JP3237504B2 - 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置 - Google Patents

容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置

Info

Publication number
JP3237504B2
JP3237504B2 JP03140196A JP3140196A JP3237504B2 JP 3237504 B2 JP3237504 B2 JP 3237504B2 JP 03140196 A JP03140196 A JP 03140196A JP 3140196 A JP3140196 A JP 3140196A JP 3237504 B2 JP3237504 B2 JP 3237504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
container
holder main
holder
holding mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03140196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08261899A (ja
Inventor
孝 曽根
栄一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujirebio Inc
Original Assignee
Fujirebio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujirebio Inc filed Critical Fujirebio Inc
Priority to JP03140196A priority Critical patent/JP3237504B2/ja
Publication of JPH08261899A publication Critical patent/JPH08261899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3237504B2 publication Critical patent/JP3237504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば免疫測
定、細胞培養あるいは化学反応などの処理において、容
器内の液体を自動的に攪拌するに際し、容器を安定的に
保持することによって円滑な攪拌を行うための容器の保
持機構と、該保持機構を用いた容器の攪拌装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】かゝる容器内の液体を攪拌する操作の一
つに、たとえば、酵素免疫測定法(以下「EIA法」と
いう)がある。このEIA法は、測定対象物に応じた抗
原又は抗体を固相に結合させた試薬を用い、これに検体
中の測定対象物を接触させたのち、標識化合物である酵
素で標識された測定対象物に特異的に反応する抗原また
は抗体を反応させて固定化(バインド)し、洗浄を繰り
返して未反応の酵素標識抗原又は抗体(フリー)を完全
に除去(バインド/フリー分離;以下「B/F分離」と
いう)し、その後、検体の測定対象物と結合した標識物
の酵素の活性を測定するものである。
【0003】しかして、検体中の測定対象物を定量的に
測定するための装置として、たとえば、特開平5−40
122号や米国特許第515895号の自動酵素免疫測
定装置(以下「免疫測定装置」という)が出願人によっ
て提案されている。これら免疫測定装置においては、反
応容器として酵素標識物や感作固相(抗原または抗体の
結合した固相)を密封して使用することのできる上部に
少なくとも2つの開口を有し、各開口に対応する下方が
筒状であるカートリッジ型の容器が使用されている。
【0004】前記免疫測定装置は、たとえば、カートリ
ッジ型の容器のウエルの一つに他の標識抗体溶液を入れ
たウエルから分取した溶液と検体とを加えて混合し、こ
の混合液の一部をさらにもう一つの抗体結合固相の入っ
たウエルに加え攪拌し、反応させたのちにB/F分離後
基質を加えてさらに反応を行い、固相に結合した標識物
の量を測定するため、溶液の入ったウエルを攪拌する装
置を有している。
【0005】かゝるウエルの攪拌装置の一つとして、特
開平5−40122号公報においては、図13に示すよ
うに先端部にU字型部材102を設けた所定の長さのバ
ー101の基端部をモータ100の軸に対してわずかに
偏心して結合させて攪拌装置とし、このU字型部材10
2内にカートリッジの一つのウエルの下端部を係合せし
め、モータ100の回転によってバー101を振動さ
せ、ウエル内の反応溶液の攪拌を行うことが開示されて
いる。
【0006】また、米国特許第515895号において
は、第8図において前記と同じ攪拌装置が開示されると
共に、第12図において他の攪拌装置(図6参照)が開
示されている。この攪拌装置は、カートリッジ4cを搬
送するエンドレスベルト71の上方に配置されるフレー
ム668からなるカートリッジ保持機構と、所定の間隔
を存して並行に配置された一対のエンドレスベルト71
に載置されるカートリッジ4cの下方に配置される駆動
機構から構成されている。
【0007】カートリッジ保持機構を構成するフレーム
668は、左右の支柱にそれぞれ上下方向に長孔666
を形成した門型で、この長孔666にそれぞれカートリ
ッジ4cの上面と係合する円錐状のピンからなるカート
リッジガイド660を所定の間隔を存して配設したホル
ダー662のガイドピン664を挿通させると共に、前
記左右の支柱を連結する連結アームに円錐状の押圧片を
先端部に設けた軸ピン670を上下動自在に取り付け、
この軸ピン670をスプリング674によって常時下方
に付勢して前記押圧片をホルダー662に形成した孔6
72に当接させてホルダー662が水平で、かつガイド
ピン664が常に長孔666の下部に位置させるように
構成されている。
【0008】一方、駆動機構は、カム652の作動によ
って上下動する縦型のモータ650の駆動軸の先端部に
カートリッジ4cの一つのウエルの下端部と当接するウ
エルレシーバ656が軸受け658を介して偏心して取
り付けられている。
【0009】したがって、カム652が作動し、モータ
650が上方に持ち上げられると、ウエルレシーバ65
6がカートリッジ4cの一つのウエルの下端部と当接す
るとと同時に、カートリッジ4cが上方に押し上げら
れ、カートリッジガイド660がカートリッジ4cに形
成された切れ目(孔)と一致し、カートリッジ4cがウ
エルレシーバ656とホルダー662によって保持され
る。かゝる状態においてモータ650を駆動させると、
モータの偏心回転によってウエルの内容物が攪拌され
る。このような攪拌装置は、エンドレスベルト71の上
方に少なくとも2以上設置されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記免疫測定装置にお
ける攪拌装置のうち、特開平5−40122号に開示さ
れている攪拌装置は、所定の長さを有するバーの先端部
にカートリッジのウエル下端部と係合するU字型部材を
設け、基端部をモータの駆動軸に連結し、モータの回転
によってバーを振動させることによってウエル内の溶液
を攪拌するよう構成されているので、構成はきわめて簡
単であるという利点を有する反面、ウエルの振動が大き
く、内部に収容されている溶液がウエル開口部から飛び
出す液はね現象が生じ易く、かつ攪拌が均一に行われな
いという問題を有している。
【0011】一方、米国特許第515895号に開示さ
れた第12図の攪拌装置は、ウエルの下端部がモータの
回転軸に偏心させて取り付けたウエルレシーバと密着す
るため、ウエル内の溶液の攪拌が前記装置に比してより
確実にできるという利点を有している。しかしながら、
モータの回転に際してカートリッジ本体をスプリングの
付勢力によって上方から保持するホルダーは、フレーム
を構成する左右の支柱に縦方向に形成された長孔にピン
を介して係合保持されているため、モータの回転によっ
てホルダーが長孔に沿って上下動し易く、長孔に対する
ピンの係合が遊嵌状態であるため前後方向にも過剰な動
きが生じ、カートリッジに対する保持力が弱くなって攪
拌が良好に行われないという問題を有している。また、
ホルダーがガイドピンを支点としてきわめて回転し易い
状態となっていると共に、ホルダーは軸ピンの先端部と
の係合によって水平状態を保持するように構成されてい
るが、その係合は軸ピンの先端部に設けられた円錐状の
押圧片の一部がホルダーに形成された孔にわずかに嵌入
するといった程度のものであるので、モータの回転によ
ってホルダー自体が簡単に回動し、カートリッジを上方
から固定する作用が弱くなる。
【0012】特に、この方式のホルダーは、ウエルの攪
拌に際して攪拌の中心点がホルダーの一方側に偏倚して
いるため、中心点から離れたホルダーの他方側は回転に
よる左右方向の揺れが非常に大きいため、回転による軌
跡が一定せず、効率的な攪拌を期待することができな
い。さらに、攪拌時に液面が上昇し易く、液はね現象に
よって装置内部を汚染すると共に、はねだした液が他の
ウエルに混入することによって間違った測定結果を与え
るおそれもあった。また、ホルダーが軸ピンによっての
み支持さているので、ホルダーがきわめて簡単に一方側
に傾き易く、しかも水平状態を失ったホルダーは、スプ
リングの付勢力によって逆に水平でない状態(たとえ
ば、傾斜状態)に保持されるため、攪拌動作が停止した
り、回転状態が不安定になるなどの原因となると共に、
攪拌工程が終了して新しいカートリッジの受入れに際し
て正しくカートリッジを保持することができなくなるな
ど攪拌工程に与える影響がきわめて大きいという問題が
ある。
【0013】この発明はかゝる現状に鑑み、上部に開口
部を有する容器の底部を振盪機構によって振り動かして
容器内の液体を攪拌するに際し、容器を上方から確実に
保持し、円滑な攪拌動作をさせ、しかも液はねなどの生
ずることのない容器の保持機構を提供せんとするもので
ある。また、この発明の他の目的は、前記容器の保持機
構を用いた容器の攪拌装置を提供せんとするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の容器の保持機構は、上部に開口部を有す
る容器の底部を振盪機構によって振り動かして容器内の
液体を攪拌するに際し、前記容器の上方に容器の開口部
に対して水平方向に配置され、かつ容器の上端部と係合
する係合部を下面に有するホルダー主体と、該ホルダー
主体の左右の端部を支持する支持部材とを配設し、該ホ
ルダー主体を前記支持部材側に常時付勢すると同時に攪
拌時に生ずるホルダー主体の上下動を制御する付勢部材
と、攪拌時に生ずるホルダー主体の水平方向の振れを制
御するガイド部材とから構成されることを特徴とするも
のである。
【0015】より具体的には、この発明の容器の保持機
構は、上部に開口部を有する容器の底部を振盪機構によ
って振り動かして容器内の液体を攪拌するに際し、装置
本体上に所定の間隔を存して設けられた支持体の上方の
対向する部位に一対の支持部材を設け、該支持部材間に
下面に容器との係合部を設けた板状のホルダー主体を架
設し、このホルダー主体の上下動を前記支持体の上端部
を相互に連結するアーム部材とホルダー主体との間に介
装される付勢部材によって制御すると共に、水平方向の
振れをホルダー主体に係合させて設けた肉薄で板状の弾
性体からなるガイド部材によって制御するよう構成した
ことを特徴とするものである。
【0016】また、この発明の保持機構を用いた容器の
攪拌装置は、装置本体上にモータおよびモータの駆動軸
に直接又は間接的に連結され、かつ容器の底部を載置す
ることのできるウエルレシーバとからなる振盪機構と、
該振盪機構のウエルレシーバを挟んで一対の支持体を所
定の間隔を存して設け、前記支持体の上方の対向する部
位に一対の支持部材を設けると共に、該支持部材間に下
面に容器との係合部を設けたホルダー主体を水平状態に
架設し、このホルダー主体の上下動を前記支持体の上端
部を相互に連結するアーム部材とホルダー主体との間に
介装される付勢部材によって制御し、水平方向の振れを
ホルダー主体に係合させて設けた肉薄で板状の弾性体か
らなるガイド部材によって制御するよう構成したことを
特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明において使用する容器
は、上部に1又は2以上の開口部を有するものであっ
て、開口部が1つの容器としては、酵素免疫測定、放射
免疫測定、間接凝集免疫測定などの免疫測定用の容器、
細胞培養(浮遊培養)のための容器、ナス型フラスコや
試験管などの化学反応用の反応容器を挙げることができ
る。
【0018】また、2つ以上の開口部を有する容器とし
ては、上記と同様の酵素免疫測定、放射免疫測定、間接
凝集免疫測定などの免疫測定用として使用される上部に
開口部を有する2個又は3個以上のウエルを列状に一体
的に結合したカートリッジ型の容器や細胞培養(浮遊培
養)のための容器などである。
【0019】前記2以上の開口部を有する容器の具体例
としては、たとえば、特開平4−218775号に示さ
れるように上部に少なくとも2つ以上の開口部を有し、
下方に筒状のウエルを具備したものを挙げることができ
るが、この開口部は3つまたは4つあってもよく、各開
口部に対応する筒状のウエル内には、抗体または抗原と
結合した粒子と、測定項目に対応した標識抗体を供え、
ウエルですべての反応を完結させることができるよう構
成されたもので、ウエルのうち少なくとも一つは他のウ
エルよりも長いカートリッジが好ましく使用される。
【0020】この発明における振盪機構は、上端部が保
持機構によって保持された容器の底部を振り動かして容
器内の溶液を攪拌することのできる装置を意味し、具体
的には、装置本体にカムの駆動によって上下動自在に配
置される縦型のモータと、このモータの駆動軸に直接的
に、もしくは軸受などを介して間接的に連結され、かつ
容器の底部を載置することのできるウエルレシーバとか
ら構成される。しかして、カムが作動してモータが上方
に持ち上げられたとき、ウエルレシーバが容器の底部と
係合し、モータを回転させることによってウエル内の溶
液を攪拌するものである。
【0021】ホルダー主体は矩形の板状体からなるもの
で、容器の開口部と対応するよう水平状態に配置され、
その下面には容器の上端部と係合する係合部が設けられ
ていると共に、所要の部位には、上下に貫通する孔が形
成され、この孔に底部を閉塞した合成樹脂製のブシュが
固定され軸受を構成している。しかして、ホルダー主体
の下面に設けられる係合部の具体例としては、容器の両
端部の上端面に形成された係合孔と係合するよう所要の
間隔を存して配置される一対の半球状の突起、あるいは
容器の開口部内に挿入可能な突条体、さらには容器の上
端部を外側から抱持することのできるよう内部に係合凹
部を有する突条体などを挙げることができる。
【0022】このホルダー主体は、装置本体上に所要の
間隔を存して設けられる一対の柱状体又は板状体からな
る支持体の上方の対向する面にそれぞれ設けた支持部材
にその端部を係合させて架設することによって容器の開
口部に対して水平状態となるよう保持されるものであ
る。なお、前記支持部材は、ホルダー主体を容器の開口
部に対して水平状態に保持すると共に、後述の付勢部材
によって付勢された場合、ホルダー主体の下方への移動
を規制している。また、装置本体上に所要の間隔を存し
て配置される一対の支持体は、その上端部をアーム部材
に連結することによってフレームを構成し、前記アーム
部材はホルダー主体の上方に位置するものである。
【0023】前記ホルダー主体を常時支持部材側、すな
わち下方に付勢するための付勢部材は、所要の長さを有
し、一端部にフランジを介して半球状の係合体を一体的
に設けた軸部材と、該軸部材の外周部に設けられるスプ
リングなどからなる弾性体で構成されるものである。し
かして、この付勢部材を構成する軸部材の一端部に設け
た係合体を前記ホルダー主体に設けたブシュ内に係合保
持させると共に、その他端部をホルダー主体の上方に配
置されるアーム部材に上下方向に移動自在に設け、この
アーム部材と軸部材に設けたフランジの間にスプリング
からなる弾性体を設けることによって常時ホルダー主体
を下方に付勢し、ホルダー主体の上下動を一定の範囲内
で制御するものである。
【0024】この付勢部材は、前記のようにホルダー主
体を支持部材側に常時付勢すると共に、軸部材の一端部
がホルダー主体の上方に配置されたアーム部材に上下動
自在に設けられているため、ホルダー主体が下方から押
し上げられたときは弾性体の付勢力に抗して上方に持ち
上げることができ、弾性体の付勢力を適宜選択すること
によって使用せんとする容器の長さに対してある程度の
範囲で対応することができる。
【0025】前記ガイド部材は、肉薄で板状の弾性体か
らなるものであって、具体的には板ばねを挙げることが
できる。このガイド部材は、容器の攪拌に際してホルダ
ー主体が水平方向に振れることを規制するものであっ
て、規制手段の一つは、ガイド部材の一端部を前記ホル
ダー主体の上面に固定すると共に、その他端部を前記ホ
ルダー主体の上方に設けられるアーム部材に上下動自在
に係合保持させることによって達成することができる。
他の手段は、前記ガイド部材の一対を前記ホルダー主体
を支持するいずれか一方の支持部材側に、ホルダー主体
を挟持するように設けることによって達成することがで
きる。
【0026】
【作用】この発明の容器の保持機構は、振盪機構によっ
て容器底部を振盪して容器内の溶液を攪拌するに際し、
ホルダー主体に付勢部材を設けることによって容器を上
方から確実に押圧保持して容器を確実に係合保持しなが
ら攪拌を行うことができると共に、攪拌によるホルダー
主体の上下動を制御することができ、また、攪拌によっ
て生ずるホルダー主体の水平方向の振れをガイド部材に
よって制御しているので、液はね現象などが生じない理
想的な攪拌回転ができる。
【0027】また、この発明の前記保持機構を用いた攪
拌装置は、容器内の攪拌に際して容器を振盪機構とホル
ダー主体によって確実に係合保持し、かつ攪拌によって
生ずるホルダー主体の上下方向の振れと水平方向の振れ
確実に制御し、円滑な攪拌操作を実施することができ
る。
【0028】
【実施例】以下、この発明の容器の保持機構とこれによ
る攪拌装置の一実施例を添付の図面に基づいて詳細に説
明する。図1ないし図4は、この発明の容器の保持機構
を免疫測定用の測定装置本体に適用した場合の実施例を
示すものである。図1に示す容器の保持機構1は、装置
本体上に所定の間隔を存して配設される左右の柱状の支
持体2,3の上端部をアーム部材4で一体的に連結した
門型のフレーム5と、このフレーム5を構成する左右の
柱状の支持体2,3の上部の対向する内側面に突設され
た支持部材6,7間に架設され、容器25の上端部を係
合保持する板状のホルダー主体8と、このホルダー主体
8の上下動を制御する付勢部材15と、ホルダー主体8
の水平方向の振れを制御するガイド部材20とから構成
されている。
【0029】また、この実施例に使用する容器25は、
上部に3つの開口部を有し、下方に筒状のウエルa,
b,cを具備したものである。しかして、一方端のウエ
ルaは他のウエルb,cよりも長く下方に延びたもの
で、抗原又は抗体結合固相を入れ反応、B/F分離およ
び検出を行い、ウエルbは血清または希釈液を入れ、反
応または希釈を行い、ウエルcはEIA法では酵素標識
した抗体を、RIA法(放射免疫測定法)においては放
射性同位元素を標識した抗体を入れるために使用され
る。
【0030】前記ホルダー主体8は、その端部をそれぞ
れ前記支持部材6,7の上面に係止させることによって
容器25の開口部に対して水平に架設するもので、その
下面には、容器25の上面部の両端に形成した係合部2
5a,25bと係合する半球状の突起9,10を有する
係合部材11,12が所定の間隔を存して配設されてい
ると共に、ホルダー主体8の一方側には上下に貫通する
孔13が設けられ、この孔13内に底部を閉塞した合成
樹脂製のブシュ14を固定することによって軸受を構成
している。
【0031】前記の付勢部材は所要の長さを有する軸部
材15と、この軸部材15の外周部に設けられるスプリ
ングなどからなる弾性体10とで構成されるもので、一
方の軸部材15は、先端部にフランジ16を介して半球
状の係合体17を一体的に設けたもので、その基端部は
前記ホルダー主体8の上方に位置するフレーム5のアー
ム部材4に設けられた孔に嵌挿したブシュ18を貫通さ
せてアーム部材4に上下動自在に保持し、前記係合体1
7をブシュ14内に係合保持させると共に、アーム部材
4とホルダー主体8のフランジ16間の軸部材15に弾
性体19を介装してホルダー主体8が常時フレーム5に
突設した前記支持部材6,7と接する状態に保持してい
る。
【0032】ガイド部材20は肉薄の板ばねからなるも
ので、その基端部を前記軸部材15と所要の間隔を存す
る他方側のホルダー主体8の上面に長手方向に沿って固
定すると共に、その先端部をアーム部材4の長手方向に
沿って形成したスリット21に貫通保持したものであ
る。
【0033】なお、図中22はアーム部材4の長手方向
に沿って形成した上下方向に貫通する長孔、23は該長
孔22の上面部に覆う板部材で、この板部材23に形成
されたスリット21にガイド板20の先端部が貫通保持
されている。24はホルダー主体8の上面に固定された
ブロック部材で、このブロック部材24の側面部にガイ
ド部材20の基端部を板ばね押えとねじによって取付け
ることによってガイド部材20をホルダー主体8上面に
固定している。また、32はカム31と係合する駆動軸
で、この駆動軸32の先端部に付設された昇降ベース3
3に縦型のモータ28が一体的に取付けられている。
【0034】かゝる構成の容器の保持機構1は、図3な
いし図4に示すように容器25を一端側から他端側に搬
送するため所定の間隔を存して並列に設けられた一対の
エンドレスベルト26,27の外側にフレーム5の支持
体2,3を取付けることによって装置本体に固定され
る。
【0035】前記エンドレスベルト26,27間の下方
には、駆動軸に軸受29を介してわずかに偏心させてウ
エルレシーバ30を設けた縦型のモータ28がカム31
の作動によって上下動するよう配置されている。なお、
このモータ28のウエルレシーバ30は、図示のとおり
ホルダー主体8のブシュ14と対向するよう配置される
ものである。
【0036】このような容器の保持機構1を使用して容
器25のウエル内の溶液を攪拌するには、エンドレスベ
ルト26,27によってウエルa,b,c内に溶液の入
った容器25をフレーム5の下方に移動させる。このと
き、容器25の長いウエルaの底部は縦型のモータ28
に連結されたウエルレシーバ30と上下方向において対
応する状態となっているが、図3に示されるようにホル
ダー主体8の係合部材11,12は容器25とはなんら
接触していない。
【0037】この状態においてカム31を作動させる
と、カム31が偏心回転してモータ28を上方に押し上
げ、ウエルレシーバ30がウエルaの下端部と係合し、
容器25全体を上方に押し上げる。その結果、容器25
の上面両端部に形成された係合部25a,25b内にホ
ルダー主体8の底面に突設された係合部材11,12の
各突起9,10が係合すると同時に、ホルダー主体8を
支持部材6,7に押圧している弾性体19の付勢力に抗
してホルダー主体8を上方に持ち上げる。その際、ホル
ダー主体8は軸部材15およびガイド部材20のガイド
によって真っ直ぐ上方に押し上げられるので、容器25
とホルダー主体8とは位置ずれなどすることがない。
【0038】カム31が作動してモータ28が最上方に
持ち上げられると、カム31はこの状態に保持されるた
め、容器25はモータ28のウエルレシーバ30とホル
ダー主体8との間に保持されている。(図4参照) すなわち、容器25の上部は係合部材11,12と係合
すると同時に、ホルダー主体8は軸部材15に介装した
弾性体19の付勢力によって下方に押圧されるため、容
器25には常に下方への押圧力が作用しているので、こ
の状態でモータ28を駆動すると、ウエルレシーバ30
と係合するウエルaは、ウエルレシーバ30の偏心回転
によって一定範囲において縦長の楕円形状の軌跡を描い
て回転してウエルa内の溶液が攪拌される。
【0039】その際、回転の中心となる一方側の軸部材
15より離れた他方側に板ばねからなるガイド部材20
が設けられているため、ガイド部材20が有する弾性と
の相乗効果によってホルダー主体8の他端側に生ずる水
平方向の揺れが大幅に抑えられ、回転の軌跡がより安定
化してウエルa内の溶液が十分に攪拌されると共に、ウ
エルbおよびc内の溶液の液面が容器開口部よりも低い
状態で攪拌され、液はね現象が一切生ずることがない。
【0040】所定時間の攪拌が終了するとモータ28が
停止し、カム31が作動してモータ28が下降すると、
ホルダー主体8は軸部材15に介装している弾性体19
の付勢力によって容器25を下方に押圧し、容器25の
端部がそれぞれエンドレスベルト26,27と係合し、
かつウエルaの下端部とウエルレシーバ30との係合も
解消され、元の状態(図3参照)に復帰し、ウエルaの
溶液に対するB/F分離など所定の処理が行われたの
ち、容器25はエンドレスベルト26と27によってつ
ぎの工程に搬送される。その際、ホルダー主体8は軸部
材15とガイド部材20とによって真っ直ぐに下降する
と共に、ガイド部材20によって横ズレなどが一切生じ
ないため、つぎの容器の保持が確実に行われる。
【0041】図5はこの発明の他の容器の保持機構の例
を示すもので、上部に一つの開口部を有する容器25内
の溶液を攪拌するのに最適なものであって、ホルダー主
体8の下面に設ける容器25との係合部材をホルダー主
体8の下端面から突出させたブシュ14によって構成し
ている点と、ガイド部材20が一対の弾性体で構成さ
れ、かつその取付位置が異なる点において前記実施例と
相違するが、他の構成は前記実施例と同一である。
【0042】すなわち、図5に示す実施例においては、
ガイド部材20は肉薄の一対の板ばねから構成されてい
るもので、各板ばねの基端部をその板面が垂直となるよ
うに一方の支持体2の前面及び後面にそれぞれねじ止め
してフレーム5内に突出せしめ、この一対の板ばね間に
前記ホルダー主体8の右端が介在するよう構成したもの
である。したがって、容器25はその底部がウエルレシ
ーバ30で、上端部がホルダー主体8によって係合保持
され、モータ28の回転によって容器25内の溶液を攪
拌しても、ホルダー主体8の上下動の振れは軸部材15
と弾性体19とからなる付勢部材によって、またホルダ
ー主体8の水平方向の振れは2枚の板ばねからなるガイ
ド部材20によってそれぞれ制御され、安定した軌跡に
よって容器25内の溶液を攪拌することができる。
【0043】この発明の容器の保持機構を用いた容器の
攪拌装置は、図1乃至図4で説明した第一の実施例にお
けるモータ28と、該モータ28の駆動軸に連結される
ウエルレシーバ30が振盪機構を構成し、フレーム5を
構成する一対の支持体2,3が振盪機構のウエルレシー
バを挟んで対峙する支持体に該当するので、その余の説
明はこれを省略する。
【0044】なお、上記の図1乃至図4に示す実施例に
おいては、上部に3つの開口部を有する容器25をホル
ダー主体8に係合せしめ、容器25の振盪に際して生ず
るホルダー主体8の水平方向の振れをホルダー主体8と
アーム部材4との間に設けたガイド部材20によって制
御し、図5に示す実施例においては上部に一つの開口部
を有する容器25をホルダー主体8に係合せしめ、容器
25の振盪に際して生ずるホルダー主体8の水平方向の
振れをホルダー主体8の一端部を挟持するようにして設
けた2枚の弾性体からなるガイド部材20によって制御
しているが、前者の保持機構に後者のガイド部材を、ま
た後者の保持機構に前者のガイド部材を適用して使用し
てもよいことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】この発明の容器の保持機構は、振盪機構
によって容器の底部を振り動かし容器内の溶液を攪拌す
るに際し、容器を上方から押圧保持するホルダー主体の
上下動を軸部材と該軸部材に外装する弾性体からなる付
勢部材によって制御し、水平方向の揺れをガイド部材に
よって制御するよう構成しているので、ホルダー主体を
正確に上下動させることができると共に、ホルダー主体
の横ズレや傾斜現象がなく、容器の攪拌に際して容器の
保持を確実に行うことができる。
【0046】また、この発明の容器の攪拌装置は、容器
内の溶液の攪拌に際して容器の上端部をホルダー主体に
よって確実に係合保持すると共に、攪拌によって生ずる
ホルダー主体の上下動と水平方向の振れを付勢部材とガ
イド部材とによって制御することのできる容器の保持機
構と容器の底部を振盪させる振盪機構によって構成して
いるので、ホルダー主体の横ズレや傾斜現象がなく、容
器内の溶液を確実に攪拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器の保持機構の一実施例を示す一
部切欠き正面図である。
【図2】図1に示す容器の保持機構の一部を切欠いた側
面図である。
【図3】図1の容器の保持機構を具備した免疫測定装置
の要部を示す一部切欠き正面図である。
【図4】図3においてカムが作動した状態を示す説明図
である。
【図5】この発明の容器の保持機構の他の実施例を示す
一部切欠き正面図である。
【図6】従来の免疫測定装置におけるカートリッジ保持
機構を示す一部切欠き正面図である。
【符号の説明】
1 容器の保持機構 2, 3 支持体 4 アーム部材 5 フレーム 6, 7 支持部材 8 ホルダー主体 9,10 突起 11,12 係合部材 15 軸部材 17 係合体 19 弾性体 20 ガイド部材 25 容器 26,27 エンドレスベルト 28 モータ 30 ウエルレシーバ 31 カム a,b,c ウエル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−40122(JP,A) 特開 平4−218775(JP,A) 実開 昭63−115431(JP,U) 実開 昭60−174866(JP,U) 実開 昭61−44553(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/00 - 1/36 G01N 35/02 JICSTファイル(JOIS)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を有する容器の底部を振盪
    機構によって振り動かして容器内の液体を攪拌するに際
    し、前記容器の上方に容器の開口部に対して水平方向に
    配置され、かつ容器の上端部と係合する係合部を下面に
    有するホルダー主体と、該ホルダー主体の左右の端部を
    支持する支持部材とを配設し、該ホルダー主体を前記支
    持部材側に常時付勢すると同時に攪拌時に生ずるホルダ
    ー主体の上下動を制御する付勢部材と、攪拌時に生ずる
    ホルダー主体の水平方向の振れを制御するガイド部材と
    から構成されることを特徴とする容器の保持機構。
  2. 【請求項2】 前記振盪機構は、装置本体に設けられる
    モータと、該モータの駆動軸に直接又は間接的に連結さ
    れ、かつ前記容器の底部を載置することのできるウエル
    レシーバとから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の容器の保持機構。
  3. 【請求項3】 前記容器は、上部に有する開口部が1又
    は2以上であることを特徴とする請求項1記載の容器の
    保持機構。
  4. 【請求項4】 前記ホルダー主体は、矩形状の板材から
    なるもので、該板材に上下に貫通する孔を有し、該孔内
    に前記付勢部材の一端部を係合保持するブシュが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の容器の保持機
    構。
  5. 【請求項5】 前記付勢部材は、一端部にフランジを介
    して半球状の係合体を設けた軸部材と、該軸部材の外周
    部に弾装される弾性体とから構成され、前記軸部材の半
    球状の係合体が前記ホルダー主体の上面と係合し、他端
    部がホルダー主体の上方に所要の間隔を存して設けられ
    るアーム部材に上下動自在に係合保持されることによっ
    て前記弾性体がホルダー主体を前記支持部材側に常時付
    勢するよう構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の容器の保持機構。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部材は、肉薄で板状の弾性体
    からなるものであって、一端部を前記ホルダー主体の上
    面に固定すると共に、その他端部を前記ホルダー主体の
    上方に設けられるアーム部材に上下動自在に係合保持さ
    せることによって攪拌時に生ずるホルダー主体の水平方
    向の振れを制御することを特徴とする請求項1記載の容
    器の保持機構。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部材は、一対の肉薄で板状か
    らなる弾性体を前記ホルダー主体を支持するいずれか一
    方の支持部材側に、ホルダー主体を挟持するように設け
    ることによって攪拌時に生ずるホルダー主体の水平方向
    の振れを制御することを特徴とする請求項1記載の容器
    の保持機構。
  8. 【請求項8】 上部に開口部を有する容器の底部を振盪
    機構によって振り動かして容器内の液体を攪拌するに際
    し、装置本体上に所定の間隔を存して設けられた支持体
    の上方の対向する部位に一対の支持部材を設け、該支持
    部材間に下面に容器との係合部を設けた板状のホルダー
    主体を架設し、このホルダー主体の上下動を前記支持体
    の上端部を相互に連結するアーム部材とホルダー主体と
    の間に弾装される付勢部材によって制御すると共に、水
    平方向の振れをホルダー主体に係合させて設けた肉薄で
    板状の弾性体からなるガイド部材によって制御するよう
    構成したことを特徴とする容器の保持機構。
  9. 【請求項9】 前記支持体は、柱状体又は板状体からな
    るもので、基端部が装置本体上に所定の間隔を存して固
    定され、その上端部をアーム部材によって相互に連結す
    ることによってフレームを構成することを特徴とする請
    求項8記載の容器の保持機構。
  10. 【請求項10】 前記ホルダー主体は、矩形状の板材の
    下面に容器の上端部と係合する係合部を設けると共に、
    ホルダー主体の一方側に設けた孔内に軸部材の一端部に
    フランジを介して設けた半球状の係合体を係合保持する
    と共に、他端部を前記支持体の上端部を相互に連結する
    アーム部材に上下動自在に保持し、ホルダー主体のフラ
    ンジとアーム部材間の軸部材に弾性体を設けてホルダー
    主体を常時ホルダー主体の支持部材側に付勢し、かつホ
    ルダー主体の他方側に基端部をホルダー主体の上面に固
    定した肉薄で板状の弾性体からなるガイド部材の先端部
    を前記アーム部材に上下動自在に保持したことを特徴と
    する請求項8記載の容器の保持機構。
  11. 【請求項11】 前記ホルダー主体は、矩形状の板材の
    下面に容器の上端部と係合する係合部を設けると共に、
    ホルダー主体に設けた孔内に軸部材の一端部にフランジ
    を介して設けた半球状の係合体を係合保持すると共に、
    他端部を前記支持体の上端部を相互に連結するアーム部
    材に上下動自在に保持し、ホルダー主体のフランジとア
    ーム部材間の軸部材に設けた弾性体によってホルダー主
    体を常時ホルダー主体の支持部材側に付勢し、かつホル
    ダー主体を支持する支持部材のいづれか一方側にホルダ
    ー主体を挟持するよう一対の板状の弾性体からなるガイ
    ド部材を設けたことを特徴とする請求項8記載の容器の
    保持機構。
  12. 【請求項12】 装置本体上にモータおよびモータの駆
    動軸に直接又は間接的に連結され、かつ容器の底部を載
    置することのできるウエルレシーバとからなる振盪機構
    と、該振盪機構のウエルレシーバを挟んで一対の支持体
    を所定の間隔を存して設け、前記支持体の上方の対向す
    る部位に一対の支持部材を設けると共に、該支持部材間
    に下面に容器との係合部を設けたホルダー主体を水平状
    態に架設し、このホルダー主体の上下動を前記支持体の
    上端部を相互に連結するアーム部材とホルダー主体との
    間に介装される付勢部材によって制御し、水平方向の振
    れをホルダー主体に係合させて設けた板状の弾性体から
    なるガイド部材によって制御するよう構成したことを特
    徴とする容器の攪拌装置。
JP03140196A 1995-01-25 1996-01-25 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置 Expired - Fee Related JP3237504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03140196A JP3237504B2 (ja) 1995-01-25 1996-01-25 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-28860 1995-01-25
JP2886095 1995-01-25
JP03140196A JP3237504B2 (ja) 1995-01-25 1996-01-25 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08261899A JPH08261899A (ja) 1996-10-11
JP3237504B2 true JP3237504B2 (ja) 2001-12-10

Family

ID=26367010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03140196A Expired - Fee Related JP3237504B2 (ja) 1995-01-25 1996-01-25 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3237504B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065885A (ja) * 2016-01-29 2016-04-28 株式会社島津製作所 容器保持機構及びこれを備えた分析装置
JP7421192B2 (ja) * 2018-07-17 2024-01-24 国立大学法人神戸大学 攪拌装置及び前処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08261899A (ja) 1996-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6299567B1 (en) Selective component agitation apparatus and method
KR970011313B1 (ko) 와동(渦動)을 일으키는 자동장치
US5632399A (en) Self-sealing reagent container and reagent container system
US8951803B2 (en) Sample analyzer and sample analyzing method
EP1816479A1 (en) Sensor device
EP0853493B1 (en) Method and apparatus for vortex mixing using centrifugal force
KR900003626A (ko) 시금 수행용 검사 카드
JPH0140649B2 (ja)
CN103674672A (zh) 分析装置及搅拌装置
JPH0663945B2 (ja) 攪拌装置
US5254315A (en) Carrier device
JP2008096223A (ja) 分析装置
US5104231A (en) Vortex mixer drive
JP3237504B2 (ja) 容器の保持機構及び該保持機構を用いた容器の攪拌装置
WO2007135921A1 (ja) 分析装置
JP2007508136A (ja) 振動するピペットを有する化学分析器用または生化学分析器用撹拌機
JPH0583298B2 (ja)
JP2010043879A (ja) 免疫分析装置
JPS6161857B2 (ja)
JP3258602B2 (ja) 反応管攪拌装置
JPH0447266A (ja) 試薬容器攪拌システム
JP2017173025A (ja) 撹拌方法、分析方法及び撹拌装置
JPH0425657Y2 (ja)
JPH09113518A (ja) 分注装置
JPH0244191Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees