記液体は、pH値11を有するアンモニア溶液である、請求項9記載の表面処理方法。
  11. 前記中和工程の前記液体が1分~5分間塗布される、請求項9または10に記載の表面処理方法。
  12. 前記中和工程の後に洗浄工程を含み、前記中和された前記表面上に水性液体が塗布され、前記液体は中性のpH値を有する、請求項9~11のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  13. 前記洗浄工程の後、以下の工程を含む、請求項12記載の表面処理方法。
    -洗浄された部分を染色するための電解着色工程および/または化学染色工程、および
    -色封止工程
  14. 前記電解着色工程において、金属塩と硫酸とからなる槽内に前記部品を導入し、前記部品に7V~25Vの電流を20秒~30分間印加する、請求項13記載の表面処理方法。
  15. 前記色封止工程は、金属塩および/または温水浴である、請求項13または14に記載の表面処理方法。
  16. 前記部品は、前記陽極酸化工程の前に脱脂および/または酸洗い工程が施される、請求項1~15のいずれか1項に記載の表面処理方法。
  17. 酸化アルミニウム層(23)を有する陽極酸化アルミニウム合金部品であって、
    前記酸化アルミニウム層(23)は、表面に25nm~500nmのサイズの細孔(24)を有する、陽極酸化アルミニウム合金部品。
  18. 前記部品は、アルミニウム合金製であり、前記表面(22)上に1μm~500μmのサイズの細孔(24)を有し、前記表面(22)上に前記酸化アルミニウム層(23)を有する、請求項17に記載の陽極酸化アルミニウム合金部品。
  19. 前記酸化アルミニウム層(23)の前記細孔(24)の間の距離(28)は、20nm~700nmである、請求項17または18に記載の陽極酸化アルミニウム合金部品。
  20. 前記酸化アルミニウム層(23)の厚さは、5μm~100μmである、請求項17~19のいずれか1項に記載の陽極酸化アルミニウム合金部品。
  21. 前記細孔(24)は、前記酸化アルミニウム層(23)の基部(29)に配置されるような深さ(27)を有し、
    前記基部(29)の厚さは、2μm未満、好ましくは1μm未満である、請求項18~20のいずれか1項に記載の陽極酸化アルミニウム合金部品。
  22. 前記部品は、ホイールリムである、請求項17~21のいずれか1項に記載の陽極酸化アルミニウム合金部品。
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