JP3237115U - ベルト装着型工具ホルダー - Google Patents

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憲史 石田
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株式会社イトー
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Abstract

【課題】交換性・作業性・安全性に優れながらも、より安価に制作可能な工具ホルダーを提供することを課題とする。【解決手段】工具ホルダーを、板状のベルト掛止体10と、工具支承体20aと、蝶ネジ30により構成する。工具支承体20aは、ベルト掛止体10と同一形状のベース体60と、ベース体60に接合された工具保持部70aを備える。蝶ネジ30は、ベルト掛止体10の連結孔50と、工具支承体20aの連結孔50に羅合され、両者を着脱可能に接続する。【選択図】図1

Description

本考案は、建築作業等に用いられる工具を携帯するために、作業者の腰ベルトを通して装着することが可能な工具ホルダーに関する。
建築作業等に携わる作業者は、ハンマーやレンチ等の手動工具を携帯し、必要に応じて工具を取り出すための工具ホルダーを使用している。従来から、作業者の腰ベルトに掛止可能なベルト掛止体と、作業に用いる工具の形状に合わせた工具支承体とが一体形成された工具ホルダーが広く知られている。
工具支承体は、その形状に適合する工具しか支承することができない。そのため、一体形成された工具ホルダーは、使用中の工具と、その工具ホルダーの形状に適合しない別の工具を取り換えて携帯したい場合、工具ホルダーそのものを作業者の腰ベルトから取り外す必要があり、交換に不便なものであった。
また、一体形成された工具ホルダーは、作業者の姿勢の変化に対応して柔軟に変形することができないため、円滑な作業を妨げ、事故の原因となるおそれがあった。
上記の問題を解決するため、特開2005-88163号公報(以下、「特許文献1」という。)に、「ベルト側部材と工具側部材により構成され、ベルト側部材には係合軸を、工具側部材には該係合軸に回動自在且つ着脱自在な軸係合部が設けられ、係合軸と軸係合部を係合させることにより構成される作業用ケース」が開示されている。
特許文献1の発明によると、腰ベルトに対する工具の着脱が簡単となり、また、作業者の姿勢の変化に対応して工具ホルダーが柔軟に変形する。
特開2005-88163号公報
しかしながら、特許文献1の発明は、従来の一体形成された工具ホルダーよりも部品数が多く、構造が複雑となり、製造コストが大きいものである。
そこで、本考案は、交換性・作業性・安全性に優れながらも、より安価に製造可能な工具ホルダーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の本考案の工具ホルダーは、板状のベルト掛止体と、工具支承体と、接続機構を備え、接続機構が、ベルト掛止体と工具支承体とを着脱可能に接続し、ベルト掛止体が、作業者の腰ベルトに掛止可能なベルト通し孔を有し、工具支承体が、ベルト掛止体と同一形状のベース体と、ベース体に接合された工具保持部を備えることを特徴とする。
接続機構が、ベルト掛止体と工具支承体とを着脱可能に接続しているため、作業者は、携帯する工具を取り換えたい場合、ベルト掛止体から分離して工具支承体のみを交換することが可能となる。
また、工具支承体が、ベルト掛止体と同一形状のベース体と、ベース体に接合された工具保持部とから構成されているため、ベルト掛止体とベース体を同一の設備・工程で製造することが可能となり、両者を別々に製造する場合よりも製造コストを抑え易くなる。
さらに、ベルト掛止体とベース体は同一形状であり、当然に、ベース体もベルト通し孔を有するため、作業者は、ベルト掛止体を用いず、工具支承体を単独で装着することもできる。よって、携帯する工具の交換が必要ない場合などは、使用者の希望により、本発明に係る工具ホルダーを、従来の一体形成された工具ホルダーとして使用することも可能である。
次に、第2の本考案の工具ホルダーは、第1の本考案において、接続機構が、ベルト掛止体と工具支承体とを揺動可能に接続していることを特徴とする。
接続機構が、ベルト掛止体と工具支承体とを揺動可能に接続しているため、作業者の姿勢の変化に従って工具支承体が柔軟に揺動し、以って、作業性が向上するとともに、事故の危険性が軽減される。
第3の本考案の工具ホルダーは、第2の本考案において、ベルト掛止体及びベース体が接続孔を有し、接続機構がフック材を有し、接続機構がベルト掛止体又はベース体のいずれか一方に接合され、フック材が、ベルト掛止体又はベース体のうち接続機構が接合されていない一方の接続孔に係合することにより、ベルト掛止体と工具支承体とが接続されることを特徴とする。
ベルト掛止体及びそれと同一形状のベース体が接続孔を有し、ベルト掛止体又はベース体のいずれか一方に接合された接続機構が有するフック材が、ベルト掛止体又はベース体のうち接続機構が接合されていない一方の接続孔に係合することにより、ベルト掛止体と工具支承体が揺動可能に接続されるとともに、両者の着脱が容易となる。フック材は、作業者の意図しない状況で工具支承体が脱落することのない程度の十分な長さと強度を備えていることが好ましい。
第4の本考案の工具ホルダーは、第3の本考案において、フック材が弾性を有し、且つ、フック材の縦断面形状が略S字状であることを特徴とする。
フック材が弾性を有し、フック材の縦断面形状を略S字状に形成することで、ベルト掛止体と工具支承体の着脱を容易にしつつも、作業者の意図しない状況で工具支承体が脱落する危険性を大きく軽減することができる。
また、フック材の縦断面形状が略S字状であるため、工具支承体の揺動が滑らかとなり、作業性が一層向上する。
本考案の工具ホルダーは、ベルト掛止体を作業者の腰ベルトに装着したまま工具支承のみを交換することが可能であるとともに、工具支承体の大部分をベルト掛止体と同一の設備・工程で製造することが可能である。
本考案の第1実施形態に係る工具ホルダーの分離状態を示す正面図である。 本考案の第1実施形態に係る工具ホルダーの接続状態を示す正面図である。 本考案の第2実施形態に係る工具ホルダーの分離状態を示す正面図である。 本考案の第2実施形態に係る工具ホルダーの接続状態を示す正面図である。 本考案の実施例に係る工具ホルダーの分離状態を示す斜視図である。 本考案の実施例に係る工具ホルダーの接続状態を示す表側斜視図である。 本考案の実施例に係る工具ホルダーの接続状態を示す裏側斜視図である。
以下に、本考案の好ましい実施の形態について図を用いて説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、本考案の第1実施形態に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体10と、工具支承体20aと、工具支承体20bと、蝶ネジ30により構成される。
ベルト掛止体10は板状であり、ベルト掛止体10には、2つのベルト通し孔40と、2つの連結孔50が設けられている。
工具支承体20aは、ベース体60と、ベース体60に接合された工具保持部70aにより構成される。工具支承体20bは、ベース体60と、ベース体60に接合された工具保持部70bにより構成される。
ベース体60は、ベルト掛止体10と同一形状である。すなわち、ベース体60は、ベルト掛止体10と同大の板状であり、ベルト掛止体10と同位置に、同数のベルト通し孔40と連結孔50が設けられている。そのため、ベルト掛止体10と、ベース体60は、同一の設備・工程で製造することが可能である。
連結孔50は、蝶ネジ30と螺合可能である。
図2に示すように、本実施形態に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体10の連結孔50とベース体60の連結孔50に、接続ネジ30を螺合することで、ベルト掛止体10と、工具支承体20a又は工具支承体20bのいずれか一方を接続できる。
作業者は、ベルト掛止体10のベルト通し孔40に腰ベルト80を通すことで、本工具ホルダーを装着し、工具保持部70a又は工具保持部70bの形状と適合する工具を携帯することができる。
また、作業者は、工具支承体20aに適合する工具が不要となり、工具支承体20bに適合する工具が必要となった場合や、その逆の場合は、ベルト掛止体10を作業ベルト80から取り外さずとも、蝶ネジ30を一度取り外すことで、工具支承体20aと工具支承体20bを直接交換することができる。
さらに、上述の通り、ベース体60にもベルト通し孔40が設けられているため、作業者は、ベルト掛止体10を用いずとも、工具支承体20a及び工具支承体20bを単独で装着し、従来の一体形成された工具ホルダーとして使用することもできる。
(実施形態2)
図3に示すように、本考案の第2実施形態に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体12と、工具支承体22と、ネジ付きストッパ90と、蝶ナット100により構成される。
ベルト掛止体12は板状であり、ベルト掛止体12には、2つのベルト通し孔42と、1つの連結孔52が設けられている。
連結孔52は、ネジ付きストッパ90と嵌合可能であり、蝶ナット100は、ネジ付きストッパ90のネジ部と螺合可能である。
工具支承体22は、ベース体62と、ベース体62に接合された工具保持部72により構成される。ベース体62は、ベルト掛止体12と同一形状である。
図4に示すように、本実施形態に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体12の連結孔52とベース体62の連結孔52にネジ付きストッパ90を通し、ネジ付きストッパ90に蝶ナット100を螺合することで、ベルト掛止体12と工具支承体22とを接続できる。
作業者は、ベルト掛止体12のベルト通し孔42に腰ベルト82を通すことで、本工具ホルダーを装着し、工具保持部72の形状と適合する工具を携帯することができ、第1実施形態の場合と同様に、工具支承体22と、別の工具支承体を直接交換することができる。
また、ベルト掛止体12と工具支承体22は、一本のネジ付きストッパ90(及び蝶ナット100)により接続されており、使用時においても、揺動方向110に揺動可能である。
以下に本考案の実施例について図を用いて説明する。
図5に示すように、本考案の実施例に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体14と、工具支承体24aと、工具支承体24bと、工具支承体24cと、連結金具120により構成される。
ベルト掛止体14は板状であり、ベルト掛止体14には、2つのベルト通し孔44と、1つの連結孔54と、2つの接合孔130が設けられている。
連結金具120は、金属製のフック材140を有する。フック材140は弾性を有し、縦断面形状が略S字状となるように一体形成されている。
工具支承体24aは、ベース体64と、ベース体64に接合された工具保持部74aにより構成される。工具支承体24bは、ベース体64と、ベース体64に接合された工具保持部74bにより構成される。工具支承体24cは、ベース体64と、ベース体64に接合された工具保持部74cにより構成される。
ベース体64は、ベルト掛止体14と同一形状である。
図6及び図7に示すように、本実施例に係る工具ホルダーは、ベルト掛止体14に、接合孔130を通してリベット150により接合された連結金具120のフック材140を、ベース体64の連結孔54に差し込むことで、ベルト掛止体14と、工具支承体24a、工具支承体24b又は工具支承体24cのいずれか一つを接続できる。
作業者は、ベルト掛止体14のベルト通し孔44に腰ベルトを通すことで、本工具ホルダーを装着し、工具保持部74a、工具保持部74b又は工具保持部74cの形状と適合する工具を携帯することができる。また、携帯する工具を交換したい場合は、ベルト掛止体14を腰ベルトから取り外さずとも、フック材140を、ベース体64の連結孔54から引き抜くことで、各工具支承体を直接交換することができる。
さらに、ベルト掛止体14と、工具支承体24a、工具支承体24b又は工具支承体24cは、弾性を有するフック材140をベース体64の連結孔54に差し込むことにより接続されているため、着脱が容易であると同時に、各工具支承体は、使用時においても揺動方向112に揺動可能であり、作業者の姿勢の変化を妨げることがない。加えて、フック材140は縦断面形状が略S字状であるため、各工具支承体の揺動方向112への揺動が滑らかとなる。
一方で、連結金具120は、フック材140の折り返し部長さh1が、連結孔54の鉛直方向長さh2の約9倍となるように形成されており、且つ、フック材140は弾性を有するため、作業者の意図しない状況で工具支承体が脱落するおそれがなく、安全に使用することができる。
なお、連結金具120は、ベース体64に接合することも可能であるが、ベルト掛止体14に接合することで、ベルト掛止体14と各工具支承体の着脱が一層容易となる。
10 ベルト掛止体
12 ベルト掛止体
14 ベルト掛止体
20a 工具支承体
20b 工具支承体
22 工具支承体
24a 工具支承体
24b 工具支承体
24c 工具支承体
30 蝶ネジ
40 ベルト通し孔
42 ベルト通し孔
44 ベルト通し孔
50 連結孔
52 連結孔
54 連結孔
60 ベース体
62 ベース体
64 ベース体
70a 工具保持部
70b 工具保持部
72 工具保持部
74a 工具保持部
74b 工具保持部
74c 工具保持部
80 腰ベルト
82 腰ベルト
90 ネジ付きストッパ
100 蝶ナット
110 揺動方向
112 揺動方向
120 連結金具
130 接合孔
140 フック材
150 リベット
h1 折り返し部長さ
h2 鉛直方向長さ

Claims (4)

  1. 板状のベルト掛止体と、工具支承体と、接続機構を備える工具ホルダーであって、
    前記接続機構が、前記ベルト掛止体と前記工具支承体とを着脱可能に接続し、
    前記ベルト掛止体が、作業者の腰ベルトに掛止可能なベルト通し孔を有し、
    前記工具支承体が、前記ベルト掛止体と同一形状のベース体と、前記ベース体に接合された工具保持部を備える
    ことを特徴とする工具ホルダー。
  2. 前記接続機構が、前記ベルト掛止体と前記工具支承体とを揺動可能に接続していることを特徴とする請求項1に記載の工具ホルダー。
  3. 前記ベルト掛止体及び前記ベース体が接続孔を有し、
    前記接続機構がフック材を有し、前記接続機構が前記ベルト掛止体又は前記ベース体のいずれか一方に接合され、
    前記フック材が、前記ベルト掛止体又は前記ベース体のうち前記接続機構が接合されていない一方の接続孔に係合することにより、
    前記ベルト掛止体と前記工具支承体とが接続される
    ことを特徴とする請求項2に記載の工具ホルダー。
  4. 前記フック材が弾性を有し、且つ、前記フック材の縦断面形状が略S字状であることを特徴とする請求項3に記載の工具ホルダー。
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